JP2012076662A - 空気入りタイヤ - Google Patents
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Abstract
【課題】分割カーカス構造を有する空気入りタイヤにおいて、良好なユニフォミティーを有して乗り心地性能に優れる空気入りタイヤを提供する。
【解決手段】トレッド部1のタイヤ幅方向中央域から一方のサイドウォール部2を介して一方のビード部3にわたって延びる少なくとも1プライからなる第1カーカス部61と、トレッド部1のタイヤ幅方向中央域の第1カーカス部61とはタイヤ幅方向に離間した位置から他方のサイドウォール部2を介して他方のビード部3にわたって延びる少なくとも1プライからなる第2カーカス部62とを有するカーカス6を備え、カーカス6のタイヤ径方向内側に配設された内側ベルト層8と、カーカス6のタイヤ径方向外側に配設された外側ベルト層7とを備え、第1カーカス部61の端部61aおよび第2カーカス部62の端部62aが、内側ベルト層8と外側ベルト層7との間に位置する空気入りタイヤである。
【選択図】図1
【解決手段】トレッド部1のタイヤ幅方向中央域から一方のサイドウォール部2を介して一方のビード部3にわたって延びる少なくとも1プライからなる第1カーカス部61と、トレッド部1のタイヤ幅方向中央域の第1カーカス部61とはタイヤ幅方向に離間した位置から他方のサイドウォール部2を介して他方のビード部3にわたって延びる少なくとも1プライからなる第2カーカス部62とを有するカーカス6を備え、カーカス6のタイヤ径方向内側に配設された内側ベルト層8と、カーカス6のタイヤ径方向外側に配設された外側ベルト層7とを備え、第1カーカス部61の端部61aおよび第2カーカス部62の端部62aが、内側ベルト層8と外側ベルト層7との間に位置する空気入りタイヤである。
【選択図】図1
Description
本発明は、空気入りタイヤに関し、特に、カーカスがトレッド部でタイヤ幅方向に分割された分割カーカス構造を有する空気入りタイヤに関するものである。
近年、カーカスをトレッド部でタイヤ幅方向に分割し、カーカスコードが配設されていない中抜き部(コード切除部)をトレッド部に形成することにより、サイドウォール部の剛性を維持しつつタイヤの軽量化を実現した空気入りタイヤが提案されている。
具体的には、トレッド部の中央域から一方のサイドウォール部を介して一方のビード部にわたって延びる少なくとも1プライからなる第1カーカス部と、トレッド部の中央域の第1カーカス部とはタイヤ幅方向に離間した位置から他方のサイドウォール部を介して他方のビード部にわたって延びる少なくとも1プライからなる第2カーカス部とを備えるカーカスを有する空気入りタイヤが知られている(例えば、特許文献1、2参照)。
そして、上述したようなカーカスをトレッド部でタイヤ幅方向に分割した構造(分割カーカス構造)を有する空気入りタイヤでは、分割されたカーカスのタイヤ径方向外側に、複数層のベルト層からなるベルトをカーカスコードが配設されていない中抜き部を覆って配設することで、トレッド部を補強している。
しかし、上記特許文献1、2に記載されているような、分割されたカーカスがベルトよりもタイヤ径方向内側に設けられた空気入りタイヤでは、トレッド部の中央域に位置する第1カーカス部および第2カーカス部の端部(特に、第1カーカス部および第2カーカス部のカーカスコードの端部)が強固に固定されてはいないため、トレッド部の中央域に位置するカーカスコードの端部の位置がタイヤ製造工程中に変動することがあった。
具体的には、タイヤ成型工程において円筒ドラム上に巻かれた筒状未加硫タイヤをタイヤ径方向に拡張または収縮する際にカーカスコードの端部位置が変動したり、カーカスコードが有機繊維製コードの場合に、タイヤ加硫工程においてタイヤを加熱して加硫する際に有機繊維製コードの熱収縮によりカーカスコードの端部位置が変動したりすることがあった。
そのため、分割されたカーカスがベルトよりもタイヤ径方向内側に設けられた従来の空気入りタイヤには、タイヤ製造工程中のカーカスコードの端部位置の変動によりカーカスコードの端部位置のタイヤ周方向のバラツキが大きくなり、タイヤのユニフォミティー、特にラジアルフォースバリエーション(RFV)が悪化して、乗り心地性能が低下するという問題があった。
そこで、本発明は、分割カーカス構造を有する空気入りタイヤのタイヤ製造工程中のカーカスコードの端部位置の変動を抑制することにより、良好なユニフォミティーを有して乗り心地性能に優れる空気入りタイヤを提供することを目的とする。
この発明は、上記課題を有利に解決することを目的とするものであり、本発明の空気入りタイヤは、トレッド部のタイヤ幅方向中央域から一方のサイドウォール部を介して一方のビード部にわたって延びる少なくとも1プライからなる第1カーカス部と、トレッド部のタイヤ幅方向中央域の第1カーカス部とはタイヤ幅方向に離間した位置から他方のサイドウォール部を介して他方のビード部にわたって延びる少なくとも1プライからなる第2カーカス部とを有するカーカスを備える空気入りタイヤであって、タイヤ赤道面に対し所定の傾斜角度で配列されたコードをゴム被覆してなり、前記カーカスのタイヤ径方向内側に配設された内側ベルト層と、タイヤ赤道面に対し所定の傾斜角度で配列されたコードをゴム被覆してなり、前記カーカスのタイヤ径方向外側に配設された外側ベルト層とを備え、前記トレッド部のタイヤ幅方向中央域に位置する前記第1カーカス部の端部および前記第2カーカス部の端部が、内側ベルト層と外側ベルト層との間に位置することを特徴とする。このように、カーカスが第1カーカス部と第2カーカス部とに分割された分割カーカス構造を有する空気入りタイヤにおいて、トレッド部のタイヤ幅方向中央域に位置する第1カーカス部の端部と第2カーカス部の端部との双方を内側ベルト層および外側ベルト層で挟み込めば、タイヤ製造工程中の第1カーカス部の端部位置および第2カーカス部の端部位置(第1カーカス部および第2カーカス部のカーカスコードの端部位置)の変動を抑制することができる。従って、良好なユニフォミティーを有して乗り心地性能に優れる空気入りタイヤを提供することができる。
なお、本発明において、「トレッド部のタイヤ幅方向中央域」とは、タイヤ赤道面を中心としてトレッド幅の4/5の領域を指し、「所定の傾斜角度」とは、10〜30°の範囲内の任意の角度を指す。
なお、本発明において、「トレッド部のタイヤ幅方向中央域」とは、タイヤ赤道面を中心としてトレッド幅の4/5の領域を指し、「所定の傾斜角度」とは、10〜30°の範囲内の任意の角度を指す。
ここで、本発明の空気入りタイヤは、前記トレッド部のタイヤ幅方向中央域に位置する前記第1カーカス部の端部と前記第2カーカス部の端部との間のタイヤ幅方向距離が、前記外側ベルト層のタイヤ幅方向寸法の0.2倍以上0.8倍以下であることが好ましい。第1カーカス部の端部と第2カーカス部の端部との間のタイヤ幅方向距離W1を、外側ベルト層のタイヤ幅方向寸法W2の0.2倍以上(0.2×W2≦W1)とすれば、タイヤを十分に軽量化することができると共に、トレッド部のタイヤ半径方向の剛性を低下させて乗り心地性能を更に向上させることができるからである。また、第1カーカス部の端部と第2カーカス部の端部との間のタイヤ幅方向距離W1を、外側ベルト層のタイヤ幅方向寸法W2の0.8倍以下(W1≦0.8×W2)とすれば、十分なタイヤ幅方向長さの第1カーカス部および第2カーカス部を外側ベルト層および内側ベルト層で挟みこんで、タイヤ製造工程中のカーカスコードの端部位置の変動を更に抑制することができるからである。
また、本発明の空気入りタイヤは、前記外側ベルト層、前記内側ベルト層および前記第1カーカス部がタイヤ径方向に重なっている部分のタイヤ幅方向寸法が、前記外側ベルト層のタイヤ幅方向寸法の0.1倍以上0.4倍以下であり、前記外側ベルト層、前記内側ベルト層および前記第2カーカス部がタイヤ径方向に重なっている部分のタイヤ幅方向寸法が、前記外側ベルト層のタイヤ幅方向寸法の0.1倍以上0.4倍以下であることが好ましい。外側ベルト層と内側ベルト層と第1カーカス部とが重なっている部分のタイヤ幅方向寸法W3、並びに、外側ベルト層と内側ベルト層と第2カーカス部とが重なっている部分のタイヤ幅方向寸法W4を、外側ベルト層のタイヤ幅方向寸法W2の0.1倍以上(0.1×W2≦W3,W4)とすれば、十分なタイヤ幅方向長さの第1カーカス部および第2カーカス部を外側ベルト層および内側ベルト層で挟みこんで、タイヤ製造工程中のカーカスコードの端部位置の変動を更に抑制することができるからである。また、外側ベルト層と内側ベルト層と第1カーカス部とが重なっている部分のタイヤ幅方向寸法W3、並びに、外側ベルト層と内側ベルト層と第2カーカス部とが重なっている部分のタイヤ幅方向寸法W4を、外側ベルト層のタイヤ幅方向寸法W2の0.4倍以下(W3,W4≦0.4×W2)とすれば、タイヤを十分に軽量化することができると共に、トレッド部のタイヤ半径方向の剛性を低下させて乗り心地性能を更に向上させることができるからである。
更に、本発明の空気入りタイヤは、前記外側ベルト層のコードおよび前記内側ベルト層のコードの少なくとも一方が有機繊維製のコードであることが好ましい。外側ベルト層のコードおよび内側ベルト層のコードの少なくとも一方を有機繊維製コードとすれば、外側ベルト層のコードおよび内側ベルト層のコードの双方をステンレスコードとした場合と比較して、タイヤを軽量化することができると共に、トレッド部のタイヤ半径方向の剛性を低下させて乗り心地性能を更に向上させることができるからである。
また、本発明の空気入りタイヤは、前記外側ベルト層のコードがスチールコードよりなり、前記内側ベルト層のコードが有機繊維製のコードよりなることが好ましい。外側ベルト層のコードをスチールコードとし、内側ベルト層のコードを有機繊維製のコードとすれば、外側ベルト層のコードを有機繊維製のコードとし、内側ベルト層のコードをスチールコードとした場合と比べて、タイヤのコーナリングパワーを大きくすることができるからである。なぜなら、トレッドゴムと接する外側のベルト層の引張剛性を高く設定することで、スリップアングルが付いた時に、トレッドゴムが接するベルトコードが変形し難くなるため、トレッドゴム変形により発現される横力(コーナリングフォース)を大きくできるからである。
更に、本発明の空気入りタイヤは、前記第1カーカス部および前記第2カーカス部を構成するプライ中のカーカスコードが有機繊維製のコードであることが好ましい。カーカスコードが有機繊維製のコードの場合、タイヤ加硫工程において有機繊維製コードが熱収縮するので、第1カーカス部のカーカスコードの端部位置および第2カーカス部のカーカスコードの端部位置が特に変動し易いからである。
そして、本発明の空気入りタイヤは、前記外側ベルト層のコードと前記内側ベルト層のコードとが相互に交差していることが好ましい。外側ベルト層のコードと内側ベルト層のコードとをタイヤ赤道面を挟んで相互に交差させ、外側ベルト層と内側ベルト層とで交錯ベルトを形成すれば、所望のコーナリングパワーを発現するためのベルト剛性を確保することができる。
本発明によれば、分割カーカス構造を有する空気入りタイヤのタイヤ製造工程中のカーカスコードの端部位置の変動を抑制して、良好なユニフォミティーを有して乗り心地性能に優れる空気入りタイヤを提供することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。本発明の空気入りタイヤの一例は、タイヤ幅方向断面を図1に示すように、トレッド部1のタイヤ幅方向中央域(即ち、タイヤ赤道面Eを中心としてトレッド幅の4/5の領域)から一方(図1では右側)のサイドウォール部2を介して一方(図1では右側)のビード部3にわたって延びる1プライからなる第1カーカス部61と、トレッド部1のタイヤ幅方向中央域の第1カーカス部61の端部61aとはタイヤ幅方向に離間した位置から他方(図1では左側)のサイドウォール部2を介して他方(図1では左側)のビード部3にわたって延びる1プライからなる第2カーカス部62とで構成されたカーカス6を備えている。そして、第1カーカス部61および第2カーカス部62はそれぞれ、ビード部3内に埋設されたビードコア4の周りに折り返すことで係止されている。
また、この一例の空気入りタイヤ10は、カーカス6のタイヤ径方向外側に配設された外側ベルト層7と、カーカス6のタイヤ径方向内側に配設された内側ベルト層8とをトレッド部1に備えている。従って、この空気入りタイヤ10では、トレッド部1のタイヤ幅方向中央域に位置する第1カーカス部61の端部61aおよび第2カーカス部62の端部62aが、外側ベルト層7と内側ベルト層8との間に位置している。即ち、空気入りタイヤ10の第1カーカス部61のトレッド部1側の一部および第2カーカス部62のトレッド部1側の一部は、外側ベルト層7と内側ベルト層8とで挟まれている。
更に、空気入りタイヤ10は、ビード部3のビードコア4のタイヤ径方向外方に、タイヤ径方向外方に向けて厚みが漸減する断面略三角形のスティフナーゴム5を有している。また、空気入りタイヤ10のトレッド部1には、図1では2本の周方向溝11が形成されている。
なお、この空気入りタイヤ10では、ビードコア4、スティフナーゴム5、第1カーカス部61、第2カーカス部62、外側ベルト層7および内側ベルト層8は、特に限定されることなく、タイヤ赤道面Eを挟んで対称となるように(図1では左右対称に)配設されている。
ここで、カーカス6を構成する第1カーカス部61および第2カーカス部62は、タイヤ赤道面Eに対して90°の角度となるように配列した有機繊維製のカーカスコードをゴム被覆したラジアルカーカスプライよりなる。従って、第1カーカス部61の端部位置および第2カーカス部62の端部位置は、カーカスコードの端部位置と略等しくなる。なお、図1では第1カーカス部61および第2カーカス部62のプライ数が1プライの場合を示しているが、本発明の空気入りタイヤでは、プライ数は必要に応じて2プライ以上とすることができる。また、本発明の空気入りタイヤでは、カーカスコードとしてスチールコードを用いても良い。
そして、トレッド部1の中央域に位置する第1カーカス部61の端部61aと第2カーカス部62の端部62aとは、タイヤ幅方向に距離W1だけ離れている。従って、この空気入りタイヤ10は、カーカス6がトレッド部1でタイヤ幅方向に分割された所謂「分割カーカス構造」を有している。
外側ベルト層7および内側ベルト層8は、タイヤ赤道面Eに対し所定の傾斜角度(例えば、10〜30°)で配列したコードをゴム被覆したものである。そして、この空気入りタイヤ10では、外側ベルト層7のタイヤ幅方向寸法W2は内側ベルト層8のタイヤ幅方向寸法よりも小さい。なお、図1ではベルト層として外側ベルト層7および内側ベルト層8のみを配設した場合を示しているが、本発明の空気入りタイヤでは、外側ベルト層7のタイヤ径方向外方または内側ベルト層8のタイヤ径方向内方にベルト層や補強層を更に配設しても良い。
ここで、外側ベルト層7および内側ベルト層8のコードとしては、有機繊維製のコードやスチールコードを用いることができる。そして、外側ベルト層7のコードおよび内側ベルト層8コードは、特に限定されることなく、タイヤ赤道面Eを挟んで相互に交差するように配列されていることが好ましい。外側ベルト層7のコードと内側ベルト層8コードとをタイヤ赤道面Eを挟んで交差させ、外側ベルト層7と内側ベルト層8とで交錯ベルトを構成すれば、所望のコーナリングパワーを発現するためのベルト剛性を確保することができる。
そして、この一例の空気入りタイヤ10によれば、分割カーカス構造を有しており、トレッド部1に、カーカスコードが配設されていない領域(カーカスの中抜き部)が存在しているので、トレッド部からサイドウォール部を介してビード部にわたってトロイド状に延びるカーカスを配設した従来の空気入りタイヤと比較して、タイヤを軽量化することができる。また、トレッド部1のタイヤ半径方向の剛性を低下させることにより、凹凸路面等の走行時における上下方向の振動を低減させて乗り心地性能を向上させることができる。
更に、この一例の空気入りタイヤ10では、トレッド部1のタイヤ幅方向中央域に位置する第1カーカス部61の端部61aと第2カーカス部62の端部62aとの双方が外側ベルト層7および内側ベルト層8で挟まれているので、タイヤ製造工程中に、第1カーカス部61のカーカスコードの端部位置および第2カーカス部62のカーカスコードの端部位置が自由に変動し難い。具体的には、円筒ドラム上にインナーライナー(図示せず)、内側ベルト層8、カーカス6(第1カーカス部61および第2カーカス部62)、外側ベルト層7およびトレッドゴム等を順次積層した筒状の未加硫タイヤを成型する際に、筒状未加硫タイヤをタイヤ径方向に拡張または収縮させても、第1カーカス部61の端部61aおよび第2カーカス部62の端部62aが外側ベルト層7および内側ベルト層8により挟持されているので、第1カーカス部61、外側ベルト層7および内側ベルト層8、並びに、第2カーカス部62が連続した1プライのように振舞い、カーカスコードの端部位置が変動し難い。また、未加硫タイヤを加硫する際に、有機繊維製のカーカスコードが熱収縮しても、第1カーカス部61の端部61aおよび第2カーカス部62の端部62aが外側ベルト層7および内側ベルト層8によって適度に拘束されるので、カーカスコードの端部位置が変動し難い。
従って、この一例の空気入りタイヤ10によれば、タイヤ製造工程中のカーカスコードの端部位置の自由な変動を抑制し、良好なユニフォミティー(特に、ラジアルフォースバリエーション)および優れた乗り心地性能を実現することができる。
ここで、本発明の空気入りタイヤでは、第1カーカス部61の端部61aと第2カーカス部62の端部62aとの間のタイヤ幅方向距離W1を、幅狭のベルト層である外側ベルト層7のタイヤ幅方向寸法W2の0.2倍以上0.8倍以下(0.2×W2≦W1≦0.8×W2)とすることが好ましい。タイヤ幅方向距離W1をタイヤ幅方向寸法W2の0.2倍以上とすれば、トレッド部1のカーカスコードが配設されていない領域を十分な大きさとして、空気入りタイヤ10を十分に軽量化することができると共に、トレッド部1のタイヤ半径方向の剛性を低下させて乗り心地性能を更に向上させることができるからである。また、タイヤ幅方向距離W1をタイヤ幅方向寸法W2の0.8倍以下とすれば、外側ベルト層7および内側ベルト層8で挟み込まれる第1カーカス部61および第2カーカス部の長さを十分な長さとして、タイヤ製造工程中のカーカスコードの端部位置の変動を更に抑制することができるからである。
また、本発明の空気入りタイヤでは、外側ベルト層7、内側ベルト層8および第1カーカス部61がタイヤ径方向に重なっている部分(即ち、外側ベルト層7および内側ベルト層8で挟持されている第1カーカス部61の一部)のタイヤ幅方向寸法W3が、幅狭のベルト層である外側ベルト層7のタイヤ幅方向寸法W2の0.1倍以上0.4倍以下であることが好ましい(0.1×W2≦W3≦0.4×W2)。また、外側ベルト層7、内側ベルト層8および第2カーカス部62がタイヤ径方向に重なっている部分(即ち、外側ベルト層7および内側ベルト層8で挟持されている第2カーカス部62の一部)のタイヤ幅方向寸法W4が、幅狭のベルト層である外側ベルト層7のタイヤ幅方向寸法W2の0.1倍以上0.4倍以下であることが好ましい(0.1×W2≦W4≦0.4×W2)。タイヤ幅方向寸法W3,W4を外側ベルト層7のタイヤ幅方向寸法W2の0.1倍以上とすれば、外側ベルト層7および内側ベルト層8で挟み込まれる第1カーカス部61および第2カーカス部の長さを十分な長さとして、タイヤ製造工程中のカーカスコードの端部位置の変動を更に抑制することができるからである。また、タイヤ幅方向寸法W3,W4を外側ベルト層7のタイヤ幅方向寸法W2の0.4倍以下とすれば、トレッド部1のカーカスコードが配設されていない領域を十分な大きさとして、空気入りタイヤ10を十分に軽量化することができると共に、トレッド部1のタイヤ半径方向の剛性を低下させて乗り心地性能を更に向上させることができるからである。
なお、本発明の空気入りタイヤにおいて、タイヤ幅方向距離W1およびタイヤ幅方向寸法W2〜W4は、例えば、タイヤを適用リムに装着し、所定空気圧とした無負荷状態で測定することができる。ここで、「適用リム」とは、タイヤが生産され、使用される地域に有効な産業規格であって、日本ではJATMA(日本自動車タイヤ協会) YEAR BOOK、欧州ではETRTO(European Tyre and Rim Technical Organisation) STANDARD MANUAL、米国ではTRA(THE TIRE and RIM ASSOCIATION INC.)YEAR BOOK等に規定されたリムを指し、「所定空気圧」とは、適用サイズのタイヤにおけるJATMA等の規格のタイヤ最大負荷能力に対応する空気圧(最高空気圧)を指す。
また、本発明の空気入りタイヤでは、外側ベルト層7のコードおよび内側ベルト層8のコードの少なくとも一方を有機繊維製のコードとすることが好ましく、外側ベルト層7のコードをスチールコードとし、内側ベルト層8のコードを有機繊維製のコードとすることが更に好ましい。外側ベルト層7のコードおよび内側ベルト層8のコードの少なくとも一方を有機繊維製コードとすれば、外側ベルト層7のコードおよび内側ベルト層8のコードの双方をステンレスコードとした場合と比較して、タイヤを軽量化することができると共に、トレッド部1のタイヤ半径方向の剛性を低下させて乗り心地性能を更に向上させることができるからである。また、外側ベルト層7のコードをスチールコードとし、内側ベルト層8のコードを有機繊維製のコードとすれば、外側ベルト層のコードを有機繊維製のコードとし、内側ベルト層のコードをスチールコードとした場合と比べて、タイヤのコーナリングパワーを大きくすることができるからである。なぜなら、トレッドゴムと接する外側のベルト層の引張剛性を高く設定することで、スリップアングルが付いた時に、トレッドゴムが接するベルトコードが変形し難くなるため、トレッドゴム変形により発現される横力(コーナリングフォース)を大きくできるからである。
以上、図面を参照して本発明の実施形態を説明したが、本発明の空気入りタイヤは上述した一例に限定されることは無く、本発明の空気入りタイヤには適宜変更を加えることができる。
以下、実施例により本発明を更に詳細に説明するが、本発明は下記の実施例に何ら限定されるものではない。
(実施例1)
表1に示す諸元で、図1に示すような構成を有する、サイズが205/55R16の空気入りタイヤを試作し、下記の方法で性能評価を行った。結果を表1に示す。なお、カーカスコードにはポリエステル製コードを用いた。また、外側ベルト層7のコードおよび内側ベルト層8のコードは、赤道面Eを挟んで互いに交差させ、赤道面Eに対するコードの傾斜角度は26°とした。
表1に示す諸元で、図1に示すような構成を有する、サイズが205/55R16の空気入りタイヤを試作し、下記の方法で性能評価を行った。結果を表1に示す。なお、カーカスコードにはポリエステル製コードを用いた。また、外側ベルト層7のコードおよび内側ベルト層8のコードは、赤道面Eを挟んで互いに交差させ、赤道面Eに対するコードの傾斜角度は26°とした。
(実施例2〜5)
諸元を表1に示すように変更した以外は実施例1と同様にして空気入りタイヤを作製し、実施例1と同様の方法で性能評価を行った。結果を表1に示す。
諸元を表1に示すように変更した以外は実施例1と同様にして空気入りタイヤを作製し、実施例1と同様の方法で性能評価を行った。結果を表1に示す。
(従来例1)
表1に示す諸元で、図2(a)に示すような、カーカス6が連続した1プライからなり、内側ベルト層8’および外側ベルト層7’の双方がカーカス6のタイヤ径方向外方に配設された構成を有する、サイズが205/55R16の空気入りタイヤ20を試作し、実施例1と同様の方法で性能評価を行った。なお、カーカスコードにはポリエステル製コードを用いた。また、外側ベルト層7’のコードおよび内側ベルト層8’のコードは、赤道面Eを挟んで互いに交差させ、赤道面Eに対するコードの傾斜角度は26°とした。
表1に示す諸元で、図2(a)に示すような、カーカス6が連続した1プライからなり、内側ベルト層8’および外側ベルト層7’の双方がカーカス6のタイヤ径方向外方に配設された構成を有する、サイズが205/55R16の空気入りタイヤ20を試作し、実施例1と同様の方法で性能評価を行った。なお、カーカスコードにはポリエステル製コードを用いた。また、外側ベルト層7’のコードおよび内側ベルト層8’のコードは、赤道面Eを挟んで互いに交差させ、赤道面Eに対するコードの傾斜角度は26°とした。
(比較例1)
表1に示す諸元で、図2(b)に示すような、カーカス6が分割カーカス構造を有し、内側ベルト層8’および外側ベルト層7’の双方がカーカス6のタイヤ径方向外方に配設された構成を有する、サイズが205/55R16の空気入りタイヤ30を試作し、実施例1と同様の方法で性能評価を行った。なお、カーカスコードにはポリエステル製コードを用いた。また、外側ベルト層7’のコードおよび内側ベルト層8’のコードは、赤道面Eを挟んで互いに交差させ、赤道面Eに対するコードの傾斜角度は26°とした。
表1に示す諸元で、図2(b)に示すような、カーカス6が分割カーカス構造を有し、内側ベルト層8’および外側ベルト層7’の双方がカーカス6のタイヤ径方向外方に配設された構成を有する、サイズが205/55R16の空気入りタイヤ30を試作し、実施例1と同様の方法で性能評価を行った。なお、カーカスコードにはポリエステル製コードを用いた。また、外側ベルト層7’のコードおよび内側ベルト層8’のコードは、赤道面Eを挟んで互いに交差させ、赤道面Eに対するコードの傾斜角度は26°とした。
<ユニフォミティー(RFV)>
作製したタイヤを、サイズ6×16インチ のリムに装着し、空気圧200kPa、荷重4kNの条件下、JIS D4233に準拠したRFV(ラジアルフォースバリエーション)測定装置を用いて空気入りタイヤのRFVを測定した。そして、従来例1のタイヤのRFVを100として指数評価した。表中、指数が小さいほどRFVが小さく、良好なユニフォミティーを有していることを示す。
<乗り心地性能>
作製したタイヤを、実験車両(リム:6×16インチに装着し、内圧を200kPaとした。そして、熟練したテストドライバーがテストコースを走行し、乗り心地性能(振動乗り心地性能)のフィーリング評価を行った。そして、従来例1のタイヤの乗り心地性能を100として指数評価した。表中、指数が大きいほど乗り心地性能が優れていることを示す。
作製したタイヤを、サイズ6×16インチ のリムに装着し、空気圧200kPa、荷重4kNの条件下、JIS D4233に準拠したRFV(ラジアルフォースバリエーション)測定装置を用いて空気入りタイヤのRFVを測定した。そして、従来例1のタイヤのRFVを100として指数評価した。表中、指数が小さいほどRFVが小さく、良好なユニフォミティーを有していることを示す。
<乗り心地性能>
作製したタイヤを、実験車両(リム:6×16インチに装着し、内圧を200kPaとした。そして、熟練したテストドライバーがテストコースを走行し、乗り心地性能(振動乗り心地性能)のフィーリング評価を行った。そして、従来例1のタイヤの乗り心地性能を100として指数評価した。表中、指数が大きいほど乗り心地性能が優れていることを示す。
実施例1〜5、並びに、従来例1および比較例1より、外側ベルト層および内側ベルト層で第1カーカス部の端部および第2カーカス部の端部を挟み込めば、良好なユニフォミティーを有して乗り心地性能に優れる空気入りタイヤを提供し得ることが分かる。また、実施例1〜3および実施例4〜5より、W1/W2を0.41〜0.79とした空気入りタイヤでは、ユニフォミティーおよび乗り心地性能が更に向上することが分かる。
(実施例6〜7)
諸元を表2に示すように変更した以外は実施例1と同様にして空気入りタイヤを作製し、実施例1と同様の方法でユニフォミティーおよび乗り心地性能の評価を行うと共に、下記の方法でコーナリングパワーを測定した。結果を表2に示す。
諸元を表2に示すように変更した以外は実施例1と同様にして空気入りタイヤを作製し、実施例1と同様の方法でユニフォミティーおよび乗り心地性能の評価を行うと共に、下記の方法でコーナリングパワーを測定した。結果を表2に示す。
<コーナリングパワー>
作製したタイヤを、サイズ6×16インチのリムに装着し、空気圧200kPa、荷重4kNの条件下、JIS D4230に規定のドラム試験機でコーナリングパワーを測定した。測定は、速度30km/h、スリップアングルを−1〜+1(deg)まで変化させた時のスリップアングルとコーナリングフォースの特性曲線より、スリップアングルが0(deg)時の接線傾きをコーナリングパワーとして行い、タイヤ回転方向は正転・逆転の両方を計測してその平均値で比較した。そして、実施例6のタイヤのコーナリングパワーを100として指数評価した。表中、指数が大きいほどコーナリングパワーが大きいことを示す。
作製したタイヤを、サイズ6×16インチのリムに装着し、空気圧200kPa、荷重4kNの条件下、JIS D4230に規定のドラム試験機でコーナリングパワーを測定した。測定は、速度30km/h、スリップアングルを−1〜+1(deg)まで変化させた時のスリップアングルとコーナリングフォースの特性曲線より、スリップアングルが0(deg)時の接線傾きをコーナリングパワーとして行い、タイヤ回転方向は正転・逆転の両方を計測してその平均値で比較した。そして、実施例6のタイヤのコーナリングパワーを100として指数評価した。表中、指数が大きいほどコーナリングパワーが大きいことを示す。
実施例6および7より、外側ベルト層のコードをスチールコードとし、内側ベルト層のコードを有機繊維製コードとすれば、コーナリングパワーを増加させ得ることが分かる。
本発明によれば、分割カーカス構造を有する空気入りタイヤのタイヤ製造工程中のカーカスコードの端部位置の変動を抑制して、良好なユニフォミティーを有して乗り心地性能に優れる空気入りタイヤを提供することができる。
1 トレッド部
2 サイドウォール部
3 ビード部
4 ビードコア
5 スティフナーゴム
6 カーカス
7、7’ 外側ベルト層
8、8’ 内側ベルト層
10 空気入りタイヤ
20 空気入りタイヤ
30 空気入りタイヤ
61 第1カーカス部
61a 端部
62 第2カーカス部
62a 端部
2 サイドウォール部
3 ビード部
4 ビードコア
5 スティフナーゴム
6 カーカス
7、7’ 外側ベルト層
8、8’ 内側ベルト層
10 空気入りタイヤ
20 空気入りタイヤ
30 空気入りタイヤ
61 第1カーカス部
61a 端部
62 第2カーカス部
62a 端部
Claims (5)
- トレッド部のタイヤ幅方向中央域から一方のサイドウォール部を介して一方のビード部にわたって延びる少なくとも1プライからなる第1カーカス部と、トレッド部のタイヤ幅方向中央域の第1カーカス部とはタイヤ幅方向に離間した位置から他方のサイドウォール部を介して他方のビード部にわたって延びる少なくとも1プライからなる第2カーカス部とを有するカーカスを備える空気入りタイヤであって、
タイヤ赤道面に対し所定の傾斜角度で配列されたコードをゴム被覆してなり、前記カーカスのタイヤ径方向内側に配設された内側ベルト層と、
タイヤ赤道面に対し所定の傾斜角度で配列されたコードをゴム被覆してなり、前記カーカスのタイヤ径方向外側に配設された外側ベルト層と、
を備え、
前記トレッド部のタイヤ幅方向中央域に位置する前記第1カーカス部の端部および前記第2カーカス部の端部が、内側ベルト層と外側ベルト層との間に位置することを特徴とする、空気入りタイヤ。 - 前記トレッド部のタイヤ幅方向中央域に位置する前記第1カーカス部の端部と前記第2カーカス部の端部との間のタイヤ幅方向距離が、前記外側ベルト層のタイヤ幅方向寸法の0.2倍以上0.8倍以下であることを特徴とする、請求項1に記載の空気入りタイヤ。
- 前記外側ベルト層、前記内側ベルト層および前記第1カーカス部がタイヤ径方向に重なっている部分のタイヤ幅方向寸法が、前記外側ベルト層のタイヤ幅方向寸法の0.1倍以上0.4倍以下であり、
前記外側ベルト層、前記内側ベルト層および前記第2カーカス部がタイヤ径方向に重なっている部分のタイヤ幅方向寸法が、前記外側ベルト層のタイヤ幅方向寸法の0.1倍以上0.4倍以下であることを特徴とする、請求項1または2に記載の空気入りタイヤ。 - 前記外側ベルト層のコードおよび前記内側ベルト層のコードの少なくとも一方が有機繊維製のコードであることを特徴とする、請求項1〜3の何れかに記載の空気入りタイヤ。
- 前記外側ベルト層のコードがスチールコードよりなり、前記内側ベルト層のコードが有機繊維製のコードよりなることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の空気入りタイヤ。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012240373A (ja) * | 2011-05-23 | 2012-12-10 | Toyo Tire & Rubber Co Ltd | 空気入りラジアルタイヤの製造方法 |
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WO2014054584A1 (ja) * | 2012-10-03 | 2014-04-10 | 横浜ゴム株式会社 | 空気入りタイヤ |
-
2010
- 2010-10-04 JP JP2010225124A patent/JP2012076662A/ja not_active Withdrawn
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US9895934B2 (en) | 2012-10-03 | 2018-02-20 | The Yokohama Rubber Co., Ltd. | Pneumatic tire |
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