JP2012060292A - 画像処理装置、画像選択方法、及び、プログラム - Google Patents
画像処理装置、画像選択方法、及び、プログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2012060292A JP2012060292A JP2010199695A JP2010199695A JP2012060292A JP 2012060292 A JP2012060292 A JP 2012060292A JP 2010199695 A JP2010199695 A JP 2010199695A JP 2010199695 A JP2010199695 A JP 2010199695A JP 2012060292 A JP2012060292 A JP 2012060292A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- face
- images
- unit
- evaluation value
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Studio Devices (AREA)
- Image Analysis (AREA)
- Processing Or Creating Images (AREA)
- Image Processing (AREA)
- Television Signal Processing For Recording (AREA)
Abstract
【解決手段】撮像装置100であって、特定の人物を含む複数の人が存する複数の画像を連続して撮像することにより取得する画像取得部6aと、特定の人物が有する特徴部(顔画像)を優先度と対応付けて複数の人物について記憶した人物登録DB7(第1登録テーブルT1)と、画像取得部により取得された複数の画像において、人物登録に記憶された優先度に基づいて特徴部(顔画像)を夫々検出する顔検出部5と、この顔検出部によって夫々検出された特徴部(顔画像)を、第1登録テーブルに記憶されている特徴部(顔画像)に基づいて夫々笑顔度を評価し、評価値を算出する評価値算出部b1と、この評価値算出部によって算出された評価値に基づいて記録すべき撮像画像を選択する画像選択部6bとを備える。
【選択図】図1
Description
特定の人物を含む複数の人が存する複数の画像を連続して撮像することにより取得する取得手段と、前記特定の人物が有する特徴部を優先度と対応付けて複数の人物について記憶した特徴部記憶手段と、前記取得手段により取得された複数の画像において、前記特徴部記憶手段に記憶された優先度に基づいて特徴部を夫々検出する検出手段と、この検出手段によって夫々検出された特徴部を、前記記憶手段に記憶されている特徴部に基づいて夫々評価し、評価値を算出する算出手段と、この算出手段によって算出された評価値に基づいて記録すべき撮像画像を選択する選択手段と、を備えたことを特徴としている。
前記算出手段は、前記特徴部記憶手段に記憶された複数の人物毎に評価値を算出し、前記選択手段は、この算出された評価値に基づいて、前記夫々の撮像画像から人物を含む画像領域を抽出する抽出手段と、この抽出手段によって抽出された画像領域を合成する画像合成手段と、を含むことにより、記録すべき撮像画像を選択することを特徴としている。
特定の人物を含む複数の人が存する複数の画像を連続して撮像することにより取得する取得ステップと、予め前記特定の人物が有する特徴部を優先度と対応付けて複数の人物について記憶したメモリから優先度を読出し、前記取得ステップにて取得された複数の画像において、この優先度に基づいて特徴部を夫々検出する検出ステップと、この検出ステップにて夫々検出された特徴部を、前記メモリに記憶されている特徴部に基づいて夫々評価し、評価値を算出する算出ステップと、この算出ステップにて算出された評価値に基づいて記録すべき撮像画像を選択する選択ステップと、を含むことを特徴としている。
予め前記特定の人物が有する特徴部を優先度と対応付けて複数の人物について記憶したメモリを備える画像処理装置のコンピュータを、特定の人物を含む複数の人が存する複数の画像を連続して撮像することにより取得する取得手段、この取得手段により取得された複数の画像において、前記メモリに記憶された優先度に基づいて特徴部を夫々検出する検出手段、この検出手段によって夫々検出された特徴部を、前記メモリに記憶されている特徴部に基づいて夫々評価し、評価値を算出する算出手段、この算出手段によって算出された評価値に基づいて記録すべき撮像画像を選択する選択手段、として機能させることを特徴としている。
実施形態1の撮像装置100は、連続して撮像された複数の撮像画像の中で、予め用意された人物登録データベースに登録されている特定の人物の特徴部(顔)の評価値が高い撮像画像を選択し、この選択された撮像画像を記録画像として記録媒体に記録させる。
以下、上記の方法を具体的に記載する。
図1は、実施形態1における撮像装置100の概略構成を示すブロック図である。同図に示すように、撮像装置100は、撮像部1と、撮像制御部2と、画像データ生成部3と、メモリ4と、顔検出部5と、画像処理部6と、人物登録データベース(DB)7と、記録制御部8と、表示制御部9と、表示部10と、操作入力部11と、中央制御部12とを備えている。
レンズ部1aは、ズームレンズやフォーカスレンズ等の複数のレンズから構成されている。
電子撮像部1bは、例えば、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal-oxide Semiconductor)等のイメージセンサから構成され、レンズ部1aの各種レンズを通過した光学像を二次元の画像信号に変換する。
なお、図示は省略するが、撮像部1は、レンズ部1aを通過する光の量を調整する絞りを備えていても良い。
ここで、被写体とは、所定の背景内に存する特定の人物を含む複数の人(図4(a)等参照)のことである。具体的には、人物登録DB7に登録されている第1登録テーブルT1(図2参照)の顔登録フラグが「ON」となっている人物(例えば、「A」や「B」等)を特定の人物とし、当該特定の人物の少なくとも一人と特定の人物以外の少なくとも一人(例えば、「C」、「D」等)とを被写体としている。
なお、撮像画像Pa1〜Panは、複数の静止画像であっても良いし、動画像を構成する複数の画像フレームであっても良い。
ここで、撮像画像Pの画像フレーム内から人の顔が検出された場合には、撮像制御部2は、当該顔が含まれる領域をAF(自動合焦処理)やAE(自動露出処理)やAWB(自動ホワイトバランス)の基準領域として、AF(自動合焦処理)やAE(自動露出処理)やAWB(自動ホワイトバランス)等を行うようにしても良い。
カラープロセス回路から出力される輝度信号Y及び色差信号Cb,Crは、図示しないDMAコントローラを介して、バッファメモリとして使用されるメモリ4にDMA転送される。
即ち、顔検出部5は、複数(例えば、n枚)の撮像画像Pa1〜Panの画像フレームの各々について、当該画像フレーム内から特定の人物を含む複数の人の顔を特徴部として検出する。具体的には、例えば、顔検出部5は、撮像部1によるライブビュー画像の撮像により生成された複数の撮像画像P、…の画像フレームをメモリ4から逐次取得して、各画像フレーム内から顔画像領域を検出し、検出された各領域内から目、鼻、口等に相当する顔パーツを逐次検出する。なお、顔検出処理は、公知の技術であるので、ここでは詳細な説明を省略する。
そして、顔検出部5は、各撮像画像P(例えば、撮像画像Pa1等)から検出された人の顔が、人物登録DB7の第1登録テーブルT1に顔登録フラグが登録されている特定の人物(例えば、「A」等)の顔画像と一致するか否かを判定する。具体的には、顔検出部5は、例えば、第1登録テーブルT1を参照して、顔登録フラグが登録されている特定の人物の顔画像をテンプレートとして取得する。そして、顔検出部5は、複数の撮像画像P、…の各々について、特定の人物のテンプレートとして取得した顔画像が検出された顔と一致するか否かを判定する。顔検出部5は、当該判定の結果、テンプレートとして取得した顔画像と一致すると判定された顔を特定の人物の顔と認識する。
このように、顔検出部5は、撮像部1により連続して撮像された複数の撮像画像P、…の各々から、顔登録フラグ(記録指示情報)が登録されている特定の人物の顔を特徴部として検出する。
即ち、画像取得部6aは、撮像部1により所定の撮像フレームレートで撮像された複数の撮像画像P、…をそれぞれ取得する。具体的には、撮像部1によって所定の背景内に存する特定の人物(例えば、「A」等)を含む複数の人(図4(a)等参照)を被写体として、連続して撮像された複数(例えば、n枚)の撮像画像Pa1〜Panの画像フレームのYUVデータを取得する。
このように、画像取得部6aは、連続して撮像された背景内に特定の人物を含む複数の人が存する複数の撮像画像P、…を取得する。
即ち、評価値算出部b1は、複数の撮像画像P、…のうち、顔検出部5により特定の人物(例えば、「A」等)の顔が検出された撮像画像Pについて、当該特定の人物の顔の笑顔度を評価値として算出する。具体的には、例えば、評価値算出部b1は、特定の人物の顔から目を検出して、黒目の顔全体に対する大きさに応じて笑顔度を数値化する。また、例えば、評価値算出部b1は、特定の人物の顔から口を検出して、口角の上がり具合いや口の開き具合い等に応じて笑顔度を数値化する。そして、評価値算出部b1は、黒目や口角について数値化された笑顔度を統合して、特定の人物の顔の総合的な笑顔度を算出する。
なお、評価値算出部b1による特定の人物の顔(特徴部)の評価値の算出方法は一例であってこれに限られるものではなく、適宜任意に変更可能である。例えば、目や口の他に、眉毛の傾き度合い、眉間や目尻の皺の寄せ度合い等を利用して、特定の人物の顔の評価値を算出しても良い。また、顔の笑顔度を評価値として算出するようにしたが、評価内容は一例であってこれに限られるものではなく、適宜任意に変更可能である。
このように、評価値算出部b1は、特定の人物について顔の笑顔度を評価値として算出する。
なお、優先度が次に高い特定の人物(例えば、「B」)については、例えば、優先度の最も高い特定の人物について顔の笑顔度が所定値以上の撮像画像Pを複数選択しておき、当該複数の撮像画像P、…の中で、優先度が次に高い特定の人物について顔の笑顔度が最も高い撮像画像Pを選択するようにしても良い。
ここで、第1登録テーブルT1について図2を参照して説明する。
顔登録フラグとは、背景内に特定の人物の存する撮像画像Pの記録指示に係る記録指示情報である。即ち、顔登録フラグは、連続して撮像された複数の撮像画像P、…の中で、背景内に特定の人物の存する撮像画像Pを他の撮像画像Pに対して優先的に記録媒体Mに記録させる指示情報である。また、顔登録フラグは、複数の特定の人物と対応付けて登録されている。具体的には、例えば、「A」及び「B」の顔登録フラグが「ON」に設定され、当該人物が特定の人物となる。これにより、複数の撮像画像P、…の中で、特定の人物である「A」や「B」の顔画像f1、f2が存する撮像画像Pの他の撮像画像Pに対する優先的な記録が指示される。
また、例えば、「C」及び「D」の顔登録フラグは「OFF」に設定され、当該人物は特定の人物以外の人となる。これにより、当該特定の人物以外の人である「C」や「D」のの顔画像f3、f4が存する撮像画像Pの他の撮像画像Pに対する優先的な記録は指示されていない。
なお、特定の人物として、例えば、「A」及び「B」の二人を例示したが、特定の人物の数は一例であってこれに限られるものではなく、少なくとも一人設定されていれば適宜任意に変更可能である。同様に、特定の人物以外の人として、例えば、「C」及び「D」の二人を例示したが、特定の人物以外の人の数は一例であってこれに限られるものではなく、少なくとも一人設定されていれば適宜任意に変更可能である。
なお、第1登録テーブルT1に登録されている全ての人物について優先度が登録されたものを例示したが、一例であってこれに限られるものではなく、少なくとも特定の人物について登録されていれば良い。
なお、第1登録テーブルT1の各人物の顔画像f1〜f4は、顔検出処理や顔認識処理に利用されても良い。
具体的には、記録制御部8は、連続して撮像された複数の撮像画像P1、P2、P3…の中で、画像選択部6bにより選択されたもの、即ち、顔登録フラグが登録されている特定の人物(例えば、「A」等)について顔の笑顔度(評価値)が高いものを記録画像として選択し、記録媒体Mに記録させる。
このように、記録制御部8は、画像選択部6bにより選択された撮像画像Pを記録画像として記録媒体Mに記録させる。
具体的には、表示制御部9は、VRAM、VRAMコントローラ、デジタルビデオエンコーダなどを備えている(何れも図示略)。そして、デジタルビデオエンコーダは、中央制御部12の制御下にてメモリ4から読み出されてVRAMに記録されている輝度信号Y及び色差信号Cb,Crを、VRAMコントローラを介してVRAMから定期的に読み出して、これらのデータを元にビデオ信号を発生して表示部10に出力する。
図3は、連続撮像処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。また、図4(a)〜図4(d)は、連続撮像処理に係る撮像画像Pa1〜Panの一例を模式的に示す図である。
なお、以下に説明する連続撮像処理にあっては、「A」、「B」、「C」及び「D」を被写体として撮像するものとする。また、「A」及び「B」は第1登録テーブルT1の顔登録フラグが「ON」に設定されているものとする(図2参照)。
次に、顔検出部5は、撮像部1によるライブビュー画像の撮像により生成された複数の撮像画像P1、P2、P3、…の画像フレームをメモリ4から逐次取得して、各画像フレーム内から所定の顔検出方法を用いて人の顔画像を検出する(ステップS2)。続けて、顔検出部5は、各撮像画像Pから検出された人の顔画像から、第1登録テーブルT1に顔登録フラグが「ON」で登録されている顔画像、すなわち、特定の人物として登録されている顔画像が検出されたか否かを判定する(ステップS3)。
その後、中央制御部12は、ユーザによる操作入力部11のシャッタボタン(図示略)の所定操作に基づいて撮像指示が入力されたか否かを判定する(ステップS5)。また、ステップS3にて、特定の人物の顔画像が検出されていないと判定された場合(ステップS3;NO)にも、中央制御部12は、処理をステップS5に移行して、撮像指示が入力されたか否かを判定する(ステップS5)。
一方、ステップS5にて、撮像指示が入力されたと判定されると(ステップS5;YES)、撮像制御部2は、フォーカスレンズの合焦位置や露出条件(シャッター速度、絞り、増幅率等)やホワイトバランス等の条件を調整して、被写体の光学像を電子撮像部1bに所定の撮像フレームレートで連続して撮像させる(ステップS6)。続けて、画像データ生成部3は、連続撮像により電子撮像部1bから逐次転送された複数(例えば、n枚)の撮像画像Pa1〜Panの各々のYUVデータを生成する(ステップS7)。
一方、特定の人物以外の人(例えば、「C」、「D」等)については、優先度のみを考慮して撮像画像Pを選択する。つまり、3枚目の撮像画像Pa3は、顔画像の笑顔度がともに所定値以上であると評価されているが、特定の人物については笑顔度が所定値未満であるため選択されない。
このように上記の場合には、特定の人物であり且つ優先度の最も高い「A」の顔の笑顔度が所定値以上であり、特定の人物である「B」の顔の笑顔度が所定値以上である撮像画像Pa2及びn枚目の撮像画像Panが候補として選択され、更に、これらの候補のうち、上記特定の人物以外の人の中で優先度の最も高い「D」の笑顔度が所定値以上である撮像画像Pa2が、画像選択部6bにより選択される。
これにより、連続撮像処理を終了する。
以下に、実施形態2の撮像装置200について図5〜図9を参照して説明する。
実施形態2は、複数の特定の人物の各々について顔(特徴部)の評価値が高い撮像画像を選択し、当該撮像画像の各々から、各特定の人物が含まれる画像領域をそれぞれ抽出して、抽出された複数の画像領域同士を合成して一の合成画像を生成し記録媒体に記録させる。
なお、実施形態2の撮像装置200は、以下に説明する以外の点で上記実施形態1の撮像装置100と略同様の構成をなし、その説明は省略する。
図5に示すように、実施形態2の撮像装置200は、人物登録DB7に第2登録テーブルT2(図6参照)が記憶されている。
顔登録フラグは、複数の特定の人物の顔画像f5〜f7と対応付けて登録されている。具体的には、例えば、「E」、「F」及び「G」の顔登録フラグが「ON」に設定され、当該人物が特定の人物となる。これにより、複数の撮像画像P、…の中で、特定の人物である「E」、「F」及び「G」の存する撮像画像については、他の撮像画像と比較して優先的に記録するよう指示される。
即ち、画像選択部6bの評価値算出部b1は、画像取得部6aにより取得された複数の撮像画像P、…内に存する特定の人物について顔の笑顔度を評価値として算出する。なお、評価値算出部b1による特定の人物の顔の評価値の算出方法は、上記実施形態1と同様であり、その詳細な説明は省略する。
そして、画像選択部6bは、評価値算出部b1による評価結果に基づいて、複数の撮像画像P、…の中で、顔登録フラグが「ON」に設定されている複数の特定の人物の各々について、評価値算出部b1により算出された顔の笑顔度が高い撮像画像Pを選択する。例えば、画像選択部6bは、「E」の顔の笑顔度が所定値以上の撮像画像Pとして、n枚目の撮像画像Pbn(図8(d)参照)を選択し、また、「F」の顔の笑顔度が所定値以上の撮像画像Pとして、1枚目の撮像画像Pb1(図8(a)参照)を選択し、「G」の顔の笑顔度が所定値以上の撮像画像Pとして、1枚目の撮像画像Pb1(図8(a)参照)及び2枚目の撮像画像Pb2(図8(b)参照)を選択する。
即ち、領域抽出部6cは、複数の特定の人物の各々について、画像選択部6bにより選択された顔の評価値が高い撮像画像Pの各々から、各人物が含まれる画像領域Aを選択して、当該画像領域Aをトリミングして抽出する。具体的には、領域抽出部6cは、例えば、各特定の人物(例えば、「E」、「F」及び「G」等)の顔(特徴部)の中心の座標を基準として、互いに重なり合わないように切り取る範囲を設定し、この設定された範囲(トリミング領域)を抽出する。なお、各特定の人物どうしが上下方向や水平方向に重なり合っている場合には、領域抽出部6cは、顔(特徴部)の中心の座標を基準として、特定の人物どうしの中間位置を、当該中間位置で区切られるように切り取る範囲(トリミング領域)を抽出しても良い。
例えば、「E」の場合、領域抽出部6cは、画像選択部6bにより顔の笑顔度が所定値以上の撮像画像Pとして特定されたn枚目の撮像画像Pbnから、「E」が含まれる第1画像領域A1(図9(a)参照)をトリミングして抽出する。また、例えば、「F」の場合は、領域抽出部6cは、画像選択部6bにより顔の笑顔度が所定値以上の撮像画像Pとして特定された1枚目の撮像画像Pb1から、「F」が含まれる第2画像領域A2(図9(b)参照)をトリミングして抽出する。また、例えば、「G」の場合、領域抽出部6cは、画像選択部6bにより顔の笑顔度が所定値以上の撮像画像Pとして特定された1枚目の撮像画像Pb1若しくは2枚目の撮像画像Pb2から、「G」が含まれる第3画像領域A3(図9(c)参照)をトリミングして抽出する。
このように、領域抽出部6cは、画像選択部6bにより選択された複数の特定の人物の各々についての顔(特徴部)の評価値が高い撮像画像Pの各々から、当該人物が含まれる画像領域Aをそれぞれトリミングして抽出する。
具体的には、例えば、画像生成部6dは、領域抽出部6cにより抽出された「E」が含まれる第1画像領域A1(図9(a)参照)と、「F」が含まれる第2画像領域A2(図9(b)参照)と、「G」が含まれる第3画像領域A3(図9(c)参照)とを合成して、一の合成画像G(図9(d)参照)を生成する。
このように、画像生成部6dは、領域抽出部6cにより各人物毎に抽出された複数の画像領域A、…どうしを合成して一の合成画像Gを生成する。
図7は、連続撮像処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。但し、処理の流れとしては上記第1実施形態における図3のステップS8と同じであるので、図面において上記第1実施形態と異なる点のみ説明することで省略する。
図8(a)〜図8(d)は、連続撮像処理に係る撮像画像Pb1〜Pbnの一例を模式的に示す図である。また、図9(a)〜図9(c)は、特定の人物について抽出された第1〜第3画像領域A1〜A3を模式的に表し、図9(d)は、合成された合成画像Gを模式的に示す図である。
また、以下に説明する連続撮像処理にあっては、「E」、「F」及び「G」を特定の人物として、第2登録テーブルT2の顔登録フラグが「ON」に設定されているものとし(図6参照)、「E」、「F」及び「G」の前を横切る特定の人物以外の人を単なる通行人Jとして表す。
例えば、図8(a)〜(d)において、「E」、「F」及び「G」を被写体として撮像する際に、当該「E」、「F」及び「G」の前を通行人Jが横切ってしまった場合、特定の人物である「E」については、1枚目〜3枚目の撮像画像Pb1〜Pb3は、顔の笑顔度が所定値未満である。また、同様に、特定の人物である「F」については、2枚目〜n枚目の撮像画像Pb2〜Pbnは、顔の笑顔度が所定値未満である。また、同様に、特定の人物である「G」については、3枚目の撮像画像Pb3及びn枚目の撮像画像Pbnは、顔の笑顔度が所定値未満である。
そこで、画像選択部6bは、「E」の顔の笑顔度が所定値以上の撮像画像としてn枚目の撮像画像Pbn(図8(d)参照)を選択し、また、「F」の顔の笑顔度が所定値以上の撮像画像として1枚目の撮像画像Pb1(図8(a)参照)を選択し、「G」の顔の笑顔度が所定値以上の撮像画像として、1枚目の撮像画像Pb1(図8(a)参照)及び2枚目の撮像画像Pb2(図8(b)参照)を選択する。
例えば、領域抽出部6cは、特定の人物である「E」について、画像選択部6bにより顔の笑顔度が所定値以上の撮像画像Pとして選択されたn枚目の撮像画像Pbnから、「E」が含まれる第1画像領域A1(図9(a)参照)を選択して当該画像領域A1をトリミングする。また、領域抽出部6cは、例えば、特定の人物である「F」について、画像選択部6bにより顔の笑顔度が所定値以上の撮像画像Pとして選択された1枚目の撮像画像Pb1から、「F」が含まれる第2画像領域A2(図9(b)参照)を選択して当該画像領域A2をトリミングする。また、領域抽出部6cは、例えば、特定の人物である「G」について、画像選択部6bにより顔の笑顔度が所定値以上の撮像画像Pとして選択された1枚目の撮像画像Pb1若しくは2枚目の撮像画像Pb2から、「G」が含まれる第3画像領域A3(図9(c)参照)を選択して当該画像領域A3をトリミングする。
その後、記録制御部8は、画像生成部6dにより生成された一の合成画像Gを記録画像として、記録媒体Mの所定の記録領域に記録させる(ステップS24)。
これにより、連続撮像処理を終了する。
例えば、連続撮像処理にて撮像された複数の撮像画像P、…のうち、特定の人物の顔が検出されなかった撮像画像Pを画像処理部6の処理対象から除くようにしても良い。
なお、この変形例1の撮像装置100は、上記した以外の点で上記実施形態1の撮像装置100と略同様の構成をなし、その説明は省略する。また、当該変形例1は、実施形態1の撮像装置100の変形例として例示したが、実施形態2の撮像装置200の変形例としても良い。
このような構成としても、上記変形例1と同様に、当該画像処理にかかる負荷の軽減や処理速度の向上を図ることができる。
即ち、プログラムを記憶するプログラムメモリ(図示略)に、取得処理ルーチン、検出処理ルーチン、算出処理ルーチン及び選択処理ルーチンを含むプログラムを記憶しておく。そして、取得処理ルーチンにより中央制御部12のCPUを、特定の人物を含む複数の人が存する複数の画像を連続して撮像することにより取得する取得手段として機能させるようにしても良い。また、検出処理ルーチンにより中央制御部12のCPUを、取得手段により取得された複数の画像において、メモリに記憶された優先度に基づいて特徴部を夫々検出する検出手段として機能させるようにしても良い。また、算出処理ルーチンにより中央制御部12のCPUを、検出手段によって夫々検出された特徴部を、メモリに記憶されている特徴部に基づいて夫々評価し、評価値を算出する算出手段として機能させるようにしても良い。また、選択処理ルーチンにより中央制御部12のCPUを、算出手段によって算出された評価値に基づいて記録すべき撮像画像を選択する選択手段として機能させるようにしても良い。
1 撮像部
2 撮像制御部
5 顔検出部
6 画像処理部
6a 画像取得部
6b 画像選択部
b1 評価値算出部
6c 領域抽出部
6d 画像生成部
6e 非検出画像指定部
7 人物登録データベース
8 記録制御部
12 中央制御部
M 記録媒体
Claims (4)
- 特定の人物を含む複数の人が存する複数の画像を連続して撮像することにより取得する取得手段と、
前記特定の人物が有する特徴部を優先度と対応付けて複数の人物について記憶した特徴部記憶手段と、
前記取得手段により取得された複数の画像において、前記特徴部記憶手段に記憶された優先度に基づいて特徴部を夫々検出する検出手段と、
この検出手段によって夫々検出された特徴部を、前記記憶手段に記憶されている特徴部に基づいて夫々評価し、評価値を算出する算出手段と、
この算出手段によって算出された評価値に基づいて記録すべき撮像画像を選択する選択手段と、
を備えたことを特徴とする画像処理装置。 - 前記算出手段は、前記特徴部記憶手段に記憶された複数の人物毎に評価値を算出し、
前記選択手段は、
この算出された評価値に基づいて、前記夫々の撮像画像から人物を含む画像領域を抽出する抽出手段と、
この抽出手段によって抽出された画像領域を合成する画像合成手段と、
を含むことにより、記録すべき撮像画像を選択することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。 - 特定の人物を含む複数の人が存する複数の画像を連続して撮像することにより取得する取得ステップと、
予め前記特定の人物が有する特徴部を優先度と対応付けて複数の人物について記憶したメモリから優先度を読出し、前記取得ステップにて取得された複数の画像において、この優先度に基づいて特徴部を夫々検出する検出ステップと、
この検出ステップにて夫々検出された特徴部を、前記メモリに記憶されている特徴部に基づいて夫々評価し、評価値を算出する算出ステップと、
この算出ステップにて算出された評価値に基づいて記録すべき撮像画像を選択する選択ステップと、
を含むことを特徴とする画像選択方法。 - 予め前記特定の人物が有する特徴部を優先度と対応付けて複数の人物について記憶したメモリを備える画像処理装置のコンピュータを、
特定の人物を含む複数の人が存する複数の画像を連続して撮像することにより取得する取得手段、
この取得手段により取得された複数の画像において、前記メモリに記憶された優先度に基づいて特徴部を夫々検出する検出手段、
この検出手段によって夫々検出された特徴部を、前記メモリに記憶されている特徴部に基づいて夫々評価し、評価値を算出する算出手段、
この算出手段によって算出された評価値に基づいて記録すべき撮像画像を選択する選択手段、
として機能させることを特徴とするプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010199695A JP2012060292A (ja) | 2010-09-07 | 2010-09-07 | 画像処理装置、画像選択方法、及び、プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010199695A JP2012060292A (ja) | 2010-09-07 | 2010-09-07 | 画像処理装置、画像選択方法、及び、プログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012060292A true JP2012060292A (ja) | 2012-03-22 |
JP2012060292A5 JP2012060292A5 (ja) | 2013-10-17 |
Family
ID=46056884
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010199695A Pending JP2012060292A (ja) | 2010-09-07 | 2010-09-07 | 画像処理装置、画像選択方法、及び、プログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2012060292A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20120044384A1 (en) * | 2010-08-18 | 2012-02-23 | Canon Kabushiki Kaisha | Image pickup apparatus that continuously takes images to obtain multiple images, control method therefor, and storage medium |
CN111382681A (zh) * | 2020-02-28 | 2020-07-07 | 浙江大华技术股份有限公司 | 一种人脸注册方法、装置及存储介质 |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005045600A (ja) * | 2003-07-23 | 2005-02-17 | Casio Comput Co Ltd | 画像撮影装置およびプログラム |
JP2007274264A (ja) * | 2006-03-31 | 2007-10-18 | Casio Comput Co Ltd | カメラ、ベストショット撮影方法、プログラム |
JP2009147574A (ja) * | 2007-12-13 | 2009-07-02 | Casio Comput Co Ltd | 撮像装置及びそのプログラム |
JP2010028773A (ja) * | 2008-07-24 | 2010-02-04 | Canon Inc | 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム |
JP2010034685A (ja) * | 2008-07-25 | 2010-02-12 | Nikon Corp | デジタルカメラ |
JP2010045421A (ja) * | 2008-08-08 | 2010-02-25 | Casio Comput Co Ltd | 撮像装置、画像処理方法、及びプログラム |
JP2010187208A (ja) * | 2009-02-12 | 2010-08-26 | Nikon Corp | 電子スチルカメラ |
-
2010
- 2010-09-07 JP JP2010199695A patent/JP2012060292A/ja active Pending
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005045600A (ja) * | 2003-07-23 | 2005-02-17 | Casio Comput Co Ltd | 画像撮影装置およびプログラム |
JP2007274264A (ja) * | 2006-03-31 | 2007-10-18 | Casio Comput Co Ltd | カメラ、ベストショット撮影方法、プログラム |
JP2009147574A (ja) * | 2007-12-13 | 2009-07-02 | Casio Comput Co Ltd | 撮像装置及びそのプログラム |
JP2010028773A (ja) * | 2008-07-24 | 2010-02-04 | Canon Inc | 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム |
JP2010034685A (ja) * | 2008-07-25 | 2010-02-12 | Nikon Corp | デジタルカメラ |
JP2010045421A (ja) * | 2008-08-08 | 2010-02-25 | Casio Comput Co Ltd | 撮像装置、画像処理方法、及びプログラム |
JP2010187208A (ja) * | 2009-02-12 | 2010-08-26 | Nikon Corp | 電子スチルカメラ |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20120044384A1 (en) * | 2010-08-18 | 2012-02-23 | Canon Kabushiki Kaisha | Image pickup apparatus that continuously takes images to obtain multiple images, control method therefor, and storage medium |
US8625000B2 (en) * | 2010-08-18 | 2014-01-07 | Canon Kabushiki Kaisha | Image pickup apparatus that continuously takes images to obtain multiple images, control method therefor, and storage medium |
US9060158B2 (en) | 2010-08-18 | 2015-06-16 | Canon Kabushiki Kaisha | Image pickup apparatus that continuously takes images to obtain multiple images, control method therefor, and storage medium |
CN111382681A (zh) * | 2020-02-28 | 2020-07-07 | 浙江大华技术股份有限公司 | 一种人脸注册方法、装置及存储介质 |
CN111382681B (zh) * | 2020-02-28 | 2023-11-14 | 浙江大华技术股份有限公司 | 一种人脸注册方法、装置及存储介质 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5880182B2 (ja) | 画像生成装置、画像生成方法及びプログラム | |
JP4902562B2 (ja) | 撮像装置、画像処理装置、制御方法およびプログラム | |
JP5939705B2 (ja) | 被写体判定装置、被写体判定方法及びプログラム | |
US8989504B2 (en) | Image processing device that renews identification information of specific subject | |
JP2005086516A (ja) | 撮像装置、印刷装置、画像処理装置およびプログラム | |
US20100188520A1 (en) | Imaging device and storage medium storing program | |
JP5949030B2 (ja) | 画像生成装置、画像生成方法及びプログラム | |
JP5966778B2 (ja) | 撮像装置、撮像方法及びプログラム | |
US20140267836A1 (en) | Image capture apparatus that can display review image, image capture method, and storage medium | |
TWI469085B (zh) | 影像處理裝置、影像處理方法及電腦可讀取記憶媒體 | |
KR101375988B1 (ko) | 피사체 검출 장치, 피사체 검출 방법 및 기록 매체 | |
JP2016127431A (ja) | 撮像装置、撮像制御方法及びプログラム | |
JP6098133B2 (ja) | 顔構成部抽出装置、顔構成部抽出方法及びプログラム | |
JP2011216976A (ja) | 撮像装置、撮像方法及びプログラム | |
JP5272797B2 (ja) | デジタルカメラ | |
JP2012060292A (ja) | 画像処理装置、画像選択方法、及び、プログラム | |
JP5530548B2 (ja) | 表情データベース登録方法及び表情データベース登録装置 | |
JP2006074498A (ja) | 画像処理装置及び撮像装置 | |
JP5029765B2 (ja) | 画像データ生成装置、画像データ生成方法 | |
JP5751479B2 (ja) | 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム | |
JP5740934B2 (ja) | 被写体検出装置、被写体検出方法及びプログラム | |
JP5807695B2 (ja) | 被写体検出装置、被写体検出方法及びプログラム | |
JP5927972B2 (ja) | 画像生成装置、画像生成方法及びプログラム | |
JP6668646B2 (ja) | 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム | |
JP2015029178A (ja) | 撮像装置、撮像方法及びプログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130904 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130904 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140515 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140527 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20141007 |