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JP2012057973A - 電流検出装置 - Google Patents

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JP2012057973A JP2010198939A JP2010198939A JP2012057973A JP 2012057973 A JP2012057973 A JP 2012057973A JP 2010198939 A JP2010198939 A JP 2010198939A JP 2010198939 A JP2010198939 A JP 2010198939A JP 2012057973 A JP2012057973 A JP 2012057973A
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Hiroshi Yamagishi
弘 山岸
Hirokatsu Nakajima
浩勝 中嶋
Satoru Chazono
悟 茶園
Koji Nishi
康二 西
Takashi Misaki
貴史 三崎
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

【課題】電流検出装置において、入力端子が電力の入力用と動作パラメータ設定信号の入力用とに兼用される2つの磁電変換素子が電子基板に実装される場合に、運用時に冗長となる外部接続用端子を電子基板に設けることなく、電子基板上の2つの磁電変換素子各々に対して個別に動作パラメータを設定できること。
【解決手段】電流検出装置は、電子基板50と配線切替部60とを備える。電子基板50は、調整用入力端子53と第2ホール素子の入力端子221とを接続し、共用入力端子511と第1ホール素子の入力端子211とを電気的に接続する。配線切替部60は、電子基板50の配線状態を、共用入力端子511と第2ホール素子の入力端子221とが分断された初期状態から、共用入力端子511と2つのホール素子の両方の入力端子211,221とが接続された運用状態へ切り替える。
【選択図】図3

Description

本発明は、バスバーに流れる電流を検出する電流検出装置に関する。
ハイブリッド自動車又は電気自動車などの車両には、バッテリに接続されたバスバーに流れる電流を検出する電流検出装置が搭載されることが多い。また、そのような電流検出装置としては、磁気比例方式の電流検出装置又は磁気平衡方式の電流検出装置が採用される場合がある。
磁気比例方式又は磁気平衡方式の電流検出装置は、例えば、特許文献1及び特許文献2に示されるように、磁性体コアと磁電変換素子(磁気感応素子)とを備える。磁性体コアは、両端がギャップ部を介して対向し、バスバーが貫通する中空部の周囲を囲んで一連に形成された磁性体である。即ち、磁性体コアは、ギャップ部と併せてリング状に形成されている。磁性体の中空部は、被検出電流が通過する空間(電流検出空間)である。
また、磁電変換素子は、磁性体コアのギャップ部に配置され、中空部を貫通して配置されたバスバーを流れる電流に応じて変化する磁束を検出し、磁束の検出信号を電気信号として出力する素子である。磁電変換素子としては、通常、ホール素子が採用される。
また、バスバー用の電流検出装置は、一般に、磁性体コア及び磁電変換素子の他、コネクタが実装された電子基板を備える。コネクタは、制御部などに繋がる電線の末端に設けられた相手側コネクタが接続されるインターフェースである。電子基板には、コネクタの他、磁電変換素子の入力端子及び出力端子とコネクタの接続ピンとを電気的に接続する回路が設けられている。
例えば、電子基板には、コネクタの接続ピンと磁電変換素子の入力端子とを電気的に接続し、外部から電線を介して入力される電力を磁電変換素子へ供給する配線が実装されている。さらに、電子基板には、磁電変換素子の出力端子とコネクタの接続ピンとを電気的に接続し、磁電変換素子の検出信号を増幅するとともに、増幅後の信号をコネクタの接続ピンへ伝送する回路も設けられている。これにより、電流検出装置は、コネクタに接続されたコネクタ付き電線を通じて、電流検出信号を制御部へ出力することができる。
ところで、電気自動車及びハイブリッド自動車などの車両に搭載される電流検出装置は、高い信頼性が求められる。一般に、金属の塊である磁性体コアは、環境変化に対する耐久性は高いが、電子部品である磁電変換素子は、温度変化、水の浸入及び静電気の発生などの環境変化により故障する場合がある。
そこで、車載用の電流検出装置の信頼性を高めるために、磁性体コアのギャップ部に2つの磁電変換素子を配置すること、即ち、磁電変換素子の二重化が考えられる。これにより、2つの磁電変換素子の検出信号の差が許容範囲を超えた場合に、電流検出装置に異常が発生したことを警報し、異常な電流検出値に基づく誤った制御を回避することができる。
電流検出装置において、一般的に採用される磁電変換素子はホール素子である。ホール素子は、磁束の検出位置に配置される磁束検出部と、+5Vの直流電圧などの動作用の電力が入力される入力端子と、検出信号が出力される出力端子と、グランド端子とを備える。また、ホール素子は、通常、検出信号のゲインなどの動作パラメータが予め設定された上で使用される。動作パラメータは、ホール素子ごとの特性のばらつきを補正するためのパラメータであり、ホール素子ごとに個別に設定される。そして、ホール素子の入力端子は、電力の入力と動作パラメータ設定信号の入力とに兼用される端子である場合が多い。
特開2006−166528号公報 特開2009−128116号公報
従来の電流検出装置において、ホール素子が二重化された場合、電子基板の配線の形態は2つの形態が考えられる。図5は、従来の電流検出装置においてホール素子が二重化された場合の電子基板の第1の配線形態を示す模式図である。この第1の配線形態は、5つの端子を持つコネクタが採用されたときの電子基板の配線形態である。
電子基板に第1ホール素子21、第2ホール素子22及び5端子のコネクタ51が実装された場合、図5に示される配線が電子基板に形成されることが考えられる。図5において、参照符号211、212及び213は、それぞれ第1ホール素子21の入力端子、出力端子及びグランド端子を示す。また、参照符号221,222及び223は、それぞれ第2ホール素子22の入力端子、出力端子及びグランド端子を示す。また、参照符号511、512、513、514及び515は、それぞれコネクタ51における第1入力端子、第1出力端子、グランド端子、第2入力端子及び第2出力端子を示す。
図5に示される第1の配線形態では、2つのホール素子21,22の入力端子211,221及び出力端子212,222は、それぞれコネクタ51の4つの端子511,512,514,515各々と個別に接続される。一方、コネクタ51における1つのグランド端子513は、2つのホール素子21,22のグランド端子213,223の両方と接続され、2つのホール素子21,22で兼用される。
図5に示される第1の配線形態によれば、2つのホール素子21,22が電子基板に実装された後に、コネクタ51における第1入力端子511、第2入力端子512及びグランド端子513を用いて、2つのホール素子21,22各々に対して個別に動作パラメータを設定することができる。
しかしながら、2つのホール素子21,22の入力端子211,221は、動作パラメータの設定後においては、独立して配線される必要のない電力入力用の端子としてのみ機能する。そのため、第1の配線形態では、動作パラメータの設定後の運用段階においては不要となるべき冗長な端子を含む大きなコネクタが必要となり、電流検出装置が大きくなるという問題点があった。
一方、図6は、従来の電流検出装置においてホール素子が二重化された場合の電子基板の第2の配線形態を示す模式図である。この第2の配線形態は、4つの端子を持つコネクタが採用されたときの電子基板の配線形態である。
電子基板に第1ホール素子21、第2ホール素子22及び4端子のコネクタ51が実装された場合、図6に示される配線が電子基板に形成されることが考えられる。図6において、参照符号211、212、213、221、222、223は、それぞれ図5に示した参照符号と同じ端子を示す。また、参照符号511、512、513及び515は、それぞれコネクタ51における共用入力端子、第1出力端子、グランド端子及び第2出力端子を示す。
図6に示される第2の配線形態では、2つのホール素子21,22の出力端子212,222は、それぞれコネクタ51の2つの端子512,515各々と個別に接続される。一方、コネクタ51における1つの共用入力端子511は、2つのホール素子21,22における2つの入力端子211,221の両方に接続され、2つのホール素子21,22で兼用される。同様に、コネクタ51における1つのグランド端子513は、2つのホール素子21,22のグランド端子213,223の両方と接続され、2つのホール素子21,22で兼用される。
図6に示される第2の配線形態によれば、第1の配線形態とは異なり、コネクタは、動作パラメータの設定後の運用段階において不要となるべき端子を含まず、電流検出装置の大型化を回避できる。
しかしながら、図6に示される第2の配線形態においては、2つのホール素子21,22の入力端子211,221が電気的に接続されている。そのため、第2の配線形態が採用された場合、2つのホール素子21,22が電子基板に実装された後に、2つのホール素子21,22各々に対して個別に動作パラメータを設定することができないという問題点があった。この場合、電子基板に実装される前のホール素子の端子と動作パラメータ設定信号を出力する端子とを接続する特別な治具を用いて動作パラメータの設定を行うという煩わしい作業が必要となる。
本発明は、バスバーを流れる電流を検出する電流検出装置において、入力端子が電力の入力用と動作パラメータ設定信号の入力用とに兼用される2つの磁電変換素子が電子基板に実装される場合に、運用時に冗長となる外部接続用の端子を電子基板に設けることなく、電子基板上の2つの磁電変換素子各々に対して個別に動作パラメータを設定できることを目的とする。
本発明に係る電流検出装置は、以下に示す各構成要素を備える。
(1)第1の構成要素は、両端がギャップ部を介して対向し、電流が流れるバスバーが貫通する中空部の周囲を囲んで一連に形成された磁性体コアである。
(2)第2の構成要素は、電力の入力と動作パラメータ設定信号の入力とに兼用される入力端子と検出信号を出力する出力端子とを備え、磁性体コアのギャップ部に配置され、磁性体コアの中空部を通過する電流に応じて変化する磁束を検出する2つの磁電変換素子である。
(3)第3の構成要素は、2つの磁電変換素子、2つの磁電変換素子の両方に対応する共用入力端子、一方の磁電変換素子に対応する一方用入力端子及び2つの磁電変換素子の各々に対応する2つの個別出力端子が実装され、2つの磁電変換素子の出力端子各々と2つの個別出力端子各々とを個別に電気的に接続し、一方用入力端子と一方の磁電変換素子の入力端子とを電気的に接続し、さらに、共用入力端子と他方の磁電変換素子の入力端子とを電気的に接続する電子基板である。
(4)第4の構成要素は、電子基板の配線状態を、共用入力端子と一方の磁電変換素子の入力端子とが電気的に分断された初期状態から、共用入力端子と2つの磁電変換素子の両方の入力端子とが電気的に接続された運用状態へ切り替える配線切替部である。
また、本発明において、配線切替部がゼロオーム抵抗素子であることが考えられる。このゼロオーム抵抗素子は、電子基板に実装されることにより、電子基板において共用入力端子と電気的に接続された第1配線から他方の磁電変換素子の入力端子と電気的に接続された第2配線とを電気的に接続する。
また、本発明において、配線切替部が電子基板に実装された手動スイッチであることが考えられる。この手動スイッチは、電子基板に実装され、電子基板において共用入力端子と電気的に接続された第1配線と他方の磁電変換素子の入力端子と電気的に接続された第2配線との接続と非接続とを切り替える。
また、本発明に係る電流検出装置が、さらに、以下に示す部品保持部を備えることが考えられる。この部品保持部は、相互に組み合わされることにより、電子基板を挟み込みつつ磁性体コアと磁電変換素子と電子基板とを一定の位置関係に保持する2つの部材を含む。そして、この場合、配線切替部が、部品保持部における電子基板に対向する面に設けられ、2つの部材が組み合わされることにより、電子基板における共用入力端子と電気的に接続された第1導体と他方の磁電変換素子の入力端子と電気的に接続された第2導体との両方に当接してそれらを電気的に接続する第3導体であることが考えられる。
また、本発明に係る電流検出装置において、一方用入力端子を除いた共用入力端子及び2つの個別出力端子は1つのコネクタの端子であることが考えられる。
本発明に係る電流検出装置は、電子基板の配線状態を、共用入力端子と一の磁電変換素子の入力端子とが電気的に分断された初期状態から、共用入力端子と2つの磁電変換素子の両方の入力端子とが電気的に接続された運用状態へ切り替えることを可能にする配線切替部を備えている。そのため、初期状態においては、電子基板上の共用入力端子と一方用入力端子とを用いて、2つの磁電変換素子各々に対して個別に動作パラメータを設定できる。さらに、運用状態においては、共用入力端子を、2つの磁電変換素子の入力端子への電力の供給用に共用することができ、一方用入力端子は、電線などにより外部と接続される必要がない。そのため、運用状態において冗長となる外部接続用の端子を電子基板に設ける必要がない。
また、配線切替部がゼロオーム抵抗素子であれば、ごく低コストで本発明を実施できる。
また、配線切替部が手動スイッチであれば、電子基板を初期状態から運用状態へ切り替える作業が非常に簡易である。
また、配線切替部が、電子基板を挟み込んで保持する2つの部材の一方に設けられて電子基板上の短絡が必要な部分に当接する導体であれば、2つの部材が組み合わされるだけで、特別な切替作業を伴わずに電子基板が初期状態から運用状態へ切り替わる。
また、一方用入力端子を除いた共用入力端子及び2つの個別出力端子は、外部接続用の端子であるため、1つのコネクタの端子であれば好適である。
本発明の実施形態に係る電流検出装置1の分解斜視図である。 電流検出装置1の平面図である。 電流検出装置1が備える電子基板における配線の模式図である。 電流検出装置1における配線切替部及び電子基板の一例を示す図である。 従来の電流検出装置においてホール素子が二重化された場合の電子基板の第1の配線形態を示す模式図である。 従来の電流検出装置においてホール素子が二重化された場合の電子基板の第2の配線形態を示す模式図である。
以下、添付の図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であり、本発明の技術的範囲を限定する事例ではない。
まず、図1〜図3を参照しつつ、本発明の実施形態に係る電流検出装置1の構成について説明する。電流検出装置1は、電気自動車又はハイブリッド自動車などの車両において、バッテリとモータなどの機器とを電気的に接続するバスバーに流れる電流を検出する装置である。図1に示されるように、電流検出装置1は、磁性体コア10、2つのホール素子21,22、電流検出用バスバー30、筐体40及び電子基板50を備える。また、電子基板50には、制御部などに繋がる電線が接続されるコネクタ51が実装されている。
<磁性体コア>
磁性体コア10は、フェライト又はケイ素鋼などからなる磁性体であり、両端が数ミリメートル程度のギャップ部12を介して対向し、中空部11の周囲を囲んで一連に形成された形状を有している。即ち、磁性体コア10は、狭いギャップ部12と併せて環状に形成されている。本実施形態における磁性体コア10は、ギャップ部12と併せて円形状の中空部11を囲む円環状に形成されている。磁性体コア10の両端部は、ギャップ部12の中心点を通り、ギャップ部12に形成される磁束の方向に垂直な平面に対して面対称な形状に形成されている。
<ホール素子(磁電変換素子)>
2つのホール素子21,22は、磁性体コア10のギャップ部12に重ねて配置され、磁性体コア10の中空部11を通過する電流に応じて変化する磁束を検出し、磁束の検出信号を電気信号として出力する磁電変換素子の一例である。各ホール素子21,22は、磁性体コア10のギャップ部12に配置される磁束検出部と、その磁束検出部から伸び出た3本の端子とを有している。
2つのホール素子21,22各々の磁束検出部は、磁性体コア10のギャップ部12に形成される磁束の方向から見て重なり、かつ、各々の表裏の面がギャップ部12に形成される磁束の方向に対して直交するように配置される。
ホール素子21,22各々は、+5Vの直流電圧などの動作用の電力が入力される入力端子と、検出信号が出力される出力端子と、グランド端子とを含む3つの端子を備える。また、ホール素子21,22は、検出信号のゲインなどの動作パラメータが予め設定された上で使用される。動作パラメータは、ホール素子ごとの特性のばらつきを補正するためのパラメータであり、ホール素子ごとに個別に設定される。そして、ホール素子21,22各々の入力端子は、電力の入力と動作パラメータ設定信号の入力とに兼用される端子である。
<電流検出用バスバー>
電流検出用バスバー30は、銅などの金属からなる導体であり、バッテリと電装機器とを電気的に接続するバスバーの一部である。即ち、電流検出用バスバー30には、検出対象の電流が流れる。また、電流検出用バスバー30は、バッテリに対して予め接続されたバッテリ側のバスバーと、電装機器に対して予め接続された機器側のバスバーとは独立した部材である。そして、電流検出用バスバー30は、その両端が予め敷設された他のバスバー(バッテリ側のバスバー及び機器側のバスバー)に対して接続される。
電流検出用バスバー30は、磁性体コア10の中空部11を貫通する棒状の導体の両端部分に加工が施された部材からなる。電流検出用バスバー30において、加工された両端部分は、電流伝送経路の前段及び後段各々の接続端と連結される端子部32である。即ち、電流検出用バスバー30は、概ね、中央部分において一定の範囲を占める棒状の貫通部31と、その両側の端部に形成された端子部32とを有する導体からなる部材である。
貫通部31は、磁性体コア10の中空部11を電流通過方向に沿って貫通する部分である。電流検出用バスバー30における貫通部31は、例えば、円柱状、楕円柱状又は角柱状などの棒状に形成されている。また、本実施形態における端子部32は、平板状であり、他のバスバーとの連結用のネジが通される貫通孔32Zが形成されている。電流検出用バスバー30は、棒状の金属部材の両端における一定範囲の部分が、プレス機などを用いたプレス加工によって平板状に押しつぶされた構造を有する部材である。その際、棒状の金属部材の両端のうちの少なくとも一方は、磁性体コア10の中空部11に棒状の金属部材が挿通された後に、平板状にプレス加工される。これにより、端子部32は、磁性体コア10の中空部11の幅(直径)よりも大きな幅で形成される。
なお、図1、図2及び後述する図4において、X軸方向、Y軸方向及びZ軸方向は相互に直交する方向である。また、X軸方向は、検出対象の電流が流れる方向、即ち、磁性体コア10の中空部11における電流検出用バスバー30の貫通方向である。Z軸方向は、電子基板50のコネクタ51に接続される電線の引き出し方向である。また、電子基板50は、電流方向に直交する平面(Y−Z平面)に沿って配置される。
<筐体(部品保持部)>
筐体40は、絶縁体からなり、磁性体コア10と2つのホール素子21,22各々の磁束検出部とコネクタ51と電子基板50と電流検出用バスバー30とを一定の位置関係に保持する部材であり、本体ケース41及び本体ケース41に取り付けられる蓋部材42とを含む。本体ケース41及び蓋部材42の各々は、例えば、ポリアミド(PA)、ポリプロピレン(PP)又はABS樹脂などの絶縁性の樹脂からなる一体成型部材である。なお、筐体40は、部品保持部の一例である。
本体ケース41は、開口部を有する箱状に形成され、蓋部材42は、本体ケース41に取り付けられることによって本体ケース41の開口部を塞ぐ。本体ケース41には、その内側の面において突出する第1保持部43及び第2保持部44が形成されている。そして、本体ケース41は、第1保持部43及び第2保持部44により、磁性体コア10と、中空部11を貫通する電流検出用バスバー30と、ギャップ部12に配置された2つのホール素子21,22とを、それらが相互に接触しない状態で保持する。
より具体的には、第1保持部43は、磁性体コア10とその中空部11を貫通する電流検出用バスバー30の貫通部31との隙間に嵌り込むことにより、磁性体コア10と電流検出用バスバー30とを、それらが相互に接触しない一定の位置関係で保持する。また、第2保持部44は、磁性体コア10とそのギャップ部12に配置される2つのホール素子21,22の磁束検出部との隙間に嵌り込む。これにより、第2保持部44は、磁性体コア10を、予め定められた方向に向く姿勢で保持するとともに、磁性体コア10と2つのホール素子21,22とを、それらが相互に接触しない一定の位置関係で保持する。
また、本体ケース41及び蓋部材42には、電流検出用バスバー30の両端の端子部32が内側から外側へ挿入されるスリット孔45が形成されている。磁性体コア10の中空部11を貫通する電流検出用バスバー30における一方の端子部32が、本体ケース41のスリット孔45に通された状態において、本体ケース41の第1保持部43及び第2保持部44は、磁性体コア10、ホール素子21,22及び電流検出用バスバー30を相互に接触しない状態で一定の位置関係に保持する。
また、蓋部材42は、磁性体コア10、ホール素子21,22及び電流検出用バスバー30を保持する本体ケース41に対し、電子基板50を挟み込みつつ、本体ケース41の開口部を塞ぐように取り付けられる。その際、電流検出用バスバー30における他方の端子部32が、蓋部材42のスリット孔45に対して内側から外側へ通され、電子基板50が本体ケース41と蓋部材42との間に挟み込まれる。また、本体ケース41の側壁の内側面に突出して形成された第3保持部49が、電子基板50に形成された欠け部52に嵌り込み、電子基板50を予め定められた位置に保持する。
図2は、本体ケース41及び蓋部材42が組み合わされた状態における電流検出装置1の平面図である。電子基板50は、本体ケース41と蓋部材42との間に挟み込まれ、第3保持部49が電子基板50の欠け部52に嵌り込むことにより、電子基板50及びそれに実装されたコネクタ51は、本体ケース41に形成された欠け部46に嵌り込んだ状態で保持される。
さらに、本体ケース41及び蓋部材42には、それらを組み合わせ状態で保持するロック機構47,48が設けられている。図1に示されるロック機構47,48は、本体ケース41の側面に突出して形成された爪部47と、蓋部材42の側方に形成された環状の枠部48とを備える。本体ケース41の爪部47が、蓋部材42の枠部48が形成する孔に嵌り込むことにより、本体ケース41及び蓋部材42は、それらが組み合わされた状態で保持される。以上に示したように、筐体40は、相互に組み合わされることにより、電子基板50を挟み込みつつ磁性体コア10と2つのホール素子21,22と電子基板50とを一定の位置関係に保持する2つの部材(本体ケース41及び蓋部材42)を含む部品保持部の一例である。
<電子基板>
電子基板50は、2つのホール素子21,22とコネクタ51とが実装されたプリント回路基板である。コネクタ51は、不図示の電線に設けられた相手側コネクタが接続される部品であり、後述するように、4つの端子(接続ピン)を備える。さらに、電子基板50には、2つのホール素子21,22各々の3つの端子とコネクタ51の4つの端子とを電気的に接続する回路が設けられている。
図3は、電子基板50における配線の模式図である。電子基板50に実装される2つのホール素子21,22は、それぞれ入力端子211,221、出力端子212,222及びグランド端子213,223の3つの端子を備えている。入力端子211,221は、動作用の電力の入力と動作パラメータ設定信号の入力とに兼用される端子である。以下、2つのホール素子21,22の各々を第1ホール素子21及び第2ホール素子22と称する。
また、各ホール素子21,22の入力端子211,221は、電力の入力と動作パラメータ設定信号の入力とに兼用される端子である。即ち、電流検出装置1の製造過程において、各ホール素子21,22に対して検出ゲインなどの動作パラメータが設定される際には、入力端子211,221各々に対して個別の動作パラメータ設定信号が入力される。これにより、ホール素子21,22各々に対応する個別の動作パラメータ情報が、各ホール素子21,22が備える内部メモリに書き込まれる。また、電流検出装置1の運用段階においては、入力端子211,221各々に対して共通の動作用の電力、例えば、+5Vの直流電力が入力される。
コネクタ51は、電子基板50に実装される4つの端子を備え、それら5つの端子は、共用入力端子511、第1出力端子512、グランド端子513及び第2出力端子515を含む。なお、第1出力端子512及び第2出力端子515は、2つのホール素子21,22の各々に対応する2つの個別出力端子の一例である。
共用入力端子511は、2つのホール素子21,22の両方に対応し、外部から電線を通じて得られる電力を、2つのホール素子21,22各々に動作用の電力として供給するための端子である。第1出力端子512は、第1ホール素子21の電流検出信号を電線を通じて外部へ出力するための端子である。グランド端子513は、2つのホール素子21,22の両方に対応し、電線を通じて車体などの接地導体と電気的に接続される端子である。第2出力端子515は、第2ホール素子22の電流検出信号を電線を通じて外部へ出力するための端子である。
また、電子基板50には、第2ホール素子22に対応する調整用入力端子53が実装されている。調整用入力端子53は、例えば、コネクタが接続されるピン又は動作パラメータ設定信号を出力するピンが押し当てられるランドなどである。即ち、電子基板50に実装された5つの端子511,512,513,515,53のうち、調整用入力端子53を除いた共用入力端子511、第1出力端子512、第2出力端子515及びグランド端子513は、1つのコネクタ51の端子である。コネクタ51の各端子は、外部の制御部などの機器と電線を通じて接続される端子である。なお、調整用入力端子53は、第2ホール素子22に対応する一方用入力端子の一例である。
また、電子基板50には、コネクタ51の共用入力端子511と第1ホール素子21の入力端子211とを電気的に接続する配線パターンが設けられている。さらに、電子基板50には、2つのホール素子21,22の出力端子212,222各々とコネクタ51の第1出力端子512及び第2出力端子515各々とを個別に電気的に接続する配線パターンが設けられている。さらに、電子基板50には、調整用入力端子53と第2ホール素子22の入力端子221とを電気的に接続する配線パターンも設けられている。
なお、電子基板50には、図3に示される機器及び配線の他、各配線パターンにおいて当該配線パターンを流れる信号を処理する回路など、図3に示されない回路が設けられる場合もある。例えば、電子基板50における、2つのホール素子21,22各々の出力端子212,222各々から、コネクタ51の第1出力端子512及び第2出力端子515各々に至る配線経路には、電流検出信号を増幅するアンプなどが実装されている場合がある。
電子基板50における配線の初期状態は、共用入力端子511と第2ホール素子22の入力端子221とが電気的に分断された状態である。この初期状態においては、動作パラメータ設定信号の電圧を共用入力端子511とグランド端子513との間に印加することにより、第1ホール素子21に対して動作パラメータを設定することができる。また、動作パラメータ設定信号の電圧を調整用入力端子53とグランド端子513との間に印加することにより、第2ホール素子22に対して動作パラメータを設定することができる。このように、初期状態においては、電子基板50に既に実装された2つのホール素子21,22各々に対して個別に動作パラメータを設定できる。
<配線切替部>
そして、電流検出装置1は、電子基板50の配線状態を、前述した初期状態から、共用入力端子511と2つのホール素子21,22の両方の入力端子211,221とが電気的に接続された運用状態へ切り替える配線切替部60を備えている。運用状態の電子基板50においては、共用入力端子511が、2つのホール素子21,22の入力端子211,221への電力の供給用に共用される。そのため、運用状態においては、調整用入力端子53は、電線などにより外部と接続される必要がない。そのため、電流検出装置1においては、運用状態において冗長となる外部接続用の端子を電子基板50に設ける必要がない。
配線切替部60は、例えば、ゼロオーム抵抗素子であることが考えられる。この場合、電子基板50には、第1ホール素子21の入力端子211及びコネクタ51の共用入力端子511とに対して電気的に接続された配線の一部である第1のランドと、第2ホール素子22の入力端子221とに対して電気的に接続された配線の一部である第2のランドとが予め形成される。そして、ゼロオーム抵抗素子は、電子基板50上に第1のランドと第2のランドとに渡って実装されることにより、第1のランドと第2のランドとを電気的に接続する。即ち、ゼロオーム抵抗素子が実装される前の電子基板50は初期状態であり、ゼロオーム抵抗素子が実装された後の電子基板50は運用状態である。配線切替部60がゼロオーム抵抗素子であれば、ごく低コストで配線切替部60を実現できる。
また、配線切替部60は、例えば、電子基板50に実装されたジャンパスイッチ、スライドスイッチ又はディップスイッチなどの手動スイッチであることが考えられる。この手動スイッチは、電子基板50に実装され、人の操作に応じて、電子基板50において共用入力端子511に対して電気的に接続された配線パターンと、第2ホール素子22の入力端子221に対して電気的に接続された配線パターンとの接続と非接続とを切り替えるスイッチである。即ち、手動スイッチが「非接続」の状態であるときの電子基板50は初期状態であり、手動スイッチが「接続」の状態であるときの電子基板50は運用状態である。配線切替部60が手動スイッチであれば、電子基板50を初期状態から運用状態へ切り替える作業が非常に簡易である。
また、配線切替部60は、例えば、筐体40の蓋部材42における電子基板50に対向する面に設けられた導体であることも考えられる。図4は、電流検出装置1における配線切替部60及び電子基板50の一例を示す図である。図4(a)は、蓋部材42側から見た電子基板50の正面図、図4(b)は、電子基板50側から見た蓋部材42の内面の図である。
図4(a)に示されるように、電子基板50には、電子基板50の表面から突出した導体からなる2つのランド61が形成されている。2つのランド61のうちの一方は、コネクタ51の共用入力端子511及び第1ホール素子21の入力端子211の両方と電気的に接続されたランドであり、他方は、第2ホール素子22の入力端子221と電気的に接続されたランドである。
また、図4(b)に示されるように、蓋部材42における電子基板50に対向する面には、電子基板50上の2つのランド61を短絡する短絡用導体62が設けられている。この短絡用導体62は、配線切替部60の一例である。
短絡用導体62は、金属板、金属メッキ又はカーボン印刷が施されたラバーシートなどの導体であり、例えば、蓋部材42の内側面に突出して設けられた土台部42aの表面に取り付け又は蒸着されている。この短絡用導体62は、本体ケース41と蓋部材42とが組み合わされることにより、電子基板50における2つのランド61の両方に当接してそれらを電気的に接続する。即ち、筐体40に組み込まれる前の電子基板50は初期状態であり、筐体40に組み込まれた後の電子基板50は運用状態である。なお、2つのランド61が第1導体及び第2導体の一例であり、短絡用導体62が第3導体の一例である。
ところで、短絡用導体62は、電子基板50と本体ケース41及び蓋部材42との位置関係によっては、本体ケース41における電子基板50に対向する面に設けられることも考えられる。
図4に示したように、配線切替部60が、電子基板50を挟み込んで保持する本体ケース41及び蓋部材42の一方に設けられて電子基板50上の短絡が必要な部分に当接する短絡用導体62であることも考えられる。この場合、本体ケース41及び蓋部材42が組み合わされるだけで、特別な切替作業を伴わずに電子基板50が初期状態から運用状態へ切り替わるため、動作パラメータ設定及び装置組み立ての作業効率がより高まる。
また、電子基板50における共用入力端子511から第1ホール素子21の入力端子211に至る配線経路に、第1ホール素子21用の動作パラメータ設定信号を入力するための専用の端子が設けられることも考えられる。
1 電流検出装置
10 磁性体コア
11 中空部
12 ギャップ部
21,22 ホール素子
30 電流検出用バスバー
31 貫通部
32 端子部
32Z 貫通孔
40 筐体
41 本体ケース
42 蓋部材
43 第1保持部
44 第2保持部
45 スリット孔
46 欠け部
47 爪部(ロック機構)
48 枠部(ロック機構)
49 第3保持部
50 電子基板
51 コネクタ
52 欠け部
53 調整用入力端子
60 配線切替部
61 ランド
62 短絡用導体
211,221 ホール素子の入力端子
212,222 ホール素子の出力端子
213,223 ホール素子のグランド端子
511 コネクタの共用入力端子
512 コネクタの第1出力端子
513 コネクタのグランド端子
515 コネクタの第2出力端子

Claims (5)

  1. 両端がギャップ部を介して対向し、電流が流れるバスバーが貫通する中空部の周囲を囲んで一連に形成された磁性体コアと、
    電力の入力と動作パラメータ設定信号の入力とに兼用される入力端子と検出信号を出力する出力端子とを備え、前記磁性体コアの前記ギャップ部に配置され、前記磁性体コアの前記中空部を通過する電流に応じて変化する磁束を検出する2つの磁電変換素子と、
    2つの前記磁電変換素子、2つの前記磁電変換素子の両方に対応する共用入力端子、一方の前記磁電変換素子に対応する一方用入力端子及び2つの前記磁電変換素子の各々に対応する2つの個別出力端子が実装され、2つの前記磁電変換素子の前記出力端子各々と2つの前記個別出力端子各々とを個別に電気的に接続し、前記一方用入力端子と一方の前記磁電変換素子の前記入力端子とを電気的に接続し、さらに、前記共用入力端子と他方の前記磁電変換素子の前記入力端子とを電気的に接続する電子基板と、
    前記電子基板の配線状態を、前記共用入力端子と一方の前記磁電変換素子の前記入力端子とが電気的に分断された初期状態から、前記共用入力端子と2つの前記磁電変換素子の両方の前記入力端子とが電気的に接続された運用状態へ切り替える配線切替部と、を備えることを特徴とする電流検出装置。
  2. 前記配線切替部は、
    前記電子基板に実装されることにより、前記電子基板において前記共用入力端子と電気的に接続された第1配線から他方の前記磁電変換素子の前記入力端子と電気的に接続された第2配線とを電気的に接続するゼロオーム抵抗素子である、請求項1に記載の電流検出装置。
  3. 前記配線切替部は、
    前記電子基板に実装され、前記電子基板において前記共用入力端子と電気的に接続された第1配線と他方の前記磁電変換素子の前記入力端子と電気的に接続された第2配線との接続と非接続とを切り替える手動スイッチである、請求項1に記載の電流検出装置。
  4. 相互に組み合わされることにより、前記電子基板を挟み込みつつ前記磁性体コアと前記磁電変換素子と前記電子基板とを一定の位置関係に保持する2つの部材を含む部品保持部をさらに備え、
    前記配線切替部は、
    前記部品保持部における前記電子基板に対向する面に設けられ、前記2つの部材が組み合わされることにより、前記電子基板における前記共用入力端子と電気的に接続された第1導体と他方の前記磁電変換素子の前記入力端子と電気的に接続された第2導体との両方に当接してそれらを電気的に接続する第3導体である、請求項1に記載の電流検出装置。
  5. 前記一方用入力端子を除いた前記共用入力端子及び2つの前記個別出力端子は1つのコネクタの端子である、請求項1から請求項4のいずれかに記載の電流検出装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014033817A (ja) * 2012-08-09 2014-02-24 Daikoku Denki Co Ltd 遊技機
JP2015017862A (ja) * 2013-07-10 2015-01-29 アルプス・グリーンデバイス株式会社 電流センサ
CN112805558A (zh) * 2018-10-29 2021-05-14 株式会社友华 检测装置

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