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JP2011237332A - 入力電圧監視回路 - Google Patents

入力電圧監視回路 Download PDF

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JP2011237332A
JP2011237332A JP2010110323A JP2010110323A JP2011237332A JP 2011237332 A JP2011237332 A JP 2011237332A JP 2010110323 A JP2010110323 A JP 2010110323A JP 2010110323 A JP2010110323 A JP 2010110323A JP 2011237332 A JP2011237332 A JP 2011237332A
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JP
Japan
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input voltage
pulse
waveform
level
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JP2010110323A
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Tomokazu Kumagai
智和 熊谷
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Tamagawa Seiki Co Ltd
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Tamagawa Seiki Co Ltd
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Abstract

【課題】従来の入力電圧監視回路は、パルス波形のHレベルの時間に基づいて入力電圧の状態を判定するように構成されているので、入力電圧周波数の切換え及び変動が生じた場合に、入力電圧の状態が誤って判定される可能性があり、動作の信頼性が低下している。
【解決手段】本発明による入力電圧監視回路では、整流手段31は、三相交流電源10から入力電圧監視回路30への入力電圧であるR−T相間の線間電圧10aを全波整流して全波整流波形34を出力する。パルス成形手段32は、線間電圧10aに対応する全波整流波形34からパルス波形35を成形する。演算手段33は、パルス波形35の1周期の時間とパルス波形35の1周期中に含まれるLレベルの時間とに基づいて、三相交流電源10の入力電圧の電圧値を求める。
【選択図】図1

Description

本発明は、入力電圧監視回路に関し、特に、交流電源の入力電圧に対応するパルス波形の1周期の時間とLレベルの時間とに基づいて、交流電源の入力電圧の電圧値を求めるようにすることで、入力電圧の状態判定をより正確に行うことができ、動作の信頼性を向上できるようにするための新規な改良に関するものである。
従来用いられていたこの種の入力電圧監視回路としては、例えば特許文献1等に示されている構成が用いられている。すなわち、従来の入力電圧監視回路では、交流電源の入力電圧が全波整流されるとともに、この全波整流波形に対応するパルス波形が成形される。このとき、パルス波形のHレベルの時間が監視されるとともに、Hレベルの時間と所定の基準時間とが比較される。そして、この比較結果に基づいて、入力電圧が、定格電圧であるか、高電圧であるか、又は低電圧であるかが判定される。
特開2007−322192号公報
ところで、上述のパルス波形のHレベルの時間は入力電圧の周波数に大きく依存する。すなわち、上記のような従来の入力電圧監視回路では、パルス波形のHレベルの時間に基づいて入力電圧の状態を判定するように構成されているので、入力電圧周波数の切換え及び変動が生じた場合に、入力電圧の状態が誤って判定される可能性があり、動作の信頼性が低下している。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、その目的は、入力電圧の状態判定をより正確に行うことができ、動作の信頼性を向上できる入力電圧監視回路を提供することである。
本発明に係る入力電圧監視回路は、交流電源からの入力電圧を全波整流して全波整流波形を出力する整流手段と、前記整流手段の出力端に接続され、前記全波整流波形の電圧値が所定の閾値レベルよりも高いときにHレベルとなり、前記全波整流波形の電圧値が前記閾値レベルよりも低いときにLレベルとなるパルス波形を成形するパルス成形手段と、前記パルス成形手段の出力端に接続されるとともに、前記パルス波形の1周期の時間と前記パルス波形の1周期中に含まれる前記Lレベルの時間とを監視して、前記閾値電圧レベルをV1とし、前記パルス波形の1周期をTとし、前記パルス波形の1周期中に含まれる前記Lレベルの時間を2tとして、
Figure 2011237332
により前記交流電源の前記入力電圧の電圧値Vacを求める演算手段とを備える。
また、前記交流電源は、R相、S相、及びT相を有する三相交流電源であり、前記整流手段は、前記入力電圧である前記三相交流電源のR−S相間、R−T相間、及びS−T相間のうちの少なくとも2つの線間電圧を全波整流して前記全波整流波形を出力し、前記パルス成形手段は、前記線間電圧に対応する前記全波整流波形から前記パルス波形を成形し、前記演算手段は、前記パルス波形に基づいて前記線間電圧の電圧値を求めるとともに、Lレベルの継続時間が所定の基準時間を超える前記パルス波形があるか否かを判定し、前記継続時間が前記基準時間を超える前記パルス波形があると判定した場合に、該パルス波形の組み合わせに基づいて、どの相が欠相しているのかを検出することを特徴とする。
本発明の入力電圧監視回路によれば、演算手段は、交流電源からの入力電圧に対応するパルス波形の1周期の時間とLレベルの時間とに基づいて、交流電源の入力電圧の電圧値を求めるようにすることで、入力電圧周波数の切換え及び変動が生じた場合でも、交流電源の入力電圧の電圧値を得られる。これにより、入力電圧の状態判定をより正確に行うことができ、動作の信頼性を向上できる。
本発明の実施の形態1による入力電圧監視回路を示す構成図である。 図1の入力電圧監視回路での波形処理を示す説明図である。 本発明の実施の形態2による入力電圧監視回路を示す構成図である。 本発明の実施の形態3による入力電圧監視回路を示す構成図である。
以下、本発明を実施するための形態について、図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1による入力電圧監視回路30を示す構成図であり、図2は図1の入力電圧監視回路30での波形処理を示す説明図である。図1において、R相、S相、及びT相を有する三相交流電源10(交流電源)には、電源回路20と入力電圧監視回路30とが接続されている。電源回路20には、ダイオードブリッジからなる電源用整流手段21と、電源用整流手段21の第1及び第2出力端21a,21bに並列に接続された一対のコンデンサからなる平滑部22とが含まれている。三相交流電源10からの三相交流電圧は、電源用整流手段21で全波整流されるとともに平滑部22で平滑化されて、負荷(図示せず)に供給される。なお、電源用整流手段21の第2出力端21bに接続されたラインをマイナスライン23と呼ぶ。
入力電圧監視回路30には、整流手段31と、パルス成形手段32と、演算手段33とが含まれている。
整流手段31は、三相交流電源10のR相に接続された第1ダイオードD1と、三相交流電源10のT相に接続された第2ダイオードD2とによって構成された第1整流部311を含んでいる。第1整流部311(整流手段31)は、図2の(a)及び(b)に示すように、三相交流電源10から入力電圧監視回路30への入力電圧であるR−T相間の線間電圧10aを全波整流して、全波整流波形34を出力する。
パルス成形手段32は、例えばコンパレータやフォトカプラ等により構成された第1成形部U1を有している。第1成形部U1は、図2の(b)及び(c)に示すように、抵抗器R1を介して第1整流部311の出力端に接続されるとともに、マイナスライン23との間に接続されており、全波整流波形34の電圧値が所定の閾値レベルよりも高いときにHレベル(ハイレベル)となり、全波整流波形34の電圧値が閾値レベルよりも低いときにLレベル(ローレベル)となるパルス波形35を成形する。閾値レベルは、周知のように回路的に決定されるものである。
演算手段33は、例えばマイクロコンピュータ等により構成されており、第1成形部U1の出力端に接続されている。演算手段33は、第1成形部U1からのパルス波形35に基づいてR−T相間の線間電圧10a(入力電圧)の電圧値Vacを求める。
具体的には、パルス波形35の1周期の時間(HレベルとLレベルとの繰り返し時間)をTとし、パルス波形35の1周期中に含まれるLレベルの時間を2tとし、入力電圧のピーク値をVpとした場合、第1成形部U1(パルス成形手段32)における閾値レベルV1、及び入力電圧の電圧値Vacは、以下のように表すことができる。但し、式(1)中のfは、電源周波数であり1/2Tである。
Figure 2011237332
式(1)をVpについて整理するとともに該Vpを式(2)に代入すると、入力電圧の電圧値Vacは以下の式(3)ように表される。なお、式(3)では、fに1/2Tを代入している。
Figure 2011237332
演算手段33は、第1成形部U1からのパルス波形35について、パルス波形35の1周期の時間Tと、パルス波形35の1周期中に含まれるLレベルの時間を2tとを監視するとともに、これらT及びtを上記式(3)に代入することで入力電圧の電圧値Vacを求める。演算手段33は、求めた入力電圧の電圧値Vacと予め記憶している基準電圧値との差を求め、この求めた差が所定値を超える場合に入力電圧の異常を検出する。
このような入力電圧監視回路では、演算手段33は、三相交流電源10の入力電圧に対応するパルス波形35の1周期の時間TとLレベルの時間2tとに基づいて、三相交流電源10の入力電圧の電圧値Vacを求めるようにすることで、入力電圧周波数の切換え及び変動が生じた場合でも、三相交流電源10の入力電圧の電圧値Vacを得られる。これにより、入力電圧の状態判定をより正確に行うことができ、動作の信頼性を向上できる。
なお、実施の形態1では、入力電圧監視回路30は、三相交流電源10からの入力電圧の電圧値Vacを求めると説明したが、単相交流電源からの入力電圧の電圧値を求めてもよい。すなわち、本発明は単相の交流電源にも適用できる。
実施の形態2.
図3は、本発明の実施の形態2による入力電圧監視回路30を示す構成図である。なお、実施の形態1の構成と同一又は同等の構成については、同一の符号を付して説明する。実施の形態1では、三相交流電源10の1つの線間電圧の電圧値が求められるように説明したが、この実施の形態2では、三相交流電源10の3つの線間電圧10a〜10cの電圧値Vacが求められる。
図3に示すように、この実施の形態2の整流手段31は、第1整流部311に加えて、第2及び第3整流部312,313をさらに含んでいる。第2整流部312は、三相交流電源10のS相に接続された第3ダイオードD3と、三相交流電源10のR相に接続された第4ダイオードD4とによって構成されており、R−S相間の線間電圧10bを全波整流するものである。第3整流部313は、三相交流電源10のT相に接続された第5ダイオードD5と、三相交流電源10のS相に接続された第6ダイオードD6とによって構成されており、S−T相間の線間電圧10cを全波整流して全波整流波形34するものである。
また、この実施の形態2の整流手段31は、パルス成形手段32は、第1成形部U1に加えて、第2及び第3成形部U2,U3をさらに有している。第2及び第3成形部U2,U3は、第1成形部U1と同様に例えばコンパレータやフォトカプラ等により構成されており、R−S相間及びS−T相間の線間電圧10b,10cに対応する第2及び第3パルス波形36,37を成形するものである。第2及び第3パルス波形36,37は、第1パルス波形35に対して位相が120度及び240度ずれたパルス波形である。
演算手段33は、第1〜第3成形部U1,U2,U3の出力端に接続されており、入力電圧監視回路30への入力電圧であるR−T相間、R−S相間、及びS−T相間の線間電圧10a〜10cの電圧値Vacをそれぞれ求める。
また、この実施の形態2の演算手段33は、電圧値Vacを求めるとともに、Lレベルの継続時間が所定の基準時間を超えるパルス波形35〜37があるか否かを判定し、継続時間が基準時間を超えるパルス波形35〜37があると判定した場合に、該パルス波形35〜37の組み合わせに基づいて、どの相が欠相しているのかを検出する。
具体的には、R相、S相、及びT相のいずれかに欠相が発生した場合、どの相に欠相が発生したかに応じて第1〜第3パルス波形35〜37の状態が変わる。すなわち、
R相が欠相の場合には、R相に関わる第1及び第2パルス波形35,36の両方においてLレベルの継続時間が正常時よりも長くなり、
S相が欠相の場合には、S相に関わる第2及び第3パルス波形36,37の両方においてLレベルの継続時間が正常時よりも長くなり、
T相が欠相の場合には、T相に関わる第1及び第3パルス波形35,37の両方においてLレベルの継続時間が正常時よりも長くなる。
演算手段33は、このようなLレベルの継続時間が基準時間を超えるパルス波形35〜37の組み合わせに基づいて、どの相が欠相しているのかを検出する。
このような入力電圧監視回路30では、演算手段33は、線間電圧の電圧値Vacを求めるとともに、継続時間が基準時間を超えるパルス波形35〜37の組み合わせに基づいて、どの相が欠相しているのかを検出するので、線間電圧10a〜10cの電圧値Vacを求めるための回路構成を欠相検出にも兼用でき、部品コストを低減できる。
実施の形態3.
図4は、本発明の実施の形態3による入力電圧監視回路30を示す構成図である。なお、実施の形態1,2の構成と同一又は同等の構成については、同一の符号を付して説明する。実施の形態2の構成では、三相交流電源10の3つの線間電圧10a〜10cの電圧値Vacが求められるように説明したが、この実施の形態3の構成では、三相交流電源10の2つの線間電圧10a,10bの電圧値Vacが求められる。すなわち、実施の形態3の入力電圧監視回路30は、実施の形態2の入力電圧監視回路30の構成(図3参照)から第3整流部313及び第3成形部U3が省略された構成である。
このような構成では、
R相が欠相の場合には、R相に関わる第1及び第2パルス波形35,36の両方においてLレベルの継続時間が正常時よりも長くなり、
S相が欠相の場合には、S相に関わる第2パルス波形36のみでLレベルの継続時間が正常時よりも長くなり、
T相が欠相の場合には、T相に関わる第1パルス波形35のみでLレベルの継続時間が正常時よりも長くなる。
演算手段33は、このようなLレベルの継続時間が基準時間を超えるパルス波形35,36の組み合わせに基づいて、どの相が欠相しているのかを検出する。
このように、三相交流電源10の2つの線間電圧10a,10bを全波整流する構成でも、どの相が欠相しているのかを検出できる。すなわち、欠相検出するためには、少なくとも2つの線間電圧を全波整流すればよい。
10 三相交流電源 (交流電源)
10a〜10c 線間電圧(入力電圧)
30 入力電圧監視回路
31 整流手段
32 パルス成形手段
33 演算手段
34 全波整流波形
35〜37 パルス波形

Claims (2)

  1. 交流電源(10)からの入力電圧(10a〜10c)を全波整流して全波整流波形(34)を出力する整流手段(31)と、
    前記整流手段(31)の出力端に接続され、前記全波整流波形(34)の電圧値が所定の閾値レベルよりも高いときにHレベルとなり、前記全波整流波形(34)の電圧値が前記閾値レベルよりも低いときにLレベルとなるパルス波形(35〜37)を成形するパルス成形手段(32)と、
    前記パルス成形手段(32)の出力端に接続されるとともに、前記パルス波形(35〜37)の1周期の時間と前記パルス波形(35〜37)の1周期中に含まれる前記Lレベルの時間とを監視して、前記閾値電圧レベルをV1とし、前記パルス波形の1周期をTとし、前記パルス波形の1周期中に含まれる前記Lレベルの時間を2tとして、
    Figure 2011237332
    により前記交流電源(10)の前記入力電圧(10a〜10c)の電圧値Vacを求める演算手段(33)と
    を備えていることを特徴とする入力電圧監視回路。
  2. 前記交流電源(10)は、R相、S相、及びT相を有する三相交流電源(10)であり、
    前記整流手段(31)は、前記入力電圧(10a〜10c)である前記三相交流電源のR−S相間、R−T相間、及びS−T相間のうちの少なくとも2つの線間電圧(10a〜10c)を全波整流して前記全波整流波形(34)を出力し、
    前記パルス成形手段(32)は、前記線間電圧(10a〜10c)に対応する前記全波整流波形(34)から前記パルス波形(35〜37)を成形し、
    前記演算手段(33)は、前記パルス波形(35〜37)に基づいて前記線間電圧(10a〜10c)の電圧値Vacを求めるとともに、Lレベルの継続時間が所定の基準時間を超える前記パルス波形(35〜37)があるか否かを判定し、前記継続時間が前記基準時間を超える前記パルス波形(35〜37)があると判定した場合に、該パルス波形(35〜37)の組み合わせに基づいて、どの相が欠相しているのかを検出する
    ことを特徴とする請求項1記載の入力電圧監視回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US10876593B2 (en) 2016-03-31 2020-12-29 Yamashita Rubber Co., Ltd. Vibration damping device

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