JP2011258789A - Grinding method and grinder - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、半導体ウエハなどの被加工物の表面を研削加工する技術に関する。 The present invention relates to a technique for grinding a surface of a workpiece such as a semiconductor wafer.
半導体装置の製造工程では、半導体ウエハの裏面研削(バックグライド)や、半導体ウエハのおもて面側に形成された絶縁膜やメタル配線の研削(研磨を含む。)を行うことがある。一般にこのような研削加工は、研削砥石を被加工物の表面に接触させた状態で研削砥石と被加工物とを互いに摺動させることにより行われる。 In the manufacturing process of a semiconductor device, backside grinding (back glide) of a semiconductor wafer and grinding (including polishing) of an insulating film or metal wiring formed on the front surface side of the semiconductor wafer may be performed. In general, such grinding is performed by sliding the grinding wheel and the workpiece against each other with the grinding wheel in contact with the surface of the workpiece.
この種の研削加工に関する先行技術文献としては、たとえば、特開2006−59837号公報(特許文献1)が挙げられる。特許文献1には、半導体装置(半導体ウエハ)に対する研削砥石の下降速度を変化させつつ研削を行う研削方法が開示されている。
As a prior art document regarding this type of grinding, for example, Japanese Patent Laid-Open No. 2006-59837 (Patent Document 1) can be cited.
特許文献1に開示される研削方法は、半導体装置の厚さが所望の仕上げ厚さに達するまで、半導体装置に対して連続的に研削加工を施し、研削砥石を半導体装置に長時間接触させ続けるものである。しかしながら、この研削方法では、研削砥石に研削屑が固着して研削砥石の研削能力が低下しやすいという問題がある。研削砥石の研削能力が低下すれば、被加工物表面にキズなどの異常が発生し、加工精度が低下する。この問題に対しては、ダイアモンド砥石などを有する目立て用冶具を用いて、研削砥石の表面に固着した研削屑を除去することにより、研削砥石の研削能力を再生させることができる。しかしながら、この作業は手間と時間を必要とし、製造コストを上昇させ、生産能力を低下させる一因となっていた。
The grinding method disclosed in
上記に鑑みて本発明の目的は、研削砥石の研削能力を効率良く再生あるいは維持することができる研削方法及び研削装置を提供することである。 In view of the above, an object of the present invention is to provide a grinding method and a grinding apparatus that can efficiently regenerate or maintain the grinding ability of a grinding wheel.
本発明による研削方法は、研削砥石を半導体ウエハの被削面に接触させ、前記被削面に対して前記研削砥石を相対的に摺動させることにより前記半導体ウエハに研削加工を施す工程と、前記研削加工の途中で、前記研削砥石を前記半導体ウエハから離間させて前記半導体ウエハの当該被削面と前記研削砥石との間に間隙を形成し、前記間隙に研削液を流通させる工程と、を含むことを特徴とする。 The grinding method according to the present invention includes a step of grinding the semiconductor wafer by bringing a grinding wheel into contact with a work surface of a semiconductor wafer and sliding the grinding wheel relative to the work surface; A step of separating the grinding wheel from the semiconductor wafer in the course of processing to form a gap between the work surface of the semiconductor wafer and the grinding wheel, and passing a grinding fluid through the gap. It is characterized by.
本発明による研削装置は、研削砥石と、半導体ウエハが載置されるテーブルと、前記半導体ウエハに対して近接または離間する方向に前記研削砥石を相対移動させる第1の駆動部と、前記半導体ウエハの被削面に前記研削砥石が接触した状態で前記被削面に対して前記研削砥石を相対的に摺動させる第2の駆動部と、前記第1の駆動部及び前記第2の駆動部の各々を制御する駆動制御部と、前記半導体ウエハの当該被削面に研削液を供給する研削液供給部と、を備え、前記駆動制御部は、前記第1の駆動部を制御して前記研削砥石を前記半導体ウエハの当該被削面に接触させ、前記第2の駆動部を制御して前記被削面に対して前記研削砥石を相対的に摺動させることにより前記半導体ウエハに研削加工を施す研削工程と、前記研削加工の途中で、前記第1の駆動部を制御して前記研削砥石を前記半導体ウエハから離間させて前記被削面と前記研削砥石との間に間隙を形成し、前記間隙に前記研削液を流通させる研削面洗浄工程と、を順次実行することを特徴とする。 A grinding apparatus according to the present invention includes a grinding wheel, a table on which a semiconductor wafer is placed, a first drive unit that relatively moves the grinding wheel in a direction toward or away from the semiconductor wafer, and the semiconductor wafer. A second drive unit that slides the grinding wheel relative to the work surface in a state where the grinding wheel is in contact with the work surface, and each of the first drive unit and the second drive unit. A drive control unit that controls a grinding fluid supply unit that supplies a grinding fluid to the work surface of the semiconductor wafer, and the drive control unit controls the first drive unit to control the grinding wheel. A grinding step of grinding the semiconductor wafer by bringing the grinding wheel into contact with the surface to be cut of the semiconductor wafer and controlling the second drive unit to slide the grinding wheel relative to the surface to be cut; In the middle of the grinding process Cleaning the grinding surface by controlling the first drive unit to separate the grinding wheel from the semiconductor wafer to form a gap between the work surface and the grinding wheel and to circulate the grinding liquid in the gap And the steps are sequentially executed.
本発明によれば、研削砥石の研削能力を効率良く再生あるいは維持することができる。 According to the present invention, the grinding ability of a grinding wheel can be efficiently regenerated or maintained.
以下、本発明に係る実施形態について図面を参照しつつ説明する。 Hereinafter, embodiments according to the present invention will be described with reference to the drawings.
図1は、本発明の一実施形態の研削装置1の構成を概略的に示す図である。図1に示されるように、研削装置1は、被加工物(ワーク)である半導体ウエハ2が載置される真空吸着テーブル11と、研削パッド(研削砥石)22,…,22を有する研削ヘッド20と、真空吸着テーブル11を中心軸線X1の回りに回転させる回転駆動部(図示せず)を有するテーブル駆動機構10と、研削ヘッド20を中心軸線X2の回りに回転させる回転駆動部(図示せず)を有するヘッド駆動機構25と、半導体ウエハ2の表面(被削面)2aに研削液を供給する研削液供給部27とを備える。
FIG. 1 is a diagram schematically showing a configuration of a
ヘッド駆動機構25は、中心軸線X2に沿って半導体ウエハ2に対して離間または近接する方向に研削ヘッド20を移動(上昇または下降)させる駆動部(図示せず)をも有し、テーブル駆動機構10は、中心軸線X1に垂直な水平方向に真空吸着テーブル11を移動させる送り駆動部(図示せず)をも有している。
The
また、研削装置1は、研削制御部30と、この研削制御部30に指示情報を与える操作パネル35とを有する。研削制御部30は、テーブル駆動機構10及びヘッド駆動機構25の各動作を制御する駆動制御部31と、研削液供給部27の動作を制御する配液制御部32とを有している。ユーザが操作パネル35を操作して研削加工制御に関する指示情報を入力すると、駆動制御部31及び配液制御部32は、入力された指示情報に応じた研削加工制御を実行する。
The
なお、研削制御部30は、たとえば、CPUなどのマイクロプロセッサ,ROM(Read Only Memory),RAM(Random Access Memory)及び入出力インタフェースを含む制御回路で構成することができる。また、駆動制御部31及び配液制御部32の機能の全部または一部を、マイクロプロセッサにより実行される制御用コンピュータプログラムで実現することも可能である。
The
半導体ウエハ2は、たとえば、シリコンなどの単結晶半導体、多結晶半導体あるいは化合物半導体からなる構造を含むバルク基板やSOI(Silicon−On−Insulator)基板といった半導体基板を有している。
The
半導体ウエハ2の被削面2aは、半導体ウエハ2のおもて面(集積回路が形成される側の面)をなす樹脂層、あるいは、半導体ウエハ2の裏面(集積回路が形成されない側の面)である。銅などの金属配線を含む樹脂層の研削加工を行うと、研削砥石に金属配線の研削屑が固着しやすい。WCSP(Wafer−level Chip Scale Packaging)の製造工程の場合、ウエハプロセス完了後、半導体ウエハの電極パッド上に銅などの金属メッキ膜の配線パターンを形成し、その後、この半導体ウエハの表面を樹脂膜で封止する。次に、この樹脂膜の表面を研削して配線パターンの一部を露出させ、その露出した部分に外部接続用の電極端子(はんだボールなど)を形成することが行われる。配線パターンの研削屑は、研削パッド22の表面に固着しやすく、研削パッド22の研削能力を低下させやすい。後述するように、本実施形態に係る研削方法を使用すれば、研削パッド22に金属配線の研削屑が強固に固着する前に、目立て用治具を用いずに、研削パッド22に付着した研削屑を効率良く除去することができる。
The
研削ヘッド20は、図1に示されるように、ヘッド駆動機構25の回転軸25aに固定された回転盤21と、この回転盤21の表面に形成された多数の研削パッド22,…,22とを有する。図2は、この研削ヘッド20と半導体ウエハ2とを概略的に示す上面視図である。図2に示されるように、研削ヘッド20の表面には、環状に配列された多数の研削パッド22,…,22が形成されているが、これら研削パッド22,…,22の形状や配列に限定されるものではない。
As shown in FIG. 1, the
研削パッド22は、切れ刃として機能する粒度の低い微少な砥粒(図示せず)を含有する研削砥石である。砥粒の材料としては、たとえば、ダイアモンドや立方晶窒化ホウ素(CBN:Cubic Boron Nitride)やアルミナ(Al2O3)を主体とするものが挙げられる。研削パッド22は、公知のレジノイド結合剤(Resinoid bond)といった結合剤を用いて多数の砥粒を互いに結合することにより成形される。
The
このような研削パッド22を用いて銅やアルミニウムなどの軟らかく粘りのある被削材を長時間連続的に研削すると、研削パッド22の表面部の砥粒の間に研削屑が固着し、砥粒が研削屑の中に埋もれてしまうという現象(目詰まり)が起こる。目詰まりが生じると、研削パッド22の研削能力が低下して、研削速度の制御が困難になったり、被削面2aの全体に亘って仕上げ厚さを均一にすることができなかったりするという問題がある。この種の目詰まりを解消するためにダイアモンド砥石などの目立て用冶具を用いて研削パッド22の表面に付着した研削屑を除去することにより、研削パッド22の研削能力を再生させることができるが、この作業には多大な手間と時間を要する。後述するように、本実施形態に係る研削方法を使用すれば、研削パッド22に研削屑が強固に固着する前に、目立て用治具を用いることなく、研削パッド22に付着した研削屑を効率良く除去することができる。
When a soft and viscous work material such as copper or aluminum is continuously ground for a long time using such a
図3は、研削パッド22,…,22が半導体ウエハ2の表面(被削面)2aを研削加工する状態を概略的に示す図である。図3及び図2に示されるように、被削面2aに研削パッド22が接触した状態で、テーブル駆動機構10は、半導体ウエハ2を中心軸線X1の回りに時計回り方向R1へ回転させ、ヘッド駆動機構25は、研削ヘッド20を中心軸線X2の回りに反時計回り方向R2へ回転させる。なお、研削ヘッド20を中心軸線X2の回りに時計回り方向へ回転させることも可能である。これにより、半導体ウエハ2の被削面2aに対して研削パッド22,…,22が相対的に摺動し、被削面2aの全体を均一に研削加工することができる。
FIG. 3 is a diagram schematically showing a state in which the
上記研削加工の工程中、研削液供給部27は、配液制御部32からの指令に応じて、ノズル27aの先端から研削液を吐出して被削面2aに研削液を供給する。ノズル27aから吐出された研削液は、研削ヘッド20の回転方向に沿って被削面2a上に供給される。この研削液は、半導体ウエハ2と研削パッド22との摺動により発生した熱の除去や潤滑のために与えられるものである。本実施形態では、研削液として、たとえば純水を使用することができる。
During the grinding process, the grinding
上記構成を有する研削装置1を用いた研削方法を図4を参照しつつ以下に説明する。図4は、本実施形態に係る加工シーケンスの一例を説明するためのグラフである。図4のグラフにおいて、横軸は、研削加工制御の実行時間すなわち加工時間tを示し、縦軸は、真空吸着テーブル11の上面からの研削パッド22の高さHpを示す。グラフの曲線の傾きは、ヘッド駆動機構25が中心軸線X2に沿って研削ヘッド20を送り込む速度であり、研削パッド22が被削面2aに接触しているときは、研削パッド22が半導体ウエハ2を研削する速度(研削速度)を意味する。
A grinding method using the grinding
操作パネル35にユーザ操作による加工開始指示が入力されると、駆動制御部31は、この加工開始指示に応じて、ヘッド駆動機構25及びテーブル駆動機構10に対する制御を開始する。これにより、まず、テーブル駆動機構10は、真空吸着テーブル11を水平方向に移動させて研削ヘッド20の中心軸線X2に対して半導体ウエハ2の中心軸線X1を所定距離だけオフセットする。その後、テーブル駆動機構10は、半導体ウエハ2を中心軸線X1の回りに一定の角速度Vθ1で回転させ、ヘッド駆動機構25は、研削ヘッド20を中心軸線X2の回りに一定の角速度Vθ2(Vθ2>Vθ1)で回転させる。一方、配液制御部32は、研削液供給部27にそのノズル27aの先端から被削面2aに向けて研削液を吐出させる。
When a machining start instruction by a user operation is input to the
そして、ヘッド駆動機構25は、図4のグラフに示されるように研削ヘッド20を一定の速度V0で下降させる(時刻t0以後)。研削パッド22,…,22が半導体ウエハ2の被削面2aに接触すると(時刻t1)、半導体ウエハ2に対する予備研削加工が開始される。予備研削加工では、ヘッド駆動機構25は、研削ヘッド20を研削速度V1で送り込む。
The
その後の時刻tA1で、駆動制御部31は、ヘッド駆動機構25を制御して被削面2aから研削ヘッド20を離間させて予備研削加工を中断させる。駆動制御部31は、時刻tA1〜tA2の間、ヘッド駆動機構25を制御して研削ヘッド20を上昇させることにより被削面2aと研削パッド22との間に間隙を形成する。ノズル27aから供給されている研削液は、その間隙を満たしつつ研削ヘッド20の相対回転に伴い間隙を流通することとなる。間隙の大きさは、研削液が間隙を完全に流通することができる大きさであればよく、たとえば、500μm程度にすればよい。
At time t A1 thereafter, the drive control unit 31 controls the
時刻tA2で、駆動制御部31は、ヘッド駆動機構25を制御して研削ヘッド20の速度を上昇速度から下降速度に切り替える。この結果、研削ヘッド20は、被削面2aの方向に移動して間隙を流通する研削液に圧力を加えるので、間隙を流通する研削液の液圧が上昇することとなる。その後の時刻tA3で、研削パッド22,…,22が再び被削面2aに接触すると、半導体ウエハ2に対する予備研削加工が再開される。その後、予備研削加工は研削速度V1で続行される。
At time t A2 , the drive control unit 31 controls the
上記したように駆動制御部31は、予備研削加工を中断し、研削ヘッド20の動作を下降動作から上昇動作に切り替えて研削パッド22と被削面2aとの間に間隙を形成し、この間隙に液圧の高い研削液を流通させる(時刻tA1〜tA3)。これにより、研削パッド22を洗浄して研削パッド22に付着している研削屑をすることができ、研削パッド22の高い研削能力を再生あるいは維持することができる。
As described above, the drive control unit 31 interrupts the preliminary grinding process, switches the operation of the grinding
次に、図4に示されるように、現在時刻が時刻t2に達すると、駆動制御部31は、ヘッド駆動機構25を制御して研削ヘッド20の送り込み速度(下降速度)V1を、より低い速度V2に切り替えて、予備研削加工を終了させ、仕上げ研削加工を開始させる。その後、仕上げ研削加工は研削速度V2で進行する。
Next, as shown in FIG. 4, when the current time reaches time t 2 , the drive control unit 31 controls the
その後の時刻tB1で、駆動制御部31は、ヘッド駆動機構25を制御して被削面2aから研削ヘッド20を離間させて仕上げ研削加工を中断させる。駆動制御部31は、時刻tB1〜tB2の間、ヘッド駆動機構25を制御して研削ヘッド20を上昇させることにより被削面2aと研削パッド22との間に間隙を形成する。ノズル27aから供給されている研削液は、その間隙を満たしつつ研削ヘッド20の相対回転に伴い間隙を流通することとなる。上記した予備研削加工の場合と同様に、間隙の大きさは、研削液が間隙を完全に流通することができる大きさであればよく、たとえば、500μm程度にすればよい。
At time t B1 thereafter, the drive control unit 31 controls the
時刻tB2で、駆動制御部31は、ヘッド駆動機構25を制御して研削ヘッド20の速度を上昇速度から下降速度に切り替える。この結果、研削ヘッド20は、被削面2aの方向に移動して間隙を流通する研削液に圧力を加えるので、間隙を流通する研削液の液圧が上昇することとなる。その後の時刻tB3で、研削パッド22,…,22が再び被削面2aに接触すると、半導体ウエハ2に対する仕上げ研削加工が再開される。その後、仕上げ研削加工は研削速度V2で続行される。
At time tB2 , the drive control unit 31 controls the
上記したように駆動制御部31は、半導体ウエハ2の厚さが仕上げ厚さに到達する前に、仕上げ研削加工を中断し、研削ヘッド20の動作を下降動作から上昇動作に切り替えて研削パッド22と被削面2aとの間に間隙を形成し、この間隙に液圧の高い研削液を流通させる(時刻tB1〜tB3)。これにより、研削パッド22を洗浄して研削パッド22に付着している研削屑を除去することができ、研削パッド22の高い研削能力を再生あるいは維持することができる。したがって、半導体ウエハ2の仕上げ厚さの精度や被削面2aの加工精度(平坦性など)を向上させることができる。
As described above, the drive control unit 31 interrupts the finish grinding before the thickness of the
その後、図4に示されるように、現在時刻が時刻t3に達すると、駆動制御部31は、ヘッド駆動機構25を制御して研削ヘッド20の下降速度V1を上昇速度V3に切り替えて、仕上げ研削加工を終了させる。
Thereafter, as shown in FIG. 4, when the current time reaches the time t 3, the drive control unit 31 switches the lowering speed V1 of the grinding
以上に説明したように本実施形態に係る研削方法は、研削加工の途中で、半導体ウエハ2の被削面2aと研削パッド22との間に間隙を形成し、この間隙に液圧の高い研削液を流通させるので、研削パッド22の表面に付着した研削屑を除去し、研削パッド22の高い研削能力を再生あるいは維持することができる。
As described above, in the grinding method according to the present embodiment, a gap is formed between the
図5は、図4に示した加工シーケンスと対比するための比較例の加工シーケンスを示すグラフである。図5に示されるように時刻t1〜t3の間に予備研削加工及び仕上げ研削加工を連続的に実行すると、研削パッド22に研削屑が固着することがある。研削パッド22に研削屑が固着すれば、被削面2aの加工精度が低下し、研削パッド22から強固に固着した研削屑を除去する作業が必要となる。これに対し、本実施形態に係る研削方法は、研削加工を一時的に中断して半導体ウエハ2の被削面2aと研削パッド22との間に研削液が流通する間隙を形成し、その後、研削加工を続行するので、研削パッド22に研削屑が強固に固着する前にその研削屑を容易に除去することができる。また、研削加工の工程中、研削パッド22は高い研削能力を発揮し続けることができる。たとえば、金属配線を含む樹脂層の研削加工を行う場合でも、研削加工の工程において研削パッド22は高い研削能力を発揮し続けることができる。
FIG. 5 is a graph showing a machining sequence of a comparative example for comparison with the machining sequence shown in FIG. As shown in FIG. 5, if the pre-grinding process and the finish grinding process are continuously performed between the times t 1 to t 3 , the grinding scraps may adhere to the grinding
上記した本実施形態に係る研削方法を使用することにより、半導体ウエハ2に形成される半導体装置の生産能力の向上と歩留まりの向上とを実現することができる。
By using the grinding method according to this embodiment described above, it is possible to improve the production capacity and the yield of the semiconductor device formed on the
以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な形態を採用することができる。たとえば、図4に示した加工シーケンスでは、研削速度がV1からV2に1回変速しているが、これに限定されるものではない。研削速度を2回以上変速させてもよい。 As mentioned above, although embodiment of this invention was described with reference to drawings, these are illustrations of this invention and can employ | adopt various forms other than the above. For example, in the machining sequence shown in FIG. 4, the grinding speed is changed once from V1 to V2, but the present invention is not limited to this. The grinding speed may be changed twice or more.
また、駆動制御部31は、測距センサを用いて半導体ウエハ2の被削面2aの高さをリアルタイムに計測し、その計測結果に基づいて半導体ウエハ2の厚さを測定し、その測定結果に基づいて研削速度(送り込み速度)を制御する機能を有していてもよい。
Further, the drive control unit 31 measures the height of the
1 研削装置、 2 半導体ウエハ(ワーク)、 2a 被削面、 10 テーブル駆動機構、 11 真空吸着テーブル、 20 研削ヘッド、 21 回転盤、 22 研削パッド(研削砥石)、 25 ヘッド駆動機構、 27 研削液供給部、 27a ノズル、 30 研削制御部、 31 駆動制御部、 32 配液制御部、 35 操作パネル。
DESCRIPTION OF
Claims (10)
前記研削加工の途中で、前記研削砥石を前記半導体ウエハから離間させて前記半導体ウエハの当該被削面と前記研削砥石との間に間隙を形成し、前記間隙に研削液を流通させる工程と、
を含むことを特徴とする研削方法。 Grinding the semiconductor wafer by bringing the grinding wheel into contact with the work surface of the semiconductor wafer and sliding the grinding wheel relative to the work surface;
In the middle of the grinding process, separating the grinding wheel from the semiconductor wafer to form a gap between the work surface of the semiconductor wafer and the grinding wheel, and circulating a grinding liquid through the gap;
A grinding method comprising:
半導体ウエハが載置されるテーブルと、
前記半導体ウエハに対して近接または離間する方向に前記研削砥石を相対移動させる第1の駆動部と、
前記半導体ウエハの被削面に前記研削砥石が接触した状態で前記被削面に対して前記研削砥石を相対的に摺動させる第2の駆動部と、
前記第1の駆動部及び前記第2の駆動部の各々を制御する駆動制御部と、
前記半導体ウエハの当該被削面に研削液を供給する研削液供給部と、
を備え、
前記駆動制御部は、
前記第1の駆動部を制御して前記研削砥石を前記半導体ウエハの当該被削面に接触させ、前記第2の駆動部を制御して前記被削面に対して前記研削砥石を相対的に摺動させることにより前記半導体ウエハに研削加工を施す研削工程と、
前記研削加工の途中で、前記第1の駆動部を制御して前記研削砥石を前記半導体ウエハから離間させて前記被削面と前記研削砥石との間に間隙を形成し、前記間隙に前記研削液を流通させる研削面洗浄工程と、
を順次実行することを特徴とする研削装置。 A grinding wheel,
A table on which a semiconductor wafer is placed;
A first drive unit that relatively moves the grinding wheel in a direction approaching or separating from the semiconductor wafer;
A second drive unit for sliding the grinding wheel relative to the work surface in a state where the grinding wheel is in contact with the work surface of the semiconductor wafer;
A drive control unit for controlling each of the first drive unit and the second drive unit;
A grinding fluid supply section for supplying a grinding fluid to the work surface of the semiconductor wafer;
With
The drive control unit
The grinding wheel is brought into contact with the work surface of the semiconductor wafer by controlling the first drive unit, and the grinding wheel is slid relative to the work surface by controlling the second drive unit. A grinding step of grinding the semiconductor wafer by
During the grinding process, the first driving unit is controlled so that the grinding wheel is separated from the semiconductor wafer to form a gap between the work surface and the grinding wheel, and the grinding liquid is formed in the gap. Grinding surface cleaning process to distribute,
A grinding apparatus characterized by sequentially executing.
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