JP2011258364A - ソケット - Google Patents
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Abstract
【課題】反りの発生を抑制し、被接続物と実装基板等との接続距離を短縮可能なソケットを提供すること。
【解決手段】本ソケット10は、第1の中継基板30と、第2の中継基板40と、前記第1の中継基板に固定された枠部20と、を有し、前記第1の中継基板は、実装基板110との対向面と反対側の面に形成された第1の導体層と、前記実装基板との対向面に形成された第2の導体層と、を備え、前記第2の中継基板は、貫通孔を有する基板本体と、前記貫通孔に挿入された状態で前記基板本体に固定され、前記基板本体から前記第1の中継基板側に突出する第1の接続部及び前記基板本体から前記被接続物側に突出する第2の接続部を有する接続端子と、を備え、前記第1の接続部が、前記第1の中継基板の前記第1の導体層と接触し、前記第2の接続部が、前記被接続物のパッドと接触し、前記被接続物と前記実装基板とが電気的に接続される。
【選択図】図3
【解決手段】本ソケット10は、第1の中継基板30と、第2の中継基板40と、前記第1の中継基板に固定された枠部20と、を有し、前記第1の中継基板は、実装基板110との対向面と反対側の面に形成された第1の導体層と、前記実装基板との対向面に形成された第2の導体層と、を備え、前記第2の中継基板は、貫通孔を有する基板本体と、前記貫通孔に挿入された状態で前記基板本体に固定され、前記基板本体から前記第1の中継基板側に突出する第1の接続部及び前記基板本体から前記被接続物側に突出する第2の接続部を有する接続端子と、を備え、前記第1の接続部が、前記第1の中継基板の前記第1の導体層と接触し、前記第2の接続部が、前記被接続物のパッドと接触し、前記被接続物と前記実装基板とが電気的に接続される。
【選択図】図3
Description
本発明は、半導体パッケージ等の被接続物を実装基板等と電気的に接続するソケットに関する。
従来より、被接続物を実装基板等と電気的に接続するソケットが知られている。図1は、従来のソケットを例示する断面図(その1)である。図1を参照するに、従来のソケット200は、樹脂を成形したハウジング201と、ばね性を有する導電性の接続端子202とを有する。
ハウジング201には、複数の貫通孔201xが所定のピッチで配設されている。接続端子202は、一体的に構成された接続部215及び216とばね部217とを有し、ハウジング201の貫通孔201xに固定されている。接続部215はハウジング201の上面から突出しており、接続部216はハウジング201の下面から露出している。
接続部216は、はんだボール208を介して、マザーボード等の実装基板209と電気的に接続されている。パッド206を有する被接続物205(例えば、配線基板や半導体パッケージ等)がハウジング201の方向に押圧されると、接続部215はパッド206と接触する。これにより、接続端子202と被接続物205とは電気的に接続される。すなわち、被接続物205は、接続端子202を介してマザーボード等の実装基板209と電気的に接続される(例えば、特許文献1、2参照)。
図2は、従来のソケットを例示する断面図(その2)である。図2を参照するに、従来のソケット300は、間隔変換基板301と、中継基板304と、ボルト309とを有する。
間隔変換基板301の一方の面には、複数のばね性を有する接続端子302が固定されている。間隔変換基板301の他方の面には、複数のパッド303が設けられている。中継基板304の一方の面には複数のばね性を有する接続端子305が固定され、他方の面には複数のばね性を有する接続端子306が固定されている。接続端子305と接続端子306とは電気的に接続されている。実装基板307の一方の面には、複数のパッド308が設けられている。
間隔変換基板301、中継基板304、及び実装基板307が、ボルト309により固定されると、間隔変換基板301の各パッド303は中継基板304の接続端子305と接触し、実装基板307の各パッド308は中継基板304の接続端子306と接触する。これにより、間隔変換基板301の各パッド303と実装基板307の各パッド308とは、中継基板304を介して電気的に接続される。又、間隔変換基板301の接続端子302を半導体チップ310のパッド311にはんだ等により接続することにより、被接続物である半導体チップ310は、間隔変換基板301及び中継基板304を介してマザーボード等の実装基板307と電気的に接続される(例えば、特許文献3参照)。
ところで、図1に示すソケット200において、ハウジング201は樹脂を成形して作製するとき加熱され、反りが生じる場合がある。又、接続端子202とマザーボード等の実装基板209とを、はんだボール208を介して接続する際に、例えば230℃程度に加熱して、はんだボール208を溶融させる。この時、樹脂を成形したハウジング201も同程度の温度となるため、ハウジング201に反りが発生する場合がある。
このようなハウジング201の反りは、ソケット200において、隣接する接続端子202(隣接する貫通孔201x)が狭ピッチ化されたり、ハウジング201が薄型化されたりすると、より大きくなる。ハウジング201の反りは、接続端子202とマザーボード等の実装基板209との接続信頼性を低下させる一因となっていた。
又、図2に示すソケット300において、中継基板304の両面に接続端子305及び306が固定されているため、接続端子305の先端部から、中継基板304を介して接続端子306の先端部までの距離が長い。そのため、被接続物である半導体チップ310とマザーボード等の実装基板307との接続距離(信号の伝送経路)が長くなり、電気特性的に不利である。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、反りの発生を抑制し接続端子と実装基板等との接続信頼性を向上すると共に、被接続物と実装基板等との接続距離を短縮可能なソケットを提供することを課題とする。
本ソケットは、実装基板上に搭載された第1の中継基板と、前記第1の中継基板上に着脱可能な状態で搭載された第2の中継基板と、前記第1の中継基板に固定された枠部と、を有し、前記枠部は、前記第1及び前記第2の中継基板を位置決め保持するとともに、被接続物を前記第2の中継基板上に着脱可能な状態で位置決め保持可能に構成され、前記第1の中継基板は、前記実装基板との対向面と反対側の面に形成された第1の導体層と、前記実装基板との対向面に形成された第2の導体層と、を備え、前記第2の中継基板は、貫通孔を有する基板本体と、前記貫通孔に挿入された状態で前記基板本体に固定され、前記基板本体から前記第1の中継基板側に突出する第1の接続部及び前記基板本体から前記被接続物側に突出する第2の接続部を有する接続端子と、を備え、前記第1の接続部が、前記第1の中継基板の前記第1の導体層と接触し、前記第2の接続部が、前記被接続物のパッドと接触し、前記被接続物と前記実装基板とが電気的に接続されることを要件とする。
開示の技術によれば、反りの発生を抑制し接続端子と実装基板等との接続信頼性を向上すると共に、被接続物と実装基板等との接続距離を短縮可能なソケットを提供できる。
以下、図面を参照して発明を実施するための形態について説明する。なお、各図面において、同一構成部分には同一符号を付し、重複した説明を省略する場合がある。
なお、以下の実施の形態及びその変形例では、一例として、半導体パッケージ、第1の中継基板、及び第2の中継基板の平面形状が矩形状である場合を示すが、半導体パッケージ、第1の中継基板、及び第2の中継基板の平面形状は矩形状には限定されず、任意の形状として構わない。
〈第1の実施の形態〉
図3は、第1の実施の形態に係るソケットを例示する断面図である。図4は、図3の一部を拡大して例示する断面図である。図3及び図4を参照するに、ソケット10は、枠部20と、第1の中継基板30と、第2の中継基板40とを有する。100は被接続物である半導体パッケージを、110はマザーボード等の実装基板を、130は蓋部を示している。半導体パッケージ100は、ソケット10を介して、実装基板110と電気的に接続されている。なお、第1の実施の形態では、被接続物として半導体パッケージ100を例示して説明するが、被接続物は半導体チップを有さない配線基板等であっても構わない。
図3は、第1の実施の形態に係るソケットを例示する断面図である。図4は、図3の一部を拡大して例示する断面図である。図3及び図4を参照するに、ソケット10は、枠部20と、第1の中継基板30と、第2の中継基板40とを有する。100は被接続物である半導体パッケージを、110はマザーボード等の実装基板を、130は蓋部を示している。半導体パッケージ100は、ソケット10を介して、実装基板110と電気的に接続されている。なお、第1の実施の形態では、被接続物として半導体パッケージ100を例示して説明するが、被接続物は半導体チップを有さない配線基板等であっても構わない。
以下、図3及び図4、並びに図5A〜図5Cを参照しながら、ソケット10、半導体パッケージ100、及び実装基板110について詳説する。
図5A〜図5Cは、第1の実施の形態に係るソケットの枠部を例示する図である。図5Aが平面図、図5Bが底面図、図5Cが斜視図である。図5A〜図5Cを参照するに、枠部20は、中央に矩形状の開口部20xを有する額縁状の部材に第1の位置決め保持部21と、第2の位置決め保持部22と、第3の位置決め保持部23とを設けたものであり、樹脂や金属等から構成されている。枠部20は、第1の中継基板30、第2の中継基板40、及び半導体パッケージ100の位置決め及び保持をし、それぞれを位置合わせする機能を有する。又、枠部20は、第1の中継基板30と第2の中継基板40との間隔、及び第2の中継基板40と半導体パッケージ100との間隔が所定値以下になることを防止する機能を有する。
第1の位置決め保持部21は、枠部20の上面20Aよりも内側の、上面20Aよりも一段下がった位置に額縁状に設けられた面である。第1の位置決め保持部21は、半導体パッケージ100を構成する基板101の下面の外縁部と接している。内側面20Bの形成する開口部の形状は、半導体パッケージ100の平面形状に合わせて矩形状とされている。又、内側面20Bの形成する開口部の形状は、半導体パッケージ100の着脱を可能とするため、基板101の外形形状よりも若干大きくされている。内側面20Bと基板101の側面とは、接していても構わないし、第2の中継基板40と半導体パッケージ100との間に位置ずれが生じない程度の隙間があっても構わない。
第2の位置決め保持部22は、第1の位置決め保持部21よりも内側の、第1の位置決め保持部21よりも更に一段下がった位置に額縁状に設けられた面である。第2の位置決め保持部22は、第2の中継基板40の下面の外縁部と接している。内側面20Cの形成する開口部の形状は、第2の中継基板40の平面形状に合わせて矩形状とされている。又、内側面20Cの形成する開口部の形状は、第2の中継基板40の着脱を可能とするため、第2の中継基板40の外形形状よりも若干大きくされている。内側面20Cと第2の中継基板40の側面とは、接していても構わないし、第2の中継基板40と半導体パッケージ100との間、及び第2の中継基板40と第1の中継基板30との間に位置ずれが生じない程度の隙間があっても構わない。
第3の位置決め保持部23は、枠部20の下面20Dの外縁部に複数個設けられた、下面20Dから突起する突起部である。複数の第3の位置決め保持部23には第1の中継基板30が圧入され、下面20D及び複数の第3の位置決め保持部23の内側面23Aは、それぞれ第1の中継基板30の上面の外縁部及び側面と接している。内側面23Aの形成する開口部の形状は、第1の中継基板30の平面形状に合わせて矩形状とされている。又、内側面23Aの形成する開口部の形状は、第1の中継基板30の圧入を可能とするため、第1の中継基板30の外形形状と略同一とされている。下面20Dから各第3の位置決め保持部23の底面23Bまでのそれぞれの高さは、実装基板110の上面から第1の中継基板30の上面までの高さと略同一であり、各第3の位置決め保持部23の底面23Bは実装基板110の上面と接している。
なお、枠部20は実装基板110には固定されていないが、第1の中継基板30が、はんだ120により実装基板110に固定されているため、第1の中継基板30が圧入されている枠部20も、間接的に実装基板110に固定されていることになる。
実装基板110(マザーボード等)は、基板本体111と、配線パターンのパッドである導体層112とを有する。導体層112は、基板本体111の一方の面に形成されている。基板本体111は、例えば、ガラスクロスにエポキシ樹脂等の絶縁樹脂を含浸したもの等である。導体層112の材料は、例えば、銅(Cu)等である。なお、第1の実施の形態では、導体層112の表面には、接続信頼性を向上するための金(Au)めっき等は施されていない。
ソケット10を構成する第1の中継基板30は、基板本体31と、導体層32及び33と、ビア配線34と、貴金属層35とを有する。導体層32及び33、ビア配線34、及び貴金属層35は、配線パターンを構成している。基板本体31の一方の面には導体層32及び貴金属層35が設けられ、他方の面には導体層33が設けられている。導体層32と導体層33とは、基板本体31の一方の面から他方の面に貫通する貫通孔内に設けられたビア配線34を介して電気的に接続されている。なお、ビア配線34は、貫通孔を充填しても構わない。
基板本体31は、例えば、ガラスクロスにエポキシ樹脂等の絶縁樹脂を含浸したもの等である。基板本体31の厚さは、例えば、100〜200μm程度とすることができる。導体層32及び33並びにビア配線34の材料としては、例えば、銅(Cu)等を用いることができる。導体層32及び33の厚さは、例えば、5〜10μm程度とすることができる。導体層32及び33は、例えば、セミアディティブ法やサブトラクティブ法等の各種配線形成方法により形成できる。 貴金属層35は、導体層32の上面に積層形成されている。貴金属層35としては、例えば、金(Au)層やパラジウム(Pd)層等の貴金属を含む層を用いることができる。貴金属層35は、例えば、無電解めっき法等により形成できる。なお、金(Au)層の下層として、ニッケル(Ni)層やNi/Pd層(Ni層とPd層をこの順番で積層した金属層)等を形成しても構わない。
貴金属層35は、後述する接続端子43との接続信頼性を向上するために設けられている。貴金属層35は、ばね性を有する接続端子43からの圧力に耐えるため、通常の金めっき層等に比べて大幅に厚く形成されている。はんだボール等との接続信頼性を向上するために通常設けられる金めっき層等の厚さは、0.05μm以下程度である。これに対して、貴金属層35の厚さは、例えば、0.4μm程度であり、通常設けられる金めっき層等の8倍以上の厚さとされている。
第1の中継基板30の導体層33と実装基板110の導体層112とは、はんだ120を介して電気的に接続されている。はんだ120の材料としては、例えば、Pbを含む合金、SnとCuの合金、SnとAgの合金、SnとAgとCuの合金等を用いることができる。なお、はんだ120の代わりに、例えば、導電性樹脂ペースト(例えば、Agペースト)等を用いても構わない。
ソケット10を構成する第2の中継基板40は、貫通孔41xが設けられた基板本体41と、接着剤42と、ばね性を有する接続端子43とを有する。接続端子43は貫通孔41xに挿入され、基板本体41の両面から突出するように、基板本体41の一方の面に接着剤42により接着されている。貫通孔41xの形状は、接続端子43の形状に合わせて適宜決定できるが、例えば平面形状が矩形状の孔とすることができる。
基板本体41は、接続端子43を固定するための基体となるものであり、例えば、ガラスクロスにエポキシ樹脂等の絶縁樹脂を含浸したリジッドな基板(例えば、FR4材)等を用いることができる。基板本体41として、ポリイミド樹脂等の絶縁樹脂を用いたフレキシブルなフィルム状基板を用いても構わない。基板本体41の厚さは、例えば、50〜100μm程度とすることができる。
基板本体41には、配線パターンは設けられていない。但し、必要に応じて配線パターンを設けても構わない。例えば、隣接する接続端子43が共に電源や基準電位(GND)等の同一信号を導通させる場合に、これらを基板本体41に設けた配線パターンで相互に接続することにより、電源や基準電位(GND)等の安定化を図ることができる。
接着剤42は、接続端子43を基板本体41に固定するためのものであり、熱硬化性の接着剤を用いることが好ましい。半導体パッケージ100の発熱やソケット10の使用される環境温度等により高温になっても溶融しないようにするためである。なお、基板本体41及び接着剤42として、例えば、ポリイミド樹脂等の絶縁樹脂の表面に熱硬化性の接着層が形成されたフレキシブルなフィルム状基板を用いても構わない。
接続端子43は、ばね性を有する接続端子である。接続端子43は、導電性を有する端子であり、例えばリン青銅やベリリウム銅等のCu系合金等から構成されている。
接続端子43の一端は、第1の中継基板30の貴金属層35に着脱可能な状態で接触し、貴金属層35と電気的に接続されている。接続端子43の他端は、後述する半導体パッケージ100の貴金属層105に着脱可能な状態で接触し、貴金属層105と電気的に接続されている。つまり、枠部20は、接続端子43の一端が第1の中継基板30の貴金属層35に対応する位置に配置され、接続端子43の他端が後述する半導体パッケージ100の貴金属層105に対応する位置に配置されるように、第1の中継基板30、第2の中継基板40、及び半導体パッケージ100の位置決め及び保持をしている。接続端子43の詳細な構造については、後述する。
被接続物である半導体パッケージ100は、基板101と、半導体チップ102と、放熱板103と、導体層104と、貴金属層105とを有する。基板101は、例えば絶縁樹脂を含む基板本体に絶縁層、配線パターン、ビア配線等(図示せず)が形成されたものである。基板101の一方の面にはシリコン等を含む半導体チップ102が実装され、他方の面には配線パターンの一部である導体層104が形成されている。導体層104の材料は、例えば、銅(Cu)等である。導体層104の厚さは、例えば、5〜10μm程度である。半導体チップ102上には、例えば銅(Cu)等からなる放熱板103が配置されている。なお、半導体チップ102の発熱量が小さい場合には、放熱板103は不要である。
貴金属層105は、導体層104の上面に積層形成されている。貴金属層105の材料や厚さ、形成する目的は貴金属層35と同様であるため、その説明は省略する。なお、導体層104及び貴金属層105は、基板101の他方の面に、例えば格子状に配置されたパッドである。すなわち、半導体パッケージ100は所謂LGA(Land grid array)であり、ソケット10は所謂LGA用のソケットである。
半導体パッケージ100上には、蓋部130が配置されている。蓋部130は、例えば金属で構成される略矩形状や略額縁状の部材であり、例えば枠部20の上面20Aの一端側に回動可能に取り付けられており、他端側にロック機構を有する。図3に示すように、蓋部130の外縁部を枠部20の上面20Aと接するように固定する(ロックする)ことにより、接続端子43は押圧されZ方向に縮んで所定のばね圧が生じ、半導体パッケージ100は第2の中継基板40を介して第1の中継基板30と確実に電気的に接続される。すなわち、被接続物である半導体パッケージ100は、ソケット10を介して、実装基板110と電気的に接続される。但し、蓋部130のロックを解除することにより、半導体パッケージ100及び第2の中継基板40は、枠部20から着脱可能である。
なお、蓋部130は、枠部20とは別体でも構わない。この場合には、例えば、半導体パッケージ100を蓋部130により上側から押圧した状態で、蓋部130が枠部20に固定可能な構造であれば良い。
ソケット10は、第2の中継基板40の基板本体41に、ばね性を有する接続端子43を直接固定し、反りの原因となるハウジングが存在しない構造としているため、反りの発生し難いソケットを実現できる。反りの発生を抑制することにより、半導体パッケージ100と実装基板110との接続信頼性を向上可能となる。又、第2の中継基板40は、隣接する第1の中継基板30及び半導体パッケージ100と、はんだ等により固定されていなく、枠部20から着脱可能である。そのため、接続端子43が破損したような場合であっても、容易に第2の中継基板40を良品と交換できる。
又、第2の中継基板40は、従来の中継基板304(図2参照)のように、両面に接続端子305及び306が固定された構造ではなく、両面から突出するように貫通孔41xに1つの接続端子43を挿入し固定した構造であるから、接続端子43の一端から他端までの距離を短くできる。そのため、被接続物である半導体パッケージ100とマザーボード等の実装基板110との接続距離(信号の伝送経路)を短くすることが可能となり、電気特性を改善できる。又、この構造により、ソケット10の低背化が可能である。
又、第1の中継基板30を設けず、ばね性を有する接続端子43を、マザーボード等の実装基板110の、表面に貴金属層が設けられていない導体層112と直接接触させると、十分な接続信頼性を得ることができない。しかし、第1の実施の形態では、マザーボード等の実装基板110上に第1の中継基板30をはんだ120で接続しており、ばね性を有する接続端子43は第1の中継基板30の貴金属層35と接するため、高い接続信頼性が得られる。
ここで、図6を参照しながら、接続端子43の詳細な構造について説明する。図6A及び図6Bは、第1の実施の形態に係る接続端子を例示する図である。図6Aが断面図、図6Bが斜視図である。図6A及び図6Bを参照するに、接続端子43は、第1の接続部51と、第2の接続部52と、ばね部53と、第1の支持部54と、第2の支持部55と、第3の支持部56と、曲げ部57と、接着部58とを有する。
接続端子43は、ばね性を有する接続端子であり、例えばリン青銅やベリリウム銅等のCu系合金等を用いた導電性材料から構成することができる。接続端子43の表面に、ニッケル(Ni)めっきやニッケル(Ni)合金めっき等を施しても構わない。
第1の接続部51は、断面がR形状とされている。第1の接続部51の厚さは、例えば、0.08mmとすることができる。第1の接続部51は、例えば第1の中継基板30の貴金属層35と接触する部分である。第1の接続部51の表面(貴金属層35等と接触する部分)に、例えばAuめっき膜(例えば、厚さ0.3〜0.5μm)等を形成すると、接触抵抗を下げることができ好適である。
第2の接続部52は、第1の接続部51の上方に、第1の接続部51と対向するように配置されている。第2の接続部52は、ばね部53、第1の支持部54、及び第2の支持部55を介して、第1の接続部51と電気的に接続されている。第2の接続部52は、接触部52aと、突出部52bとを有する。
接触部52aは、例えば半導体パッケージ100の貴金属層105と接触する部分である。接触部52aの表面(貴金属層105等と接触する部分)に、例えばAuめっき膜(例えば、厚さ0.3〜0.5μm)等を形成すると、接触抵抗を下げることができ好適である。接触部52aは、接続端子43が押圧された際、主に半導体パッケージ100の厚さ方向(図3のZ方向)に移動する。接触部52aは、ラウンド形状とされている。このように、接触部52aをラウンド形状とすることにより、接触部52aが押圧され貴金属層105等と接触する際、接触部52aにより貴金属層105等が破損することを防止できる。
又、接触部52aは、例えば半導体パッケージ100が第2の接続部52を押圧した際、ばね部53の変形により、第2の接続部52が第1の接続部51に近づく方向(図3のZ方向)に移動した状態で、貴金属層105等と接触する。これにより、貴金属層105等と第2の接続部52とが接触した際、第2の接続部52が、貴金属層105等が形成された面と平行な方向に大きく移動することがなくなるため、貴金属層105等を狭ピッチに配置できる。
突出部52bは、一方の端部が第2の支持部55と一体的に構成されており、他方の端部が接触部52aと一体的に構成されている。突出部52bは、第2の支持部55から貴金属層105等に向かう方向(第1の接続部51から離間する方向)に突出している。
このように、接触部52aと第2の支持部55との間に、接触部52a及び第2の支持部55と一体的に構成され、第2の支持部55から貴金属層105等に向かう方向(第1の接続部51から離間する方向)に突出する突出部52bを設けることで、半導体パッケージ100等が接触部52aを押圧した際のばね部53の変形による、貴金属層105等と第2の支持部55との接触を防止することが可能となるため、接続端子43及び貴金属層105等の破損を防止できる。
貴金属層105等と第2の接続部52とが接触していない状態における第2の接続部52の突出量A(第2の支持部55と突出部52bとの接続部分を基準としたときの突出量)は、例えば、0.3mmとすることができる。又、第2の接続部52の厚さは、例えば、0.08mmとすることができる。
ばね部53は、第1の支持部54と第2の支持部55との間に配置されており、第1の支持部54及び第2の支持部55と一体的に構成されている。ばね部53は、湾曲した形状(例えば、C字型)とされており、ばね性を有する。
ばね部53は、半導体パッケージ100等により第2の接続部52が押圧された際、第2の接続部52を貴金属層105等に向かう方向に反発させることで、第2の接続部52と貴金属層105等とを固定することなく、第2の接続部52と貴金属層105等とを接触させるためのものである。
ばね部53の幅及び厚さは、例えば、第2の接続部52の幅及び厚さと同じにできる。なお、第1の実施の形態の接続端子43では、実際には、第2の接続部52、ばね部53、第1の支持部54、及び第2の支持部55が一体的にばねとして機能する。第2の接続部52、ばね部53、第1の支持部54、及び第2の支持部55に対応する部分の接続端子43のばね定数は、例えば、0.6〜0.8N/mmとすることができる。
第1の支持部54は、ばね部53と第1の接続部51との間に配置されている。第1の支持部54の一方の端部は、ばね部53の一方の端部と一体的に構成されており、第1の支持部54の他方の端部は、第1の接続部51と一体的に構成されている。第1の支持部54は、板状とされている。
第1の中継基板30と対向する側の接着部58の面58A(XY平面と平行な平面)と平行な平面を平面Bとしたときに、第1の支持部54は、第1の中継基板30と対向する側の面54Aと平面Bとが成す角度θ1が鋭角となるように構成されている。角度θ1は、例えば、5〜15度とすることができる。
このように、角度θ1を鋭角にすることで、半導体パッケージ100等が接触部52aを押圧した際のばね部53の変形による第1の中継基板30等と第1の支持部54との接触を防止することが可能となるため、接続端子43及び第1の中継基板30等の破損を防止できる。第1の支持部54の幅及び厚さは、例えば、第2の接続部52の幅及び厚さと同じにできる。
第2の支持部55は、ばね部53と第2の接続部52との間に配置されている。第2の支持部55の一方の端部は、ばね部53の他方の端部と一体的に構成されており、第2の支持部55の他方の端部は、第2の接続部52の突出部52bと一体的に構成されている。第2の支持部55は、板状とされている。第2の支持部55の幅及び厚さは、例えば、第2の接続部52の幅及び厚さと同じにすることができる。
第3の支持部56は、曲げ部57及び接着部58を支持するために設けられている。第3の支持部56は、一方の端部が第1の接続部51と一体的に構成されており、他方の端部が曲げ部57と一体的に構成されている。第3の支持部56は、板状とされており、第1の接続部51から第2の接続部52に向かう方向(第1の接続部51から離間する方向)に突出している。第3の支持部56の幅及び厚さは、例えば、第2の接続部52の幅及び厚さと同じにすることができる。
曲げ部57は、第3の支持部56と接着部58とに所定の角度を持たせるために設けられており、断面がR形状とされている。曲げ部57は、一方の端部が第3の支持部56と一体的に構成されており、他方の端部が接着部58と一体的に構成されている。曲げ部57の幅及び厚さは、例えば、第2の接続部52の幅及び厚さと同じにすることができる。
接着部58は、接続端子43を第2の中継基板40に接着するために設けられている。接着部58は、板状とされており、一方の端部が曲げ部57と一体的に構成されている。接着部58の面58Aは、第2の中継基板40の一方の面に接着される。接着部58の厚さは、例えば、第2の接続部52の厚さと同じにすることができる。接着部58の幅は、第2の中継基板40との接着強度を確保するために、他の部分よりも(Y方向に)広くすることが好ましい。
接続端子43は、例えば、図示していない金属板(例えば、Cu系合金)を所定の形状に打ち抜き加工した後、打ち抜かれた金属板の表面全体にNiめっき膜(例えば、厚さ1〜3μm)を形成し、次いで、第1の接続部51及び接触部52aに対応する部分に形成されたNiめっき膜に、Auめっき膜(例えば、厚さ0.3〜0.5μm)を形成(Auめっき膜を部分的に形成)し、その後、Niめっき膜及びAuめっき膜が形成され、打ち抜かれた金属板を曲げ加工することで製造できる。上記金属板の材料となるCu系合金としては、例えば、リン青銅やベリリウム銅等を用いることができる。
なお、上記接続端子本体(図示せず)は、図示していない金属板(例えば、Cu系合金)を所定の形状にエッチング加工した後、エッチング加工された金属板を曲げ加工することで形成してもよい。図6Aに示す状態(接続端子43の第2の接続部52が押圧されていない状態)における接続端子43の高さH1は、例えば、1.5mm程度とすることができる。又、接続端子43の高さH2(平面Bから接着部58の面58Aまでの高さ)は、例えば、0.6mm程度とすることができる。接続端子43の可動範囲は、例えば、0.4mm程度とすることができる。
次に、図7〜図12を参照しながら、ソケット10を用いた半導体パッケージ100と実装基板110との接続方法について説明する。
始めに、図7に示すように、実装基板110及び第1の中継基板30を準備する。そして、実装基板110と第1の中継基板30とを、はんだ120を介して電気的に接続する。具体的には、実装基板110の導体層112と第1の中継基板30の導体層33に、それぞれはんだペーストを塗布し、導体層112と導体層33とを対向させて、それぞれに塗布されたはんだペースト同士を接触させる。そして、例えば230℃に加熱してはんだペーストを溶融し、はんだ120を形成する。
次いで、図8に示すように、枠部20を準備する。そして、枠部20を第1の中継基板30を囲むように実装基板110側に押しこみ、枠部20の複数の第3の位置決め保持部23を、第1の中継基板30に圧入する。これにより、枠部20の下面20D及び複数の第3の位置決め保持部23の内側面23Aは、それぞれ第1の中継基板30の上面の外縁部及び側面と接して固定される。この際、各第3の位置決め保持部23の底面23Bが実装基板110の上面と接するため、第3の位置決め保持部23がストッパーとして機能し、枠部20を実装基板110側に押しこみ過ぎて、はんだ120等にダメージを与えることを防止できる。なお、枠部20は、例えば、樹脂を用いた周知のトランスファーモールド法や、金属を用いたプレス加工や切削加工等により作製できる。
なお、図7と図8とは、順番が反対になっても構わない。すなわち、枠部20の複数の第3の位置決め保持部23を第1の中継基板30に圧入し、その後、第1の中継基板30を枠部20とともにリフロー等し、はんだ120を介して実装基板110と電気的に接続しても構わない。
次いで、図9(断面図)及び図10(平面図)に示すように、第2の中継基板40を準備する。そして、蓋部130を回動させて、第2の中継基板40を配置可能な状態とし、第2の中継基板40を第2の中継基板40の下面の外縁部が第2の位置決め保持部22と対向し、第2の中継基板40の側面が内側面20Cに支持されるように配置する。但し、この時点では、接続端子43は押圧されていないため、第2の中継基板40の下面の外縁部は第2の位置決め保持部22と接していない。第1の中継基板30と第2の中継基板40とは、枠部20により位置合わせされ、各接続端子43の第1の接続部51は第1の中継基板30の各貴金属層35と接する。
第1の実施の形態では、第2の中継基板40において、複数の接続端子43は、接続端子43の配設方向Cに対して所定の角度θ2をなすように配列されている(図10参照)。言い換えれば、複数の接続端子43は、接続端子43の配設方向Cに対して傾斜するように配置されている。所定の角度θ2は、例えば、25〜35度程度とすることができる。なお、接着部58の幅W1及びW2は、例えば、0.4mm程度とすることができる。又、第2の接続部52の幅W3は、例えば、0.2mm程度とすることができる。
このように、接続端子43の配設方向Cに対して傾斜するように、複数の接続端子43を配列させることにより、配設方向Cに対して平行となるように複数の接続端子43を配列した場合と比較して、単位面積当たりに多くの接続端子43を配置することが可能となる。これにより、接続端子43と接触する貴金属層35及び105を狭ピッチに配置できる。貴金属層35及び105のピッチは、例えば0.8〜1mm程度とすることができる。但し、複数の接続端子43の配列は図10には限定されず、例えば配設方向Cに対して平行となるように配列しても構わない。
なお、第2の中継基板40は、例えば、以下のようにして作製できる。すなわち、基板本体41にプレス加工等により貫通孔41xを形成する。そして、基板本体41の一方の面の、接続端子43の接着部58に対応する位置に、例えば熱硬化性のエポキシ系の接着剤42を塗布し、貫通孔41xに接続端子43を挿入する。貫通孔41xに接続端子43を挿入することにより、第2の接続部52、第2の支持部55、及びばね部53の一部(第2の支持部55に接続する側)が基板本体41の一方の面側に突出し、第3の支持部56、第1の接続部51、第1の支持部54、及びばね部53の一部(第1の支持部54に接続する側)が基板本体41の他方の面側に突出する。
貫通孔41xに接続端子43を挿入する際、所定の治具を用いて接続端子43が基板本体41の両面から所定量突出するように位置決めする。そして、接着剤42を硬化温度以上の温度にして硬化させる。これにより、接続端子43が貫通孔41xに挿入され、基板本体41の両面から突出するように、基板本体41の一方の面に接着剤42により接着された第2の中継基板40が作製される。
次いで、図11に示すように、半導体パッケージ100を準備する。そして、半導体パッケージ100を構成する基板101の下面の外縁部が第1の位置決め保持部21と対向し、基板101の側面が内側面20Bに支持されるように配置する。但し、この時点では、接続端子43は押圧されていないため、基板101の下面の外縁部は第1の位置決め保持部21と接していない。半導体パッケージ100と第2の中継基板40とは、枠部20により位置合わせされ、各接続端子43の第2の接続部52は半導体パッケージ100の各貴金属層105と接する。
次いで、図12に示すように、蓋部130を矢印方向に回動させて、半導体パッケージ100を実装基板110側に押し込み、蓋部130の外縁部が枠部20の上面20Aと接するように固定(ロック)する。これにより、接続端子43は押圧されZ方向に縮んで所定のばね圧が生じ、半導体パッケージ100は第2の中継基板40を介して第1の中継基板30と確実に電気的に接続される(図3参照)。すなわち、半導体パッケージ100は、ソケット10を介して、実装基板110と電気的に接続される。
なお、半導体パッケージ100は、第1の位置決め保持部21により保持されるため、第1の位置決め保持部21よりも実装基板110側に押し込まれることはない。このように、第1の位置決め保持部21は、半導体パッケージ100が必要以上に押し込まれ、接続端子43が必要以上に変形して破損することを防止するストッパーとしても機能している。又、第2の中継基板40は、第2の位置決め保持部22により保持されるため、第2の位置決め保持部22よりも実装基板110側に押し込まれることはない。このように、第2の位置決め保持部22は、第2の中継基板40が必要以上に押し込まれ、接続端子43が必要以上に変形して破損することを防止するストッパーとしても機能している。
このように、第1の実施の形態によれば、半導体パッケージ等の被接続物を実装基板等と電気的に接続するための、枠部と第1の中継基板と第2の中継基板とを有するソケットにおいて、第2の中継基板の基板本体に、ばね性を有する接続端子を固定し、反りの原因となるハウジングが存在しない構造としているため、反りの発生し難いソケットを実現できる。反りの発生を抑制することにより、半導体パッケージと実装基板との接続信頼性を向上可能となる。
又、第2の中継基板は、隣接する第1の中継基板及び半導体パッケージと、はんだ等により固定されていなく、枠部から着脱可能である。そのため、接続端子が破損したような場合であっても、容易に第2の中継基板を良品と交換できる。
又、第2の中継基板は、従来の中継基板(図2参照)のように、両面に接続端子が固定された構造ではなく、両面から突出するように貫通孔に1つの接続端子を挿入し固定した構造であるから、接続端子の一端から他端までの距離を短くできる。そのため、被接続物である半導体パッケージとマザーボード等の実装基板との接続距離(信号の伝送経路)を短くすることが可能となり、電気特性を改善できる。又、この構造により、ソケットの低背化が可能である。
又、マザーボード等の実装基板上に第1の中継基板を接続しており、ばね性を有する接続端子は第1の中継基板の貴金属層と接するため、高い接続信頼性が得られる(第1の中継基板を設けず、ばね性を有する接続端子を、マザーボード等の実装基板の、表面に貴金属層が設けられていない導体層(パッド)と直接接触させると、十分な接続信頼性を得ることができない)。
又、第1の中継基板をマザーボード等の実装基板の材料と同一の材料で作製することにより、両基板は同様の熱膨張係数を有するため、マザーボード等の実装基板が反っても第1の中継基板も同じ方向に反り、第1の中継基板とマザーボード等の実装基板との接続信頼性を向上できる。なお、第1の中継基板が反っても、第2の中継基板がリジッドであれば、ばね性のある接続端子が第1の中継基板の反りを吸収し、第2の中継基板がフレキシブルであれば第1の中継基板の反りに追従するため、第1の中継基板と第2の中継基板との接続信頼性は維持される。
〈第1の実施の形態の変形例1〉
第1の実施の形態の変形例1では、枠部20に代えて枠部60を用いる例を示す。なお、第1の実施の形態の変形例1に係るソケットの断面図は、図3及び図4と同様であるため、図示は省略する。以下、第1の実施の形態と同様の部分についての説明は省略し、枠部60を中心に説明する。
第1の実施の形態の変形例1では、枠部20に代えて枠部60を用いる例を示す。なお、第1の実施の形態の変形例1に係るソケットの断面図は、図3及び図4と同様であるため、図示は省略する。以下、第1の実施の形態と同様の部分についての説明は省略し、枠部60を中心に説明する。
図13A〜図13Cは、第1の実施の形態の変形例1に係るソケットの枠部を例示する図である。図13Aが平面図、図13Bが底面図、図13Cが斜視図である。図13A〜図13Cを参照するに、枠部60は、第1の位置決め保持部21に代えて第1の位置決め保持部61が設けられている点を除いて、枠部20と同様の構成である。
第1の実施の形態では、第1の位置決め保持部21は、枠部20の上面20Aよりも内側の、上面20Aよりも一段下がった位置に額縁状に設けられた面であった。一方、第1の実施の形態の変形例1では、第1の位置決め保持部61は、枠部60の上面20Aよりも内側の、上面20Aよりも一段下がった位置に部分的に設けられた面である。
第1の位置決め保持部61は、半導体パッケージ100を構成する基板101の下面の外縁部と接している。内側面20Bの形成する開口部の形状は、半導体パッケージ100の平面形状に合わせて矩形状とされている。又、内側面20Bの形成する開口部の形状は、半導体パッケージ100の着脱を可能とするため、基板101の外形形状よりも若干大きくされている。内側面20Bと基板101の側面とは、接していても構わないし、第2の中継基板40と半導体パッケージ100との間に位置ずれが生じない程度の隙間があっても構わない。
なお、第2の中継基板40の外形形状は第1の実施の形態と同様でも良いし、図14に示すように、外縁部に第1の位置決め保持部61に対応する形状の切り欠き部61xを設けた第2の中継基板40Aを用いてもよい。第2の中継基板40Aのような形状とすることにより、第2の中継基板40よりも最大外形を大きくできるため、より外縁部に近い部分に接続端子43を配置することが可能となる。これにより、半導体パッケージ100の導体層104及び貴金属層105が、より基板101の外縁部に近い部分に配置されている場合にも対応可能となる。
このように、第1の実施の形態の変形例1によれば、第1の実施の形態と同様の効果を奏するが、更に、以下の効果を奏する。すなわち、パッド(導体層104及び貴金属層105)が、より基板の外縁部に近い部分に配置された半導体パッケージとも好適に接続できる。
〈第1の実施の形態の変形例2〉
第1の実施の形態の変形例2では、第1の実施の形態とは異なる方法で、第2の中継基板の基板本体に接続端子を固定する例を示す。以下、第1の実施の形態と同様の部分についての説明は省略し、第2の中継基板70を中心に説明する。
第1の実施の形態の変形例2では、第1の実施の形態とは異なる方法で、第2の中継基板の基板本体に接続端子を固定する例を示す。以下、第1の実施の形態と同様の部分についての説明は省略し、第2の中継基板70を中心に説明する。
図15は、第1の実施の形態の変形例2に係るソケットを例示する断面図である。図16は、図15の一部を拡大して例示する断面図である。図15及び図16を参照するに、ソケット10Aは、第2の中継基板40が第2の中継基板70に置換されている点が、ソケット10(図3及び図4参照)と相違する。
第2の中継基板70において、接続端子43は、第1の中継基板30側の基板本体41の貫通孔41xに挿入され、基板本体41の両面から突出するように、基板本体41の一方の面に接着剤42により接着されている。そして、更に接続端子43は、半導体パッケージ100側の基板本体41の貫通孔41xに挿入され、基板本体41の両面から突出するように、基板本体41の一方の面に接着剤42により接着されている。つまり、接続端子43は、接着部58の両面が接着剤42を介して2枚の基板本体41に挟持されて固定されており、2枚の基板本体41から突出している。
このように、第1の実施の形態の変形例2によれば、第1の実施の形態と同様の効果を奏するが、更に、以下の効果を奏する。すなわち、接続端子を2枚の基板本体で挟持して固定することにより、接続端子の基板本体に対する接着強度を高めることができる。
以上、好ましい実施の形態及びその変形例について詳説したが、上述した実施の形態及びその変形例に制限されることはなく、特許請求の範囲に記載された範囲を逸脱することなく、上述した実施の形態及びその変形例に種々の変形及び置換を加えることができる。
例えば、各実施の形態及びその変形例において、本発明に係るソケットをマザーボード等の実装基板に適用する例を示した。しかしながら、本発明に係るソケットは半導体パッケージテスト用基板等にも適用可能である。例えば、半導体パッケージテスト用基板に本発明に係るソケットを適用すれば、半導体パッケージの電気特性等のテストを繰り返し実施することが可能となる。
10、10A ソケット
20、60 枠部
20A 上面
20B、20C、23A 内側面
20D 下面
20x 開口部
21、61 第1の位置決め保持部
22 第2の位置決め保持部
23 第3の位置決め保持部
23B 底面
30 第1の中継基板
31、41、111 基板本体
32、33、104、112 導体層
34 ビア配線
35、105 貴金属層
40、40A、70 第2の中継基板
41x 貫通孔
42 接着剤
43 接続端子
51 第1の接続部
52 第2の接続部
52a 接触部
52b 突出部
53 ばね部
54 第1の支持部
55 第2の支持部
56 第3の支持部
57 曲げ部
58 接着部
54A、58A 面
61x 切り欠き部
100 半導体パッケージ
101 基板
102 半導体チップ
103 放熱板
110 実装基板
120 はんだ
130 蓋部
A 突出量
B 平面
C 配設方向
H1、H2 高さ
W1、W2、W3 幅
θ1、θ2 角度
20、60 枠部
20A 上面
20B、20C、23A 内側面
20D 下面
20x 開口部
21、61 第1の位置決め保持部
22 第2の位置決め保持部
23 第3の位置決め保持部
23B 底面
30 第1の中継基板
31、41、111 基板本体
32、33、104、112 導体層
34 ビア配線
35、105 貴金属層
40、40A、70 第2の中継基板
41x 貫通孔
42 接着剤
43 接続端子
51 第1の接続部
52 第2の接続部
52a 接触部
52b 突出部
53 ばね部
54 第1の支持部
55 第2の支持部
56 第3の支持部
57 曲げ部
58 接着部
54A、58A 面
61x 切り欠き部
100 半導体パッケージ
101 基板
102 半導体チップ
103 放熱板
110 実装基板
120 はんだ
130 蓋部
A 突出量
B 平面
C 配設方向
H1、H2 高さ
W1、W2、W3 幅
θ1、θ2 角度
Claims (11)
- 実装基板上に搭載された第1の中継基板と、前記第1の中継基板上に着脱可能な状態で搭載された第2の中継基板と、前記第1の中継基板に固定された枠部と、を有し、
前記枠部は、前記第1及び前記第2の中継基板を位置決め保持するとともに、被接続物を前記第2の中継基板上に着脱可能な状態で位置決め保持可能に構成され、
前記第1の中継基板は、前記実装基板との対向面と反対側の面に形成された第1の導体層と、前記実装基板との対向面に形成された第2の導体層と、を備え、
前記第2の中継基板は、貫通孔を有する基板本体と、前記貫通孔に挿入された状態で前記基板本体に固定され、前記基板本体から前記第1の中継基板側に突出する第1の接続部及び前記基板本体から前記被接続物側に突出する第2の接続部を有する接続端子と、を備え、
前記第1の接続部が、前記第1の中継基板の前記第1の導体層と接触し、
前記第2の接続部が、前記被接続物のパッドと接触し、
前記被接続物と前記実装基板とが電気的に接続されるソケット。 - 前記枠部が前記被接続物を前記第2の中継基板上に搭載した状態で、前記被接続物が前記実装基板側に押圧されると、
前記第1の接続部が、前記第1の中継基板の前記第1の導体層と接触し、
前記第2の接続部が、前記被接続物の前記パッドと接触し、
前記被接続物と前記実装基板とが電気的に接続される請求項1記載のソケット。 - 前記枠部は、前記第1の中継基板と前記第2の中継基板との間隔、及び前記第2の中継基板と前記被接続物との間隔が所定値以下とならないように、前記第1の中継基板、前記第2の中継基板、及び前記被接続物を位置決め保持する請求項1又は2記載のソケット。
- 前記接続端子において、前記第1の接続部と前記第2の接続部とは対向配置され、前記第1の接続部と前記第2の接続部との間に湾曲した形状の部分を含む請求項1乃至3の何れか一項記載のソケット。
- 前記被接続物は、前記第2の中継基板に対向する面に、格子状に配列された多数のパッドを有し、
前記接続端子は、前記多数のパッドに対応して配列されている請求項1乃至4の何れか一項記載のソケット。 - 前記接続端子は、格子状に配列された前記多数のパッドに対して、平面視で傾斜するように配置されている請求項5記載のソケット。
- 前記実装基板と前記第1の中継基板とは、熱膨張係数が等しい材料を主成分とする請求項1乃至6の何れか一項記載のソケット。
- 前記枠部は、内側面に複数の突起部を有し、
前記第2の中継基板は、外縁部に複数の切り欠き部を有し、
前記第2の中継基板は、前記複数の切り欠き部が、前記複数の突起部と嵌合して位置決めされている請求項1乃至7の何れか一項記載のソケット。 - 前記第1の導電層上に貴金属層が積層形成されており、
前記枠部が前記被接続物を前記第2の中継基板上に搭載した状態で、前記被接続物が前記実装基板側に押圧されると、
前記第2の中継基板の前記接続端子の前記第1の接続部が、前記第1の中継基板の前記貴金属層と接触し、
前記第2の中継基板の前記接続端子の前記第2の接続部が、前記被接続物の前記パッドと接触し、
前記被接続物と前記実装基板とが電気的に接続される請求項1乃至8の何れか一項記載のソケット。 - 前記第1の接続部及び前記第2の接続部の表面に貴金属層が形成されている請求項1乃至9の何れか一項記載のソケット。
- 前記第2の中継基板は、貫通孔を有する基板本体を2枚有し、
前記接続端子は、前記第1の接続部から前記第2の接続部側に延設された接着部を有し、
前記接続端子は、2枚の前記基板本体の前記貫通孔に挿入され、前記接着部を接着剤を介して2枚の前記基板本体で挟持されて固定されている請求項1乃至10の何れか一項記載のソケット。
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