JP2011254286A - 積層構造体、屈曲振動片、振動子、発振器、電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】信頼性が高い屈曲振動片を提供する。
【解決手段】屈曲振動片100は、基部110と、基部110から突設される腕部111,112,113と、を有し、積層構造体2a,2b,2cが、腕部111,112,113それぞれの主面115に密着するよう積層されている。積層構造体2a,2b,2cそれぞれは、圧電体層10と、圧電体層の表面に設けられる上部電極40a,40b,40cと、裏面に設けられる下部電極50a,50b,50cと、を有し、上部電極40a,40b,40cと、下部電極50a,50b,50cとが、平面視して互いに重ならないように配置されている。このことにより、圧電体層10にピンホールが発生した場合においても、上部電極40a,40b,40cと、下部電極50a,50b,50cとのショートを防止できる。
【選択図】図5
【解決手段】屈曲振動片100は、基部110と、基部110から突設される腕部111,112,113と、を有し、積層構造体2a,2b,2cが、腕部111,112,113それぞれの主面115に密着するよう積層されている。積層構造体2a,2b,2cそれぞれは、圧電体層10と、圧電体層の表面に設けられる上部電極40a,40b,40cと、裏面に設けられる下部電極50a,50b,50cと、を有し、上部電極40a,40b,40cと、下部電極50a,50b,50cとが、平面視して互いに重ならないように配置されている。このことにより、圧電体層10にピンホールが発生した場合においても、上部電極40a,40b,40cと、下部電極50a,50b,50cとのショートを防止できる。
【選択図】図5
Description
本発明は、積層構造体と、積層構造体を有する屈曲振動片、この屈曲振動片を有する振動子、発振器、及び電子機器に関する。
従来、屈曲振動片として腕部の表面に圧電体素子を備えているものが開示されている。この圧電体素子は、圧電体層と、圧電体層の表面に形成される上部電極と、裏面に形成される下部電極と、を含んで構成される積層構造体である。この積層構造体において、上部電極と下部電極とは、圧電体層を挟んでほぼ同形状で互いに対向する(重なり合う)ように構成されている。このように構成される屈曲振動片は、上部電極及び下部電極に交流電圧を印加させることにより、圧電体層を変形させ腕部を屈曲振動させる(例えば、特許文献1参照)。
このような特許文献1では、圧電体層の厚さが500Å〜5000Åと非常に薄いため、圧電体層の形成時に表裏を貫通するピンホールが発生することがある。圧電体層にピンホールが発生すると、上部電極と下部電極が導通(ショート)してしまい、電圧を印加しても屈曲振動させることができなくなるというような課題がある。
そこで、上述の特許文献1では、圧電体層と上部電極との間に絶縁層を設けることで上部電極と下部電極とのショートを防止する構成を提案しているが、絶縁層の形成工程が必要になり、その分の製造負荷が増加するという課題がある。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の実施例または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]本適用例に係る積層構造体は、圧電体層と、前記圧電体層の第1面に設けられる第1電極と、前記第1面に対向する第2面に設けられる第2電極と、を有し、前記第1電極と前記第2電極とが、平面視で互いに重ならないように配置されていることを特徴とする。
本適用例によれば、第1電極と第2電極とが、平面的に重ならないように配置されているため、たとえピンホールが発生しても、このピンホールにより第1電極と第2電極とが電気的に導通(ショート)してしまうことがない。従って、従来技術のような絶縁層を形成する必要がなく、絶縁層形成設備や工程が不要となり製造負荷を低減することができるという効果がある。
[適用例2]本適用例に係る屈曲振動片は、圧電体層と、前記圧電体層の第1面側に設けられた第1電極と、前記第1面に対向する第2面側に設けられた第2電極と、を有し、前記第1電極と前記第2電極とが、平面視して互いに重ならないように配置された積層構造体と、基部と、前記基部から伸長した腕部と、を有し、前記積層構造体が、前記腕部に形成されたことを特徴とする。
このように構成される積層構造体は圧電体素子であって、第1電極を上部電極、第2電極を下部電極と表すことがある。
このように構成される積層構造体は圧電体素子であって、第1電極を上部電極、第2電極を下部電極と表すことがある。
このように構成される屈曲振動片は、第1電極と第2電極とに交流電圧を印加させることにより、圧電体層を厚さ方向に膨張及び伸縮させることで腕部を変形して屈曲振動させる。
従って、第1電極と第2電極を上記のように構成すれば、ピンホールによる第1電極と第2電極とのショートがなく、従来技術のような絶縁層を形成しなくても信頼性が高い屈曲振動片を実現できる。
従って、第1電極と第2電極を上記のように構成すれば、ピンホールによる第1電極と第2電極とのショートがなく、従来技術のような絶縁層を形成しなくても信頼性が高い屈曲振動片を実現できる。
[適用例3]上記適用例に係る屈曲振動片は、前記腕部が3個並列配置されると共に、前記腕部のそれぞれが前記積層構造体を有し、両外側に配置された前記腕部の前記第2電極と、内側に配置された前記腕部の前記第1電極と、が電気的に接続され、且つ、両外側に配置された前記腕部の前記第1電極と、内側に配置された前記腕部の前記第2電極と、が電気的に接続されたことが好ましい。
このような構成では、3本の腕部のうち、両外側の腕部と内側の腕部とは、互いに逆位相となる電気的接続を採用することにより、腕部の主面に対して隣り合う腕部で互いに異なる方向に面外振動、いわゆるウォークモード振動をする。このような振動モードにおいても、Q値を高めることが可能となる。
[適用例4]上記適用例に係る屈曲振動片は、前記第1電極及び前記第2電極が、櫛歯状に形成されたことが好ましい。
第1電極と第2電極とが、櫛歯状に間挿されていることから圧電体層の変位に方向性があるため、特定の方向への変位を利用したい場合に有効である。また、第1電極及び第2電極を櫛歯状にし、互いに間挿するように配置することで、第1電極と第2電極との間に発生する電界を密にすることができ、振動効率を高めることができる。
[適用例5]上記適用例に係る屈曲振動片は、前記基部及び前記腕部が、水晶で構成されたことが好ましい。
このように屈曲振動片として水晶を用いることにより、高いQ値が得られ、小型化に伴う周波数特性等の温度依存性の低下を抑制することができる。
[適用例6]本適用例に係る振動子は、前記適用例に記載の屈曲振動片と、前記屈曲振動片を収容したパッケージと、を有することを特徴とする。
屈曲振動片は、例えば、セラミック等で形成されたパッケージ内に実装される。パッケージ内は真空状態にあることが好ましく、真空環境で屈曲振動片が振動することで、より一層安定した振動を長期間にわたって維持することができる。
また、パッケージに収納されることで、扱いやすいうえ、湿度など外部環境から屈曲振動片を保護することができる。
また、パッケージに収納されることで、扱いやすいうえ、湿度など外部環境から屈曲振動片を保護することができる。
[適用例7]本適用例に係る発振器は、前記適用例に記載の屈曲振動片と、前記屈曲振動片と接続されたインバーターと、を有することを特徴とする。
このようにすれば、従来と同等の性能を確保しつつ発振器の小型化を実現できる。
[適用例8]本適用例に係る電子機器は、前記適用例に記載の屈曲振動片を有することを特徴とする。
屈曲振動片は、圧電体層を挟んで構成される第1電極と第2電極とが、互いに重なりあうことなく配置されていることにより、圧電体層のピンホールに起因する第1電極と第2電極間のショートが発生しないことから信頼性を高めることができる。また、水晶を採用することにより、良好な温度特性、高いQ値を有するため、安定した正確な振動を持続できる。この特徴により、屈曲振動片は、タイミングデバイス等として、デジタル携帯電話、パーソナルコンピューター、電子時計、ビデオレコーダー、テレビなどの電子機器に広く用いることができる。そして、屈曲振動片をパッケージ化した振動子や、発振器も安定した正確な振動が可能であり、搭載される電子機器の品質向上に貢献することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
なお、以下の説明で参照する図は、図示の便宜上、部材ないし部分の縦横の縮尺は実際のものとは異なる模式図である。
(積層構造体・第1実施例)
なお、以下の説明で参照する図は、図示の便宜上、部材ないし部分の縦横の縮尺は実際のものとは異なる模式図である。
(積層構造体・第1実施例)
図1は、第1実施例に係る積層構造体の一部を示し、(a)は平面図、(b)は(a)のA−A切断面を示す断面図である。図1(a),(b)において、積層構造体1は、圧電体層10と、圧電体層10の第1面5に設けられる第1電極20と、第1面5に対向する第2面6に設けられる第2電極30と、から構成されている。
圧電体層10は、XY平面に短冊状に形成されている。圧電体層10の材質としては特に限定されないが、ZnO、AlN、PZT、LiNbO3、またはKNbO等を採用することができる。また、積層構造体1を屈曲振動片に用いる場合には、積層構造体1の厚さは500Å〜5000Å程度の範囲である。
第1電極20は、電極部22〜25と、これら電極部22〜25を圧電体層10の+X方向端部で接続する接続電極21とから構成される。電極部22〜25は、同じ形状パターンで形成されているので電極部22を例示して説明する。電極部22は、接続部からX方向に同じ間隔で、且つ、−Y方向に延在される電極指22a,22bと、接続部から+Y方向に延在される電極指22c,22dと、を有している。電極指22a,22bと電極指22c,22dとは、互いにX方向に位置をずらして延在されている。そして、電極部22〜25それぞれは、圧電体層10の長手方向(Y方向)に同じ間隔で形成されている。
第2電極30は、電極部32〜35と、これら電極部32〜35を圧電体層10の−X方向端部で接続する接続電極31とから構成される。電極部32〜34は、同じ形状パターンで形成されているので電極部32を例示して説明する。なお、電極部35は、電極部32〜34の形状のY方向の1/2の形状である。電極部32は、接続部からX方向に同じ間隔で−Y方向に延在される電極指32a,32bと、接続部から+Y方向に延在される電極指32c,32dと、を有している。電極指32a,32bと電極指32c,32dとは、互いにX方向に位置をずらして延在されている。そして、電極部32〜35は、圧電体層10の長手方向(Y方向)に同じ間隔で形成される。
電極指32a,32bは、電極指22c,22dに間挿するように配置される。同様に他の電極指も、第1電極20と第2電極30とが互いに間挿するよう配置されている。また、第1電極20と第2電極30とは、平面視して互いが重ならないように配置されている。そして第1電極20と第2電極30それぞれの電極部の平面方向の間隔(ずれ量)は、図1(b)に示すように距離dを有している。
具体的には、電極部22と電極部32と電極部23との間隔は、それぞれ距離dとなるように配置される。圧電体層10の厚さは500Å〜5000Å程度の範囲のため、圧電体層10を形成する際、厚さ方向に貫通するピンホール(図示せず)が発生することがある。よって、上記の距離dは、圧電体層10を形成する際に発生する可能性がある第1面5から第2面6に貫通するピンホール(図示せず)が、第1電極20と第2電極30に接続しない範囲で小さい方が好ましい。
このように構成される積層構造体1は、第1電極20と第2電極30とが、圧電体層10を挟んで平面的に重ならないように配置されているため、たとえピンホールが発生しても、このピンホールにより第1電極20と第2電極30とが電気的に導通(ショート)することを防止することができる。従って、従来技術のような絶縁層を形成する必要がなく、電界効率を高めることができる。また、絶縁層形成のための設備や工程が不要となり製造負荷を低減することができるという効果がある。
なお、第1電極20及び第2電極30それぞれの電極部の数、電極指の数は、図示した数に限定されず、もっと多くても、少なくてもよい。また、圧電体層10と第1電極20(第2電極30)との間に、例えば絶縁層を介在させてもよい。絶縁層を間に介在させることにより、電極間のショートの発生を防止することができる。
なお、第1電極及び第2電極は、上記条件を満たせば図1に示すパターン形状に限定されない。そこで、以下に幾つかの形状パターンを例示して説明する。なお、以降の実施例では、圧電体層10は第1実施例と共通とし、各電極部のパターン形状及び相互位置関係を中心に説明する。
(積層構造体・第2実施例)
(積層構造体・第2実施例)
続いて、積層構造体の第2実施例について図面を参照して説明する。
図2は、第2実施例に係る積層構造体の一部を示す平面図である。図2において、積層構造体2は、圧電体層10と、圧電体層10の第1面5(図1、参照)に設けられる第1電極40と、第1面5に対向する第2面6(図1、参照)に設けられる第2電極50と、を有して構成されている。
図2は、第2実施例に係る積層構造体の一部を示す平面図である。図2において、積層構造体2は、圧電体層10と、圧電体層10の第1面5(図1、参照)に設けられる第1電極40と、第1面5に対向する第2面6(図1、参照)に設けられる第2電極50と、を有して構成されている。
第1電極40は、−X方向に短冊状に延在された電極部42がY方向に櫛歯状に複数個、同じ間隔で並列配置されている。さらに、これら複数の電極部42を圧電体層10の+X方向端部で接続する接続電極41を有する。
第2電極50は、+X方向に短冊状に延在された電極部52がY方向に櫛歯状に複数個、同じ間隔で並列配置されている。さらに、これら複数の電極部52を圧電体層10の−X方向端部で接続する接続電極51を有する。
第1電極40の各電極部と、第2電極50の各電極部とは、互いに間挿するよう配置される。よって、第1電極40と第2電極50とは、平面視して互いが重ならないように配置されている。そして第1電極40と第2電極50それぞれの電極部の平面方向の間隔(ずれ量)は、前述した第1実施例と同様に距離d(図示は省略)を有している。
このような構成の積層構造体2は、第1電極40と第2電極50とが、圧電体層10を挟んで平面的に重ならないように配置されているため、前述した第1実施例と同様な効果が得られる。
なお、第1電極40及び第2電極50それぞれの電極部の数は、図示した数に限定されず、もっと多くても、少なくてもよい。また、図2において、第1電極40と第2電極50とは一定の間隔をおいて配置されているが、第1電極40と第2電極50との間隔を段階的に変化させてもよい。
さらに、第1電極40と第2電極50とが、櫛歯状に間挿され、且つ、Y方向に並列配置されていることから圧電体層10の変位に方向性があるため、特定の方向への変位を利用したい場合に有効である。また、第1電極40及び第2電極50を櫛歯状にし、互いに間挿するように配置することで、第1実施例と比較して第1電極40と第2電極50との間に発生する電界を密にすることができ、振動効率を高めることができる。
(積層構造体・第3実施例)
(積層構造体・第3実施例)
続いて、積層構造体の第3実施例について図面を参照して説明する。
図3は、第3実施例に係る積層構造体の一部を示す平面図である。図3において、積層構造体3は、圧電体層10と、圧電体層10の第1面5(図1、参照)に設けられる第1電極60と、第1面5に対向する第2面6(図1、参照)に設けられる第2電極70と、を有して構成されている。
図3は、第3実施例に係る積層構造体の一部を示す平面図である。図3において、積層構造体3は、圧電体層10と、圧電体層10の第1面5(図1、参照)に設けられる第1電極60と、第1面5に対向する第2面6(図1、参照)に設けられる第2電極70と、を有して構成されている。
第1電極60は、Y方向に複数個(図では4個)並列される電極部62と、これら複数の電極部62を圧電体層10の+X方向端部で接続する接続電極61とから構成される。電極部62は、接続部からX方向に同じ間隔で、且つ、−Y方向に延在される電極指62a,62b,62cと、接続部から+Y方向に延在される電極指62d,62e,62fと、を有している。電極指62a,62b,62cと電極指62d,62e,62fとは、それぞれが互いにX方向の同じ位置に対向するように延在されている。
第2電極70は、Y方向に複数個(図では3個)並列される電極部72と、これら複数の電極部72を圧電体層10の−X方向端部で接続する接続電極71とから構成される。電極部72は、接続部からX方向に同じ間隔で、且つ、−Y方向に延在される電極指72a,72b,72cと、接続部から+Y方向に延在される電極指72d,72e,72fと、を有している。電極指72a,72b,72cと電極指72d,72e,72fとは、それぞれが互いにX方向の同じ位置に対向するように延在されている。
隣り合う第1電極60の電極指と、第2電極70の電極指は、互いに間挿するように配置される。また、第1電極60と第2電極70とは、平面視して互いが重ならないように配置されている。そして、第1電極60と第2電極70それぞれの電極指の平面方向の間隔(ずれ量)は、図1(b)に示すように距離dを有している。
このような構成の積層構造体3は、第1電極60と第2電極70とが、圧電体層10を挟んで平面的に重ならないように配置されているため、前述した第1実施例と同様な効果が得られる。
また、第1電極60と第2電極70とが、X方向に複数の電極指を有し、Y方向に複数の電極部を配置していることから圧電体層10の変位の方向性がないため、圧電体層10全体を一様に変形させたい場合に有効である。
なお、第1電極60及び第2電極70それぞれの電極部の数、電極指の数は、図示した数に限定されず、もっと多くても、少なくてもよい。
(積層構造体・第4実施例)
(積層構造体・第4実施例)
続いて、積層構造体の第4実施例について図面を参照して説明する。
図4は、第4実施例に係る積層構造体の一部を示す平面図である。図4において、積層構造体4は、圧電体層10と、圧電体層10の第1面5(図1、参照)に設けられる第1電極80と、第1面5に対向する第2面6(図1、参照)に設けられる第2電極90と、を有して構成されている。
図4は、第4実施例に係る積層構造体の一部を示す平面図である。図4において、積層構造体4は、圧電体層10と、圧電体層10の第1面5(図1、参照)に設けられる第1電極80と、第1面5に対向する第2面6(図1、参照)に設けられる第2電極90と、を有して構成されている。
第1電極80は、接続電極81から図示反時計回り方向の渦巻き状に延在される電極指82,83,84,85,86,87を有して構成されている。電極指82,83,86,87は、ほぼ同形状を有している。また、電極指84,85は、ほぼ同形状を有している。
第2電極90は、接続電極91から図示反時計回り方向の渦巻き状に延在される電極指92,93,94,95,96,97を有して構成されている。そして、電極指92は電極指82に沿って間挿され、同様に電極指93は電極指83に、電極指94は電極指84に、電極指95は電極指85に、電極指96は電極指86に、電極指97は電極指87に沿って、互いが重ならないように間挿されている。
なお、図4に表す第1電極80の各電極指及び第2電極90の各電極指の渦巻き形状は、直線を結合して構成しているが、円弧で結合する形状としてもよい。
このような構成の積層構造体4は、第1電極80と第2電極90とが、圧電体層10を挟んで平面的に重ならないように配置されているため、前述した第1実施例と同様な効果が得られる。
また、第1電極80と第2電極90とが、渦巻き状の各電極指を互い間挿させていることから圧電体層10の変位の方向性がないため、圧電体層10全体を一様に大きく変形させたい場合に有効である。
(屈曲振動片)
(屈曲振動片)
続いて、前述した各実施例にて説明した積層構造体を用いた屈曲振動片について図面を参照して説明する。なお、積層構造体としては、櫛歯状の電極指を有する第2実施例を例示して説明する。
図5は、屈曲振動片を表し、(a)は、全体構成を示す斜視図、(b)は(a)のB−B切断面を示す断面図及び結線説明図である。なお、(a)では、電極部の構成を簡略化して図示している。屈曲振動片100は、基部110と、基部110から突設される3個の腕部111,112,113と、を有し、腕部111,112,113それぞれの主面115に形成される積層構造体2a,2b,2cと、から構成されている。
図5は、屈曲振動片を表し、(a)は、全体構成を示す斜視図、(b)は(a)のB−B切断面を示す断面図及び結線説明図である。なお、(a)では、電極部の構成を簡略化して図示している。屈曲振動片100は、基部110と、基部110から突設される3個の腕部111,112,113と、を有し、腕部111,112,113それぞれの主面115に形成される積層構造体2a,2b,2cと、から構成されている。
腕部111,112,113は、基部110からY方向(長手方向)に向かって延在され、X方向(幅方向)に配列されている。これら腕部の断面形状は、(b)に示すように長方形であるが、この形状に限定されない。
基部110は、各腕部の形成領域よりも厚く、一方の主面は、腕部111,112,113の主面115と同一平面上に延在されている。
屈曲振動片100において、基部110と腕部111,112,113とから構成される構造体は振動体であって、腕部111,112,113は振動腕である。また、積層構造体2a,2b,2cは圧電体素子であり、これらは共通構成となっている。
なお、振動体(基部と腕部)の材質は特に限定されないが、本実施例では、水晶を用いた場合について説明する。振動体は水晶板を形状加工することによって形成される。この水晶板は、カット角の観点からはXカット板であることが好ましいが、Zカット板、ATカット板であってもよい。Xカット板を用いる場合には温度特性が良好となり、Zカット板を用いた場合には加工が容易となる特長を有する。
第2実施例で説明したように、積層構造体2は、圧電体層10と、第1電極40と、第2電極50とから構成されている。そして、第2電極50と、圧電体層10(第2電極形成領域以外)とが腕部の主面側に密着するように積層形成される。よって、以降、屈曲振動片の説明では、第1電極を上部電極40、第2電極を下部電極50と表すことがある。また、各腕部それぞれに設けられる積層構造体を2a,2b,2cと表し、上部電極を40a,40b,40cと表し、下部電極を50a,50b,50cと表し説明する。
本実施例では、積層構造体2aは、圧電体層10と上部電極40aと下部電極50a(図示は省略)とから構成され、積層構造体2bは、圧電体層10と上部電極40bと下部電極50b(図示は省略)とから構成され、積層構造体2cは、圧電体層10と上部電極40cと下部電極50c(図示は省略)とから構成されている。
次に、屈曲振動片100の電極構成及び結線構成について、図5(a),(b)を参照して説明する。積層構造体2aの上部電極40aは、接続電極45を介して接続端子部48に電気的に接続され、下部電極50aは接続電極55を介して接続端子部58に電気的に接続されている。
積層構造体2bの上部電極40bは、接続電極46を介して接続端子部58に電気的に接続され、下部電極50bは接続電極56を介して接続端子部49に電気的に接続されている。
また、積層構造体2cの上部電極40cは、接続電極47を介して接続端子部49に電気的に接続され、下部電極50cは接続電極57を介して接続端子部58に電気的に接続されている。なお、接続端子部48と接続端子部49とは、ワイヤボンディング等の手段で電気的に接続される。
従って、上述した各電極の結線構成を言い換えると、平行に並列配置された3個の腕部のうち、端から数えて奇数番目に配置された第2電極と、偶数番目に配置された腕部に設けられた第1電極と、が電気的に接続され、且つ、端から数えて奇数番目に配置された腕部に設けられた第1電極と、偶数番目に配置された腕部に設けられた第2電極と、が電気的に接続されている。
この接続端子部48と、接続端子部58と、を通じて、上部電極40a,40b,40c及び下部電極50a,50b,50cに対して電気信号を供給することができる。
上記の接続端子部48及び接続端子部58に電気信号を供給することにより、腕部111,113と、腕部112とを互い違いに上下(Z方向)に屈曲振動させることができる。具体的には、各上部電極と下部電極との間に電圧を印加した際に、奇数番目の各積層構造体2a,2cと、偶数番目の積層構造体2bと、にかかる電界の方向が逆向きとなる。
従って、図5(a)において矢印で示すように、腕部111,113の振動方向と腕部112の振動方向とが逆向きになり、電界印加により腕部111,113と腕部112とが互い違いに上下運動を行う。このように、3脚構造とすることにより、上下振動(図中のZ方向に沿った振動)を用いる振動モードにおいてもQ値を高めることが可能となる。なお、このような振動モードをウォークモードと表すことがある。
このように構成される屈曲振動片は、上部電極40a,40b,40cと下部電極50a,50b,50cとをそれぞれ平面視して重ならないように配置していることから、圧電体層10にピンホールが発生した場合にも第1電極と第2電極間のショートがなく、信頼性が高い屈曲振動片を実現できる。
なお、本実施例では、前述した第2実施例による積層構造体2を例示して説明したが、第1実施例、第3実施例、及び第4実施例による積層構造体1,3,4を採用することができる。ここで、第2実施例の積層構造体2を用いる場合、第1電極40と、第2電極50とが単純な細く長い櫛歯状をなしていることから、電圧を印加した際に圧電体層10に発生する電界密度が、前述した第1実施例よりも高くなるため効率よく振動させることができる。
また、第3実施例の積層構造体3を用いる場合、圧電体層10の変位の方向性がないため、圧電体層10全体を一様に変形させたい場合に有効であり、第4実施例の積層構造体4を用いる場合は、電界の有効面積が大きく、方向性が全く現れないことから圧電体層10を一様に大きく変位させることが可能となる。また、積層構造体と腕部との間に金属層や絶縁層を形成してもよい。また、本実施形態では積層構造体を腕部の主面115に形成しているが、腕部の両側に形成しX方向に腕部を振動させてもよい。
(屈曲振動片・変形例)
(屈曲振動片・変形例)
次に、屈曲振動片の変形例について図面を参照して説明する。この変形例は、上部電極及び下部電極と、接続端子部と、の接続構成を簡素化したことに特長を有する。よって、図5との共通部分には同じ符号を付し、相違箇所を中心に説明する。
図6は、屈曲振動片の変形例を表し、(a)は、全体構成を示す斜視図、(b)は(a)のD−D切断面を示す断面図及び結線説明図である。
図6は、屈曲振動片の変形例を表し、(a)は、全体構成を示す斜視図、(b)は(a)のD−D切断面を示す断面図及び結線説明図である。
図6(a)に示すように、上部電極40aは、接続電極45を通って接続端子部48aに電気的に接続されており、上部電極40bは、接続電極46を通って接続端子部48bに電気的に接続され、上部電極40cは、接続電極47を通って接続端子部48cに電気的に接続されている。
また、下部電極50aは、接続電極55を通って接続端子部58aに電気的に接続されており、下部電極50bは、接続電極56を通って接続端子部58bに電気的に接続され、下部電極50cは、接続電極57を通って接続端子部58cに電気的に接続されている。
つまり、各上部電極に対してそれぞれ独立した接続端子部と、各下部電極に対してそれぞれ独立した接続端子部と、を基部110の主面に形成している。従って、接続端子部に対する接続電極のパターン形状を単純化することができる。また、図5(a)に示すような、ワイヤボンディングによる空中配線は不要となる。
このような構成では、屈曲振動片100の外部で、図5(b)で示したような結線を構成し、平行に並列配置された3個の腕部のうち、奇数番目に配置された第2電極と、偶数番目に配置された腕部に設けられた第1電極と、を電気的に接続し、且つ、奇数番目に配置された腕部に設けられた第1電極と、偶数番目に配置された腕部に設けられた第2電極と、を電気的に接続する。このようにすることで、腕部111,113と腕部112との振動方向とが逆向きになり、電界印加により腕部111,113と腕部112とが互い違いに上下運動を行うことができる。
(振動子)
(振動子)
次に、前述した屈曲振動片を用いた振動子の1例について図面を参照して説明する。
図7は、振動子の概略構成を示す断面図である。振動子200は、前述した屈曲振動片100と、この屈曲振動片100を収容するパッケージベース210、及びパッケージベース210の開口部を封止するリッド212とを主な構成要素としている。
図7は、振動子の概略構成を示す断面図である。振動子200は、前述した屈曲振動片100と、この屈曲振動片100を収容するパッケージベース210、及びパッケージベース210の開口部を封止するリッド212とを主な構成要素としている。
パッケージベース210は、セラミックグリーンシート等を積層して焼成した箱体であり、凹状に形成されたキャビティ内部には、屈曲振動片100を実装するための内部実装電極215が形成されている。パッケージベース210の外部の底面には、外部実装端子216が形成されている。外部実装端子216は、図示しないスルーホール等を介して内部実装電極215と電気的に接続されている。
リッド212は、本実施形態の場合には平板状を成す。構成部材としては、金属またはガラスが採用されることが多い。いずれの部材を採用する場合であっても、線膨張係数がパッケージベース210の構成部材と近似したものを採用することが望ましい。
屈曲振動片100を実装したパッケージベース210の開口部を封止する際、リッド212は接合部材211を介して接合される。接合部材211は、リッド212を構成する部材により異なる。例えばリッド212が金属であった場合、接合部材211には低融点金属で構成されたシールリングを用いる。一方、リッド212がガラスであった場合、接合部材211には低融点ガラスを採用する。
パッケージベース210とリッド212で構成される空間は、減圧状態または真空状態を保持できるように気密封止されている。
このように構成される振動子200は、外部実装端子216を介した外部からの駆動信号により屈曲振動片100が励振され、所定の周波数(例えば、32kHz)で発振(共振)する。
また、屈曲振動片100は、パッケージ内に収納され、パッケージ内において、真空環境で振動されることで、より一層安定した振動を長期間にわたって維持することができる。また、パッケージ内に収納されることで、扱いやすいうえ、湿度など外部環境から屈曲振動片100を保護することができる。
(発振器)
(発振器)
次に、前述した屈曲振動片または振動子を含んで構成される発振器について図面を参照して説明する。
図8は、発振器の構成例を示す回路説明図である。発振器300は、屈曲振動片100と、この屈曲振動片100と並列に接続されたインバーター301と、を含む。インバーター301の一方端が前述した接続端子部48と接続され、他方端が前述した接続端子部58と接続される。また、図示のように、屈曲振動片100とインバーター301との一方の接続点と接地端との間に接続された容量素子(コンデンサー)302と、屈曲振動片100とインバーター301との他方の接続点と接地端との間に接続された容量素子(コンデンサー)303と、を更に備えてもよい。
図8は、発振器の構成例を示す回路説明図である。発振器300は、屈曲振動片100と、この屈曲振動片100と並列に接続されたインバーター301と、を含む。インバーター301の一方端が前述した接続端子部48と接続され、他方端が前述した接続端子部58と接続される。また、図示のように、屈曲振動片100とインバーター301との一方の接続点と接地端との間に接続された容量素子(コンデンサー)302と、屈曲振動片100とインバーター301との他方の接続点と接地端との間に接続された容量素子(コンデンサー)303と、を更に備えてもよい。
以上に説明した本実施形態によれば、従来と同等の性能を保ちつつ小型化された発振器を提供することが可能となる。
なお、本発明は上述した実施例の内容に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において種々に変形して実施をすることが可能である。例えば、前述した実施例では、3個の腕部を有する屈曲振動片を例示して説明していたが、それ以上の奇数個(5個、7個・・・)の腕部を有する屈曲振動片を構成することも可能である。また、上記した実施例においては、各腕部とこれらを連結する基部の構成材料として水晶を例示していたが、他にも半導体(シリコン)、金属など種々の構成材料を用いることが可能である。
(電子機器)
(電子機器)
次に、前述した屈曲振動片を含む電子機器について説明する。なお、図示は省略する。
屈曲振動片100は、圧電体素子としての積層構造体(積層構造体1,2,3,4のいずれか)を含み、上部電極と下部電極とを平面視して重ならないように配置することで、圧電体層10のピンホールに起因する上部電極と下部電極とのショートを防止し、上部電極と下部電極のパターン形状を適切に設計することで、電界効率が高く、しかも高いQ値が得られる。
屈曲振動片100は、圧電体素子としての積層構造体(積層構造体1,2,3,4のいずれか)を含み、上部電極と下部電極とを平面視して重ならないように配置することで、圧電体層10のピンホールに起因する上部電極と下部電極とのショートを防止し、上部電極と下部電極のパターン形状を適切に設計することで、電界効率が高く、しかも高いQ値が得られる。
この特徴により、屈曲振動片100は、タイミングデバイス等として、デジタル携帯電話、パーソナルコンピューター、電子時計、ビデオレコーダー、テレビなどの電子機器に広く用いることができる。そして、この屈曲振動片100をパッケージ化した振動子や、屈曲振動片100と、屈曲振動片100を駆動させるための半導体素子とを備えた屈曲振動デバイス等も安定した正確な振動が可能であり、搭載される電子機器の品質向上に貢献することができる。
2a,2b,2c…積層構造体、10…圧電体層、40a,40b,40c…上部電極、50a,50b,50c…下部電極、100…屈曲振動片、110…基部、111,112,113…腕部、115…主面。
Claims (8)
- 圧電体層と、
前記圧電体層の第1面に設けられた第1電極と、
前記第1面に対向する第2面に設けられた第2電極と、を有し、
前記第1電極と前記第2電極とが、平面視で互いに重ならないように配置されたことを特徴とする積層構造体。 - 圧電体層と、前記圧電体層の第1面側に設けられた第1電極と、前記第1面に対向する第2面側に設けられた第2電極と、を有し、前記第1電極と前記第2電極とが、平面視して互いに重ならないように配置された積層構造体と、
基部と、前記基部から伸長した腕部と、を有し、
前記積層構造体が、前記腕部に形成されたことを特徴とする屈曲振動片。 - 請求項2に記載の屈曲振動片において、
前記腕部が3個並列配置されると共に、前記腕部のそれぞれが前記積層構造体を有し、
両外側に配置された前記腕部の前記第2電極と、内側に配置された前記腕部の前記第1電極と、が電気的に接続され、且つ、
両外側に配置された前記腕部の前記第1電極と、内側に配置された前記腕部の前記第2電極と、が電気的に接続されたことを特徴とする屈曲振動片。 - 請求項2または請求項3に記載の屈曲振動片において、
前記第1電極及び前記第2電極は、櫛歯状に形成されたことを特徴とする屈曲振動片。 - 請求項2ないし請求項4に記載の屈曲振動片において、
前記基部及び前記腕部が、水晶で構成されたことを特徴とする屈曲振動片。 - 請求項2ないし請求項5のいずれか一項に記載の屈曲振動片と、
前記屈曲振動片を収容したパッケージと、を有することを特徴とする振動子。 - 請求項2ないし請求項5のいずれか一項に記載の屈曲振動片と、
前記屈曲振動片と接続されたインバーターと、を有することを特徴とする発振器。 - 請求項2ないし請求項5のいずれか一項に記載の屈曲振動片を有することを特徴とする電子機器。
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JP2010126585A JP2011254286A (ja) | 2010-06-02 | 2010-06-02 | 積層構造体、屈曲振動片、振動子、発振器、電子機器 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN111162749A (zh) * | 2020-01-08 | 2020-05-15 | 武汉大学 | 一种新型谐振器结构 |
-
2010
- 2010-06-02 JP JP2010126585A patent/JP2011254286A/ja not_active Withdrawn
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