JP2011253217A - 電源装置及び液晶パネルドライバic - Google Patents
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Abstract
【課題】短時間で液晶パネルを起動することができる電源装置及び液晶パネルドライバICを提供すること。
【解決手段】本発明にかかる電源装置100は、液晶パネルを駆動する半導体集積回路に内蔵される。チャージポンプ回路1は、電圧regを昇圧した出力電圧Voutを生成する。レギュレータ回路2は、入力端子51とチャージポンプ回路1の端子T1との間に接続され、チャージポンプ回路1に供給する電流を調整する。制御部3は、レギュレータ回路2を起動する制御信号SIG11と、出力電圧Voutと第2の設定電圧Vs2との比較に基づいて生成される制御信号SIG2と、を出力する。レギュレータ回路2は、制御信号SIG11に応じて、上限値が制限した電流の供給を開始し、出力電圧Voutが第2の設定電圧Vs2に達したならば、制御信号SIG12に基づいて、一定の電流を供給する。
【選択図】図1
【解決手段】本発明にかかる電源装置100は、液晶パネルを駆動する半導体集積回路に内蔵される。チャージポンプ回路1は、電圧regを昇圧した出力電圧Voutを生成する。レギュレータ回路2は、入力端子51とチャージポンプ回路1の端子T1との間に接続され、チャージポンプ回路1に供給する電流を調整する。制御部3は、レギュレータ回路2を起動する制御信号SIG11と、出力電圧Voutと第2の設定電圧Vs2との比較に基づいて生成される制御信号SIG2と、を出力する。レギュレータ回路2は、制御信号SIG11に応じて、上限値が制限した電流の供給を開始し、出力電圧Voutが第2の設定電圧Vs2に達したならば、制御信号SIG12に基づいて、一定の電流を供給する。
【選択図】図1
Description
本発明は、液晶パネルを駆動するための電源装置及び液晶パネルドライバICに関する。
近年の液晶表示装置内には、液晶表示パネルと液晶パネルドライバICとが実装されている。さらに、液晶パネルドライバICには、周辺回路である液晶駆動用の昇圧電源(以降、電源回路と称す)が内蔵されるようになっている。これにより、液晶表示装置は小型化され、携帯電話等の電子機器に組み込まれる様になってきた。
携帯電話等の電子機器は電池駆動型の機器が多いため、電池の消耗を抑制することが必要である。そのため、これらの電子機器では、液晶パネルの表示/非表示の状態に合わせて、電源回路をオン/オフ制御する方法がとられている。しかしながら、電源回路のオン/オフ制御を行うと、電源回路の起動時に突入電流が生じる。これにより、一時的な電池の電圧低下や液晶パネルドライバIC内での電位降下が起こり、起動不具合が発生する原因となる。従って、液晶パネルドライバIC外部より供給される電源の供給電流オーバーによる電圧低下を抑えつつ、短時間でチャージポンプ回路を起動する要求が高まってきた。
既に、チャージポンプ回路を有する電源装置の例が提案されている(特許文献1)。図4は、特許文献1に開示された電源装置200の構成を示す回路図である。電源装置200は、入力端子102に入力された入力電圧Vinを安定化して、出力端子104に接続される負荷回路に対して出力電圧Voutを供給する。電源装置200は、出力電圧Voutが一定値に保たれるように帰還を行う。すなわち、出力端子104が、電位を安定させるべき端子である。
電源装置200は、チャージポンプ回路10、レギュレータ回路20及び制御部30を有する。
チャージポンプ回路10は、端子12から入力される電圧Vregを昇圧率倍し、出力電圧Voutを生成する。チャージポンプ回路10の出力である端子14は、出力端子104と接続される。例えば、チャージポンプ回路10は、2つの昇圧容量Cf1及びCf2、出力キャパシタCoを備える。チャージポンプ回路10の昇圧率は、1倍、1.5倍又は2倍に切り換えることができるものとする。チャージポンプ回路の構成については、広く知られているため、ここでは説明を省略する。
チャージポンプ回路10は、端子12から入力される電圧Vregを昇圧率倍し、出力電圧Voutを生成する。チャージポンプ回路10の出力である端子14は、出力端子104と接続される。例えば、チャージポンプ回路10は、2つの昇圧容量Cf1及びCf2、出力キャパシタCoを備える。チャージポンプ回路10の昇圧率は、1倍、1.5倍又は2倍に切り換えることができるものとする。チャージポンプ回路の構成については、広く知られているため、ここでは説明を省略する。
レギュレータ回路20は、チャージポンプ回路10の前段に設けられ、チャージポンプ回路10に入力する電圧Vregを調節する。レギュレータ回路20は、出力トランジスタM1、誤差増幅器22、第1抵抗R1及び第2抵抗R2を含む。
出力トランジスタM1の一端(ソース)は、入力端子102と接続され、外部から入力される入力電圧Vinが印加される。出力トランジスタM1の他端(ドレイン)は、チャージポンプ回路10の入力端子12と接続される。誤差増幅器22の一方の入力端子には、帰還電圧Vfbが入力される。誤差増幅器22の一方の入力端子には、外部基準電圧入力端子から、所定の基準電圧Vrefが入力される。帰還電圧Vfbは、出力端子104の出力電圧Voutに応じて生成される。誤差増幅器22は、帰還電圧Vfbが基準電圧Vrefに近づくように、出力トランジスタM1の制御端子(ゲート)の電圧を調節する。出力電圧Voutと帰還電圧Vfbとの関係は、以下の式(1)で表される。
Vfb=Vout×R2/(R1+R2) ・・・(1)
出力トランジスタM1の一端(ソース)は、入力端子102と接続され、外部から入力される入力電圧Vinが印加される。出力トランジスタM1の他端(ドレイン)は、チャージポンプ回路10の入力端子12と接続される。誤差増幅器22の一方の入力端子には、帰還電圧Vfbが入力される。誤差増幅器22の一方の入力端子には、外部基準電圧入力端子から、所定の基準電圧Vrefが入力される。帰還電圧Vfbは、出力端子104の出力電圧Voutに応じて生成される。誤差増幅器22は、帰還電圧Vfbが基準電圧Vrefに近づくように、出力トランジスタM1の制御端子(ゲート)の電圧を調節する。出力電圧Voutと帰還電圧Vfbとの関係は、以下の式(1)で表される。
Vfb=Vout×R2/(R1+R2) ・・・(1)
従って、出力電圧Voutは、帰還により、以下の式(2)により表される値を目標値として安定化される。
Vout=Vref×(R1+R2)/R2 ・・・(2)
Vout=Vref×(R1+R2)/R2 ・・・(2)
制御部30は、チャージポンプ回路10の昇圧率を設定する。制御部30は、チャージポンプ回路10の昇圧率の切り換え時に、レギュレータ回路20からチャージポンプ回路10への電流供給能力を低下せしめる。
ある態様において、制御部30は、昇圧率設定部32及び能力設定部34を含む。昇圧率設定部32は、チャージポンプ回路10の昇圧率を設定する。例えば、昇圧率設定部32は、出力電圧Voutを監視する。そして、出力電圧Voutが負荷を駆動するために必要なしきい値電圧を下回ると、昇圧率設定部32は昇圧率を1段階上昇させる。但し、昇圧率を切り換えるための方式は、これに限定されるものではない。昇圧率を設定する制御信号SIG1は、チャージポンプ回路10へと出力されるとともに、能力設定部34へと出力される。能力設定部34は、制御信号SIG1を受け、昇圧率設定部32から昇圧率の切り換えを指示する信号が出力されたことを検出する。能力設定部34は、昇圧率の切り換えが指示されてから所定の期間(以下、オフ時間Toffともいう)、レギュレータ回路20の電流供給能力を低下せしめる。
ある態様において、制御部30は、出力トランジスタM1の電流供給能力を強制的に変化させる。例えば、制御部30は、出力トランジスタM1のゲート電圧を出力トランジスタM1がオフする方向にシフトさせる。
図5は、能力設定部34の構成を示す回路図である。能力設定部34は、タイミング設定部36、インバータ38及びスイッチSW1を含む。
スイッチSW1の一端は、入力端子102に接続され、入力電圧Vinが印加される。スイッチSW1の他端は、出力トランジスタM1のゲートに接続される。タイミング設定部36には、制御信号SIG1が入力される。タイミング設定部36は、制御信号SIG1に基づいて、スイッチSW1をオンするタイミングを設定する。タイミング設定部36は、制御信号SIG1に応じて、所定の期間(オフ時間Toff)の間、ハイレベルとなるオフ信号Soffを出力する。例えば、タイミング設定部36は、タイマ回路を用いて構成される。この場合、タイマ回路は、チャージポンプ回路10のスイッチング動作を制御するために供給されるクロック信号と同一のクロック信号をカウントしてもよい。好適には、所定の期間(オフ時間Toff)は、クロック信号の1周期から10周期程度に設定される。この値は、実験により最適化することができる。クロック信号が1MHzの場合、所定の期間(オフ時間Toff)は、1μs〜10μs程度に設定される。なお、タイミング設定部36は、ワンショット回路などを用いて構成してもよい。
スイッチSW1の一端は、入力端子102に接続され、入力電圧Vinが印加される。スイッチSW1の他端は、出力トランジスタM1のゲートに接続される。タイミング設定部36には、制御信号SIG1が入力される。タイミング設定部36は、制御信号SIG1に基づいて、スイッチSW1をオンするタイミングを設定する。タイミング設定部36は、制御信号SIG1に応じて、所定の期間(オフ時間Toff)の間、ハイレベルとなるオフ信号Soffを出力する。例えば、タイミング設定部36は、タイマ回路を用いて構成される。この場合、タイマ回路は、チャージポンプ回路10のスイッチング動作を制御するために供給されるクロック信号と同一のクロック信号をカウントしてもよい。好適には、所定の期間(オフ時間Toff)は、クロック信号の1周期から10周期程度に設定される。この値は、実験により最適化することができる。クロック信号が1MHzの場合、所定の期間(オフ時間Toff)は、1μs〜10μs程度に設定される。なお、タイミング設定部36は、ワンショット回路などを用いて構成してもよい。
インバータ38は、オフ信号Soffを反転し、スイッチSW1のゲートに供給する。所定の期間(オフ時間Toff)のオフ信号Soffはハイレベルであるので、スイッチSW1はオンとなる。よって、出力トランジスタM1のゲート電圧は、強制的にソース電圧である入力電圧Vinまで上昇する。従って、出力トランジスタM1がオフし、電流供給能力が低下(遮断)される。オフ信号Soffがハイレベルの期間に、出力トランジスタM1を完全にオフするか、オンの程度を弱めるかは、適宜選択すればよい。
別の構成例では、出力トランジスタM1を、実効的なサイズが変更可能に構成する。すなわち、並列接続された複数のトランジスタで出力トランジスタM1を構成し、オフ信号Soffがハイレベルの期間に、いずれかのトランジスタをオフしてもよい。この構成によっても、昇圧率の切り換え時に、レギュレータ回路20の電流供給を低減させることができる。
また、電源立ち上がり時間を制御する構成が提案されている(特許文献2)。この構成では、電流駆動能力の異なる2つのトランジスタのいずれかを使用することにより、出力電圧の上昇をコントロールすることができるとしている。
一般に、電源装置は所定の負荷駆動能力を有することが求められる。そのため、電源回路の出力インピーダンスを下げる必要がある。そのためには、レギュレータ回路の出力トランジスタには、Wサイズ(チャネル幅)が大きいトランジスタを用いればよい。ところが、電源回路の起動時の出力インピーダンスが小さい場合には、突入電流が生じる。
このような突入電流を防止するため、従来例にかかる電源装置200では、オフ時間Toffの間、出力トランジスタM1が強制的にオフ、又は非常に弱くオン状態となる。すなわち、電源投入時における出力トランジスタM1のインピーダンスを一時的に大きくすることにより、突入電流が流れることを防止している。特許文献2に記載の構成についても、同様である。
ここで、出力キャパシタCoの充電開始からレギュレータ出力が安定するまでの時間(過渡特性)について検討する。この過渡特性は、出力トランジスタM1の出力インピーダンス及び出力キャパシタCoからなるCR時定数により決定される。従って、出力インピーダンスを上げて充電を開始した場合には、出力キャパシタCoへの充電に、より長い時間を要する。そのため、従来例によれば、液晶パネルの起動を完了するまでの時間が延びてしまうという問題が生じる。
本発明の一態様である電源装置は、液晶パネルを駆動する半導体集積回路に内蔵される電源装置であって、入力される電圧を昇圧した出力電圧を生成するチャージポンプ回路と、当該電源装置の入力端子と前記チャージポンプ回路との間に接続され、前記チャージポンプ回路に供給する電流を調整するレギュレータ回路と、前記レギュレータ回路を起動する第1の制御信号と、前記出力電圧と第1の電圧との比較に基づいて生成される第2の制御信号と、を出力する制御部と、を備え、前記レギュレータ回路は、前記第1の制御信号に応じて、前記チャージポンプ回路へ供給する電流の上限値を制限した状態で前記チャージポンプ回路への電流の供給を開始し、前記出力電圧が前記第1の電圧に達したならば、前記第2の制御信号に基づいて、前記チャージポンプ回路へ一定の電流を供給するものである。本発明の一態様である電源装置では、当該電源装置の起動直後には、前記チャージポンプ回路に供給される電流の上限値が制限される。これにより、上限値以下の電流を流すことで、速やかな充電が行えるとともに、突入電流の発生を防止することができる。
本発明によれば、短時間で液晶パネルを起動することができる電源装置及び液晶パネルドライバICを提供することができる。
実施の形態1
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。実施の形態1にかかる電源装置は、例えば、液晶表示装置に組み込まれ、液晶パネルに電源を供給する。また、この電源装置は、液晶パネルを駆動する液晶パネルドライバICに組み込んで使用することができる。図1は、実施の形態1にかかる電源装置100のシステム構成図である。図1を参照して、電源装置100の構成について説明する。電源装置100は、チャージポンプ回路1、レギュレータ回路2、制御部3により構成される。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。実施の形態1にかかる電源装置は、例えば、液晶表示装置に組み込まれ、液晶パネルに電源を供給する。また、この電源装置は、液晶パネルを駆動する液晶パネルドライバICに組み込んで使用することができる。図1は、実施の形態1にかかる電源装置100のシステム構成図である。図1を参照して、電源装置100の構成について説明する。電源装置100は、チャージポンプ回路1、レギュレータ回路2、制御部3により構成される。
チャージポンプ回路1は、制御部3からの制御信号SIG13によりオン/オフする。端子T1は、チャージポンプ回路1の入力端子である。端子T2は、チャージポンプ回路1の出力端子である。端子T1は、レギュレータ回路2の出力端子である端子T5と接続される。端子T2は、電源装置100の出力端子52と接続される。また、端子T2とグランドとの間には、出力キャパシタCが接続される。例えば、チャージポンプ回路1は、2つの昇圧容量C1及びC2を有する。
チャージポンプ回路1は、端子T1に入力される電圧Vregを、設定された昇圧率にて昇圧する回路である。チャージポンプ回路1は、出力キャパシタCを充電することにより、昇圧された出力電圧Voutを発生させる。チャージポンプ回路1の昇圧率は、1倍、1.5倍又は2倍に切り換えることができるものとする。チャージポンプ回路の構成については、広く知られているため、ここでは説明を省略する。
レギュレータ回路2は、第1のトランジスタM11及び電流調整部4により構成される。電流調整部4は、誤差増幅器5、帰還部6、スイッチ部7及び第2のトランジスタM12により構成される。図1では、第1のトランジスタM11のドレイン電流をドレイン電流Ioutで示している。
第1のトランジスタM11のソース及び第2のトランジスタM12のソースは、入力端子51と接続される。入力端子51には、入力電圧Vinが供給される。第1のトランジスタM11のドレインは、スイッチ部7の端子T3と接続される。第2のトランジスタM12のドレインは、スイッチ部7の端子T4及び帰還部6の抵抗R6と接続される。第1のトランジスタM11のゲート及び第2のトランジスタM12のゲートは、誤差増幅器5の出力端子と接続される。
スイッチ部7は、第1のスイッチ素子SW11及び第2のスイッチ素子SW12により構成される。第1のスイッチ素子SW11は、制御部3からの制御信号SIG11によりオン/オフする。第2のスイッチ素子SW12は、制御部3からの制御信号SIG12によりオン/オフする。第1のスイッチ素子SW11は、端子T3と端子T5との間に接続される。第2のスイッチ素子SW12は、端子T4と端子T5との間に接続される。
帰還部6は、抵抗R6及び抵抗R7により構成される。抵抗R6と抵抗R7とは、スイッチ部7の端子T4及び第2のトランジスタM12のドレインと、グランドと、の間に直列に接続される。抵抗R6には、電流Irefが供給される。抵抗R6と抵抗R7との接続点は、誤差増幅器5の反転入力端子と接続され、帰還電圧を出力する。なお、抵抗R6及び抵抗R7は、可変抵抗素子である。従って、帰還部6は、インピーダンス及び誤差増幅器5への帰還率を任意に調整することが可能である。
誤差増幅器5の非反転入力端子は、外部基準電圧入力端子54と接続される。誤差増幅器5は、反転入力端子と非反転入力端子とに入力される2つの信号を比較する。誤差増幅器5の出力は、上述のように、第1のトランジスタM11のゲート及び第2のトランジスタM12のゲートと接続される。
すなわち、誤差増幅器5、帰還部6、スイッチ部7、第1のトランジスタM11及び第2のトランジスタM12は、帰還ループを構成する。
制御部3は、信号生成部8及びタイミング生成部9により構成される。信号生成部8は、タイミング生成部9からの検出信号SIG21及び22に応じて、制御信号SIG11〜13を生成する。
タイミング生成部9は、抵抗R3〜R5及び第1の比較器41及び第2の比較器42により構成される。抵抗R3〜R5は、出力端子52とグランドとの間に直列に接続され、出力電圧Voutを分圧する。第1の比較器41の非反転入力端子は、抵抗R3と抵抗R4との接続点と接続される。第2の比較器42の非反転入力端子は、抵抗R4と抵抗R5との接続点と接続される。第1の比較器41の反転入力端子及び第2の比較器42の反転入力端子は、外部基準電圧入力端子54と接続される。第1の比較器41は、比較結果である検出信号SIG21を、信号生成部8へ出力する。第2の比較器42は、比較結果である検出信号SIG22を、信号生成部8へ出力する。
信号生成部8及びタイミング生成部9(第1の比較器41及び第2の比較器42)は、更に制御端子53と接続される。制御端子53からは、制御信号SIG10が入力される。制御信号SIG10は、電源装置100の起動要求の是非を制御する信号である。従って、信号生成部8及びタイミング生成部9は、制御信号SIG10に応じてオン/オフする。
次に、電源装置100の動作について説明する。図2は、電源装置100の動作を示すタイミングチャートである。図2では、第1のトランジスタM11のドレイン電流Iout、出力電圧Vout、チャージポンプ回路1に入力される電圧Vreg及び制御信号SIG10〜13の時間変化を表示している。波形I1は、電源装置100の第1のトランジスタM11のドレイン電流Ioutを表す。波形I2は、従来例にかかる電源装置200の出力トランジスタM1のドレイン電流Ioutを表す。波形V1は、電源装置100の出力電圧Voutを表す。波形V2は、従来例にかかる電源装置200の出力電圧Voutを表す。
図2における電源装置100の動作状態は、昇圧停止期間D1、初期充電期間D2、初期昇圧期間D3及び定電圧動作期間D4の4つの期間に区分される。昇圧起動タイミングt1は、初期充電期間D2の始期である。昇圧開始タイミングt2は、初期昇圧期間D3の始期である。昇圧完了タイミングt3は、定電圧動作期間D4の始期である。
昇圧停止期間D1では、制御信号SIG10はロウレベルである。従って、電源装置100の制御部3の動作は停止している。このとき、信号生成部8から出力される制御信号SIG11〜13は、ロウレベルである。よって、チャージポンプ回路1はオフ状態である。第1のスイッチ素子SW11及び第2のスイッチ素子SW12は開放されている。すなわち、電源装置100はオフ状態である。
昇圧起動タイミングt1では、制御信号SIG10がハイレベルに遷移する。これにより、電源装置100の動作状態が昇圧停止期間D1から初期充電期間D2に切替わり、制御部3が動作を開始する。このとき、信号生成部8から出力される制御信号SIG11がハイレベルに遷移し、第1のスイッチ素子SW11が短絡する。電源装置100は、電流制限動作状態となり、出力キャパシタC、昇圧容量C1及びC2の充電が開始される。すなわち、電源装置100の初期充電が開始される。
この場合、第2のトランジスタM12に帰還がかかり、電流Irefが一定となる。第1のトランジスタM11のドレイン電流Ioutと第2のトランジスタM12のドレイン電流とは、カレントミラー動作により、第1のトランジスタM11と第2のトランジスタM12との間のサイズ比に応じた電流となる。よって、電流Irefは一定となる。これにより、第1のトランジスタM11のドレイン電流Ioutは一定となる。
出力キャパシタCが充電されることにより、出力電圧Voutが上昇する。タイミング生成部9は、出力電圧Voutをモニタリングしている。出力電圧Voutは、あるタイミングで第1の設定電圧Vs1に達する(昇圧開始タイミングt2)。タイミング生成部9の第1の比較器41は、昇圧開始タイミングt2を検出し、検出信号SIG21をロウレベルからハイレベルへ遷移させる。信号生成部8は、検出信号SIG21に応じて、制御信号SIG13をロウレベルからハイレベルへ遷移させる。これにより、電源装置100の動作モードが初期充電期間D2から初期昇圧期間D3に切り替わり、チャージポンプ回路1が昇圧動作を開始する。なお、上述の電流制限動作状態は、初期昇圧期間D3においても持続している。
出力キャパシタCは更に充電され、出力電圧Voutは、あるタイミングで第2の設定電圧Vs2に達する(昇圧完了タイミングt3)。タイミング生成部9の第2の比較器42は、昇圧完了タイミングt3を検出し、検出信号SIG22をロウレベルからハイレベルへ遷移させる。信号生成部8は、検出信号SIG22に応じて、制御信号SIG12をロウレベルからハイレベルへ遷移させる。これにより、電源装置100の動作モードが初期昇圧期間D3から定電圧動作期間D4に切り替わり、第2のスイッチ素子SW12が短絡する。定電圧動作期間D4においては、第1のトランジスタM11と第2のトランジスタM12とは並列接続され、定電圧回路を構成する。このときの電圧Vregは、式(3)に示す値で安定する。但し、基準電圧Vrefは、外部基準電圧入力端子54から入力される基準電圧である。
Vreg=Vref×(R6+R7)/R7 ・・・(3)
Vreg=Vref×(R6+R7)/R7 ・・・(3)
次に、トランジスタのドレイン−ソース間電圧Vds及びドレイン電流Idの静特性(Vds−Id静特性)について説明する。図3は、トランジスタのVds−Id静特性を示すグラフである。特性曲線CC1は、電源装置100の第1のトランジスタM11のVds−Id静特性を示す曲線である。特性曲線CC2は、従来例にかかる電源装置200の出力トランジスタM1のVds−Id静特性を示す曲線である。
電源装置100の第1のトランジスタM11のゲート−ソース間電圧をVgs1とする。従来例にかかる電源装置200の出力トランジスタM1のゲート−ソース間電圧をVgs2とする。このとき、第1のトランジスタM11のゲート−ソース間電圧Vgs1と出力トランジスタM1のゲート−ソース間電圧Vgs2の関係は、以下の式(4)で表される。
|Vgs1|<|Vgs2| ・・・(4)
|Vgs1|<|Vgs2| ・・・(4)
第1のトランジスタM11の非飽和領域と飽和領域との境界となるドレイン−ソース間電圧をVds1とする。出力トランジスタM1の非飽和領域と飽和領域との境界となるドレイン−ソース間電圧をVds2とする。このとき、第1のトランジスタM11のドレイン−ソース間電圧Vds1と出力トランジスタM1のゲート−ソース間電圧Vds2との関係は、以下の式(5)で表される。
|Vds1|<|Vds2| ・・・(5)
|Vds1|<|Vds2| ・・・(5)
従来例にかかる電源装置200では、電源投入時の出力トランジスタM1のインピーダンスが高くなるように制御される。一方、電源装置100にかかる第1のトランジスタM11は、一定のドレイン電流が流れるように制御される。従って、第1のトランジスタM11静特性は特性曲線CC1で表される。出力トランジスタM1の静特性は特性曲線CC2で表される。ドレイン−ソース間電圧Vds3は、ドレイン電流が制限電流値Ilimに達したときのドレイン−ソース間電圧である。第1のトランジスタM11の飽和領域は、Vds1からVds3までの区間ΔV1となる。出力トランジスタM1の飽和領域は、Vds2からVds3までの区間ΔV2となる。
第1のトランジスタM11は、従来例の出力トランジスタM1に比べて、飽和領域が広い。よって、第1のトランジスタM11は、従来例の出力トランジスタM1に比べて、より容易に定電流動作をさせることができる。従って、斜線部S(図3)で示すように、第1のトランジスタM11は、より多くの電流を流すことができる。
また、出力電圧Voutを示す図2の波形V2及び波形V1は、トランジスタの静特性に依存する。図2に示すように、電源装置100は、より早期に出力電圧Voutを立ち上げる事ができる。
本構成によれば、第1のトランジスタM11の動作を飽和領域に制限する。さらに、誤差増幅器5及び帰還部6により、第1のトランジスタM11が飽和領域で動作する期間を長くすることができる。これにより、チャージポンプ回路1を短時間で充電することができる。従って、出力電圧が安定化するまでに要する時間を短縮することができる。従って、電源装置100の後段に接続される液晶パネルや液晶パネル制御回路などの負荷回路を、早期にかつ正常に起動することが可能となる。
従って、電源装置100を電源回路内蔵の液晶パネルドライバICに適用することにより、電源投入から液晶表示を開始するまでの時間を短縮することができる。また、本構成によれば、第1のトランジスタM11のドレイン電流が制限されるので、起動時の突入電流を制限することができる。
次に、実施の形態1にかかる電源装置100と従来例にかかる電源装置200との昇圧動作の比較について述べる。ここでは、電源装置200の出力トランジスタM1及び電源装置に100の第1のトランジスタM11の電流ピークを、50mAに制限した場合について述べる。
従来例にかかる電源装置200では、出力トランジスタM1のドレイン電流を示す波形I2の平均は、25.23mAとなる。このときの初期充電期間D2は0.53msec、初期昇圧期間D3は0.20msecである。よって、充電に要する時間は0.73msecとなる。
一方、電源装置100の第1のトランジスタM11のドレイン電流を示す波形I1の平均は、33.58mAとなる。このときの初期充電期間D2は0.40msec、初期昇圧期間D3は0.14msecである。よって、充電に要する時間は0.54msecとなる。従って、電源装置100は、電源装置200と比べて、ドレイン電流が33%増加する。また、充電に要する時間を26%短くすることができる。
その他の実施の形態
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。例えば、第1のトランジスタM11は、複数のトランジスタに分割することが可能である。分割したトランジスタの一部を電流制限動作させ、残りのトランジスタをオフにすることも可能である。この場合、電流制限動作させるトランジスタの数を好適に選択することにより、電流制限値を調整することが可能である。ここで、第1のトランジスタM11を、並列に接続された100個のトランジスタに分割する場合について検討する。この場合には、100通りの電流制限値が設定可能である。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。例えば、第1のトランジスタM11は、複数のトランジスタに分割することが可能である。分割したトランジスタの一部を電流制限動作させ、残りのトランジスタをオフにすることも可能である。この場合、電流制限動作させるトランジスタの数を好適に選択することにより、電流制限値を調整することが可能である。ここで、第1のトランジスタM11を、並列に接続された100個のトランジスタに分割する場合について検討する。この場合には、100通りの電流制限値が設定可能である。
また、第1のトランジスタM11と第2のトランジスタM12とは、カレントミラー回路を構成している。第1のトランジスタM11は、誤差増幅器5の帰還動作により、ドレイン電流が一定に維持される。よって、電流制限値は、外部基準電圧、抵抗R7及び第1のトランジスタM11と第2のトランジスタM12と間のサイズ比によっても、調整することが可能である。更に、抵抗R7は、並列に接続された複数に抵抗に分割することが可能である。例えば、抵抗R7を2分割することにより、2通りの電流制限値が設定可能である。
出力トランジスタ及び帰還部の抵抗をそれぞれ分割することも可能である。例えば、第1のトランジスタM11と第2のトランジスタM12とを、合計100個設ける。抵抗R7は2分割する。この場合、(第1のトランジスタM11の個数):(第2のトランジスタM12の個数)=1:99、2:98、3:97、・・・、99:1、のように、99通りの組合せが可能である。抵抗R7は2分割されるので、合計で99×2=198通りの電流制限値を設定することが可能である。このように、分割数を適宜設定することにより、電流制限値をきめ細かく設定することができる。
上述の実施の形態では、誤差増幅器5、第1の比較器41及び第2の比較器42は、外部基準電圧入力端子54と接続され、同一の基準電圧が供給される。しかしながら、誤差増幅器5、第1の比較器41及び第2の比較器42に供給される基準電圧は同一である必要はなく、それぞれに任意の基準電圧を供給してもよい。
1、10 チャージポンプ回路
2、20 レギュレータ回路
3、30 制御部
4 電流調整部
5、22 誤差増幅器
6 帰還部
7 スイッチ部
8 信号生成部
9 タイミング生成部
12、51、102 入力端子
32 昇圧率設定部
34 能力設定部
36 タイミング設定部
38 インバータ
41 第1の比較器
42 第2の比較器
100、200 電源装置
52、104 出力端子
53 制御端子
54 外部基準電圧入力端子
I1、I2 波形
Ilim 制限電流値
Vs1 第1の設定電圧
Vs2 第2の設定電圧
D1 昇圧停止期間
D2 初期充電期間
D3 初期昇圧期間
D4 定電圧動作期間
ΔV1、ΔV2 区間
S 斜線部
Cf1、Cf2、C1、C2 昇圧容量
Co、C 出力キャパシタ
Id ドレイン電流
Iout ドレイン電流
Iref 電流
M1 出力トランジスタ
M11 第1のトランジスタ
M12 第2のトランジスタ
R1〜R7 抵抗
SIG1、SIG10〜13 制御信号
SIG21、SIG22 検出信号
Soff オフ信号
SW1 スイッチ
SW11 第1のスイッチ素子
SW12 第2のスイッチ素子
T1〜5 端子
Toff オフ時間
Vds、Vds1〜3 ドレイン−ソース間電圧
Vfb 帰還電圧
Vin 入力電圧
Vout 出力電圧
Vref 基準電圧
Vreg 電圧
2、20 レギュレータ回路
3、30 制御部
4 電流調整部
5、22 誤差増幅器
6 帰還部
7 スイッチ部
8 信号生成部
9 タイミング生成部
12、51、102 入力端子
32 昇圧率設定部
34 能力設定部
36 タイミング設定部
38 インバータ
41 第1の比較器
42 第2の比較器
100、200 電源装置
52、104 出力端子
53 制御端子
54 外部基準電圧入力端子
I1、I2 波形
Ilim 制限電流値
Vs1 第1の設定電圧
Vs2 第2の設定電圧
D1 昇圧停止期間
D2 初期充電期間
D3 初期昇圧期間
D4 定電圧動作期間
ΔV1、ΔV2 区間
S 斜線部
Cf1、Cf2、C1、C2 昇圧容量
Co、C 出力キャパシタ
Id ドレイン電流
Iout ドレイン電流
Iref 電流
M1 出力トランジスタ
M11 第1のトランジスタ
M12 第2のトランジスタ
R1〜R7 抵抗
SIG1、SIG10〜13 制御信号
SIG21、SIG22 検出信号
Soff オフ信号
SW1 スイッチ
SW11 第1のスイッチ素子
SW12 第2のスイッチ素子
T1〜5 端子
Toff オフ時間
Vds、Vds1〜3 ドレイン−ソース間電圧
Vfb 帰還電圧
Vin 入力電圧
Vout 出力電圧
Vref 基準電圧
Vreg 電圧
Claims (11)
- 液晶パネルを駆動する半導体集積回路に内蔵される電源装置であって、
入力される電圧を昇圧した出力電圧を生成するチャージポンプ回路と、
当該電源装置の入力端子と前記チャージポンプ回路との間に接続され、前記チャージポンプ回路に供給する電流を調整するレギュレータ回路と、
前記レギュレータ回路を起動する第1の制御信号と、前記出力電圧と第1の電圧との比較に基づいて生成される第2の制御信号と、を出力する制御部と、を備え、
前記レギュレータ回路は、
前記第1の制御信号に応じて、前記チャージポンプ回路へ供給する電流の上限値を制限した状態で前記チャージポンプ回路への電流の供給を開始し、
前記出力電圧が前記第1の電圧に達したならば、前記第2の制御信号に基づいて、前記チャージポンプ回路へ一定の電流を供給する、
電源装置。 - 前記レギュレータ回路は、
電源電位と前記チャージポンプ回路の入力端子との間に接続され、前記チャージポンプ回路に電流を供給する第1のトランジスタと、
少なくとも前記第1の出力トランジスタの制御端子と接続され、前記第1の制御信号及び前記第2の制御信号に応じて、前記第1のトランジスタに流れる電流を調整する電流調整部と、を備えることを特徴とする、
請求項1に記載の電源装置。 - 前記電流調整部は、
供給される電流に応じた帰還電圧を出力する帰還部と、
電源電位と前記帰還部との間に接続され、前記帰還部に電流を供給する第2のトランジスタと、
第1の基準電圧と前記帰還電圧との差を増幅した電圧を、前記第1のトランジスタの前記制御端子及び前記第2のトランジスタの制御端子に出力する第1の増幅器と、
前記第1のトランジスタと前記チャージポンプ回路との間に接続され、前記出力電圧が前記第1の電圧に達したならば前記第1のトランジスタから前記チャージポンプ回路へ供給される電流の一部を前記帰還部に供給するスイッチ部と、を備えることを特徴とする、
請求項2に記載の電源装置。 - 前記スイッチ部は、
前記第1のトランジスタと前記チャージポンプ回路との間に接続され、前記第1の制御信号に応じてオン/オフする第1のスイッチ素子と、
前記第1のスイッチ素子の前記チャージポンプ回路側端と前記帰還部との間に接続され、前記第2の制御信号に応じてオン/オフする第2のスイッチ素子と、を備え、
前記制御部は、当該電源装置を起動する際に前記第1のスイッチを短絡させ、前記出力電圧が前記第1の電圧に達したならば前記第2のスイッチを短絡させることを特徴とする、
請求項3に記載の電源装置。 - 前記帰還部は、
接地電位と前記第2のトランジスタとの間に直列に接続される第1の抵抗素子及び第2の抵抗素子を備え、
前記第1の抵抗素子と前記第2の抵抗素子との接続点の電圧を前記帰還電圧として出力することを特徴とする、
請求項3又は4に記載の電源装置。 - 前記第1の抵抗素子及び前記第2の抵抗素子のいずれか一方又は両方が可変抵抗素子であることを特徴とする、
請求項5に記載の電源装置。 - 前記制御部は、前記出力電圧に応じた第3の制御信号を更に出力し、
前記チャージポンプ回路は、前記第3の制御部に応じて、前記出力電圧が前記第1の電圧よりも低い第2の電圧に到達したならば昇圧動作を開始することを特徴とする、
請求項1乃至6のいずれか一項に記載の電源装置。 - 前記制御部は、
前記出力電圧と前記第1の電圧との比較結果である第1の検出信号と、前記出力電圧と前記第2の電圧との比較結果である第2の検出信号と、を出力するタイミング生成部と、
前記第1の検出信号に応じて前記第2の制御信号を出力し、前記第2の検出信号に応じて前記第3の制御信号を出力する信号生成部と、を備えることを特徴とする、
請求項7に記載の電源装置。 - 前記信号生成部は、当該電源装置の外部からの起動要求の有無に応じた前記第1の制御信号を出力することを特徴とする、
請求項8に記載の電源装置。 - 前記タイミング生成部は、
一端が前記出力端子と接続される第3の抵抗素子と、
一端が前記第3の抵抗素子の他端と接続される第4の抵抗素子と、
一端が前記第4の抵抗素子の他端と接続され、他端が接地電位と接続される第5の抵抗素子と、
前記第3の抵抗素子と前記第4の抵抗素子との接続点の電圧と、第2の基準電圧と、を比較して第2の検出信号を出力する第1の比較器と、
前記第4の抵抗素子と前記第5の抵抗素子との接続点の電圧と、第3の基準電圧と、を比較して第1の検出信号を出力する第2の比較器と、を備えることを特徴とする、
請求項8又は9に記載の電源装置。 - 請求項1乃至10のいずれか一項に記載の前記電源装置を備えることを特徴とする、
液晶パネルドライバIC。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010124607A JP2011253217A (ja) | 2010-05-31 | 2010-05-31 | 電源装置及び液晶パネルドライバic |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010124607A JP2011253217A (ja) | 2010-05-31 | 2010-05-31 | 電源装置及び液晶パネルドライバic |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2011253217A true JP2011253217A (ja) | 2011-12-15 |
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Family Applications (1)
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JP2010124607A Pending JP2011253217A (ja) | 2010-05-31 | 2010-05-31 | 電源装置及び液晶パネルドライバic |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2011253217A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014016711A (ja) * | 2012-07-06 | 2014-01-30 | Asahi Kasei Electronics Co Ltd | レギュレータ |
WO2016030962A1 (ja) * | 2014-08-26 | 2016-03-03 | 株式会社 東芝 | 電圧発生回路 |
WO2016035124A1 (ja) * | 2014-09-01 | 2016-03-10 | 株式会社 東芝 | 電圧発生回路 |
JP2020013168A (ja) * | 2018-01-30 | 2020-01-23 | 大日本印刷株式会社 | 液晶調光装置およびその製造方法 |
CN112241190A (zh) * | 2019-07-19 | 2021-01-19 | 成都锐成芯微科技股份有限公司 | 一种中高频晶体驱动电路 |
US12113438B2 (en) | 2013-03-15 | 2024-10-08 | Psemi Corporation | Protection of switched capacitor power converter |
US12143010B2 (en) | 2024-06-13 | 2024-11-12 | Psemi Corporation | Protection of switched capacitor power converter |
-
2010
- 2010-05-31 JP JP2010124607A patent/JP2011253217A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US12143010B2 (en) | 2024-06-13 | 2024-11-12 | Psemi Corporation | Protection of switched capacitor power converter |
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