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JP2011134277A - 電子機器 - Google Patents

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JP2011134277A JP2009295624A JP2009295624A JP2011134277A JP 2011134277 A JP2011134277 A JP 2011134277A JP 2009295624 A JP2009295624 A JP 2009295624A JP 2009295624 A JP2009295624 A JP 2009295624A JP 2011134277 A JP2011134277 A JP 2011134277A
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Abstract


【課題】動作状態の違いによって発生する再生音量の変化を調整する。
【解決手段】スピーカ18を有するパーソナルコンピュータにおいて、外部機器からの音声信号を入力するラインイン端子19と、ラインイン端子19から入力された音声信号を増幅してスピーカ18から音声を出力させるスピーカアンプ54と、スピーカアンプ54に対して電源供給する電源回路46と、電源回路46による電源供給を制御するものであって、パーソナルコンピュータの動作状態が非稼働状態(スタンバイ状態等)に移行される、あるいは非稼働状態から電源オン状態に移行される時に、ラインイン端子19に外部端子が接続されていれば電源回路46によるスピーカアンプ54に対する電源供給を継続するように制御するEC/KBC45を有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、スピーカを有する電子機器に関する。
従来、複数のオーディオデータを取り込んで再生出力するデジタルオーディオシステムが知られている(特許文献1)。特許文献1に記載されたオーディオシステムでは、オーディオデータの音量(録音レベル)を検出して自動音量調整要素を生成し、オーディオデータの再生時に自動音量調整要素に基づいて再生音量を調整する。これにより、複数のオーディオデータを取り込んだ場合であっても、各オーディオデータ間における音量のバラツキを解消して出力することができる。
特開2003−243952号公報
このように従来技術では、複数のオーディオデータの音量(録音レベル)にバラツキがあっても再生音量を自動的に調整して一定の音量で出力することができる。
しかしながら、従来技術は、オーディオデータ間の音量のバラツキを解消することができるが、システムの動作状態の違いによって発生する再生音量の変化を調整することはできなかった。
本発明は上述の事情を考慮してなされたものであり、動作状態の違いによって発生する再生音量の変化を調整することが可能な電子機器を提供することを目的とする。
上述の課題を解決するため、本発明は、スピーカを有する電子機器において、外部機器からの音声信号を入力する端子と、前記端子から入力された音声信号を増幅して前記スピーカから音声を出力させるアンプと、前記アンプに対して電源供給する電源回路と、前記電源回路による電源供給を制御するものであって、前記電子機器の動作状態が移行される時に前記端子に外部端子が接続されていれば前記電源回路による前記アンプに対する電源供給を継続するように制御する制御手段とを具備したことを特徴とする。
本発明によれば、動作状態の違いによって発生する再生音量の変化を調整することが可能となる。
本実施形態における電子機器の構成を示す外観図。 本実施形態におけるパーソナルコンピュータのシステム構成を示すブロック図。 本実施形態におけるパーソナルコンピュータの各状態において供給される電源を示す図。 本実施形態におけるラインイン端子にプラグが挿入されていない場合のスタンバイ状態時に電源供給されるモジュールを示す図。 本実施形態におけるラインイン端子にプラグが挿入されている場合のスタンバイ状態時に電源供給されるモジュールを示す図。 本実施形態におけるパーソナルコンピュータが稼働状態から非稼働状態に移行するときの動作を示すフローチャート。 本実施形態におけるサウンドコントローラとスピーカアンプにおける出力レベル設定値の対応関係を示すデータの一例を示す図。 本実施形態における音声信号に対する処理を説明するための図。 本実施形態におけるパーソナルコンピュータが非稼働状態から稼働状態に移行する場合の動作を示すフローチャート。 本実施形態におけるパーソナルコンピュータが稼働状態から非稼働状態に移行するときの動作を示すフローチャート。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。
図1は、本実施形態における電子機器の構成を示す外観図である。この電子機器は、例えば、ノートブック型の携帯型パーソナルコンピュータ10として実現されている。本実施形態におけるパーソナルコンピュータ10は、非稼働状態の時に、ラインアウト付き外部機器(例えば、携帯型のオーディオプレーヤ25)から出力されたアナログ音声信号を入力して、筐体に実装されたスピーカ18から出力させる音声出力機能(スリープ&ミュージック機能)を有している。
オーディオプレーヤ25からの出力を直接スピーカに接続した場合、オーディオプレーヤ25の出力がスピーカの能力に比べて小さいため、十分な音量の音声を出力することができない。本実施形態におけるパーソナルコンピュータ10に設けられた音声出力機能は、パーソナルコンピュータ10が非稼働状態にある場合でも、内蔵された音声信号増幅のためのアンプに電源を供給して、オーディオプレーヤ25からの音声信号を増幅してスピーカから出力させることができる。
なお、パーソナルコンピュータ10の非稼働状態とは、例えば電源オフ状態の他、スタンバイ/スリープ/サスペンド、ハイバネーション(休止状態)と称される状態を含むものとする。すなわち、非稼働状態は、プロセッサ(CPU30)が動作していない状態である。
本実施形態におけるパーソナルコンピュータ10は、電源オンされている稼働状態から非稼働状態、あるいは非稼働状態から稼働状態に動作状態が移行される時に、オーディオプレーヤ25が接続されていれば、オーディオプレーヤ25から出力されたアナログ音声信号に応じた音声を一定の音量でスピーカから出力し続けるように動作する。
図1は、パーソナルコンピュータ10のディスプレイユニットを開いた状態における斜視図である。パーソナルコンピュータ10は、コンピュータ本体11と、ディスプレイユニット12とから構成されている。ディスプレイユニット12には、LCD(Liquid Crystal Display)17から構成される表示装置が組み込まれており、そのLCD17の表示画面はディスプレイユニット12のほぼ中央に位置されている。
ディスプレイユニット12は、コンピュータ本体11に対して開放位置と閉塞位置との間を回動自在に取り付けられている。コンピュータ本体11はバッテリが取り外し自在に装着可能な薄い箱形の筐体を有している。
コンピュータ本体11の上面には、キーボード13、パワーオン/オフするためのパワーボタンスイッチ14、汎用ハードウェアボタン15、タッチパッド16、スピーカ18などが配置されている。
コンピュータ本体11の側面には、オーディオプレーヤ25から出力されたアナログ音声信号を入力するためのラインイン端子19(ジャック)が設けられている。ラインイン端子19には、オーディオプレーヤ25のラインアウト端子と接続されたケーブル26を、プラグ27により接続することができる。
次に、図2を参照して、本実施形態におけるパーソナルコンピュータ10のシステム構成について説明する。
パーソナルコンピュータ10は、図2に示すように、CPU30、MCH31(ノースブリッジ)、メインメモリ32、表示コントローラ35、ICH40(サウスブリッジ)、ハードディスクドライブ(HDD)121、BIOS−ROM42、エンベデッドコントローラ/キーボードコントローラIC(EC/KBC)45、電源回路46等を備えている。
CPU30は、パーソナルコンピュータ10の動作を制御するために設けられたプロセッサであり、HDD41からメインメモリ32にロードされる、オペレーティングシステム(OS)、各種ハードウェアを制御するドライバ、および各種アプリケーションプログラム等を実行する。さらに、CPU30は、BIOS−ROM42に格納されたシステムBIOS(Basic Input Output System)も実行する。システムBIOSはハードウェア制御のためのプログラムである。
MCH31は、CPU30のローカルバスとICH40との間を接続するブリッジデバイスである。MCH31には、メインメモリ32をアクセス制御するメモリコントローラも内蔵されている。
表示コントローラ35は、パーソナルコンピュータ10のディスプレイモニタとして使用されるLCD17を制御する。表示コントローラ35は、MCH31を介してCPU30から送信される描画要求に基づいてビデオメモリ(VRAM)にフレーム群を描画するための表示処理(グラフィクス演算処理)を実行する。
ICH40は、HDD41および光ディスクドライブ(図示せず)を制御するためのIDE(Integrated Drive Electronics)コントローラやSerial ATAコントローラを内蔵している。
エンベデッドコントローラ/キーボードコントローラIC(EC/KBC)45は、電力管理のためのエンベデッドコントローラと、キーボード(KB)13、タッチパッド15、及び汎用ハードウェアボタン18を制御するためのキーボードコントローラとが集積された1チップマイクロコンピュータである。EC/KBC45は、パーソナルコンピュータ10が電源オフ(非稼働状態)時においても動作しているコントローラである。
EC/KBC45は、ユーザによるパワーボタンスイッチ14の操作に応じて電源回路46を制御し、パーソナルコンピュータ10をパワーオン/パワーオフする機能を有している。パーソナルコンピュータ10のパワーオン/パワーオフの制御は、EC/KBC45と電源回路46との共同動作によって実行される。また、EC/KBC45は、パーソナルコンピュータ10が非稼働時に使用される音声出力機能を制御する。
電源回路46は、コンピュータ本体11に装着されたバッテリ47、またはACアダプタ48を介して接続された外部電源から電源供給を受けて、各コンポーネントへの動作電源を生成して供給する。電源回路46には、電源マイコンが設けられている。電源マイコンは、各コンポーネントとバッテリに対する電源供給(充放電)や、バッテリの充電状態を監視する。
電源回路46は、パーソナルコンピュータ10のシステムステートに応じて、EC/KBC45の制御によって各モジュールへの電源供給を切り替える。電源回路46は、パーソナルコンピュータ10のシステムステートに応じたEC/KBC45の制御によって、S電源、B電源、A電源、P電源のそれぞれの電源系について供給をオン/オフすることができる。
S電源は、システムが電源オフされた状態においても常に供給される電源であり、EC/KBC45に供給される。
B電源は、スタンバイ状態においてメインメモリ32に記録されたデータをバックアップするために供給される電源である。
A電源は、パーソナルコンピュータ10が非稼働状態にある時に音声出力機能を有効にするための電源であり、アナログ音声信号を処理するアナログスイッチ53及びスピーカアンプ54に供給される電源である。
P電源は、パーソナルコンピュータ10が電源オン状態にある場合に供給される電源である。
図3は、パーソナルコンピュータ10の各状態(システムステート)において供給される電源を示す図である。
図3に示すように、パーソナルコンピュータ10が電源オンの状態(稼働状態)にある場合には、電源回路46は、S電源、B電源、P電源、A電源の全ての供給をオンする。
また、パーソナルコンピュータ10がスタンバイ状態(あるいはスリープ/サスペンドの状態)にある場合には、S電源、B電源の供給をオンする。ただし、本実施形態のパーソナルコンピュータ10では、スタンバイ状態において音声出力機能を使用するため、ケーブル26(携帯オーディオプレーヤ25)を接続するためのプラグ27がラインイン端子19に挿入された場合には、さらにA電源の供給をオンして、音声出力機能で動作させるアナログスイッチ53及びスピーカアンプ54に対して電源供給する。
また、パーソナルコンピュータ10が電源オフの状態、及びメインメモリ32へのバックアップが不要なハイバネーション(休止状態)の状態にある場合には、S電源の供給のみをオンする。ただし、本実施形態のパーソナルコンピュータ10では、電源オフ状態において音声出力機能を使用するため、ケーブル26(携帯オーディオプレーヤ25)を接続するためのプラグ27がラインイン端子19に挿入された場合には、さらにA電源の供給をオンして、音声出力機能で動作させるアナログスイッチ53及びスピーカアンプ54に対して電源供給する。
EC/KBC45にはS電源が供給されるため、何れのシステムステートにおいても電源供給がオンされ、非稼働時における音声出力機能の制御が可能である。
サウンドコントローラ50(オーディオコーデック)は、ICH40を通じて入力されるデジタルオーディオデータをアナログ音声信号に変換すると共に、OSやデバイスドライバ、音声再生プログラム等の制御による音量あるいは音質(音響効果)等の調整をしてアナログスイッチ53に出力する。また、サウンドコントローラ50は、パーソナルコンピュータ10が稼働時にある場合には、同様にして、ラインイン端子19を介して入力されたオーディオプレーヤ25からのアナログ音声信号の音量調整をしてアナログスイッチ53に出力する。
アナログスイッチ53は、EC/KBC45からのセレクト信号S2に応じて、サウンドコントローラ50側あるいはラインイン端子19側の何れかの経路に切り替える。アナログスイッチ53は、EC/KBC45の制御により、パーソナルコンピュータ10が稼働時には、サウンドコントローラ50側に切り替えられ、非稼働時に音声出力機能が有効である場合に、サウンドコントローラ50をバイパスするラインイン端子19側に切り替えられる。
スピーカアンプ54は、アナログスイッチ53を介して入力されるアナログ音声信号を増幅し、スピーカ18から音声信号に応じた音声を出力させる。スピーカアンプ54は、EC/KBC45からのレベルコントロール信号S3に応じて、出力レベル設定値(入力されたアナログ音声信号の増幅率)を切り替えることができる。
なお、ラインイン端子19には、スイッチ52(あるいはセンサ)が内蔵されている。スイッチ52は、ラインイン端子19にケーブル26を接続するためのプラグ27の挿入によってオン/オフが切り替えられ、オン/オフの状態に応じたステータス信号S1をEC/KBC45に出力する。
図4及び図5は、本実施形態におけるパーソナルコンピュータ10のスタンバイ(スリープ)状態時に電源供給されるモジュールを示している。図4は、ラインイン端子19にプラグ27が挿入されていない場合、図5は、ラインイン端子19にプラグ27が挿入されている場合について示している。
電源オン時には、CPU30、MCH31、ICH40、メインメモリ32、HDD41、サウンドコントローラ50、アナログスイッチ53、スピーカアンプ54等の各部に電源供給されるが、図4に示すように、スタンバイ状態(プラグ27の挿入なし)では、S電源の他、メインメモリ32に記録されたデータをバックアップするためにB電源が供給される。スタンバイ状態では、CPU30を含む多くのモジュールに対する電源供給がオフされ、消費電力を下げた待機モード(非稼働状態)となる。スタンバイ状態では、CPU30が動作しないためプログラムは動作する事ができない。
また、図5に示すように、スタンバイ状態においてプラグ27の挿入がある場合には、CPU30を含む多くのモジュールに対する電源供給がオフされた、消費電力を下げた待機モードのままで、音声出力機能に関係するスピーカアンプ54とアナログスイッチ53に対してのみA電源が供給されている。これにより、パーソナルコンピュータ10を非稼働状態にしたままで、オーディオプレーヤ25から出力されたアナログ音声信号を増幅してスピーカ18から出力させることができる。
なお、図示していないが、パーソナルコンピュータ10が電源オフ状態及びハイバネーション状態にある場合には、図4または図5に示すスタンバイ状態におけるB電源の供給がオフされた状態となる。プラグ27が挿入されている場合には、スタンバイ状態と同様にして、A電源の供給がオンされる。
次に、本実施形態におけるパーソナルコンピュータ10の動作について説明する。
本実施形態におけるパーソナルコンピュータ10は、稼働状態(電源オン)から電源オフまたはスタンバイ状態などの非稼働状態への移行時、あるいは非稼働状態から稼働状態の移行時に、ラインイン端子19にケーブル26を接続するためのプラグ27が挿入されて、オーディオプレーヤ25から出力されるアナログ音声信号に応じた音声をスピーカ18から出力している場合には、動作状態の切り替え前後で音声の出力レベル(音量)が一定になるようにすると共に音声の中断がユーザに認識されにくくなるように切り替えを制御する。
図6は、パーソナルコンピュータ10が稼働状態(電源オン状態)から非稼働状態に移行するときの動作を示すフローチャートである。
パーソナルコンピュータ10が電源オン状態(稼働状態)にある場合には、EC/KBC45は、セレクト信号S2によりアナログスイッチ53をサウンドコントローラ50側に切り替える。
音声処理については、OSやデバイスドライバ、ソフトウェアプログラム等が動作して、各モジュールを制御する。サウンドコントローラ50は、プログラムの制御により、デジタルオーディオデータをアナログ音声信号に変換して、アナログスイッチ53に出力する。スピーカアンプ54は、アナログスイッチ53を介して入力されるアナログ音声信号を増幅して、スピーカ18から音声を出力させる。
また、サウンドコントローラ50は、ラインイン端子19から入力されたアナログ音声信号についても音量制御をしてアナログスイッチ53に出力する。同様にして、スピーカアンプ54は、アナログスイッチ53を介して入力されるアナログ音声信号を増幅して、スピーカ18から音声を出力させる。
電源オン状態では、オーディオプレーヤ25の出力音声を、サウンドコントローラ50を経由してスピーカ18から出力することにより、サウンドコントローラ50に設けられた機能や、サウンドコントローラ50を制御する音制御用プログラムの機能を利用して、音量や音質(音響効果等)を調整してスピーカ18から出力することが可能になっている。
なお、ラインイン端子19から入力されたアナログ音声信号に応じた音声を、サウンドコントローラ50を経由しないで直接スピーカ18から出力させるか(第1の経路)、パーソナルコンピュータ10が起動された後にサウンドコントローラ50を経由して出力するかは(第2の経路)、アナログスイッチ53により切り替えられる。アナログスイッチ53は、EC/KBC45を介したCPU30による制御、あるいはEC/KBC45の独自の制御により切り替えられる。
ユーザにより非稼働状態(例えばスタンバイ状態)への移行が指示されると、CPU30は、EC/KBC45に対してスタンバイ状態への移行命令を出力する。EC/KBC45は、スタンバイ状態への移行命令を受けると(ステップA1、Yes)、ラインイン端子19に内蔵されたスイッチ52からのステータス信号S1をもとに、ラインイン端子19にプラグ27が挿入されているかを判別する。
ラインイン端子19にプラグ27が挿入されていない場合には、スイッチ52がオフ状態になり、ステータス信号S1がHigh状態となる。EC/KBC45は、ステータス信号S1がHigh状態にあれば、ラインイン端子19にプラグが挿入されていないと判別する(ステップA2、No)。
この場合、サウンドコントローラ50は、CPU30からの指示により非稼働状態に移行される(ステップA7)。また、EC/KBC45は、通常のスタンバイ状態への移行処理を経て、電源回路46に対して、パーソナルコンピュータ10全体をスタンバイ状態に移行させる電源制御を指示する(ステップA8)。すなわち、EC/KBC45は、プラグ27がラインイン端子19に挿入されていないため、音声出力機能を無効にしてスタンバイ状態にするため、図4に示すように、B電源とS電源のみについて供給をオンするように指示する。
一方、ラインイン端子19にプラグ27が挿入されている場合(ステップA2、Yes)、ラインイン端子19に内蔵されたスイッチ52がオン状態になり、EC/KBC45へ接続されているステータス信号S1がLow状態となる。EC/KBC45は、ステータス信号S1により、ラインイン端子19にプラグが挿入されていることが判別されるとCPU30に通知する。CPU30は、音声出力機能を有効にしてスタンバイ状態に移行するための処理をする。
まず、CPU30は、EC/KBC45を介して、サウンドコントローラ50の動作時における音声の出力レベル設定値を読み取る(ステップA3)。もしくはCPU30は、サウンドコントローラ50を制御する音制御用プログラムの設定データをもとにして、オーディオプレーヤ25による音声の出力レベル設定値を計算する。すなわち、CPU30は、動作時のサウンドコントローラ50によって調整されていた音量の増加分を判別する。
なお、パーソナルコンピュータ10には、サウンドコントローラ50の出力レベル設定値と、サウンドコントローラ50による音量調整をスピーカアンプ54により代替させるためのスピーカアンプ54の出力レベル設定値との対応関係を示すデータが予め設定されている。図7には、サウンドコントローラ50とスピーカアンプ54における出力レベル設定値の対応関係を示すデータの一例を示している。
例えば、図7におけるサウンドコントローラ50の出力レベル設定値が「CL1」であった場合、サウンドコントローラ50を経由しないアナログ音声信号に対して、スピーカアンプ54の出力レベル設定値を「AL1」とすることにより、スピーカ18から出力される音声の音量が一定となることを示している。
CPU30は、サウンドコントローラ50の出力レベル設定値を取得した後、サウンドコントローラ50によりライン入力されたアナログ音声信号の信号レベルを解析させて、予め決められた設定レベル以下となるのを待つ。ラインイン端子19から入力されたアナログ音声信号のレベルが設定レベル以下となった場合(ステップA4、Yes)、CPU30は、EC/KBC45により、アナログスイッチ53をラインイン端子19側の経路(第2の経路)に切り替えさせる(ステップA5)。すなわち、スピーカ18から出力される音声レベル(音量)が低いタイミングで経路の切り替えを行うことにより、経路の切り替えに伴う音声の中断をユーザが認識しにくくする。
なお、予め設定したタイムアウト時間だけ待ってもライン入力されたアナログ音声信号の信号レベルが設定レベル以下とならない場合には、パーソナルコンピュータ10を非稼働状態(スタンバイ状態)に移行させる処理が完了する前に音声出力機能を有効な状態に切り替えるために、CPU30は、EC/KBC45により、アナログスイッチ53をラインイン端子19側の経路(第2の経路)に切り替えさせるものとする(ステップA5)。
サウンドコントローラ50は、プログラムによって制御されるため、スタンバイ状態では非稼働状態に移行される。このため、EC/KBC45は、セレクト信号S2によりアナログスイッチ53を制御して、ラインイン端子19から入力されたアナログ音声信号がサウンドコントローラ50をバイパスしてスピーカアンプ54へ伝わるように経路を切り替える。
CPU30は、アナログスイッチ53により経路の切り替えをした後、EC/KBC45を介して、スピーカアンプ54の出力レベル設定値を、ステップA3において取得したサウンドコントローラ50の出力レベル設定値に応じて変更する(ステップA6)。例えば、サウンドコントローラ50から取得されたサウンドコントローラ50の出力レベル設定値が「CL1」であった場合には、EC/KBC45は、レベルコントロール信号S3によって、スピーカアンプ54の出力レベル設定値が「AL1」となるように制御する。
その後、サウンドコントローラ50は、CPU30からの指示により非稼働状態に移行される(ステップA7)。また、EC/KBC45は、スタンバイ状態への移行処理を経て、音声出力機能が有効となるように、電源回路46に対して、パーソナルコンピュータ10全体をスタンバイ状態に移行させる電源制御を指示する(ステップA8)。すなわち、EC/KBC45は、音声出力機能を有効にしてスタンバイ状態にするため、図5に示すように、B電源とS電源の他にA電源の供給をオンするように指示する。
図5に示すように、プラグ27の挿入がある場合には、CPU30を含む多くのモジュールに対する電源供給がオフされ、消費電力を下げたスタンバイ状態のままで、音声出力機能に関係するスピーカアンプ54とアナログスイッチ53に対してA電源が供給される。
図8は、音声信号に対する処理を説明するための図である。
パーソナルコンピュータ10は、ラインイン端子19にプラグ27が挿入されることにより、図8(A)に示すように、オーディオプレーヤ25から出力されたアナログ音声信号が入力されているものとする。パーソナルコンピュータ10は、稼働中に、ラインイン端子19から入力されたアナログ音声信号に応じた音声をスピーカ18から出力させている時、図8(B)に示すように、サウンドコントローラ50によるアナログ音声信号に対する処理を実行して出力レベル(音量)が調整されているものとする。サウンドコントローラ50は、出力レベル設定値「CL1」に応じた出力レベル(音量)の調整をしている。
なお、パーソナルコンピュータ10の稼働中では、サウンドコントローラ50により音量調整をするものとし、スピーカアンプ54では一定(デフォルトの出力レベル設定値)の信号処理がされるものとする。
図8(D)に示すタイミングで非稼働状態(例えば、スタンバイ状態)への移行がユーザにより指示されたものとする。EC/KBC45は、非稼働状態への移行が指示された後、図中Aに示すタイミングで、サウンドコントローラ50によってアナログ音声信号が設定レベル以下となったことが検出されると、アナログスイッチ53により、ラインイン端子19から入力されたアナログ音声信号がサウンドコントローラ50をバイパスしてスピーカアンプ54に入力されるように経路を切り替える。
サウンドコントローラ50を経由しないことにより、ピーカアンプ54に入力される信号のレベルが、図8(A)のように、稼働中よりも低下する。CPU30は、サウンドコントローラ50による稼働中の出力レベル設定値「CL1」に応じて、スピーカアンプ54の出力レベル設定値を「AL1」に変更する。これにより、稼働中にサウンドコントローラ50によって行っていた音量調整をスピーカアンプ54に代替させて、図8(C)に示すように、稼働中のサウンドコントローラ50からの出力レベル(図8(B))と同じ出力レベルで音声を出力させることができる。
その後、パーソナルコンピュータ10は、図8(D)に示すように、スタンバイ状態に移行される。スタンバイ移行時には音声出力機能(スリープ&ミュージック機能)が有効化されている。すなわち、スピーカアンプ54の電源供給(A電源の供給)をオンにし、またサウンドコントローラ50をバイパスするアナログスイッチ53を切り替えることにより、パーソナルコンピュータ10を非稼働状態にされた後も、継続してパーソナルコンピュータ10に内蔵されたスピーカ18でオーディオプレーヤ25から出力された音声信号による音声(音楽)を出力することができる。
このようにして、パーソナルコンピュータ10にオーディオプレーヤ25を接続して、オーディオプレーヤ25からの音声をスピーカ18から出力させている時に、非稼働状態(例えばスタンバイ状態)への移行が指示された場合には、音声信号の信号レベルが設定レベル以下となったタイミングでアナログスイッチ53の切り替えを行うことにより、この切り替えに伴って発生する音切れをユーザに認識されにくくすることができる。また、稼働時のサウンドコントローラ50によって調整された出力レベル設定値に応じて、スピーカアンプ54の出力レベル設定値を変更することで、パーソナルコンピュータ10の動作状態の切り替え前後で音声の出力レベル(音量)が一定となるように調整することができる。このため、スピーカ18から出力される音声を聞いているユーザに、違和感を感じさせなくすることができる。
次に、パーソナルコンピュータ10が非稼働状態から稼働状態(電源オン状態)に移行する場合について、図9に示すフローチャートを参照しながら説明する。基本的には、前述した稼働状態から非稼働状態に移行する処理と逆の手順によって、出力レベルの調整とアナログスイッチ53の切り替えが実行される。
ユーザにより稼働状態への移行(電源オン)が指示されると、CPU30は、EC/KBC45に対して稼働状態への移行命令を出力し、またサウンドコントローラ50を稼働状態に移行させる(ステップB1)。
EC/KBC45は、稼働状態への移行命令を受けると、ラインイン端子19に内蔵されたスイッチ52からのステータス信号S1をもとに、ラインイン端子19にプラグ27が挿入されているかを判別する。
ラインイン端子19にプラグ27が挿入されていない場合には、EC/KBC45は、セレクト信号S2によって、アナログスイッチ53をサウンドコントローラ50側の経路(第1の経路)に切り替える(ステップB7)。また、EC/KBC45は、通常の電源オン状態への移行処理を経て、電源回路46に対して、パーソナルコンピュータ10を通常の電源オン状態に移行させる電源制御を指示する(ステップB8)。
一方、ラインイン端子19にプラグ27が挿入されている場合(ステップB2、Yes)、CPU30は、EC/KBC45を介して、スピーカアンプ54の出力レベル設定値を取得する(ステップB3)。
CPU30は、サウンドコントローラ50へのラインイン端子19からのアナログ音声信号の入力を有効にして(ステップB4)、サウンドコントローラ50の出力レベル設定値を、ステップB3において取得したスピーカアンプ54の出力レベル設定値に応じて調整する(ステップB4)。すなわち、非稼働状態時においてスピーカアンプ54に対して設定された出力レベル設定値を、稼働中におけるデフォルトの出力レベル設定値に戻した時に、サウンドコントローラ50の音量調整によって、動作状態の前後でスピーカ18から出力される音声の音量が一定となるようにする。
例えば、スピーカアンプ54の出力レベル設定値が「AL1」であった場合には、サウンドコントローラ50による稼働中の出力レベル設定値が「CL1」となるように調整する。
CPU30は、サウンドコントローラ50の出力レベル設定値を取得した後、ラインイン端子19から入力されたアナログ音声信号のレベルが設定レベル以下となるか、予め設定したタイムアウト時間が経過したか、あるいはラインイン端子19からの音声以外の音声を出力するタイミングとなったかを判別する。CPU30は、何れかに該当する状態となった場合に(ステップB6、Yes)、EC/KBC45により、アナログスイッチ53をサウンドコントローラ50側の経路(第1の経路)に切り替えさせる(ステップB7)。
なお、ラインイン端子19からの音声以外の音声としては、パーソナルコンピュータ10の起動をユーザに通知するために出力される音声などがある。CPU30は、起動処理に伴って出力される音声の出力タイミングを判別し、この判別された出力タイミングに合わせて、EC/KBC45を介してアナログスイッチ53を切り替えさせる。これにより、アナログスイッチ53による切り替えがされた直後あるいはほぼ同時に、オーディオプレーヤ25からの音声とは別の音声がスピーカ18から出力されることになり、アナログスイッチ53の切り替えに伴う音声の中断をユーザが認識しにくくなる。
こうして、アナログスイッチ53がサウンドコントローラ50側に切り替えられた後、EC/KBC45は、電源回路46に対して、パーソナルコンピュータ10全体を電源オン状態に移行させる電源制御を指示する(ステップB8)。すなわち、EC/KBC45は、B電源、S電源、A電源、P電源の各電源をオンするように指示する。
このようにして、非稼働時にパーソナルコンピュータ10にオーディオプレーヤ25を接続して、オーディオプレーヤ25からの音声をスピーカ18から出力させている時に、稼働状態(電源オン)への移行が指示された場合に、スピーカ18からの音声を出力し続けることができる。また、アナログスイッチ53の切り替えが、音声信号の信号レベルが設定レベル以下となったタイミング、あるいはオーディオプレーヤ25からの音声とは異なる他の音声を出力するタイミングに合わせてアナログスイッチ53の切り替えを行うことにより、この切り替えに伴って発生する音切れをユーザに認識されにくくすることができる。また、非稼働時のスピーカアンプ54によって調整された出力レベル設定値に応じて、サウンドコントローラ50の出力レベル設定値を変更することで、パーソナルコンピュータ10の動作状態の切り替え前後で音声の出力レベル(音量)が一定となるように調整することができる。このため、スピーカ18から出力される音声を聞いているユーザに、違和感を感じさせなくすることができる。
なお、前述した説明では、ラインイン端子19からの音声以外の音声を出力するタイミングとなったかを判別して、アナログスイッチ53の切り替えをしているが、CPU30がラインイン端子19からの音声以外の音声を出力するタイミングであることを判別できた場合には、この音声の出力を停止させるようにしても良い。すなわち、オーディオプレーヤ25からの音声を優先して出力させて、この音声の妨げとなる他の音声については出力させないようにする。
また、パーソナルコンピュータ10には、非稼働状態において音声出力機能によりスピーカ18から音声を出力させている場合に、ユーザが手動操作によって音量を調整するためのボリュームつまみを設けても良い。例えば、コンピュータ本体11の側面に、ボリュームつまみ20を設ける。スピーカアンプ54は、音声出力機能が有効な場合に、ボリュームつまみ20に対する操作に応じて音声信号に対する音量調整(出力レベル設定)できるようにする。
このように、ユーザ操作によってスピーカアンプ54の出力レベルが変更された場合であっても、図9のフローチャートに示す手順によって、電源オン状態に移行される際に、スピーカアンプ54の出力レベル設定に応じてサウンドコントローラ50の出力レベル設定を調整することができる。これにより、ボリュームつまみにより調整された後の音量と同じとなるように、電源オン状態に移行された後の音量を調整することができる。
また、図6に示す非稼働状態に移行する時の処理では、スピーカアンプ54の出力レベル設定値を変更することにより、動作状態の前後でスピーカ18から出力される音声の出力レベル(音量)が一定となるように制御しているが、スピーカアンプ54が出力レベルを調整できない構成である場合には、図10に示すフローチャートに従う手順によって非稼働状態へ移行させるようにしても良い。なお、図6に示すフローチャートと共通する処理については説明を省略する。
図10に示す処理では、CPU30は、非稼働状態に移行する際に、スピーカアンプ54による経路の切り替えをする前に、スピーカアンプ54の出力レベル設定値(デフォルト値)を取得し(ステップC3)、非稼働状態に移行した後にスピーカ18から出力される音声の音量が一定となるように、サウンドコントローラ50の出力レベル設定値を調整する(ステップC4)。すなわち、非稼働状態に移行した後に、サウンドコントローラ50を経由しないでスピーカアンプ54から出力される音声の出力レベルと同じとなるように、稼働状態にある時にサウンドコントローラ50の出力レベル調整値を変更しておく。
ここでは、例えば非稼働状態への移行処理が完了する前の数秒の時間をかけて、サウンドコントローラ50の出力レベル設定値を徐々に変更していくようにする。
その後、ラインイン端子19からのアナログ音声信号が設定レベル以下となるか、あるいはタイムアウト時間が経過した後に(ステップC5、Yes)、アナログスイッチ53によりラインイン端子19側に経路を切り替えて(ステップC6)、サウンドコントローラ50を非稼働状態にする。そして、パーソナルコンピュータ10全体を比が4状態にする(ステップC8)。
このようにして、スピーカアンプ54により出力レベルの調整ができない場合には、非稼働状態へ移行した後の出力レベル設定に合わせて、事前にサウンドコントローラ50の出力レベル設定値を調整しておく。これにより、パーソナルコンピュータ10の動作状態が移行された時に、突然、スピーカ18から出力される音声の音量が変動することを防ぐことができる。
なお、前述した説明では、パーソナルコンピュータ10が電源オン状態にある時にプラグ27が装着されている場合に、非稼働状態に移行された後に音声出力機能(スリープ&ミュージック機能)が有効となるようにしているが、ユーザの指示によって、非稼働状態において音声出力機能を有効とするか無効とするかを設定できるようにしても良い。
例えば、パーソナルコンピュータ10のBIOSセットアップ、あるいはハードウェア設定プログラム(ユーティリティ、アプリケーション)を実行し、この処理において音声出力機能の有効(enable)/無効(disable)をユーザからの指示に応じて設定できるようにする。この設定内容は、パーソナルコンピュータ10の不揮発性メモリ(例えばBIOS−ROM42)に記録しておく。
パーソナルコンピュータ10を非稼働状態に移行させる場合には、不揮発性メモリに記録された設定内容をEC/KBC45の記録媒体(レジスタ等)に設定しておく。EC/KBC45は、非稼働状態にある時、音声出力機能を有効(enable)とすることが記録媒体に設定されていれば、ラインイン端子19にプラグ27が挿入されたことをステータス信号S1によって検出できた場合に、音声出力機能を使用できるようにする。すなわち、EC/KBC45は、電源回路46に対してA電源の供給をオンさせて、スピーカアンプ54とアナログスイッチ53とを動作可能な状態にし、アナログスイッチ53をラインイン端子19側の経路に切り替える。これにより、パーソナルコンピュータ10が非稼働状態にある時に、ラインイン端子19にプラグ27を挿入することで、オーディオプレーヤ25からの音声をスピーカ18から出力させることができるようになる。
また、本発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に構成要素を適宜組み合わせてもよい。
10…パーソナルコンピュータ、11…コンピュータ本体、17…LCD、18…スピーカ、19…ラインイン端子、30…CPU、32…メインメモリ、42…BIOS−ROM、45…EC/KBC、46…電源回路、52…スイッチ、53…アナログスイッチ、54…スピーカアンプ。

Claims (6)

  1. スピーカを有する電子機器において、
    外部機器からの音声信号を入力する端子と、
    前記端子から入力された音声信号を増幅して前記スピーカから音声を出力させるアンプと、
    前記アンプに対して電源供給する電源回路と、
    前記電源回路による電源供給を制御するものであって、前記電子機器の動作状態が移行される時に前記端子に外部端子が接続されていれば前記電源回路による前記アンプに対する電源供給を継続するように制御する制御手段と
    を具備したことを特徴とする電子機器。
  2. 前記電子機器の稼働時に前記音声信号の信号レベルを調整する音声制御手段と、
    前記端子と前記アンプとを接続する第1の経路と、前記音声制御手段を介して前記端子と前記アンプとを接続する第2の経路とを切り替える切り替え手段とをさらに具備し、
    前記制御手段は、前記電子機器が稼働状態から非稼働状態へ移行する際に、前記音声制御手段により調整される信号レベルに基づいて前記アンプの出力を調整すると共に、前記切り替え手段を前記第1の経路側に切り替えさせることを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  3. 前記電子機器の稼働時に前記音声信号の信号レベルを調整する音声制御手段と、
    前記端子と前記アンプとを接続する第1の経路と、前記音声制御手段を介して前記端子と前記アンプとを接続する第2の経路とを切り替える切り替え手段とをさらに具備し、
    前記制御手段は、前記電子機器が非稼働状態から稼働状態へ移行する際に、前記アンプの出力レベルに基づいて、前記音声制御手段により調整される信号レベルを調整すると共に、前記切り替え手段を前記第2の経路側に切り替えさせることを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  4. 前記電子機器の稼働時に前記音声信号の信号レベルを調整する音声制御手段と、
    前記端子と前記アンプとを接続する第1の経路と、前記音声制御手段を介して前記端子と前記アンプとを接続する第2の経路とを切り替える切り替え手段とをさらに具備し、
    前記制御手段は、前記電子機器が稼働状態から非稼働状態へ移行する際に、非稼働状態時の前記アンプの出力に合わせて前記音声制御手段により信号レベルを調整した後に、前記切り替え手段を前記第1の経路側に切り替えさせることを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  5. 前記制御手段は、前記端子から入力される音声信号のレベルが設定値以下となった時に、前記切り替え手段を切り替えさせることを特徴とする請求項2、請求項3、または請求項4の何れかに記載の電子機器。
  6. 前記端子からの音声信号以外に出力される音声の出力タイミングを判別する判別手段とをさらに具備し、
    前記制御手段は、前記判別手段によって判別された出力タイミングに応じて、前記切り替え手段を切り替えさせることを特徴とする請求項2または請求項4の何れかに記載の電子機器。
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