JP2011127790A - 廃蒸気回収装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】回収した廃蒸気と空気を有効に活用することのできる廃蒸気回収装置を提供する。
【解決手段】 廃蒸気通路1に廃蒸気タンク2を接続する。廃蒸気タンク2の上部に管路6を介して蒸気エゼクタ3,4の吸込室7,8と接続する。蒸気エゼクタ3,4は、切換弁9,10の操作に応じて、接続位置を並列状態あるいは直列状態とすることができる。蒸気エゼクタ3,4の出口側を、出口管14によって、液体圧送部材5の高圧操作流体導入口15と接続する。
廃蒸気並びに廃蒸気に含まれる空気を、蒸気エゼクタ3,4で吸引して、液体圧送部材5の高圧操作流体として活用することができる。
【選択図】図1
【解決手段】 廃蒸気通路1に廃蒸気タンク2を接続する。廃蒸気タンク2の上部に管路6を介して蒸気エゼクタ3,4の吸込室7,8と接続する。蒸気エゼクタ3,4は、切換弁9,10の操作に応じて、接続位置を並列状態あるいは直列状態とすることができる。蒸気エゼクタ3,4の出口側を、出口管14によって、液体圧送部材5の高圧操作流体導入口15と接続する。
廃蒸気並びに廃蒸気に含まれる空気を、蒸気エゼクタ3,4で吸引して、液体圧送部材5の高圧操作流体として活用することができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、例えばシュリンクトンネルやスチーマーやゴムの加硫器等の各種蒸気使用装置から廃棄される廃蒸気を、熱交換して回収することにより、工場建屋の内部あるいは外部でモヤモヤと立ち込める廃蒸気を無くすことのできる廃蒸気回収装置に関する。
廃蒸気回収装置は、蒸気使用装置としてのシュリンクトンネルと、エゼクターと液体タンクと循環ポンプで構成された真空吸引手段とを、廃蒸気回収パイプで接続したもので、シュリンクトンネルからの廃蒸気を真空吸引手段で吸引することによって、モヤモヤと立ち込める廃蒸気を無くすことができるものである。
この廃蒸気回収装置においては、廃蒸気並びに廃蒸気に含まれる空気を、真空吸引手段でただ単に回収することができるにすぎず、回収した廃蒸気と空気を有効に活用することができない問題があった。
解決しようとする課題は、回収した廃蒸気と空気を有効に活用することのできる廃蒸気回収装置を提供すること。
本発明は、蒸気装置から流下してくる廃蒸気を所定箇所へ排出するものにおいて、廃蒸気の流下する廃蒸気通路を、蒸気エゼクタの吸込室に接続すると共に、蒸気エゼクタの出口側を液体圧送部材の高圧操作流体導入口と接続したものである。
本発明の廃蒸気回収装置は、廃蒸気並びに廃蒸気に含まれる空気を、蒸気エゼクタで吸引して、液体圧送部材の高圧操作流体として活用することができる。
本発明は、液体圧送部材を用いるものであるが、この液体圧送部材は従来周知のものを適宜用いることができる。
本実施例においては図1に示すように、廃蒸気通路1と、この廃蒸気通路1に接続した廃蒸気タンク2と、廃蒸気タンク2と連通した蒸気エゼクタ3,4、及び、液体圧送部材5とで廃蒸気回収装置を構成する。
廃蒸気タンク2の上部に管路6を介して蒸気エゼクタ3,4の吸込室7,8と接続する。管路6と吸込室8の間には三方切換弁9を介在する。蒸気エゼクタ3の出口側は、三方切換弁9と、分岐した二方切換弁10及び逆止弁11とそれぞれ連通する。
蒸気エゼクタ3,4は、蒸気管12から供給される高圧蒸気によって吸込室7,8で所定の吸引力を発生するものであり、廃蒸気タンク2内の廃蒸気を、管路6から吸引することができるものである。
廃蒸気タンク2は縦長円筒状で、左側面中央部に廃蒸気通路1を接続する。また、廃蒸気タンク2の下部には、廃蒸気が凝縮して生じた復水を外部へ排出する復水排出管13を接続する。
蒸気管12から供給される高圧蒸気は、エゼクタ3,4の吸込室7,8に内蔵されたノズル部へ供給され、このノズル部で駆動蒸気は絞られて高速流となることによって、吸引力を発生して管路6から廃蒸気を吸引する。吸引された廃蒸気は駆動蒸気と混合されて出口管14から液体圧送部材5の高圧操作流体導入口15へ供給される。
蒸気エゼクタ3,4の管路6から吸入する廃蒸気量が多い場合は、二方切換弁10を開弁すると共に、三方切換弁9を操作して、管路6と吸込室8を連通することによって、2つの蒸気エゼクタ3,4の接続位置が並列状態となり、双方の蒸気エゼクタ3,4で管路6を介して多量の廃蒸気を吸入することができる。
管路6から吸入する廃蒸気量が少ない場合は、二方切換弁10を閉弁すると共に、三方切換弁9を操作して、蒸気エゼクタ3の出口側と蒸気エゼクタ4の吸込室8を連通することによって、2つの蒸気エゼクタ3,4の接続位置が直列状態となり、管路6から蒸気エゼクタ3の吸込室7へ吸入された蒸気が、三方切換弁9を通って他方の蒸気エゼクタ4の吸込室8へ吸入され、出口管14から液体圧送部材5の高圧操作流体導入口15へ供給される。
液体圧送部材5は、高温復水流入口16と復水流出口17、及び、高圧操作流体導入口15と高圧操作流体排出口18を有し、高温復水流入口16に逆止弁19を介して復水供給管20を接続する。逆止弁19は、復水供給管20から液体圧送部材5内への復水の流下を許容し、反対方向の流れは阻止するものである。同様に、復水流出口17に逆止弁21を介して復水排出管22を接続する。この逆止弁21は、液体圧送部材5内から復水排出管22への復水の流下を許容し、反対方向の流れは阻止する機能を有する。
高圧操作流体排出口18は管路23によって廃蒸気タンク2と連通する。
液体圧送部材5は、内部に配置した図示しないフロートが下方部に位置する場合に、高圧操作流体導入口15を閉口し、一方、排出口18を開口して、復水供給管20から復水を逆止弁19と高温復水流入口16を通して液体圧送部材5内に流下させる。
液体圧送部材5内に復水が溜まって図示しないフロートが所定上方部に位置すると、高圧操作流体排出口18を閉口し、一方、高圧操作流体導入口15を開口して、出口管14から高圧圧送用蒸気を内部に流入させることにより、内部に溜まった復水を復水流出口17と逆止弁21と復水排出管22を通して所定箇所へ圧送する。
復水が圧送されて液体圧送部材5内の液位が低下すると、再度、高圧操作流体導入口15を閉口し、排出口18を開口することにより、高温復水流入口16から高温復水を内部へ流下させる。このような作動サイクルを繰り返すことにより、液体圧送部材5は、復水供給管20からの復水を所定箇所へ圧送する。
本発明は、各種蒸気使用装置から廃棄される廃蒸気を、熱交換して回収するものに利用することができる。
1 廃蒸気通路
2 廃蒸気タンク
3,4 蒸気エゼクタ
5 液体圧送部材
6 管路
7,8 吸込室
9 三方切換弁
10 二方切換弁
12 蒸気管
14 出口管
15 高圧操作流体導入口
16 高温復水流入口
17 復水流出口
18 高圧操作流体排出口
20 復水供給管
22 復水排出管
2 廃蒸気タンク
3,4 蒸気エゼクタ
5 液体圧送部材
6 管路
7,8 吸込室
9 三方切換弁
10 二方切換弁
12 蒸気管
14 出口管
15 高圧操作流体導入口
16 高温復水流入口
17 復水流出口
18 高圧操作流体排出口
20 復水供給管
22 復水排出管
Claims (1)
- 蒸気装置から流下してくる廃蒸気を所定箇所へ排出するものにおいて、廃蒸気の流下する廃蒸気通路を、蒸気エゼクタの吸込室に接続すると共に、蒸気エゼクタの出口側を液体圧送部材の高圧操作流体導入口と接続したことを特徴とする廃蒸気回収装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009284223A JP2011127790A (ja) | 2009-12-15 | 2009-12-15 | 廃蒸気回収装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009284223A JP2011127790A (ja) | 2009-12-15 | 2009-12-15 | 廃蒸気回収装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011127790A true JP2011127790A (ja) | 2011-06-30 |
Family
ID=44290561
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009284223A Pending JP2011127790A (ja) | 2009-12-15 | 2009-12-15 | 廃蒸気回収装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2011127790A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013088069A (ja) * | 2011-10-20 | 2013-05-13 | Tlv Co Ltd | 廃蒸気回収装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004278872A (ja) * | 2003-03-14 | 2004-10-07 | Tlv Co Ltd | 復水の再蒸発装置 |
-
2009
- 2009-12-15 JP JP2009284223A patent/JP2011127790A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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Cited By (1)
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JP2013088069A (ja) * | 2011-10-20 | 2013-05-13 | Tlv Co Ltd | 廃蒸気回収装置 |
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Legal Events
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120918 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20131210 |