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JP2011105160A - 燃料タンクのキャップ保護カバー - Google Patents

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JP2011105160A
JP2011105160A JP2009262965A JP2009262965A JP2011105160A JP 2011105160 A JP2011105160 A JP 2011105160A JP 2009262965 A JP2009262965 A JP 2009262965A JP 2009262965 A JP2009262965 A JP 2009262965A JP 2011105160 A JP2011105160 A JP 2011105160A
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JP
Japan
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cap
base ring
lid
fuel
side wall
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Pending
Application number
JP2009262965A
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English (en)
Inventor
Takanobu Ezaki
孝信 江崎
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Takigen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Takigen Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

【課題】燃料タンクの給油口やキャップの構造を変えずに容易に装着でき、施錠によりキャップの無断開放を防止できるキャップの保護カバーを提供する。
【解決手段】キャップ保護カバー1は、燃料タンク31の給油案内筒33に取り付けられるベースリング2と、これに枢着される蓋体3とを具備する。ベースリング2は、給油案内筒33のキャップ係合部34よりも基端側の外周に嵌合し、キャップ36の外径より小なる内径を有する。蓋体3は、キャップ36を露出させる開放位置と、ベースリング2との間にキャップ36を挟んでキャップ36を被覆する閉鎖位置との間を回動可能である。蓋体3上には、キー操作によりロック位置と非ロック位置との間で止め金15を移動させて、蓋体3とベースリング2との間を施解錠する錠装置4を具備する。ベースリング2は、錠装置4の止め金15を係合させて錠止する受け金7を具備する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、内燃機関を有する農業機械等における燃料タンクの給油口を開閉するキャップが、第三者により無断で開放されるのを防止するためのキャップ保護カバーに関するものである。
トラクター等の農業機械の燃料タンクにおいては、タンク本体から突出する給油案内筒の先端部にキャップ係合部が設けられ、このキャップ係合部に、給油口キャップが着脱自在に螺合される構造のものが多い。しかも、給油口キャップは通常施錠手段を備えていないことがほとんどで、燃料の盗難には無防備の状態にある。
自動車などの燃料タンクの給油口キャップは、一般には、施錠可能なフューエルリッドで覆われる(例えば、特許文献1参照)。また、自動二輪車の燃料タンクの給油口は、キャップ自体に錠装置が設けられる(例えば、特許文献2参照)。
特開2006−111073号公報 特開2007−001473号公報
この発明は、トラクター等の農業機械の燃料タンクのように、施錠手段を備えていない給油口キャップを装備したものにおいて、後付けで簡易に施錠手段を付加することができるキャップ保護カバーを提供することを目的としている。
以下添付図面の符号を参照して説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
上記目的を達成するための本発明によるキャップ保護カバー1は、燃料タンク31の給油案内筒33に取り付けられるベースリング2と、このベースリング2に枢着される蓋体3と、蓋体3とベースリング2との間を施解錠する錠装置4とを具備する。ベースリング2は、給油案内筒33のキャップ係合部34よりも基端側の外周に嵌合し、キャップ36の外径より小なる内径を有する。蓋体3は、キャップ36を露出させる開放位置と、ベースリング2との間にキャップ36を挟んでキャップ36を被覆する閉鎖位置との間をベースリング2に対して回動可能である。錠装置4はキー操作により施解錠する。
錠装置4には、キー操作によりロック位置と非ロック位置との間で移動する止め金15と、蓋体が閉鎖位置にあるとき、ロック位置にある止め金15を係合させて錠止される受け金7とを具備する。
本発明によるキャップ保護カバーによれば、既存の部材に何ら加工を施すことなく、燃料タンクの給油案内筒に簡単に装着することができ、それにより、第三者による給油キャップの取り外しを不可能にし、燃料の盗難を有効に防止することができる。
本発明に係るキャップ保護カバーの分解斜視図である。 図1のキャップ保護カバーの平面図である。 図1のキャップ保護カバーの底面図である。 図1のキャップ保護カバーの閉鎖状態の縦断面図である。 図1のキャップ保護カバーの開放状態の縦断面図である。 他の実施形態のキャップ保護カバーの開放状態の正面図である。 図6のキャップ保護カバーにおけるベースリングの斜視図である。
本発明の実施の一形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1ないし図5において、燃料タンク31は、タンク本体32から突出する給油案内筒33を有する。給油案内筒33の先端部には、キャップ係合部34が設けられ、ここに給油口35を開閉するキャップ36が着脱自在に螺合される。保護カバー1は、キャップ36を覆ったり露出させたりできるように、給油案内筒33に装着される。
保護カバー1は、ベースリング2と、このベースリング2に枢着される蓋体3と、これらベースリング2との蓋体3とを施解錠する錠装置4とを具備する。
ベースリング2は、環状のリング本体5と、リング本体5の外周付近から起立する軸受け部6とを具備する。リング本体5は、給油案内筒33のキャップ係合部34よりも基端側の外周に嵌合し、キャップ36の外径より小なる内径と大なる外径を有する。リング本体5の外周の軸受け部6に対向する位置には受け金7が設けられている。
蓋体3は、図5に示すように、起立して、キャップ36を露出させる開放位置と、図4に示すように、倒伏して、ベースリング2との間にキャップ36を挟み、これを被覆する閉鎖位置との間を回動可能である。蓋体3は、キャップ36の外周を相対回転可能に包囲できる内径を有する筒状の側壁8と、この側壁8の一端側を閉じる端壁9とを有する。側壁8の外周の対向位置からそれぞれ半径方向外側へ突出するように、軸受け部10と錠保持部11が設けられる。軸受け部10は、ベースリング2の軸受け部6との間に貫挿される枢ピン12により、ベースリング2に枢支される。錠保持部11は、ベースリング2の受け金7に対応する位置に設けられ、保持空間13内に錠装置4を保持する。
錠装置4は、受け金7とシリンダ錠14と止め金15とを具備し、キーの操作により、蓋体3とベースリング2との間を施解錠する。シリンダ錠14は、軸線を側壁8の軸線と平行に向けて保持空間13内に回転不可能に保持され、キー操作により、ロック位置と非ロック位置へ内装のロータ16を正逆回転させる。
止め金15は、保持空間13内において、側壁8の半径方向に、ロック位置と非ロック位置との間を進退自在に保持される。止め金15の一端側は、ロック位置において側壁8の内側へ突出可能であり、他端側はロータ16の端部の偏心した操作部に係合している。受け金7は、止め金15の対向位置においてリング本体5の外周付近から起立している。蓋体3が閉鎖位置にあるとき、受け金7は側壁8の内側へ突出し、係合孔7aが止め金15の一端側と対向する。この状態で、止め金15がロック位置に進むと係合孔7aに係合し、蓋体3が閉鎖位置で施錠される。
保護カバー1は、キャップ36を取り外した状態で、給油案内筒33に装着される。蓋体3とベースリング2とを開いた状態で、ベースリングを給油案内筒33に嵌め込むだけで保護カバー1の装着は完了する。保護カバー1を給油案内筒33に装着した後は、蓋体3を開放位置においた状態で、キャップ36の着脱を行う。キャップ36を給油案内筒33に装着した後、蓋体3を閉鎖位置において錠装置4により蓋体3とベースリング2との間をロックすると、キャップ36は、蓋体3とベースリング2との間に挟まれた状態で被覆されるから、給油案内筒33から取り外すことができなくなる。保護カバー1は、キャップ36に対して相対回転するから、保護カバー1を回転させても、キャップ36は開けない。蓋体3を開放位置においた状態で、ベースリング2が給油案内筒33の基端側へ移動する可能性があるが、キャップ36を装着した後、先端側へ引き上げれば、支障なく施錠することができる。
他の実施形態を図6,図7に示す。なお、同図中先の実施形態と同一の構成部分には同一の符号を付して説明を省略する。
この実施形態における保護カバー21のベースリング22は、リング本体5の内周付近から給油案内筒33の基端方向へ延出する複数の締付け片17を有する。
この締付け片17は、ベースリング22を給油案内筒33に嵌合させた後、締付けバンド18で締め付けて給油案内筒33に固定することができる。
なお、上記実施形態の錠装置4においては、蓋体3側に錠保持部11を設けてここにシリンダ錠14及び止め金15を配置すると共に、ベースリング2,22側に受け金7を配置する構成にしたが、これに代えて、ベースリング2,22側に錠保持部11に相当する部分を設けてシリンダ錠14及び止め金15を配置すると共に、蓋体3側に受け金7を配置する構成としてもよい。
1 保護カバー
2 ベースリング
3 蓋体
4 錠装置
5 リング本体
6 軸受け部
7 受け金
8 側壁
9 端壁
10 軸受け部
11 錠保持部
12 枢ピン
13 錠保持空間
14 シリンダ錠
15 止め金
16 ロータ
17 締め付け片
18 締め付けバンド
21 保護カバー
22 ベースリング
31 燃料タンク
32 タンク本体
33 給油案内筒
34 キャップ係合部
35 給油口
36 キャップ

Claims (5)

  1. タンク本体から突出する給油案内筒の先端部のキャップ係合部に、給油口キャップが着脱自在に螺合される燃料タンクにおいて、当該給油案内筒に螺合された給油口キャップを覆ったり露出させたりできるように給油案内筒に装着される保護カバーであって、
    前記給油案内筒のキャップ係合部よりも基端側の外周に嵌合し、前記キャップの外径より小なる内径を有するベースリングと、
    このベースリングに枢着され、前記キャップを露出させる開放位置とベースリングとの間にキャップを挟んで当該キャップを被覆する閉鎖位置との間を回動可能な蓋体と、
    キー操作により前記蓋体と前記ベースリングとの間を施解錠する錠装置とを具備することを特徴とする燃料タンクのキャップ保護カバー。
  2. 前記錠装置には、前記蓋体又は前記ベースリングの一方に設けられ、キー操作によりロック位置と非ロック位置との間で移動する止め金と、他方に設けられ、前記蓋体が閉鎖位置にあるとき、ロック位置にある前記止め金を係合させて錠止される受け金とを備えることを特徴とする請求項1に記載の燃料タンクのキャップ保護カバー。
  3. 前記蓋体は、前記キャップの外周を包囲できる内径を有する筒状の側壁と、この側壁の一端側を閉じる端壁と、側壁の外周から半径方向外側へ突出するように設けられ前記錠装置を保持する錠保持部とを具備し、
    前記錠装置は、軸線を前記筒状の側壁の軸線と平行に向けて前記錠保持部に保持されるシリンダ錠と、このシリンダ錠のロータの正逆回転に連動して側壁の半径方向に進退するように錠保持部に保持される前記止め金と、前記蓋体の錠保持部に対応する位置において前記ベースリングから起立し、前記止め金が進退することにより係脱する前記受け金とを具備することを特徴とする請求項2に記載の燃料タンクのキャップ保護カバー。
  4. 前記蓋体は、前記側壁の外周から半径方向外側へ突出するように設けられる軸受け部を具備し、
    前記ベースリングは、前記蓋体の軸受け部との間に枢ピンを貫通させて蓋体を枢支する対応軸受け部を具備することを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の燃料タンクのキャップ保護カバー。
  5. 前記ベースリングは、前記リング本体から前記給油案内筒の基端側へ当該給油案内筒の側壁の外周に沿って延出する複数の締め付け片を具備し、締め付けバンドにより締め付け片を締め付けることにより、給油案内筒の外周に固定可能に構成されることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の燃料タンクのキャップ保護カバー。
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WO2015109383A1 (en) * 2014-01-23 2015-07-30 Group Mammut Inc. Apparatus for securing access to a fuel cap of a fuel tank
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