JP2011187141A - 転送回路及びそれを用いた不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】消費電力の抑制及び動作信頼性を向上させる転送回路及びそれを用いた不揮発性半導体記憶装置を提供すること。
【解決手段】第1ノードN1におけるデータを反転させ、第2ノードN7に転送する第1インバータ90と、前記第2ノードN7における前記データを反転させ、前記第1ノードに転送する第2インバータ91と、第1信号線15と、第2信号線15と、前記第1ノードN1におけるデータを保持可能とする第1保持回路0DLeと、前記第2ノードにおけるデータを保持可能とする第2保持回路0DLoとを具備し、前記第1保持回路0DLeが前記データを出力する際、前記第1、第2インバータをオフ状態とし、前記第2保持回路0DLoが前記データを出力する際、前記第1インバータをオフ状態、第2インバータをオン状態とする。
【選択図】図5
【解決手段】第1ノードN1におけるデータを反転させ、第2ノードN7に転送する第1インバータ90と、前記第2ノードN7における前記データを反転させ、前記第1ノードに転送する第2インバータ91と、第1信号線15と、第2信号線15と、前記第1ノードN1におけるデータを保持可能とする第1保持回路0DLeと、前記第2ノードにおけるデータを保持可能とする第2保持回路0DLoとを具備し、前記第1保持回路0DLeが前記データを出力する際、前記第1、第2インバータをオフ状態とし、前記第2保持回路0DLoが前記データを出力する際、前記第1インバータをオフ状態、第2インバータをオン状態とする。
【選択図】図5
Description
本発明は、転送回路及びそれを用いた不揮発性半導体記憶装置に関する。
NAND型フラッシュメモリにおいて、ホストまたはメモリセルトランジスタから転送されたデータを保持するデータラッチ回路とセンスアンプとには、配線容量の大きな共通のデータバスが接続される。このデータラッチ回路はスイッチ素子と2つのインバータとを備える。そしてこれら2つのインバータは各々の出力端が他方の入力端に接続された構成をとる(特許文献1参照)。そして、このデータラッチ回路が保持するデータは、互いを接続する配線の電圧に応じた値とされる。
データの書き込み時には、このデータラッチ回路からセンスアンプを介してメモリセルトランジスタにデータを転送する。またデータの読み出し時には、メモリセルトランジスタの保持するデータをセンスアンプが読み出し、その読み出したデータをデータラッチ回路に転送する。
本発明は、消費電力の抑制及び動作信頼性を向上させる転送回路及びそれを用いた不揮発性半導体記憶装置を提供する。
この発明の一態様に係る転送回路は、オンまたはオフする機能を備え、前記オン状態において第1ノードにおけるデータを反転させ、第2ノードに転送する第1インバータと、オンまたはオフする機能を備え、前記オン状態において前記第2ノードにおける前記データを反転させ、前記第1ノードに転送する第2インバータと、前記第1ノードに接続される第1信号線と、前記第2ノードに接続される第2信号線と、前記第1ノードに対してデータを出力可能とされ、且つこの第1ノードにおけるデータを保持可能とする第1保持回路と、前記第2ノードに対してデータを出力可能とされ、且つこの第2ノードにおけるデータを保持可能とする第2保持回路とを具備し、前記第1保持回路が前記データを、前記第1ノードを介して前記第1信号線に対して出力する際、前記第1、第2インバータをそれぞれオフ状態とし、前記第2保持回路が前記データを、前記第2ノード及び前記第2信号線を介して前記第1信号線に対して出力する際、前記第1インバータをオフ状態、第2インバータをオン状態とする。
この発明の一態様に係る不揮発性半導体装置は、請求項1記載の転送回路と、電荷蓄積層と制御ゲートとを備え、前記データを保持可能とされたメモリセルの電流経路が直列接続されたメモリセルアレイと、前記メモリセルに対し、前記データの書き込みをするセンスアンプと、前記第1保持回路と前記第2保持回路とが保持する前記データを演算する演算回路と、前記第1、第2インバータのオンまたはオフを制御する制御部とを具備し、前記第1保持回路が保持する前記データを前記メモリセルに転送する際、前記制御部が前記第1インバータ及び前記第2インバータをオフ状態とさせつつ、前記第1保持回路が保持する前記データに応じた電圧を第1信号線に転送し、前記第2保持回路が保持する前記データを前記メモリセルに転送する際、前記制御部が前記第1インバータをオフ状態、前記第2インバータをオン状態とさせつつ、前記第2保持回路が保持する前記データに応じた電圧を第2信号線を介して前記第1信号線に転送し、前記第1、第2保持回路が前記第1、第2信号線を介して前記演算回路に転送した前記データは、書き込みデータとして前記センスアンプに転送される。
本発明によれば、消費電力の抑制及び動作信頼性を向上させる転送回路及びそれを用いた不揮発性半導体記憶装置を提供できる。
以下、この発明の実施形態につき図面を参照して説明する。この説明に際し、全図にわたり、共通する部分には共通する参照符号を付す。
[一実施形態]
この発明の一実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置について図1を用いて説明する。本実施形態は、特にデータの書き込み時及び読み出し時において、プリチャージ方式を用いず、例えば、データの書き込み時においてデータバスの電位をデータラッチにおけるMOSトランジスタを用いて‘H’レベルまたは‘L’レベルとし、またデータの読み出し時において、以下説明するセンスアンプ内の演算回路がデータバスを介してデータラッチにデータを転送するものである。なお、プリチャージ方式とは、以下説明するデータ制御回路内に設けられたプリチャージ回路がデータバスをプリチャージすることでデータの転送を行うものである。
この発明の一実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置について図1を用いて説明する。本実施形態は、特にデータの書き込み時及び読み出し時において、プリチャージ方式を用いず、例えば、データの書き込み時においてデータバスの電位をデータラッチにおけるMOSトランジスタを用いて‘H’レベルまたは‘L’レベルとし、またデータの読み出し時において、以下説明するセンスアンプ内の演算回路がデータバスを介してデータラッチにデータを転送するものである。なお、プリチャージ方式とは、以下説明するデータ制御回路内に設けられたプリチャージ回路がデータバスをプリチャージすることでデータの転送を行うものである。
<全体構成について>
図1は、本実施形態に係るNAND型フラッシュメモリの概略構成である。図示するように、本実施形態に係NAND型フラッシュメモリは、メモリセルアレイ1(図中、MCAと表記)、ワード線制御回路2、センスアンプ3、カラムデコーダ4、入出力制御回路5、データ入出力バッファ6、アドレスデコーダ7、制御信号発生回路8、制御電圧発生回路9、パラメータ記憶部10を備える。まず、メモリセルアレイ1について説明する。
図1は、本実施形態に係るNAND型フラッシュメモリの概略構成である。図示するように、本実施形態に係NAND型フラッシュメモリは、メモリセルアレイ1(図中、MCAと表記)、ワード線制御回路2、センスアンプ3、カラムデコーダ4、入出力制御回路5、データ入出力バッファ6、アドレスデコーダ7、制御信号発生回路8、制御電圧発生回路9、パラメータ記憶部10を備える。まず、メモリセルアレイ1について説明する。
メモリセルアレイ1は、例えば2値以上のデータを保持可能な不揮発性のメモリセルトランジスタMTを備えた半導体メモリであって、例えばNAND型フラッシュメモリである。そして、メモリセルトランジスタMTの制御ゲートはワード線WLに接続され、該メモリセルトランジスタMTの電流経路の一端はビット線BLに接続される。このメモリセルアレイ1の構成の詳細は図2を用いて説明する。
ワード線制御回路2はロウデコーダとして機能する。すなわち、ワード線制御回路2は、メモリセルアレイ1のロウ方向を選択し、該選択されたメモリセルトランジスタMTに対して、制御電圧発生回路9が発生した必要とされる電圧を転送する。
次にセンスアンプ3について説明する。センスアンプ3はメモリセルアレイ1のビット線BLに接続される。そして、センスアンプ3は、メモリセルトランジスタMTへのデータの読み出し及び書き込み機能を有する。
次にカラムデコーダ4について説明する。カラムデコーダ4は、アドレスデコーダ7の出力信号に応じて、メモリセルアレイ1のビット線を選択するカラム選択信号を出力する。
次に入出力制御回路5について説明する。入出力制御回路5は、図示せぬホスト(host)機器から供給される各種コマンド、アドレス信号、書き込みデータ、及び読み出しデータを受ける。データ書き込み時、書き込みデータは、入出力制御回路5からデータ入出力バッファ6を介してセンスアンプ3に供給される。そしてデータ読み出し時、センスアンプ3に読み出されたデータは、データ入出力バッファ6を介して、入出力制御回路5に供給され、この入出力制御回路5から図示せぬホスト機器へと出力される。
また、入出力制御回路5からデータ入出力バッファ6に供給されたアドレス信号は、アドレスデコーダ7に供給される。
更に、入出力制御回路5からデータ入出力バッファ6に供給されたコマンドは、制御信号発生回路8に供給される。制御信号発生回路8には、図示せぬホストからチップイネーブル信号/CE、書き込みイネーブル信号/WE、読み出しイネーブル信号/RE、アドレスラッチイネーブル信号ALE、コマンドラッチイネーブル信号CLE等の外部制御信号が供給される。
次にアドレスデコーダ7について説明する。アドレスデコーダ7は、データ入出力バッファ6からアドレス信号が供給される。そして、アドレスデコーダ7によりデコードされたこのアドレス信号は、ワード線制御回路2、及びカラムデコーダ4に供給される。
次に制御信号発生回路8について説明する。制御信号発生回路8は、動作モードに応じて供給される外部制御信号及びコマンドに基づいて、データ書き込み及び消去のシーケンスを制御する制御信号、及びデータの読み出しを制御する制御信号を発生する。この制御信号は、制御電圧発生回路9、アドレスデコーダ7に供給される。
次に制御電圧生成回路9について説明する。制御電圧生成回路9は、制御信号生成回路8から供給される各種制御信号に応じて、読み出し電圧、書き込み電圧、ベリファイ電圧、消去電圧など、メモリセルアレイ1やセンスアンプ回路3、カラムデコーダ4の各種動作に必要な電圧を生成する。
次にパラメータ記憶部10について説明する。パラメータ記憶部10は、入出力制御回路5、制御信号発生回路8に接続され、テスト工程で決定されたチップの品質に適したパラメータを記憶する。
<メモリセルアレイ1及びセンスアンプ3の詳細について>
次に、上記説明したメモリセルアレイ1及びセンスアンプ3の構成の詳細について図2を用いて説明する。図2は、メモリセルアレイ1及びセンスアンプ3のブロック図である。まず、メモリセルアレイ1について説明する。図示するように、ブロックBLK0乃至BLKmの各々は、不揮発性のメモリセルトランジスタMTが直列接続された複数のNANDストリング11を備えている(m:自然数)。NANDストリング11の各々は、例えば32個のメモリセルトランジスタMTと、選択トランジスタST1、ST2とを含んでいる。メモリセルトランジスタMTは、半導体基板上にゲート絶縁膜を介在して形成された電荷蓄積層(例えば絶縁膜)と、電荷蓄積層上に形成され、電荷蓄積層より誘電率の高い絶縁膜(以下、ブロック層と呼ぶ)と、更にブロック層上に形成された制御ゲート電極とを有するMONOS構造である。また、上記電荷蓄積層は、絶縁膜に限られずポリシリコンで形成されていてもよい。なお、メモリセルトランジスタMTの個数は32個に限られず、64個や128個、256個等であってもよく、その数は限定されるものではない。またメモリセルトランジスタMTは、隣接するもの同士でソース、ドレインを共有している。そして、選択トランジスタST1、ST2間に、その電流経路が直列接続されるようにして配置されている。直列接続されたメモリセルトランジスタMTの一端側のドレイン領域は選択トランジスタST1のソース領域に接続され、他端側のソース領域は選択トランジスタST2のドレイン領域に接続されている。
次に、上記説明したメモリセルアレイ1及びセンスアンプ3の構成の詳細について図2を用いて説明する。図2は、メモリセルアレイ1及びセンスアンプ3のブロック図である。まず、メモリセルアレイ1について説明する。図示するように、ブロックBLK0乃至BLKmの各々は、不揮発性のメモリセルトランジスタMTが直列接続された複数のNANDストリング11を備えている(m:自然数)。NANDストリング11の各々は、例えば32個のメモリセルトランジスタMTと、選択トランジスタST1、ST2とを含んでいる。メモリセルトランジスタMTは、半導体基板上にゲート絶縁膜を介在して形成された電荷蓄積層(例えば絶縁膜)と、電荷蓄積層上に形成され、電荷蓄積層より誘電率の高い絶縁膜(以下、ブロック層と呼ぶ)と、更にブロック層上に形成された制御ゲート電極とを有するMONOS構造である。また、上記電荷蓄積層は、絶縁膜に限られずポリシリコンで形成されていてもよい。なお、メモリセルトランジスタMTの個数は32個に限られず、64個や128個、256個等であってもよく、その数は限定されるものではない。またメモリセルトランジスタMTは、隣接するもの同士でソース、ドレインを共有している。そして、選択トランジスタST1、ST2間に、その電流経路が直列接続されるようにして配置されている。直列接続されたメモリセルトランジスタMTの一端側のドレイン領域は選択トランジスタST1のソース領域に接続され、他端側のソース領域は選択トランジスタST2のドレイン領域に接続されている。
同一行にあるメモリセルトランジスタMTの制御ゲート電極はワード線WL0〜WL31のいずれかに共通接続され、同一行にあるメモリセルトランジスタMTの選択トランジスタST1、ST2のゲート電極は、それぞれセレクトゲート線SGD1、SGS1に共通接続されている。なお説明の簡単化のため、以下ではワード線WL0〜WL31を区別しない場合には、単にワード線WLと呼ぶことがある。また、メモリセルアレイ1において同一列にある選択トランジスタST1のドレインは、いずれかのビット線BL0〜BLnに共通接続される。以下、ビット線BL0〜BLnについても、これらを区別しない場合には一括してビット線BLと呼ぶ(n:自然数)。選択トランジスタST2のソースはソース線SLに共通接続される。
また、同一のワード線WLに接続された複数のメモリセルトランジスタMTには一括してデータが書き込まれ、この単位をページと呼ぶ。更に、複数のNANDストリング11はブロックBLK単位で一括してデータが消去される。
次にセンスアンプ3について説明する。センスアンプ3は、複数のセンスアンプユニット(図中、SAUと記載)3aと、このセンスアンプユニット3aと同数のデータ制御ユニット(図中、DCUと記載)3bを有している。そして、例えばセンスアンプユニット3a及びデータ制御ユニット3bを介して、メモリセルトランジスタMTから読み出されたデータを入出力バッファ6へと転送する信号線をデータバス15とする。
データの読み出し時、各センスアンプユニット3aはメモリセルトランジスタMTからビット線BLに読み出されたデータを検知し、該データを一旦保持する。その後、データ制御ユニット3bを介してデータ入出力バッファ6へと転送する。また、センスアンプユニット3aはデータ制御ユニット3bから供給されたデータを一旦保持し、該データをビット線BLに転送する。具体的には、後述するプリチャージされたビット線BLの電圧の値に応じて、センスアンプユニット3aは‘0’データ、‘1’データを判断し、そのデータにつき、メモリセルトランジスタMTから読み出し、またはメモリセルトランジスタMTへと書き込みを行う。
次にデータ制御ユニット3bについて図3を用いて説明する。図3は、データ制御ユニット3bのブロック図である。図示するように、データ制御ユニット3bは、データラッチ回路3b−1、及び演算回路3b−2を備える。なお、データ制御ユニット3bは、データラッチ回路3b−1、及び演算回路3b−2の他、プリチャージ回路を備えるが本実施形態では説明を略する。まず、データラッチ回路3b−1から説明する。
データラッチ回路3b−1は、外部から供給された書き込みデータを保持し、そのデータをメモリセルアレイMTに転送するとともに、センスアンプユニット3aから読み出されたデータを保持する。
また、演算回路3b−2は、データラッチ回路3b−1またはセンスアンプユニット3aが保持するデータを加工することが出来る。つまり、データ制御ユニット3b−2は、保持したデータの例えば論理積“AND”、“NAND”、論理和“OR”、及び反転に相当する動作を行い、これら演算結果をセンスアンプユニット3aまたはデータラッチ回路3b−1に供給する。
保持したデータを演算し、その結果をセンスアンプユニット3aに供給する場合を一例としてを説明する。演算回路3b−2は、後述するデータラッチ回路3b−1におけるデータラッチ0DLeが保持するデータとデータラッチ4DLeが保持するデータとを演算(論理積“AND”、“NAND”、論理和“OR”、反転)を行う。同様に、演算回路3b−2は、データラッチ1DLeが保持するデータとデータラッチ5DLeが保持するデータ、…、データラッチ3DLeが保持するデータとデータラッチ7DLeが保持するデータとの演算を行う。データラッチ0DLo〜0DLoについても同様であるため説明を省略する。
次に、図2に戻ってMOSトランジスタTR0〜MOSトランジスタTRnについて説明する。MOSトランジスタTR0〜MOSトランジスタTRnの電流経路の一端はデータ制御ユニット3bに接続され、電流経路の他端は、データ入出力バッファ6に接続される。なお、MOSトランジスタTR0〜MOSトランジスタTRnを区別しない場合は、単にMOSトランジスタTRと呼ぶ。そして、MOSトランジスタTR0〜MOSトランジスタTRnのゲートにはカラム選択信号SEL0〜SELnが与えられる。またなお、選択信号SEL0〜SELnを区別しない場合には、端にカラム選択信号SELと呼ぶ。
データの読み出し時において、カラム選択信号SELによりMOSトランジスタTRがオン状態とされると、センスアンプユニット3aが保持したデータが、データ入出力バッファ6へと転送される。
そして、データの書き込み時において、カラム選択信号SELによりMOSトランジスタTRがオン状態とされると、データ入出力バッファ6から供給された書き込みデータが、このMOSトランジスタTR及びセンスアンプ3を介してメモリセルトランジスタMTに書き込まれる。
上記書き込み動作(プログラム動作と呼ぶことがある)、読み出し動作(プログラムベリファイ動作(ベリファイ動作と呼ぶことがある)を含む)において、センスアンプユニット3aに接続されているビット線BLが選択されるとともに、ワード線WL0〜31のいずれか1つが選択される。この選択されたワード線WLに接続されている全てのメモリセルトランジスタMTに、書き込み、又は読み出し電圧を印加することにより一斉に書き込み、又は読み出し動作が行われる。
尚、図2において、1つのセンスアンプユニット3aに対しビット線BL1つが接続されている。しかし、これに限定されるものではなく、例えば2つのビット線BLに1つのセンスアンプユニット3aが設けてもよい。また、データ制御回路3bは、センスアンプユニット3aに接続されているが、これに限定されるものではなく、例えば8つのセンスアンプユニット3aに対して1つのデータ制御回路3bを設け、このデータ制御回路3bがセンスアンプユニット3aに選択的に接続されるような構成とすることも可能である。
次に上記説明したメモリセルトランジスタMTの閾値分布について図4を用いて説明する。図4は、横軸に閾値分布をとり、縦軸にメモリセルトランジスタMTの存在確率を示したグラフである。
図示するように、各々のメモリセルトランジスタMTは、例えば2値(2-levels)のデータ(1ビットデータ)を保持できる。すなわち、メモリセルトランジスタMTは、閾値電圧Vthの低い順に‘1’、及び‘0’の2種のデータを保持できる。
メモリセルトランジスタMTにおける‘1’データの閾値電圧Vth0は、Vth0<V01である。‘0’データの閾値電圧Vth1は、V01<Vth1である。このようにメモリセルトランジスタMTは、閾値に応じて‘0’データ、及び‘1’データの1ビットデータを保持可能とされている。この閾値電圧は、電荷蓄積層に電荷を注入することによって変動する。また、上記メモリセルトランジスタMTは4値以上のデータを保持可能とされても良い。
<データラッチ回路3b−1の構成について>
次に図5を用いて上記データラッチ回路3b−1の構成の一例について詳細に説明する。図5は本実施形態に係るデータラッチ回路3b−1のブロック図である。図示するように、データラッチ回路3b−1は、データラッチ0DLe〜データラッチ7DLe、データラッチ0DLo〜データラッチ7DLo、並びにスイッチ付きのバッファBF1〜BF4を備える。すなわち、バッファBF1〜BF4は、オン状態またはオフ状態いずれかの状態をとる。そして、制御信号発生回路8がこのバッファBF1〜BF4のオン状態、オフ状態を制御する。また、ここではデータラッチ回路3b−1一例として、16個のデータラッチDLを備える構成とするが、データラッチの数はこれに限られるものではない。また、以下では、バッファBF1とバッファBF2との間のデータバス15の長さ、バッファBF2とバッファBF3との間のデータバス15の長さ、バッファBF3とバッファBF4との間のデータバス15の長さ、及びバッファBF1と演算回路3b−2とを接続するデータバス15の長さはそれぞれ等長とする。
次に図5を用いて上記データラッチ回路3b−1の構成の一例について詳細に説明する。図5は本実施形態に係るデータラッチ回路3b−1のブロック図である。図示するように、データラッチ回路3b−1は、データラッチ0DLe〜データラッチ7DLe、データラッチ0DLo〜データラッチ7DLo、並びにスイッチ付きのバッファBF1〜BF4を備える。すなわち、バッファBF1〜BF4は、オン状態またはオフ状態いずれかの状態をとる。そして、制御信号発生回路8がこのバッファBF1〜BF4のオン状態、オフ状態を制御する。また、ここではデータラッチ回路3b−1一例として、16個のデータラッチDLを備える構成とするが、データラッチの数はこれに限られるものではない。また、以下では、バッファBF1とバッファBF2との間のデータバス15の長さ、バッファBF2とバッファBF3との間のデータバス15の長さ、バッファBF3とバッファBF4との間のデータバス15の長さ、及びバッファBF1と演算回路3b−2とを接続するデータバス15の長さはそれぞれ等長とする。
まずデータラッチ0DLeから説明する。データラッチ0DLeは、LAT1及びスイッチ素子SW1を備える。LAT1は、インバータ20及び21を備える。スイッチ素子SW1は、pチャネル型MOSトランジスタ22及びnチャネル型MOSトランジスタ23で形成される。
インバータ21はノードN3における信号を反転する。そしてインバータ21で反転されたその信号がインバータ20の入力端に入力される。また、インバータ20により反転された信号が、インバータ21の入力端及びノードN3に与えられる。このように、インバータ20、21によりラッチ回路LAT1として機能する。ここで、インバータ21の出力端とインバータ20の入力端とを接続する信号線を配線Aと呼ぶ。そして、インバータ20の出力端とインバータ21の入力端とを接続する信号線を配線Bと呼ぶ。つまり、配線Bにおけるデータは、データバス15における電圧に応じた値とされる。また配線Aは、インバータ21で反転したデータが保持される。以下、LAT1が保持するデータとは、配線Aにおけるデータ(電圧)を示す。
また、MOSトランジスタ22の電流経路の一端はノードN3に接続され、他端はノードN1に接続され、ゲートには信号φ0が与えられる。そして、MOSトランジスタ23の電流経路の一端は、上記MOSトランジスタ22の電流経路とノードN3で共通接続され、他端も上記MOSトランジスタ22の電流経路の他端とノードN1で共通接続され、ゲートには信号φ0の反転信号φnが与えられる。そして、これらMOSトランジスタ22及び23がトランスファーゲートとして機能する。すなわち、スイッチ素子SW1がオン状態とされると、ノードN1におけるデータは、スイッチ素子SW1を介してデータバス15とやりとりされる。
以上データラッチ0DLeの構成について説明したが、データラッチ1DLe〜3DLeについても、データラッチ0DLと同一構成であることから説明を省略する。したがって、データラッチ0DLe〜3DLeは、選択的にデータバス15に接続可能とされる。つまり、データラッチ1DLe〜3DLeはそれぞれトランスファーゲート及びラッチを備え、データの読み出し及び書き込みの際、これらトランスファーゲートに供給される信号のタイミングに応じて、ラッチとデータバス15とのデータの入出力が順次行われる。
次に、データラッチ0DLoについて説明する。データラッチ0DLoは、LAT2及びスイッチ素子SW2を備える。LAT2は、インバータ30及び31を備える。スイッチ素子SW2は、pチャネル型MOSトランジスタ33及びnチャネル型MOSトランジスタ32で形成される。
インバータ31がノードN4における信号を反転する。そしてインバータ31で反転された信号がインバータ30の入力端に入力される。また、インバータ30により反転された信号がインバータ31の入力端及びノードN4に与えられる。このように上記同様インバータ30、31がラッチ回路LAT2として機能する。ここでも、インバータ31の出力端とインバータ30の入力端とを接続する信号線を配線Aと呼び、インバータ30の出力端とインバータ31の入力端とを接続する信号線を配線Bと呼ぶ。つまり、配線Aにおける電圧(データ)は、データバス15における電圧に応じた値とされる。従って、配線Bの電位は、インバータ30で反転した電圧とされる。以下、LAT2が保持するデータとは、配線Aにおけるデータ(電圧)を示す。
また、MOSトランジスタ32の電流経路の一端はノードN4に接続され、他端はノードN7を介してデータバス15に接続され、ゲートには信号φ0が与えられる。そして、MOSトランジスタ33の電流経路の一端は、上記MOSトランジスタ32の電流経路とノードN4で共通接続され、他端も上記MOSトランジスタ32の電流経路の他端とノードN7で共通接続され、ゲートには信号φ0の反転信号φnが与えられる。そして、これらMOSトランジスタ32及び33がトランスファーゲートとして機能する。つまり、スイッチ素子SW2がオン状態とされると、ノードN4におけるデータは、このスイッチ素子SW2を介してデータバス15とやりとりされる。
以上、データラッチ0DLoの構成について説明したが、データラッチ1DLo〜3DLoについても、データラッチ0DLoと同一構成であることから説明を省略する。したがって、データラッチ1DLo〜3DLoは、選択的にデータバス15に接続可能とされる。つまり、データラッチ1DLo〜3DLoはそれぞれ対応するトランスファーゲート及びラッチを備え、データの読み出し及び書き込みの際、これらトランスファーゲートに供給される信号のタイミングに応じてラッチとデータバス15とのデータの入出力が順次行われる。
次に、データラッチ4DLeについて説明する。データラッチ4DLeは、上記データラッチ0DLeにおける、LAT1が備えるインバータ20、21、並びにMOSトランジスタ22、23をそれぞれ、インバータ40、41、並びにMOSトランジスタ42、43に代えた構成である。つまり、MOSトランジスタ42、43でスイッチ素子SW3として機能する。またインバータ40、41でLAT3として機能する。また、ノードN3をノードN5とし、データバス15と接続されるMOSトランジスタ42、43の電流経路の一端を、ノードN8とする。
上記以外、データラッチ4DLeを含め、データラッチ5DLe〜7DLeは、データラッチ0DLeと同一の構成であることから説明を省略する。したがって、データラッチ5DLe〜7DLeは、選択的にデータバス15に接続可能とされる。つまり、データラッチ5DLe〜7DLeはそれぞれ対応するトランスファーゲート及びラッチを備え、データの読み出し及び書き込みの際、これらトランスファーゲートに供給される信号のタイミングに応じてラッチとデータバス15とのデータの入出力が順次行われる。
最後に、データラッチ4DLoについて説明する。データラッチ4DLoは、上記データラッチ0DLoにおける、LAT2が備えるインバータ30、31、並びにMOSトランジスタ32、33をそれぞれ、インバータ50、51、並びにMOSトランジスタ52、53に代えた構成である。また、このMOSトランジスタ52、53がスイッチ素子SW4として機能する。インバータ50、51がLAT4として機能する。また、ノードN4をノードN6とし、データバス15と接続されるMOSトランジスタ52、53の電流経路の一端を、ノードN9とする。
上記構成以外、データラッチ4DLoを含め、データラッチ5DLo〜7DLoの構成は、データラッチ0DLoと同一の構成であることから説明を省略する。したがって、データラッチ5DLo〜7DLoは、選択的にデータバス15に接続可能とされる。つまり、データラッチ5DLo〜7DLoはそれぞれ対応するトランスファーゲート及びラッチを備え、データの読み出し及び書き込みの際、これらトランスファーゲートに供給される信号のタイミングに応じてラッチとデータバス15とのデータの入出力が順次行われる。
次に、スイッチ付きのバッファBF1〜BF4の構成について説明する。まず、バッファBF1から説明する。
バッファBF1は、インバータ90、91を備える。このインバータ90、91は前述したようにスイッチ機能を有する。つまり、このインバータ90、91は制御信号発生回路8からの信号により、オン状態またはオフ状態いずれか状態をとることができる。以下説明するインバータ92〜97についても同様である。
インバータ90はノードN1における信号を反転してノードN7に出力する。また、インバータ91はノードN7における信号を反転してノードN1に出力する。
次に、バッファBF2について説明する。バッファBF2は、インバータ92、93を備える。インバータ92はノードN7における信号を反転してノードN8に出力する。また、インバータ93はノードN8における信号を反転してノードN7に出力する。
次に、バッファBF3について説明する。バッファBF3は、インバータ94、95を備える。インバータ94はノードN8における信号を反転してノードN9に出力する。また、インバータ95はノードN9における信号を反転してノードN8に出力する。
最後に、バッファBF4について説明する。バッファBF4は、インバータ96、97を備える。インバータ96はノードN9における信号を反転してデータ入出力バッファ6に出力する。また、インバータ97はデータ入出力バッファ6から供給された信号を反転してノードN9に出力する。
<バッファBF1〜BF4の構成>
次に上記バッファBF1〜BF4の構成の詳細について図6を用いて説明する。バッファBF1〜BF4は同一の構成であることから、以下では、バッファBF1に着目して説明する。図6にバッファBF1の回路図を示す。図示するように、インバータ90、91はpチャネル型のMOSトランジスタ110〜113、並びにnチャネル型のMOSトランジスタ114〜116を備える。
次に上記バッファBF1〜BF4の構成の詳細について図6を用いて説明する。バッファBF1〜BF4は同一の構成であることから、以下では、バッファBF1に着目して説明する。図6にバッファBF1の回路図を示す。図示するように、インバータ90、91はpチャネル型のMOSトランジスタ110〜113、並びにnチャネル型のMOSトランジスタ114〜116を備える。
まず、インバータ91の構成について説明する。インバータ91において、MOSトランジスタ110の電流経路の一端には内部電圧VDDが供給され、他端はMOSトランジスタ111の電流経路の一端に接続され、ゲートはノードN7が接続される。また、MOSトランジスタ111の電流経路の電流経路の他端は、ノードN1に接続される。
また、MOSトランジスタ114の電流経路の一端はノードN1で上記MOSトランジスタ111の電流経路の他端と接続され、他端はMOSトランジスタ115の電流経路の一端と接続される。このMOSトランジスタ115の電流経路の他端は接地され、ゲートはノードN7が接続される。
つまり、ノードN7の電位が‘L’レベルに応じた値であると、MOSトランジスタ110がオン状態、MOSトランジスタ115がオフ状態とされる。そして、制御信号発生回路8によりMOSトランジスタ111がオン状態とされるとノードN1には電圧VDDが供給される。つまり、ノードN1の電位は‘H’レベルに応じた値とされる。一方、ノードN7の電位が‘H’レベルに応じた値であると、MOSトランジスタ110がオフ状態、MOSトランジスタ115がオン状態とされる。そして、制御信号発生回路8によりMOSトランジスタ114がオン状態とされるとノードN1は接地電位とされる。つまり、ノードN1の電位は‘L’レベルに応じた値とされる。
次にインバータ90の構成について説明する。インバータ90において、MOSトランジスタ112の電流経路の一端には内部電圧VDDが供給され、他端はMOSトランジスタ113の電流経路の一端に接続され、ゲートはノードN1が接続される。また、MOSトランジスタ113の電流経路の電流経路の他端は、ノードN7に接続される。
また、MOSトランジスタ115の電流経路の一端はノードN7で上記MOSトランジスタ113の電流経路の他端と接続され、他端はMOSトランジスタ116の電流経路の一端と接続される。このMOSトランジスタ116の電流経路の他端は接地され、ゲートはノードN1が接続される。
つまり、ノードN1の電位が‘L’レベルに応じた値であると、MOSトランジスタ112がオン状態、MOSトランジスタ116がオフ状態とされる。そして、制御信号発生回路8によりMOSトランジスタ113がオン状態とされるとノードN7には電圧VDDが供給される。つまり、ノードN7の電位は‘H’レベルに応じた値とされる。一方、ノードN1の電位が‘H’レベルに応じた値であると、MOSトランジスタ112がオフ状態、MOSトランジスタ116がオン状態とされる。そして、制御信号発生回路8によりMOSトランジスタ115がオン状態とされるとノードN7は接地電位とされる。つまり、ノードN7の電位は‘L’レベルに応じた値とされる。
<データの書き込み動作について(ホストからデータラッチ3b−1へ)>
次に、上記構成におけるデータの書き込み動作について図7〜図10を用いて説明する。図7〜図10は、ホストからデータラッチ回路3b−1に書き込みデータが転送される様子を示した概念図である。
次に、上記構成におけるデータの書き込み動作について図7〜図10を用いて説明する。図7〜図10は、ホストからデータラッチ回路3b−1に書き込みデータが転送される様子を示した概念図である。
図7に、書き込みデータがホストからデータラッチ回路3b−1におけるデータラッチ0DLe〜3DLeに対して転送される様子を示す。また、データラッチ0DLe〜3DLeに対するデータの書き込み動作については同一であることから、ここでは、データラッチ0DLeにのみ着目して説明する。
まず、制御信号発生回路8は、バッファBF1〜BF4におけるインバータ91、93、95及び97、並びにスイッチ素子SW1をオン状態とする。つまり、信号φ0を‘H’レベル、信号φn0を‘L’レベルとすることで、MOSトランジスタ22、23をそれぞれオン状態とする。これにより、ホストから転送されたデータがデータラッチ0DLeのLAT1に格納される。
例えば、ホストから転送されノードN1においてデータバス15の電位が‘H’レベルとされていた場合、ノードN3の電位は‘H’レベルとされる。この結果、LAT1は、インバータ21が反転した‘L’レベルのデータを格納する。データラッチ1DLe〜3DLe対しても上記データラッチ0DLeと同様の動作が行われることから説明を省略する。
次に、図8を用いてデータラッチ0DLo〜3DLoに対して書き込みデータがホストから転送される様子を示す。なお、データラッチ0DLo〜3DLoに対するデータの書き込み動作については同一であることから、ここでは、データラッチ0DLoに着目して説明する。
まず、制御信号発生回路8が、バッファBF2、BF3、及びBF4におけるインバータ93、95、及び97、並びにスイッチ素子SW2をそれぞれオン状態とする。そして、インバータ91をオフ状態とする。これによりホストから転送されたデータは、データバス15、バッファBF2、BF3、及びBF4、スイッチ素子SW2を介して、データラッチ0DLoのLAT2に格納される。
例えば、ホストからデータが転送された結果、ノードN7における電位が‘H’レベルとされていた場合、LAT2には、そのノードN7における‘H’レベルのデータが格納される。データラッチ1DLo〜3DLo対しても上記データラッチ0DLoと同様の動作が行われることから説明を省略する。
次に、図9を用いてデータラッチ4DLe〜7DLeに対して書き込みデータがホストから転送される様子を示す。なお、データラッチ4DLe〜7DLeに対するデータの書き込み動作については同一であることから、ここでは、データラッチ4DLeに着目して説明する。
まず、制信号発生回路8が、バッファBF3、及びBF4におけるインバータ95及び97、並びにスイッチ素子SW3をオン状態とする。そして、制信号発生回路8がバッファBF1、BF2におけるインバータ91及び93をオフ状態とする。これにより、ホストから転送されたデータは、データバス15、バッファBF3、BF4、及びスイッチ素子SW3を介してデータラッチ4DLeに格納される。
例えば、ホストから転送され、ノードN8における電位が‘H’レベルとされていた場合、LAT3には、インバータ41で反転された‘L’レベルのデータが格納される。データラッチ5DLe〜7DLe対しても上記データラッチ4DLeと同様の動作が行われることから説明を省略する。
最後に、図10を用いてデータラッチ4DLo〜7DLoに対して書き込みデータがホストから転送される様子を示す。なお、データラッチ4DLo〜7DLoに対するデータの書き込み動作については同一であることから、ここでは、データラッチ4DLoに着目して説明する。
まず制御信号発生回路8が、バッファBF4におけるインバータ97、並びにスイッチ素子SW4をオン状態とする。そして、制御信号発生回路8が、バッファBF1〜BF3におけるインバータ91、93、及び95をそれぞれオフ状態とする。これにより、データバス15、バッファBF4、及びスイッチ素子SW4を介して、ホストから転送されたデータがデータラッチ4DLoに格納される。
例えば、ホストから転送され、ノードN9における電位が‘H’レベルとされていた場合、そのノードN9における‘H’レベルのデータがLAT4に格納される。データラッチ5DLo〜7DLo対しても上記データラッチ4DLoと同様の動作が行われることから説明を省略する。
<データの書き込み動作について(データラッチ3b−1から演算回路3b−2へ)>
次に上記データラッチ回路3b−1に格納された書き込みデータを演算回路3b−2に転送する動作について図11〜図14を用いて説明する。図11〜図14は、データラッチ回路3b−1から演算回路3b−2に書き込みデータが転送される様子を示した概念図である。
次に上記データラッチ回路3b−1に格納された書き込みデータを演算回路3b−2に転送する動作について図11〜図14を用いて説明する。図11〜図14は、データラッチ回路3b−1から演算回路3b−2に書き込みデータが転送される様子を示した概念図である。
図10にデータラッチ0DLe〜3DLeにそれぞれ格納された書き込みデータを演算回路3b−2へ転送する様子を示す。なお、データラッチ0DLe〜3DLeが順次演算回路3b−2へデータを転送する動作は同一であることから、ここでは、データラッチ0DLeに着目して説明する。
図11に示すように、制御信号発生回路8は、バッファBF1、BF2、BF3、及びBF4におけるインバータ90、92、94、及び96をそれぞれオフ状態とする。更に制御信号発生回路8はスイッチ素子SW1をオン状態とする。そして、演算回路3b−2には、LAT1が保持するデータの反転した値が、スイッチ素子SW1及びデータバス15を介し転送される。つまり、データバス15の電位は、配線Bにおける電圧に応じた値とされ、配線Bにおける電圧が‘L’レベルであれば、ノードN1の電位は‘L’レベルとされ、一方、配線Bにおける電圧が‘H’レベルであれば、ノードN1の電位は‘H’レベルとされる。このいずれかの電圧の反転した値が、上記演算回路3b−2に転送される。換言すれば、データラッチ0DLeにおける配線Aの電圧に応じたデータが演算回路3b−2に転送される。この場合、図11に示すデータバスの太線部分のみがデータバス15として見える。すなわちデータラッチ0DLeからみたデータバス15の配線容量は、バッファBF1〜BF4がオン状態とされた場合に比べ、1/4の大きさとなる。従って、データラッチ0DLeが保持するデータをデータバス15に転送するために必要な消費電力は1/4となる。以上説明したデータ転送は、データラッチ1DLe〜3DLeについても同様に順次行われることから説明を省略する。
図12を用いて、データラッチ0DLo〜3DLoにそれぞれ格納された書き込みデータを演算回路3b−2へ転送する様子を示す。ここでは、データラッチ0DLoに着目して説明する。
図12に示すように制御信号発生回路8は、バッファBF2、BF3、及びBF4におけるインバータ92、94、及び96をそれぞれオフ状態とする。続いて、制御信号発生回路8は、スイッチ素子SW2及びインバータ91をそれぞれオン状態とする。ここで、スイッチ素子SW2はオン状態であることから、信号φ0を‘H’レベル、信号φn0を‘L’レベルとされる。その結果、MOSトランジスタ32、33がオン状態とされる。すると、ノードN7の電位は、配線Aにおける電圧に応じた値とされる。つまり、配線Aにおける電圧が‘L’レベルであれば、データバス15の電位は‘L’レベルとされる。一方、配線Aにおける電圧が‘H’レベルであれば、ノードN7の電位は‘H’レベルとされる。このノードN7におけるいずれかの電位がインバータ91で反転され、その後、更に反転されたデータが上記演算回路3b−2に転送される。つまり、データラッチ0DLoにおける配線Aの電圧が演算回路3b−2に転送される。この場合、図12に示すデータバス(太線部分)がデータバス15として見える。すなわちデータラッチ0DLoからみたデータバス15の配線容量は、バッファBF1〜BF4がオン状態とされた場合に比べ、1/2の大きさとなる。従って、データラッチ0DLoが保持するデータをデータバス15に転送するために必要な消費電力は1/2となる。以上説明したデータ転送は、データラッチ1DLo〜3DLoについても同様に順次行われることから説明を省略する。
図13にデータラッチ4DLe〜7DLeにそれぞれ格納された書き込みデータが、センスアンプユニット3b−1へ転送される様子を示す。ここでは、データラッチ4DLeに着目して説明する。
図13に示すように、制御信号発生回路8はバッファBF3、BF4におけるインバータ94、96をそれぞれオフ状態とし、バッファBF1、BF2におけるインバータ91、93をそれぞれオン状態する。続いて、制御信号発生回路8は、スイッチ素子SW3をオン状態とする。ここで、スイッチ素子SW3がオン状態であることから、MOSトランジスタ42、43がオン状態とされる。すると、ノードN8の電位は、配線Bにおける電圧に応じた値とされる。つまり、配線Bにおける電圧が‘L’レベルであれば、ノードN8の電位は‘L’レベルとされる。一方、配線Bにおける電圧が‘H’レベルであれば、ノードN8の電位は‘H’レベルとされる。このいずれかの値が、インバータ91、及び93で反転を繰り返し、更に反転した値が上記演算回路3b−2に転送される。つまり、データラッチ4DLeにおける配線Aの電圧が演算回路3b−2に転送される。換言すれば、LAT3が保持するデータが、演算回路3b−2に転送される。この場合、図13に示すデータバス(太線部分)がデータバス15として見える。すなわちデータラッチ4DLeからみたデータバス15の配線容量は、バッファBF1〜BF4がオン状態とされた場合に比べ、3/4の大きさとなる。従って、データラッチ4DLeが保持するデータをデータバス15に転送するために必要な消費電力は3/4となる。上記説明したデータ転送は、データラッチ5DLe〜7DLeについても同様に順次行われることから説明を省略する。
最後に図14を用いて、データラッチ4DLo〜7DLoにそれぞれ格納された書き込みデータが、演算回路3b−2へ転送される様子を示す。ここでは、データラッチ4DLoに着目して説明する。
図14に示すように制御信号発生回路8は、バッファBF4におけるインバータ96をオフ状態、バッファBF1、BF2、及びBF3におけるインバータ91、93、及び95をオン状態とする。続いて、制御信号発生回路8は、スイッチ素子SW4をオン状態とする。つまりMOSトランジスタ52、53をオン状態とする。すると、ノードN9の電位は、配線Aにおける電圧に応じた値とされる。つまり、配線Aにおける電圧が‘L’レベルであれば、ノードN9の電位は‘L’レベルとされる。一方、配線Aにおける電圧が‘H’レベルであれば、ノードN9の電位は‘H’レベルとされる。そして、ノードN9における‘H’レベルまたは‘L’レベルいずれかの値が、インバータ91、93、及び95でそれぞれ反転を繰り返し、更に反転した値が演算回路3b−2に転送される。換言すれば、演算回路3b−2に転送されるデータは、データラッチ4DLoにおける配線Aの電圧に応じた値である。この場合、データラッチ4DLoから見える配線容量は、図14に示すようにデータバス15全体(太線部分)である。すなわち以上説明したデータ転送は、データラッチ5DLo〜7DLoについても同様に順次行われることから説明を省略する。
なお、前述したように演算回路3b−2は、例えば上記データラッチ0DLeが保持するデータとデータラッチ4DLeが保持するデータとを取り込み、それらデータに所定の演算を行った後、センスアンプユニット3aにその演算結果を転送する。このことから、上記データの書き込み動作は、例えばデータラッチ0DLe、4DLe、1DLe、5DLe、2DLe、6DLe、…、0DLo、4DLo、1DLo、5DLo、…、3DLo、7DLoの順序でデータの転送行われる。なお、演算回路3b−2がセンスアンプユニット3aにデータ転送する前において、この演算回路3b−2が上記データラッチDLのデータを保持可能であれば、データの書き込み動作の順序は上記に限られない。
<データの読み出し動作について(演算回路3b−2からデータラッチ回路3b−1へ)>
次にセンスアンプユニット3aに格納された読み出しデータを上記データラッチ回路3b−1に格納する動作について図15〜図18を用いて説明する。図15〜図18は、図示せぬセンスアンプユニット3aからデータラッチ回路3b−1に読み出しデータが転送される様子を示した概念図である。
次にセンスアンプユニット3aに格納された読み出しデータを上記データラッチ回路3b−1に格納する動作について図15〜図18を用いて説明する。図15〜図18は、図示せぬセンスアンプユニット3aからデータラッチ回路3b−1に読み出しデータが転送される様子を示した概念図である。
図15は、読み出しデータが、センスアンプユニット3aからデータラッチ0DLe〜3DLeに転送される様子を示したものである。なお、データラッチ0DLe〜3DLeに対するデータの書き込み動作については同一であることから、ここでは、データラッチ0DLeに着目して説明する。
図15に示すように、制御信号発生回路8は、バッファBF1〜BF4におけるインバータ90、92、94、及び96をオフ状態とする。続いて、制御信号発生回路8はスイッチ素子SW1をオン状態とする。すると、LAT1(配線Aにおける電圧)は、ノードN1の電位に応じた値を保持する。つまり、演算回路3b−2から転送されたデータに応じてノードN1の電位が‘H’レベルであれば、配線Bにおける電圧は‘H’レベル、すなわちLAT1は‘L’レベルの信号を保持する。一方、配線Bにおける電圧が‘L’レベルであれば、ノードN1の電位は‘L’レベル、すなわちLAT1は‘H’レベルの信号を保持する。
ここで、演算回路3b−1から見たとき、図15に示すデータバス(太線部分)のみがデータバス15として見える。すなわち演算回路3b−1からみたデータバス15の配線容量は、バッファBF1〜BF4がオン状態とされた場合に比べ、1/4の大きさとなる。従って、データラッチ0DLeが保持するデータをデータバス15に転送するために必要な消費電力は1/4となる。またデータラッチ1DLe〜3DLeについても上記データ転送が順次行われる。この場合においてもインバータ91、93、95、及び97がそれぞれオフ状態であるため、太線部分のみがデータバス15として見える。つまり、本来のデータバス15の1/4の配線長となることから、消費電力は1/4となる。
図16は、読み出しデータが演算回路3b−1からデータラッチ0DLo〜3DLoに転送される様子を示したものである。ここでは、データラッチ0DLoに着目して説明する。
次に図16に示すように、制御信号発生回路8は、バッファBF2〜BF4におけるインバータ92、94、及び96をオフ状態、バッファBF1におけるインバータ90をオン状態とする。続いて、制御信号発生回路8はスイッチ素子SW2をオン状態とする。つまり、MOSトランジスタ32、33をそれぞれオン状態とする。すると、LAT2(配線Aにおける電圧)は、ノードN7の電位に応じた値を保持する。つまり、ノードN7における電圧が‘L’レベルであれば、配線Aの電位は‘L’レベルとされる。一方、ノードN7の電圧が‘H’レベルであれば、配線Aの電位は‘H’レベルとされる。ここで、演算回路3b−1から見たとき、図16に示すデータバスがデータバス15として見える(太線部分)。すなわちデータラッチ0DLoからみたデータバス15の配線容量は、バッファBF1〜BF4がオン状態とされた場合に比べ、1/2の大きさとなる。従って、演算回路3b−1が保持するデータをデータバス15に転送するために必要な消費電力は1/2となる。以上、演算回路3b−1からのデータ転送が、データラッチ1DLe〜3DLeについても順次行われる。この場合においてもインバータ93、95、及び97がそれぞれオフ状態であるため、太線部分がデータバス15として見える。つまり、本来のデータバス15の1/2の配線長となる。
図17は、読み出しデータが演算回路3b−1からデータラッチ4DLe〜7DLeに転送される様子を示したものである。ここでは、データラッチ4DLeに着目して説明する。
図17に示すように、制御信号発生回路8により、バッファBF3、BF4におけるインバータ94、96をそれぞれオフ状態、バッファBF1、BF2におけるインバータ90、92をそれぞれオン状態とする。続いて、制御信号発生回路8はスイッチ素子SW3をオン状態とする。つまり、MOSトランジスタ42、43をそれぞれオン状態とする。すると、LAT3が保持するデータ(配線Aにおける電圧)は、ノードN8の電位に応じた値とされる。つまり、ノードN8の電位が‘H’レベルであれば、配線Bにおける電圧は‘H’レベル、すなわちLAT3は‘L’レベルの信号を保持する。一方、配線Bにおける電圧が‘H’レベルであれば、ノードN8の電位は‘H’レベルとされる。ここで、演算回路3b−1から見たとき、図16に示す太線部分がデータバス15として見える(太線部分)。つまり、本来のデータバス15の3/4の配線長となる。すなわち演算回路3b−1からみたデータバス15の配線容量は、バッファBF1〜BF4がオン状態とされた場合に比べ、3/4の大きさとなる。従って、演算回路3b−1が保持するデータをデータバス15に転送するために必要な消費電力は3/4となる。以上センスアンプユニット3aからのデータ転送が、データラッチ4DLe〜7DLeについても順次行われる。この場合においてもインバータ95、及び97がそれぞれオフ状態であるため、太線部分がデータバス15として見える。つまり、本来のデータバス15の3/4の配線長となることから、消費電力は3/4となる。
図18は、読み出しデータが演算回路3b−1からデータラッチ4DLo〜7DLoに転送される様子を示したものである。ここでは、データラッチ4DLoに着目して説明する。
図18に示すように、制御信号発生回路8は、バッファBF4におけるインバータ96をオフ状態、バッファBF1〜BF3におけるインバータ90、92、及び94をそれぞれオン状態とする。続いて、制御信号発生回路8はスイッチ素子SW5をオン状態とする。つまり、MOSトランジスタ52、53をそれぞれオン状態とする。すると、LAT4(配線Aにおける電圧)が保持するデータは、ノードN9の電位に応じた値とされる。つまり、ノードN9における電圧が‘L’レベルであれば、配線Aの電位は‘L’レベルとされる。一方、ノードN9の電圧が‘H’レベルであれば、配線Aの電位は‘H’レベルとされる。ここで、演算回路3b−1から見たとき、図示する太線部分がデータバス15として見える。以上センスアンプユニット3b−1からのデータ転送が、データラッチ5DLe〜7DLeについても順次行われる。この場合においてもインバータ97がオフ状態であるため、太線部分がデータバス15として見える。
本実施形態に係る転送回路及びそれを用いた不揮発性半導体記憶装置であると、データを一時的に保持するデータラッチ回路3b−1は、複数のバッファBFを備えている。そしてこのバッファBFは、データラッチDLoとデータラッチDLeとに挟まれるようにデータバス15に挿入される。このバッファBFをオン状態またはオフ状態とすることで、データラッチDLeまたはデータラッチDLoからみたデータバス15の配線容量を小さくすることができる。具体的には以下のようになる。演算回路3b−2からデータラッチDLにデータを転送する場合についても消費する電力は同様であることから、ここでは、データラッチDLが保持するデータを演算回路3b−2に転送する場合を考える。以下では例えば、データラッチ0DLeが演算回路にデータを転送する場合を考える。
この場合、インバータ90、92、94、及び96がそれぞれオフ状態であることから、データラッチ0DLeは、太線部分以外の配線容量を考慮しなくてもよくなる。つまり、データラッチ0DLeから見えるデータバス15の容量は太線部分のみ、すなわち本来のデータバス15の1/4の配線容量となる。従って、最小加工寸法のトランジスタで形成されたデータラッチ0DLeであっても、ノードN1の電位をノードN3に応じた‘H’レベルまたは‘L’レベルに応じた値とすることができる。すなわち、データラッチ0DLeから見たときのデータバス15における配線容量が小さいことから、電流駆動力の小さなトランジスタであっても太線部分のデータバス15を駆動させることが出来、また配線容量が小さいことから、消費電力を低減させることが可能となる。なお、データラッチDLに最小加工寸法のMOSトランジスタが用いられているのは、面積削減を優先するためである。
この様子について図19を用いて説明する。図19にデータラッチ0DLeの回路図を示す。なお、データラッチ1DLe〜7DLeについても同一の回路構成であることから説明を省略する。図示するように、データラッチ0DLeは前述したMOSトランジスタ22、23の他、pチャネル型MOSトランジスタ100〜102、及びnチャネル型MOSトランジスタ103〜105を備える。
MOSトランジスタ100の電流経路には、例えば電圧VDDが供給され、他端はノードN10に接続され、ゲートはノードN1に接続される。またMOSトランジスタ103の電流経路の他端はノードN10でMOSトランジスタ100の電流経路の他端と共通接続され、他端は接地され、ゲートはノードN1に接続される。ノードN1はスイッチ素子SW2を介してデータバス15に接続されることから、このデータバス15の電位に応じてこれらMOSトランジスタ100、103がオン、またはオフいずれか状態をとる。
また、MOSトランジスタ101の電流経路の一端には、例えば電圧VDDが供給され、他端はMOSトランジスタ102の電流経路の一端と接続され、ゲートにはノードN10が接続される。MOSトランジスタ102の電流経路の他端はノードN1に接続され、ゲートには信号Enable1が供給される。
更に、MOSトランジスタ104の電流経路の一端はノードN1で、上記MOSトランジスタ102の電流経路の他端と接続され、他端はMOSトランジスタ105の電流経路の一端と接続され、ゲートには信号Enable2が供給される。MOSトランジスタ105の電流経路の他端は接地され、ゲートにはノードN10が接続される。
上記構成において、データラッチ0DLeがデータを格納する際、信号Enable1、2をそれぞれ‘H’レベル、‘L’レベルとする。データバス15に起因して、ノードN1の電位が‘H’レベルに応じた値であると、MOSトランジスタ103がオン、MOSトランジスタ100がオフ状態とされる。このため、ノードN10はこのMOSトランジスタ103を介して接地されることから、例えば0[V]とされる。すなわち‘L’レベルとされる。
そして、このノードN10における‘L’レベルに応じた電圧がMOSトランジスタ101及びMOSトランジスタ105のゲートに転送される。この結果、MOSトランジスタ101がオン状態、MOSトランジスタ105がオフ状態とされる。また、前述の通り信号Enable1は‘H’レベル、信号Enable2は‘L’レベルであることから、MOSトランジスタ102、104はそれぞれオフ状態とされる。従って、LAT1はこの‘L’レベルに応じた電圧を保持する。
そして、LAT1が保持するデータをデータバス15に転送する際、信号Enable1を‘L’レベルとする。この結果、ノードN1、スイッチ素子SW1を介してデータバス15には‘H’レベルに応じた電圧VDDがMOSトランジスタ101、102を介して転送される。具体的には、MOSトランジスタ101、102の閾値分だけ低い電圧がデータバス15に転送される。なお、LAT1が‘H’レベルのデータを保持している際には、信号Enable1、2をそれぞれ‘H’レベルとする。これにより、ノードN1の電位が‘L’レベルに応じた値とされる。
このように、たとえMOSトランジスタ101、102が最小加工寸法で形成され、電流駆動力が小さい場合であっても、データバス15の配線容量が、本来の1/4と小さいことから、データラッチ0DLeにより、演算回路3b−2までのデータバス15の電位をプリチャージすることができる。そして、データバス15の配線容量が従来の1/4であることから、データラッチ0DLeがこのデータバス15をプリチャージする消費電力も抑圧させることが出来る。なお、データラッチ1DLe〜3DLeについても同様に消費電力を低減させることが出来る。
以下、データラッチ0DLo〜3DLoが保持するデータをデータバス15へと転送する際には、図12に示す太線部分がデータバス15として機能することから、データラッチ0DLo〜3DLoがこのデータバス15をプリチャージするための消費電力は従来の1/2となる。
同様に、データラッチ4DLe〜7DLeが保持するデータをデータバス15へと転送する際には、図13に示す太線部分がデータバス15として機能することから、データラッチ4DLe〜7DLeがこのデータバス15をプリチャージするための消費電力は従来の3/4となる。
そして、最後にデータラッチ4DLo〜7DLoが保持するデータをデータバス15へと転送する際には、データバス15の電位をプリチャージする必要がある。
以上から、データの書き込み時においてデータラッチ0DLe〜7DLe及びデータラッチ0DLo〜7DLoが消費する電力は、
1/4*4+1/2*4+3/4*4+1=10 (1)
とされる。そして、データバス15全体をプリチャージする場合に消費する電力を1とし、16回データの転送を行ったとする。この場合、16だけの電力を消費する。これに対し、本実施形態であると、(1)式からデータバス15全体をプリチャージする場合に対して消費電力は10で済むことから、消費電力は例えば、10/16に削減できる。
1/4*4+1/2*4+3/4*4+1=10 (1)
とされる。そして、データバス15全体をプリチャージする場合に消費する電力を1とし、16回データの転送を行ったとする。この場合、16だけの電力を消費する。これに対し、本実施形態であると、(1)式からデータバス15全体をプリチャージする場合に対して消費電力は10で済むことから、消費電力は例えば、10/16に削減できる。
なお、データバス15の電位を、例えば0[V]へと降下させる場合も同様である。すなわち、MOSトランジスタ102、104が最小加工寸法で形成され、電流駆動力が小さい場合であっても、素早くデータバス15の電位を0[V]へと降下させることが出来る。
以上のように、たとえ、データラッチ回路を構成するインバータが最初加工寸法で形成されたトランジスタで構成されていても、上記説明したようにデータバス15の容量が小さいことから、データバス15の電位を上げることが出来、このインバータが保持する電圧(データ)を演算回路3b−2に転送することが出来る。
つまり、演算回路3b−2に設けられるプリチャージ回路で、配線容量の大きなデータバス15をプリチャージし、このデータバス15をある一定の電圧に固定させ、インバータが保持するデータに応じて、このデータバス15の電圧を変動させるといったことをする必要がない。
従って、特にデータバス15を例えばゼロ電位からある電圧までプリチャージさせ、インバータが保持するデータに応じて、そのデータバス15の電位が放電された場合において、このプリチャージに消費する時間と消費電力とが掛かってしまうということを回避することが出来る。
<変形例>
次に本発明の実施形態の変形例に係る転送回路及びそれを用いた不揮発性半導体記憶装置について説明する。変形例では、上記データラッチ回路3b−1における倍の数のバッファBFをデータバス15に挿入するものである。つまり、データラッチ0DLe〜3DLe、並びに0DLo〜3DLoを、それぞれデータラッチ0DLe、1DLe及びデータラッチ2DLe及び3DLe、並びにデータラッチ0DLo、1DLo及びデータラッチ2DLo及び3DLoに分け、これらデータラッチDL間にバッファBFを挿入するものである。なお、データラッチ4DLe〜7DLe、並びに4DLo〜7DLoについても同様であることから説明を省略する。また上記データラッチ回路3b−1を、この変形例では、データラッチ回路3b−1´として説明する。
次に本発明の実施形態の変形例に係る転送回路及びそれを用いた不揮発性半導体記憶装置について説明する。変形例では、上記データラッチ回路3b−1における倍の数のバッファBFをデータバス15に挿入するものである。つまり、データラッチ0DLe〜3DLe、並びに0DLo〜3DLoを、それぞれデータラッチ0DLe、1DLe及びデータラッチ2DLe及び3DLe、並びにデータラッチ0DLo、1DLo及びデータラッチ2DLo及び3DLoに分け、これらデータラッチDL間にバッファBFを挿入するものである。なお、データラッチ4DLe〜7DLe、並びに4DLo〜7DLoについても同様であることから説明を省略する。また上記データラッチ回路3b−1を、この変形例では、データラッチ回路3b−1´として説明する。
<データラッチ回路3b−1´の構成>
変形例に係るデータラッチ回路3b−1´を図20に示す。図20は変形例に係るデータラッチ回路3b−1´のブロック図である。以下説明では、上記実施形態におけるデータラッチ回路3b−1と異なる構成についてのみ説明する。図示するように、データバス15に接続されたデータラッチ0DLe、1DLeと0DLo、1DLoとの間にバッファBF10が設けられている。データバス15に接続されたデータラッチ2DLe、3DLeと0DLo、1DLoとの間にバッファBF11が設けられている。データバス15に接続されたデータラッチ2DLe、3DLeと2DLo、3DLoとの間にバッファBF12が設けられている。データバス15に接続されたデータラッチ4DLe、5DLeと2DLo、3DLoとの間にバッファBF13が設けられている。データバス15に接続されたデータラッチ4DLe、5DLeと4DLo、5DLoとの間にバッファBF14が設けられている。データバス15に接続されたデータラッチ6DLe、7DLeと4DLo、5DLoとの間にバッファBF15が設けられている。そしてデータバス15に接続されたデータラッチ6DLe、7DLeと6DLo、7DLoとの間にバッファBF16が設けられている。つまり、データラッチ0DLe〜7DLeにおける配線Bがデータバス15と接続され、データラッチ0DLo〜7DLoにおける配線Aがデータバス15と接続される。
変形例に係るデータラッチ回路3b−1´を図20に示す。図20は変形例に係るデータラッチ回路3b−1´のブロック図である。以下説明では、上記実施形態におけるデータラッチ回路3b−1と異なる構成についてのみ説明する。図示するように、データバス15に接続されたデータラッチ0DLe、1DLeと0DLo、1DLoとの間にバッファBF10が設けられている。データバス15に接続されたデータラッチ2DLe、3DLeと0DLo、1DLoとの間にバッファBF11が設けられている。データバス15に接続されたデータラッチ2DLe、3DLeと2DLo、3DLoとの間にバッファBF12が設けられている。データバス15に接続されたデータラッチ4DLe、5DLeと2DLo、3DLoとの間にバッファBF13が設けられている。データバス15に接続されたデータラッチ4DLe、5DLeと4DLo、5DLoとの間にバッファBF14が設けられている。データバス15に接続されたデータラッチ6DLe、7DLeと4DLo、5DLoとの間にバッファBF15が設けられている。そしてデータバス15に接続されたデータラッチ6DLe、7DLeと6DLo、7DLoとの間にバッファBF16が設けられている。つまり、データラッチ0DLe〜7DLeにおける配線Bがデータバス15と接続され、データラッチ0DLo〜7DLoにおける配線Aがデータバス15と接続される。
<データの書き込み動作について(ホストからデータラッチ回路3b−1へ)>
次に、上記構成におけるデータの書き込み動作について説明する。なお、データの書き込み動作については、上記実施形態で説明した動作と同様であることから簡単に説明する。
次に、上記構成におけるデータの書き込み動作について説明する。なお、データの書き込み動作については、上記実施形態で説明した動作と同様であることから簡単に説明する。
ホストからデータラッチ0DLe、1DLeへとデータを転送する際、このデータラッチ0DLe、1DLeが備えるスイッチ素子をオン状態とし、バッファBF10〜BF16をそれぞれオン状態とする。
ホストからデータラッチ0DLo、1DLoへとデータを転送する際、このデータラッチ0DLo、1DLoが備えるスイッチ素子をオン状態とし、バッファBF11〜BF16をそれぞれオン状態、バッファBF10をオフ状態とする。
ホストからデータラッチ2DLe、3DLeへとデータを転送する際、このデータラッチ2DLe、3DLeが備えるスイッチ素子をオン状態とし、バッファBF12〜BF16をそれぞれオン状態、バッファBF10、BF11をオフ状態とする。
ホストからデータラッチ2DLo、3DLoへとデータを転送する際、このデータラッチ2DLo、3DLoが備えるスイッチ素子をオン状態とし、バッファBF13〜BF16をそれぞれオン状態、バッファBF10〜BF12をオフ状態とする。
ホストからデータラッチ4DLe、5DLeへとデータを転送する際、このデータラッチ4DLe、5DLeが備えるスイッチ素子をオン状態とし、バッファBF14〜BF16をそれぞれオン状態、バッファBF10〜BF13をオフ状態とする。
ホストからデータラッチ4DLo、5DLoへとデータを転送する際、このデータラッチ4DLo、5DLoが備えるスイッチ素子をオン状態とし、バッファBF15、BF16をそれぞれオン状態、バッファBF10〜BF14をオフ状態とする。
ホストからデータラッチ6DLe、7DLeへとデータを転送する際、このデータラッチ6DLe、7DLeが備えるスイッチ素子をオン状態とし、バッファBF16をオン状態、バッファBF10〜BF15をオフ状態とする。
最後にホストからデータラッチ6DLo、7DLoへとデータを転送する際、このデータラッチ6DLo、7DLoが備えるスイッチ素子をオン状態とし、バッファBF10〜BF16をオフ状態とする。
<データの書き込み動作について(データラッチ回路3b−1から演算回路3b−2へ)>
次に、上記構成において、データラッチ回路3b−1から演算回路3b−2へとデータを転送する際の動作について説明する。データラッチ0DLe、1DLeから演算回路3b−2へとデータを転送する際、このデータラッチ0DLe、1DLeが備えるスイッチ素子をオン状態とし、バッファBF10〜BF16をそれぞれオフ状態とする。すなわちデータラッチ0DLe、1DLeからみたデータバス15の配線容量は、バッファBF10〜BF16がオン状態とされた場合に比べ、1/8の大きさとなる。従って、データラッチ0DLe、1DLeが保持するデータをデータバス15に転送するために必要な消費電力は1/8となる。
次に、上記構成において、データラッチ回路3b−1から演算回路3b−2へとデータを転送する際の動作について説明する。データラッチ0DLe、1DLeから演算回路3b−2へとデータを転送する際、このデータラッチ0DLe、1DLeが備えるスイッチ素子をオン状態とし、バッファBF10〜BF16をそれぞれオフ状態とする。すなわちデータラッチ0DLe、1DLeからみたデータバス15の配線容量は、バッファBF10〜BF16がオン状態とされた場合に比べ、1/8の大きさとなる。従って、データラッチ0DLe、1DLeが保持するデータをデータバス15に転送するために必要な消費電力は1/8となる。
データラッチ0DLo、1DLoから演算回路3b−2へとデータを転送する際、このデータラッチ0DLo、1DLoが備えるスイッチ素子をオン状態とし、バッファBF11〜BF16をそれぞれオフ状態、バッファBF10をオン状態とする。すなわちデータラッチ0DLo、1DLoからみたデータバス15の配線容量は、バッファBF10〜BF16がオン状態とされた場合に比べ、2/8の大きさとなる。従って、データラッチ0DLo、1DLoが保持するデータをデータバス15に転送するために必要な消費電力は2/8となる。
データラッチ2DLe、3DLeから演算回路3b−2へとデータを転送する際、このデータラッチ2DLe、3DLeが備えるスイッチ素子をオン状態とし、バッファBF12〜BF16をそれぞれオフ状態、バッファBF10、BF11をオン状態とする。すなわちデータラッチ2DLe、3DLeからみたデータバス15の配線容量は、バッファBF10〜BF16がオン状態とされた場合に比べ、3/8の大きさとなる。従って、データラッチ2DLe、3DLeが保持するデータをデータバス15に転送するために必要な消費電力は3/8となる。
データラッチ2DLo、3DLoから演算回路3b−2へとデータを転送する際、このデータラッチ2DLo、3DLoが備えるスイッチ素子をオン状態とし、バッファBF13〜BF16をそれぞれオフ状態、バッファBF10〜BF12をオン状態とする。すなわちデータラッチ2DLo、3DLoからみたデータバス15の配線容量は、バッファBF10〜BF16がオン状態とされた場合に比べ、4/8(1/2)の大きさとなる。従って、データラッチ2DLo、3DLoが保持するデータをデータバス15に転送するために必要な消費電力は4/8となる。
データラッチ4DLe、5DLeから演算回路3b−2へとデータを転送する際、このデータラッチ4DLe、5DLeが備えるスイッチ素子をオン状態とし、バッファBF14〜BF16をそれぞれオフ状態、バッファBF10〜BF13をオン状態とする。すなわちデータラッチ4DLe、5DLeからみたデータバス15の配線容量は、バッファBF10〜BF16がオン状態とされた場合に比べ、5/8の大きさとなる。従って、データラッチ4DLe、5DLeが保持するデータをデータバス15に転送するために必要な消費電力は5/8となる。
データラッチ4DLo、5DLoから演算回路3b−2へとデータを転送する際、このデータラッチ4DLo、5DLoが備えるスイッチ素子をオン状態とし、バッファBF15、BF16をそれぞれオフ状態、バッファBF10〜BF14をオン状態とする。すなわちデータラッチ4DLo、5DLoからみたデータバス15の配線容量は、バッファBF10〜BF16がオン状態とされた場合に比べ、6/8の大きさとなる。従って、データラッチ4DLo、5DLoが保持するデータをデータバス15に転送するために必要な消費電力は6/8となる。
データラッチ6DLe、7DLeから演算回路3b−2へとデータを転送する際、このデータラッチ6DLe、7DLeが備えるスイッチ素子をオン状態とし、バッファBF16をオフ状態、バッファBF10〜BF15をオン状態とする。すなわちデータラッチ6DLe、7DLeからみたデータバス15の配線容量は、バッファBF10〜BF16がオン状態とされた場合に比べ、7/8の大きさとなる。従って、データラッチ6DLe、7DLeが保持するデータをデータバス15に転送するために必要な消費電力は7/8となる。
最後にデータラッチ6DLo、7DLoから演算回路3b−2へとデータを転送する際、このデータラッチ6DLo、7DLoが備えるスイッチ素子をオン状態とし、バッファBF10〜BF16をオン状態とする。この場合、データラッチ6DLo、7DLoから見える配線容量は、データバス15全体である。
<データの読み出し動作について(演算回路3b−2からデータラッチDLへ)>
次に上記構成において、演算回路3b−2からデータラッチDLへとデータを転送する読み出し動作について説明する。演算回路3b−2からデータラッチ0DLe、1DLeへとデータを転送する際、このデータラッチ0DLe、1DLeが備えるスイッチ素子をオン状態とし、バッファBF10〜BF16をそれぞれオフ状態とする。すなわち演算回路3b−1からみたデータバス15の配線容量は、バッファBF10〜BF16がオン状態とされた場合に比べ、1/8の大きさとなる。従って、演算回路3b−1が保持するデータをデータバス15に転送するために必要な消費電力は1/8となる。
次に上記構成において、演算回路3b−2からデータラッチDLへとデータを転送する読み出し動作について説明する。演算回路3b−2からデータラッチ0DLe、1DLeへとデータを転送する際、このデータラッチ0DLe、1DLeが備えるスイッチ素子をオン状態とし、バッファBF10〜BF16をそれぞれオフ状態とする。すなわち演算回路3b−1からみたデータバス15の配線容量は、バッファBF10〜BF16がオン状態とされた場合に比べ、1/8の大きさとなる。従って、演算回路3b−1が保持するデータをデータバス15に転送するために必要な消費電力は1/8となる。
演算回路3b−2からデータラッチ0DLo、1DLoへとデータを転送する際、このデータラッチ0DLo、1DLoが備えるスイッチ素子をオン状態とし、バッファBF11〜BF16をそれぞれオフ状態、バッファBF10をオン状態とする。すなわちデータラッチ0DLo、1DLoからみたデータバス15の配線容量は、バッファBF10〜BF16がオン状態とされた場合に比べ、2/8の大きさとなる。従って、演算回路3b−1が保持するデータをデータバス15に転送するために必要な消費電力は2/8となる。
演算回路3b−2からデータラッチ2DLe、3DLeへとデータを転送する際、このデータラッチ2DLe、3DLeが備えるスイッチ素子をオン状態とし、バッファBF12〜BF16をそれぞれオフ状態、バッファBF10、BF11をオン状態とする。すなわち演算回路3b−1からみたデータバス15の配線容量は、バッファBF10〜BF16がオン状態とされた場合に比べ、3/8の大きさとなる。従って、演算回路3b−1が保持するデータをデータバス15に転送するために必要な消費電力は3/8となる。
演算回路3b−2からデータラッチ2DLo、3DLoへとデータを転送する際、このデータラッチ2DLo、3DLoが備えるスイッチ素子をオン状態とし、バッファBF13〜BF16をそれぞれオフ状態、バッファBF10〜BF12をオン状態とする。すなわち演算回路3b−1からみたデータバス15の配線容量は、バッファBF10〜BF16がオン状態とされた場合に比べ、4/8(1/2)の大きさとなる。従って、データラッチ2DLo、3DLoが保持するデータをデータバス15に転送するために必要な消費電力は4/8となる。
演算回路3b−2からデータラッチ4DLe、5DLeへとデータを転送する際、このデータラッチ4DLe、5DLeが備えるスイッチ素子をオン状態とし、バッファBF14〜BF16をそれぞれオフ状態、バッファBF10〜BF13をオン状態とする。すなわち演算回路3b−1からみたデータバス15の配線容量は、バッファBF10〜BF16がオン状態とされた場合に比べ、5/8の大きさとなる。従って、演算回路3b−1が保持するデータをデータバス15に転送するために必要な消費電力は5/8となる。
演算回路3b−2からデータラッチ4DLo、5DLoへとデータを転送する際、このデータラッチ4DLo、5DLoが備えるスイッチ素子をオン状態とし、バッファBF15、BF16をそれぞれオフ状態、バッファBF10〜BF14をオン状態とする。すなわち演算回路3b−1からみたデータバス15の配線容量は、バッファBF10〜BF16がオン状態とされた場合に比べ、6/8の大きさとなる。従って、演算回路3b−1が保持するデータをデータバス15に転送するために必要な消費電力は6/8となる。
演算回路3b−2からデータラッチ6DLe、7DLeへとデータを転送する際、このデータラッチ6DLe、7DLeが備えるスイッチ素子をオン状態とし、バッファBF16をオフ状態、バッファBF10〜BF15をオン状態とする。すなわち演算回路3b−1からみたデータバス15の配線容量は、バッファBF10〜BF16がオン状態とされた場合に比べ、7/8の大きさとなる。従って、演算回路3b−1が保持するデータをデータバス15に転送するために必要な消費電力は7/8となる。
最後に、演算回路3b−2からデータラッチ6DLo、7DLoへとデータを転送する際、このデータラッチ6DLo、7DLoが備えるスイッチ素子をオン状態とし、バッファBF10〜BF16をオン状態とする。この場合、演算回路3b−1から見える配線容量は、データバス15全体である。
変形例に係る転送回路及びそれを用いた不揮発性半導体記憶装置であっても、データの書き込み時及び読み出し時において消費電力を低減させることが出来る。変形例に係るデータ転送回路3b−1´であると、そのデータ転送回路3b−1´には、更に上記実施形態における倍の数のバッファBFが設けられている。そして、そのバッファBFは、制御信号発生回路8によりオンまたはオフいずれかに切り替えられるスイッチ機能を有する。したがって、上記説明したように、各データラッチDLから演算回路3b−2にデータを転送する場合、及び演算回路3b−2からデータラッチDLにデータを格納する場合、各データラッチDLから見えるデータバス15の容量が、小さくなる。すなわち、データの書き込み時及び読み出し時における消費電力の低減をすることが出来る。上記実施形態と同様に、消費電力について定量的に求める。データラッチ0DLe〜7DLe及び0DLo〜7DLoが消費する電力は、
1/8*2+2/8*2+3/8*2+4/8*2+5/8*2+6/8*2+7/8*2+1=9 (2)
とされる。そして、データバス15全体をプリチャージする場合に消費する電力を1とし、16回データの転送を行ったとする。この場合、16だけの電力を消費する。これに対し、本実施形態であると、データバス15全体をプリチャージする場合に対して消費電力は9で済むことから、消費電力は、例えば9/16に削減できる。
1/8*2+2/8*2+3/8*2+4/8*2+5/8*2+6/8*2+7/8*2+1=9 (2)
とされる。そして、データバス15全体をプリチャージする場合に消費する電力を1とし、16回データの転送を行ったとする。この場合、16だけの電力を消費する。これに対し、本実施形態であると、データバス15全体をプリチャージする場合に対して消費電力は9で済むことから、消費電力は、例えば9/16に削減できる。
なお、データラッチDLは、偶数(0DLe〜7DLe)と奇数(0DLo〜7DLo)とに分けたが、バッファBFが挿入される度にデータバス15に配線Bと配線Aとが交互に接続された構成であればこれに限られない。
なお、本願発明は上記実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。更に、上記実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出されうる。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出されうる。
1…メモリセルアレイ、2…ワード線制御回路、3…センスアンプ、4…カラムデコーダ、5…入出力制御回路、6…データ入出力バッファ、7…アドレスデコーダ、8…制御信号発生回路、9…制御電圧発生回路、10…パラメータ記憶部、3a…センスアンプユニット、3b…データ制御ユニット、3b−1…データラッチ回路、3b−2…演算回路、0DLe〜7DLe、0DLo〜7DLo…データラッチ、BF1〜BF4、BF10〜BF16…バッファ、20、21、30、31、40、41、50、51、90〜97…インバータ、22、23、32、33、42、43、52、53、100〜105、110〜116、…MOSトランジスタ
Claims (6)
- オンまたはオフする機能を備え、前記オン状態において第1ノードにおけるデータを反転させ、第2ノードに転送する第1インバータと、
オンまたはオフする機能を備え、前記オン状態において前記第2ノードにおける前記データを反転させ、前記第1ノードに転送する第2インバータと、
前記第1ノードに接続される第1信号線と、
前記第2ノードに接続される第2信号線と、
前記第1ノードに対してデータを出力可能とされ、且つこの第1ノードにおけるデータを保持可能とする第1保持回路と、
前記第2ノードに対してデータを出力可能とされ、且つこの第2ノードにおけるデータを保持可能とする第2保持回路と
を具備し、
前記第1保持回路が前記データを、前記第1ノードを介して前記第1信号線に対して出力する際、前記第1、第2インバータをそれぞれオフ状態とし、
前記第2保持回路が前記データを、前記第2ノード及び前記第2信号線を介して前記第1信号線に対して出力する際、前記第1インバータをオフ状態、第2インバータをオン状態とする
ことを特徴とする転送回路。 - 前記第1保持回路は、
内部電圧が供給される第3ノードに電流経路の一端が接続されたpチャネル型の第1MOSトランジスタと、
電流経路の一端が、前記第1MOSトランジスタの電流経路の他端に接続され、他端が前記第1ノードに接続されたpチャネル型の第2MOSトランジスタと、
電流経路の一端が前記第1ノードに接続されたnチャネル型の第3MOSトランジスタと、
電流経路の一端が、前記第3MOSトランジスタの電流経路の他端に接続され、他端が接地されたnチャネル型の第4MOSトランジスタと、
を備え、
前記第1保持回路は前記データとして第1データまたはこの第1データよりも大きな電圧の第2データを保持可能とし、
前記第1保持回路が前記第1データを保持した場合、pチャネル型の前記第1、第2MOSトランジスタがオフ状態とされ、nチャネル型の前記第1、第2MOSトランジスタがオン状態とされ、
前記第1保持回路が前記第2データを保持した場合、pチャネル型の前記第1、第2MOSトランジスタがオン状態とされ、nチャネル型の前記第1、第2MOSトランジスタがオフ状態とされる
ことを特徴とする請求項1記載の転送回路。 - 前記第1インバータは、
電流経路の一端が第3ノードに接続され、ゲートが前記第1ノードに接続されたpチャネル型の第1MOSトランジスタと、
電流経路の一端が、前記第1MOSトランジスタの他端に接続され、他端が前記第2ノードに接続されるpチャネル型の第2MOSトランジスタと、
電流経路の一端が、前記第2ノードを介して前記第2MOSトランジスタの他端に接続されるnチャネル型の第3MOSトランジスタと、
電流経路の一端が、前記第3MOSトランジスタの他端に接続され、ゲートが前記第1ノードに接続され、他端が接地されたnチャネル型の第4MOSトランジスタとを備え、
前記第2インバータは、
電流経路の一端が第4ノードに接続され、ゲートが前記第2ノードに接続されたpチャネル型の第5MOSトランジスタと、
電流経路の一端が、前記第5MOSトランジスタの他端に接続され、他端が前記第1ノードに接続されるpチャネル型の第6MOSトランジスタと、
電流経路の一端が、前記第1ノードを介して前記第6MOSトランジスタの他端に接続されるnチャネル型の第7MOSトランジスタと、
電流経路の一端が、前記第7MOSトランジスタの他端に接続され、ゲートが前記第2ノードに接続され、他端が接地されたnチャネル型の第8MOSトランジスタと
を具備することを特徴とする請求項1記載の転送回路。 - 請求項1記載の転送回路と、
電荷蓄積層と制御ゲートとを備え、前記データを保持可能とされたメモリセルの電流経路が直列接続されたメモリセルアレイと、
前記メモリセルに対し、前記データの書き込みをするセンスアンプと、
前記第1保持回路と前記第2保持回路とが保持する前記データを演算する演算回路と、
前記第1、第2インバータのオンまたはオフを制御する制御部と
を具備し、
前記第1保持回路が保持する前記データを前記メモリセルに転送する際、前記制御部が前記第1インバータ及び前記第2インバータをオフ状態とさせつつ、前記第1保持回路が保持する前記データに応じた電圧を第1信号線に転送し、
前記第2保持回路が保持する前記データを前記メモリセルに転送する際、前記制御部が前記第1インバータをオフ状態、前記第2インバータをオン状態とさせつつ、前記第2保持回路が保持する前記データに応じた電圧を第2信号線を介して前記第1信号線に転送し、
前記第1、第2保持回路が前記第1、第2信号線を介して前記演算回路に転送した前記データは、書き込みデータとして前記センスアンプに転送される
ことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。 - 請求項1記載の転送回路と、
電荷蓄積層と制御ゲートとを備え、前記データを保持可能とされた複数のメモリセルの電流経路が直列接続されたメモリセルアレイと、
前記メモリセルに対し、前記データの読み出しをするセンスアンプと、
前記センスアンプが保持する前記データを演算する演算回路と、
前記第1、第2インバータのオンまたはオフを制御する制御部と
を具備し、
前記メモリセルから読み出された前記データにつき、前記演算回路から前記第1保持回路への前記データの転送において、前記制御部が前記第1インバータ及び前記第2インバータをオフ状態とさせつつ、前記演算回路が保持する前記データを反転させ前記第1保持回路に該データを転送し、
前記演算回路から前記第2保持回路への前記データの転送において、前記制御部が前記第1インバータをオン状態、前記第2インバータをオフ状態とさせつつ、前記演算回路が保持する前記データを前記第2保持回路に転送する
ことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。 - 前記転送回路における前記第1、第2保持回路は、それぞれ複数のMOSトランジスタを備え、
複数の前記MOSトランジスタは、最小加工寸法で形成される
ことを特徴とする請求項4または5記載の不揮発性半導体記憶装置。
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