JP2011140841A - Fuel lid locking device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、フューエルリッドロック装置に関し、より詳細には、車両本体の燃料供給用開口を開閉する態様で揺動可能に配設されたフューエルリッドを備え、該フューエルリッドを全閉状態に保持するためのフューエルリッドロック装置に関するものである。 The present invention relates to a fuel lid locking device, and more particularly, a fuel lid that is provided with a fuel lid that is swingably disposed so as to open and close a fuel supply opening of a vehicle body, and that holds the fuel lid in a fully closed state. The present invention relates to a locking device.
従来、この種のフューエルリッドロック装置として、例えば特許文献1に提案されたものが知られている。特許文献1に提案されたフューエルリッドロック装置は、フューエルリッドとリッド用ロック機構とを備えて構成されている。
Conventionally, as this kind of fuel lid lock device, what was proposed by
フューエルリッドは、車両本体の燃料供給用開口を開閉する態様で揺動可能に配設されたものである。リッド用ロック機構は、ドアロック機構の施解錠操作と連動して駆動するアクチュエータを内蔵し、かかるアクチュエータの駆動により出力ロッドを進退移動させるものである。 The fuel lid is disposed so as to be swingable in such a manner as to open and close the fuel supply opening of the vehicle body. The lid lock mechanism incorporates an actuator that is driven in conjunction with the locking / unlocking operation of the door lock mechanism, and moves the output rod forward and backward by driving the actuator.
このような従来のフューエルリッドロック装置では、フューエルリッドが閉扉動作して燃料供給用開口を閉成した状態でドアロック機構が施錠操作されると、リッド用ロック機構のアクチュエータが駆動して出力ロッドを進出移動させる。これにより燃料供給用開口を閉成するフューエルリッドに設けられた係合孔部に進出移動する出力ロッドが挿通して、ドアロック機構の施錠とともに、フューエルリッドの施錠を行うことができる。一方、ドアロック機構が解錠操作されると、リッド用ロック機構のアクチュエータが駆動して出力ロッドを退行移動させる。これにより上記係合孔部に挿通していた出力ロッドが退避移動して該係合孔部から離脱する。この結果、フューエルリッドは、燃料供給用開口を閉成するものの開扉動作が可能な状態になる。 In such a conventional fuel lid lock device, when the door lock mechanism is locked while the fuel lid is closed and the fuel supply opening is closed, the actuator of the lid lock mechanism is driven to advance the output rod. Move. As a result, the output rod that moves forward into the engagement hole provided in the fuel lid that closes the fuel supply opening is inserted, and the fuel lid can be locked together with the door lock mechanism. On the other hand, when the door lock mechanism is unlocked, the actuator of the lid lock mechanism is driven to retreat the output rod. As a result, the output rod that has been inserted into the engagement hole is retracted and detached from the engagement hole. As a result, although the fuel lid closes the fuel supply opening, the fuel lid can be opened.
また、上述した従来のフューエルリッドロック装置においては、フューエルリッドが開扉動作して燃料供給用開口を開成した状態でドアロック機構が施錠操作されると、リッド用ロック機構のアクチュエータが駆動して出力ロッドが進出移動した状態になるが、かかる状態でフューエルリッドを閉扉動作させると、当該リッド用ロック機構に内蔵するセクタギアの出力軸を押圧せずに出力ロッドが退行移動し、これによりフューエルリッドにより燃料供給用開口を閉成、すなわちフューエルリッドを全閉状態にすることができる。 In the conventional fuel lid lock device described above, when the door lock mechanism is locked with the fuel lid opening operation and the fuel supply opening opened, the actuator of the lid lock mechanism is driven and the output rod When the fuel lid is closed, the output rod moves backward without pressing the output shaft of the sector gear built in the lid locking mechanism, so that the fuel lid can supply fuel. The opening can be closed, that is, the fuel lid can be fully closed.
ところで、上記特許文献1に提案されているフューエルリッドロック装置では、上述したように燃料供給用開口が開成している状態で出力ロッドが進出移動した状態になった場合においても、フューエルリッドを閉扉動作させると出力ロッドが退行移動して燃料供給用開口を閉成、すなわちフューエルリッドを全閉状態にすることができるが、かかる全閉状態を保持するためには、一旦ドアロック機構を解錠操作した後に再度施錠操作して出力ロッドを進出移動させる必要があり、利便性に劣るという問題があった。
By the way, in the fuel lid locking device proposed in the above-mentioned
また上述した特許文献1には明示されていないが、フューエルリッドロック装置においては、プッシュリフタを備えたものが知られている。プッシュリフタは、フューエルリッドの閉扉動作後の通過揺動によって押圧されることにより突出状態と引込状態とを交互に繰り返すものであり、引込状態においてはフューエルリッドが全閉状態になることを許容する一方、突出状態においてはフューエルリッドが全閉状態になることを規制するものである。
Further, although not explicitly disclosed in the above-described
このようなプッシュリフタが設けられたフューエルリッドロック装置においては、フューエルリッドを閉扉動作させたもののプッシュリフタへの押圧が不十分で引込状態にさせることなくフューエルリッドを全閉状態にさせてしまった場合、ドアロック機構を解錠操作した際、出力ロッドが退行移動してしまいプッシュリフタによる付勢力により不意にフューエルリッドが開扉動作して燃料供給用開口が開成してしまうという不具合が発生してしまうことがある、という問題もあった。 In a fuel lid locking device provided with such a push lifter, if the fuel lid is closed, but the pressure on the push lifter is insufficient and the fuel lid is fully closed without being pulled in, the door When the lock mechanism is unlocked, the output rod moves backward and the fuel lid opens unexpectedly due to the urging force of the push lifter, which may cause the fuel supply opening to open. There was also the problem of being.
本発明は、上記実情に鑑みて、利便性の向上を図りながら、不意にフューエルリッドが開扉動作して燃料供給用開口が開成してしまうことを防止することができるフューエルリッドロック装置を提供することを目的とする。 In view of the above circumstances, the present invention provides a fuel lid lock device capable of preventing a fuel lid from opening unexpectedly and opening a fuel supply opening while improving convenience. With the goal.
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に係るフューエルリッドロック装置は、車両本体の燃料供給用開口を開閉する態様で揺動可能に配設されたフューエルリッドと、閉扉動作する前記フューエルリッドが前記燃料供給用開口を全閉する全閉位置を通過する通過揺動を行うことによって押圧されることにより突出状態と引込状態とを交互に繰り返し、前記引込状態においては前記フューエルリッドが全閉状態になることを許容する一方、前記突出状態においては前記フューエルリッドが全閉状態になることを規制するプッシュリフタと、アクチュエータの駆動により自身の延在方向に沿って進退移動可能に設けられ、進出移動した場合には前記フューエルリッドの全閉状態保持を可能にする一方、退行移動した場合には前記フューエルリッドが開扉動作することを許容する出力ロッドとを備えたフューエルリッドロック装置において、前記出力ロッドは、前記アクチュエータの駆動により自身の中心軸方向に沿って進退移動するロッド基体と、前記ロッド基体の先端部を覆う態様で該ロッド基体の中心軸方向に沿って進退移動可能に配設され、該ロッド基体との間に介在する付勢手段により進行移動するよう付勢されたアダプタとを備えてなり、前記フューエルリッドは、閉扉動作を行って進行移動した前記出力ロッドのアダプタに当接した場合には、該アダプタを前記付勢手段の付勢力に抗して退避移動させる当接部と、前記閉扉動作により前記当接部に当接されて退避移動した前記アダプタに形成された突起部と係止状態となって、該アダプタの進行移動を規制する重合部と、前記閉扉動作後の通過揺動により前記重合部との係止状態が解除されて再び進行移動した前記アダプタの先端部分に当接して該アダプタの進行移動を規制する段部と、前記重合部と前記段部との間において互いに連続する態様で形成され、前記閉扉動作後の通過揺動により前記プッシュリフタが引込状態となって全閉位置に位置する場合に、前記段部との当接状態が解除されて進行移動する前記アダプタを挿通させる係合孔部とを有する係合突部を備えたことを特徴とする。
In order to achieve the above object, a fuel lid locking device according to
また、本発明の請求項2に係るフューエルリッドロック装置は、上述した請求項1において、前記アダプタは、前記退避移動する場合には、前記ロッド基体の中心軸回りに予め決められた角度だけ回転する一方、前記進行移動する場合には、前記ロッド基体の中心軸回りに前記退避移動するときとは逆方向に回転するものであり、前記係合孔部及び前記重合部は、前記フューエルリッドが全閉位置に位置する場合において該係合孔部に挿通した前記アダプタの姿勢を維持したまま前記出力ロッドの退行を許容する形状を有していることを特徴とする。
The fuel lid lock device according to
本発明のフューエルリッドロック装置によれば、出力ロッドは、アクチュエータの駆動により自身の中心軸方向に沿って進退移動するロッド基体と、ロッド基体の先端部を覆う態様で該ロッド基体の中心軸方向に沿って進退移動可能に配設され、該ロッド基体との間に介在する付勢手段により進行移動するよう付勢されたアダプタとを備え、フューエルリッドの係合突部は、閉扉動作を行って進行移動した出力ロッドのアダプタに当接した場合には、該アダプタを付勢手段の付勢力に抗して退避移動させる当接部と、閉扉動作により当接部に当接されて退避移動したアダプタに形成された突起部と係止状態となって、該アダプタの進行移動を規制する重合部と、閉扉動作後の通過揺動により重合部との係止状態が解除されて再び進行移動したアダプタの先端部分に当接して該アダプタの進行移動を規制する段部と、重合部と段部との間において互いに連続する態様で形成され、閉扉動作後の通過揺動によりプッシュリフタが引込状態となって全閉位置に位置する場合に、段部との当接状態が解除されて進行移動するアダプタを挿通させる係合孔部とを有しているので、フューエルリッドが開扉動作して燃料供給用開口を開成している状態で出力ロッドが進出移動した状態になっても、フューエルリッドを閉扉動作させることで出力ロッドを構成するアダプタを係合突部の係合孔部に進入させることができ、フューエルリッドを全閉状態に保持することができる。しかもフューエルリッドの閉扉動作後の通過揺動によりプッシュリフタを引込状態にしているので、不意にフューエルリッドが開扉動作して燃料供給用開口が開成してしまう虞れもない。従って、利便性の向上を図りながら、不意にフューエルリッドが開扉動作して燃料供給用開口が開成してしまうことを防止することができるという効果を奏する。 According to the fuel lid lock device of the present invention, the output rod is moved in the central axis direction of the rod base body so as to cover the tip of the rod base body that moves forward and backward along its own central axis direction by driving the actuator. And an adapter that is urged to move forward by urging means interposed between the rod base and the engagement protrusion of the fuel lid is moved forward by closing the door. An abutment portion that retracts the adapter against the biasing force of the biasing means when it abuts against the adapter of the moved output rod, and an adapter that is retracted and moved against the abutment portion by the closing operation The protruding portion formed in the engagement portion is in a locked state, the overlapping portion that restricts the advance movement of the adapter, and the locked state with the overlapping portion is released by the passing swing after the door closing operation, and the advanced portion moves again. A step part that contacts the tip part of the adapter and that regulates the movement of the adapter is formed in a continuous manner between the overlapping part and the step part, and the push lifter is retracted by the passing swing after the closing operation. When it is in the fully closed position, it has an engagement hole portion through which the adapter that moves forward is released after the contact state with the stepped portion is released. Even when the output rod is moved forward with the supply opening opened, the adapter constituting the output rod can be caused to enter the engagement hole of the engagement protrusion by closing the fuel lid. The fuel lid can be held in a fully closed state. Moreover, since the push lifter is retracted by the swinging movement after the fuel lid is closed, there is no possibility that the fuel lid opens unexpectedly and the fuel supply opening is opened. Therefore, it is possible to prevent the fuel lid from opening unexpectedly and opening the fuel supply opening while improving convenience.
また、本発明のフューエルリッドロック装置によれば、アダプタは、退避移動する場合には、ロッド基体の中心軸回りに予め決められた角度だけ回転する一方、進行移動する場合には、ロッド基体の中心軸回りに退避移動するときとは逆方向に回転するものであり、係合孔部及び重合部は、フューエルリッドが全閉位置に位置する場合において該係合孔部に挿通したアダプタの姿勢を維持したまま出力ロッドの退行を許容する形状を有しているので、フューエルリッドの全閉状態を保持する状態から、出力ロッドを容易に退行移動させることができ、これにより複雑な動作を避けることができ動作信頼性を向上させることができるという効果を奏する。 Further, according to the fuel lid lock device of the present invention, when the adapter is retracted, the adapter rotates around a central axis of the rod base by a predetermined angle, whereas when the adapter moves forward, the adapter is centered on the rod base. When the fuel lid is located at the fully closed position, the engaging hole and the overlapping portion maintain the posture of the adapter inserted through the engaging hole. Since the output rod is allowed to retract, the output rod can be easily retracted from the state where the fuel lid is fully closed, thereby avoiding complicated operations. There is an effect that the operation reliability can be improved.
以下に添付図面を参照して、本発明に係るフューエルリッドロック装置の好適な実施の形態について詳細に説明する。 Exemplary embodiments of a fuel lid lock device according to the present invention will be described below in detail with reference to the accompanying drawings.
図1は、本発明の実施の形態であるフューエルリッドロック装置を模式的に示す模式図であり、一部を断面で示している。ここで例示するフューエルリッドロック装置は、フューエルリッド10と、プッシュリフタ20と、出力ロッド30とを備えて構成してある。
FIG. 1 is a schematic view schematically showing a fuel lid lock device according to an embodiment of the present invention, and a part thereof is shown in cross section. The fuel lid locking device exemplified here includes a
フューエルリッド10は、車両本体1の左側後方域に設けられた燃料供給用開口2を開閉するためのものであり、ヒンジ軸11の軸心回りに揺動可能となる態様で配設してある。このフューエルリッド10は、燃料供給用開口2を開成させる場合には、ヒンジ軸11の軸心回りに左方に向けて開扉動作する一方、燃料供給用開口2を閉成させる場合には、ヒンジ軸11の軸心回りに右方に向けて閉扉動作するものである。
The
プッシュリフタ20は、フューエルリッド10よりも車両右方側内部に配設してある。このプッシュリフタ20は、フューエルリッド10の閉扉動作後の通過揺動によって押圧されることにより突出状態と引込状態とを交互に繰り返すものである。より詳細には、フューエルリッド10の閉扉動作後の通過揺動によって自身の操作ロッド(図示せず)が該フューエルリッド10の内面に当接して押圧されることにより図示せぬハウジングに対して突出する突出状態と引き込む引込状態とを交互に繰り返すものである。そして、操作ロッドがハウジングに対して引き込んだ状態、つまり引込状態においてはフューエルリッド10が全閉状態になることを許容するものである。ここで全閉状態とは、フューエルリッド10が燃料供給用開口2を閉成する状態であって、フューエルリッド10の外面が燃料供給用開口2の周囲の外面と略同一面を形成することをいう。一方、操作ロッドがハウジングに対して突出した状態、つまり突出状態においてはフューエルリッド10が全閉状態になることを規制するものである。より詳細には、操作ロッドの先端部分がフューエルリッド10の内面を押圧して、フューエルリッド10を僅かに開扉動作した姿勢にするものである。
The
図2及び図3は、それぞれ図1に示した出力ロッド30を模式的に示すもので、図2は車両右方から見た場合を示す模式図であり、図3は車両上方から見た場合を示す模式図である。これら図2及び図3にも示すように、出力ロッド30は、車両本体1における車両右方側内部であって、燃料供給用開口2の後方側に配設してあり、ロッド基体31とアダプタ32とを備えて構成してある。
2 and 3 schematically show the
ロッド基体31は、車両本体1の前後方向に沿って延在しており、基端部が湾曲してアクチュエータ33の連結部331に連結してある。アクチュエータ33は、筐体内部にモータ等を内蔵して構成してあり、図示しないドアロック機構が施錠動作する場合と解錠動作する場合とに連動して駆動するものである。このアクチュエータ33は、ドアロック機構が施錠動作する場合には、ロッド基体31を車両前方に向けて移動させる一方、ドアロック機構が解錠動作する場合には、ロッド基体31を車両後方に向けて移動させるものである。このようにロッド基体31が車両前方に向けて移動する場合には、出力ロッド30が車両前方に向けて進出移動する一方、ロッド基体31が車両後方に向けて移動する場合には、出力ロッド30が車両後方に向けて退行移動することになる。
The
上記ロッド基体31は、図4の(a)及び(b)に示すように、その先端部に複数(図示の例では2つ)の突部311が設けてある。
As shown in FIGS. 4A and 4B, the
アダプタ32は、例えば樹脂材から形成されたものであり、ロッド基体31の先端部を覆う態様で配設してある。このアダプタ32は、図5の(a)及び(b)に拡大して示すように、先端部分に傾斜面321が形成してあるとともに、複数(図示の例では2つ)の突起部322が突設してある。このアダプタ32には、突起部322が形成された部位よりも車両後方側に長孔323が形成してある。長孔323は、ロッド基体31の突部311の進入を許容するものであり、車両前後方向に延在する長尺状孔部3231と、この長尺状孔部3231の後端から傾斜して延在する傾斜孔部3232とを有している。
The
このようなアダプタ32は、付勢手段であるバネ部材(図示せず)を介在させた状態でロッド基体31の突部311を長尺状孔部3231及び傾斜孔部3232を通過させることによりロッド基体31の先端部を覆う態様で配設してある。このアダプタ32は、ロッド基体31の延在方向に沿って進退移動可能に配設してあり、バネ部材により車両前方に向けて進行移動するよう常時付勢されている。このときロッド基体31の突部311が傾斜孔部3232の後端に位置しており、アダプタ32の進行移動が規制された状態になっている。ここで傾斜孔部3232の延在方向及び延在長さであるが、詳細は後述するが、アダプタ32の先端部分が押圧されて該アダプタ32がバネ部材の付勢力に抗して車両後方に向けて退避移動する場合に、該アダプタ32をその中心軸、すなわちロッド基体31の中心軸回りに約45°回転することができる程度に調整されている。
Such an
上記アダプタ32は、詳細は後述するが、バネ部材に付勢された自身が進行移動した状態にある場合には、突起部322がロッド基体31の中心軸回りに約45°回転した姿勢となるものである。また、図5の(b)に示される傾斜面321に関しては、アダプタ32の回転が起きた場合でも投影形状が変わらないような曲面で構成されている。
As will be described in detail later, the
上記フューエルリッド10の車両後方側端部、すなわち揺動側端部の内面には、係合突部40が突設してある。図6は、図1に示したフューエルリッド10の要部、すなわち係合突部40を示すものであり、図6の(a)は、係合突部を車両上方から見た場合を示す断面図であり、図6の(b)は、(a)の状態を車両後方から見た場合を示す説明図である。ここで例示する係合突部40は、当接部41及び係合孔部43を備えて構成してある。尚、この図6の(a)においては、説明の便宜上、フューエルリッド10が燃料供給用開口2を閉成している状態にあるものとし、図中の左方を車両前方側、図中の右方を車両後方側として説明する。
An
当接部41は、図6の(a)に示すように、車両上方から見た状態で投影した形状であって、フューエルリッド10の開閉によりアダプタ32の傾斜面321が当接可能な部位を係合突部40の突出端部に形成してあり、突出端に向かうに連れてフューエルリッド10のヒンジ軸11側(車両前方側)に漸次傾斜する傾斜部が形成してある。
As shown in FIG. 6A, the
この当接部41の途中からフューエルリッド10側(車両左方側)に向けて延在する係合孔42が形成してある。この係合孔42は、アダプタ32のうち突起部322を除く部分の進入を許容する幅を有している。また係合突部40の当接部41と係合孔42との交わり部分には湾曲部Rが形成され、アダプタ32が進入する際、引掛かりを起こさないようにしている。
An
係合孔部43は、上記係合孔42に連続する態様で設けられ、係合突部40を車両の前後方向に沿って貫通する孔である。この係合孔部43は、出力ロッド30を構成するアダプタ32の進入を許容する幅を有している。
The
この係合孔部43よりも係合突部40の突出端側には、該係合孔部43よりも幅狭な重合部44が設けてある。この重合部44の幅は、アダプタ32の先端部のうち突起部322を除く部分の進入を許容する大きさを有している。つまり、重合部44の幅は、詳細は後述するが、進行移動した状態にあるアダプタ32、すなわち突起部322がロッド基体31の中心軸回りに約45°回転した姿勢にあるアダプタ32の通過を許容する大きさを有している。
On the projecting end side of the engaging
また上記係合孔部43を構成するフューエルリッド10側(車両左方側)の壁面においては、その途中において、すなわち重合部44が設けられた個所よりも車両前方側において車両左方側に突出する段部45が設けてある。つまり、係合孔部43は、重合部44と段部45との間において互いに連続する態様で形成されている。
Further, the wall surface on the
以上のような構成を有するフューエルリッドロック装置においては、次のようにしてフューエルリッド10を全閉状態に保持することができる。
In the fuel lid lock device having the above-described configuration, the
まず、フューエルリッド10が閉扉動作をして全閉位置に位置して燃料供給用開口2を閉成している状態において、フューエルリッド10を全閉状態に保持する場合について説明する。
First, the case where the
このような状態においては、ドアロックが施錠動作することによりアクチュエータ33が駆動すると、出力ロッド30を構成するロッド基体31は、車両前方に向けて移動する。このロッド基体31の移動に伴い、該ロッド基体31の先端部を覆う態様で配設してあるアダプタ32も該ロッド基体31と一体的に車両前方に向けて移動する。すなわち、出力ロッド30が進出移動する。
In such a state, when the
このようにして出力ロッド30が進出移動することにより、出力ロッド30の先端部位となるアダプタ32は、フューエルリッド10の係合突部40における係合孔部43を挿通し、これによりフューエルリッド10の全閉状態を保持することができる。
When the
次に、フューエルリッド10が開扉動作して燃料供給用開口2が開成しており、しかもドアロックが施錠動作することによりアクチュエータ33が駆動して出力ロッド30が進出移動している状態において、フューエルリッド10を全閉状態に保持する場合について説明する。
Next, in a state where the
このような状態においてフューエルリッド10が閉扉動作すると、フューエルリッド10に設けられた係合突部40の当接部41が、図7、並びに図8の(a)及び(b)に示すように、出力ロッド30におけるアダプタ32の先端部分に当接する。ここで当接部41は傾斜部が形成してあり、しかもアダプタ32の先端部分にも傾斜面321が形成してあるので、アダプタ32はバネ部材の付勢力に抗して車両後方側に退避移動する。このようにアダプタ32が退避移動を行う際、ロッド基体31に設けた突部311がアダプタ32の長孔323における傾斜孔部3232に沿って相対的に移動する結果、図10の(a)及び(b)に示すように、アダプタ32はロッド基体31に対して該ロッド基体31の中心軸回りに約45°回転(正回転)する。
When the
上記フューエルリッド10の閉扉動作により、退避移動しながら所定角度(約45°)だけ回転したアダプタ32は、係合突部40の係合孔42に進入し、該閉扉動作に応じて該係合孔42を相対的に移動する。このとき、アダプタ32の突起部322は、係合突部40の当接部41に当接しながら移動するので、アダプタ32の先端部分は係合孔42とは離間している。
The
図9に示すように、閉扉動作するフューエルリッド10の内面にプッシュリフタ20が当接する。この場合において、図10の(a)及び(b)に示すように、アダプタ32の先端部に形成された突起部322が係合突部40の重合部44に当接して係止状態となる。つまり、係合突部40の重合部44は、閉扉動作により当接部41に当接されて退避移動したアダプタ32に形成された突起部322と係止状態となって、該アダプタ32の進行移動を規制している。
As shown in FIG. 9, the
プッシュリフタ20に当接したフューエルリッド10が、図11に示すように、燃料供給用開口2を閉成する全閉位置を通過して通過揺動すると、該フューエルリッド10の内面に当接されたプッシュリフタ20は押圧されて引込状態になる。また、このような通過揺動により、重合部44とアダプタ32との係止状態が解除され、アダプタ32が、図12の(a)及び(b)に示すように、バネ部材に付勢されて車両前方に向けて進行移動し、その一部が係合孔部43に進入する。
As shown in FIG. 11, when the
一部が係合孔部43に進入したアダプタ32は、図13、並びに図14の(a)及び(b)に示すように先端部分が係合突部40の段部45に当接して進行移動が規制される。つまり、係合突部40の段部45は、閉扉動作後の通過揺動により重合部44との係止状態が解除されて再び進行移動したアダプタ32の先端部分に当接して該アダプタ32の進行移動を規制している。
The
通過揺動したフューエルリッド10は、図15に示すように、その後に車両左方側に僅かに揺動して燃料供給用開口2を閉成する全閉位置に位置して全閉状態になると、図16の(a)及び(b)に示すように、アダプタ32と段部45との当接状態が解除される。そうすると、アダプタ32は、バネ部材に付勢されて進行移動する。かかる進行移動する際、ロッド基体31の突部311が長孔323の傾斜孔部3232を相対的に移動するので、アダプタ32は、ロッド基体31の中心軸回りに約45°回転(逆回転)する。このようにアダプタ32が進行移動することによって係合突部40の係合孔部43を挿通し、これによりフューエルリッド10の全閉状態を保持することができる。
As shown in FIG. 15, when the
ところで、進行移動したアダプタ32は、自身に配設された突起部322がロッド基体31の中心軸回りに約45°回転した姿勢にあり、重合部44の幅を通過することも可能になっている。そのため、フューエルリッド10の全閉状態を保持した状態から、ドアロックが解錠動作することによりアクチュエータ33が駆動すると、アダプタ32の姿勢を維持したまま出力ロッド30が退行移動することができる。つまり、係合孔部43及び重合部44は、該係合孔部43に挿通したアダプタ32が退行することを許容する形状を有している。
By the way, the
以上説明したように本実施の形態であるフューエルリッドロック装置によれば、出力ロッド30は、アクチュエータ33の駆動により自身の中心軸方向に沿って進退移動するロッド基体31と、ロッド基体31の先端部を覆う態様で該ロッド基体31の中心軸方向に沿って進退移動可能に配設され、該ロッド基体31との間に介在するバネ部材により進行移動するよう付勢されたアダプタ32とを備え、フューエルリッド10の係合突部40は、閉扉動作を行って進行移動した出力ロッド30のアダプタ32に当接した場合には、該アダプタ32をバネ部材の付勢力に抗して退避移動させる当接部41と、閉扉動作により当接部41に当接されて退避移動したアダプタ32に形成された突起部322と係止状態となって、該アダプタ32の進行移動を規制する重合部44と、閉扉動作後の通過揺動により重合部44との係止状態が解除されて再び進行移動したアダプタ32の先端部分に当接して該アダプタ32の進行移動を規制する段部45と、プッシュリフタ20が引込状態となって全閉位置に位置する場合に、段部45との当接状態が解除されて進行移動するアダプタ32を挿通させる係合孔部43とを有しているので、フューエルリッド10が開扉動作して燃料供給用開口2を開成している状態でドアロックが施錠動作して出力ロッド30が進出移動した状態になっても、フューエルリッド10を閉扉動作させることで出力ロッド30を構成するアダプタ32を係合突部40の係合孔部43に進入させることができ、再度ドアロックを解錠動作させて施錠動作させなくてもフューエルリッド10を全閉状態に保持することができる。しかもフューエルリッド10の閉扉動作後の通過揺動によりプッシュリフタ20を引込状態にしているので、不意にフューエルリッド10が開扉動作して燃料供給用開口2が開成してしまう虞れもない。従って、利便性の向上を図りながら、不意にフューエルリッド10が開扉動作して燃料供給用開口2が開成してしまうことを防止することができる。
As described above, according to the fuel lid lock device of the present embodiment, the
上記フューエルリッドロック装置によれば、フューエルリッド10の閉扉動作後の通過揺動から全閉位置に位置するまでの間は、重合部44でアダプタ32の突起部322と係止状態にさせた後に、段部45でアダプタ32の先端部分と当接状態にさせるので、係合孔部43にアダプタ32を挿通させることがない。そのため係合孔部43は、自身にアダプタを挿通させた後にフューエルリッド10の通過揺動を許容するだけの大きさを必要とせず、これにより係合孔部43の幅は、アダプタ32が挿通することができるのに必要十分な大きさにすることができ、アダプタ32とのガタ量を小さいものにすることができる。また上記フューエルリッドロック装置によれば、アダプタ32が係合孔部43を挿通する前、すなわちフューエルリッド10の外面が燃料供給用開口2の周囲の外面と略同一面を形成する前におけるアダプタ32の軸線方向と係合孔部43の長手方向とが傾いた状態のとき、アダプタ32の先端部分は、係合孔部43よりも段部45の幅だけ幅広な係合孔部43の重合部44の近傍に位置することで傾きを吸収することができる。そのため係合孔部43の幅は、アダプタ32が挿通することができるのに必要十分な大きさにすることができ、アダプタ32とのガタ量を小さいものにすることができる。
According to the fuel lid locking device described above, after the
また上記フューエルリッドロック装置によれば、出力ロッド30と係合突部40との構造上の工夫で上記作用効果を奏しており、高価な電子デバイス等を用いることがないので、コストの増大化を抑制することができ、しかも従前の車両にも適用可能で、汎用性に優れたものとなる。
Further, according to the fuel lid lock device, the above-described effects are achieved by the structural contrivance between the
また上記フューエルリッドロック装置によれば、アダプタ32は、退避移動する場合には、ロッド基体31の中心軸回りに予め決められた角度(約45°)だけ正回転する一方、進行移動する場合には、ロッド基体31の中心軸回りに約45°だけ逆回転するものであり、係合孔部43及び重合部44は、フューエルリッド10が全閉位置に位置する場合において該係合孔部43に挿通したアダプタ32の姿勢を維持したまま出力ロッド30の退行を許容する形状を有しているので、フューエルリッド10の全閉状態を保持する状態から、出力ロッド30を容易に退行移動させることができ、これにより複雑な動作を避けることができ動作信頼性を向上させることができる。
Further, according to the fuel lid lock device, when the
1 車両本体
2 燃料供給用開口
10 フューエルリッド
11 ヒンジ軸
20 プッシュリフタ
30 出力ロッド
31 ロッド基体
311 突部
32 アダプタ
321 傾斜面
322 突起部
323 長孔
3231 長尺孔部
3232 傾斜孔部
33 アクチュエータ
331 連結部
40 係合突部
41 当接部
42 係合孔
43 係合孔部
44 重合部
45 段部
DESCRIPTION OF
Claims (2)
閉扉動作する前記フューエルリッドが前記燃料供給用開口を全閉する全閉位置を通過する通過揺動を行うことによって押圧されることにより突出状態と引込状態とを交互に繰り返し、前記引込状態においては前記フューエルリッドが全閉状態になることを許容する一方、前記突出状態においては前記フューエルリッドが全閉状態になることを規制するプッシュリフタと、
アクチュエータの駆動により自身の延在方向に沿って進退移動可能に設けられ、進出移動した場合には前記フューエルリッドの全閉状態保持を可能にする一方、退行移動した場合には前記フューエルリッドが開扉動作することを許容する出力ロッドと
を備えたフューエルリッドロック装置において、
前記出力ロッドは、前記アクチュエータの駆動により自身の中心軸方向に沿って進退移動するロッド基体と、前記ロッド基体の先端部を覆う態様で該ロッド基体の中心軸方向に沿って進退移動可能に配設され、該ロッド基体との間に介在する付勢手段により進行移動するよう付勢されたアダプタとを備えてなり、
前記フューエルリッドは、
閉扉動作を行って進行移動した前記出力ロッドのアダプタに当接した場合には、該アダプタを前記付勢手段の付勢力に抗して退避移動させる当接部と、
前記閉扉動作により前記当接部に当接されて退避移動した前記アダプタに形成された突起部と係止状態となって、該アダプタの進行移動を規制する重合部と、
前記閉扉動作後の通過揺動により前記重合部との係止状態が解除されて再び進行移動した前記アダプタの先端部分に当接して該アダプタの進行移動を規制する段部と、
前記重合部と前記段部との間において互いに連続する態様で形成され、前記閉扉動作後の通過揺動により前記プッシュリフタが引込状態となって全閉位置に位置する場合に、前記段部との当接状態が解除されて進行移動する前記アダプタを挿通させる係合孔部と
を有する係合突部を備えたことを特徴とするフューエルリッドロック装置。 A fuel lid disposed so as to be swingable in a manner of opening and closing a fuel supply opening of the vehicle body;
The fuel lid that performs the door closing operation is alternately pressed between a protruding state and a retracted state by being pressed by performing a swinging movement that passes through a fully closed position that fully closes the fuel supply opening. A push lifter that allows the fuel lid to be fully closed while restricting the fuel lid from being fully closed in the protruding state;
It is provided so that it can move forward and backward along its extension direction by driving the actuator, and when it moves forward, the fuel lid can be kept fully closed, while when it moves backward, the fuel lid opens. A fuel lid locking device with an output rod that allows
The output rod is arranged so as to move forward and backward along the central axis direction of the rod base in such a manner as to cover the tip of the rod base and the rod base that moves forward and backward along the central axis direction of the rod base by driving the actuator. An adapter that is urged to move forward by urging means interposed between the rod base and the rod base;
The fuel lid is
When abutting against the adapter of the output rod that has moved forward by performing a closing operation, a contact portion that retracts the adapter against the biasing force of the biasing means;
The overlapping portion that restricts the movement of the adapter in a locked state with the protrusion formed on the adapter that has been retracted and moved against the contact portion by the closing operation;
A stepped portion that abuts on the tip of the adapter that has been moved forward again after the locked state with the overlapped portion is released by swinging after the door closing operation, and restricts the adapter moving forward, and
When the push lifter is retracted and positioned at the fully closed position by the swinging movement after the closing operation, the step part is formed between the overlapping part and the step part. A fuel lid lock device comprising: an engagement protrusion having an engagement hole portion through which the adapter that moves forward when the contact state is released is inserted.
前記係合孔部及び前記重合部は、前記フューエルリッドが全閉位置に位置する場合において該係合孔部に挿通した前記アダプタの姿勢を維持したまま前記出力ロッドの退行を許容する形状を有していることを特徴とする請求項1に記載のフューエルリッドロック装置。 The adapter rotates by a predetermined angle around the central axis of the rod base when the retracting movement is performed, while the adapter moves around the central axis of the rod base when moving forward. It rotates in the opposite direction of time,
The engaging hole portion and the overlapping portion have a shape that allows the output rod to retract while maintaining the posture of the adapter inserted through the engaging hole portion when the fuel lid is located at the fully closed position. The fuel lid lock device according to claim 1, wherein the fuel lid lock device is provided.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010003131A JP2011140841A (en) | 2010-01-08 | 2010-01-08 | Fuel lid locking device |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2010003131A JP2011140841A (en) | 2010-01-08 | 2010-01-08 | Fuel lid locking device |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011140841A true JP2011140841A (en) | 2011-07-21 |
Family
ID=44456873
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010003131A Withdrawn JP2011140841A (en) | 2010-01-08 | 2010-01-08 | Fuel lid locking device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2011140841A (en) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018008690A (en) * | 2013-12-02 | 2018-01-18 | 株式会社ニフコ | Lid device |
CN113798648A (en) * | 2021-09-23 | 2021-12-17 | 中国五冶集团有限公司 | Portable safe leak protection type welding electrode storage tube |
-
2010
- 2010-01-08 JP JP2010003131A patent/JP2011140841A/en not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018008690A (en) * | 2013-12-02 | 2018-01-18 | 株式会社ニフコ | Lid device |
US10328792B2 (en) | 2013-12-02 | 2019-06-25 | Nifco Inc. | Lid device |
CN113798648A (en) * | 2021-09-23 | 2021-12-17 | 中国五冶集团有限公司 | Portable safe leak protection type welding electrode storage tube |
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A521 | Written amendment |
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