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JP2011037314A - 車両用スポイラー取付方法 - Google Patents

車両用スポイラー取付方法 Download PDF

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JP2011037314A
JP2011037314A JP2009184008A JP2009184008A JP2011037314A JP 2011037314 A JP2011037314 A JP 2011037314A JP 2009184008 A JP2009184008 A JP 2009184008A JP 2009184008 A JP2009184008 A JP 2009184008A JP 2011037314 A JP2011037314 A JP 2011037314A
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JP
Japan
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spoiler
hole
mounting
attached
vehicle
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Withdrawn
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JP2009184008A
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Masayasu Sawara
正泰 佐原
Yasuhisa Kuzutani
泰久 葛谷
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Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
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Publication date
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Abstract

【課題】被取付体へのマーキングが不要であり、しかも孔を開ける際に別途位置決め用治具の準備が不要でありながら孔開けが可能なスポイラーの取付方法を提供する。
【解決手段】スポイラー10をインナー部20とアウター部30から構成し、インナー部20があらかじめ有している第1透孔22に合わせて被取付体へスポイラー取付孔12をあける。その為、孔開け用の治具を別途準備する必要がない。
【選択図】図2

Description

本発明は、スポイラーの取付方法に関するものである。
スポイラーはトランクリッド、又はバックドア等に複数のボルトを用いて車両に取り付けられる。その際、トランクリッド、又はバックドア等の被取り付け部材にはスポイラーの取付位置に合わせて孔を開けなければならない。その取付方法として、特許文献1には、ブロー成形されたスポイラー取付部のインサートナットに取付治具を挿入固定し、スポイラーを車両トランクリッド所定取付位置に位置させて車体方向に押圧し、取付治具のマーカー部に滲み込ませた転写剤をトランクリッドの外装面に転写し、転写されたマークの位置に孔を開け、トランクリッド裏面からボルトによりスポイラーを取り付ける方法が開示されている。
しかし、上記従来の方法では、スポイラー取付部のインサートナットの大きさに合わせて取付治具を用意する必要があり、汎用性に欠け、コストアップを招く。さらに、転写剤として、通常のインクを使用するとインクがトランクリッドの塗装された外装面で弾かれてマーキングされにくく、その結果被取付体に開口した孔とスポイラー取付ナットの位置がずれる虞があり、その状態で取付を行うと、スポイラーに無理な力がかかり、スポイラーが破損したり、スポイラーの取付自体が不可能になるという不具合がある。さらに、上記従来のスポイラーはブロー成形品であり、車内側から取付を行えない場合には、被取付体への取付が困難である。
そこで、特許文献2では、製品たるスポイラーの取付部に粘着剤層を有する取付位置表示器を貼り付ける。取付位置表示器は、被取付体にマーキングする為の位置表示部材を有しており、中心には透孔があいている。この透孔とスポイラーの取付部の取付孔に合わせて貼り付ける為、大きさに合わせた取付治具の用意が不要であり、被取付体へのマーキングは粘着剤層を持った位置表示部材が貼り付くことで行われる。該透孔にポンチを合わせて被取付体に孔をあける為、インクが弾かれる虞も無い。
しかし、上記の方法によっても被取付体に孔を開けるために取付位置表示器の準備が必要になる為その分のコストがかかる。その上、粘着剤層に誤って手を触れた場合には粘着が弱る可能性があり、その結果、貼り付けたマーキングがずれ、被取付体へ孔を開ける際に位置がずれる可能性がある。つまり、取付孔を開けるためにマーキング用の別部材(上記従来方法では取付位置表示器)を使用すると、被取付体への孔開けがずれてしまう可能性が高まり、スポイラーが破損したり、取付が困難となる可能性がある。
特開平5−201361
特開平10−211892
そこで本願は、被取付体へ孔を開ける際、別途位置決め用治具の準備、及びマーキングが不要でありながら孔開けが可能なスポイラーの取付方法を提供する。
前記課題を解決する為の請求項1の発明は、被取付体に面するスポイラーの取付位置に合わせて被取付体にスポイラー取付孔を開けた後、上記スポイラー取付孔を通してスポイラーを被取付体に取り付ける車両用スポイラー取付方法において、上記スポイラーはアウター部とインナー部からなり、該インナー部は、被取付体のスポイラー取付孔を開ける位置にあらかじめ第1透孔を有しており、該第1透孔に合わせてスポイラー取付孔を開けた後アウター部を取付けた事を特徴とする車両用スポイラー取付方法である。この取付方法によれば、車体に面するスポイラーの取付位置にスポイラーのインナー部を合わせた後、インナー部自身があらかじめ有している第1透孔にポンチ等を当て、ドリル等によってスポイラー取付孔をあける。その為、孔開け用の治具を別途準備する必要がない。さらに車体にマーキングを行う必要も型紙の準備も必要ないため、被取付体への孔開けがずれる可能性が低くなり、それ故、スポイラーの取付を確実に行う事が出来る。
さらに請求項2の発明では、前記スポイラーのアウター部は取付座を有し、該取付座は取付孔を有しており、インナー部の第2透孔に取り付けられる事を特徴としている。この取付方法によれば、スポイラーのインナー部を被取付体に取り付けた後、取付座に取付孔を有するアウター部をインナー部にあらかじめ設けられている第2透孔に取り付ける事でスポイラーのインナー部とアウター部が組み付く。つまり、被取付体に孔を開ける為の第1透孔をアウター部で隠すだけでなく、スポイラーのインナー部を車内側から取り付けることが出来ない場合でも、車外側からの作業だけでインナー部を取付けることができ、その後にアウター部と取り付ける事でスポイラーを取り付けることが出来る。
さらに請求項3の発明では、前記スポイラーのインナー部の第2透孔はカバーを有する事を特徴としている。この取付方法によれば、インナー部の第2透孔にカバーを付けることにより、車外側からはどこからもビスやボルトによる取付が視認出来なくなるため、意匠性が向上する。
図1はスポイラーを取り付けた車両の斜視図である。 図2はスポイラーの要部拡大図である。 図3はスポイラーを裏面側から見た分解斜視図である。 図4は図2のA-A断面を表す図である。 図5は図2のB-B断面を表す図である。 図6は図2のC-C断面を表す図である。
本発明の1実施例について、図1〜図6に基づいて説明すれば、以下の通りである。
自動車においては、樹脂により成形されたスポイラー10が装着されることがある。図1に示すように、スポイラー10は、被取付体たる車両のリヤドア1に取付られ、リヤウインドウ3の上部に位置している。本実施形態のスポイラー10は、アウター部30とインナー部20で構成されている。
次に、本実施形態におけるスポイラー10の取付方法につき説明する。まず、被取付体たる車両のリヤドア1の取付位置にスポイラー10のインナー部20を当て、最適位置に合わせる。本実施形態では、図3に示す凹部17を車両の図示しないウッシャーノズルの位置に合わせ、センター位置を決めて最適位置に合わせる。図2及び図3に示すように、スポイラー10のインナー部20は複数の第1透孔22を有しており、この第1透孔22に合わせてポンチ等を打ち付け、その後ドリル等により、リヤドア1にスポイラー取付孔12を形成する。この取付方法によれば、スポイラー10のインナー部20が元々有している第1透孔22に合わせて車両のリヤドア1に孔を開けるため、別途孔開け用の治具が必要ないため、孔開けがずれてスポイラー10が取付困難となる虞がない。
上記のように形成されたスポイラー取付孔12は図4に示すように、リヤウインドウ3側の所定の固定位置と、図5に示すように、ルーフ2側の所定の固定位置に開けられる。リヤウインドウ3側とルーフ2側の双方にスポイラー取付孔12を設けてインナー部20を取付ける事によって、どちらか一方のみで取付けを行う場合より強固にインナー部20を取付ける事が出来る。本実施形態のインナー部20では、ルーフ2側に2箇所、リヤウインドウ3側に4箇所第1透孔22を設けた。
スポイラー取付孔12をドリル等で開けた後、車両の内外装部品の取付に用いられる公知のターンナット24を挿入し、図示しないガスケットをスポイラー取付孔12周縁とインナー部20の間にセットし、次にインナー部20の第1透孔22とガスケット及び前記スポイラー取付孔12を貫通するようにあわせ、ターンナット24のねじ27を貫通するよう合わせた孔に挿入し、ねじ27を締め、リヤドア1にインナー部20を固定する。この取付方法によれば、車内側からの取付が行えない場合でも、車外側から孔開け作業及び取付作業を行うだけで、スポイラー10をリヤドア1に取付ることが出来、車体表面側及び車体裏面側双方からの作業が不要なため、取付がすばやく行えるだけでなく、車内側からの取付が行えない場合でも、スポイラー10の取付が可能となる。
上記のようにリヤドア1にインナー部20を固定した後、スポイラー10のアウター部30を組み付ける。図3に示すようにアウター部30は複数の取付座32を有し、各取付座32は、それぞれ取付孔33を有する。この取付孔33を、図2及び図3に示すインナー部20の第2透孔23に貫通するように合わせる。その後、図6に示すように、ボルト29によりアウター部30を取付ける。
図2に示すように、インナー部20は、クッション部28を有している。スポイラー10のインナー部20とアウター部30の取付の際、このクッション部28は、アウター部30とインナー部20との間に両面テープ7を介して結合されるようインナー部20から上方に伸びている。
また、インナー部20のリブ26は、アウター部30が組み付いた際に剛性を持たせることが出来る。
上記のようにスポイラー10のインナー部20とアウター部30を取付けた後、インナー部20にカバー25を取付ける。図1に示すように、インナー部20は、角度によって、インナー部20の第2透孔23及びボルト29が外部から視認される虞がある。その為、カバー25を取付けることにより、外部から視認される虞が無くなり、意匠性が向上する。本実施形態では、第2透孔23及びカバー25をそれぞれ3箇所設けた。
また、インナー部20は、複数の水抜き孔15を有する。この水抜き孔15があることにより、スポイラー10をインナー部20とアウター部30の2部品構成としても、スポイラー10内部に水がたまることが防止出来る。
なお、本実施形態は以下のように変更してもよい。
両面テープ7は、クッション部28のみではなく、第1透孔22間にも貼り付けてもよい。そうすることにより、アウター部30とインナー部20をさらに強力に貼り付けることが出来る。
本実施例では、第1透孔22をリヤウインドウ3側とルーフ2側の2箇所に設けたが、この位置に特に限定するものではなく、被取付体及びスポイラー10の形状に合わせた箇所に設けることが出来る。
取付座32、クッション部28、リブ26等の数も特に限定するものではなく、被取付体及びスポイラー10の形状に合わせ、任意に選択することが出来る。
1 リヤドア
2 ルーフ
3 リヤウインドウ
7 両面テープ
10 スポイラー
12 スポイラー取付孔
15 水抜き孔
20 インナー部
22 第1透孔
23 第2透孔
24 ターンナット
25 カバー
26 リブ
27 ねじ
28 クッション部
29 ボルト
30 アウター部
32 取付座
33 取付孔

Claims (3)

  1. 被取付体に面するスポイラーの取付位置に合わせて被取付体にスポイラー取付孔を開けた後、上記スポイラー取付孔を通してスポイラーを被取付体に取り付ける車両用スポイラー取付方法において、上記スポイラーはアウター部とインナー部からなり、該インナー部は、車体のスポイラー取付孔を開ける位置にあらかじめ第1透孔を有しており、該第1透孔に合わせてスポイラー取付孔を開ける事を特徴とする車両用スポイラー取付方法。
  2. 前記スポイラーのアウター部は取付座を有し、該取付座は取付孔を有しており、インナー部の第2透孔に取り付けられる事を特徴とする請求項1に記載の車両用スポイラー取付方法。
  3. 前記スポイラーのインナー部の第2透孔はカバーを有する事を特徴とする請求項1及び請求項2に記載の車両用スポイラー取付方法。
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