JP2011034750A - 導電膜形成用組成物、及び導電膜形成法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 貴金属化合物、銅塩、配位性化合物、及び還元剤を含有する導電膜形成用組成物を、基材に塗布し、非酸化性雰囲気下で加熱することにより、基材上に導電膜を形成する。
【選択図】なし
Description
で示される化合物、及び/又は下記一般式(2)
で示される化合物が好適なものとして例示される。
テトラヒドロフラン10gに酢酸銀0.085gを加え、酢酸銅を1.8g、N,N,N’,N’−テトラメチルエチレンジアミンを2.2g順次添加した。60℃に加熱した後、完全に溶解するまで10分間攪拌した。次に0℃まで冷却し、1,2−プロパンジオールを1.6g添加し、0℃のまま30分間攪拌し、均一な溶液とした。この溶液を、0.5μmメンブランフィルターで濾過した後、得られた濾液中のテトラヒドロフランを、減圧濃縮により脱溶剤して、導電膜形成用組成物を調製した(以下、表記を簡潔にするため、「塗布液A」と称する)。この導電膜形成用組成物を遮光条件、0℃で保存したところ1日経過後も、沈殿の析出はな無く、均一な溶液であった。
テトラヒドロフラン10gに酢酸パラジウム0.11gを加え、プロピオン酸銅を2.1g、N,N,N’,N”,N”−ペンタメチルジエチレントリアミンを3.5g順次添加した。60℃に加熱した後、完全に溶解するまで10分間攪拌した。次に0℃まで冷却し、3−N,N−ジエチルアミノ−1,2−プロパンジオールを3.5g添加し、0℃のまま30分間攪拌し、均一な溶液とした。この溶液を、0.5μmメンブランフィルターで濾過した後、得られた濾液中のテトラヒドロフランを、減圧濃縮により脱溶剤して、導電膜形成用組成物を調製した(以下、表記を簡潔にするため、「塗布液B」と称する)。この導電膜形成用組成物を遮光条件、0℃で保存したところ、1日経過後も沈殿の析出は無く、均一な溶液であった。
テトラヒドロフラン10gに酢酸銀0.085gを加え、1,1,1,5,5,5−ヘキサフルオロアセチルアセトナト銅を2.4g、n−ヘキサンチオールを4.8g順次添加した。60℃に加熱した後、完全に溶解するまで10分間攪拌した。次に0℃まで冷却し、グリオキシル酸を1.8g添加し、0℃のまま30分間攪拌し、均一な溶液とした。この溶液を、0.5μmメンブランフィルターで濾過した後、得られた濾液中のテトラヒドロフランを、減圧濃縮により脱溶剤して、導電膜形成用組成物を調製した(以下、表記を簡潔にするため、「塗布液C」と称する)。この導電膜形成用組成物を遮光条件、0℃で保存したところ、1日経過後も沈殿の析出は無く、均一な溶液であった。
テトラヒドロフラン10gに酢酸銀0.085gを加え、ギ酸銅を1.5g、n−ヘキシルアミンを2.1g順次添加した。室温で、完全に溶解するまで10分間攪拌し、均一な溶液とした。この溶液を、0.5μmメンブランフィルターで濾過した後、得られた濾液中のテトラヒドロフランを、減圧濃縮により脱溶剤して、導電膜形成用組成物を調製した(以下、表記を簡潔にするため、「塗布液D」と称する)。この導電膜形成用組成物を遮光条件、0℃で保存したところ、1日経過後も沈殿の析出は無く、均一な溶液であった。
以下の参考例において、銀微粒子の平均粒子径は、透過型電子顕微鏡(TEM)で、観測した視野の中から、ランダムに3箇所選択し、1,000,000倍の倍率で撮影を行い、それぞれの写真から、粒子を計100個選択し、その直径をものさしで測り、測定倍率を除して粒子径を算出し、これらの値を算術平均することにより求めた。TEMは日本電子社製、商品名「JEM−2000FX」を使用した。また、元素分析はパーキンエルマー全自動元素分析装置 「2400II」により測定し、1H−NMRはVarian製「Gemini−200」により測定した。
テトラヒドロフラン10gに実施例1で得られた銀微粒子を0.14g加え、酢酸銅を1.8g、N,N,N’,N’−テトラメチルエチレンジアミンを2.2g順次添加した。60℃に加熱した後、完全に溶解するまで10分間攪拌した。次に0℃まで冷却し、1,2−プロパンジオールを1.6g添加し、0℃のまま30分間攪拌し、均一な溶液とした。この溶液を、0.5μmメンブランフィルターで濾過した後、得られた濾液中のテトラヒドロフランを、減圧濃縮により脱溶剤して、導電膜形成用組成物を調製した。この導電膜形成用組成物を遮光条件、0℃で保存したところ、1日経過後沈殿が析出した。
テトラヒドロフラン10gに酢酸銀0.085gを加え、1,1,1,5,5,5−ヘキサフルオロアセチルアセトナト銅を2.4g添加した。60℃に加熱した後、完全に溶解するまで10分間攪拌した。次に0℃まで冷却し、グリオキシル酸を1.8g添加し、0℃のまま30分間攪拌し、均一な溶液とした。この溶液を、0.5μmメンブランフィルターで濾過した後、得られた濾液中のテトラヒドロフランを、減圧濃縮により脱溶剤して、導電膜形成用組成物を調製した。この導電膜形成用組成物を遮光条件、0℃で保存したところ、1日経過後沈殿が析出した。
テトラヒドロフラン10gに酢酸銀0.085gを加え、ギ酸銅を1.5g、n−ヘキシルアミンを2.1g順次添加した。室温で、完全に溶解するまで10分間攪拌し、均一な溶液とした。この溶液を、0.5μmメンブランフィルターで濾過した後、得られた濾液中のテトラヒドロフランを、減圧濃縮により脱溶剤して、導電膜形成用組成物を調製した(以下、表記を簡潔にするため、「塗布液E」と称する)。この導電膜形成用組成物を遮光条件、0℃で保存したところ、1日経過後も沈殿の析出は無く、均一な溶液であった。
テトラヒドロフラン10gにギ酸銅無水物を1.5g、3−メトキシプロピルアミンを1.8g順次添加した。室温で、完全に溶解するまで10分間攪拌し、均一な溶液とした。この溶液を、0.5μmメンブランフィルターで濾過した後、得られた濾液中のテトラヒドロフランを、減圧濃縮により脱溶剤して、導電膜形成用組成物を調製した(以下、表記を簡潔にするため、「塗布液F」と称する)。この導電膜形成用組成物を遮光条件、0℃で保存したところ、1日経過後も沈殿の析出は無く、均一な溶液であった。
ガラス基材上に、上記実施例、比較例で得られた塗布液A〜Fを、それぞれのバーコーター(番線の番号:No.40)を使用して均一に塗布し、5mm×50mm、膜厚約90μmの均一な塗布膜とした。次に、窒素ガスを6L/分の流量で流通した加熱炉で、これら塗布液を塗布したガラス基材を30分間、加熱処理を行い、導電膜を得た。上記した各塗布液において、最も高い導電性を示す導電膜が形成可能であった温度を「加熱温度」とした。
Claims (29)
- 貴金属化合物、銅塩、配位性化合物、及び還元剤を含有する導電膜形成用組成物。
- 貴金属化合物が、銀イオン、白金イオン、及びパラジウムイオンからなる群より選ばれる一種又は二種以上であることを特徴とする請求項1に記載の導電膜形成用組成物。
- 貴金属化合物が、貴金属塩、貴金属酸化物、及び貴金属硫化物からなる群より選ばれる一種又は二種以上であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の導電膜形成用組成物。
- 貴金属塩が、貴金属カルボン酸塩、及び貴金属とアセチルアセトン誘導体との錯塩からなる群より選ばれる一種又は二種以上であることを特徴とする請求項3に記載の導電膜形成用組成物。
- 貴金属化合物が、ギ酸銀、酢酸銀、トリフルオロ酢酸銀、プロピオン酸銀、酪酸銀、イソ酪酸銀、吉草酸銀、イソ吉草酸銀、ピバリン酸銀、ヘキサン酸銀、ヘプタン酸銀、シクロヘキサンカルボン酸銀、オクタン酸銀、2−エチルヘキサン酸銀、ノナン酸銀、デカン酸銀、ウンデカン酸銀、ドデカン酸銀、トリデカン酸銀、オレイン酸銀、リノール酸銀、リノレン酸銀、安息香酸銀、ギ酸パラジウム、酢酸パラジウム、トリフルオロ酢酸パラジウム、プロピオン酸パラジウム、酪酸パラジウム、イソ酪酸パラジウム、吉草酸パラジウム、イソ吉草酸パラジウム、ピバリン酸パラジウム、ヘキサン酸パラジウム、ヘプタン酸パラジウム、シクロヘキサンカルボン酸パラジウム、オクタン酸パラジウム、2−エチルヘキサン酸銀パラジウム、ノナン酸パラジウム、デカン酸パラジウム、ウンデカン酸パラジウム、ドデカン酸パラジウム、トリデカン酸パラジウム、オレイン酸パラジウム、リノール酸パラジウム、リノレン酸パラジウム、安息香酸パラジウム、アセチルアセトナト銀、ヘキサフルオロアセチルアセトナト銀、アセチルアセトナトパラジウム、及びヘキサフルオロアセチルアセトナトパラジウムからなる群より選ばれる一種又は二種以上であることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の導電膜形成用組成物。
- 銅塩が、銅カルボン酸塩、及び銅とアセチルアセトン誘導体との錯塩からなる群より選ばれる1種又は2種以上であることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の導電膜形成用組成物。
- 銅塩が、酢酸銅、トリフルオロ酢酸銅、プロピオン酸銅、酪酸銅、イソ酪酸銅、2−メチル酪酸銅、ピバリン酸銅、ギ酸銅、ヒドロキシ酢酸銅、グリオキシル酸銅、シュウ酸銅、アセチルアセトナト銅、1,1,1−トリフルオロアセチルアセトナト銅、及び1,1,1,5,5,5−ヘキサフルオロアセチルアセトナト銅からなる群より選ばれる一種又は二種以上であることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の導電膜形成用組成物。
- 配位性化合物が、アルカンチオール類、アミン類からなる群より選ばれる一種又は二種以上の化合物であることを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の導電膜形成用組成物。
- アルカンチオール類が、エタンチオール、n−プロパンチオール、i−プロパンチオール、n−ブタンチオール、i−ブタンチオール、t−ブタンチオール、n−ペンタンチオール、n−ヘキサンチオール、シクロヘキサンチオール、n−ヘプタンチオール、n−オクタンチオール、及び2−エチルヘキサンチオールからなる群より選ばれる一種又は二種以上であることを特徴とする請求項8に記載の導電膜形成用組成物。
- アミン類が、エチルアミン、n−プロピルアミン、i−プロピルアミン、n−ブチルアミン、i−ブチルアミン、t−ブチルアミン、n−ペンチルアミン、n−ヘキシルアミン、シクロヘキシルアミン、n−ヘプチルアミン、n−オクチルアミン、2−エチルヘキシルアミン、n−ノニルアミン、n−デシルアミン、n−ウンデシルアミン、n−ドデシルアミン、n−トリデシルアミン、n−テトラデシルアミン、n−ペンタデシルアミン、n−ヘキサデシルアミン、ベンジルアミン、エチレンジアミン、N−メチルエチレンジアミン、N,N’−ジメチルエチレンジアミン、N,N,N’,N’−テトラメチルエチレンジアミン、N−エチルエチレンジアミン、N,N’−ジエチルエチレンジアミン、1,3−プロパンジアミン、N,N’−ジメチル−1,3−プロパンジアミン、1,4−ブタンジアミン、N,N’−ジメチル−1,4−ブタンジアミン、1,5−ペンタンジアミン、N,N’−ジメチル−1,5−ペンタンジアミン、1,6−ヘキサンジアミン、N,N’−ジメチル−1,6−ヘキサンジアミン、イソホロンジアミン、ジエチレントリアミン、N,N,N’,N”,N”−ペンタメチルジエチレントリアミン、N−(アミノエチル)ピペラジン、N−(アミノプロピル)ピペラジンからなる群より選ばれる一種又は二種以上であることを特徴とする請求項9に記載の導電膜形成用組成物。
- 還元剤が、ジオール類、及び還元力を有するカルボン酸からなる群より選ばれる一種又は二種以上であることを特徴とする請求項1乃至請求項10のいずれかに記載の導電膜形成用組成物。
- ジオール類が、エチレングリコール、プロピレングリコール、1,2−ブタンジオール、2,3−ブタンジオール、1,2−ペンタンジオール、2,3−ペンタンジオール、1,2−ヘキサンジオール、2,3−ヘキサンジオール、3,4−ヘキサンジオール、2,3−ヘプタンジオール、3,4−ヘプタンジオール、3,4−オクタンジオール、4,5−オクタンジオール、3,4−ノナンジオール、4,5−ノナンジオール、3,4−デカンジオール、4,5−デカンジオール、5,6−デカンジオール、3−N,N−ジメチルアミノ−1,2−プロパンジオール、3−N,N−ジエチルアミノ−1,2−プロパンジオール、3−N,N−ジ−n−プロピルアミノ−1,2−プロパンジオール、3−N,N−ジ−i−プロピルアミノ−1,2−プロパンジオール、3−N,N−ジ−n−ブチルアミノ−1,2−プロパンジオール、3−N,N−ジ−i−ブチルアミノ−1,2−プロパンジオール、及び3−N,N−ジ−t−ブチルアミノ−1,2−プロパンジオールからなる群より選ばれる一種又は二種以上である請求項11に記載の導電膜形成用組成物。
- 還元力を有するカルボン酸が、ギ酸、ヒドロキシ酢酸、グリオキシル酸、乳酸、シュウ酸、酒石酸、リンゴ酸、及びクエン酸からなる群より選ばれる少なくとも一種である請求項11に記載の導電膜形成用組成物。
- 導電膜形成用組成物全量に対し、貴金属化合物の濃度が1重量ppm〜50重量%、銅塩の濃度が0.1〜80重量%、配位性化合物の濃度が0.1〜80重量%、及び還元剤の濃度が0.1〜80重量%の範囲であることを特徴とする請求項1乃至請求項17のいずれかに記載の導電膜形成用組成物。
- 貴金属化合物、還元性を有するカルボン酸との銅塩、及び配位性化合物を含有する導電膜形成用組成物。
- 貴金属化合物が、銀イオン、白金イオン、及びパラジウムイオンからなる群より選ばれる一種又は二種以上であることを特徴とする請求項15に記載の導電膜形成用組成物。
- 貴金属化合物が、貴金属塩、貴金属酸化物、及び貴金属硫化物からなる群より選ばれる一種又は二種以上であることを特徴とする請求項15又は請求項16に記載の導電膜形成用組成物。
- 貴金属塩が、貴金属カルボン酸塩、及び貴金属とアセチルアセトン誘導体との錯塩からなる群より選ばれる一種又は二種以上であることを特徴とする請求項17に記載の導電膜形成用組成物。
- 貴金属化合物が、ギ酸銀、酢酸銀、トリフルオロ酢酸銀、プロピオン酸銀、酪酸銀、イソ酪酸銀、吉草酸銀、イソ吉草酸銀、ピバリン酸銀、ヘキサン酸銀、ヘプタン酸銀、シクロヘキサンカルボン酸銀、オクタン酸銀、2−エチルヘキサン酸銀、ノナン酸銀、デカン酸銀、ウンデカン酸銀、ドデカン酸銀、トリデカン酸銀、オレイン酸銀、リノール酸銀、リノレン酸銀、安息香酸銀、ギ酸パラジウム、酢酸パラジウム、トリフルオロ酢酸パラジウム、プロピオン酸パラジウム、酪酸パラジウム、イソ酪酸パラジウム、吉草酸パラジウム、イソ吉草酸パラジウム、ピバリン酸パラジウム、ヘキサン酸パラジウム、ヘプタン酸パラジウム、シクロヘキサンカルボン酸パラジウム、オクタン酸パラジウム、2−エチルヘキサン酸銀パラジウム、ノナン酸パラジウム、デカン酸パラジウム、ウンデカン酸パラジウム、ドデカン酸パラジウム、トリデカン酸パラジウム、オレイン酸パラジウム、リノール酸パラジウム、リノレン酸パラジウム、安息香酸パラジウム、アセチルアセトナト銀、ヘキサフルオロアセチルアセトナト銀、アセチルアセトナトパラジウム、及びヘキサフルオロアセチルアセトナトパラジウムからなる群より選ばれる一種又は二種以上であることを特徴とする請求項15乃至請求項18のいずれかに記載の導電膜形成用組成物。
- 還元力を有するカルボン酸との銅塩が、ギ酸銅、ヒドロキシ酢酸銅、グリオキシル酸銅、乳酸銅、シュウ酸銅、酒石酸銅、リンゴ酸銅、及びクエン酸銅からなる群より選ばれる少なくとも一種である請求項15乃至請求項19のいずれかに記載の導電膜形成用組成物。
- 配位性化合物が、アルカンチオール類、及びアミン類からなる群より選ばれる一種又は二種以上の化合物であることを特徴とする請求項15乃至請求項20のいずれかに記載の導電膜形成用組成物。
- アルカンチオール類が、エタンチオール、n−プロパンチオール、i−プロパンチオール、n−ブタンチオール、i−ブタンチオール、t−ブタンチオール、n−ペンタンチオール、n−ヘキサンチオール、シクロヘキサンチオール、n−ヘプタンチオール、n−オクタンチオール、及び2−エチルヘキサンチオールからなる群より選ばれる一種又は二種以上であることを特徴とする請求項21に記載の導電膜形成用組成物。
- アミン類が、エチルアミン、n−プロピルアミン、i−プロピルアミン、n−ブチルアミン、i−ブチルアミン、t−ブチルアミン、n−ペンチルアミン、n−ヘキシルアミン、シクロヘキシルアミン、n−ヘプチルアミン、n−オクチルアミン、2−エチルヘキシルアミン、n−ノニルアミン、n−デシルアミン、n−ウンデシルアミン、n−ドデシルアミン、n−トリデシルアミン、n−テトラデシルアミン、n−ペンタデシルアミン、n−ヘキサデシルアミン、ベンジルアミン、エチレンジアミン、N−メチルエチレンジアミン、N,N’−ジメチルエチレンジアミン、N,N,N’,N’−テトラメチルエチレンジアミン、N−エチルエチレンジアミン、N,N’−ジエチルエチレンジアミン、1,3−プロパンジアミン、N,N’−ジメチル−1,3−プロパンジアミン、1,4−ブタンジアミン、N,N’−ジメチル−1,4−ブタンジアミン、1,5−ペンタンジアミン、N,N’−ジメチル−1,5−ペンタンジアミン、1,6−ヘキサンジアミン、N,N’−ジメチル−1,6−ヘキサンジアミン、イソホロンジアミン、ジエチレントリアミン、N,N,N’,N”,N”−ペンタメチルジエチレントリアミン、N−(アミノエチル)ピペラジン、N−(アミノプロピル)ピペラジンからなる群より選ばれる一種又は二種以上であることを特徴とする請求項21に記載の導電膜形成用組成物。
- 導電膜形成用組成物全量に対し、貴金属化合物の濃度が1重量ppm〜50重量%、還元力を有するカルボン酸との銅塩の濃度が0.1〜80重量%、及び配位性化合物の濃度が0.1〜80重量%の範囲であることを特徴とする請求項15乃至請求項23のいずれかに記載の導電膜形成用組成物。
- 貴金属化合物、銅塩、配位性化合物、及び還元剤を混合することを特徴とする含有する請求項1乃至請求項14のいずれかに記載の導電膜形成用組成物の製造方法。
- 貴金属微粒子、還元力を有するカルボン酸との銅塩、及び配位性化合物を混合することを特徴とする含有する請求項15乃至請求項24のいずれかに記載の導電膜形成用組成物の製造方法。
- 請求項1乃至請求項24のいずれかに記載の導電膜形成用組成物を基材に塗布し、非酸化性雰囲気下で加熱して、基板上に導電膜を形成することを特徴とする導電膜の製造法。
- 非酸化性雰囲気が、ヘリウム雰囲気、窒素雰囲気、及びアルゴン雰囲気からなる群より選択されることを特徴とする請求項27に記載の導電膜の製造法。
- 加熱の温度が60℃〜300℃の範囲であることを特徴とする請求項27又は請求項28に記載の導電膜の製造法。
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