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JP2011030944A - 遊具 - Google Patents

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JP2011030944A
JP2011030944A JP2009182471A JP2009182471A JP2011030944A JP 2011030944 A JP2011030944 A JP 2011030944A JP 2009182471 A JP2009182471 A JP 2009182471A JP 2009182471 A JP2009182471 A JP 2009182471A JP 2011030944 A JP2011030944 A JP 2011030944A
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JP2009182471A
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Satoru Watanabe
悟 渡辺
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Abstract

【課題】本発明は、極めて商品価値の高い画期的な遊具を提供することを目的とする。
【解決手段】水平状態に配される天部1と、この天部1の左右位置に連結され縦材2A同士間に複数の踏み材2Bが架設された左右の脚部2とから成るフレーム体Fを有し、前記天部1の内面若しくは左右の前記脚部2夫々の内面には遊び手段Pが設けられ、前記フレーム体Fの内方は遊び空間に設定されたものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば家屋内にて気軽に運動神経の発達を促す運動遊びができる遊具に関するものである。
従来から、例えば家屋内にて気軽に遊ぶことができる遊具として、例えば実用新案登録第3048121号に開示される遊具(以下、従来例)が提案されている。
この従来例は、4本の支柱と4本の棒材から成る底枠とでピラミッド形状に組み立てられた支持用フレームと、この支持用フレームに吊り下げる揺り籠やブランコや回転椅子などの遊び手段とで構成され、支持用フレームに遊び手段を適宜付け替えることで、家屋内にて気軽に揺れたり回転したりなど様々な遊びができるものであり、特に乳幼児の体力を向上させる為の健康促進器具としての機能が期待される。
実用新案登録第3048121号公報
しかしながら、従来例に係る支持用フレームは、その構造上、支持用フレームの内方に揺れたり回転したりなどできる巾の広い空間を確保しようとすると(揺れたり回転したりしても遊戯者の脚が支柱に当たらないようにすると)、支柱の長さを長くして支柱同士の間隔を広くしなければならず、よって、支持用フレーム全体が高くなって大型化してしまうという問題点がある。支柱同士の間隔を広くしないと、揺れたり回転したりして遊んでいる遊戯者の脚が支柱に当たった場合、支持用フレームが転倒するおそれがある。
本発明は、前述した問題点を解消した極めて商品価値の高い画期的な遊具を提供するものである。
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
水平状態に配される天部1と、この天部1の左右位置に連結され縦材2A同士間に複数の踏み材2Bが架設された左右の脚部2とから成るフレーム体Fを有し、前記天部1の内面若しくは左右の前記脚部2夫々の内面には遊び手段Pが設けられ、前記フレーム体Fの内方は遊び空間に設定されていることを特徴とする遊具に係るものである。
また、請求項1記載の遊具において、前記天部1は折り畳み自在に設けられ、この天部1を折り畳んだ際、前記脚部2同士が重合状態となるように構成されていることを特徴とする遊具に係るものである。
また、請求項1,2いずれか1項に記載の遊具において、前記天部1及び前記脚部2は木製であることを特徴とする遊具に係るものである。
また、請求項1〜3いずれか1項に記載の遊具において、前記遊び手段Pとして、左右の前記脚部2の対向する踏み材2B同士間に横棒体4を架設して成るぶら下がり遊び手段Pを採用したことを特徴とする遊具に係るものである。
また、請求項1〜3いずれか1項に記載の遊具において、前記遊び手段Pとして、前記天部1の内面若しくは左右の前記脚部2に垂設される複数の垂設体3と、この垂設体3同士間に架設される横棒体6とから成るぶら下がり遊び手段Pを採用したことを特徴とする遊具に係るものである。
また、請求項1〜3いずれか1項に記載の遊具において、前記遊び手段Pとして、前記天部1の内面若しくは左右の前記脚部2に垂設される複数の垂設体3と、この垂設体3同士間に架設される載り体5とから成る載り遊び手段Pを採用したことを特徴とする遊具に係るものである。
また、請求項1〜3いずれか1項に記載の遊具において、前記遊び手段Pとして、前記天部1に垂設される垂設体3と、この垂設体3に設けられた回転軸部7により水平回転する回転体14とから成る回転遊び手段Pを採用したことを特徴とする遊具に係るものである。
本発明は上述のように構成したから、前述した従来例と異なり、フレーム体はコンパクトでありながら内方に十分な遊び空間を確保することができ、しかも、フレーム体自体も遊び機能を具備して様々な遊びが可能になるなど極めて商品価値の高い画期的な遊具となる。
本実施例を示す斜視図である。 本実施例に係るフレーム体を折り畳んだ状態を示す斜視図である。 本実施例に係る要部を示す斜視図である。 本実施例の使用状態説明図である。 本実施例に係る遊び手段の別例である。 本実施例に係る遊び手段の別例である。 本実施例に係る遊び手段の別例である。 本実施例に係る遊び手段の別例である。 本実施例に係る遊び手段の別例である。 本実施例に係る遊び手段の別例である。 本実施例に係るフレーム体の別使用例である。 本実施例に係るフレーム体の別使用例である。
好適と考える本発明の実施形態を、図面に基づいて本発明の作用を示して簡単に説明する。
フレーム体Fを構成する天部1の内面若しくは左右の脚部2夫々の内面に遊び手段Pを有し、このフレーム体Fの内方を遊び手段Pによる遊び空間とする。
このフレーム体Fは、水平状態に配される天部1の左右位置に脚部2を設けた構成であり、よって、フレーム体Fの高さを高くせずとも脚部2同士の間隔を遊び空間に適した広い間隔にすることができる。
従って、フレーム体Fはコンパクトでありながら内方に十分な遊び空間を確保することができる。
また、本発明は、脚部2の踏み材2Bを利用して昇降したり、天部1の上に載ったりすることもでき、フレーム体Fの内方だけでなく外方での遊びも可能であるなど、フレーム体F自体も遊び機能を具備して様々な遊びが可能になる。
本発明の具体的な一実施例について図面に基づいて説明する。
本実施例は、所定面積を有し水平状態に配される天部1と、この天部1の左右位置に連結され縦材2A同士間に複数の踏み材2Bが架設された左右一対の脚部2とから成るフレーム体Fを有し、天部1の内面若しくは左右の脚部2夫々の内面には遊び手段Pが設けられ、フレーム体Fの内方は遊び空間に設定されている。
以下、本実施例に係る構成各部について詳細な説明をする。
天部1は、図1〜3に図示したように適宜な木製の部材で形成した方形板状体であり、一対の板材1’を蝶番15を介して折り畳み自在に連結して構成されている。この天部1の折り畳み方向は蝶番15が内側となる状態で折り畳めるように設けられている。尚、天部1は木製に限らず合成樹脂製や金属製でも良いなど、本実施例の特性を発揮する構成であれば適宜採用し得るものである。
また、天部1は、図3に図示したように下面の中央位置及び左右位置に複数(3つ)のフック部8が設けられており、これらのフック部8は、後述する遊び手段Pを連結する連結部として機能する。
各脚部2は、図1,2に図示したように適宜な木製の部材で形成したものであり、左右一対の縦材2Aと、この縦材2A同士間に架設される複数(4本)の踏み材2Bとで構成されている。尚、脚部2は木製に限らず合成樹脂製や金属製でも良いなど、本実施例の特性を発揮する構成であれば適宜採用し得るものである。
この各脚部2のうち、一方の脚部2を水平状態に配される天部1の下面左側部に傾斜状に設けるとともに、他方の脚部2を水平状態に配される天部1の下面右側部に傾斜状態に設けて、左右の脚部2は正面視ハ字状(末広がり形状)に設けられている。
また、図2に図示したように天部1を折り畳んだ際、脚部2同士が重合状態となるように構成されている。
また、各脚部2を構成する踏み材2Bのうち、最上段及び上から二段目の踏み材2Bには孔2aが設けられており、この孔2aは、対向する脚部2を構成する踏み材2B同士間に後述する遊び手段Pに係る横棒材4を連結するための連結部として機能する。
また、対向する脚部2夫々の最上段の踏み材2Bにはフック部9が設けられており、このフック部9は、後述する遊び手段Pを連結する連結部として機能する。
符号10は脚部2同士間に架設され該脚部2同士の一体化を強固とする金属製の補強桟である。
以上の構成から成るフレーム体Fの内方は後述する遊び手段Pを用いて遊ぶ遊び空間として機能する。
遊び手段Pとしては下記の様々な構造のものが採用される。
具体的には、図4に図示した遊び手段Pは、左右の脚部2の対向する踏み材2B同士間に複数(2本)の横棒体4を架設して成るぶら下がり遊び手段Pである。
横棒体4は木製であり、左右端部を踏み材2Bの孔2aに貫挿して連結される。
このぶら下がり遊び手段Pは、所謂鉄棒で遊ぶようにぶら下がった状態で遊ぶものであり、その他、複数の横棒体4を使ってぶら下がることで雲梯遊びを体感することができる。
また、図5に図示した遊び手段Pは、天部1の内面左右位置に設けたフック部8夫々に垂設される複数の垂設体3(紐体)と、この垂設体3の下端部同士間に架設される木製の横棒体6とから成るぶら下がり遊び手段Pであり、揺れるなどして揺動感を体感することができる。
また、図6,7に図示した遊び手段Pは、天部1の内面左右位置に設けたフック部8夫々に垂設される複数の垂設体3(紐体)と、この垂設体3の下端部同士間に架設される載り体5とから成る載り遊び手段Pである。
載り体5は木製の方形板状体であり、4本の垂設体3に四隅が連結されて水平状態に保持されている。
この載り遊び手段Pは、所謂ブランコで遊ぶように座った状態や腹這いの状態で揺らして遊ぶものであり、揺動感を体感することができる。
また、図8に図示した遊び手段Pは、左右の脚部2(対向する脚部2夫々の最上段の踏み材2B)に設けたフック部9夫々に垂設される複数の垂設体3(紐体)と、この垂設体3の下端部同士間に架設される木馬形状の載り体5とから成る載り遊び手段Pであり、前述した図6,7に図示した載り遊び手段Pと同様の効果が得られる。
また、図9,10に図示した遊び手段Pは、天部1の内面中央位置に設けたフック部8に垂設される垂設体3と、この垂設体3の下端部に設けられ該垂設体3に設けた回転軸部7により水平回転する回転体14とから成る回転遊び手段Pである。
垂設体3は、フック部8に連結する連結部3Aと、この連結部3Aの下端部に回転軸部7を介して連結する複数の紐体3Bとで構成されており、この各紐体3Bの下端部同士間に回転体14は架設される。
図9に図示した回転体14は木製板状であり、回転体14の上に座った状態や腹這いの状態で載ることができる。
この回転遊び手段Pは、座った状態や腹這いの状態で回転して遊ぶものであり、この回転運動は脳に刺激を与えて運動神経を活性化させると言われている。
図10に図示した回転体14は木製の横棒体であり、回転体14にぶら下がった状態で回転して遊ぶものであり、前述したぶら下がり運動による効果と回転運動による効果が同時に得られる。
また、本実施例では、フレーム体Fの外方にも遊び手段Pを設けており、図11,12に図示したように左右一対の脚部2のうち、一方の脚部2に壁面体11と登りロープ12を設け、他方の脚部2にアスレチックネット13を配設し、所謂ジャングルジムのような登り遊びができる。符号16はクライミング遊び用のホールド(手や足をかける取っ手のようなもの)であり、登りロープを使用せずにフリークライミングのようにホールド16を使いながら壁面をよじ登る運動遊びができる。
本実施例は上述のように構成したから、フレーム体Fは、水平状態に配される天部1の左右位置に脚部2を設けた構成であり、よって、フレーム体Fの高さを高くせずとも天部1を介して脚部2同士の間隔を遊び空間に適した広い間隔にすることができ、フレーム体Fはコンパクトでありながら内方に十分な遊び空間を確保することができる。
また、本実施例は、前述した運動遊びができる種々の遊び手段Pを具備することで、特に乳幼児の体力を向上させて運動神経の発達を促す運動器具(健康促進器具)としての機能が期待される。
また、本実施例は、脚部2の踏み材2Bを利用して昇降したり、天部1の上に載ったりすることができ、フレーム体Fの内方だけでなく外方での遊びも可能であるなど、フレーム体F自体も遊び機能を具備して様々な遊びが可能になる。
また、本実施例は、フレーム体Fは安定した構造であるから高所作業台としても使用でき、左右の踏み材2B同士間に板を架設すれば棚や机としても利用できる。
また、本実施例は、このフレーム体Fは、前述した従来例のように四本の棒材から成る囲まれた底枠を具備する構造ではなく、脚部2が設けられる部位以外は開放された状態であるから、内方の遊び空間への出入りにつまずくような邪魔なものが無く安全である。
また、本実施例は、天部1は折り畳み自在に設けられ、この天部1を折り畳んだ際、脚部2同士が重合状態となるように構成されているから、コンパクトにすることができて収納や持ち運びに便利である。
また、本実施例は、天部1及び脚部2は木製であるから、例えば乳幼児が遊ぶ遊具として安全である。
木製であることのその他のメリットは次の通りである。
・部屋のインテリアなどになじみやすい。
・用途に応じて一部の加工や補助部品の追加などがしやすい。
・木の肌触りや暖かさなど優しいぬくもりがある。
・デザインの加工がしやすい。
・古くなった表面をサンドペーパーで磨くことで新品のようになる。
・自然の木目や色合いにより同じ模様の製品が無くオリジナルな1点物になる。
・木の香りを楽しめる。
・湿度を調整してくれる。
・磨けば自然なつやが出る。
・例えば鉄製などのように錆びや劣化が少なく、長い期間使用できる。
・冬の気温が低い時に触れても冷たくなく温かみがある。
尚、本発明は、本実施例に限られるものではなく、各構成要件の具体的構成は適宜設計し得るものである。
本発明は、例えば家屋内にて気軽に運動神経の発達を促す運動遊びができる遊具に有用である。
F フレーム体
P 遊び手段
1 天部
2 脚部
2A 縦材
2B 踏み材
3 垂設体
4 横棒体
5 載り体
6 横棒体
7 回転軸部
14 回転体

Claims (7)

  1. 水平状態に配される天部と、この天部の左右位置に連結され縦材同士間に複数の踏み材が架設された左右の脚部とから成るフレーム体を有し、前記天部の内面若しくは左右の前記脚部夫々の内面には遊び手段が設けられ、前記フレーム体の内方は遊び空間に設定されていることを特徴とする遊具。
  2. 請求項1記載の遊具において、前記天部は折り畳み自在に設けられ、この天部を折り畳んだ際、前記脚部同士が重合状態となるように構成されていることを特徴とする遊具。
  3. 請求項1,2いずれか1項に記載の遊具において、前記天部及び前記脚部は木製であることを特徴とする遊具。
  4. 請求項1〜3いずれか1項に記載の遊具において、前記遊び手段として、左右の前記脚部の対向する踏み材同士間に横棒体を架設して成るぶら下がり遊び手段を採用したことを特徴とする遊具。
  5. 請求項1〜3いずれか1項に記載の遊具において、前記遊び手段として、前記天部の内面若しくは左右の前記脚部に垂設される複数の垂設体と、この垂設体同士間に架設される横棒体とから成るぶら下がり遊び手段を採用したことを特徴とする遊具。
  6. 請求項1〜3いずれか1項に記載の遊具において、前記遊び手段として、前記天部の内面若しくは左右の前記脚部に垂設される複数の垂設体と、この垂設体同士間に架設される載り体とから成る載り遊び手段を採用したことを特徴とする遊具。
  7. 請求項1〜3いずれか1項に記載の遊具において、前記遊び手段として、前記天部に垂設される垂設体と、この垂設体に設けられた回転軸部により水平回転する回転体とから成る回転遊び手段を採用したことを特徴とする遊具。
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