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JP2011029511A - 光学系、露光装置及びデバイスの製造方法 - Google Patents

光学系、露光装置及びデバイスの製造方法 Download PDF

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JP2011029511A JP2009175690A JP2009175690A JP2011029511A JP 2011029511 A JP2011029511 A JP 2011029511A JP 2009175690 A JP2009175690 A JP 2009175690A JP 2009175690 A JP2009175690 A JP 2009175690A JP 2011029511 A JP2011029511 A JP 2011029511A
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Kuniari Fukai
都有 深井
Hitoshi Nishikawa
仁 西川
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Abstract

【課題】外部からの輻射熱による筐体の温度変化を抑制する光学系、露光装置、及びデバイスの製造方法を提供する。
【解決手段】内部にミラーが支持された鏡筒27を、当該鏡筒27の外表面27bにおける光の反射率よりも高い反射率の外表面35bを有するカバー35で内包する。これにより、カバー35の外部からの輻射熱が当該カバー35の外表面35bによって反射されやすくなる。また、カバー35の内表面35aと鏡筒27の外表面27bとの間に設けられて鏡筒27との間で輻射伝熱によって熱交換する熱交換部41〜46を鏡筒27を取り囲むように設ける。そして、鏡筒27の温度を検出する温度センサ51〜56からの検出信号に基づいて、熱交換部41〜46を制御して鏡筒27の温度を調節する。
【選択図】図2

Description

本発明は、光学素子を支持する筐体を備えた光学系、該光学系を備えた露光装置、及び該露光装置を用いるデバイスの製造方法に関するものである。
一般に、半導体集積回路などのマイクロデバイスを製造するための露光装置は、所定のパターンが形成されたレチクルなどのマスクに露光光を照明する照明光学系と、露光光によって照明されたマスクのパターンの像を感光性材料の塗布されたウエハ、ガラスプレートなどの基板に投影する投影光学系とを備えている(例えば、特許文献1参照)。このような露光装置では、半導体集積回路の高集積化及び該高集積化に伴うパターンの像の微細化を図るために、投影光学系の更なる高解像度化が要望されている。そのため、高解像度化が実現とされる技術のなかでも、特に露光装置に用いられる露光光の短波長化が急速に進行しており、EUV(Extreme Ultraviolet)光やEB(Electron Beam)を露光光として用いる露光装置が鋭意開発されるに至っている。
特開2004−304145号公報
ところで、上述するようなEUV光を露光光として利用する露光装置では、露光光があらゆる物質で吸光されるので空気中を透過しない。そこで、EUV光を用いる露光装置では、照明光学系や投影光学系等の光学系、さらには基板が載置されるステージの駆動源やレチクルが載置されるステージの駆動源等の駆動系が、真空雰囲気を形成する一つのチャンバの内部に収容されている。このような構成においては、チャンバの内部が真空雰囲気であるといえども、各駆動源から発せられる熱が照明光学系や投影光学系の筐体にまで輻射熱として伝達されることとなる。その結果、このようにして伝達された熱の蓄積によって筐体が熱変形する虞がある。照明光学系や投影光学系は複数の光学素子を備えており、これら複数の光学素子が筐体に支持されているため、この熱変形によって、当該筐体に支持される各種光学素子の位置が変化する問題があった。
本発明は、上記実状を鑑みてなされたものであり、その目的は、外部からの輻射熱による筐体の温度変化を抑制する光学系、露光装置、及びデバイスの製造方法を提供することにある。
上記の課題を解決するため、本発明は、実施形態に示す図1及び図2に対応付けした以下の構成を採用している。
本発明は、光学素子(24,28〜33)を支持する筐体(27)と、前記筐体(27)の外表面(27b)における光の反射率よりも高い反射率の外表面(35b)を有して前記筐体(27)を内包するカバー(35)と、
前記カバー(35)の内表面(35a)と前記筐体(27)の外表面(27b)との間に設けられて前記筐体(27)の温度を調整する温度調整機構(41〜46)とを光学系に備えることを要旨とする。
上記構成によれば、カバー(35)の外表面(35b)が筐体(27)の外表面(27
b)よりも高い反射率を有するために、こうした構成を有しない光学系と比較して、カバー(35)と筐体(27)との間の空間、さらには筐体(27)の外表面(27b)に対し、カバー(35)外部からの輻射熱が伝播し難いこととなる。また、カバー(35)と筐体(27)との間の空間、すなわち外部からの輻射熱の伝播が抑制された空間で筐体(27)の温度調整が行われるために、外部からの輻射熱が伝播する空間で温度を調整する構成と比較して、温度の調整精度が向上可能になり、また温度の調整に関わる負荷が軽減可能にもなる。これにより、外部からの輻射熱による筐体(27)の温度変化によって当該筐体(27)が熱変形することを抑制することが可能になる。
なお、本発明をわかりやすく説明するために実施形態に示す図面の符号に対応付けて説明したが、本発明が実施形態に限定されるものではないことは言うまでもない。
本発明によれば、外部からの輻射熱による筐体の温度変化によって当該筐体が熱変形することを抑制することが可能になる。
本実施形態における露光装置を示す概略構成図。 本実施形態におけるカバー内部を示す概略構成図。 変形例における温度調整機構を示す概略構成図。 変形例における温度調整機構を示す概略構成図。 デバイスの製造例のフローチャート。 半導体デバイスの場合の基板処理に関する詳細なフローチャート。
以下に、本発明を具体化した一実施形態について図1及び図2に基づき説明する。図1は、本実施形態における露光装置を示す概略構成図である。なお、本実施形態では、投影光学系16の光軸に平行にZ軸を取り、Z軸に垂直な平面内で走査露光時のレチクルR及びウエハWの走査方向に沿ってY軸を取り、その走査方向に直交する非走査方向に沿ってX軸を取って説明する。また、X軸、Y軸、Z軸の周りの回転方向をθx方向、θy方向、θz方向ともいう。
図1に示すように、本実施形態の露光装置11は、光源装置12から射出される波長が100nm程度以下の軟X線領域である極端紫外光、即ちEUV(Extreme Ultraviolet)光を露光光ELとして用いるEUV露光装置である。こうした露光装置11は、内部が大気よりも低圧の真空雰囲気に設定されるチャンバ13(図1では二点鎖線で囲まれた部分)を備えており、該チャンバ13内には、所定のパターンが形成された反射型のレチクルRと、表面にレジストなどの感光性材料が塗布されたウエハWとが適宜搬送される。なお、本実施形態の光源装置12としては、レーザ励起プラズマ光源が用いられており、該光源装置12は、波長が5〜20nm(例えば13.5nm)となるEUV光を露光光ELとして射出するようになっている。
チャンバ13内には、該チャンバ13外に配置される光源装置12から射出された露光光ELが入射するようになっている。そして、チャンバ13内に入射した露光光ELは、照明光学系14を介してレチクルステージ15にて保持されるレチクルRを照明し、該レチクルRで反射した露光光ELは、投影光学系16を介してウエハステージ17に保持されるウエハWに照射される。
照明光学系14は、チャンバ13の内部と同様に、内部が真空雰囲気に設定される鏡筒18(図1で一点鎖線で囲まれた部分)を備えている。この鏡筒18内には、光源装置1
2から射出された露光光ELを集光するコリメート用ミラー19が設けられており、該コリメート用ミラー19は、入射した露光光ELを略平行に変換して射出する。そして、コリメート用ミラー19から射出された露光光ELは、オプティカルインテグレータの一種であるフライアイ光学系20(図1では破線で囲まれた部分)に入射する。このフライアイ光学系20は、一対のフライアイミラー21,22を備えており、該各フライアイミラー21,22のうち入射側に配置される入射側フライアイミラー21は、その入射面がレチクルRの被照射面Ra(即ち、図1における下面であって、パターン形成面)とは光学的に共役となる位置に配置されている。こうした入射側フライアイミラー21で反射された露光光ELは、射出側に配置される射出側フライアイミラー22に入射するようになっている。
また、照明光学系14には、射出側フライアイミラー22から射出された露光光ELを鏡筒18外に射出するコンデンサミラー23が設けられている。そして、コンデンサミラー23から射出された露光光ELは、後述するカバー35(図2参照)に内包された鏡筒27内に設置された折り返し用の反射ミラー24により、レチクルステージ15に保持されるレチクルRに導かれる。なお、照明光学系14を構成する各ミラー19,21〜24の反射面には、露光光ELを反射する反射層がそれぞれ形成されている。この反射層は、モリブデン(Mo)とシリコン(Si)を交互に積層した多層膜から構成されている。
レチクルステージ15は、投影光学系16の物体面側に配置されており、レチクルRを静電吸着するための第1静電吸着保持装置25を備えている。この第1静電吸着保持装置25は、誘電性材料から構成され且つ吸着面25aを有する図示しない基体と、該基体内に配置される図示しない複数の電極部とから構成されている。そして、図示しない電圧印加部から電圧が各電極部にそれぞれ印加された場合、基体から発生されるクーロン力により、吸着面25aにレチクルRが静電吸着される。
また、レチクルステージ15には、第1静電吸着保持装置25に保持されるレチクルRをY軸方向(図1における左右方向)に所定ストロークで移動させる図示しないレチクルステージ駆動部と、第1静電吸着保持装置25を支持する支持ステージ26とが設けられている。レチクルステージ駆動部は、レチクルRをX軸方向(図1において紙面と直交する方向)及びθz方向にも移動可能に構成されている。なお、レチクルRの被照射面Raに露光光ELが照明される場合、該被照射面Raの一部には、X軸方向に延びる略円弧状の照明領域が形成される。
投影光学系16は、露光光ELで照明されたレチクルRの被照射面Raのパターンの像を所定の縮小倍率(例えば1/4倍)に縮小させる光学系であって、チャンバ13の内部と同様に、内部が真空雰囲気に設定される鏡筒27を備えている。この鏡筒27内には、複数枚(本実施形態では6枚)の反射型のミラー28,29,30,31,32,33が収容されている。これら各ミラー28〜33は、図示しないミラー支持装置を介して鏡筒27にそれぞれ保持されている。そして、物体面側であるレチクルR側から導かれた露光光ELは、第1ミラー28、第2ミラー29、第3ミラー30、第4ミラー31、第5ミラー32、第6ミラー33の順に反射され、ウエハステージ17に保持されるウエハWの被照射面Waに導かれる。こうした各ミラー28〜33の反射面には、露光光ELを反射する反射層がそれぞれ形成されている。この反射層は、モリブデン(Mo)とシリコン(Si)を交互に積層した多層膜から構成されている。
ウエハステージ17は、ウエハWを静電吸着するための第2静電吸着保持装置34と、該第2静電吸着保持装置34に保持されるウエハWをY軸方向に所定ストロークで移動させる図示しないウエハステージ駆動部とを備えている。第2静電吸着保持装置34は、誘電性材料から構成され且つ吸着面34aを有する図示しない基体と、該基体内に配置され
る図示しない複数の電極部とから構成されている。そして、図示しない電圧印加部から電圧が各電極部にそれぞれ印加された場合、基体から発生されるクーロン力により、吸着面34aにウエハWが静電吸着される。ウエハステージ駆動部は、第2静電吸着保持装置34に保持されるウエハWをX軸方向及びZ軸方向(図1における上下方向)にも移動可能に構成されている。また、ウエハステージ17には、第2静電吸着保持装置34を保持する図示しないウエハホルダと、該ウエハホルダのZ軸方向における位置及びX軸周り、Y軸周りの傾斜角を調整する図示しないZレベリング機構とが組み込まれている。
そして、ウエハW上の一つのショット領域にレチクルRのパターンを露光する場合、照明光学系14による照明領域をレチクルRに照射した状態で、レチクルステージ駆動部の駆動によって、レチクルRをY軸方向(例えば、+Y方向側から−Y方向側)に所定ストローク毎に移動させるとともに、ウエハステージ駆動部の駆動によって、ウエハWをレチクルRのY軸方向に沿った移動に対して投影光学系16の縮小倍率に応じた速度比で移動させる。そして、一つのショット領域へのパターンの形成が終了した場合、ウエハWの他のショット領域に対するパターンの形成が連続して行われる。
次に、投影光学系16において各ミラー28〜33を支持する鏡筒27及び当該鏡筒27を内包するカバー35について図2を参照して説明する。図2は、カバー内部を示す概略構成図であり、カバー35については断面、鏡筒27については側面を示したものである。
図2に示されるように、カバー35は鏡筒27を内包している。このカバー35の内表面35aと鏡筒27の外表面27bとの間には、鏡筒27の内部と同様に真空雰囲気が形成されている。鏡筒27は、熱膨張率の低い材料(本実施形態では、スーパーインバー)で構成された中空の略円柱形状をなしており、その内部に設けられた図示しないミラー支持装置を介して前記各ミラー24,28〜33を保持している。鏡筒27には、照明光学系14から射出された露光光ELの進行が阻害されることがないように、当該露光光ELの光路に相当する部分には図示しない貫通孔が適所に設けられている。また鏡筒27の長手方向の略中央付近には、露光装置11の本体に固設された支持架台36に鏡筒27を支持させるためのフランジ部37が設けられている。そして鏡筒27は、このフランジ部37を介して支持架台36に支持されている。
一方、カバー35は、例えばSUSなどの金属からなる有蓋円筒状の上部カバー38及び有底円筒状の下部カバー39によって構成されている。これら上部カバー38及び下部カバー39には、鏡筒27と同様、照明光学系14から射出された露光光ELの進行が阻害されることがないように、当該露光光ELの光路に相当する部分には図示しない貫通孔が適所に設けられている。また上部カバー38と下部カバー39は、PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)など、カバー35と比較して熱伝導性の低い例えば合成樹脂から構成されるカバー用断熱材40を介して、鏡筒27のフランジ部37を挟むかたちで当該フランジ部37に連結固定されている。こうしたカバー用断熱材40が設けられる構成であれば、カバー35と鏡筒27との間においてフランジ部37を介した熱伝導が抑制されることから、たとえカバー35において温度変化が生じたとしても鏡筒27における温度変化が抑制されることとなる。
また、このカバー35の外表面35bは、鏡面仕上げとしたものであり、鏡筒27の外表面27bにおける光の反射率よりも高い反射率を有している。こうした構成であれば、カバー35の外側(外部)からの輻射熱が当該カバー35の外表面35bによって反射されやすくなり、外部からの輻射熱によるカバー35そのものの温度変化が抑制されるとともに、その輻射熱が鏡筒27へ伝播することも抑制される。それゆえ、こうしたカバー35に内包された鏡筒27は、カバー35に内包されない構成の鏡筒に比べて、外部からの
輻射熱による温度変化が生じ難くなり、その熱変形が抑制されることになる。
一方、カバー35の内表面35aには、熱交換部41,42,43,44,45,46が鏡筒27を取り囲むように、照明光学系14から射出された露光光ELの進行を阻害することがない位置に設けられている。これら熱交換部41〜46は、輻射伝熱を利用して鏡筒27と熱交換することで鏡筒27の温度調整を行う。熱交換部41は、本実施形態では、鏡筒27からの輻射熱を受ける輻射温調板41Aと、当該輻射温調板41Aの温度を制御するための温度制御部41Bとによって構成されている。輻射温調板41Aは、鏡筒27の外表面27bから所定間隔だけ離間した位置に配置される。温度制御部41Bは、例えば、輻射温調板41Aの温度を調整するペルティエ素子と、熱伝導を利用して該ペルティエ素子と熱交換する熱交換機構とによって構成される。なお、他の熱交換部42〜46は、熱交換部41と配置位置が異なるものであって、その他の構成においては熱交換部41と同じ構成である。そのため、同様の符号を付すことによりその詳細な説明は省略する。また、鏡筒27の外表面27bであって各熱交換部41〜46の輻射温調板41A〜46Aと相対向する位置には、その位置における鏡筒27の温度を検出する温度センサ51,52,53,54,55,56がそれぞれ設けられている。
レチクルステージ15の駆動量を制御する制御部やウエハステージ17の駆動量を制御する制御部等、各種制御部を統括制御する主制御部50には、上記熱交換部41と上記温度センサ51とが接続されている。なお、他の温度制御部42B〜46B、及び他の温度センサ52〜56もまた主制御部50に接続されているが、説明の便宜上、図2においてはこれらの間における電気的な接続を省略する。そして各温度センサ51〜56が検出した温度を示す検出信号が主制御部50に入力されると、主制御部50においては、各温度センサ51〜56が取付けられた部位の温度が目標値となるべく、各温度センサ51〜56に対向する熱交換部41〜46に対して制御信号を出力して輻射温調板41A〜46Aの温度をそれぞれ制御する。
例えば、主制御部50が有する記憶部には、鏡筒27の温度の目標値が格納されている。また該記憶部には、制御対象である熱交換部41〜46への制御値を、各温度センサ51〜56の検出値とそれに対応する目標値とに基づいて演算するための各種パラメータが格納されている。そして各温度センサ51〜56からの検出値が主制御部50に入力されると、主制御部50は、温度制御の制御周期ごとに、各温度センサ51〜56の目標値と検出値との偏差に比例・積分処理(PI処理)、あるいは比例・積分・微分処理(PID処理)等、各種の演算処理を実行して、鏡筒27における部位の温度を目標値にするための制御信号を該演算処理の処理結果に基づいて温度センサ51〜56に対応する熱交換部41〜46に出力する。
こうした構成であれば、その時々の鏡筒27の温度に応じて輻射温調板41A〜46Aが最適な温度になるように各熱交換部41〜46が制御されることから、輻射温調板41A〜46Aによって温調される鏡筒27の温度を精度よく目標値に保持することが可能となる。しかも、こうした熱交換部41〜46が鏡筒27を取り囲むように複数設けられることから、当該鏡筒27の複数箇所、すなわち鏡筒27それ全体を対象にした温度調節が行われることとなる。これにより、鏡筒27における温度勾配が生じ難くなるとともに、鏡筒27の温度調整をさらに効率よく行うことが可能となる。
なお、これら温度センサ51〜56や熱交換部41〜46に接続される配線や配管などは鏡筒27のフランジ部37に設けた図示しない連絡孔を通じてカバー35の外側へと引き出される。このように鏡筒27に設けたフランジ部37を通じて各熱交換部41〜46に接続される配線等がカバー35の外側へ引き出される構成であれば、鏡面加工の施されたカバー35が上記配線等を通すための貫通孔を必要としない。カバー35に貫通孔を形
成した場合にはその貫通孔を通じて外部からの輻射熱が鏡筒27に伝播してしまう虞があるが、上述した構成であれば、外部からの輻射熱が鏡筒27に伝播することをカバー35に形成される貫通孔が低減された分だけさらに抑制することも可能である。
そして、こうしたカバー35を備えた投影光学系16を露光装置11に具体化することにより、鏡筒27の外部、例えばチャンバ13の内壁、レチクルステージ15やウエハステージ17の駆動部、照明光学系14の鏡筒18などからの輻射熱がカバー35で反射されやすくなり、その輻射熱が鏡筒27へ伝播することを抑制することが可能となる。
以上説明したように、本実施形態における投影光学系16によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)上記実施形態によれば、鏡筒27を内包するカバー35がチャンバ13内に設けられるとともに、該カバー35の外表面35bが鏡筒27の外表面27bにおける光の反射率よりも高い反射率を有する。これにより、カバー35の外部からの輻射熱が当該カバー35の外表面35bによって反射されやすくなり、その輻射熱が鏡筒27に伝播することを抑制することが可能になる。それゆえに、カバー35に内包された鏡筒27においては、カバー35に内包されない構成の鏡筒に比べて、外部からの輻射熱による温度変化が生じ難くなり、その熱変形が抑制されることになる。その結果、鏡筒27に搭載される各ミラー28〜33の位置ずれが抑制されて、露光装置11によってウエハWに形成されるパターン像の精度を向上させることも可能となる。
(2)また、カバー35と鏡筒27との間の空間、すなわち外部からの輻射熱の伝播がカバー35によって抑制された空間で鏡筒27の温度調整が行われることになる。このため、外部からの輻射熱が伝播する空間で温度調整が行われる構成と比較して、鏡筒27の温度の調整精度を向上させることが可能となるばかりか、温度の調整に関わる負荷を軽減することも可能になる。
(3)上記実施形態によれば、鏡筒27の温度を検出する温度センサ51〜56の検出信号に基づいて、輻射温調板41A〜46Aが最適な温度となるように各熱交換部41〜46が制御される。これにより、鏡筒27の温度を精度よく目標値に保持することが可能になる。
(4)上記実施形態によれば、各熱交換部41〜46が鏡筒27を取り囲むように複数設けられることから、鏡筒27それ全体を対象にした温度の調整が可能になる。これにより、鏡筒27における温度勾配が生じ難くなるとともに、鏡筒27の温度調整を効率よく行うことが可能である。
(5)上記実施形態によれば、カバー35を構成する上部カバー38と下部カバー39とがカバー用断熱材40を介して鏡筒27のフランジ部37に連結固定される。こうすることで、カバー35と鏡筒27との間におけるフランジ部37を介した熱伝導が抑制されて、たとえカバー35に温度変化が生じたとしても鏡筒27における温度変化を抑制することが可能である。
(6)上記実施形態によれば、カバー35内の各構成要素に接続される配線や配管などが鏡筒27のフランジ部37に設けられた図示しない連絡孔を通じてカバー35の外側へと引き出される。これにより、カバー35に形成される貫通孔を低減することが可能となり、低減された貫通孔の分だけ、外部からの輻射熱が鏡筒27に伝播することをさらに抑制することが可能である。
尚、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では、カバー35を構成する上部カバー38及び下部カバー39と鏡筒27との間における熱伝導を抑制すべく、上部カバー38と下部カバー39とがカバー用断熱材40を介してフランジ部37に連結固定される。これに限らず、例えば、カバー35からフランジ部37への熱伝導が予め定めた設計範囲内である場合などには、上部カバー38及び下部カバー39をフランジ部37に直接連結して、カバー用断熱材40を省略してもよい。こうした構成であれば、露光装置11に必要とされる部材点数が低減可能になることは当然のこと、カバー35とフランジ部37との連結構造それ自体の簡素化が可能になり、こうしたカバー35の利便性が向上可能にもなる。
・上記実施形態では、鏡筒27の外表面27bに対して熱交換部41〜46が所定間隔離間するように該熱交換部41〜46がカバー35の内表面35aに設けられ、鏡筒27とこれら熱交換部41〜46との間における輻射伝熱を利用して鏡筒27の温度調整が行われる。これに限らず、温度調整機構の位置は鏡筒27の外表面27bとカバー35の内表面35aとの間であればよく、例えば、鏡筒27の外表面27bに配置されていてもよい。このように鏡筒27の外表面27bに温度調整機構が接触する構成であれば、鏡筒27及び温度調整機構における固体の熱伝導を利用した鏡筒27の温度調整が可能になる。それゆえに温度調整機構のサイズに合わせて鏡筒27における局所的な温度調整が可能にもなり、またこうした固体の熱伝導と上記実施形態に記載される輻射伝熱とを組み合わせる構成であれば、鏡筒27の温度調整にかかる制御性が拡張可能にもなる。
・上記実施形態では、カバー35の内表面35aに熱交換部41〜46を直接設ける構成について説明したが、カバー35の内表面35aと熱交換部41〜46との間に、断熱材を設けてもよい。この断熱材には、上記カバー用断熱材40と同様、PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)など、カバー35と比較して熱伝導性の低い例えば合成樹脂から構成される断熱材を用いることができる。
・上記実施形態の熱交換部41に加えて、図3に示されるように、熱交換部41が取り囲まれるように、カバー35の内表面35aに遮熱部材57が立設される構成であってもよい。こうした構成であれば、鏡筒27の外表面27bにおいて、熱交換部41との熱交換が可能な範囲が遮熱部材57によって限定される一方で、この熱交換部41が熱交換可能な熱量は遮熱部材57の有無によって変化しないことから、その限定された範囲における熱交換の効率を向上させることが可能である。そのため、例えば鏡筒27の外表面27bにおいて特に温度が変化する特定の箇所が予め把握されている場合には、その特定の箇所を含む範囲と熱交換部41との間で、効率よい熱交換を行うことが可能になる。それゆえ、鏡筒27の外表面27bにおける温度の制御領域が該外表面27b内において空間的に大きく異なる場合であっても、これら熱交換部と遮熱部材57との組み合わせによって、該制御領域に合わせた温度調整が可能である。なお、遮熱部材57としては、表面が鏡面仕上げされた遮熱部材でもよいし、輻射熱の反射率が高い膜が表面に製膜された遮熱部材でもよい。
・上記実施形態では、各熱交換部41〜46がカバー35の内表面35aに固定されて、鏡筒27の外表面27bと各熱交換部41〜46との間隔が所定値に固定されている。これに限らず、図4に示されるように、熱交換部41又は遮熱部材57を搭載して該熱交換部41又は遮熱部材57を鏡筒27の外表面27bに接離可能な移動部材58がカバー35に設けられる構成、つまり鏡筒27の外表面27bと各熱交換部41〜46との距離、又は鏡筒27の外表面27bと各遮熱部材57との距離が変更される構成であってもよい。さらに移動部材58を移動させる移動制御部59が主制御部50に接続されて、主制御部50から移動制御部59に入力される制御信号に従って、この移動制御部59が、鏡筒27の外表面27bと各熱交換部41〜46との距離、又は鏡筒27の外表面27bと遮熱部材57との距離を温度センサの検出値に基づいて変更する構成であってもよい。
こうした構成によれば、鏡筒27の外表面27bの温度が、各熱交換部41〜46からの輻射量のみならず、鏡筒27の外表面27bと各熱交換部41〜46との距離とによっても制御可能になる。また鏡筒27の外表面27bにおける温度の制御範囲が、遮熱部材57のサイズのみならず、鏡筒27の外表面27bと各遮熱部材57との距離によっても制御可能になる。例えば輻射温調板41Aが鏡筒27に近づくとすれば、輻射温調板41Aからの輻射量が鏡筒27の外表面27bにおいて増大することとなり、また遮熱部材57が鏡筒27に近づくとすれば、鏡筒27の外表面27bにおける温度の制御範囲がより局所的になる。こうすることにより、鏡筒27の外表面27bにおける温度の制御範囲が大幅に向上することにもなる。なお、熱交換部41と遮熱部材57を異なる移動部材に設けて、それぞれ独立して移動するような構成であってもよい。こうした構成であれば、鏡筒27を温度調整する上での自由度がさらに向上することにもなる。
・上記実施形態では、鏡筒27を取り囲むように熱交換部41〜46が設けられることにより、鏡筒27の外表面27bの複数箇所(鏡筒27全体)を対象にした温度調整が行われる。これに限らず、鏡筒27の温度調整を行う上では、例えば、鏡筒27の外表面27bにおいて温度が上昇する特定の箇所を予め把握している場合など、その特定の箇所を対象にした熱交換部のみを設ける態様であってもよい。
・上記実施形態の主制御部50は、温度センサ51〜56の検出信号に基づいて、鏡筒27の温度が目標値となるように各熱交換部41〜46を制御する。これに限らず、熱交換部41〜46を用いて鏡筒27の温度を調整する上では、温度センサを割愛した構成であってもよい。こうした場合には、例えば、各熱交換部41〜46の輻射温調板41A〜46Aを常に同じ温度となるように制御することで、鏡筒27の温度調整を行うことが可能である。
・上記実施形態では、鏡筒27にフランジ部37を設けて、露光装置11の支持架台36に当該フランジ部37が支持されている。これに限らず、鏡筒27を支持架台36に支持させる上では、例えば、支持架台36に支持されたカバーが鏡筒27を支持する態様であってもよい。
・上記実施形態では、カバー35の外表面35bを鏡面仕上げとする構成とした。これに限らず、外部からの輻射熱をカバー35の外表面で反射させる上では、カバーの外表面に、鏡筒27の外表面27bよりも輻射熱の反射率が高い膜を製膜する構成であってもよい。こうした構成であっても上記実施形態と同等の効果を得ることができる。
・上記実施形態では、投影光学系16の鏡筒27にカバー35を設けた。これに限らず、照明光学系14の鏡筒18にこうしたカバーを設けてもよい。
・上記実施形態の光源装置12は、例えばg線(436nm)、i線(365nm)、KrFエキシマレーザ(248nm)、Fレーザ(157nm)、Krレーザ(146nm)、Arレーザ(126nm)等を供給可能な光源であってもよい。また、光源装置12は、DFB半導体レーザまたはファイバレーザから発振される赤外域、または可視域の単一波長レーザ光を、例えばエルビウム(またはエルビウムとイッテルビウムの双方)がドープされたファイバアンプで増幅し、非線形光学結晶を用いて紫外光に波長変換した高調波を供給可能な光源であってもよい。
・上記実施形態において、EUV光を出力可能な光源装置12として、放電型プラズマ光源を用いてもよい。
・上記実施形態において、露光装置11は、EB(Electron Beam)を露光光ELとして用いる露光装置であってもよい。
・上記実施形態において、露光装置11を、ステップ・アンド・リピート方式の装置に具体化してもよい。
次に、本発明の実施形態の露光装置11によるデバイスの製造方法をリソグラフィ工程で使用したマイクロデバイスの製造方法の実施形態について説明する。図5は、マイクロデバイス(ICやLSI等の半導体チップ、液晶パネル、CCD、薄膜磁気ヘッド、マイクロマシン等)の製造例のフローチャートを示す図である。
まず、ステップS101(設計ステップ)において、マイクロデバイスの機能・性能設計(例えば、半導体デバイスの回路設計等)を行い、その機能を実現するためのパターン設計を行う。引き続き、ステップS102(マスク製作ステップ)において、設計した回路パターンを形成したマスク(レチクルRなど)を製作する。一方、ステップS103(基板製造ステップ)において、シリコン、ガラス、セラミックス等の材料を用いて基板(シリコン材料を用いた場合にはウエハWとなる。)を製造する。
次に、ステップS104(基板処理ステップ)において、ステップS101〜ステップS104で用意したマスクと基板を使用して、後述するように、リソグラフィ技術等によって基板上に実際の回路等を形成する。次いで、ステップS105(デバイス組立ステップ)において、ステップS104で処理された基板を用いてデバイス組立を行う。このステップS105には、ダイシング工程、ボンティング工程、及びパッケージング工程(チップ封入)等の工程が必要に応じて含まれる。最後に、ステップS106(検査ステップ)において、ステップS105で作製されたマイクロデバイスの動作確認テスト、耐久性テスト等の検査を行う。こうした工程を経た後にマイクロデバイスが完成し、これが出荷される。
図6は、半導体デバイスの場合におけるステップS104の詳細工程の一例を示す図である。
ステップS111(酸化ステップ)においては、基板の表面を酸化させる。ステップS112(CVDステップ)においては、基板表面に絶縁膜を形成する。ステップS113(電極形成ステップ)においては、基板上に電極を蒸着によって形成する。ステップS114(イオン打込みステップ)においては、基板にイオンを打ち込む。以上のステップS111〜ステップS114のそれぞれは、基板処理の各段階の前処理工程を構成しており、各段階において必要な処理に応じて選択されて実行される。
基板プロセスの各段階において、上述の前処理工程が終了すると、以下のようにして後処理工程が実行される。この後処理工程では、まず、ステップS115(レジスト形成ステップ)において、基板に感光性材料を塗布する。引き続き、ステップS116(露光ステップ)において、上で説明したリソグラフィシステム(露光装置11)によってマスクの回路パターンを基板に転写する。次に、ステップS117(現像ステップ)において、ステップS116にて露光された基板を現像して、基板の表面に回路パターンからなるマスク層を形成する。さらに続いて、ステップS118(エッチングステップ)において、レジストが残存している部分以外の部分の露出部材をエッチングにより取り去る。そして、ステップS119(レジスト除去ステップ)において、エッチングが済んで不要となった感光性材料を取り除く。すなわち、ステップS118及びステップS119において、マスク層を介して基板の表面を加工する。これらの前処理工程と後処理工程とを繰り返し行うことによって、基板上に多重に回路パターンが形成される。
なお、露光装置11は、半導体素子などのマイクロデバイスだけでなく、光露光装置、EUV露光装置、X線露光装置、及び電子線露光装置などで使用されるレチクルまたはマスクを製造するために、マザーレチクルからガラス基板やシリコンウエハなどへ回路パタ
ーンを転写する露光装置であってもよい。また、露光装置11は、液晶表示素子(LCD)などを含むディスプレイの製造に用いられてデバイスパターンをガラスプレート上へ転写する露光装置、薄膜磁気ヘッド等の製造に用いられて、デバイスパターンをセラミックウエハ等へ転写する露光装置、及びCCD等の撮像素子の製造に用いられる露光装置などであってもよい。
R…レチクル、W…ウエハ、EL…露光光、Ra…被照射面、Wa…被照射面、11…露光装置、12…光源装置、13…チャンバ、14…照明光学系、15…レチクルステージ、16…投影光学系、17…ウエハステージ、18…鏡筒、19…コリメート用ミラー、20…フライアイ光学系、21…入射側フライアイミラー、22…射出側フライアイミラー、23…コンデンサミラー、24…反射ミラー、25…第1静電吸着保持装置、25a…吸着面、26…支持ステージ、27…筐体としての鏡筒、27b…外表面、28…第1ミラー、29…第2ミラー、30…第3ミラー、31…第4ミラー、32…第5ミラー、33…第6ミラー、34…第2静電吸着保持装置、34a…吸着面、35…カバー、35a…内表面、35b…外表面、36…支持架台、37…フランジ部、38…上部カバー、39…下部カバー、40…断熱部材としてのカバー用断熱材、41,42,43,44,45,46…温度調整機構としての熱交換部、41A,42A,43A,44A,45A,46A…輻射温調板、41B,42B,43B,44B,45B,46B…温度制御部、50…主制御部、51,52,53,54,55,56…温度検出部としての温度センサ、57…変更部としての遮熱部材、58…変更部を構成する移動部材、59…変更部を構成する移動制御部。

Claims (7)

  1. 光学素子を支持する筐体と、
    前記筐体の外表面における光の反射率よりも高い反射率の外表面を有して前記筐体を内包するカバーと、
    前記カバーの内表面と前記筐体の外表面との間に設けられて前記筐体の温度を調整する温度調整機構と
    を備えることを特徴とする光学系。
  2. 前記温度調整機構は、
    前記筐体の温度を検出する温度検出部を備え、
    前記温度検出部の検出結果に基づき、前記筐体の温度を調整する
    請求項1に記載の光学系。
  3. 前記温度調整機構は、
    前記筐体の外表面の複数箇所に対応して設けられる
    請求項1または2に記載の光学系。
  4. 前記温度調整機構は、
    前記筐体の外表面に対して所定間隔離して設けられ、前記筐体との間で輻射伝熱により熱交換を行う熱交換部と、
    前記筐体の外表面において前記熱交換部と熱交換を行なう範囲を変更する変更部とを備える
    請求項1〜3のうち何れか一項に記載の光学系。
  5. 前記筐体の外表面には、前記筐体を支持架台に支持させるためのフランジ部が設けられ、
    前記カバーは、前記フランジ部に断熱部材を介して固定される
    請求項1〜4のうち何れか一項に記載の光学系。
  6. 所定のパターンが形成されたマスクに放射ビームを導く照明光学系と、
    前記マスクを介した放射ビームを感光性材料が塗布された基板に照射する投影光学系と、を備え、
    前記各光学系の少なくとも一方は、請求項1〜5のうち何れか一項に記載の光学系であることを特徴とする露光装置。
  7. リソグラフィ工程を含むデバイスの製造方法において、
    前記リソグラフィ工程は、請求項6に記載の露光装置を用いることを特徴とするデバイスの製造方法。
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