JP2011012599A - 内燃機関の排ガス浄化装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 本発明の内燃機関の排ガス浄化装置によれば、排ガス中のパティキュレートを捕集するフィルタ8の過昇温を防止するために、排ガス流量QEXが下限値QLMTLよりも小さいときに、排ガスの流量を増大側に制御する(図3のステップ19〜21)。また、排ガス減少量ΔQEXDECが所定のしきい値ΔQREF以下のときに、下限値QLMTLをより小さな第1下限値QLMTL1に設定し、排ガス減少量ΔQEXDECがしきい値ΔQREFよりも大きいときに、下限値QLMTLをより大きな第2下限値QLMTL2に設定する(図3のステップ14〜18)。
【選択図】 図3
Description
この区間では、排ガス流量QEXが減少しているものの、(a)に示す排ガス減少量ΔQEXDECがしきい値ΔQREFよりも小さいため(ステップ14:NO)、排ガス流量の下限値QLMTLは、より小さな第1下限値QLMTL1に設定される(ステップ15、16)。また、排ガス流量QEXがこの下限値QLMTLよりも大きいため(ステップ19:NO)、排ガス増量フラグF_QEXINCが「0」にセットされるとともに、目標吸入空気量QAIRCMDは基本値QAIRBに設定され(ステップ20、21)、排ガス増量制御は実行されない。
排ガス流量QEXが下限値QLMTL(=QLMTL1)を下回るようになるため(ステップ19:YES)、排ガス増量フラグF_QEXINCが「1」にセットされ、目標吸入空気量QAIRCMDが下限値QLMTLに設定される(ステップ22、23)ことによって、排ガス増量制御が実行される。これにより、目標吸入空気量QAIRCMDが下限値QLMTLと基本値QAIRBとの差の分((d)のハッチング部分)増量され、それに伴って実際の排ガス流量も増量される((b)のハッチング部分)。
排ガス流量QEXが増加し、下限値QLMTLを上回るようになるため、排ガス増量制御は実行されない。
排ガス流量QEXが急激に減少するのに伴い、排ガス減少量ΔQEXDECがしきい値ΔQREFを上回るようになるため(ステップ14:YES)、排ガス流量の下限値QLMTLが、第1下限値QLMTL1よりも所定値QREFだけ大きな第2下限値QLMTL2に設定される(ステップ17、18)。しかし、この区間では、排ガス流量QEXがまだ下限値QLMTL(=QLMTL2)よりも大きいため、排ガス増量制御は実行されない。
引き続き減少する排ガス流量QEXが下限値QLMTL(=QLMTL2)を下回るようになるため、排ガス増量フラグF_QEXINCが「1」にセットされ、排ガス増量制御が実行される。これにより、t1−t2区間と同様、目標吸入空気量QAIRCMDが増量され((d)のハッチング部分)、それに伴って実際の排ガス流量も増量される((b)のハッチング部分)。
排ガス流量QEXが減少速度が小さくなるのに伴い、排ガス減少量ΔQEXDECがしきい値ΔQREFを下回るようになるため、排ガス流量の下限値QLMTLが、より小さな第1下限値QLMTL1に設定される。その結果、排ガス流量QEXが下限値QLMTLを上回るようになるため、排ガス増量制御は実行されない。
排ガス流量QEXが急減するのに伴い、排ガス減少量ΔQEXDECがしきい値ΔQREFを上回るようになり、排ガス流量の下限値QLMTLが、より大きな第2下限値QLMTL2に再び設定される。しかし、排ガス流量QEXがこの区間に至るまでに増加していて、下限値QLMTLよりも大きいため、排ガス増量制御は実行されない。
排ガス流量QEXがほぼ一定になるのに伴い、排ガス減少量ΔQEXDECがしきい値ΔQREFを下回るようになるため、排ガス流量の下限値QLMTLが、より小さな第1下限値QLMTL1に設定される。このため、排ガス流量QEXが下限値QLMTLよりも大きな状態が保たれ、引き続き排ガス増量制御は実行されない。
2 ECU(排ガス流量取得手段、排ガス増量制御手段、排ガス減少度合パラメータ算 出手段、下限値設定手段、パティキュレート堆積量取得手段、噴射時期補正手段、 フィルタ再生手段、オイル希釈度合パラメータ算出手段、上限値設定手段)
3 エンジン(内燃機関)
5 排気管(排気通路)
7 酸化触媒
8 フィルタ
9 インテークシャッタ(排ガス流量調整手段)
13 差圧センサ
14 フィルタ温度センサ(フィルタ温度取得手段)
QEX 排ガス流量
ΔQEXDEC 排ガス減少量(排ガス減少度合パラメータ)
ΔQREF しきい値
QLMTL 排ガス流量の下限値
QLMTL1 第1下限値
QLMTL2 第2下限値
QPM PM堆積量(パティキュレート堆積量)
TDPF フィルタ温度(フィルタの温度)
QFMAIN メイン噴射時期(燃料の噴射時期)
QOD OD量(オイル希釈度合パラメータ)
QFPOST ポスト噴射量(ポスト噴射による燃料噴射量)
QFLMTH ポスト噴射量の上限値
Claims (6)
- 内燃機関から排出された排ガス中のパティキュレートを捕集することにより、排ガスを浄化する内燃機関の排ガス浄化装置であって、
排気通路に設けられ、排ガス中のパティキュレートを捕集するフィルタと、
排ガスの流量を調整する排ガス流量調整手段と、
排ガスの流量を取得する排ガス流量取得手段と、
当該取得された排ガスの流量が下限値よりも小さいときに、前記排ガス流量調整手段により調整される排ガスの流量を増大側に制御する排ガス増量制御を実行する排ガス増量制御手段と、
排ガスの流量の減少度合を表す排ガス減少度合パラメータを算出する排ガス減少度合パラメータ算出手段と、
当該算出された排ガス減少度合パラメータにより表される排ガスの流量の減少度合が所定のしきい値以下のときに、前記下限値として所定の第1下限値を設定し、前記排ガスの流量の減少度合が前記しきい値よりも大きいときに、前記下限値として前記第1下限値よりも大きな所定の第2下限値を設定する下限値設定手段と、
を備えることを特徴とする内燃機関の排ガス浄化装置。 - 前記フィルタに捕集されたパティキュレートの量を、パティキュレート堆積量として取得するパティキュレート堆積量取得手段をさらに備え、
前記下限値設定手段は、前記取得されたパティキュレート堆積量が大きいほど、前記第1下限値および第2下限値の少なくとも一方をより大きな値に設定することを特徴とする、請求項1に記載の内燃機関の排ガス浄化装置。 - 前記フィルタの温度を取得するフィルタ温度取得手段をさらに備え、
前記下限値設定手段は、前記取得されたフィルタの温度が高いほど、前記第1下限値および第2下限値の少なくとも一方をより大きな値に設定することを特徴とする、請求項1に記載の内燃機関の排ガス浄化装置。 - 前記排気通路に設けられ、排ガスを浄化する酸化触媒と、
前記排ガス増量制御の実行中、前記内燃機関への燃料の噴射時期を遅角側に補正する噴射時期補正手段と、
をさらに備えることを特徴とする、請求項1に記載の内燃機関の排ガス浄化装置。 - 前記酸素触媒は、前記フィルタの上流側に配置されており、
前記内燃機関への燃料のポスト噴射により、前記フィルタに捕集されたパティキュレートを燃焼させ、前記フィルタを再生するための再生動作を実行するフィルタ再生手段をさらに備え、
前記噴射時期補正手段は、前記排ガス増量制御の実行中で、かつ前記再生動作の実行中のときに、前記噴射時期を遅角側に補正することを特徴とする、請求項4に記載の内燃機関の排ガス浄化装置。 - 前記内燃機関への燃料のポスト噴射により、前記フィルタに捕集されたパティキュレートを燃焼させ、前記フィルタを再生するための再生動作を実行するフィルタ再生手段と、
前記ポスト噴射によるオイルの希釈度合を表すオイル希釈度合パラメータを算出するオイル希釈度合パラメータ算出手段と、
前記再生動作および前記排ガス増量制御の実行中、前記算出されたオイル希釈度合パラメータに応じて、前記ポスト噴射による燃料噴射量を制限するための上限値を設定する上限値設定手段と、
をさらに備えることを特徴とする、請求項1に記載の内燃機関の排ガス浄化装置。
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JP2009157481A JP2011012599A (ja) | 2009-07-02 | 2009-07-02 | 内燃機関の排ガス浄化装置 |
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JP2020023893A (ja) * | 2018-08-07 | 2020-02-13 | トヨタ自動車株式会社 | 内燃機関の制御装置 |
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JP2001323835A (ja) * | 2000-05-15 | 2001-11-22 | Toyota Motor Corp | 内燃機関の排気浄化装置 |
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JP2006274982A (ja) * | 2005-03-30 | 2006-10-12 | Mitsubishi Fuso Truck & Bus Corp | 排気浄化装置 |
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2009
- 2009-07-02 JP JP2009157481A patent/JP2011012599A/ja active Pending
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