JP2011094645A - ワイヤーハーネス保持用クリップ - Google Patents
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Abstract
【課題】狭いスペースでも取り付けることができるワイヤーハーネス保持用クリップを提供する。
【解決手段】車両パネル50の取付孔51に挿入可能な軸部12を有してワイヤーハーネスに連結される軸部12と、軸部12の先端部側に設けられ、取付孔51の挿入側とは反対側に係止される係止部22と、基端部31が軸部12の一側部側において一体に連なり軸部12と交差する方向に延びて先端部32が軸部12の他側部側において取付孔51の挿入側の周縁部に接触可能な弾性変形部30とを備える。
【選択図】図1
【解決手段】車両パネル50の取付孔51に挿入可能な軸部12を有してワイヤーハーネスに連結される軸部12と、軸部12の先端部側に設けられ、取付孔51の挿入側とは反対側に係止される係止部22と、基端部31が軸部12の一側部側において一体に連なり軸部12と交差する方向に延びて先端部32が軸部12の他側部側において取付孔51の挿入側の周縁部に接触可能な弾性変形部30とを備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、被取付部材の取付孔に差し込んで係止するワイヤーハーネス保持用クリップに関する。
従来より、自動車等の車両に配索されるワイヤーハーネスを車体に固定する際に用いられるワイヤーハーネス保持用クリップとして、例えば特許文献1に記載のものが知られている。このクリップはワイヤーハーネスに巻きつけて締め付け固定するバンド部と、バンド部から立設した軸部と、軸部の先端から左右に折り返して形成した係止部と、軸部の基端部の全周より突出した皿バネ状の弾性変形部とを備えている。このクリップは、バンド部によりワイヤーハーネスを締め付け固定した後、車体に固定されているブラケットの係止孔に挿入させると、係止部によって係止孔の内側端縁に係止されると共に、弾性変形部がブラケットに圧接される。
また、同種のクリップとして、図13及び図14に記載のものも知られている。このクリップ100は、弾性変形可能な矢印形状の係止部101が板部材102に立設するように一体成形されている。また、係止部101よりも板部材102側には、ハの字状に形成された弾性片である弾性変形部103が設けられている。板部材102には、図示はしないが、ワイヤーハーネスをテープ等で巻きつけることで予め固定しておく。
このクリップ100の取付手順としては、図14に示すように、まず車体に固定したブラケット104に開口する取付孔104Aに係止部101を頭部から弾性変形させつつ挿入する。すると、図14の一点鎖線で示すように、弾性変形部103が取付孔104Aから遠ざかる方向へ広がりつつブラケット104を押し戻す。また、係止部101が弾性復帰し、取付孔104Aの縁に係止部101の端部が突き当たって係合され、引抜不能に係止されることによって、ワイヤーハーネスを車体に固定することができる。
上記のようなクリップにおいて、弾性変形部は、各種のブラケットの板厚に応じて弾性変形し、板厚が厚いときには周囲により広く広がり変形することで板厚のバラツキを吸収し、これによりクリップとブラケットとの間のガタつきを防止する役目を果たしている。このため、弾性変形部の周囲には、それが弾性的に拡開変形するためのスペースを確保しておく必要があり、クリップの取付箇所が制限されることがあった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、狭いスペースでも取り付けることができるワイヤーハーネス保持用クリップを提供することを目的とする。
本発明は、被取付部材に設けられた取付孔に取り付けられるワイヤーハーネス保持用クリップであって、前記取付孔に挿入可能な軸部を有してワイヤーハーネスに連結される本体部と、前記軸部の先端部側に設けられ、前記取付孔の挿入側とは反対側に係止される係止部と、基端部が前記本体部の一側部側において一体に連なり前記軸部と交差する方向に延びて先端部が前記本体部の他側部側において前記取付孔の挿入側の周縁部に接触可能な弾性片とを備えることに特徴を有する。
このような構造によれば、弾性片は、従来の例えば軸部から遠ざかる方向に延びていた場合と比較して、軸部に交差する方向に延びているから、軸部から弾性片の先端部までの距離を短くすることができる。また、弾性片の軸部に対する基端部の位置が、従来は軸部の延びる方向のいずれか一側面の幅方向の略中央位置であったが、本発明では、軸部の延びる方向の少なくとも一側面の幅方向の端部に位置するから、やはり、軸部から弾性片の先端部までの距離を短くすることができる。よって、たとえ弾性片の延びる方向の寸法が従来と同じであったとしても、弾性片の先端部の軸部からの距離は短くなり、弾性片が拡開変形前後で被取付部材に当接する範囲を取付孔からより近い位置とすることができる。よって弾性片が当接する被取付部材の取付面側において、取付けの際に必要な取付スペースを取付孔側に縮小することができる。
前記本体部には空洞部が形成され、前記弾性片は前記空洞部を通過して互いに逆方向に延びるように対をなして形成されていることが望ましい。このような構造によれば、本体部内部を通過させることで、本体部の外周に弾性片が張り出す割合を減らすことができ、本発明のワイヤーハーネス保持用クリップ全体の大きさを小型化することができる。加えて、本体部内部を通過させることで、例えば、本体部の側部に弾性片を形成するよりも、弾性片の先端部を取付孔からより近い位置に配置することができ、取付スペースを取付孔側に縮小することができる。また、弾性片は空洞部の挿通方向の両方向に延びて、両側に弾性片の先端部が配されることで、より安定的に弾性片が被取付部材を係止部との間に挟持することができる。
前記係止部は前記取付孔を貫通する際に逃げ変形し、貫通後に弾性的に復帰変形することで前記取付孔の内周縁部に係合する弾性係合片の先端に段差状に形成されていてもよい。このような構造によれば、係止部が取付孔を弾性変形して貫通後に弾性復帰して取付孔に対して引抜不能に係止されるのに加えて、弾性係合片が取付孔の内周縁部に係合されるから、ワイヤーハーネス保持用クリップの取付孔に対する係止力を高めることができる。
前記係止部は前記軸部の軸中心に対して対称となる位置に対をなして形成され、前記弾性片は前記係止部に対して前記軸部を中心軸として90°回転させた位置に設けられていてもよい。このような構造によれば、ワイヤーハーネス保持用クリップを一体成形した場合に、係止部の延びる方向に対して、直交する方向に挿通する空洞部を設け、その空洞部の挿通方向に沿う方向を弾性片が延びる方向とすることで、成形金型の抜き方向を揃えて型費を安価にし、製造コストを抑えることができる。
本発明によれば、狭いスペースでも取り付けることができるワイヤーハーネス保持用クリップを提供することができる。
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1ないし図12によって説明する。
本実施形態におけるワイヤーハーネス保持用クリップ10(以下、単にクリップとも言う)は、図示しないワイヤーハーネスを車両パネル50(被取付部材に相当する)に形成された取付孔51に取り付けるものである。以下、取付方向における弾性係合片20側を上側、電線保持部11側を下側とし、電線保持部11の長手方向をX軸方向、同幅方向をY軸方向、軸部16の突出方向をZ軸方向として説明する。
本発明の実施形態1を図1ないし図12によって説明する。
本実施形態におけるワイヤーハーネス保持用クリップ10(以下、単にクリップとも言う)は、図示しないワイヤーハーネスを車両パネル50(被取付部材に相当する)に形成された取付孔51に取り付けるものである。以下、取付方向における弾性係合片20側を上側、電線保持部11側を下側とし、電線保持部11の長手方向をX軸方向、同幅方向をY軸方向、軸部16の突出方向をZ軸方向として説明する。
ワイヤーハーネス保持用クリップ10は、合成樹脂製であって、一体成形によって形成されている。その構成は図1から図3に示すように、ワイヤーハーネスをテープ等で巻き付けて固定する板状の電線保持部11と、電線保持部11から立設される軸部12と、軸部12の先端に設けられた弾性係合片20と、軸部12の電線保持部11側に設けられた空洞部13と、空洞部13の内部から突設された弾性片に相当する弾性変形部30とを備えている。
電線保持部11は、図2及び図3に示すように、略一定の幅寸法及び板厚をなす平板状となっており、その上面のX軸方向の略中央位置からは、断面方形の略柱状の軸部12がZ軸方向に立設されている。軸部12は、取付孔51に挿通可能な寸法とされており、断面形状は取付孔51の開口形状と同じ略方形状をなしている。
図1及び図3に示すように、軸部12の突出端面12Aの対向する各短辺側の側縁から一対の弾性係合片20が一体に設けられている。各弾性係合片20は、軸部12の先端から両側に電線保持部11に向かって所定の角度をなして折り返すように片持ち状に延出している。各弾性係合片20は、電線保持部11の長手方向(X軸方向)に沿って軸部12に対し接近・離間する方向に弾性変形可能とされている。
弾性係合片20の先端寄り部分には軸部12とは反対側の面を段差状に肉を薄くしてその先端に軸部12の軸方向に沿って直線的に延びる平板部21が形成されており、これにより弾性係合片20に取付孔51の内周縁に係止する係止部22が形成されている。なお、この弾性係合片20の構造により、軸部12を取付孔51に挿入すると弾性係合片20が軸部12側に縮小変形して挿通する。そして、平板部21より前側の弾性係合片20が取付孔51を貫通すると、弾性係合片20が弾性復帰するとともに、係止部22が取付孔51の内周縁部に引っ掛かかり、軸部12を車両パネル50に係止することが可能となっている。
さて、軸部12の基端部には、Y軸方向に挿通する空洞部13が形成されている。その電線保持部11側の底面13Aは、図3及び図4に示すように、電線保持部11の上面と一致している。その底面13A上からは、弾性変形部30が一対突設されている。図5に示すように、空洞部13の両側の開口縁部に各々対応して、弾性変形部30の基端部31が一つずつそのY軸方向の端部の位置を揃えるようにして配されている。X軸方向の位置は、互いに空洞部13内で交差して挿通可能なように、一定間隔をおいてずらして配置されている(図5参照)。そして、弾性変形部30は、図4及び図6に示すように、各々の基端部31から斜め上方に向かって空洞部13を通過して、基端部31が配されている側とは反対側の空洞部13の開口縁部から外側に延出して、各々の先端部32がZ軸方向において同位置となるように設けられている。
弾性変形部30の先端部32のZ軸方向の位置は、図6及び図7に示すように、係止部22と略同じ軸部12の中間に配されている。この配置により、取付孔51に軸部12を挿通させると、弾性係合片20の係止部22が取付孔51の内周縁部に係止される前に、弾性変形部30の先端部32が取付孔51周りの車両パネル50に当接することとなる。
続いて、ワイヤーハーネス保持用クリップ10の車両パネル50への取付手順について図8ないし図12を用いて説明する。
まず、図示しないワイヤーハーネスをテープ等で電線保持部11へと巻き付けて固定する。次に、弾性係合片20側の軸部12の上面12Aが取付孔51に挿通可能なようにその向きを決定し、車両パネル50の取付孔51に差し入れて押し込む。すると、一対の弾性係合片20が取付孔51の内周に沿って内側に弾性変位しつつ取付孔51に挿入されていく。そして、弾性係合片20の平板部21よりも前側の部分が取付孔51を貫通して弾性復帰し、平板部21が同じ向きに変位することで係止部22が取付孔51の内周縁部に当接し、引っ掛かるようにして係止される。
まず、図示しないワイヤーハーネスをテープ等で電線保持部11へと巻き付けて固定する。次に、弾性係合片20側の軸部12の上面12Aが取付孔51に挿通可能なようにその向きを決定し、車両パネル50の取付孔51に差し入れて押し込む。すると、一対の弾性係合片20が取付孔51の内周に沿って内側に弾性変位しつつ取付孔51に挿入されていく。そして、弾性係合片20の平板部21よりも前側の部分が取付孔51を貫通して弾性復帰し、平板部21が同じ向きに変位することで係止部22が取付孔51の内周縁部に当接し、引っ掛かるようにして係止される。
取付孔51の内周縁部に係止部22が係止する前に、弾性変形部30の先端部32がクリップ10の挿入側の取付孔51周りの車両パネル50に当接する。弾性変形部30は、先端部32が当接した車両パネル50によって取付方向とは反対側に押し下げられるようにして、軸部12から遠ざかる方向に拡開変形し、車両パネル50の板厚を吸収する。そして、その弾性変形することによる弾性変形部30の反力により、取付孔51を貫通した弾性係合片20側に車両パネル50を押し上げるようにして挟持する。こうしてワイヤーハーネス保持用クリップ10の車両パネル50への取付けが完了する。
以上説明したように、本実施形態によれば、弾性変形部30は空洞部13の一方の開口縁部から空洞部13内をY軸方向へと通過させ、空洞部13の他方の開口縁部から外側に先端部32を配する構造であるから、車両パネル50の取付孔51への取付時に、弾性変形部30が取付孔51周縁部に当接する位置が、従来の例えばハの字形状の場合と比較して、軸部12に近くなる。
具体的には、図14に示す従来例のハの字形状の弾性変形部103の場合、軸部から当接位置までの距離は、弾性変形部103の延びる方向のX成分に等しく、距離aで示される。これに対して、本発明は、図11に示すように、弾性変形部30の軸部12から当接位置までの距離は、空洞部13から外側に張り出した長さbとなる。それぞれの弾性変形部の延出長さが異なるため、距離aと長さbとを単純に比較することはできないが、弾性変形部30を空洞部13内に収容することで、収容した長さ分だけ弾性変形部30の車両パネル50への当接位置を軸部12に近づけることが可能であるということが見てとれる。
また、一対の弾性変形部30をX軸方向にずらして配置し、互いに交差するようにY軸方向に延出させることで、互いの延出部位をY軸方向に重複させることができる。これにより、従来の軸部の両側部から互いに重なり合うことなく、各々軸部から遠ざかる方向に延出させていた場合と比較して、互いに延出方向において外側に張り出す範囲を縮小することができる。つまり、弾性変形部30同士を互いに重複させて配置することによっても弾性変形部30の軸部12からの距離を短くすることを可能にしている。
以上より、弾性変形部30の先端部32以外の部位を軸部12内の空洞部13に設けることで、例えば、弾性変形部30の延びる方向の寸法が従来と同じであったとしても、先端部32の軸部12からの距離を短くすることができ、且つ対応可能な板厚の範囲を保つことができる。よって、弾性変形部30の機能を低下させることなく、車両パネル50への当接部位をより取付孔51側へと近づけることができ、取付面側の取付スペースを縮小することができる。
また、一対の弾性変形部30は空洞部13の挿通方向の両側から各々外側にその先端部32を延出することで、より安定的に車両パネル50に対して当接し、係止部22とにより挟持することができる。
一方、弾性係合片20は、取付孔51を弾性変形して貫通後に弾性復帰して、取付孔51から引抜不能に係止される。これに加え、弾性係合片20が弾性復帰することによって、平板部21が外側へと変位することで取付孔51の内周縁部に係止部22が引っ掛かるようにして係止する。このようにして、取り付けた取付孔51に対して、本発明のクリップ10は二段階の係止を行うことができるから、係止力にも優れた効果を発揮する。
そして、一対の弾性係合片20に対して、空洞部13の挿通方向及び一対の弾性変形部30の配置を軸部12を軸として90°回転させた位置とし、さらに一対の弾性変形部30のX軸方向の位置を互い違いとすることで、成形金型の抜き方向を、空洞部13の挿通方向であるY軸方向に揃えることができる。これにより、スライド型などの必要がない簡単な金型構造とすることができるから、型費を安価にし、製造コストを抑えることが可能である。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態1において、軸部12には、Y軸方向に貫通する空洞部13を設けたが、これに限られず、X軸方向に貫通する空洞部13であってもよい。この場合、弾性変形部30は空洞部13から弾性係合片20と同方向に延出することとなり、弾性係合片20の係止部22と弾性変形部30の当接部位が、対応する位置に配されることで、より強固に車両パネル50を挟持することができる。
(2)上記実施形態1において、軸部12には空洞部13が形成されていたが、これに限られず、空洞部13は設けられていなくてもよい。空洞部13がない場合には、弾性変形部30は軸部12の側部に軸部12に交差するように延出するように配される。空洞部13に弾性変形部30が収容されなくても、軸部12に交差するようにして、延出させることで、その当接位置は、従来よりも取付孔51から近い位置とすることが可能である。
(3)上記実施形態1において、一対の弾性変形部30は、Y軸方向に沿って互いに反対方向に延出していたが、これに限られず、同方向に延出していてもよい。
(4)上記実施形態1では、板状の電線保持部11にワイヤーハーネスをテープ等で巻き付けて固定したが、これに限られず、例えばワイヤーハーネスを固定する部位をバンド状のものとし、このバンドをワイヤーハーネスに巻き付けて結束し固定するものにも応用できる。
(5)上記実施形態1では、係止部22は弾性係合片20の先端に形成したが、これに限らず、次のような弾性係合片を利用しない構成も可能である。即ち、軸部に剛性が高い係止突部として係止部を一体に形成しておき、取付孔は係止突部を形成した軸部の形状に沿って、ある一方向でのみ挿通可能な形状に開口させる。軸部を取付孔に挿入して係止突部を取付孔の反対側に貫通させたところで軸部の中心軸を軸として回転させることで係止突部が取付孔から引き抜き不能な位置に配され、係止突部が取付孔の反対側の周縁部に係合される。このような係止部により、取付孔から引抜不能に係止する構造であってもよい。
10…ワイヤーハーネス保持用クリップ(クリップ)
11…電線保持部
12…軸部
13…空洞部
20…弾性係合片
30…弾性変形部
50…車両パネル
51…取付孔
11…電線保持部
12…軸部
13…空洞部
20…弾性係合片
30…弾性変形部
50…車両パネル
51…取付孔
Claims (4)
- 被取付部材に設けられた取付孔に取り付けられるワイヤーハーネス保持用クリップであって、
前記取付孔に挿入可能な軸部を有してワイヤーハーネスに連結される本体部と、
前記軸部の先端部側に設けられ、前記取付孔の挿入側とは反対側に係止される係止部と、
基端部が前記本体部の一側部側において一体に連なり前記軸部と交差する方向に延びて先端部が前記本体部の他側部側において前記取付孔の挿入側の周縁部に接触可能な弾性片と、を備えるワイヤーハーネス保持用クリップ。 - 前記本体部には空洞部が形成され、前記弾性片は前記空洞部を通過して互いに逆方向に延びるように対をなして形成されていることを特徴とする請求項1に記載のワイヤーハーネス保持用クリップ。
- 前記係止部は前記取付孔を貫通する際に逃げ変形し、貫通後に弾性的に復帰変形することで前記取付孔の内周縁部に係合する弾性係合片の先端に段差状に形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のワイヤーハーネス保持用クリップ。
- 前記係止部は前記軸部の軸中心に対して対称となる位置に対をなして形成され、
前記弾性片は前記係止部に対して前記軸部を中心軸として90°回転させた位置に設けられていることを特徴とする請求項2に記載のワイヤーハーネス保持用クリップ。
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---|---|---|---|---|
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JP2017207128A (ja) * | 2016-05-18 | 2017-11-24 | 三和パッキング工業株式会社 | 締結具、締結構造及び振動部材の保護構造 |
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2009
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