JP2011081158A - Fixing roller cleaning device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は画像形成装置の定着ローラの表面等を清掃するクリーニング装置に関する。 The present invention relates to a cleaning device that cleans the surface of a fixing roller of an image forming apparatus.
従来の画像形成装置の一例として、複数の光走査手段を有する4ドラムレーザービームプリンターを図3及び図4に示す。すなわち、図3は従来の画像形成装置(レーザービームプリンター)の断面図、図4は同画像形成装置の像形成部の断面図であり、図4に示すように装置本体内には画像形成手段である4つの画像形成ステーションPa、Pb、Pc、Pdが並設されている。 As an example of a conventional image forming apparatus, a four-drum laser beam printer having a plurality of optical scanning units is shown in FIGS. 3 is a cross-sectional view of a conventional image forming apparatus (laser beam printer). FIG. 4 is a cross-sectional view of an image forming unit of the image forming apparatus. As shown in FIG. The four image forming stations Pa, Pb, Pc, and Pd are arranged in parallel.
上記画像形成ステーションPa、Pb、Pc、Pdはマゼンタ、シアン、イエロー、ブラックの各色をそれぞれ形成するものであって、これらは図4に示すように図示矢印方向に回転される像担持体である感光ドラム1a、1b、1c、1dをそれぞれ有している。
The image forming stations Pa, Pb, Pc, and Pd form magenta, cyan, yellow, and black colors, respectively, and these are image carriers that are rotated in the direction of the arrow shown in FIG.
また、各感光ドラム1a、1b、1c、1dの周囲は、帯電器12a、12b、12c、12dと現像装置2a、2b、2c、2d及びクリーナ4a、4b、4c、4dが各感光ドラム1a、1b、1c、1dの回転方向に沿って順次配設されており、各感光ドラム1a、1b、1c、1dの下方には転写部3が配設されている。尚、この転写部3は各画像形成ステーションPa、Pb、Pc、Pdに共通の記録搬送手段である転写ベルト31と転写用帯電器3a、3b、3c、3dを有している。
Further, around the
以上の構成を有するプリンターにおいて、図3に示す記録材供給手段である給紙カセット71から供給された記録紙Pは、転写ベルト31上に支持されて各画像形成ステーションPa〜Pdへ搬送され、前記各感光ドラム1a〜1d上に形成された各色のトナー像の転写を順次受ける。そして、この転写工程が終了すると、記録紙Pは転写ベルト31から分離されて記録材案内手段である搬送ベルト72によって定着装置5へと搬送される。
In the printer having the above configuration, the recording paper P supplied from the
上記定着装置5は図5に詳細を示すように、回転自在に排泄された定着用回転体である定着ローラー51と、該定着ローラー51に圧接しながら回転する加圧用回転体である加圧ローラー52と、離型剤塗布手段である離型剤塗布装置53と、クリーニング装置54、55を有して構成されている。尚、定着ローラー51と加圧ローラー52の内部にはハロゲンランプ等のヒーター56、57がそれぞれ配設されている。また、定着ローラー51と加圧ローラー52にはサーミスター58、59が接触するようにそれぞれ配設されており、温度調整回路を介してヒーター56、57への電圧を制御することによって定着ローラー51と加圧ローラー52の表面の温度調節がそれぞれ行われている。
As shown in detail in FIG. 5, the
また、定着ローラー51にはクリーニング装置54及び離型剤塗布装置53が取り付けられており、クリーニング装置54によって定着ローラー51上にオフセットしたトナー等のクリーニングがなされるとともに、離型剤塗布装置53によって離型剤であるシリコーンオイル等が定着ローラー51に塗布され、該定着ローラー51からの記録紙Pの分離の容易化とトナーのオフセット防止が図られている。
In addition, a
クリーニング装置54は、帯状の耐熱不織布からなるクリーニングウエブ54aと、該クリーニングウエブ54aを定着ローラー51に押圧する押圧ローラー54bと、新しいクリーニングウエブ54aを巻き出す巻き出しローラー54cと、トナー等が付着したためにクリーニング能力が低下したクリーニングウエブ54aを徐々に巻き取っていく巻き取りローラー54d等から構成されており、特にサーミスター58にオフセットトナーが付着して該サーミスター58に検知不良を生じないようクリーニング装置54はサーミスター58に対して定着ローラー51の回転方向上流側に設けられている。
The
ところで、クリーニングウエブ54aの巻き取り方法としては、カウンターによって所定枚数コピーしたときに不図示のソレノイドをONし、ワンウェイクラッチを動作させて定着ローラー51の回転方向と逆方向に所定量巻き取る方法がある。このようにクリーニングウエブ54aを逆方向に巻き取ることによって該クリーニングウエブ54aが定着ローラー51の回転方向に巻き込まれないようにしている。
By the way, as a winding method of the
また、前記離型剤塗布装置53はシリコーンオイル等の離型剤を収容する離型剤溜り部53aと該離型剤溜り部53aから離型剤を汲み上げる汲み上げローラー53b、53cと、汲み上げられた離型剤を定着ローラー51に塗布する塗布ローラー53d、該塗布ローラー53d上の離型剤量を一定量に規制するためのフッ素ゴム等の弾性体から成る規制ブレード53e等から構成されており、特に定着ローラー51への均一な離型剤塗布を実現するため、この離型剤塗布装置53はサーミスター58に対して定着ローラー51の回転方向下流側に配設されている。
The release
他方、加圧ローラー52にも、定着ローラー51のクリーニング装置54と同様なクリーニングウエブ55a、押圧ローラー55b、巻き出しローラー55c、巻取りローラー55d等とで構成されるクリーニング装置55が取り付けられており、このクリーニング装置55によって定着ローラー51を介して加圧ローラー52に付着したトナーのクリーニングがなされる。
On the other hand, a
また、加圧ローラー52には、該加圧ローラー52上に残った余剰離型剤を除去する離型剤除去用弾性体としての離型剤除去ブレード60が当接している。尚、この離型剤除去ブレード60が無い場合は、余剰離型剤が定着ローラー51と加圧ローラー52とのニップに溜り、記録紙P上のシミとなったり、OHP用の透明フィルムがスリップしてニップ部への進入不良が発生する。ここで、離型剤除去ブレード60の材質としてはSiゴム、フッ素ゴム等が用いられ、離型剤除去ブレード60は加圧ローラー52の回転方向に対して順方向又は逆方向に適当な進入量をもって当接している。
Further, a release
而して、記録紙Pが搬送されて来ると定着ローラー51と加圧ローラー52が回転し、定着ローラー51の表面に離型剤としてのシリコーンオイルが塗布され、該記録紙Pが定着ローラー51と加圧ローラー52の間を通過する際に表裏両面からほぼ一定の圧力と温度で加圧及び加熱されて未定着トナー像の定着を受けて当該記録紙P上にフルカラー画像が形成される。そして、画像が定着された記録紙Pは、下分離爪61によって加圧ローラー52から分離されて機外へ排出される。
Thus, when the recording paper P is conveyed, the
しかしながら上記従来例ではクリーニング装置54のクリーニングウエブ54aは定着ローラー51に付着したトナー等を清掃するためにアミド系樹脂繊維やポリエステル系樹脂繊維からなる不織布により構成され図6に示すようにこれらの繊維FによりトナーT等が絡め取られることにより定着ローラーの清掃が行われる。クリーニングウエブ54aはこの清掃能力を発揮するためにはある程度の繊維による粗さが必要であり平滑にしすぎると繊維FによるトナーT等を絡めとることが不可能となってしまう。このため、トナーT等の清掃能力を高めようとするとある程度の繊維Fを粗くすることが必要となる。
However, in the above-described conventional example, the
また、定着ローラー51には離型剤塗布装置53によりシリコーンオイル等が表面に塗布されている。このシリコーンオイル等は記録紙Pが定着ローラー51と加圧ローラー52のニップを通過することで記録紙Pに転写されるが、一部は定着ローラー51の表面に残る。
Further, a silicone oil or the like is applied to the surface of the
このため、定着ローラー51の表面に残ったシリコーンオイル等はクリーニング装置54を通過しクリーニングウエブ54aにより拭き取られるがクリーニングウエブ54aの繊維Fが粗いため図7に示すようなシリコーンオイル等の拭きムラスジSaが発生する。(図7は定着ローラー51を上方から見た図でクリーニングペーパー54aを省略した模式図である。)また、押圧ローラー54bは発砲スポンジ等で構成され、その表面に凹凸がある。このため、クリーニングウエブ54aは押圧ローラー54bの凹部では定着ローラー51に対して圧接できず前述同様にシリコーンオイル等の拭きムラスジSaを発生する原因となっていた。そして次の記録紙Pが定着ローラー51、加圧ローラー52のニップを通過するときに、このシリコーンオイル等の拭きムラスジSaは定着ローラー51表面にその状態を維持したままのため、記録紙Pにこのシリコーンオイル等による拭きムラスジにより図8に示すような画像スジPaを発生してしまう。これは、トナー画像のあるところでの光沢ムラや、OHP用の透明フィルムを投影したときに影となってしまい画像品を落としてしまっていた。
For this reason, the silicone oil or the like remaining on the surface of the
この課題を解決するために、図5に示すようにクリーニングウェブ54aの定着ローラ51回転方向下流にクリーニングブレード54eを配置し、該クリーニングブレード54eによりシリコンオイル等の拭きムラスジSaを均一化する手段が考えられている。しかしこの手段は初期性能は十分であるものの、クリーニングウェブ54aで清掃しきれずにクリーニングウェブ54aをすり抜けてきた紙紛や残トナーが、耐久が進むにつれ、クリーニングブレード54e先端に付着、成長し、クリーニングブレード54eと定着ローラ51の間に微小な隙間を作り、その隙間をシリコンオイル等が通過し再び拭きムラスジSa′が発生してしまう。
In order to solve this problem, as shown in FIG. 5, a
上述の課題を解決するための本発明は、定着ローラー表面を清掃するクリーニング装置において、定着ローラー表面を清掃するクリーニングブレードに該ブレード自身を清掃する機構を有することを特徴とする。 The present invention for solving the above-described problems is characterized in that a cleaning device for cleaning the surface of the fixing roller has a mechanism for cleaning the blade itself in a cleaning blade for cleaning the surface of the fixing roller.
本発明では、定着ローラー表面を清掃するクリーニングブレードに該クリーニングブレード自身を清掃する機構を有することにより、該クリーニングブレードに付着した残トナーや紙粉等の汚れを清掃し、耐久が進んでも該クリニングブレードが常に定着ローラー表面の残トナー等の付着物とシリコーンオイル等をムラなく平滑に拭き取ることを可能とし、図8に示すような画像スジPaの発生を防止することができる。 In the present invention, the cleaning blade for cleaning the surface of the fixing roller has a mechanism for cleaning the cleaning blade itself, so that residual toner and paper dust adhered to the cleaning blade can be cleaned, and the cleaning can be performed even if durability is advanced. The blade can always wipe off deposits such as toner remaining on the surface of the fixing roller and the silicone oil smoothly without unevenness, and can prevent the image streak Pa as shown in FIG.
図1は本発明の第一の実施例を示す図である。定着装置150は定着ローラー151、加圧ローラー152、離型剤塗布装置153、クリーニング装置154、定着ローラー151、加圧ローラー152の内部に配設されているヒーター156、157と、定着ローラー151、加圧ローラー152に接触しているサーミスター158、159から構成されている。本実施例中クリーニング装置154以外は従来例と同じ構成で同じ機能を有している。
FIG. 1 is a diagram showing a first embodiment of the present invention. The fixing
クリーニング装置154は定着ローラー151表面の残トナー等の付着物とシリコーンオイル等をムラなく拭き取るクリーニングブレード154eと、帯状の耐熱不織布からなるクリーニングウエブ154aと、クリーニングウエブ154aをクリーニングブレード154eに押圧するスポンジローラー154bと新しいクリーニングウエブ154aを巻き出す巻き出しローラー154cと、クリーニングブレード154eをクリーニングするためにクリーニングウエブ154aを徐々に巻き取っていく巻き取りローラー154d等から構成されており、特にサーミスター158にオフセットトナーが付着して該サーミスター158に検知不良を生じないようクリーニング装置154はサーミスター158に対して定着ローラー151の回転方向上流側に設けられている。
The
ここでクリーニングウェブ154aの巻き取り方向は従来の方向とは逆で、定着ローラー151の回転方向と同方向に巻き取られる構成となっているため、クリーニングウエブ154aが定着ローラー151の回転方向に巻き込まれないように、巻き出しローラー154cの軸上には不図示のトルクリミッターを設置している。
Here, the winding direction of the cleaning
(実施例)
図2はクリーニング装置154の拡大断面図である。上記第一の実施例においてクリーニングウェブ154aは、残トナーや紙粉等の汚れに加え残オイルも吸収できる耐熱不織布を用い、スポンジローラー154bでフッ素ゴム等の弾性体と金属等のバックアップ部材で構成された図2に示すような定着ローラー151表面の残トナー等の付着物とシリコーンオイル等をムラなく拭き取る、先端がテーパー形状になったクリーニングブレード154eに押圧される。
(Example)
FIG. 2 is an enlarged cross-sectional view of the
クリーニングウエブ154aは矢印方向に巻き取りローラー154dにより巻き取られ、巻き出しローラー154cから送られる。クリーニングウェブ154aはスポンジローラー154bでクリーニングブレード154eに押圧されて、スポンジローラー154bが潰れることによりクリーニングブレード154eの先端に接する構成となっており、巻き取りローラー154dにより巻き取られる際クリニングブレード154eの先端をクリーニングする。
The cleaning
また、クリーニングブレード154eで堰き止められた残オイルに残トナーや紙粉等が溶融するため、上記構成のクリーニングウェブ154aで残オイルを吸収することにより、クリーニングブレード154eに残トナーや紙紛等が付着することを低減する。
Further, since residual toner, paper powder, and the like melt into the residual oil blocked by the
このような構成により、クリニングブレード154eの先端に残トナーや紙紛等が付着することを防止でき、クリニングブレード154eが常に定着ローラー151表面の残トナー等の付着物とシリコーンオイル等をムラなく平滑に拭き取ることを可能としている。
With such a configuration, it is possible to prevent residual toner, paper dust, and the like from adhering to the tip of the
第二の実施例は図2に示す第一の実施例と同等の構成のクリーニング装置154において、クリーニングウエブ154aの巻き取り方法が、所定枚数コピーしたときと、さらにコピーが終了し定着ローラー151の回転が停止したときに不図示のソレノイドをONし、不図示ワンウェイクラッチを動作させて巻き取りローラー154dを回転させ定着ローラー151と同方向に巻き取られる構成となっている。このようなクリーニングウエブ154aの巻き取りシーケンスにより、クリニングブレード154eの先端に定着ローラー151表面から拭き取った残トナーや紙紛等が付着したまま放置され固着してしまうことを防止でき、クリニングブレード154eが常に定着ローラー151表面の残トナー等の付着物とシリコーンオイル等をムラなく平滑に拭き取ることを可能としている。
In the second embodiment, in the
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JP2009233009A JP2011081158A (en) | 2009-10-07 | 2009-10-07 | Fixing roller cleaning device |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013057795A (en) * | 2011-09-08 | 2013-03-28 | Fuji Xerox Co Ltd | Fixing device and image forming device |
JP2014106534A (en) * | 2012-11-27 | 2014-06-09 | Xerox Corp | Device and method for cleaning pressure roller of fuser unit used in printing |
JP2016059619A (en) * | 2014-09-18 | 2016-04-25 | サミー株式会社 | Slot machine |
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- 2009-10-07 JP JP2009233009A patent/JP2011081158A/en active Pending
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