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JP2011066126A - 半導体記憶装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体記憶装置およびその製造方法 Download PDF

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Keizo Kawakita
惠三 川北
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Abstract

【課題】半導体記憶装置の周辺回路領域における配線間の寄生容量を低減する。
【解決手段】配線パターンを有する配線層42,46と、配線層42,46内の配線パターン間の非配線領域に形成された空洞48と、空洞48を画定する壁部の少なくとも一部を形成する絶縁膜49と、を備えた周辺回路領域40と、メモリセル領域20と、を有している。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体記憶装置およびその製造方法に関する。
DRAM(Dynamic Random Access Memory)に代表される半導体記憶装置は、一般的に、情報を記憶させるメモリセル領域と、このメモリセル領域への情報の書き込み、読み出し等を制御する周辺回路領域とから構成されている。
近年、このような半導体記憶装置では、記憶容量の大容量化の要求が年々高まっており、そのために、半導体記憶装置の小型化および微細化が行われている。しかしながら、この小型化および微細化は、配線間隔を狭めることで、配線間の寄生容量を増大させ、信号遅延を増大させるという問題を引き起こすことになる。
この信号遅延の問題に対処するために、例えば、特許文献1および特許文献2には、配線間の寄生容量を低減する目的で、電極または配線層間に空洞を形成する方法が開示されている。
特開2001−156267号公報 特開2002−343862号公報
しかしながら、上述の方法では、メモリセル領域の、ゲート電極(ワード線)やコンタクトプラグなどの配線間の寄生容量を低減することが前提であって、他の配線層、特に周辺回路領域の配線層については何ら考慮されていない。すなわち、周辺回路領域の配線層に起因する信号遅延の問題に対しては、何の解決策も与えられていない。したがって、周辺回路領域の配線層においても、配線間の寄生容量を低減することが求められている。
上述した課題を解決するために、本発明の半導体記憶装置は、配線パターンを有する配線層と、配線層内の配線パターン間の非配線領域に形成された空洞と、空洞を画定する壁の少なくとも一部を形成する絶縁膜と、を備えた周辺回路領域と、メモリセル領域と、を有している。
また、周辺回路領域と、メモリセル領域とを有する、本発明の半導体記憶装置の製造方法は、周辺回路領域に、配線パターンを有する配線層を形成するステップと、配線パターン間の非配線領域を埋め込むように層間絶縁膜を形成した後、配線層の上方に第1の絶縁膜を形成するステップと、第1の絶縁膜に層間絶縁膜を露出させる開口部を形成し、開口部を通じて層間絶縁膜を除去することで、非配線領域に空洞を形成するステップと、層間絶縁膜を除去した後、第1の絶縁膜上に、空洞を埋め込まないように第2の絶縁膜を形成するステップと、を含んでいる。
このような半導体記憶装置では、周辺回路領域の配線層の非配線領域に、製造工程でその非配線領域を埋め込んでいた層間絶縁膜とは別の絶縁膜(第2の絶縁膜)によって画定された空洞が形成されている。これにより、周辺回路領域における配線間の寄生容量を低減することが可能となる。
以上のように、本発明によれば、半導体記憶装置の周辺回路領域における配線間の寄生容量を低減することができる。
本発明の半導体記憶装置としてのDRAMの第1の実施形態を概略的に示す断面図である。 第1の実施形態におけるDRAMの製造方法の一工程を示す図である。 第1の実施形態におけるDRAMの製造方法の、図2の工程に続く工程を示す図である。 第1の実施形態におけるDRAMの製造方法の、図3の工程に続く工程を示す図である。 第1の実施形態におけるDRAMの製造方法の、図4の工程に続く工程を示す図である。 第1の実施形態におけるDRAMの製造方法の、図5の工程に続く工程を示す図である。 第1の実施形態におけるDRAMの製造方法の、図6の工程に続く工程を示す図である。 第1の実施形態におけるDRAMの製造方法の、図7の工程に続く工程を示す図である。 第1の実施形態におけるDRAMの製造方法の、図8の工程に続く工程を示す図である。 第1の実施形態におけるDRAMの製造方法の、図9の工程に続く工程を示す図である。 第1の実施形態におけるDRAMの製造方法の、図10の工程に続く工程を示す図である。 本発明の半導体記憶装置としてのDRAMの第2の実施形態を概略的に示す断面図である。 第2の実施形態におけるDRAMの製造方法の一工程を示す図である。 第2の実施形態におけるDRAMの製造方法の、図13の工程に続く工程を示す図である。 第2の実施形態におけるDRAMの製造方法の、図14の工程に続く工程を示す図である。 第2の実施形態におけるDRAMの製造方法の、図15の工程に続く工程を示す図である。 本発明の半導体記憶装置としてのDRAMの第3の実施形態を概略的に示す断面図である。 第2の実施形態におけるDRAMの製造方法の一工程を示す図である。 第2の実施形態におけるDRAMの製造方法の、図18の工程に続く工程を示す図である。 第2の実施形態におけるDRAMの製造方法の、図19の工程に続く工程を示す図である。 本発明の半導体記憶装置としてのDRAMの第4の実施形態を概略的に示す断面図である。 本発明の半導体記憶装置としてのDRAMの第5の実施形態を概略的に示す断面図である。 本発明の半導体記憶装置としてのDRAMの第6の実施形態を概略的に示す断面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態について説明する。
本明細書では、本発明の半導体記憶装置として、メモリセル領域の容量コンタクトプラグとキャパシタ下部電極とを接続する容量コンタクトパッドと同一の層(配線層)が設けられた周辺回路領域を有するDRAMを例に挙げて説明する。
[第1の実施形態]
図1は、第1の実施形態におけるDRAM10を概略的に示す断面図であり、基板に対して垂直な方向で切断した断面を示している。
本実施形態のDRAM10は、メモリセル領域20と周辺回路領域40とから構成されている。本明細書では、特に言及しない限り、それぞれの領域における同じ符号は、同一の層を示すことにする。
まず、メモリセル領域20の膜構成について説明する。
図1の左側に示すメモリセル領域20には、シリコンからなる半導体基板11の拡散領域11a上に、2つのトランジスタが設けられている。それぞれのトランジスタは、ゲート酸化膜(図示せず)を介して積層されたゲート電極(ワード線)12と、ソース/ドレイン領域として機能するシリコンエピタキシャル層21a,21bとから構成されている。本実施形態では、ゲート電極12は、ポリシリコン12aとタングステンシリサイド12bとが順次積層された、いわゆるポリサイド構造を有している。また、タングステンシリサイド12b上には、ゲート電極12の抵抗を低減するためのタングステン12cが設けられている。ゲート電極12の周囲は、窒化シリコンからなるゲートキャップ絶縁層17で被覆されている。
ソース/ドレイン領域(シリコンエピタキシャル層)は、その一方21aが、コンタクトプラグ22aを介して、容量コンタクトプラグ23に接続されている。また、他方21bは、コンタクトプラグ22bおよびコンタクト24を介して、タングステンからなるビット線25に接続されている。ビット線25上には、窒化シリコンからなる配線加工用のハードマスク26が形成され、それらの周囲には、窒化シリコンからなるサイドウォール27が形成されている。上記のコンタクトプラグ22a,22bと、容量コンタクトプラグ23と、コンタクト24と、ビット線25と、ハードマスク26と、サイドウォール27とは、層間絶縁膜13b−13dに形成されている。ここで、層間絶縁膜13b,13cは、酸化シリコン(13b,13c)から構成され、層間絶縁膜13dは、SOD(Spin On Dielectrics,塗布絶縁材料)から構成されている。
容量コンタクトプラグ23は、窒化シリコンからなるシリンダストッパ膜14に覆われた容量コンタクトパッド28によって、キャパシタのキャパシタ下部電極29に接続されている。
キャパシタ下部電極29の表面上には、容量膜31、キャパシタ上部電極を含むプレート電極サポート膜32、プレート電極33が積層されている。これらは、層間絶縁膜13fで埋め込まれ、その上にCuストッパ膜15と低誘電率膜16とが設けられている。
次に、周辺回路領域40の膜構成について説明する。
図1の右側に示す周辺回路領域40も、同様に、SODからなる層間絶縁膜13a中に、メモリセル領域20に形成されているのと同じ構造のゲート電極12と、ゲート電極12の周囲に形成されたゲートキャップ絶縁層17とを有している。
周辺回路領域40の拡散領域11aおよびゲート電極12は、層間絶縁膜13a−13cを貫通するコンタクトプラグ41a,41bによって、層間絶縁膜13dに形成されたタングステンからなる第2の配線層42に接続されている。周辺回路領域40の第2の配線層42は、メモリセル領域20のビット線と同一の層である。
第2の配線層42上には、メモリセル領域20と同様に、配線加工用のハードマスク43が形成され、それらの周囲には、窒化シリコンからなるサイドウォール44が形成されている。その一方で、第2の配線層42は、ハードマスク43および層間絶縁膜13dに形成されたコンタクトプラグ45aによって、第1の配線層46に接続されている。
第1の配線層46上には、窒化シリコンからなるシリンダストッパ膜14を介して、窒化シリコンからなるウェットストッパ膜(第1の絶縁膜)47が設けられている。これらのシリンダストッパ膜14およびウェットストッパ膜47によって囲まれた、第1の配線層46の配線パターン間の非配線領域には、空洞48が形成されている。
空洞48を画定する壁の少なくとも一部は、TEOS(TetraEthyl OrthoSilicate、テトラエトキシシラン)からなるTEOS膜(第2の絶縁膜)49によって形成されている。TEOS膜49は、ウェットストッパ膜47の、配線パターン間の非配線領域に開口する開口部51を閉鎖するように形成されている。このことが、本発明の大きな特徴の一つである。すなわち、TEOS膜49は、TEOS膜49がウェットストッパ膜47上に成膜される際に、ウェットストッパ膜47の開口部51から配線パターン間の非配線領域(空洞が形成された領域)に侵入する。しかしながら、非配線領域がTEOS膜49で完全に埋め込まれる前に、TEOS膜49がウェットストッパ膜47の開口部51を閉鎖することで、非配線領域には空洞48が形成されることになる。このことについては、後で詳述する。
第1の配線層46は、ウェットストッパ膜47とTEOS膜49と層間絶縁膜13e,13fとを貫通するスルーホール52によって、Cuバリア膜53とCu配線54とに接続されている。Cu配線54は、層間絶縁膜13f上にCuストッパ膜15を介して形成された、Cu配線54の配線間容量を低減するための低誘電率層16に埋め込まれている。
以上のように、第1の配線層46の配線パターン間の非配線領域には、壁がTEOS膜49によって画定された空洞49が形成されている。この空洞48によって、第1の配線層46の配線パターン間の領域を低誘電率化することができ、寄生容量を低減することが可能となる。
また、本実施形態では、周辺回路領域40の第1の配線層46が、メモリセル領域20の容量コンタクトプラグ23とキャパシタ下部電極29とを接続する容量コンタクトパッド28と同一の層として形成されている。このことで、層間絶縁膜13e,13fに形成されるスルーホール52の深さを、第1の配線層46が形成されない場合と比べて、低減することが可能となる。これにより、スルーホール52を形成する際に、エッチング時のアスペクト比を減らすことで、エッチング加工の負担を軽減することが可能となる。
次に、図2から図11を参照しながら、本実施形態におけるDRAMの製造方法について説明する。ここでは、本発明の特徴部分となる、層間絶縁膜13cよりも上層での製造方法について詳細に説明する。
図2から図11は、本実施形態に係るDRAMの製造方法の各工程におけるDRAMの概略断面図であり、それぞれ基板に対して垂直な方向で切断した断面を示している。
まず、図2に示すように、メモリセル領域20では、層間絶縁膜13c中に、コンタクトプラグ22bに接続するコンタクト24まで形成する。一方、周辺回路領域40では、層間絶縁膜13a−13cを貫通して拡散領域11aに接続するコンタクトプラグ41aと、層間絶縁膜13b,13cおよびゲートキャップ絶縁層17を貫通してゲート電極12に接続するコンタクトプラグ41bとまで形成する。
次に、図3に示すように、メモリセル領域20ではビット線11となり、周辺回路領域40では第2の配線層42となるタングステンを層間絶縁膜13c上に成膜する。その上に、ハードマスク26,43となる窒化シリコンを成膜した後、リソグラフィとドライエッチングによって、それぞれのパターンを形成する。こうして、メモリセル領域20ではコンタクト24を介してコンタクトプラグ22bに接続するビット線11を形成し、周辺回路領域40ではコンタクトプラグ41a,41bに接続する第2の配線層42を形成する。その後、窒化シリコンを成膜し、エッチバックすることで、ビット線11および第2の配線層のサイドウォール27,44を形成する。ここで、周辺回路領域40におけるハードマスク43上部の窒化シリコンは除去されている。これにより、第2の配線層42と後述する上部の配線層との接続することが可能となる。そして、これらを埋め込むように、SODからなる層間絶縁膜13dを成膜して、CMP(Chemical Mechanical Polishing)によって層間絶縁膜13dの表面を平坦化する。
次に、図4に示すように、リソグラフィとドライエッチングによって、メモリセル領域20および周辺回路領域40にそれぞれホール34,55,56を形成する。メモリセル領域20では、層間絶縁膜13c,13dを貫通してコンタクトプラグ22aを露出させるホール34を形成する。周辺回路領域40では、ハードマスク43を貫通して第2の配線層42を露出させるホール55と、層間絶縁膜13dを貫通してコンタクトプラグ41bを露出させるホール56とを形成する。
その後、図5に示すように、各ホール34,55,56に導電性材料を埋め込み、CMPによって余剰な導電性材料を除去する。こうして、メモリセル領域20では、コンタクトプラグ22aに接続する容量コンタクトプラグ23を形成し、周辺回路領域40では、第2の配線層42およびコンタクトプラグ41aに接続するコンタクトプラグ45a,45bを形成する。
次に、図6に示すように、スパッタ法によって、厚さ10nmのタングステンナイトライドと、厚さ40nmのタングステンとを層間絶縁膜13d上に成膜した後、リソグラフィとドライエッチングによって、それぞれのパターンを形成する。こうして、メモリセル領域20では容量コンタクトプラグ23に接続する容量コンタクトパッド28を形成し、周辺回路領域40ではコンタクトプラグ45a,45bに接続する第1の配線層46を形成する。そして、減圧CVD(Chemical Vapor Deposition)法によって、厚さ50nmの窒化シリコンを成膜し、シリンダストッパ膜14を形成する。
ここで、図7に示すように、シリンダストッパ膜14がその上に形成された第1の配線層46の配線パターン間の非配線領域を埋め込むように、プラズマCVD法によって、厚さ50nmの酸化シリコンからなる層間絶縁膜13gを形成する。そして、CMPによって表面を平坦化した層間絶縁膜13g上に、減圧CVD法によって、厚さ50nmの窒化シリコンからなるウェットストッパ膜(第1の絶縁膜)47を成膜する。
なお、これ以降、後述する図9までに周辺回路領域40に形成される膜は、メモリセル領域20には、最終的には除去されるなどして形成されない。そのため、図7から図9においては、メモリセル領域20で行われるプロセスについては図示を省略し、以下ではその説明も省略する。
次に、図8に示すように、リソグラフィとドライエッチングによって、ウェットストッパ膜47に、第1の配線層46の非配線領域に開口して層間絶縁膜13gを露出させる開口部51を形成する。その後、5〜50%濃度のフッ酸水溶液によるウェットエッチングを行い、開口部51を通じて、層間絶縁膜13gを除去する。このようなウェットエッチングでは、酸化シリコン(層間絶縁膜13g)のエッチングレートが、窒化シリコン(ウェットストッパ膜47)のエッチングレートよりも高い。そのため、窒化シリコンからなるウェットストッパ膜47が除去される前に、開口部51から流入するエッチング液によって、酸化シリコンからなる層間絶縁膜13gが除去される。このようにして、第1の配線層46の配線パターン間の領域に空洞48(図9参照)を形成する。なお、第1の配線層46より下層の層間絶縁膜13dは、窒化シリコンからなるシリコンストッパ膜14によってエッチング液から保護されるため除去されることはない。
その後、図9に示すように、ウェットストッパ膜47上に、プラズマCVD法によって、TEOSからなるTEOS膜(第2の絶縁膜)49を成膜する。このとき、TEOS膜49の成膜は、最適な成膜条件によって、TEOS膜49が、空洞48を完全に埋め込む前に、ウェットストッパ膜47の開口部51で詰まり、開口部51を閉鎖するように行う。これにより、第1の配線層46の非配線領域に空洞48が形成された状態を維持したまま、それよりも上部の層を成膜することが可能となる。
次に、砒素リンケイ酸ガラスと酸化シリコンとの積層膜からなる層間絶縁膜13eを成膜する。このとき、層間絶縁膜13eは、メモリセル領域20ではシリンダストッパ膜14上に形成され(図示せず)、周辺回路領域40では、図10に示すように、TEOS膜49上に形成される。ここで、周辺回路領域40では、TEOS膜49がウェットストッパ膜47の開口部51を閉鎖しているため、空洞48が層間絶縁膜13eで埋め込まれることはない。
層間絶縁膜13eを形成した後で、メモリセル領域20では、リソグラフィとドライエッチングによって、容量コンタクトパッド28を露出させるホール(図示せず)を形成し,そのホールを埋め込むように、キャパシタ下部電極29となる膜を成膜する。そして、リソグラフィとドライエッチングによって、筒状のキャパシタ下部電極29を形成した後、層間絶縁膜13eをウェットエッチングによって除去する。その後、筒状のキャパシタ下部電極29の表面を覆うように容量膜31を形成し、これらを埋め込むようにプレート電極サポート膜(上部電極)32を形成する。その上に、プレート電極33となる膜を成膜し、リソグラフィとドライエッチングによってパターンを形成して、プレート電極33を形成する。
次に、プラズマCVD法によって、酸化シリコンからなる層間絶縁膜13fを形成する。これにより、メモリセル領域20ではプレート電極33のパターンが埋め込まれ、周辺回路領域40では層間絶縁膜13e上に層間絶縁膜13fが堆積される。その後、CMPによって、層間絶縁膜13fの表面を平坦化する。
ここで、周辺回路領域40では、リソグラフィとドライエッチングによって、層間絶縁膜13f,13e、TEOS膜49、ウェットストッパ膜47、およびシリンダストッパ膜14を貫通して第1の配線層46を露出させるホール57を形成する。本実施形態では、上述したように、周辺回路領域40の配線層として、メモリセル領域20の容量コンタクトパッド28と同一の層(第1の配線層46)を形成していることで、エッチングすべきスルーホールの深さが、第1の配線層46を形成しない場合と比べて低減されている。それにより、ここでのエッチング加工の負担を軽減することが可能となる。
その後、ホール57に導電性材料を埋め込み、CMPによって余剰な導電性材料を除去する。こうして、第1の配線層46に接続するスルーホール52を形成する。
次に、図11に示すように、層間絶縁膜13f上に、Cuストッパ膜15と低誘電率膜16とを成膜する。そして、周辺回路領域40では、リソグラフィとドライエッチングによって、低誘電率膜16とCuストッパ膜15とを貫通してスルーホール52を露出させるホール58を形成する。そのホール58に、Cuバリア膜53を成膜した後、Cuを埋め込み、CMPによって余剰なCuを除去してCu配線54を形成する。このようにして、DRAM10が完成する。
[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
本実施形態のDRAMが図1に示す第1の実施形態のDRAMと異なる点は、空洞がメモリセル領域のビット線と同一の層である第2の配線層の配線パターン間の領域に形成されている点、および、これに伴い、空洞近傍の絶縁膜の構成が一部変更されている点である。
図12は、第2の実施形態におけるDRAMの周辺回路領域を概略的に示す縦断面図であり、基板に対して垂直な方向で切断した断面を示している。なお、本実施形態におけるメモリセル領域は、第1の実施形態と同様の構成であるため、図示は省略する。
本実施形態では、層間絶縁膜13cと第2の配線層42との間に、窒化シリコンからなるウェットストッパ膜61が設けられ、第2の配線層42上に、窒化シリコンからなるウェットストッパ膜(第1の絶縁膜)62が設けられている。空洞48は、これらのウェットストッパ膜61,62に囲まれた、第2の配線層42の配線パターン間の領域に形成されている。空洞48を画定する壁の少なくとも一部を形成するTEOS膜49は、ウェットストッパ膜62の開口部64を閉鎖すると共に、第1の配線層46の配線パターンを埋め込むように、ウェットストッパ膜62上に設けられている。
このように、第2の配線層42の配線パターン間の非配線領域に、TEOS膜49によって画定された空洞49が形成されていることで、第2の配線層42の配線パターン間の容量を低減することができ、信号遅延を抑制することが可能となる。
さらに、第1の配線層46上には、第1の実施形態と同様に、シリンダストッパ膜14が形成されている。しかしながら、本実施形態のシリンダストッパ膜14は、第1の実施形態のように、第1の配線層46の配線パターンに沿って形成されていない。また、ウェットストッパ膜62の開口部64近傍の、シリンダストッパ膜14とTEOS膜49との間の隙間部分には、層間絶縁膜13hが形成されている。
なお、上記以外の構成については、第1の実施形態と同様であり、本実施形態によって得られる効果についても、第1の実施形態と同様である。
次に、第2の実施形態におけるDRAMの製造方法について説明する。
図13から図16は、本実施形態に係るDRAMの製造方法の一部工程におけるDRAMの概略断面図であり、それぞれ基板に対して垂直な方向で切断した断面を示している。
本実施形態に係るDRAMの製造方法は、図13に示す工程までは、層間絶縁膜13c上に、窒化シリコンからなるウェットストッパ膜61を形成することを除いて、第1の実施形態における図5までの工程と同様である。
次に、図14に示すように、層間絶縁膜13d上に、減圧CVD法によって、厚さ50nmの窒化シリコンからなるウェットストッパ膜62を形成する。そして、リソグラフィとドライエッチングによって、ウェットストッパ膜62に、第2の配線層64の非配線領域に開口して層間絶縁膜13dを露出させる開口部64を形成する。その後、5〜50%濃度のフッ酸水溶液によるウェットエッチングを行い、開口部64を通じて、層間絶縁膜13dを除去する。このようなウェットエッチングでは、SOD(層間絶縁膜13d)のエッチングレートが、窒化シリコン(ウェットストッパ膜62)のエッチングレートよりも高い。そのため、窒化シリコンからなるウェットストッパ膜62が除去される前に、開口部64から流入するエッチング液によって、SODからなる層間絶縁膜13dが除去される。このようにして、第2の配線層42の配線パターン間の領域に空洞48(図15参照)を形成する。なお、第2の配線層42より下層の層間絶縁膜13cは、窒化シリコンからなるウェットストッパ膜61によってエッチング液から保護されるため除去されることはない。
その後、図15に示すように、ウェットストッパ膜62上に、プラズマCVD法によって、TEOSからなるTEOS膜(第2の絶縁膜)49を成膜する。このとき、TEOS膜49の成膜は、最適な成膜条件によって、TEOS膜49が、空洞48を完全に埋め込む前に、ウェットストッパ膜62の開口部64で詰まり、開口部64を閉鎖するように行う。これにより、第2の配線層42の非配線領域に空洞48が形成された状態を維持したまま、それよりも上部の層を成膜することが可能となる。
次に、図16に示すように、TEOS膜49上に層間絶縁膜13hを形成した後、層間絶縁膜13hをCMPによって平坦化する。その後、第1の実施形態における図6に示す工程と同様の手順で、第1の配線層46とシリンダストッパ膜14とを形成する。
これ以降については、第1の実施形態と同様の工程(図10および図11に示す工程)を経て、図12に示すDRAM10が完成する。
[第3の実施形態]
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。
図17は、第3の実施形態におけるDRAMの周辺回路領域を概略的に示す縦断面図であり、基板に対して垂直な方向で切断した断面を示している。なお、本実施形態においても、メモリセル領域は第1の実施形態と同様の構成であるため、図示は省略する。
本実施形態は、第1の実施形態の構成と第2の実施形態の構成とを組み合わせた構成を有している。すなわち、空洞48が、第1の配線層46内の配線パターン間と、第2の配線層42内の配線パターン間との両方の非配線領域に形成されている。これによって、本実施形態では、第1の配線層46および第2の配線層42の両方の配線パターン間の容量を低減することができるため、信号遅延をより抑制することが可能となる。
この組み合わせに伴って、本実施形態の異なる点は、第1の配線層46上に形成されている膜が、第1の実施形態におけるシリンダストッパ膜14ではなく、開口部64を有するウェットストッパ膜62である点である。加えて、TEOS膜49が、2つの開口部51,64のうち、上側のウェットストッパ膜47の開口部51のみを閉鎖している点も、本実施形態の異なる点である。これら以外のほとんどの構成や得られる効果については、第1の実施形態または第2の実施形態のいずれかの構成と同様である。
図18から図20は、本実施形態に係るDRAMの製造方法の一部工程におけるDRAMの概略断面図であり、それぞれ基板に対して垂直な方向で切断した断面を示している。
本実施形態では、まず、第2の実施形態における図13に示す状態まで、DRAMの製造を行う。
その後、図18に示すように、第1の実施形態における図6および図7に示す工程と同様の手順で、層間絶縁膜13d上に、第1の配線層46とシリンダストッパ膜14と層間絶縁膜13gとウェットストッパ膜47とを順次形成する。
次に、図19に示すように、リソグラフィとドライエッチングによって、第2の配線層64の非配線領域の層間絶縁膜13dが露出するように、ウェットストッパ膜62およびシリンダストッパ膜14に、それぞれ開口部51,71を形成する。その後、5〜50%濃度のフッ酸水溶液によるウェットエッチングを行い、開口部51,71を通じて、層間絶縁膜13g,13dを除去する。このようなウェットエッチングでは、SOD(層間絶縁膜13d)および酸化シリコン(層間絶縁膜13g)のエッチングレートが、窒化シリコン(ウェットストッパ膜62)のエッチングレートよりも高い。そのため、窒化シリコンからなるウェットストッパ膜62およびシリンダストッパ膜14が除去される前に、開口部51,71から流入するエッチング液によって、SODからなる層間絶縁膜13dと酸化シリコンからなる層間絶縁膜13gとが除去される。このようにして、第1の配線層46の配線パターン間の領域と、第2の配線層42の配線パターン間の領域とに空洞48(図20参照)を形成する。
その後、図20に示すように、第1の実施形態における図9に示す工程と同様の手順で、ウェットストッパ膜47上にTEOS膜49を成膜する。
これ以降については、第1の実施形態と同様の工程(図10および図11に示す工程)を経て、図17に示すDRAM10が完成する。
[第4の実施形態]
次に、本発明の第4の実施形態について説明する。
本実施形態は、図1に示す第1の実施形態に対して、容量コンタクトパッドおよび第1の配線層の構成を変更した変形例である。
図21は、第4の実施形態におけるDRAMを概略的に示す断面図であり、基板に対して垂直な方向で切断した断面を示している。
本実施形態では、図1に示す第1の実施形態の場合と比べて、メモリセル領域20の容量コンタクトパッド28および周辺回路領域40の第1の配線層46の膜厚が大きくなっている。具体的には、第1の実施形態では厚さ50nmであった容量コンタクトパッド28および第1の配線層46を、本実施形態では厚さ400nm(タングステンが厚さ10nm、タングステンナイトライドが厚さ390nm)で形成している。これにより、本実施形態では、キャパシタ容量を増大させることが可能となる。すなわち、容量コンタクトパッド28の材料をキャパシタ下部電極29の材料と同じにすることで、容量コンタクトパッド28の側面部分だけ、実質的に下部電極の面積を拡大することができ、その結果、キャパシタ容量の増大につながることになる。
上記以外の構成および得られる効果については、第1の実施形態と同様である。また、本実施形態のDRAMの製造方法についても、上記の膜厚を変更することを除いて、第1の実施形態と同様である。
[第5の実施形態]
図22は、第5の実施形態におけるDRAMの周辺回路領域を概略的に示す断面図であり、基板に対して垂直な方向で切断した断面を示している。なお、本実施形態におけるメモリセル領域は、第4の実施形態と同様の構成であるため、図示は省略する。
本実施形態は、第1の実施形態に対して第4の実施形態で行った構成の変更を、第2の実施形態に対して行った変形例である。すなわち、本実施形態では、図12に示す第2の実施形態の場合と比べて、周辺回路領域40の第1の配線層46(およびメモリセル領域20の容量コンタクトパッド28)の膜厚が大きくなっている。また、本実施形態では、TEOS膜49上に、第2の実施形態における層間絶縁膜13hではなく、層間絶縁膜13e’が設けられており、第1の配線層46は、このTEOS膜49と層間絶縁膜13e’とに埋め込まれている。この点も、第2の実施形態と異なる点である。
上記以外の構成については、第2の実施形態と同様であり、本実施形態のDRAMの製造方法についても、上記の膜厚を変更することと、TEOS膜49上に層間絶縁膜13eを形成した後で第1の配線層46を成膜することとを除いて、第2の実施形態と同様である。また、本実施形態によって得られる効果については、第4の実施形態と同様である。
[第6の実施形態]
図23は、第5の実施形態におけるDRAMの周辺回路領域を概略的に示す断面図であり、基板に対して垂直な方向で切断した断面を示している。なお、本実施形態においても、メモリセル領域は第4の実施形態と同様の構成であるため、図示は省略する。
本実施形態は、第1の実施形態に対して第4の実施形態で行った構成の変更を、第3の実施形態に対して行った変形例である。すなわち、本実施形態では、図17に示す第3の実施形態の場合と比べて、周辺回路領域40の第1の配線層46(およびメモリセル領域20の容量コンタクトパッド28)の膜厚が大きくなっている。これ以外の構成については、第3の実施形態と同様であり、本実施形態のDRAMの製造方法についても、上記の膜厚を変更することを除いて、第3の実施形態と同様である。また、本実施形態によって得られる効果については、第4の実施形態と同様である。
10 DRAM
11 半導体基板
11a 拡散領域
12 ゲート電極
12a ポリシリコン
12b タングステンシリサイド
12c タングステン
13a−13h 層間絶縁膜
14 シリンダストッパ膜
15 Cuストッパ膜
16 低誘電率膜
17 ゲートキャップ絶縁膜
20 メモリセル領域
21a,21b シリコンエピタキシャル層
22a,22b,41a,41b,45a,45b コンタクトプラグ
23 容量コンタクトプラグ
24 コンタクト
25 ビット線
26,43 ハードマスク
27,44 サイドウォール
28 容量コンタクトパッド
29 キャパシタ下部電極
31 容量膜
32 プレート電極サポート膜
33 プレート電極
34,55−58 ホール
40 周辺回路領域
42 第2の配線層
46 第1の配線層
47,61,62 ウェットストッパ膜
48 空洞
49 TEOS膜
51,64,71 開口部
52 スルーホール
53 Cuバリア膜
54 Cu配線

Claims (23)

  1. 配線パターンを有する配線層と、該配線層内の前記配線パターン間の非配線領域に形成された空洞と、該空洞を画定する壁の少なくとも一部を形成する絶縁膜と、を備えた周辺回路領域と、メモリセル領域と、を有する半導体記憶装置。
  2. 前記配線層が、前記周辺回路領域のコンタクトプラグとスルーホールとを接続する複数の層の1つであって、前記コンタクトプラグまたは前記スルーホールに接続されている、請求項1に記載の半導体記憶装置。
  3. 前記配線層が、前記メモリセル領域の容量コンタクトプラグとキャパシタ下部電極とを接続する容量コンタクトパッドと同一の層であり、前記スルーホールが、前記配線層上に設けられている、請求項2に記載の半導体記憶装置。
  4. 前記配線層が、前記メモリセル領域のビット線と同一の層であって、前記コンタクトプラグ上に設けられている、請求項2に記載の半導体記憶装置。
  5. 前記絶縁膜がテトラエトキシシランからなる、請求項1から4のいずれか1項に記載の半導体記憶装置。
  6. 配線パターンを有する配線層と、該配線層内の前記配線パターン間の非配線領域に形成された空洞と、前記配線層の上方に設けられ、前記非配線領域に開口する開口部を有する第1の絶縁膜と、該第1の絶縁膜上に前記開口部を閉鎖するように設けられると共に、前記空洞を画定する壁の少なくとも一部を形成する第2の絶縁膜と、を備えた周辺回路領域と、メモリセル領域と、を有する半導体記憶装置。
  7. 前記配線層が、前記周辺回路領域のコンタクトプラグとスルーホールとを接続する複数の層の1つであって、前記コンタクトプラグまたは前記スルーホールに接続されている、請求項6に記載の半導体記憶装置。
  8. 前記配線層が、前記メモリセル領域の容量コンタクトプラグとキャパシタ下部電極とを接続する容量コンタクトパッドと同一の層であり、前記スルーホールが、前記配線層上に設けられている、請求項7に記載の半導体記憶装置。
  9. 前記配線層が、前記メモリセル領域のビット線と同一の層であって、前記コンタクトプラグ上に設けられている、請求項7に記載の半導体記憶装置。
  10. 前記第1の絶縁膜が窒化シリコンからなる、請求項6から9のいずれか1項に記載の半導体記憶装置。
  11. 前記第2の絶縁膜がテトラエトキシシランからなる、請求項6から10のいずれか1項に記載の半導体記憶装置。
  12. それぞれが配線パターンを有する第1および第2の配線層であって、該第1の配線層が該第2の配線層の上方に設けられた第1および第2の配線層と、前記第1の配線層内の前記配線パターン間の非配線領域および前記第2の配線層内の前記配線パターン間の非配線領域の少なくとも一方に形成された空洞と、該空洞を画定する壁の少なくとも一部を形成する絶縁膜と、を備えた周辺回路領域と、メモリセル領域と、を有する半導体記憶装置。
  13. 前記空洞が、前記第1の配線層内の前記配線パターン間の前記非配線領域と、前記第2の配線層内の前記配線パターン間の前記非配線領域とに形成されている、請求項12に記載の半導体記憶装置。
  14. 前記第1および第2の配線層が、前記周辺回路領域のコンタクトプラグとスルーホールとを接続する複数の層を構成する、請求項12または13に記載の半導体記憶装置。
  15. 前記第1の配線層が、前記メモリセル領域の容量コンタクトプラグとキャパシタ下部電極とを接続する容量コンタクトパッドと同一の層であり、前記スルーホールが、前記第1の配線層上に設けられ、
    前記第2の配線層が、前記メモリセル領域のビット線と同一の層であって、前記コンタクトプラグ上に設けられている、請求項14に記載の半導体記憶装置。
  16. 前記絶縁膜がテトラエトキシシランからなる、請求項12から15のいずれか1項に記載の半導体記憶装置。
  17. 周辺回路領域と、メモリセル領域とを有する半導体記憶装置の製造方法であって、
    前記周辺回路領域に、配線パターンを有する配線層を形成するステップと、
    前記配線パターン間の非配線領域を埋め込むように層間絶縁膜を形成した後、前記配線層の上方に第1の絶縁膜を形成するステップと、
    前記第1の絶縁膜に前記層間絶縁膜を露出させる開口部を形成し、該開口部を通じて前記層間絶縁膜を除去することで、前記非配線領域に空洞を形成するステップと、
    前記層間絶縁膜を除去した後、前記第1の絶縁膜上に、前記空洞を埋め込まないように第2の絶縁膜を形成するステップと、
    を含む、半導体記憶装置の製造方法。
  18. 前記配線層を形成するステップが、前記メモリセル領域の容量コンタクトプラグとキャパシタ下部電極とを接続する容量コンタクトパッドを前記メモリセル領域に形成するのと同時に、前記配線層を形成することを含み、
    前記第2の絶縁膜を形成するステップの後で、前記配線層上に、スルーホールを形成するステップをさらに含む、請求項17に記載の半導体記憶装置の製造方法。
  19. 前記配線層を形成するステップが、前記メモリセル領域のビット線を形成するのと同時に、前記配線層を、前記周辺回路領域のコンタクトプラグ上に形成することを含む、請求項17に記載の半導体記憶装置の製造方法。
  20. 前記空洞を形成するステップが、ウエットエッチングによって前記層間絶縁膜を除去することを含む、請求項17から19のいずれか1項に記載の半導体記憶装置の製造方法。
  21. 前記層間絶縁膜のエッチングレートが、前記第1の絶縁膜のエッチングレートよりも高い、請求項20に記載の半導体記憶装置の製造方法。
  22. 前記層間絶縁膜が酸化シリコンからなり、前記第1の絶縁膜が窒化シリコンからなる、請求項17から21のいずれか1項に記載の半導体記憶装置の製造方法。
  23. 前記第2の絶縁膜を形成するステップが、プラズマCVD法によって、テトラエトキシシランからなる第2の絶縁膜を形成することを含む、請求項17から22のいずれか1項に記載の半導体記憶装置の製造方法。
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