JP2011064841A - 画像表示システム - Google Patents
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Abstract
【課題】路面や床面に画像を表示させる際に、通行する人に見やすい画像表示を実現することができるようにする。
【解決手段】画像表示ユニット100の表示画面に表示される画像の向きが、通行する人20の向きと対応していないと判定した場合、CPU102は、画像処理回路106を制御して、ディスプレイ116に表示されている画像の向きを反転させる(ステップS108)。この結果、表示される画像の向きは、通行する人20の向きと対応するようになる。
【選択図】図4
【解決手段】画像表示ユニット100の表示画面に表示される画像の向きが、通行する人20の向きと対応していないと判定した場合、CPU102は、画像処理回路106を制御して、ディスプレイ116に表示されている画像の向きを反転させる(ステップS108)。この結果、表示される画像の向きは、通行する人20の向きと対応するようになる。
【選択図】図4
Description
本発明は、路面または床面に埋め込まれた画像表示ユニットを用いて、画像を表示するための画像表示システムに関するものである。
従来においては、例えば、特許文献1に記載されているように、人が通行する通路上に、画像広告と音声広告とを同時に出力させることが可能な路面広告システムが知られている。
かかる路面広告システムでは、ディスプレイ部の両側に感知センサ部を設け、マイコンが、その感知センサ部から入力される信号を解析し、人が通路に進入したと判断される場合に、メモリ部から読み出した広告画像データをディスプレイ部に出力すると共に、同じくメモリ部から読み出した広告音声データを音声出力部に出力して、画像及び音声による広告を実行するようにしていた。
しかしながら、上記した特許文献1に記載の技術では、路面広告の観点から,ディスプレイ部に、広告画像をどのようにして表示させるかについて具体的には考慮されていなかった。
従って、本発明の目的は、上記した従来技術の問題点を解決し、路面や床面に画像を表示させる際に、通行する人に見やすい画像表示を実現することができる画像表示システムを提供することにある。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態又は適用例として実現することが可能である。
[適用例1]
人が通行し得る路面または床面に画像を表示するための画像表示システムであって、
前記路面または床面に埋め込まれ、前記画像を表示する表示画面を有し、前記表示画面に表示される前記画像の向きを変更することが可能な画像表示ユニットと、
前記人が前記路面または床面上を前記画像表示ユニットに向かって通行する場合に、前記画像表示ユニットよりも手前に位置する特定地点を、前記人が通過したか否かを検出する検出ユニットと、
を備え、
前記画像表示ユニットは、前記検出ユニットによって、前記特定地点における前記人の通過を検出した場合において、前記表示画面に表示される前記画像の向きが、通行する前記人の向きと対応していない場合には、対応するように、前記画像の向きを変更することを特徴とする画像表示システム。
人が通行し得る路面または床面に画像を表示するための画像表示システムであって、
前記路面または床面に埋め込まれ、前記画像を表示する表示画面を有し、前記表示画面に表示される前記画像の向きを変更することが可能な画像表示ユニットと、
前記人が前記路面または床面上を前記画像表示ユニットに向かって通行する場合に、前記画像表示ユニットよりも手前に位置する特定地点を、前記人が通過したか否かを検出する検出ユニットと、
を備え、
前記画像表示ユニットは、前記検出ユニットによって、前記特定地点における前記人の通過を検出した場合において、前記表示画面に表示される前記画像の向きが、通行する前記人の向きと対応していない場合には、対応するように、前記画像の向きを変更することを特徴とする画像表示システム。
このように、適用例1の画像表示システムでは、検出ユニットが、人が特定地点を通過したことを検出すると、画像表示ユニットにおける表示画面に表示される画像の向きが、通行する人の向きと対応していない場合には、対応するように、その画像の向きを変更するようにしている。
従って、適用例1の画像表示システムによれば、路面または床面上を通行する人の向きに従って、画像表示ユニットに表示される画像の向きが変更され、対応する向きとなるため、通行する人にとっては、画像の向きは正対した向きとなり、通行する人に対して、見やすい表示画像を提供することができる。
[適用例2]
請求項1に記載の画像表示システムにおいて、
前記画像表示ユニットは、前記表示画面に表示される前記画像の向きを、第1の向きと、前記第1の向きとは逆向きの第2の向きと、に変更することが可能であると共に、
前記検出ユニットは、
前記人が前記路面または床面上を前記画像表示ユニットに向かって第3の向きに通行する場合に、前記画像表示ユニットよりも手前に位置する第1の特定地点を、前記人が通過したか否かを検出することが可能な第1のセンサユニットと、
前記人が前記路面または床面上を前記画像表示ユニットに向かって前記第3の向きとは逆向きの第4の向きに通行する場合に、前記画像表示ユニットよりも手前に位置する第2の特定地点を、前記人が通過したか否かを検出することが可能な第2の検出ユニットと、
を備え、
前記画像の向きと通行する前記人の向きとは、前記第1の向きと第3の向きとが対応し、前記第2の向きと第4の向きとが対応する場合に、
前記画像表示ユニットは、
前記第1のセンサユニットによって、前記第1の特定地点における前記人の通過を検出した場合、前記表示画面に表示される前記画像の向きが前記第2の向きであるときには、前記第1の向きに変更し、
前記第2の検出ユニットによって、前記第2の特定地点における前記人の通過を検出した場合、前記表示画面に表示される前記画像の向きが前記第1の向きであるときには、前記第2の向きに変更することを特徴とする画像表示システム。
請求項1に記載の画像表示システムにおいて、
前記画像表示ユニットは、前記表示画面に表示される前記画像の向きを、第1の向きと、前記第1の向きとは逆向きの第2の向きと、に変更することが可能であると共に、
前記検出ユニットは、
前記人が前記路面または床面上を前記画像表示ユニットに向かって第3の向きに通行する場合に、前記画像表示ユニットよりも手前に位置する第1の特定地点を、前記人が通過したか否かを検出することが可能な第1のセンサユニットと、
前記人が前記路面または床面上を前記画像表示ユニットに向かって前記第3の向きとは逆向きの第4の向きに通行する場合に、前記画像表示ユニットよりも手前に位置する第2の特定地点を、前記人が通過したか否かを検出することが可能な第2の検出ユニットと、
を備え、
前記画像の向きと通行する前記人の向きとは、前記第1の向きと第3の向きとが対応し、前記第2の向きと第4の向きとが対応する場合に、
前記画像表示ユニットは、
前記第1のセンサユニットによって、前記第1の特定地点における前記人の通過を検出した場合、前記表示画面に表示される前記画像の向きが前記第2の向きであるときには、前記第1の向きに変更し、
前記第2の検出ユニットによって、前記第2の特定地点における前記人の通過を検出した場合、前記表示画面に表示される前記画像の向きが前記第1の向きであるときには、前記第2の向きに変更することを特徴とする画像表示システム。
このように、適用例2の画像表示システムでは、例えば、路面上または床面上を人が画像表示ユニットに向かって第3の向きに通行して、第1のセンサユニットが第1の特定地点における人の通過を検出すると、画像表示ユニットにおいて、表示される画像の向きが第2の向きである場合には、第3の向きに対応するよう、画像の向きが反転され、画像が第1の向きで表示されるようになる。反対に、例えば、路面上または床面上を人が画像表示ユニットに向かって第4の向きに通行して、第2のセンサユニットが第2の特定地点における人の通過を検出すると、画像表示ユニットにおいて、表示される画像の向きが第1の向きである場合には、第4の向きに対応するよう、画像の向きが反転され、画像が第2の向きで表示されるようになる。
[適用例3]
人が通行し得る路面または床面に画像を表示するための画像表示システムであって、
前記路面または床面に埋め込まれ、前記画像を表示する表示画面を有し、前記表示画面に表示される前記画像の向きを変更することが可能な画像表示ユニットと、
前記人が前記路面または床面上を前記画像表示ユニットに向かって通行する場合に、前記画像表示ユニットよりも手前に位置する特定地点を、前記人が通過したか否かを検出する検出ユニットと、
を備え、
前記画像表示ユニットは、前記検出ユニットによって、前記特定地点における前記人の通過を検出した場合に、前記表示画面に前記画像の表示を開始すると共に、前記表示画面に表示される前記画像の向きが、通行する前記人の向きと対応するように、前記画像の向きを変更することを特徴とする画像表示システム。
人が通行し得る路面または床面に画像を表示するための画像表示システムであって、
前記路面または床面に埋め込まれ、前記画像を表示する表示画面を有し、前記表示画面に表示される前記画像の向きを変更することが可能な画像表示ユニットと、
前記人が前記路面または床面上を前記画像表示ユニットに向かって通行する場合に、前記画像表示ユニットよりも手前に位置する特定地点を、前記人が通過したか否かを検出する検出ユニットと、
を備え、
前記画像表示ユニットは、前記検出ユニットによって、前記特定地点における前記人の通過を検出した場合に、前記表示画面に前記画像の表示を開始すると共に、前記表示画面に表示される前記画像の向きが、通行する前記人の向きと対応するように、前記画像の向きを変更することを特徴とする画像表示システム。
このように、適用例3の画像表示システムでは、検出ユニットが、人が特定地点を通過したことを検出すると、画像表示ユニットが、表示画面に画像の表示を開始すると共に、表示画面に表示される画像の向きが、通行する人の向きと対応するように、その画像の向きを変更するようにしている。
従って、本実施例によれば、画像表示ユニットにおいて、路面または床面上を通行する人が画像表示ユニットに近接した際、通行する人の向きに応じた画像の向きで、画像の表示が開始されるため、通行する人にとっては、表示された画像の向きは正対した向きとなり、通行する人に対して、見やすい表示画像を提供することができる。
[適用例4]
適用例3に記載の画像表示システムにおいて、
前記画像表示ユニットは、前記表示画面に表示される前記画像の向きを、第1の向きと、前記第1の向きとは逆向きの第2の向きと、に変更することが可能であると共に、
前記検出ユニットは、
前記人が前記路面または床面上を前記画像表示ユニットに向かって第3の向きに通行する場合に、前記画像表示ユニットよりも手前に位置する第1の特定地点を、前記人が通過したか否かを検出することが可能な第1のセンサユニットと、
前記人が前記路面または床面上を前記画像表示ユニットに向かって前記第3の向きとは逆向きの第4の向きに通行する場合に、前記画像表示ユニットよりも手前に位置する第2の特定地点を、前記人が通過したか否かを検出することが可能な第2の検出ユニットと、
を備え、
前記画像の向きと通行する前記人の向きとは、前記第1の向きと第3の向きとが対応し、前記第2の向きと第4の向きとが対応する場合に、
前記画像表示ユニットは、
前記第1のセンサユニットによって、前記第1の特定地点における前記人の通過を検出した場合には、前記表示画面に前記画像の表示を開始すると共に、前記表示画面に表示される前記画像の向きを前記第1の向きにし、
前記第2の検出ユニットによって、前記第2の特定地点における前記人の通過を検出した場合には、前記表示画面に前記画像の表示を開始すると共に、前記表示画面に表示される前記画像の向きを前記第2の向きにすることを特徴とする画像表示システム。
適用例3に記載の画像表示システムにおいて、
前記画像表示ユニットは、前記表示画面に表示される前記画像の向きを、第1の向きと、前記第1の向きとは逆向きの第2の向きと、に変更することが可能であると共に、
前記検出ユニットは、
前記人が前記路面または床面上を前記画像表示ユニットに向かって第3の向きに通行する場合に、前記画像表示ユニットよりも手前に位置する第1の特定地点を、前記人が通過したか否かを検出することが可能な第1のセンサユニットと、
前記人が前記路面または床面上を前記画像表示ユニットに向かって前記第3の向きとは逆向きの第4の向きに通行する場合に、前記画像表示ユニットよりも手前に位置する第2の特定地点を、前記人が通過したか否かを検出することが可能な第2の検出ユニットと、
を備え、
前記画像の向きと通行する前記人の向きとは、前記第1の向きと第3の向きとが対応し、前記第2の向きと第4の向きとが対応する場合に、
前記画像表示ユニットは、
前記第1のセンサユニットによって、前記第1の特定地点における前記人の通過を検出した場合には、前記表示画面に前記画像の表示を開始すると共に、前記表示画面に表示される前記画像の向きを前記第1の向きにし、
前記第2の検出ユニットによって、前記第2の特定地点における前記人の通過を検出した場合には、前記表示画面に前記画像の表示を開始すると共に、前記表示画面に表示される前記画像の向きを前記第2の向きにすることを特徴とする画像表示システム。
このように、適用例4の画像表示システムでは、例えば、路面上または床面上を人が画像表示ユニットに向かって第3の向きに通行して、第1のセンサユニットが第1の特定地点における人の通過を検出すると、画像表示ユニットにおいて、第3の向きに対応する第1の向きで画像の表示が開始されるようになる。反対に、例えば、路面上または床面上を人が画像表示ユニットに向かって第4の向きに通行して、第2のセンサユニットが第2の特定地点における人の通過を検出すると、画像表示ユニットにおいて、第4の向きに対応する第2の向きで画像の表示が開始されるようになる。
[適用例5]
適用例3または適用例4に記載の画像表示システムにおいて、
前記画像表示ユニットは、前記画像の表示を開始してから所定時間経過した後、前記画像の表示を終了することを特徴する画像表示システム。
適用例3または適用例4に記載の画像表示システムにおいて、
前記画像表示ユニットは、前記画像の表示を開始してから所定時間経過した後、前記画像の表示を終了することを特徴する画像表示システム。
このように、適用例5の画像表示システムでは、表示開始から所定時間経過したら、画像の表示を終了させるため、その分、消費電力を軽減することができる。
なお、本発明は、上記した画像表示システムなどの物の発明の態様に限ることなく、画像表示方法などの方法の発明としての態様で実現することも可能である。
以下、本発明の実施の形態を実施例に基づいて以下の順序で説明する。
A.第1の実施例:
A−1.実施例の構成:
A−2.実施例の動作:
A−3.実施例の効果:
B.第2の実施例:
B−1.実施例の動作:
B−2.実施例の効果:
C.変形例:
A.第1の実施例:
A−1.実施例の構成:
A−2.実施例の動作:
A−3.実施例の効果:
B.第2の実施例:
B−1.実施例の動作:
B−2.実施例の効果:
C.変形例:
A.第1の実施例:
A−1.実施例の構成:
図1は本発明の第1の実施例としての画像表示システムの断面を模式的に示した断面図である。本実施例の画像表示システム10は、図1に示すように、人20が通行する路面30に設けられている。なお、人20が通行する路面30としては、歩道や、地下道や、アーケード街の道路や、地下街の通路など、種々の路面が考えられる。
A−1.実施例の構成:
図1は本発明の第1の実施例としての画像表示システムの断面を模式的に示した断面図である。本実施例の画像表示システム10は、図1に示すように、人20が通行する路面30に設けられている。なお、人20が通行する路面30としては、歩道や、地下道や、アーケード街の道路や、地下街の通路など、種々の路面が考えられる。
図1に示す画像表示システム10は、路面30に開けられた凹み40に埋め込まれた画像表示ユニット100と、人20の通行方向に対して、画像表示ユニット100の前後にそれぞれ近接して配置されたセンサユニット200A,200Bと、で、主として構成されている。センサユニット200A,200Bは、それぞれ、ケーブル220を介して、画像表示ユニット100に接続されている。また、画像表示ユニット100は、透明な保護板300で覆われており、保護板300は、画像表示ユニット100に不要な圧力が加わらないように、画像表示ユニット100を保護している。なお、保護板300としては、強化ガラス板や合成樹脂板(ポリカーボネート樹脂板やアクリル樹脂板)などを用いることが可能である。
図2および図3はそれぞれ図1における画像表示システムを上方から見て示した平面図である。これら図に示すように、センサユニット200A,200Bは、それぞれ、タイル形状を成した複数の圧力センサ210を備えている。また、画像表示ユニット100は、その表示画面が、路面30に対しほぼ平行となるように配置されており、表示画面の向きは、センサユニット200A側(図2または図3の左側)が、表示画面下側となり、センサユニット200B側(図2または図3の右側)が、表示画面上側となるように、設定されている。
図4は図1における画像表示ユニットの内部構成を示すブロック図である。画像表示ユニット100は、図4に示すように、後述のメモリ104に格納されたコンピュータプログラムを実行することにより、種々の処理や制御を行うCPU102と、上記コンピュータプログラムを格納したり、処理中に得られたデータや情報を一時的に格納したりするためのメモリ104と、画像メモリ108を有し、その画像メモリ108を利用して、後述の画像データに所望の画像処理を施す画像処理回路106と、CPU102等と各種周辺装置との間でデータや情報のやりとりを行うための入出力(I/O)インタフェース回路110と、所望の画像データを格納しているメモリカード112と、そのメモリカード112が装着され、そのメモリカード112から格納されているデータを読み出すメモリカードリーダ114と、画像データに基づいて、所望の画像を表示画面に表示するディスプレイ116と、を備えている。
このうち、I/Oインタフェース回路110は、周辺装置であるメモリカードリーダ114,ディスプレイ116,センサユニット200A,200Bにそれぞれ接続されている。また、ディスプレイ116としては、液晶ディスプレイ,プラズマディスプレイ,有機ELディスプレイ,投写型ディスプレイ,CRTなど、種々の表示装置を用いることができる。また、メモリカード112には、画像データとして、広告や、ニュースや、案内などを表示内容とする動画や静止画の画像データが格納されており、そのメモリカード112は、予め、管理者(図示せず)の手によって、メモリカードリーダ114に装着されている。
A−2.実施例の動作:
図4に示す画像表示ユニット100において、CPU102は、メモリカードリーダ114によって、メモリカード112から格納されている画像データを読み出し、I/Oインタフェース回路110を介して画像処理回路106に入力する。CPU102は、画像処理回路106を制御して、入力した画像データを、例えば、1フレーム単位ずつ、画像メモリ108に書き込んで読み出すと共に、画像データに対し、例えば、画質を向上させるための所望の画像処理を施す。そして、CPU102は、画像処理回路106から出力された画像データを、I/Oインタフェース回路110を介してディスプレイ116に入力し、その画像データに基づいて、ディスプレイ116で画像を表示させる。こうして、画像表示ユニット100の表示画面には、所望の画像が表示される。
図4に示す画像表示ユニット100において、CPU102は、メモリカードリーダ114によって、メモリカード112から格納されている画像データを読み出し、I/Oインタフェース回路110を介して画像処理回路106に入力する。CPU102は、画像処理回路106を制御して、入力した画像データを、例えば、1フレーム単位ずつ、画像メモリ108に書き込んで読み出すと共に、画像データに対し、例えば、画質を向上させるための所望の画像処理を施す。そして、CPU102は、画像処理回路106から出力された画像データを、I/Oインタフェース回路110を介してディスプレイ116に入力し、その画像データに基づいて、ディスプレイ116で画像を表示させる。こうして、画像表示ユニット100の表示画面には、所望の画像が表示される。
なお、本実施例においては、画像表示ユニット100は、表示画面に表示される画像の向き(すなわち、ディスプレイ116に表示される画像の向き)を変更することが可能である。画像の向きを変更する方法としては、例えば、次のような方法が考えられる。
図5は図4の画像メモリからの画像データの読み出し順序とディスプレイに表示される画像の向きとの関係を示す説明図である。すなわち、画像メモリ108に画像データを書き込んだ後、画像メモリ108から書き込んだ画像データ(1フレーム分)を読み出す場合、図5(a1)に示すように、画像の左上から矢印で示すような順序で読み出すと、ディスプレイ116の表示画面には、図5(a2)に示すように、画像が表示され、その画像の向きは、表示画面の向きに対して、矢印aの向きとなる。
一方、図5(b1)に示すように、画像の右下から矢印で示すような順序で読み出すと、ディスプレイ116の表示画面には、図5(b2)に示すように、画像が表示され、その画像の向きは、表示画面の向きに対して、図5(a2)の場合とは逆向きの矢印bの向きとなる。
このように、画像表示ユニット100において、CPU102が、画像処理回路106を制御して、画像メモリ108からの画像データの読み出し順序を変更することによって、ディスプレイ116に表示される画像の向きを変更することができる。
ところで、前述したとおり、画像表示ユニット100において、その表示画面の向きは、センサユニット200A側(図2または図3の左側)が、表示画面下側となり、センサユニット200B側(図2または図3の右側)が、表示画面上側となるように、設定されている。従って、表示画面の向きに対して、画像が、図5(a2)に示すように、矢印aの向きに表示される場合、路面30上では、画像は、図2に示すごとく、表示されることになる。反対に、画像が、図5(b2)に示すように、矢印bの向きに表示される場合、路面30上では、画像は、図3に示すごとく、表示されることになる。すなわち、図2における矢印aは、図5(a2)に示す矢印aと一致し、図3における矢印bは、図5(b2)に示す矢印aと一致している。
センサユニット200A,200Bは、それぞれ、図2または図3に示すように、そのセンサユニットを構成する複数の圧力センサ210の何れかが、人20に踏まれると、その圧力を検出して、検出信号をケーブル220を介して画像表示ユニット100に出力する。画像表示ユニット100では、図4に示すように、その検出信号をI/Oインタフェース回路110を介してCPU102に入力する。従って、センサユニット200A,200Bは、それぞれ、そのセンサユニット上を人20が通過したかどうかを検出することができる。
例えば、図2に示すように、路面30上を人20が矢印Aの向きに通行している場合、人20は、まず、センサユニット200A上を通過し、次に、画像表示ユニット100上を通過して、さらに、センサユニット200B上を通過する。従って、この場合、2つのセンサユニット200A,200Bのうち、センサユニット200Aが、最初に人20の通過を検出することになる。
一方、例えば、図3に示すように、路面30上を人20が図2とは逆方向である矢印B方向に通行する場合は、図2とは逆に、人20は、まず、センサユニット200B上を通過し、次に、画像表示ユニット100上を通過して、さらに、センサユニット200A上を通過する。従って、この場合は、センサユニット200Bが、最初に人20の通過を検出することになる。
なお、実際には、路面30上を通行する人20の向きは様々であるため、本実施例においては、2つのセンサユニット200A,200Bのうち、センサユニット200Aが、最初に人20の通過を検出した場合には、通行しているその人20の向きは、一律に矢印Aの向きであると判断するものとし、反対に、センサユニット200Bが、最初に人20の通過を検出した場合には、通行しているその人20の向きは、一律に矢印Bの向きであると判断するものとする。
図6は図1における画像表示システムの処理動作を示すフローチャートである。そこで、図6に示す処理が開始されると、CPU102は、まず、センサユニット200A,200Bのうち、いずれか一方のセンサユニットが、人20の通過を検出したかどうかを判定する(ステップS102)。いずれのセンサユニットも人20の通過を検出していない場合には、検出するまで待機する。
その後、センサユニット200A,200Bのうち、いずれか一方のセンサユニットが、最初に人20の通過を検出すると、CPU102は、画像表示ユニット100の表示画面に表示される画像の向きが、通行する人20の向きと対応しているか否かを判定する(ステップS104)。
このとき、CPU102は、前述したとおり、2つのセンサユニット200A,200Bのうち、センサユニット200Aが最初に人20の通過を検出した場合には、通行する人20の向きを矢印Aの向きであると判断し、反対に、センサユニット200Bが最初に人20の通過を検出した場合には、通行する人20の向きを矢印Bの向きであると判断する。
従って、例えば、画像表示ユニット100の表示画面に、図2に示すように、矢印aの向きで画像が表示されている場合に、センサユニット200Aが最初に人20の通過を検出したとすると、画像の向きが矢印aの向きであり、通行する人20の向きが矢印Aの向きであり、画像の向きと通行する人20の向きが同じ向きであるので、両者は対応していると判定する。同様に、例えば、画像表示ユニット100の表示画面に、図3に示すように、矢印bの向きで画像が表示されている場合に、センサユニット200Bが最初に人20の通過を検出したとすると、画像の向きが矢印bの向きであり、通行する人20の向きが矢印Bの向きであり、画像の向きと通行する人20の向きが同じ向きであるので、両者は対応していると判定する。
このように、画像表示ユニット100の表示画面に表示される画像の向きが、通行する人20の向きと対応していると判定した場合、CPU102は、ディスプレイ116に、画像をそのままの向きで表示させ続ける(ステップS106)。
一方、例えば、画像表示ユニット100の表示画面に、図2に示すように、矢印aの向きで画像が表示されている場合に、センサユニット200Bが最初に人20の通過を検出したとすると、画像の向きが矢印aの向きであるのに対し、通行する人20の向きが矢印Bの向きであり、画像の向きと通行する人20の向きが反対向きであるので、両者は対応しないと判定する。同様に、例えば、画像表示ユニット100の表示画面に、図3に示すように、矢印bの向きで画像が表示されている場合に、センサユニット200Aが最初に人20の通過を検出したとすると、画像の向きが矢印bの向きであるのに対し、通行する人20の向きが矢印Aの向きであり、画像の向きと通行する人20の向きが反対向きであるので、両者は対応していないと判定する。
このように、画像表示ユニット100の表示画面に表示される画像の向きが、通行する人20の向きと対応していないと判定した場合、CPU102は、画像処理回路106を制御して、ディスプレイ116に表示されている画像の向きを反転させる(ステップS108)。この結果、矢印aの向きに表示されていた画像は、矢印bの向きになり、また、矢印bの向きに表示されていた画像は、矢印aの向きになるため、表示される画像の向きは、通行する人20の向きと対応するようになる。
次に、CPU102は、図6に示すように、センサユニット200Aまたは200Bによる最初の人20の通過検出から、所定時間経過したかどうかを判定する(ステップS110)。その結果、未だ所定時間経過していなければ、経過するまで待機する。その後、通過検出から所定時間経過したら、CPU102は、処理を最初に戻す。
A−3.実施例の効果:
以上説明したように、本実施例では、例えば、図2に示すように、路面30上を人20が矢印Aの向きに通行して、センサユニット200Aが最初に人20の通過を検出すると、画像表示ユニット100において、表示される画像の向きが矢印bの向きである場合には、矢印Aの向きに対応するよう、画像の向きが反転され、画像が矢印aの向きで表示される。反対に、例えば、図3に示すように、路面30上を人20が矢印Bの向きに通行して、センサユニット200Bが最初に人20の通過を検出すると、画像表示ユニット100において、表示される画像の向きが矢印aの向きである場合には、矢印Bの向きに対応するよう、画像の向きが反転され、画像が矢印bの向きで表示される。従って、本実施例によれば、路面30上を通行する人20の向きに従って、画像表示ユニット100に表示される画像の向きが変更され、対応する向きとなるため、通行する人20にとっては、画像の向きは正対した向きとなり、通行する人20に対して、見やすい表示画像を提供することができる。
以上説明したように、本実施例では、例えば、図2に示すように、路面30上を人20が矢印Aの向きに通行して、センサユニット200Aが最初に人20の通過を検出すると、画像表示ユニット100において、表示される画像の向きが矢印bの向きである場合には、矢印Aの向きに対応するよう、画像の向きが反転され、画像が矢印aの向きで表示される。反対に、例えば、図3に示すように、路面30上を人20が矢印Bの向きに通行して、センサユニット200Bが最初に人20の通過を検出すると、画像表示ユニット100において、表示される画像の向きが矢印aの向きである場合には、矢印Bの向きに対応するよう、画像の向きが反転され、画像が矢印bの向きで表示される。従って、本実施例によれば、路面30上を通行する人20の向きに従って、画像表示ユニット100に表示される画像の向きが変更され、対応する向きとなるため、通行する人20にとっては、画像の向きは正対した向きとなり、通行する人20に対して、見やすい表示画像を提供することができる。
なお、本実施例において、ステップS110における所定時間としては、通常の歩行速度で、人20が路面30上を通行している場合に、一方のセンサユニットを最初に通過してから、画像表示ユニット100上を通過するまでに要する時間よりも、長い時間に設定することが好ましい。所定時間をこのような時間に設定することにより、人20が、一方のセンサユニットを最初に通過してから、画像表示ユニット100上を通過するまでの間は、表示される画像の向きが変更されることがないため、人20は、確実に画像表示ユニット100に表示された画像を視認することができる。
B.第2の実施例:
上記した実施例においては、画像表示ユニット100は、画像を常に表示させていたが、本実施例においては、センサユニット200Aまたは200Bが人20の通過を検出した場合にのみ、画像を表示させるようにしている。
上記した実施例においては、画像表示ユニット100は、画像を常に表示させていたが、本実施例においては、センサユニット200Aまたは200Bが人20の通過を検出した場合にのみ、画像を表示させるようにしている。
なお、本実施例の構成は、第1の実施例の構成と同様であるので、それらについての説明は省略する。
B−1.実施例の動作:
図7は本発明の第2の実施例としての画像表示システムの処理動作を示すフローチャートである。図7に示す処理が開始されると、CPU102は、まず、センサユニット200A,200Bのうち、いずれか一方のセンサユニットが、人20の通過を検出したかどうかを判定する(ステップS202)。いずれのセンサユニットも人20の通過を検出していない場合には、検出するまで待機する。
図7は本発明の第2の実施例としての画像表示システムの処理動作を示すフローチャートである。図7に示す処理が開始されると、CPU102は、まず、センサユニット200A,200Bのうち、いずれか一方のセンサユニットが、人20の通過を検出したかどうかを判定する(ステップS202)。いずれのセンサユニットも人20の通過を検出していない場合には、検出するまで待機する。
その後、センサユニット200A,200Bのうち、いずれか一方のセンサユニットが、最初に人20の通過を検出すると、CPU102は、その検出したセンサユニットが、センサユニット200Aであるか否かを判定する(ステップS204)。なお、このとき、本実施例においても、第1の実施例の場合と同様、2つのセンサユニット200A,200Bのうち、センサユニット200Aが、最初に人20の通過を検出した場合には、通行しているその人20の向きは、矢印Aの向きであると判断するものとし、反対に、センサユニット200Bが、最初に人20の通過を検出した場合には、通行しているその人20の向きは、矢印Bの向きであると判断するものとする。また、通行する人20の向きが矢印Aの向きである場合、その向きに対応する画像の向きは、第1の実施例の場合と同様に、矢印aの向きであり、反対に、通行する人20の向きが矢印Bの向きである場合、その向きに対応する画像の向きは、矢印bの向きである。
従って、ステップS204の判定の結果、検出したセンサユニットが、センサユニット200Aである場合には、ディスプレイ116での画像の表示を開始すると共に、表示する画像の向きを、矢印Aの向きに対応する矢印aの向きとする(ステップS206)。この結果、画像表示ユニット100の表示画面には、図2に示すように、矢印aの向きで画像の表示が開始される。
一方、検出したセンサユニットが、センサユニット200Bである場合には、ディスプレイ116での画像の表示を開始すると共に、表示する画像の向きを、矢印Bの向きに対応する矢印bの向きとする(ステップS208)。この結果、画像表示ユニット100の表示画面には、図3に示すように、矢印bの向きで画像の表示が開始される。
次に、CPU102は、図7に示すように、画像の表示開始から、所定時間経過したかどうかを判定する(ステップS210)。その結果、未だ所定時間経過していなければ、経過するまで待機する。その後、表示開始から所定時間経過したら、CPU102は、ディスプレイ116での画像の表示を終了して(ステップS212)、処理を最初に戻す。
B−2.実施例の効果:
以上説明したように、本実施例では、例えば、図2に示すように、路面30上を人20が矢印Aの向きに通行して、センサユニット200Aが最初に人20の通過を検出すると、画像表示ユニット100において、矢印Aに対応する矢印aの向きで画像の表示が開始される。反対に、例えば、図3に示すように、路面30上を人20が矢印Bの向きに通行して、センサユニット200Bが最初に人20の通過を検出すると、画像表示ユニット100において、矢印Bに対応する矢印bの向きで画像の表示が開始される。表示される画像の向きが矢印aの向きである場合には、矢印Bの向きに対応するよう、画像の向きが反転され、画像が矢印bの向きで表示される。従って、本実施例によれば、画像表示ユニット100において、路面30上を通行する人20が画像表示ユニット100に近接した際、通行する人20の向きに応じた画像の向きで、画像の表示が開始されるため、通行する人20にとっては、表示された画像の向きは正対した向きとなり、通行する人20に対して、見やすい表示画像を提供することができる。また、表示開始から所定時間経過したら、画像の表示を終了させるため、その分、消費電力を軽減することができる。
以上説明したように、本実施例では、例えば、図2に示すように、路面30上を人20が矢印Aの向きに通行して、センサユニット200Aが最初に人20の通過を検出すると、画像表示ユニット100において、矢印Aに対応する矢印aの向きで画像の表示が開始される。反対に、例えば、図3に示すように、路面30上を人20が矢印Bの向きに通行して、センサユニット200Bが最初に人20の通過を検出すると、画像表示ユニット100において、矢印Bに対応する矢印bの向きで画像の表示が開始される。表示される画像の向きが矢印aの向きである場合には、矢印Bの向きに対応するよう、画像の向きが反転され、画像が矢印bの向きで表示される。従って、本実施例によれば、画像表示ユニット100において、路面30上を通行する人20が画像表示ユニット100に近接した際、通行する人20の向きに応じた画像の向きで、画像の表示が開始されるため、通行する人20にとっては、表示された画像の向きは正対した向きとなり、通行する人20に対して、見やすい表示画像を提供することができる。また、表示開始から所定時間経過したら、画像の表示を終了させるため、その分、消費電力を軽減することができる。
なお、所定時間としては、本実施例においても、通常の歩行速度で、人20が路面30を通行している場合に、一方のセンサユニットを最初に通過してから、画像表示ユニット100上を通過するまでに要する時間よりも、長い時間に設定することが好ましい。所定時間をこのような時間に設定することにより、人20が、一方のセンサユニットを最初に通過してから、画像表示ユニット100上を通過するまでの間は、画像表示が保証されるため、人20は、確実に画像表示ユニット100に表示された画像を視認することができる。
G.変形例:
なお、本発明は上記した実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様にて実施することが可能である。
なお、本発明は上記した実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様にて実施することが可能である。
上記した第2の実施例では、図7で説明したとおり、CPU102は、画像の表示開始から、所定時間経過したかどうかを判定し(ステップS210)、所定時間経過していたら、画像の表示を終了するようにしていた。しかし、このように、表示開始からの所定時間の経過を検出する代わりに、CPU102は、人20の通過を最初に検出したセンサユニットとは別のセンサユニットが、人20の通過を検出したかどうかを判定し、その別のセンサユニットが人20の通過を検出したら、画像の表示を終了するようにしてもよい。
上記した実施例では、画像表示ユニット100において、表示画面に表示される画像の向きを変更する方法として、画像メモリからの画像データの読み出し順序を変える方法を用いることとしたが、本発明は、これに限定されるものではなく、代わりとして、画像メモリへの画像データの書き込み順序を変えるようにしてもよい。また、ディスプレイにおいて画像の走査順序を変更するようにしてもよい。
上記した実施例では、人の通過を検出するのに、圧力センサを利用したが、本発明は、これに限定されるものではなく、例えば、光学式センサや超音波センサや温度センサなど、他のセンサを用いて、人の通過を検出するようにしてもよい。あるいは、カメラなどで撮影し、撮影された画像を解析することによって、人の通過を検出するようにしてもよい。また、人の通過を近接した2箇所以上で検出して、その検出タイミングから、通行する人の向きを検出し、利用するようにしてもよい。また、カメラで撮影された画像を解析して、通行する人の向きを検出するようにしてもよい。
上記した実施例では、画像データを、メモリカードを用いて提供していたが、他の記憶媒体を用いて提供するようにしてもよい。あるいは、外部から、有線や無線などを介して、画像データを提供するようにしてもよい。
上記した実施例では、センサユニットは、画像表示ユニット100と別体であったが、一体化するようにしてもよい。また、保護板300は、画像表示ユニット100と別体であったが、一体化するようにしてもよい。
上記した実施例では、画像表示ユニット100は、路面に設置されていたが、例えば、ホールや、ロビーや、体育館や、競技場などの床面に設置するようにしてもよい。また、列車やバスの床面など、乗り物の床面に設置するようにしてもよい。
上記した実施例では、センサユニットは、画像表示ユニット100に対し、その前後に2つ配置されたが、例えば、十字路や、交差点のように、人20の通行方向が交わるような場所では、図8に示すように、画像表示ユニット100に対し、その前後左右に4つ配置するようにしてもよい。
図8は本発明の変形例としての画像表示システムを上方から見て示した平面図である。この変形例である画像表示システム40では、図8に示すように、十字路で、人20の通行方向が交差しており、画像表示ユニット100’に対して、その前後左右に、センサユニット200A,200B,200C,200Dがそれぞれ配置されている。
この画像表示システム40の場合も、上記した実施例と同様に、画像表示ユニット100’において、図7に示すように、路面30上を人20が矢印Aの向きに通行して、センサユニット200Aが最初に人20の通過を検出すると、画像表示ユニット100’において、画像は矢印aの向きで表示される。また、路面30上を人20が矢印Bの向きに通行して、センサユニット200Bが最初に人20の通過を検出すると、画像表示ユニット100’において、画像は矢印bの向きで表示される。また、路面30上を人20が矢印Cの向きに通行して、センサユニット200Cが最初に人20の通過を検出した場合には、画像表示ユニット100’において、画像は矢印cの向きで表示されるようにする。さらに、路面30上を人20が矢印Dの向きに通行して、センサユニット200Dが最初に人20の通過を検出した場合、画像表示ユニット100において、画像は矢印dの向きで表示されるようにする。
このように、この変形例においても、路面30上を通行する人20の向きに従って、画像表示ユニット100’に表示される画像の向きを90度単位で変更することにより、通行する人20にとっては、画像の向きは正対した向きとなるため、通行する人20に対して、見やすい表示画像を提供することができる。
10…画像表示システム
20…人
30…路面
40…画像表示システム
100…画像表示ユニット
102…CPU
104…メモリ
106…画像処理回路
108…画像メモリ
110…I/Oインタフェース回路
112…メモリカード
114…メモリカードリーダ
116…ディスプレイ
200A,200B,200C,200D…センサユニット
210…圧力センサ
220…ケーブル
300…保護板
20…人
30…路面
40…画像表示システム
100…画像表示ユニット
102…CPU
104…メモリ
106…画像処理回路
108…画像メモリ
110…I/Oインタフェース回路
112…メモリカード
114…メモリカードリーダ
116…ディスプレイ
200A,200B,200C,200D…センサユニット
210…圧力センサ
220…ケーブル
300…保護板
Claims (5)
- 人が通行し得る路面または床面に画像を表示するための画像表示システムであって、
前記路面または床面に埋め込まれ、前記画像を表示する表示画面を有し、前記表示画面に表示される前記画像の向きを変更することが可能な画像表示ユニットと、
前記人が前記路面または床面上を前記画像表示ユニットに向かって通行する場合に、前記画像表示ユニットよりも手前に位置する特定地点を、前記人が通過したか否かを検出する検出ユニットと、
を備え、
前記画像表示ユニットは、前記検出ユニットによって、前記特定地点における前記人の通過を検出した場合において、前記表示画面に表示される前記画像の向きが、通行する前記人の向きと対応していない場合には、対応するように、前記画像の向きを変更することを特徴とする画像表示システム。 - 請求項1に記載の画像表示システムにおいて、
前記画像表示ユニットは、前記表示画面に表示される前記画像の向きを、第1の向きと、前記第1の向きとは逆向きの第2の向きと、に変更することが可能であると共に、
前記検出ユニットは、
前記人が前記路面または床面上を前記画像表示ユニットに向かって第3の向きに通行する場合に、前記画像表示ユニットよりも手前に位置する第1の特定地点を、前記人が通過したか否かを検出することが可能な第1のセンサユニットと、
前記人が前記路面または床面上を前記画像表示ユニットに向かって前記第3の向きとは逆向きの第4の向きに通行する場合に、前記画像表示ユニットよりも手前に位置する第2の特定地点を、前記人が通過したか否かを検出することが可能な第2の検出ユニットと、
を備え、
前記画像の向きと通行する前記人の向きとは、前記第1の向きと第3の向きとが対応し、前記第2の向きと第4の向きとが対応する場合に、
前記画像表示ユニットは、
前記第1のセンサユニットによって、前記第1の特定地点における前記人の通過を検出した場合、前記表示画面に表示される前記画像の向きが前記第2の向きであるときには、前記第1の向きに変更し、
前記第2の検出ユニットによって、前記第2の特定地点における前記人の通過を検出した場合、前記表示画面に表示される前記画像の向きが前記第1の向きであるときには、前記第2の向きに変更することを特徴とする画像表示システム。 - 人が通行し得る路面または床面に画像を表示するための画像表示システムであって、
前記路面または床面に埋め込まれ、前記画像を表示する表示画面を有し、前記表示画面に表示される前記画像の向きを変更することが可能な画像表示ユニットと、
前記人が前記路面または床面上を前記画像表示ユニットに向かって通行する場合に、前記画像表示ユニットよりも手前に位置する特定地点を、前記人が通過したか否かを検出する検出ユニットと、
を備え、
前記画像表示ユニットは、前記検出ユニットによって、前記特定地点における前記人の通過を検出した場合に、前記表示画面に前記画像の表示を開始すると共に、前記表示画面に表示される前記画像の向きが、通行する前記人の向きと対応するように、前記画像の向きを変更することを特徴とする画像表示システム。 - 請求項3に記載の画像表示システムにおいて、
前記画像表示ユニットは、前記表示画面に表示される前記画像の向きを、第1の向きと、前記第1の向きとは逆向きの第2の向きと、に変更することが可能であると共に、
前記検出ユニットは、
前記人が前記路面または床面上を前記画像表示ユニットに向かって第3の向きに通行する場合に、前記画像表示ユニットよりも手前に位置する第1の特定地点を、前記人が通過したか否かを検出することが可能な第1のセンサユニットと、
前記人が前記路面または床面上を前記画像表示ユニットに向かって前記第3の向きとは逆向きの第4の向きに通行する場合に、前記画像表示ユニットよりも手前に位置する第2の特定地点を、前記人が通過したか否かを検出することが可能な第2の検出ユニットと、
を備え、
前記画像の向きと通行する前記人の向きとは、前記第1の向きと第3の向きとが対応し、前記第2の向きと第4の向きとが対応する場合に、
前記画像表示ユニットは、
前記第1のセンサユニットによって、前記第1の特定地点における前記人の通過を検出した場合には、前記表示画面に前記画像の表示を開始すると共に、前記表示画面に表示される前記画像の向きを前記第1の向きにし、
前記第2の検出ユニットによって、前記第2の特定地点における前記人の通過を検出した場合には、前記表示画面に前記画像の表示を開始すると共に、前記表示画面に表示される前記画像の向きを前記第2の向きにすることを特徴とする画像表示システム。 - 請求項3または請求項4に記載の画像表示システムにおいて、
前記画像表示ユニットは、前記画像の表示を開始してから所定時間経過した後、前記画像の表示を終了することを特徴する画像表示システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009214033A JP2011064841A (ja) | 2009-09-16 | 2009-09-16 | 画像表示システム |
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