JP2011060195A - 仮想物体影作成装置および合成画像作成装置並びに仮想物体影作成方法、プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】明るさパラメータS[k,i],S[q,i]を設定した複数の位置(取得位置kおよび補間位置q)のうち仮想物体の配置予定位置から所定範囲内の少なくとも一つの位置を処理用位置として設定し(S410)、設定した処理用位置における明るさパラメータS[i]を用いて仮想物体のシェーディングを行なうと共に仮想物体の影を表現するための影平面F[j]を作成する(S420〜S460)。
【選択図】図20
Description
現実空間の光の強度および方向を反映するパラメータである明るさパラメータを用いて少なくとも一つの仮想的な物体である仮想物体の影を作成する仮想物体影作成装置であって、
現実空間の複数の位置における前記明るさパラメータを設定する明るさパラメータ設定手段と、
前記少なくとも一つの仮想物体のうちの任意の仮想物体の影を作成する際、前記明るさパラメータが設定される位置である複数のパラメータ設定位置のうち前記任意の仮想物体の現実空間での配置予定位置から所定範囲内の少なくとも一つの位置における前記明るさパラメータを用いて前記任意の仮想物体の影を作成する影作成手段と、
を備えることを要旨とする。
現実空間の光の強度および方向を反映するパラメータである明るさパラメータを用いて少なくとも一つの仮想的な物体である仮想物体の影を作成する仮想物体影作成方法であって、
(a)現実空間の複数の位置における前記明るさパラメータを設定し、
(b)前記少なくとも一つの仮想物体のうちの任意の仮想物体の影を作成する際、前記明るさパラメータが設定される位置である複数のパラメータ設定位置のうち前記任意の仮想物体の現実空間での配置予定位置から所定範囲内の少なくとも一つの位置における前記明るさパラメータを用いて前記任意の仮想物体の影を作成する、
ことを特徴とする。
文献A:A. Pugh, “Polyhedra: a visual approach”, University of California Press, September, 1976.
文献B:K. Ikeuchi, “Recognition of 3D object using the extended Gaussian image”, Proc. 7th International Joint Conference on Artificial Intelligence, pp. 595-600, August,
1981.
文献C:技術編CG標準テキストブック編集委員会, “技術編CG標準テキストブック”, 財団法人画像情報教育振興協会(CG-ARTS協会), 第一版六刷, March, 2003.
文献D:I. Sato, Y. Sato, and K. Ikeuchi:“Acquiring a radiance distribution to superimpose virtual objects onto a real scene”, IEEE Trans. on Visualization and Computer Graphics, 5, 1, pp.1-12, January-March, 1999.
文献E:OpenGL Architecture Review Board, M. Woo, J. Neider, and T. Davis,
“OpenGLプログラミングガイド 第2版”, ピアソン・エデュケーション, July, 2003.
Claims (14)
- 現実空間の光の強度および方向を反映するパラメータである明るさパラメータを用いて少なくとも一つの仮想的な物体である仮想物体の影を作成する仮想物体影作成装置であって、
現実空間の複数の位置における前記明るさパラメータを設定する明るさパラメータ設定手段と、
前記少なくとも一つの仮想物体のうちの任意の仮想物体の影を作成する際、前記明るさパラメータが設定される位置である複数のパラメータ設定位置のうち前記任意の仮想物体の現実空間での配置予定位置から所定範囲内の少なくとも一つの位置における前記明るさパラメータを用いて前記任意の仮想物体の影を作成する影作成手段と、
を備える仮想物体影作成装置。 - 請求項1記載の仮想物体影作成装置であって、
前記明るさパラメータ設定手段は、光の強度を含む明るさ情報を取得する位置である複数の取得位置を含む前記複数のパラメータ設定位置における前記明るさパラメータを設定する手段である、
仮想物体影作成装置。 - 請求項2記載の仮想物体影作成装置であって、
前記明るさパラメータ設定手段は、前記複数のパラメータ設定位置のうち前記明るさ情報を取得しない未取得位置については、前記複数の取得位置の少なくとも一部の位置における前記明るさ情報または前記明るさパラメータを用いて前記未取得位置における前記明るさパラメータを設定する手段である、
仮想物体影作成装置。 - 請求項3記載の仮想物体影作成装置であって、
前記明るさパラメータ設定手段は、前記複数の取得位置の少なくとも一部の位置における前記明るさ情報または前記明るさパラメータに加えて、前記未取得位置における光の強度および/または方向に影響を与える障害物と前記未取得位置との距離を用いて前記未取得位置における前記明るさパラメータを設定する手段である、
仮想物体影作成装置。 - 請求項4記載の仮想物体影作成装置であって、
前記明るさパラメータ設定手段は、Nk(Nk≧2)個の前記取得位置k(kは1〜Nk)から選択したNksel個の選択取得位置ksel(kselは1〜Nksel、但し2≦Nksel≦Nk)の各々と前記未取得位置qとの距離a[q,ksel]と、前記選択取得位置kselにおける前記明るさパラメータS[ksel]と、前記未取得位置qと前記障害物との距離t[q](t[q]≧0)と、を用いて前記未取得位置qにおける前記明るさパラメータS[q]を次式(A)により計算する手段である、
仮想物体影作成装置。
- 請求項1ないし5のいずれか1つの請求項に記載の仮想物体影作成装置であって、
前記明るさパラメータ設定手段は、前記少なくとも一つの仮想物体の全ての現実空間での配置予定位置を含む複数の位置における前記明るさパラメータを設定する手段である、
仮想物体影作成装置。 - 請求項1ないし6のいずれか一つの請求項に記載の仮想物体影作成装置であって、
前記影作成手段は、前記任意の仮想物体の影を作成する際、各々が該任意の仮想物体の一部に相当する複数の部分の各々について、該部分の現実空間での配置予定位置から所定範囲内の一つの位置における前記明るさパラメータを用いて該部分の影を作成することにより、前記任意の仮想物体の全体の影を作成する手段である、
仮想物体影作成装置。 - 請求項1ないし6のいずれか1つの請求項に記載の仮想物体影作成装置であって、
前記影作成手段は、前記任意の仮想物体の影を作成する際、該任意の仮想物体の各部分についての光源環境が一定でないと想定される一部影響想定状態でないときには前記任意の仮想物体の現実空間での配置予定位置から所定範囲内の一つの位置における前記明るさパラメータを用いて前記任意の仮想物体の全体の影を作成し、前記一部影響想定状態であるときには各々が前記任意の仮想物体の一部に相当する複数の部分の各々について該部分の現実空間での配置予定位置から所定範囲内の一つの位置における前記明るさパラメータを用いて該部分の影を作成することにより前記任意の仮想物体の全体の影を作成する手段である、
仮想物体影作成装置。 - 請求項1ないし8のいずれか一つの請求項に記載の仮想物体影作成装置であって、
前記影作成手段は、前記任意の仮想物体の影を作成する際、該任意の仮想物体について予め定められた複数の基礎影画像および基礎拡散画像と、前記任意の仮想物体の現実空間での配置予定位置から所定範囲内の少なくとも一つの位置における前記明るさパラメータと、を用いて前記任意の仮想物体の影を作成する手段である、
仮想物体影作成装置。 - 請求項1ないし9のいずれか一つの請求項に記載の仮想物体影作成装置であって、
前記明るさパラメータ設定手段は、前記設定した複数のパラメータ設定位置における明るさパラメータをネットワークに出力する手段であり、
前記影作成手段は、前記ネットワークから前記複数のパラメータ設定位置における前記明るさパラメータを取得する手段である、
仮想物体影作成装置。 - 請求項1ないし10のいずれか一つの請求項に記載の仮想物体影作成装置と、
前記少なくとも一つの仮想物体と前記作成された少なくとも一つの仮想物体の影とを合成した仮想合成画像を作成する仮想合成画像作成手段と、
を備える合成画像作成装置。 - 請求項1ないし10のいずれか一つの請求項に記載の仮想物体影作成装置と、
現実空間の画像である現実画像を取得する現実画像取得手段と、
前記少なくとも一つの仮想物体と前記作成された少なくとも一つの仮想物体の影と前記取得された現実画像とを合成した現実仮想合成画像を作成する現実仮想合成画像作成手段と、
を備える合成画像作成装置。 - 現実空間の光の強度および方向を反映するパラメータである明るさパラメータを用いて少なくとも一つの仮想的な物体である仮想物体の影を作成する仮想物体影作成方法であって、
(a)現実空間の複数の位置における前記明るさパラメータを設定し、
(b)前記少なくとも一つの仮想物体のうちの任意の仮想物体の影を作成する際、前記明るさパラメータが設定される位置である複数のパラメータ設定位置のうち前記任意の仮想物体の現実空間での配置予定位置から所定範囲内の少なくとも一つの位置における前記明るさパラメータを用いて前記任意の仮想物体の影を作成する、
ことを特徴とする仮想物体影作成方法。 - 請求項13記載の仮想物体影作成方法のステップを1以上のコンピューターに実現させるためのプログラム。
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角田哲也,外2名: ""影付け平面を用いた複合現実感における高速陰影表現手法"", 映像情報メディア学会誌, vol. 第62巻,第5号, JPN6013041718, 2008, pages 788 - 795, ISSN: 0002684323 * |
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