JP2011056536A - レーザ加工装置及びレーザ加工方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 高品質の加工を行う。
【解決手段】 レーザビームを出射する光源と、加工対象物を保持する保持面を備えるステージと、光源を出射したレーザビームを、ステージに伝搬可能な光学系であって、外部からの信号により伝搬、非伝搬の制御が行われる光学系と、光学系に信号を送信し、ステージへのレーザビームの伝搬、非伝搬の制御を行う制御装置とを有し、ステージに加工対象物を保持したとき、ステージの保持面にレーザビームの照射が禁止される照射禁止領域、及びレーザビームの照射が許容される照射許容領域が画定され、制御装置は照射禁止領域と照射許容領域との境界線の位置情報を記憶しており、ステージの位置と境界線の位置情報とに基づいて、照射禁止領域にレーザビームが照射されないように、ステージへのレーザビームの伝搬、非伝搬の制御を行うレーザ加工装置が提供される。
【選択図】 図1
【解決手段】 レーザビームを出射する光源と、加工対象物を保持する保持面を備えるステージと、光源を出射したレーザビームを、ステージに伝搬可能な光学系であって、外部からの信号により伝搬、非伝搬の制御が行われる光学系と、光学系に信号を送信し、ステージへのレーザビームの伝搬、非伝搬の制御を行う制御装置とを有し、ステージに加工対象物を保持したとき、ステージの保持面にレーザビームの照射が禁止される照射禁止領域、及びレーザビームの照射が許容される照射許容領域が画定され、制御装置は照射禁止領域と照射許容領域との境界線の位置情報を記憶しており、ステージの位置と境界線の位置情報とに基づいて、照射禁止領域にレーザビームが照射されないように、ステージへのレーザビームの伝搬、非伝搬の制御を行うレーザ加工装置が提供される。
【選択図】 図1
Description
本発明は、加工対象物にレーザビームを照射して加工を行うレーザ加工装置及びレーザ加工方法に関する。
不純物が添加されたシリコンウエハにレーザビームを照射して、不純物を活性化させる活性化アニール(レーザアニール)が行われている。
図4は、ステージのワーク設置プレート40上に載置されたシリコンウエハ20を示す平面図である。シリコンウエハ20は、レーザビームを入射させて活性化アニールを行う領域(照射対象領域20a)及びその周辺に画定された照射可能領域20bを含む。照射可能領域20bは、たとえば円形状のシリコンウエハ20の外周から内側に、約2mmの円環状範囲に画定される領域である。照射対象領域20aはレーザビームの照射が積極的に許容される照射許容領域、照射可能領域20bはレーザビームの照射が消極的に許容される照射許容領域である。シリコンウエハ20の下面には、ウエハの強度を補強するため、補強テープ20cが貼付されている。
活性化アニールの際に、補強テープ20cやワーク設置プレート40にレーザビームが照射されると、補強テープ20cの溶融、ワーク設置プレート40の損傷により、パーティクルが発生する。発生したパーティクルは、たとえばシリコンウエハ20の照射対象領域20a上に飛散し、活性化アニールの品質を低下させる。このため、シリコンウエハ20の照射可能領域20bの外部の補強テープ20cやワーク設置プレート40は、レーザビームの照射が禁止される領域(照射禁止領域)である。
断面形状の異なる2つ以上のパルスレーザビームを用いて高品質の活性化アニールを実現するビーム照射方法の発明が開示されている(たとえば、特許文献1参照)。
また、XYステージの加減速領域では、シャッタまたはマスクによりレーザパルスを遮断して被加工物にレーザパルスを照射しないことを特徴とする薄膜半導体装置の製造方法の発明が知られている(たとえば、特許文献2参照)。
更に、複数の集光手段と、複数の集光手段へ任意のレーザビーム入射角を保ちつつ、複数の集光手段の垂直方向を軸に軸回転するビーム回転照射手段と、ビーム回転照射手段の軸回転に同期して複数の集光手段の集光面の向きを一定方向に保ちつつ、所定半径で公転させる複数の集光手段の公転手段とを備えるレーザ加工装置の発明が公知である(たとえば、特許文献3)。このレーザ加工装置を用いると、穴径とテーパ角度とを自在に加工することが可能である。
本発明の目的は、高品質の加工を行うことのできるレーザ加工装置及びレーザ加工方法
を提供することである。
を提供することである。
本発明の一観点によれば、レーザビームを出射する光源と、加工対象物を保持する保持面を備えるステージと、前記光源を出射したレーザビームを、前記ステージに伝搬可能な光学系であって、外部からの信号により伝搬、非伝搬の制御が行われる光学系と、前記光学系に信号を送信し、前記ステージへのレーザビームの伝搬、非伝搬の制御を行う制御装置とを有し、前記ステージに加工対象物を保持したとき、該ステージの保持面にレーザビームの照射が禁止される照射禁止領域、及びレーザビームの照射が許容される照射許容領域が画定され、前記制御装置は、前記照射禁止領域と前記照射許容領域との境界線の位置情報を記憶しており、前記ステージの位置と前記境界線の位置情報とに基づいて、前記照射禁止領域にレーザビームが照射されないように、前記ステージへのレーザビームの伝搬、非伝搬の制御を行うレーザ加工装置が提供される。
また、本発明の他の観点によれば、(a)レーザビームの照射が禁止される照射禁止領域、及びレーザビームの照射が許容される照射許容領域が画定されたステージを移動させる工程と、(b)レーザビームの経路上に前記照射禁止領域があるか否かを判定する工程と、(c)前記工程(b)で、ないと判定された場合には、前記ステージにレーザビームを入射させ、あると判定された場合には、前記ステージにレーザビームを入射させない工程と
を有するレーザ加工方法が提供される。
を有するレーザ加工方法が提供される。
本発明によれば、高品質の加工を行うことの可能なレーザ加工装置及びレーザ加工方法を提供することができる。
図1は、実施例によるレーザ加工装置を示す概略図である。実施例によるレーザ加工装置は、レーザ光源10、バリアブルアッテネータ12、光学系15、シャッタ16、フォトディテクタ17、制御装置18、及び加工ステージ19を含んで構成される。シャッタ16は、反射ミラー16a及びダンパ16bを含む。制御装置18は、記憶装置18aを備える。加工ステージ19は、ステージ19a、駆動系19b、エンコーダ19c、及びエネルギメータ19dを含む。
レーザ光源10が、制御装置18から送られるトリガ信号を受けて、パルスレーザビーム30を出射する。レーザ光源10は、たとえばNd:YAGレーザ発振器、及び非線形光学結晶を含む。パルスレーザビーム30は、たとえばNd:YAGレーザの2倍高調波である。
パルスレーザビーム30は、必要に応じて配置される反射ミラー11で反射され、バリアブルアッテネータ12で光強度を減衰された後、反射ミラー13、14、光学系15を経て加工ステージ19に載置されたシリコンウエハ20に照射される。光学系15は、たとえばシリコンウエハ20に入射するパルスレーザビーム30の強度を均一化する均一化光学系を含む。光学系15を経由したパルスレーザビーム30は、たとえば長さ方向2.5mm、幅方向0.3mmの長尺状に整形され、シリコンウエハ20に入射する。制御装置18は、光学系15を制御して、シリコンウエハ20に入射するパルスレーザビーム30のビームサイズを変化させることができる。制御装置18は、シリコンウエハ20に入射するパルスレーザビーム30の現在のビームサイズを把握する。
シリコンウエハ20は、たとえば図4に示す、不純物が添加されたシリコンウエハである。照射対象領域と、その周辺に画定された照射可能領域とを含み、ウエハ下面には、強度を補強するための補強テープが貼付されている。シリコンウエハ20に入射する長尺状ビーム30により、入射位置の活性化アニールが行われる。シリコンウエハ20は、ワーク設置プレート40上に設置されている。
シャッタ16の反射ミラー16aは、レーザ光源10から出射したパルスレーザビーム30の光路上に挿し入れ自在に配置される。反射ミラー16aが、レーザビーム30の光路上に配置されない場合、シャッタ16は「開」となり、パルスレーザビーム30はシリコンウエハ20に照射される。反射ミラー16aが、レーザビーム30の光路上に配置された場合、パルスレーザビーム30は、反射ミラー16aで反射されてダンパ16bに入射するため、シャッタ16は「閉」となり、パルスレーザビーム30はシリコンウエハ20に照射されない。反射ミラー16aをパルスレーザビーム30の光路上に挿し入れすることによる、シリコンウエハ20へのレーザビーム30の照射制御は、制御装置18からの制御信号によって行われる。
フォトディテクタ17は、バリアブルアッテネータ12通過後のパルスレーザビーム30を検出する光検出器である。検出されたパルスレーザビーム30のデータは制御装置18に伝達される。制御装置18は伝達されるデータから、たとえばバリアブルアッテネータ12通過後のパルスレーザビーム30のパルスエネルギを把握することができる。
加工ステージ19のステージ19a(保持面)には、ワーク設置プレート40上に載置されたシリコンウエハ20が保持される。
駆動系19bはモータを含んで構成され、ステージ19aを2次元方向(XY方向)に移動させることができる。またZ軸に平行な回転軸Lの周囲に、ステージ19aを回転させることができる。回転軸Lはステージ19aに固定されている。このため、ステージ19aが2次元方向に移動した場合には、それに伴って回転軸L(ステージ19aの回転中心)も移動する。駆動系19bによるステージ19aの移動及び回転は、制御装置18により制御することができる。なお、XYZ座標系は右手系の固定直交座標系である。
エンコーダ19cは、ステージ19aの現在位置(2次元方向の移動量及び回転軸Lの周囲の回転角度)を読み取る。エンコーダ19cによって把握されたステージ19aの位置情報は制御装置18に送信される。制御装置18により把握されるステージ19aの位置情報には、たとえば回転軸Lの現在XY座標も含まれる。
エネルギメータ19dは、たとえばステージ19aに固定されており、駆動系19bを用いてステージ19aとともに移動させることが可能である。駆動系19bによってエネルギメータ19dを移動させ、パルスレーザビーム30をエネルギメータ19dに入射させて、パルスレーザビーム30のパルスエネルギを計測することができる。計測値は制御装置18に伝達される。制御装置18は、パルスエネルギが活性化アニールに適正な所定範囲にないときには、適正範囲内の値となるように、バリアブルアッテネータ12を制御してパルスレーザビーム30のビーム強度を調整する。
光学系15は、ガルバノスキャナのようなビーム走査器を含まない。このため、光学系15を出射したパルスレーザビーム30は、加工ステージ19上の固定座標系における一定位置に入射する。制御装置18の記憶装置18aには、レーザビーム30の固定的入射位置が記憶されている。
図2を参照して、第1の実施例によるレーザ加工方法について説明する。図2は、ステージ19a上に、ワーク設置プレート40を介して配置されたシリコンウエハ20を示す平面図である。ステージ19a上には、X方向、Y方向に沿って3枚ずつ、合計9枚のシリコンウエハ20が設置されている。ステージ19a上における、各シリコンウエハ20の設置位置情報(照射禁止領域と照射許容領域との境界線の位置情報、すなわち各シリコンウエハ20の外周線の位置情報)は、制御装置18の記憶装置18aに記憶されている。
上述のように、長尺状のパルスレーザビーム30は、加工ステージ19上の固定座標系における一定位置に入射する。したがって、シリコンウエハ20上におけるパルスレーザビーム30の走査は、制御装置18によるステージ19aの移動により行う。
たとえば、シリコンウエハ20にパルスレーザビーム30を入射させながら、ステージ19aをY軸負方向に移動させる。図面左下のシリコンウエハ20からレーザアニールが開始され、図面左上のシリコンウエハ20までビーム入射位置の不純物が活性化される。パルスレーザビーム30の入射位置が、図面左上のシリコンウエハ20の照射対象領域20aを過ぎると、ステージ19aをX軸負方向、その後Y軸正方向に移動させて活性化アニールを行う。本図には、シリコンウエハ20上におけるパルスレーザビーム30の入射位置の移動を点線で表した。
実施例によるレーザ加工方法においては、パルスレーザビーム30の入射位置がシリコンウエハ20の外部(レーザビームの照射禁止領域)にかかる場合には、レーザビーム30がシリコンウエハ20の外部に照射されないように、反射ミラー16aをレーザビーム30の光路上に挿し入れ、シャッタ16を閉じて、パルスレーザビーム30が加工ステージ19の保持面に到達しないよう制御を行う。すなわちシリコンウエハ20の位置に同期してシャッタ16の開閉制御を行う。パルスレーザビーム30の入射位置がシリコンウエハ20の外部にかかるか否かの判定は、ステージ19a上(保持面上)におけるシリコンウエハ20の設置位置情報、レーザビーム30の固定的入射位置及びビームサイズの情報、更に、ステージ19aの位置情報に基づいて、制御装置18が行う。
たとえば保持面上にレーザビーム30の照射禁止領域と照射許容領域とが画定されたステージ19aを移動させる。次に、ステージ19aの移動後の位置で、長尺状のレーザビーム30の経路上に照射禁止領域があるか否かを判定する。「ない」と判定された場合には、ステージ19aにレーザビーム30を入射させ、「ある」と判定された場合には、ステージ19aにレーザビーム30を入射させない。
図2に示す第1の実施例においては、たとえばステージ19aのXY方向への移動に伴ってレーザビーム30の入射位置が領域50a〜50c等にかかるときに、シャッタを閉じ加工ステージ19にレーザビーム30を入射させない制御を行う。このような制御を行うことで、補強テープ20cやワーク設置プレート40へのパルスレーザビーム30の照射によるパーティクルの発生が防止され、加工品質の高い活性化アニールを実現することができる。
図3(A)〜(C)を参照して、第2の実施例によるレーザ加工方法について説明する。図3(A)は、ステージ19a上に、ワーク設置プレート40を介して配置されたシリコンウエハ20を示す平面図である。ステージ19a上には、回転軸Lを中心とする円周方向に沿って6枚のシリコンウエハ20が設置されている。ステージ19a上における、各シリコンウエハ20の設置位置情報(照射禁止領域と照射許容領域との境界線の位置情報)は、制御装置18の記憶装置18aに記憶されている。
第2の実施例においては、シリコンウエハ20にパルスレーザビーム30を入射させながら、ステージ19aを回転軸Lの周囲に回転させる。
位置S1にパルスレーザビーム30が入射し、図面下のシリコンウエハ20から活性化アニールが開始される。ステージ19aが回転軸Lを中心に反時計回りに回転することにより、パルスレーザビーム30は時計回りにシリコンウエハ20に照射される。本図には、ステージ19aが1回転する間のシリコンウエハ20上におけるパルスレーザビーム30の入射位置の移動を点線T1で表した。
第2の実施例においても、パルスレーザビーム30の入射位置がシリコンウエハ20の外部にかかる場合には、シャッタ16を閉じて、パルスレーザビーム30が加工ステージ19に到達しないよう制御を行う。パルスレーザビーム30の入射位置がシリコンウエハ20の外部にかかるか否かの判定は、ステージ19a上におけるシリコンウエハ20の設置位置情報、レーザビーム30の固定的入射位置及びビームサイズの情報、更にステージ19aや回転軸Lの位置情報に基づいて、制御装置18が行う。ステージ19aの1回転めにおける活性化アニールにおいては、たとえばステージ19aの回転に伴ってレーザビーム30の入射位置が領域50d、50e、50f等にかかるときに、シャッタ16を閉じ加工ステージ19にレーザビーム30を入射させない制御を行う。
ステージ19aが1回転したら、ステージ19aをY軸負方向に移動させ、更に1回転させる。この回転におけるシリコンウエハ20上のパルスレーザビーム30入射位置は、たとえば位置S2からはじまる点線T2で表される。点線T1及びT2は、相互に異なる同心円上に画定される点線である。
この回転における活性化アニールにおいては、たとえばレーザビーム30の入射位置が領域50g、50h、50i等にかかるときに、シャッタ16を閉じ加工ステージ19にレーザビーム30を入射させない制御を行う。
パルスレーザビーム30の入射位置がシリコンウエハ20の外部にかかる場合には、パルスレーザビーム30を加工ステージ19に到達させない制御を行うことで、高品質で活性化アニールを実施することができる。
図3(B)及び(C)を参照する。シリコンウエハ20にパルスレーザビーム30を入射させながら、ステージ19aを回転軸Lの周囲に回転させるレーザ加工方法(第2の実施例)は、ステージ19aを1回転させた後に、Y軸負方向に移動させる工程を繰り返す態様と、ステージ19aを回転させながらY軸負方向に移動させる態様とを含む。前者の態様におけるレーザビーム30の入射位置の大略は図3(B)で示される。後者の態様におけるそれは図3(C)で表される。
ステージ19aを回転軸Lの周囲に回転させながらパルスレーザビーム30をシリコンウエハ20に入射させて活性化アニールを行う第2の実施例においては、シリコンウエハ20上のビーム入射位置にかかわらず、入射ビームのフルエンス(単位面積当たりに入射するエネルギ量)を一定にするために、たとえば制御装置18が入射ビームのビームサイズを変化させない条件で、r×ωの値を一定とする制御を行う。ここでrは回転軸Lからビーム入射位置までの距離、ωはステージ19aの角速度である。
シリコンウエハ20に入射するレーザビーム30のフルエンスを一定にすることで均一性の高いアニールを実現することができる。
なお、シリコンウエハ20に入射するレーザビーム30のフルエンスが一定となるように、レーザビーム30の入射位置(回転軸Lからビーム入射位置までの距離r)に応じて、光学系15を制御し、シリコンウエハ20に入射するパルスレーザビーム30のビームサイズを変化させてもよい。更に、ビームサイズと角速度ωの制御をともに行うこともできる。制御は制御装置18によって行われる。
以上実施例に沿って本発明を説明したが、本発明はこれらに制限されるものではない。
実施例においてはレーザアニール加工を取り上げたが、レーザビームを照射するのが好ましくない領域(レーザビームの照射禁止領域)が存在する様々なレーザ加工を実施することができる。
種々の変更、改良、組み合わせ等が可能なことも当業者に自明であろう。
レーザ加工一般、殊にレーザアニール加工に好適に利用することができる。また、ワークの外周部、隅部の加工にも好ましく利用可能である。
10 レーザ光源
11、13、14 反射ミラー
12 バリアブルアッテネータ
15 光学系
16 シャッタ
16a 反射ミラー
16b ダンパ
17 フォトディテクタ
18 制御装置
18a 記憶装置
19 加工ステージ
19a ステージ
19b 駆動系
19c エンコーダ
19d エネルギメータ
20 シリコンウエハ
20a 照射対象領域
20b 照射可能領域
20c 補強テープ
30 レーザビーム
40 ワーク設置プレート
11、13、14 反射ミラー
12 バリアブルアッテネータ
15 光学系
16 シャッタ
16a 反射ミラー
16b ダンパ
17 フォトディテクタ
18 制御装置
18a 記憶装置
19 加工ステージ
19a ステージ
19b 駆動系
19c エンコーダ
19d エネルギメータ
20 シリコンウエハ
20a 照射対象領域
20b 照射可能領域
20c 補強テープ
30 レーザビーム
40 ワーク設置プレート
Claims (4)
- レーザビームを出射する光源と、
加工対象物を保持する保持面を備えるステージと、
前記光源を出射したレーザビームを、前記ステージに伝搬可能な光学系であって、外部からの信号により伝搬、非伝搬の制御が行われる光学系と、
前記光学系に信号を送信し、前記ステージへのレーザビームの伝搬、非伝搬の制御を行う制御装置と
を有し、
前記ステージに加工対象物を保持したとき、該ステージの保持面にレーザビームの照射が禁止される照射禁止領域、及びレーザビームの照射が許容される照射許容領域が画定され、
前記制御装置は、前記照射禁止領域と前記照射許容領域との境界線の位置情報を記憶しており、前記ステージの位置と前記境界線の位置情報とに基づいて、前記照射禁止領域にレーザビームが照射されないように、前記ステージへのレーザビームの伝搬、非伝搬の制御を行うレーザ加工装置。 - 前記制御装置は、更に、前記ステージに入射するレーザビームのビームサイズに基づいて、前記照射禁止領域にレーザビームが照射されないように、前記ステージへのレーザビームの伝搬、非伝搬の制御を行う請求項1に記載のレーザ加工装置。
- 前記ステージは、保持面を回転軸の周囲に回転させる機能を備え、
前記制御装置は、前記ステージに入射するレーザビームのフルエンスが一定となるように、前記回転軸と、前記ステージに入射するレーザビームの入射位置との間の距離に応じて、前記回転軸の周囲に回転する保持面の角速度を制御する請求項1または2に記載のレーザ加工装置。 - (a)レーザビームの照射が禁止される照射禁止領域、及びレーザビームの照射が許容される照射許容領域が画定されたステージを移動させる工程と、
(b)レーザビームの経路上に前記照射禁止領域があるか否かを判定する工程と、
(c)前記工程(b)で、ないと判定された場合には、前記ステージにレーザビームを入射させ、あると判定された場合には、前記ステージにレーザビームを入射させない工程と
を有するレーザ加工方法。
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Legal Events
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20121002 |