JP2011056575A - フレキシブル管の端部加工器具 - Google Patents
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Abstract
【課題】フレキシブル管の端部の加工器具に関し、適切な厚みの鍔状を端部に加工形成するための円柱状のプレス部材改良に関するものである。
【解決手段】本発明では、棒状のプレス部材でフレキシブル管の端部を押し潰して鍔状に加工する端部加工器具において、合体形成された保持部材の内部の筒状空間の底部近傍に、上記周面から径方向内向きに段部を突出形成し、プレス部材の筒状空間への圧入時にプレス部材の先端が段部に当接してプレス部材の筒状空間への更なる圧入を阻止し、筒状空間内でのプレス部材の先端でフレキシブル管の端部を押し潰して、適切な厚みの鍔状が端部に加工形成されるようにした。
【選択図】図1
【解決手段】本発明では、棒状のプレス部材でフレキシブル管の端部を押し潰して鍔状に加工する端部加工器具において、合体形成された保持部材の内部の筒状空間の底部近傍に、上記周面から径方向内向きに段部を突出形成し、プレス部材の筒状空間への圧入時にプレス部材の先端が段部に当接してプレス部材の筒状空間への更なる圧入を阻止し、筒状空間内でのプレス部材の先端でフレキシブル管の端部を押し潰して、適切な厚みの鍔状が端部に加工形成されるようにした。
【選択図】図1
Description
本発明は、フレキシブル管の端部の数個の山を潰して鍔状に加工するフレキシブル管の端部加工器具に関するものである。
従来、フレキシブル管は、配管の途中もしくは配管と機械との接続に用いられ、多少の変移を吸収させることに利用されている。そのため、予め、必要なフレキシブル管の長さが決定されている場合には、工場において、図5の(A)に示すように、所望の長さに切断したフレキシブル管の端部9a(以下、単に「フレキシブル管端部」という。)の山状部分を潰して、図5の(B)に示したような鍔状9bに加工すればよいが、機器の据え付け作業等の場合には、予め、正確な長さが判明していることは少なく、その場合には、作業現場で所望の長さに切断して、フレキシブル管端部9aを鍔状9bに加工する必要があった。
そこで、発明者は、鍔状9bを作業現場で加工するための治具としては、図6に示すようなフレキシブル管の端部加工器具8(以下、単に「端部加工器具」という。)を提案した。(特許文献1参照)
この端部加工器具8は2分割自在な筒状の保持部材82と、保持部材82を嵌合する嵌合穴86が形成されているケーシング84と、保持部材82の筒状空間83に挿入される棒状のプレス部材81とから構成されている。
上記プレス部材81の外周側面にはツバ状の段部81cが形成されている。合体して筒状となる保持部材82の底部開口近傍には、その内周壁面から径方向内向きに突出し、フレキシブル管9の谷状部分9cを保持する小径突出部(図示しない。)が形成されている。
この端部加工器具8は2分割自在な筒状の保持部材82と、保持部材82を嵌合する嵌合穴86が形成されているケーシング84と、保持部材82の筒状空間83に挿入される棒状のプレス部材81とから構成されている。
上記プレス部材81の外周側面にはツバ状の段部81cが形成されている。合体して筒状となる保持部材82の底部開口近傍には、その内周壁面から径方向内向きに突出し、フレキシブル管9の谷状部分9cを保持する小径突出部(図示しない。)が形成されている。
そして、上記の端部加工器具8は以下のように使用されている。
フレキシブル管9(図5参照)の谷状部分9cを保持部材82の小径突出部で保持させてフレキシブル管端部9aを筒状の保持部材82の筒状空間に突出させる。そして、保持部材82をケーシング84の嵌合穴86にセットする。
フレキシブル管9(図5参照)の谷状部分9cを保持部材82の小径突出部で保持させてフレキシブル管端部9aを筒状の保持部材82の筒状空間に突出させる。そして、保持部材82をケーシング84の嵌合穴86にセットする。
次に、保持部材82の筒状空間83内に保持されているフレキシブル管端部9aに先端面81bが接するようにプレス部材81を挿入し、そして、プレス部材81の頭部81aをハンマ等で数回叩き圧入する。そして、上記プレス部材81のツバ状の段部81cが上記保持部材82の縁に当たるまで頭部81aを叩く。
そして、上記プレス部材81のツバ状の段部81cが上記保持部材82の縁に当たったときに、フレキシブル管端部9aが所定の厚さに潰されたことがわかるので、保持部材82を取り出して分解すると、フレキシブル管端部9aが所定の厚さで鍔状9bに潰されたフレキシブル管9が得られる。
そして、上記プレス部材81のツバ状の段部81cが上記保持部材82の縁に当たったときに、フレキシブル管端部9aが所定の厚さに潰されたことがわかるので、保持部材82を取り出して分解すると、フレキシブル管端部9aが所定の厚さで鍔状9bに潰されたフレキシブル管9が得られる。
以上のように、上記構成の端部加工器具によれば、フレキシブル管の端部の加工が簡単になり、潰しかたが不十分であったり、潰し過ぎたりするという問題が無くなり、フレキシブル管の端部の加工が非常に簡単になった。
しかし、特許文献1に記載のフレキシブル管の端部加工器具は、円柱状のプレス部材の側壁に突出するツバ状の段部を形成するために、かかるプレス部材の段部が破損したときにその破片が飛散するという問題があった。
本発明の請求項1に係る発明では、
2分割構成された半筒状の部材を合体させて保持部材が形成され、上記の半筒状の部材の底部に形成された小径突出部でフレキシブル管の谷状部分を保持しつつ、合体形成された保持部材の内部の筒状空間に、棒状のプレス部材を圧入して上記筒状空間に保持されているフレキシブル管の端部をプレス部材の先端で押し潰して鍔状に加工するように構成されたフレキシブル管の端部加工器具において、
合体形成された保持部材の内部の筒状空間の底部近傍に、上記周面から径方向内向きに段部を突出形成し、
プレス部材の上記筒状空間への圧入時に上記プレス部材の先端が上記段部に当接してプレス部材の上記筒状空間への更なる圧入を阻止し、
上記筒状空間内でのプレス部材の先端でフレキシブル管の端部を押し潰して、適切な厚みの鍔状が上記端部に加工形成されるようにした。
請求項2の発明では、
プレス部材は円柱状であり、
その外径は、
合体形成された保持部材の内部の筒状空間の内径より僅かに小さく形成されている。
請求項3の発明では、
合体形成された保持部材の内部の筒状空間の底から上記段部までの距離を、鍔の厚みと同じ長さに構成した。
2分割構成された半筒状の部材を合体させて保持部材が形成され、上記の半筒状の部材の底部に形成された小径突出部でフレキシブル管の谷状部分を保持しつつ、合体形成された保持部材の内部の筒状空間に、棒状のプレス部材を圧入して上記筒状空間に保持されているフレキシブル管の端部をプレス部材の先端で押し潰して鍔状に加工するように構成されたフレキシブル管の端部加工器具において、
合体形成された保持部材の内部の筒状空間の底部近傍に、上記周面から径方向内向きに段部を突出形成し、
プレス部材の上記筒状空間への圧入時に上記プレス部材の先端が上記段部に当接してプレス部材の上記筒状空間への更なる圧入を阻止し、
上記筒状空間内でのプレス部材の先端でフレキシブル管の端部を押し潰して、適切な厚みの鍔状が上記端部に加工形成されるようにした。
請求項2の発明では、
プレス部材は円柱状であり、
その外径は、
合体形成された保持部材の内部の筒状空間の内径より僅かに小さく形成されている。
請求項3の発明では、
合体形成された保持部材の内部の筒状空間の底から上記段部までの距離を、鍔の厚みと同じ長さに構成した。
請求項1に係る発明によれば、
合体形成された保持部材の内部の筒状空間の底部近傍に、上記周面から径方向内向きに段部を突出形成し、
プレス部材の上記筒状空間への圧入時に上記プレス部材の先端が上記段部に当接してプレス部材の上記筒状空間への更なる圧入を阻止するように構成したので、
円柱状のプレス部材の側壁に突出するツバ状の段部が不要となり、かかるプレス部材の構造と製造工程が極めてシンプルになるとともに、ツバ状の段部に比べて機械的な強度も向上する。
請求項2の発明によれば、
プレス部材の外径は、合体形成された保持部材の内部の筒状空間の内径より僅かに小さく形成されているので、スムーズな移動が可能となる。
請求項3の発明によれば、
合体形成された保持部材の内部の筒状空間の底から上記段部までの距離を、鍔の厚みと同じ長さに構成したので、鍔の厚みが自動的に確保される。
合体形成された保持部材の内部の筒状空間の底部近傍に、上記周面から径方向内向きに段部を突出形成し、
プレス部材の上記筒状空間への圧入時に上記プレス部材の先端が上記段部に当接してプレス部材の上記筒状空間への更なる圧入を阻止するように構成したので、
円柱状のプレス部材の側壁に突出するツバ状の段部が不要となり、かかるプレス部材の構造と製造工程が極めてシンプルになるとともに、ツバ状の段部に比べて機械的な強度も向上する。
請求項2の発明によれば、
プレス部材の外径は、合体形成された保持部材の内部の筒状空間の内径より僅かに小さく形成されているので、スムーズな移動が可能となる。
請求項3の発明によれば、
合体形成された保持部材の内部の筒状空間の底から上記段部までの距離を、鍔の厚みと同じ長さに構成したので、鍔の厚みが自動的に確保される。
以下に、本発明に係る端部加工器具の実施の形態を説明する。
図1乃至図3に示すように、端部加工器具1は、フレキシブル管端部9a(図5参照)の山状部分を潰して鍔状9bに加工するためのものであり、山状部分を潰すためにフレキシブル管端部9aを保持する保持部材2と、この保持状態を維持するために保持部材2がセットされるケーシング4と、ケーシング4に保持されているフレキシブル管端部9aを潰すためのプレス部材3とから構成されている。
図1乃至図3に示すように、端部加工器具1は、フレキシブル管端部9a(図5参照)の山状部分を潰して鍔状9bに加工するためのものであり、山状部分を潰すためにフレキシブル管端部9aを保持する保持部材2と、この保持状態を維持するために保持部材2がセットされるケーシング4と、ケーシング4に保持されているフレキシブル管端部9aを潰すためのプレス部材3とから構成されている。
上記保持部材2(図2参照)は、半筒状の部材からなり、合体して筒体を形成する。そして、合体形成された筒体の下部開口付近にはその周壁から径を小径する方向に突出する小径突出部21a,22aが形成されている。
そして、合体形成された保持部材2の内部の筒状空間の底部近傍に、上記小径突出部21a,22aの上面から所定の高さの位置に径方向内向きに段部5が突出形成されている。この段部5の内径は、フレキシブル管9及び鍔状9bの外径より大きく形成されている。
上記段部5が突出形成されている位置は、上記小径突出部21a,22aの上面からの所定の高さhは、加工後の鍔状9bの厚さに対応した高さに設定されている。
そして、合体形成された保持部材2の内部の筒状空間の底部近傍に、上記小径突出部21a,22aの上面から所定の高さの位置に径方向内向きに段部5が突出形成されている。この段部5の内径は、フレキシブル管9及び鍔状9bの外径より大きく形成されている。
上記段部5が突出形成されている位置は、上記小径突出部21a,22aの上面からの所定の高さhは、加工後の鍔状9bの厚さに対応した高さに設定されている。
また、ケーシング4は筒体であり、この筒体の一方側には合体した保持部材2を嵌合させる嵌合穴4aが形成されているとともに、筒体の他方側には嵌合穴4aと連通しフレキシブル管9が挿通される貫通穴4bが設けられている。さらに、嵌合穴4aを形成する周壁には螺子穴が設けられており、この螺子穴に蝶螺子41が挿入される。
2分割された保持部材2をケーシング4に挿入した後、上記蝶螺子41を螺子穴に挿入して締め付けることで、ケーシング4に挿入された2分割の保持部材2を固定するように構成されている。
2分割された保持部材2をケーシング4に挿入した後、上記蝶螺子41を螺子穴に挿入して締め付けることで、ケーシング4に挿入された2分割の保持部材2を固定するように構成されている。
また、プレス部材3は、保持部材2の内径よりもやや小さな円柱体で形成され、この円柱体の先端面33には、その先端面33の中心から先端方向に突出してフレキシブル管9に内嵌される大きさの突出嵌合体32が設けられている。
上記プレス部材3の先端側は保持部材2の筒状空間2aに挿入される部分3Aとなり、後端側は挿入されない部分3Bとなる。そして、上記挿入される部分3Aと上記挿入されない部分3Bとの境界には、プレス部材段部31が形成され、上記挿入されない部分3Bの外径は、上記挿入される部分3Aの外径より小さく形成されている。
このようにして、このプレス部材3を上記保持部材2に挿入すると、その先端面33が上記段部5に当たって、さらなる挿入が規制されるように構成されている。図4に示したように、上記先端面33が上記段部5に当たった状態では、上記プレス部材段部31と、上記保持部材2の縁2bとがツライチになるように、上記プレス部材段部31の位置が設定されている。
また、上記プレス部材3と、上記蝶螺子41とを、連結部材7で連結しておくことによって、上記プレス部材3を紛失することを防止できる。
上記プレス部材3の先端側は保持部材2の筒状空間2aに挿入される部分3Aとなり、後端側は挿入されない部分3Bとなる。そして、上記挿入される部分3Aと上記挿入されない部分3Bとの境界には、プレス部材段部31が形成され、上記挿入されない部分3Bの外径は、上記挿入される部分3Aの外径より小さく形成されている。
このようにして、このプレス部材3を上記保持部材2に挿入すると、その先端面33が上記段部5に当たって、さらなる挿入が規制されるように構成されている。図4に示したように、上記先端面33が上記段部5に当たった状態では、上記プレス部材段部31と、上記保持部材2の縁2bとがツライチになるように、上記プレス部材段部31の位置が設定されている。
また、上記プレス部材3と、上記蝶螺子41とを、連結部材7で連結しておくことによって、上記プレス部材3を紛失することを防止できる。
上記構成の端部加工器具1(図2、3、4、5参照)は以下のように使用される。
先ず、フレキシブル管端部9aをケーシング4の貫通穴4bおよび嵌合穴4aに挿通する。そして、2分割した状態の半筒体21,22を合体させて、ケーシング4に挿通されているフレキシブル管端部9aの谷状部分9cを合体して保持する。尚、フレキシブル管端部9aの谷状部分9cの保持に際しては、半筒体21,22を合体させて、半筒体21,22の小径突出部21a,22aでフレキシブル管9の谷状部分9cを挟んで保持する。
先ず、フレキシブル管端部9aをケーシング4の貫通穴4bおよび嵌合穴4aに挿通する。そして、2分割した状態の半筒体21,22を合体させて、ケーシング4に挿通されているフレキシブル管端部9aの谷状部分9cを合体して保持する。尚、フレキシブル管端部9aの谷状部分9cの保持に際しては、半筒体21,22を合体させて、半筒体21,22の小径突出部21a,22aでフレキシブル管9の谷状部分9cを挟んで保持する。
上記のようにフレキシブル管端部9aを保持した保持部材2はこの状態でケーシング4の嵌合穴4aに嵌合し、蝶螺子41を締めつけてケーシング4aに固定する。
次に、プレス部材3(図3参照)の突出嵌合体32をフレキシブル管端部9aの開口において内側に嵌まり込んだ状態の位置まで筒状空間2aに挿入する。これによって、フレキシブル管端部9aの先端はプレス部材3の先端面33に接し、また、フレキシブル管端部9aの谷状部分9cは小径突出部21a,22aによって保持される。なお、フレキシブル管端部9aの山状部分はプレス部材3の先端面33と、小径突出部21a,22aの上縁とに挟まれた状態となる。
この状態で、プレス部材3の頭部34をハンマで叩くと、先端面33はフレキシブル管端部9aを潰しはじめる。この潰しはじめたフレキシブル管端部9aには突出嵌合体32が内嵌されているために、フレキシブル管端部9aは内側に向かって潰れずに外向きに潰れはじめる。さらに、ハンマで頭部34を叩き続けると、やがて、図4に示すように、フレキシブル管端部9aは潰れてプレス部材3の先端面33は段部5に当接する。
このとき、上記プレス部材段部31と、上記保持部材2の縁2bとがツライチになるので、プレス部材3の先端面33が段部5に当接していることを認識することができ、フレキシブル管9の端面の加工が終了したことがわかる。
このとき、上記プレス部材段部31と、上記保持部材2の縁2bとがツライチになるので、プレス部材3の先端面33が段部5に当接していることを認識することができ、フレキシブル管9の端面の加工が終了したことがわかる。
このように、上記プレス部材3の先端面33と筒状空間2aの段部5とが当接すると、柄3Bの頭部34をハンマで叩いても、プレス部材3はそれ以上は入らず、フレキシブル管9の端面の加工が終了したことがわかるので、フレキシブル管端部9aをそれ以上潰すことは防止できる。
このようにして、常に適切な厚みにフレキシブル管端部9bを潰すことができ、叩き過ぎて鍔状9bが潰れてしまうという失敗がなくなる。即ち、プレス部材3の先端面33が段部5に当接するまでプレス部材2の頭部34を叩くという簡単な動作で、だれにでも適切な厚みの鍔状9bを形成することができる。
また、上記段部5は内面に形成されているので、仮に破損することがあっても、破片が飛散することは防止できる。
このようにして、常に適切な厚みにフレキシブル管端部9bを潰すことができ、叩き過ぎて鍔状9bが潰れてしまうという失敗がなくなる。即ち、プレス部材3の先端面33が段部5に当接するまでプレス部材2の頭部34を叩くという簡単な動作で、だれにでも適切な厚みの鍔状9bを形成することができる。
また、上記段部5は内面に形成されているので、仮に破損することがあっても、破片が飛散することは防止できる。
このように、フレキシブル管の端部加工器具1によれば、常に適切な厚みにフレキシブル管の端部を潰すことができ、叩き過ぎで鍔状が潰れてしまうことがないので、だれにでも適切な厚みの鍔状を形成することができるという効果が得られるとともに、プレス部材3の構造がツバ等の突起構造を要しない構造であるので、プレス部材3を製作する工程も簡単であり、また、損傷も受けにくい。
1 フレキシブル管の端部加工器具
2 保持部材
21,22 半筒体
21a,22a 小径突出部
3 プレス部材
33 先端面
9 フレキシブル管
2 保持部材
21,22 半筒体
21a,22a 小径突出部
3 プレス部材
33 先端面
9 フレキシブル管
Claims (3)
- 2分割構成された半筒状の部材を合体させて保持部材が形成され、上記の半筒状の部材の底部に形成された小径突出部でフレキシブル管の谷状部分を保持しつつ、合体形成された保持部材の内部の筒状空間に、棒状のプレス部材を圧入して上記筒状空間に保持されているフレキシブル管の端部をプレス部材の先端で押し潰して鍔状に加工するように構成されたフレキシブル管の端部加工器具において、
合体形成された保持部材の内部の筒状空間の底部近傍に、上記周面から径方向内向きに段部を突出形成し、
プレス部材の上記筒状空間への圧入時に上記プレス部材の先端が上記段部に当接してプレス部材の上記筒状空間への更なる圧入を阻止し、
上記筒状空間内でのプレス部材の先端でフレキシブル管の端部を押し潰して、適切な厚みの鍔状が上記端部に加工形成されるようにした構成を特徴とするフレキシブル管の端部加工器具。 - プレス部材は円柱状であり、
その外径は、
合体形成された保持部材の内部の筒状空間の内径より僅かに小さく形成されてなる請求項1に記載のフレキシブル管の端部加工器具。 - 合体形成された保持部材の内部の筒状空間の底から上記段部までの距離を、鍔の厚みと同じ長さに構成した請求項1に記載のフレキシブル管の端部加工器具。
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Cited By (2)
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-
2009
- 2009-09-14 JP JP2009211709A patent/JP2011056575A/ja active Pending
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