JP2011050667A - 光走査型内視鏡 - Google Patents
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Abstract
【課題】位置合わせの精度を高めることなく、光走査型内視鏡と光源ユニット間の伝達損失を低減化させる。
【解決手段】光走査型内視鏡30はスキャニングファイバ33を有する。スキャニングファイバ33は接続ファイバ部33c、出射ファイバ部33o、および光アダプタ33aによって形成される。GI型マルチモードファイバである接続ファイバ33cとシングルモードファイバである出射ファイバ部33oとを光アダプタ33aによって光学的に結合する。接続ファイバ部33c側の端部をコネクタ32に、出射ファイバ部33o側の端部を挿入管31の遠位端に配置する。
【選択図】図3
【解決手段】光走査型内視鏡30はスキャニングファイバ33を有する。スキャニングファイバ33は接続ファイバ部33c、出射ファイバ部33o、および光アダプタ33aによって形成される。GI型マルチモードファイバである接続ファイバ33cとシングルモードファイバである出射ファイバ部33oとを光アダプタ33aによって光学的に結合する。接続ファイバ部33c側の端部をコネクタ32に、出射ファイバ部33o側の端部を挿入管31の遠位端に配置する。
【選択図】図3
Description
本発明は、位置合わせの精度を高めることなく、光走査型内視鏡と光源ユニット間の伝達損失の低減化に関する。
光走査型内視鏡が提案されている(特許文献1参照)。光走査型内視鏡で画像を撮像するために、観察対象領域内の微小領域に光を照射する必要がある。微小領域に照明光などを照射するために、出射光の発散を抑制するシングルモードファイバが用いられている。
多様な種類の光走査型内視鏡に照明光を供給可能なように、光源ユニットと光走査型内視鏡とは着脱自在である。光走査型内視鏡を光源ユニットに接続するときに、光走査型内視鏡内部のシングルモードファイバを光源ユニットに設けられるシングルモードファイバに光学的に接続する必要がある。すなわち、両シングルモードファイバのコアを一致させる必要がある。
しかし、シングルモードファイバのコア径は極めて小さく(5〜10μm)、着脱自在な構成において接続時にコアを一致させることは困難であった。それゆえ、光走査型内視鏡に十分な光量の照明光などを供給することが困難であった。
したがって、本発明では、光源ユニットから十分な光量の照明光などを受光可能な光走査型内視鏡の提供を目的とする。
本発明の光走査型内視鏡は、被写体に照射される照射光を供給する光源システムに対して着脱自在に接続される第1の端部から挿入管の遠位端に配置される第2の端部に照射光を伝達しGI型マルチモードファイバによって形成される接続ファイバ部を少なくとも第1の端部に有するスキャニングファイバと、照射光を第1の端部に入射しながら第2の端部を変位させることにより照射光を走査するアクチュエータとを備えることを特徴としている。
なお、スキャニングファイバ全体がGI型マルチモードファイバによって形成されることが好ましい。
また、スキャニングファイバは接続ファイバ部に光学的に接続され第2の端部側に延びシングルモードファイバによって形成される出射ファイバ部を有することが好ましい。
また、接続ファイバ部と出射ファイバ部とは異径融着接続あるいは光アダプタによって光学的に結合されることが好ましい。
また、接続ファイバ部は第1の端部側においてコア系が拡大されたTEC化ファイバであることが好ましい。
また、接続ファイバ部に設けられ、第2の端部から第2の端部に向かって伝達される光を分岐させるマルチモード光カプラをスキャニングファイバが有することが好ましい。
本発明によれば、光源システムに対して着脱自在に接続される端部がGI型マルチモードファイバである接続ファイバ部を有しており、コア径がシングルモードファイバのモードフィールド径より大きいので、接続時の位置合わせの精度が低くても伝達損失を低減化させることが可能である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態を適用した光走査型内視鏡を有する光走査型内視鏡装置の外観を概略的に示す外観図である。
図1は、本発明の第1の実施形態を適用した光走査型内視鏡を有する光走査型内視鏡装置の外観を概略的に示す外観図である。
光走査型内視鏡装置10は、光走査型内視鏡プロセッサ20、光走査型内視鏡30、およびモニタ11によって構成される。光走査型内視鏡プロセッサ20は、光走査型内視鏡30、およびモニタ11に接続される。
光走査型内視鏡プロセッサ20から観察対象領域OAに照射する光が供給される。供給された光はスキャニングファイバ(図1において図示せず)により挿入管31の遠位端に伝達され、観察対象領域内の一点(符号P1参照)に向かって照射される。
スキャニングファイバの遠位端側の端部の方向が、アクチュエータ(図1において図示せず)により変えられる。端部の方向を変えることにより、スキャニングファイバから照射される光が観察対象領域上に走査される。アクチュエータは、光走査型内視鏡プロセッサ20により制御される。
光の照射位置において散乱する反射光は受光ファイバ(図1において図示せず)によって光走査型内視鏡プロセッサ20に伝達される。光走査型内視鏡プロセッサ20は反射光の受光量に応じた画素信号を生成する。走査する領域全体の画素信号を生成することにより、1フレームの画像信号を生成する。生成した画像信号がモニタ11に送信され、画像信号に相当する画像がモニタ11に表示される。
次に、光走査型内視鏡プロセッサ20の構成について説明する。図2に示すように、光走査型内視鏡プロセッサ20には、光源ユニット21、受光ユニット22、スキャン駆動回路23、画像信号処理回路24、およびタイミングコントローラ25などが設けられる。
光走査型内視鏡30のコネクタ32(図1参照)を光走査型内視鏡プロセッサ20の内視鏡端子(図示せず)に嵌合すると、スキャニングファイバ33と光源ユニット21に設けられる接続用ファイバ21cとが、および受光ファイバ34と受光ユニット22とが光学的に接続される。なお、後述するように、GI型マルチモードファイバであるスキャニングファイバ33の入射端と、シングルモードファイバである接続用ファイバ21cとが光学的に接続される。
また、コネクタ32を内視鏡端子に嵌合すると、スキャン駆動回路23と光走査型内視鏡30に設けられるアクチュエータ35とが電気的に接続される。
光源ユニット21には、赤色光レーザ、緑色光レーザ、および青色光レーザを発光するレーザ光源(図示せず)が設けられる。それぞれのレーザ光源から出射される赤色光レーザ、緑色光レーザ、および青色光レーザはミラー(図示せず)および光学フィルタ(図示せず)によって形成される光結合器(図示せず)によって混合され、白色光レーザとして出射可能である。
光源ユニット21には、シングルモードファイバによって形成される接続用ファイバ21cが設けられる。光結合器によって混合された白色光レーザは接続用ファイバ21cに入射するように、接続用ファイバ21cは配置される。
前述のように、スキャニングファイバ33は光源ユニット21の接続用ファイバ21cに接続され、白色光がスキャニングファイバ33に供給される。スキャン駆動回路23は、アクチュエータ35にスキャニングファイバ33を駆動させ、スキャニングファイバ33から出射する光の照射位置を変位させる。
前述のように、光が照射された観察対象領域の反射光が、受光ファイバ34により光走査型内視鏡プロセッサ20に伝達される。光走査型内視鏡プロセッサ20に伝達された光は、受光ユニット22に入射される。
受光ユニット22はミラー(図示せず)および光学フィルタ(図示せず)によって形成される分光器(図示せず)を有しており、受光ユニット22に入射する光が赤色光、緑色光、および青色光に分光される。受光ユニット22には赤色光、緑色光、および青色光に対応する光電子増倍管(図示せず)が設けられる。それぞれの光電子増倍管により赤色光、緑色光、および青色光の受光量に応じた画素信号が生成される。
画素信号は、画像信号処理回路24に送信される。画像信号処理回路24では、画素信号が画像メモリ26に格納される。観察対象領域全体に対応する画素信号が格納されると、画像信号処理回路24は画素信号に所定の信号処理を施し、1フレームの画像信号としてエンコーダ27を介してモニタ11に送信する。
なお、光源ユニット21、受光ユニット22、スキャン駆動回路23、画像信号処理回路24、およびエンコーダ27は、タイミングコントローラ25により各部位の動作の時期が制御される。
次に、光走査型内視鏡30の構成について説明する。図3に示すように、光走査型内視鏡30には、スキャニングファイバ33、受光ファイバ34、アクチュエータ35、および撮影レンズ36などが設けられる。
コネクタ32内部において、スキャニングファイバ33の端部、受光ファイバ34の端部、およびアクチュエータ35とスキャン駆動回路23とを結ぶ信号線の端子は所定の位置に固定されている。
また、内視鏡端子内部において、接続用ファイバ21cの端部、受光ユニット22、およびアクチュエータ35とスキャン駆動回路23とを結ぶ信号線の端子も所定の位置に固定される。
コネクタ32を内視鏡端子に嵌合させるときに、スキャニングファイバ33と接続用ファイバ21cとが光学的に、受光ファイバ34と受光ユニット22とが光学的に、および信号線の端子同士が電気的に接続されるように、コネクタ32および内視鏡端子内部における位置が定められる。
スキャニングファイバ33は、コネクタ32から挿入管31の遠位端まで延設される。スキャニングファイバ33は、接続ファイバ部33c、出射ファイバ部33o、および光アダプタ33aによって構成される。
接続ファイバ部33cは、GI型マルチモードファイバによって形成される。出射ファイバ部33oはシングルモードファイバによって形成される。接続ファイバ部33cおよび出射ファイバ部33oは光アダプタ33aによって光学的に結合される。接続ファイバ33cがコネクタ32に、出射ファイバ33oが挿入管31の遠位端に配置されるように、スキャニングファイバ33は光走査型内視鏡30内に設けられる。
前述のように、光源ユニット21から出射される白色光レーザが、接続用ファイバ21cを介してスキャニングファイバ33の入射端(第1の端部)に入射する。入射端に入射した白色光は出射端(第2の端部)側に伝達される。伝達された白色光は出射端から出射され、撮影レンズ36を透過して観察対象領域に照射される。
アクチュエータ35が、スキャニングファイバ33の出射端付近に設けられる。アクチュエータ35はスキャニングファイバ33の出射端を、長手方向に垂直な2方向に屈曲させることが可能である。
スキャニングファイバ33の出射端は、スキャニングファイバ33の長手方向に垂直な2方向に沿って振幅の増加と減少を繰返しながら振動するように駆動され、渦巻き型の変位経路を通るように変位する。渦巻き型の変位経路を通るように変位させることにより、白色光が観察対象領域上で走査される。
光が照射された観察対象領域OAの一点における反射光が散乱し、散乱した反射光が反射光ファイバ34の入射端に入射する。複数の反射光ファイバ34が、光走査型内視鏡30に設けられる。観察対象領域OA上の一点における散乱光は各反射光ファイバ34に入射し、受光ユニット22に伝達される。
以上のような構成の光走査型内視鏡30によれば、光走査型内視鏡30に設けられるスキャニングファイバ33と光走査型内視鏡プロセッサ20に設けられる光源ユニット21とを着脱自在に接続可能な構成でありながら、光源ユニット21からスキャニングファイバ33への光の伝達損失を低減化させることが可能である。伝達損失の低減化について以下に説明する。
光を出射する光ファイバのコアまたはモードフィールドが光を入射する光ファイバのコアまたはモードフィールド内から変位するほど、光ファイバの接続における伝達損失が大きくなる。従来の構成では、スキャニングファイバ全体がモードフィールド径の小さいシングルモードファイバで形成されるので、スキャニングファイバと接続用ファイバとの光軸が僅かにずれても伝達損失が大きくなる。
例えば、図4に示すように、モードフィールド径が互いに5.0μmのシングルモードファイバの接続において、互いの光軸の中心が2.5μmずれる場合に接続用ファイバのモードフィールドの面積の半分以上がスキャニングファイバのモードフィールドに重なり合わない。
一方で、本実施形態の光走査型内視鏡30では、スキャニングファイバ33の入射端はコア径がシングルモードファイバより大きなマルチモードファイバである。そのため、スキャニングファイバ33と接続用ファイバ21cの光軸がすこしずれたとしても、接続用ファイバ21cのモードフィールドがスキャニングファイバ33のコアと重なる可能性は高い。
例えば、図5に示すように、入力端のコア径が50.0μmであるスキャニングファイバ33とモードフィールド径が5.0μmである接続用ファイバ21cとの接続において、互いの光軸の中心が10.0μmずれる場合であっても接続用ファイバ21cのモードフィールドがスキャニングファイバ53のコアと重なり合う。
以上のように、スキャニングファイバ33の入射端をマルチモードファイバとすることにより、接続用ファイバ21cとの接続における光軸ずれの許容誤差が大きくなるので、スキャニングファイバ33と接続用ファイバ21cとを高い精度で位置合わせしなくても、伝達損失を低減化することが可能である。
また、GI型のマルチモードファイバを用いることにより、シングルモードが維持されるので、観察対象領域内の微小領域に白色光を照射することが可能である。
次に、本発明の第2の実施形態を適用した光走査型内視鏡について説明する。第2の実施形態の光走査型内視鏡は、光カプラを有する点において第1の実施形態と異なる。以下、第1の実施形態と異なる点を中心に説明する。なお、第1の実施形態と同じ機能を有する部位には、同じ符号を付す。
図6に示すように、光走査型内視鏡300には、第1の実施形態と同じく、スキャニングファイバ33、受光ファイバ34、アクチュエータ35、および撮影レンズ36などが設けられる。さらに、光走査型内視鏡300には、第1の実施形態と異なり、マルチモード光カプラ37が設けられる。
マルチモード光カプラ37は、接続ファイバ部33cに設けられる。外部光源装置12から延びる接続用ファイバ12cが、マルチモード光カプラ37に着脱自在である。マルチモード光カプラ37はスキャニングファイバ33の出射端側から入射端側に伝達される光を分岐させる光カプラである。したがって、接続ファイバ部33cの入射端から入射される光および/または接続用ファイバ12cから入射される光が、出射端に伝達される。また、出射端に入射する光は分岐されて、接続ファイバ部33cの入射端および接続用ファイバ12cに伝達される。
したがって、接続用ファイバ12cをマルチモード光カプラ37に接続すると、外部光源装置12から出射される光も、スキャニングファイバ33の出射端に伝達される。外部光源装置12は、例えば、PDTに用いられるエキシマ・ダイ・レーザを出射する。
以上のような構成である第2の実施形態の光走査型内視鏡では、第1の実施形態と同様に伝達損失を低減化可能である。さらに、第2の実施形態では、PDTなどの特定の目的に応じたレーザビームをスキャニングファイバ33の出射端から出射させることが可能である。
なお、第1、第2の実施形態において、接続ファイバ部33cと出射ファイバ部33oとは光アダプタ33aにより光学的に結合される構成であるが、他の方法により光学的に結合させてもよい。たとえば、図7に示すように、マルチモードファイバである接続ファイバ部33cとシングルモードファイバである出射ファイバ部33oとを、異径融着接続することにより結合させる構成であってもよい。
また、第1、第2の実施形態において、接続ファイバ部33cはコア系が一定のマルチモードファイバを用いる構成であるが、入射端側のコア系を拡大させたTEC化ファイバを用いてもよい。
また、第1、第2の実施形態において、スキャニングファイバ33は、マルチモードファイバである接続ファイバ部33cとシングルモードファイバである出射ファイバ部33oとにより形成される構成であるが、スキャニングファイバ33全体がGI型のマルチモードファイバによって形成される構成であってもよい。スキャニングファイバ33全体がGI型のマルチモードファイバであっても、接続用ファイバ21cとの接続における光軸のずれの許容誤差を大きくすることが可能である。
また、第1、第2の実施形態において、光源ユニット21から白色光を出射する構成であるが、少なくとも赤色光、緑色光、および青色光の一種の光を別々に出射する構成であってもよく、さらには、別の帯域の光を出射する構成であってもよい。例えば、生体組織に蛍光を発光させる励起光を出射してもよい。
また、第2の実施形態において、マルチモード光カプラ37には外部光源装置12が光学的に接続され、被写体に照射する光をスキャニングファイバ33に供給する構成であるが、マルチモード光カプラ37に外部受光装置を接続することも可能である。被写体の照射光に対する反射光または発する蛍光は、スキャニングファイバ33にも入射する。そこで、スキャニングファイバ33に入射する反射光などを外部受光装置によって検出することも可能である。
10 光走査型内視鏡装置
11 モニタ
20 光走査型内視鏡プロセッサ
21 光源ユニット
21c 接続用ファイバ
22 受光ユニット
23 スキャン駆動回路
24 画像信号処理回路
25 タイミングコントローラ
26 画像メモリ
27 エンコーダ
30、300 光走査型内視鏡
31 挿入管
32 コネクタ
33 スキャニングファイバ
33a 光アダプタ
33c 接続ファイバ部
33o 出射ファイバ部
34 受光ファイバ
35 アクチュエータ
36 撮影レンズ
37 マルチモード光カプラ
11 モニタ
20 光走査型内視鏡プロセッサ
21 光源ユニット
21c 接続用ファイバ
22 受光ユニット
23 スキャン駆動回路
24 画像信号処理回路
25 タイミングコントローラ
26 画像メモリ
27 エンコーダ
30、300 光走査型内視鏡
31 挿入管
32 コネクタ
33 スキャニングファイバ
33a 光アダプタ
33c 接続ファイバ部
33o 出射ファイバ部
34 受光ファイバ
35 アクチュエータ
36 撮影レンズ
37 マルチモード光カプラ
Claims (6)
- 被写体に照射される照射光を供給する光源システムに対して着脱自在に接続される第1の端部から挿入管の遠位端に配置される第2の端部に前記照射光を伝達し、GI型マルチモードファイバによって形成される接続ファイバ部を少なくとも前記第1の端部に有するスキャニングファイバと、
前記照射光を前記第1の端部に入射しながら前記第2の端部を変位させることにより、前記照射光を走査するアクチュエータとを備える
ことを特徴とする光走査型内視鏡。 - 前記スキャニングファイバ全体が前記GI型マルチモードファイバによって形成されることを特徴とする請求項1に記載の光走査型内視鏡。
- 前記スキャニングファイバは、前記接続ファイバ部に光学的に接続され、前記第2の端部側に延び、シングルモードファイバによって形成される出射ファイバ部を有することを特徴とする請求項1に記載の光走査型内視鏡。
- 前記接続ファイバ部と前記出射ファイバ部とは、異径融着接続あるいは光アダプタによって光学的に結合されることを特徴とする請求項3に記載の光走査型内視鏡。
- 前記接続ファイバ部は、前記第1の端部側においてコア系が拡大されたTEC化ファイバであることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の光走査型内視鏡。
- 前記接続ファイバ部に設けられ、前記第2の端部から前記第1の端部に向かって伝達される光を分岐させるマルチモード光カプラを前記スキャニングファイバが有することを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の光走査型内視鏡。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009204327A JP2011050667A (ja) | 2009-09-04 | 2009-09-04 | 光走査型内視鏡 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009204327A JP2011050667A (ja) | 2009-09-04 | 2009-09-04 | 光走査型内視鏡 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011050667A true JP2011050667A (ja) | 2011-03-17 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009204327A Pending JP2011050667A (ja) | 2009-09-04 | 2009-09-04 | 光走査型内視鏡 |
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JP (1) | JP2011050667A (ja) |
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