JP2011043599A - 視覚表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 広い観察画角を鮮明に且つ遠方の映像として観察することが可能な長いアイリリーフを有する小型の視覚表示装置を提供する。
【解決手段】 映像表示素子3と、映像表示素子3の映像を投影する投影光学系4と、投影光学系4により投影された映像を遠方の虚像として観察させる接眼光学系5と、からなる視覚表示装置1において、接眼光学系5は、投影光学系4により投影された映像を拡散する拡散面11と、拡散面11により拡散された映像を反射する少なくとも一つの反射面を有する反射光学素子51と、反射光学素子51により反射された映像を透過する少なくとも一つの回転非対称な透過光学素子52と、を有し、任意の第1の断面と、前記第1の断面に直交する第2の断面とで結像回数が異なることを特徴とする。
【選択図】図1
【解決手段】 映像表示素子3と、映像表示素子3の映像を投影する投影光学系4と、投影光学系4により投影された映像を遠方の虚像として観察させる接眼光学系5と、からなる視覚表示装置1において、接眼光学系5は、投影光学系4により投影された映像を拡散する拡散面11と、拡散面11により拡散された映像を反射する少なくとも一つの反射面を有する反射光学素子51と、反射光学素子51により反射された映像を透過する少なくとも一つの回転非対称な透過光学素子52と、を有し、任意の第1の断面と、前記第1の断面に直交する第2の断面とで結像回数が異なることを特徴とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、視覚表示装置に関し、広い観察画角を表示することが可能な視覚表示装置に関するものである。
従来、虚像を観察する光学系として特許文献1のようなものが知られている。
しかしながら、特許文献1において知られている技術は、虚像を観察するものであるが、観察画角が狭かった。
本発明は、従来技術のこのような状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、広い観察画角を鮮明に且つ遠方の映像として観察することが可能な長いアイリリーフを有する小型の視覚表示装置を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明の視覚表示装置は、映像表示素子と、前記映像表示素子の映像を投影する投影光学系と、前記投影光学系により投影された映像を遠方の虚像として観察させる接眼光学系と、からなる視覚表示装置において、前記接眼光学系は、前記投影光学系により投影された映像を拡散する拡散面と、前記拡散面により拡散された映像を反射する少なくとも一つの反射面を有する反射光学素子と、前記反射光学素子により反射された映像を透過する少なくとも一つの回転非対称な透過光学素子と、を有し、任意の第1の断面と、前記第1の断面に直交する第2の断面とで結像回数が異なることを特徴とする。
また、前記結像回数は、前記第1の断面が0回、前記第2の断面が1回であることを特徴とする。
また、前記反射光学素子及び前記透過光学素子は、それぞれ前記第2の断面の屈折率の方が前記第1の断面の屈折率よりも強いことを特徴とする。
また、前記反射光学素子は、回転対称軸に対して回転対称であることを特徴とする。
また、前記第2の断面は、前記回転対称軸を含むことを特徴とする。
また、前記接眼光学系は、前記第2の断面内で逆光線追跡における入射瞳の中心から前記透過光学素子を経て前記反射光学素子に向かう中心主光線を含む視軸を有し、前記反射光学素子は、前記第2の断面内で前記視軸に対して偏心していることを特徴とする。
また、前記視軸と前記回転対称軸は直交することを特徴とする。
また、前記拡散面は、前記回転対称軸に対して回転対称であることを特徴とする。
また、前記反射光学素子は、円筒状にしたリニアフレネルの反射面を有することを特徴とする。
また、前記反射光学素子は、前記第2の断面内で前記視軸に対して一方側と他方側とで形状が異なることを特徴とする。
また、前記透過光学素子は、前記第2の断面内で前記視軸に対して一方側と他方側とで形状が異なることを特徴とする。
また、前記透過光学素子は、前記反射光学素子の前記回転対称軸を含む面内に回転中心である第1面回転対称軸を有する第1のYトロイダル面と、前記第1面回転対称軸とは別の第2面回転対称軸を有する第2のYトロイダル面と、からなることを特徴とする。
また、前記透過光学素子は、自由曲面からなることを特徴とする。
以上の本発明の視覚表示装置においては、広い観察画角を鮮明に且つ遠方の映像として観察することが可能となる。
以下、実施例に基づいて本発明にかかる視覚表示装置について説明する。図1は本発明にかかる視覚表示装置1の概念図、図2は図1の平面図、である。
本発明にかかる視覚表示装置1は、図1及び図2に示すように、映像表示素子3と、映像表示素子3の映像を投影する投影光学系4と、投影光学系4により投影された映像を遠方の虚像として観察させる接眼光学系5と、からなる視覚表示装置1において、接眼光学系5は、投影光学系4により投影された映像を拡散する拡散面11と、拡散面11により拡散された映像を反射する少なくとも一つの反射面を有する反射光学素子51と、反射光学素子51により反射された映像を透過する少なくとも一つの回転非対称な透過光学素子52と、を有し、任意の第1の断面と、第1の断面に直交する第2の断面とで結像回数が異なる。
一般に、観察画角を広くとり、アイリリーフを長くすると、観察装置は複雑になる。そこで、光路を折り曲げることが行われるが、光路同士の干渉により観察画角を広く取ることは不可能であった。また、投影光学系の光束径を小さくして、投影光学系の負担を減らすために拡散面を用いると、拡散面と光束が干渉してしまい、観察画角を広く取ることができなかった。
本発明では、接眼光学系5内の結像回数を任意の第1の断面と、第1の断面に直交する第2の断面とで異ならせることにより、光路を収束させ、光路同士の干渉の問題を回避することに成功したものである。この構成により水平画角50°以上の観察像を観察することも可能となり、一断面内でのみ像を1回リレーしているので、観察光路と拡散面11又は観察者の頭部等と光束が干渉することが無くなり、広画角な映像が観察可能である。
また、透過光学素子52が両眼の光路で発生する像歪みを補正する作用を有することにより、輻輳のために発生する平面や円筒状の観察像の盛り上がりや傾斜を補正することが可能となる。
また、結像回数は、第1の断面が0回、第2の断面が1回であることが好ましい。このような構成とすることにより、偏心光路を最小にすることが可能となり、小型の視覚表示装置を提供することが可能となる。
また、反射光学素子51及び透過光学素子52は、それぞれ第2の断面の屈折率の方が第1の断面の屈折率よりも強いことが好ましい。パワーの強い断面方向を一致させることにより反射光学素子51と透過光学素子52の中間に1断面方向のみで結像する中間像を形成することが可能となる。これにより、光束径を小さくすることが可能となる。
また、反射光学素子51は、回転対称軸2に対して回転対称であることが好ましい。このような構成とすることにより、製作性が格段に向上し安価な接眼光学系5を提供することが可能となる。
また、第2の断面は、回転対称軸2を含むことが好ましい。回転対称軸2を有する第2の断面では接眼光学系5内で1回結像し、回転対称軸2と直交する第1の断面では結像しないことが重要である。回転対称軸2と直交する第1の断面内では光束の干渉は起こさないために、第1の断面内で結像回数を増やすことは収差補正上好ましくない。一方、回転対称軸2を有する第2の断面内では、画角を広げると光路が干渉するために1回結像をさせることが重要となる。第2の断面では比較的自由に面にパワーを与えることが可能となり、1回結像させても収差補正が容易であるからである。
また、接眼光学系5は、第2の断面内で逆光線追跡における入射瞳の中心から透過光学素子52を経て反射光学素子51に向かう中心主光線を含む視軸101を有し、反射光学素子51は、第2の断面内で視軸101に対して偏心していることが好ましい。回転対称軸2を有する断面内では面の形状を自由に設定することが可能であり、第1の断面内で偏心配置させ任意の面で偏心により発生する偏心収差を補正することが可能となる。
また、視軸101と回転対称軸2は直交することが好ましい。観察者頭部に対して上下方向となる方向に回転対称軸2を配置することにより、左右方向に広い観察像を観察することが可能となる。反射光学素子51は左右方向に回転対称な面が広がることになり、左右方向の画角を広げる場合に好ましい。人間の視覚は上下方向より左右方向に広いので、これとも一致する。
また、拡散面11は、回転対称軸2に対して回転対称であることが好ましい。拡散面11を回転対称とすることにより製作が容易になる。
また、反射光学素子51は、円筒状にしたリニアフレネルの反射面を有することが好ましい。リニアフレネルレンズを反射面に加工したものを円筒状に湾曲させて反射面を構成することにより、安価に反射面を加工することが可能となる。
また、反射光学素子51は、第2の断面内で視軸101に対して一方側と他方側とで形状が異なることが好ましい。反射面51bは偏心している為に偏心収差が発生する。これを補正するために中心光線の上下方向で形状を変え、偏心収差を補正することが望ましい。
また、透過光学素子52は、第2の断面内で視軸101に対して一方側と他方側とで形状が異なることが好ましい。第2の断面内での像面の傾きを補正することが可能となり、鮮明な観察像を観察することが可能となる。また、拡散面11の形状を円筒にすることが可能となり、製作性が向上する。
また、透過光学素子52は、反射光学素子51の回転対称軸2を含む面内に回転中心である第1面回転対称軸21を有する第1のYトロイダル面と、第1面回転対称軸21とは別の第2面回転対称軸22を有する第2のYトロイダル面と、からなることが好ましい。このように構成することにより、収差を小さくすることが可能となる。
また、透過光学素子52は、自由曲面からなることが好ましい。このように構成することにより、収差を小さくすることが可能となる。
図3は、視覚表示装置1を座席Sと組み合わせて適用した図を示す。座席Sは、ソファや乗り物等の座席Sであり、視覚表示装置1は、この座席Sに一体的に接続される。従って、座席Sがリクライニング機構を有する場合は、傾斜された背面部S1の角度に応じて、視覚表示装置1もその角度を変えることになる。
以下に、本発明の視覚表示装置1の光学系の実施例を説明する。これら光学系の構成パラメータは後記するが、例えば図4に示すように、観察者の観察する位置を接眼光学系5の逆光線追跡における入射瞳Eとし、入射瞳Eを通る光線が、接眼光学系5を経て映像表示素子3に向かう逆光線追跡の結果に基づくものである。
座標系は、図4に示すように、接眼光学系5の回転対称軸2と、入射瞳Eと反射光学素子51とを結ぶ視軸101との交点Oを偏心光学系の偏心光学面の原点Oとし、接眼光学系5の回転対称軸2の原点Oから映像表示素子3側へ向かう方向をY軸正方向とし、原点Oから右方向(視軸101の方向)をZ軸正方向とし、図4の紙面内をY−Z平面とする。そして、Y軸、Z軸と右手直交座標系を構成する軸をX軸正方向とする。
偏心面については、その面が定義される座標系の上記光学系の原点の中心からの偏心量(X軸方向、Y軸方向、Z軸方向をそれぞれX,Y,Z)と、光学系の原点に定義される座標系のX軸、Y軸、Z軸それぞれを中心とする各面を定義する座標系の傾き角(それぞれα,β,γ(°))とが与えられている。その場合、αとβの正はそれぞれの軸の正方向に対して反時計回りを、γの正はZ軸の正方向に対して時計回りを意味する。なお、面の中心軸のα,β,γの回転のさせ方は、各面を定義する座標系を光学系の原点に定義される座標系のまずX軸の回りで反時計回りにα回転させ、次に、その回転した新たな座標系のY軸の回りで反時計回りにβ回転させ、次いで、その回転した別の新たな座標系のZ軸の回りで時計回りにγ回転させるものである。
また、各実施例の光学系を構成する光学作用面の中、特定の面とそれに続く面が共軸光学系を構成する場合には面間隔が与えられており、その他、面の曲率半径、媒質の屈折率、アッベ数が慣用法に従って与えられている。
また、後記の構成パラメータ中にデータの記載されていない係数項は0である。屈折率、アッベ数については、d線(波長587.56nm)に対するものを表記してある。長さの単位はmmである。各面の偏心は、上記のように、基準面からの偏心量で表わす。観察者両眼の眼幅は絞り面のX偏心で表されている。水平断面での光路図では幅60mmで表されている。
なお、フレネル面は偶数次と奇数次を有する曲線をY軸と平行にRXだけはなれた回転対称軸周りに回転して得られる回転対称面からなり、以下の定義式で与えられる曲線を回転して得られる回転対称非球面である。
Z=(Y2 /RY)/[1+{1−(1+k)Y2 /R2 }1 /2]
+AY3 +BY4 +CY5 +DY6+・・・
・・・(a)
ただし、Y軸と平行な回転対称軸を有し、RXは回転対称方向の曲率半径とする。ここで、RYは近軸曲率半径、kは円錐定数、A、B、C、D、…はそれぞれ3次、4次、5次、6次の非球面係数である。
Z=(Y2 /RY)/[1+{1−(1+k)Y2 /R2 }1 /2]
+AY3 +BY4 +CY5 +DY6+・・・
・・・(a)
ただし、Y軸と平行な回転対称軸を有し、RXは回転対称方向の曲率半径とする。ここで、RYは近軸曲率半径、kは円錐定数、A、B、C、D、…はそれぞれ3次、4次、5次、6次の非球面係数である。
また、本発明で用いられる自由曲面の面の形状は、以下の式(b)で定義されるものである。なお、その定義式のZ軸が自由曲面の軸とする。
Z=(r2 /R)/[1+√{1−(1+k)(r/R)2 }]
∞
+Σ Cj Xm Yn ・・・(b)
j=1
ここで、(b)式の第1項は球面項、第2項は自由曲面項である。
∞
+Σ Cj Xm Yn ・・・(b)
j=1
ここで、(b)式の第1項は球面項、第2項は自由曲面項である。
球面項中、
R:頂点の曲率半径
k:コーニック定数(円錐定数)
r=√(X2 +Y2 )
である。
R:頂点の曲率半径
k:コーニック定数(円錐定数)
r=√(X2 +Y2 )
である。
自由曲面項は、
66
Σ Cj Xm Yn
j=1
=C1
+C2 X+C3 Y
+C4 X2 +C5 XY+C6 Y2
+C7 X3 +C8 X2 Y+C9 XY2 +C10Y3
+C11X4 +C12X3 Y+C13X2 Y2 +C14XY3 +C15Y4
+C16X5 +C17X4 Y+C18X3 Y2 +C19X2 Y3 +C20XY4
+C21Y5
+C22X6 +C23X5 Y+C24X4 Y2 +C25X3 Y3 +C26X2 Y4
+C27XY5 +C28Y6
+C29X7 +C30X6 Y+C31X5 Y2 +C32X4 Y3 +C33X3 Y4
+C34X2 Y5 +C35XY6 +C36Y7
・・・・・・
ただし、Cj (jは1以上の整数)は係数である。
66
Σ Cj Xm Yn
j=1
=C1
+C2 X+C3 Y
+C4 X2 +C5 XY+C6 Y2
+C7 X3 +C8 X2 Y+C9 XY2 +C10Y3
+C11X4 +C12X3 Y+C13X2 Y2 +C14XY3 +C15Y4
+C16X5 +C17X4 Y+C18X3 Y2 +C19X2 Y3 +C20XY4
+C21Y5
+C22X6 +C23X5 Y+C24X4 Y2 +C25X3 Y3 +C26X2 Y4
+C27XY5 +C28Y6
+C29X7 +C30X6 Y+C31X5 Y2 +C32X4 Y3 +C33X3 Y4
+C34X2 Y5 +C35XY6 +C36Y7
・・・・・・
ただし、Cj (jは1以上の整数)は係数である。
上記自由曲面は、一般的には、X−Z面、Y−Z面共に対称面を持つことはないが、本発明ではXの奇数次項を全て0にすることによって、Y−Z面と平行な対称面が1つだけ存在する自由曲面となる。例えば、上記定義式(b)においては、C2 、C5 、C7 、C9 、C12、C14、C16、C18、C20、C23、C25、C27、C29、C31、C33、C35・・・の各項の係数を0にすることによって可能である。
また、Yの奇数次項を全て0にすることによって、X−Z面と平行な対称面が1つだけ存在する自由曲面となる。例えば、上記定義式においては、C3 、C5 、C8 、C10、C12、C14、C17、C19、C21、C23、C25、C27、C30、C32、C34、C36・・・の各項の係数を0にすることによって可能である。
また、上記対称面の方向の何れか一方を対称面とし、それに対応する方向の偏心、例えば、Y−Z面と平行な対称面に対して光学系の偏心方向はY軸方向に、X−Z面と平行な対称面に対しては光学系の偏心方向はX軸方向にすることで、偏心により発生する回転非対称な収差を効果的に補正しながら同時に製作性をも向上させることが可能となる。
また、上記定義式(b)は、前述のように1つの例として示したものであり、本発明の自由曲面は、対称面を1面のみ有する回転非対称な面を用いることで偏心により発生する回転非対称な収差を補正し、同時に製作性も向上させるということが特徴であり、他のいかなる定義式に対しても同じ効果が得られることは言うまでもない。
実施例1の視覚表示装置1の接眼光学系5の回転対称軸2に沿ってとった断面図を図5に、平面図を図6に、光学系全体の横収差図を図7及び図8に、実施例1の左目で観察している場合の逆光線追跡による拡散面(像面)上での像歪みを図9に示す。
本実施例1の接眼光学系5は、図示しない投影光学系により投影された映像を拡散する拡散面11と、拡散面11により拡散された映像を反射する少なくとも一つの反射面を有する反射光学素子51と、反射光学素子51により反射された映像を透過する少なくとも一つの回転非対称な透過光学素子52と、を有し、任意の第1の断面と、第1の断面に直交する第2の断面とで結像回数が異なるものである。なお、図5及び図6では、映像表示素子及び投影光学系は省略している。
接眼光学系5は、両面が自由曲面の第1面52a及び第2面52bからなる回転非対称な透過光学素子52と、シリンドリカル面の第1面51a及びフレネル面の第2面51bからなる反射光学素子51と、両面がシリンドリカル面の第1面11a及び第2面11bからなる拡散面11と、を有する。
反射光学素子51及び拡散面11は、回転対称軸2に対して回転対称に形成されている。また、反射光学素子51の反射面51bは、第2の断面内で視軸101に対して一方側と他方側とで形状が異なる。
逆光線追跡において、接眼光学系5の入射瞳Eから出射した光束は、透過光学素子52の第1面52a及び第2面52bを経て、反射光学素子51へ向かう。この透過光学素子52と反射光学素子51の間の第2の断面内で結像する。次に、光束は、反射光学素子51の第1面51aを透過し、第2面51bで反射され、再び第1面51aを透過し、拡散面11へ向かう。次に、光束は、拡散面11の第1面11a及び第2面11bを経て、第2面11bを透過した付近で結像する。その後、図示しない投影光学系を経て、映像表示素子に結像する。
この実施例1の仕様は、
画角(収差表示) 53° 上下33°
入射瞳径(逆追跡) 15.00
像歪み率(Y/X) −0.58787
である。
画角(収差表示) 53° 上下33°
入射瞳径(逆追跡) 15.00
像歪み率(Y/X) −0.58787
である。
実施例2の視覚表示装置1の接眼光学系5の回転対称軸2に沿ってとった断面図を図10に、平面図を図11に、光学系全体の横収差図を図12及び図13に、実施例2の左目で観察している場合の逆光線追跡による拡散面(像面)上での像歪みを図14に示す。
本実施例2の接眼光学系5は、図示しない投影光学系により投影された映像を拡散する拡散面11と、拡散面11により拡散された映像を反射する少なくとも一つの反射面を有する反射光学素子51と、反射光学素子51により反射された映像を透過する少なくとも一つの回転非対称な透過光学素子52と、を有し、任意の第1の断面と、第1の断面に直交する第2の断面とで結像回数が異なるものである。なお、図10及び図11では、映像表示素子及び投影光学系は省略している。
接眼光学系5は、両面が自由曲面の第1面52a及び第2面52bからなる回転非対称な透過光学素子52と、シリンドリカル面の第1面51a及びフレネル面の第2面51bからなる反射光学素子51と、両面がシリンドリカル面の第1面11a及び第2面11bからなる拡散面11と、を有する。
反射光学素子51及び拡散面11は、回転対称軸2に対して回転対称に形成されている。また、反射光学素子51の反射面51bは、第2の断面内で視軸101に対して一方側と他方側とで形状が異なる。
逆光線追跡において、接眼光学系5の入射瞳Eから出射した光束は、透過光学素子52の第1面52a及び第2面52bを経て、反射光学素子51へ向かう。この透過光学素子52と反射光学素子51の間の第2の断面内で結像する。次に、光束は、反射光学素子51の第1面51aを透過し、第2面51bで反射され、再び第1面51aを透過し、拡散面11へ向かう。次に、光束は、拡散面11の第1面11a及び第2面11bを経て、第2面11bを透過した付近で結像する。その後、図示しない投影光学系を経て、映像表示素子に結像する。
この実施例2の仕様は、
画角(収差表示) 53° 上下33°
入射瞳径(逆追跡) 15.00
像歪み率(Y/X) −0.84427
である。
画角(収差表示) 53° 上下33°
入射瞳径(逆追跡) 15.00
像歪み率(Y/X) −0.84427
である。
実施例3の視覚表示装置1の接眼光学系5の回転対称軸2に沿ってとった断面図を図15に、平面図を図16に、光学系全体の横収差図を図17及び図18に、実施例3の左目で観察している場合の逆光線追跡による拡散面(像面)上での像歪みを図19に示す。
本実施例3の接眼光学系5は、図示しない投影光学系により投影された映像を拡散する拡散面11と、拡散面11により拡散された映像を反射する少なくとも一つの反射面を有する反射光学素子51と、反射光学素子51により反射された映像を透過する少なくとも一つの回転非対称な透過光学素子52と、を有し、任意の第1の断面と、第1の断面に直交する第2の断面とで結像回数が異なるものである。なお、図15及び図16では、映像表示素子及び投影光学系は省略している。
接眼光学系5は、両面がYトロイダル面の第1面52a及び第2面52bからなる回転非対称な透過光学素子52と、シリンドリカル面の第1面51a及びフレネル面の第2面51bからなる反射光学素子51と、両面がシリンドリカル面の第1面11a及び第2面11bからなる拡散面11と、を有する。
透過光学素子52の第1面52aは、第1面回転対称軸21に対して回転対称に形成され、透過光学素子52の第2面52bは、第2面回転対称軸22に対して回転対称に形成されている。また、反射光学素子51及び拡散面11は、回転対称軸2に対して回転対称に形成されている。また、反射光学素子51の反射面51bは、第2の断面内で視軸101に対して一方側と他方側とで形状が異なる。
逆光線追跡において、接眼光学系5の入射瞳Eから出射した光束は、透過光学素子52の第1面52a及び第2面52bを経て、反射光学素子51へ向かう。この透過光学素子52と反射光学素子51の間の第2の断面内で結像する。次に、光束は、反射光学素子51の第1面51aを透過し、第2面51bで反射され、再び第1面51aを透過し、拡散面11へ向かう。次に、光束は、拡散面11の第1面11a及び第2面11bを経て、第2面11bを透過した付近で結像する。その後、図示しない投影光学系を経て、映像表示素子に結像する。
この実施例3の仕様は、
画角(収差表示) 53° 上下33°
入射瞳径(逆追跡) 15.00
像歪み率(Y/X) −0.57671
である。
画角(収差表示) 53° 上下33°
入射瞳径(逆追跡) 15.00
像歪み率(Y/X) −0.57671
である。
以下に、上記実施例1〜3の構成パラメータを示す。なお、以下の表中の“FFS”は自由曲面を示す。
実施例1
面番号 曲率半径 面間隔 偏心 屈折率 アッベ数
物体面 ∞ -2000.00
1 ∞(入射瞳) 0.00 偏心(1)
2 FFS[1] 0.00 偏心(2) 1.8348 42.7
3 FFS[2] 0.00 偏心(3)
4 シリンドリカル[1] 0.00 偏心(4) 1.4918 57.4
5 フレネル[1] 0.00 偏心(5) 1.4918 57.4
6 シリンドリカル[1] 0.00 偏心(4)
7 シリンドリカル[2] 0.00 偏心(6)
8 シリンドリカル[3] 0.00 偏心(7)
像 面 シリンドリカル[3] 偏心(7)
フレネル[1]
RY -392.56
RX -400.00
A 3.3730E-006 B 2.2010E-008
シリンドリカル[1]
RY ∞
RX -395
シリンドリカル[2]
RY ∞
RX -165.53
シリンドリカル[3]
RY ∞
RX -160.53
FFS[1]
C4 -5.7250E-003 C6 1.6363E-003 C10 -3.1919E-005
C11 -2.1094E-007 C13 -3.8071E-007 C15 -3.4790E-008
FFS[2]
C4 -4.1105E-003 C6 -7.3143E-003 C10 -3.7233E-005
C11 -6.2007E-008 C13 -6.0594E-007 C15 3.8807E-007
偏心[1]
X 30.00 Y 0.00 Z 0.00
α 0.00 β 0.00 γ 0.00
偏心[2]
X 0.00 Y 0.00 Z 115.51
α 0.00 β 0.00 γ 0.00
偏心[3]
X 0.00 Y 0.00 Z 145.51
α 0.00 β 0.00 γ 0.00
偏心[4]
X 0.00 Y 0.00 Z 395.00
α 0.00 β 0.00 γ 0.00
偏心[5]
X 0.00 Y 41.24 Z 400.00
α 0.00 β 0.00 γ 0.00
偏心[6]
X 0.00 Y 86.70 Z 165.53
α 0.00 β 0.00 γ 0.00
偏心[7]
X 0.00 Y 86.70 Z 160.53
α 0.00 β 0.00 γ 0.00
面番号 曲率半径 面間隔 偏心 屈折率 アッベ数
物体面 ∞ -2000.00
1 ∞(入射瞳) 0.00 偏心(1)
2 FFS[1] 0.00 偏心(2) 1.8348 42.7
3 FFS[2] 0.00 偏心(3)
4 シリンドリカル[1] 0.00 偏心(4) 1.4918 57.4
5 フレネル[1] 0.00 偏心(5) 1.4918 57.4
6 シリンドリカル[1] 0.00 偏心(4)
7 シリンドリカル[2] 0.00 偏心(6)
8 シリンドリカル[3] 0.00 偏心(7)
像 面 シリンドリカル[3] 偏心(7)
フレネル[1]
RY -392.56
RX -400.00
A 3.3730E-006 B 2.2010E-008
シリンドリカル[1]
RY ∞
RX -395
シリンドリカル[2]
RY ∞
RX -165.53
シリンドリカル[3]
RY ∞
RX -160.53
FFS[1]
C4 -5.7250E-003 C6 1.6363E-003 C10 -3.1919E-005
C11 -2.1094E-007 C13 -3.8071E-007 C15 -3.4790E-008
FFS[2]
C4 -4.1105E-003 C6 -7.3143E-003 C10 -3.7233E-005
C11 -6.2007E-008 C13 -6.0594E-007 C15 3.8807E-007
偏心[1]
X 30.00 Y 0.00 Z 0.00
α 0.00 β 0.00 γ 0.00
偏心[2]
X 0.00 Y 0.00 Z 115.51
α 0.00 β 0.00 γ 0.00
偏心[3]
X 0.00 Y 0.00 Z 145.51
α 0.00 β 0.00 γ 0.00
偏心[4]
X 0.00 Y 0.00 Z 395.00
α 0.00 β 0.00 γ 0.00
偏心[5]
X 0.00 Y 41.24 Z 400.00
α 0.00 β 0.00 γ 0.00
偏心[6]
X 0.00 Y 86.70 Z 165.53
α 0.00 β 0.00 γ 0.00
偏心[7]
X 0.00 Y 86.70 Z 160.53
α 0.00 β 0.00 γ 0.00
実施例2
面番号 曲率半径 面間隔 偏心 屈折率 アッベ数
物体面 ∞ -2000.00
1 ∞(入射瞳) 0.00 偏心(1)
2 FFS[1] 0.00 偏心(2) 1.8348 42.7
3 FFS[2] 0.00 偏心(3)
4 シリンドリカル[1] 0.00 偏心(4) 1.4918 57.4
5 フレネル[1] 0.00 偏心(5) 1.4918 57.4
6 シリンドリカル[1] 0.00 偏心(4)
7 シリンドリカル[2] 0.00 偏心(6)
8 シリンドリカル[3] 0.00 偏心(7)
像 面 シリンドリカル[3] 0.00 偏心(7)
フレネル[1]
RY -319.84
RX -300
A 9.6031E-006 B 6.6694E-008
シリンドリカル[1]
RY ∞
RX -295
シリンドリカル[2]
RY ∞
RX -125.09
シリンドリカル[3]
RY ∞
RX -120.09
FFS[1]
C4 -6.6608E-003 C6 6.0470E-003 C10 -6.1168E-005
C11 -4.0967E-007 C13 -1.5489E-006 C15 -1.6580E-006
FFS[2]
C4 -4.6162E-003 C6 -4.5047E-003 C10 -5.9683E-005
C11 -1.0357E-007 C13 -1.5348E-006 C15 -9.6975E-007
偏心[1]
X 30.00 Y 0.00 Z 0.00
α 0.00 β 0.00 γ 0.00
偏心[2]
X 0.00 Y 0.00 Z 96.86
α 0.00 β 0.00 γ 0.00
偏心[3]
X -30.00 Y 0.00 Z 126.86
α 0.00 β 0.00 γ 0.00
偏心[4]
X -30.00 Y 0.00 Z 295.00
α 0.00 β 0.00 γ 0.00
偏心[5]
X 0.00 Y 41.24 Z 300.00
α 0.00 β 0.00 γ 0.00
偏心[6]
X 0.00 Y 86.70 Z 125.09
α 0.00 β 0.00 γ 0.00
偏心[7]
X 0.00 Y 86.70 Z 120.09
α 0.00 β 0.00 γ 0.00
面番号 曲率半径 面間隔 偏心 屈折率 アッベ数
物体面 ∞ -2000.00
1 ∞(入射瞳) 0.00 偏心(1)
2 FFS[1] 0.00 偏心(2) 1.8348 42.7
3 FFS[2] 0.00 偏心(3)
4 シリンドリカル[1] 0.00 偏心(4) 1.4918 57.4
5 フレネル[1] 0.00 偏心(5) 1.4918 57.4
6 シリンドリカル[1] 0.00 偏心(4)
7 シリンドリカル[2] 0.00 偏心(6)
8 シリンドリカル[3] 0.00 偏心(7)
像 面 シリンドリカル[3] 0.00 偏心(7)
フレネル[1]
RY -319.84
RX -300
A 9.6031E-006 B 6.6694E-008
シリンドリカル[1]
RY ∞
RX -295
シリンドリカル[2]
RY ∞
RX -125.09
シリンドリカル[3]
RY ∞
RX -120.09
FFS[1]
C4 -6.6608E-003 C6 6.0470E-003 C10 -6.1168E-005
C11 -4.0967E-007 C13 -1.5489E-006 C15 -1.6580E-006
FFS[2]
C4 -4.6162E-003 C6 -4.5047E-003 C10 -5.9683E-005
C11 -1.0357E-007 C13 -1.5348E-006 C15 -9.6975E-007
偏心[1]
X 30.00 Y 0.00 Z 0.00
α 0.00 β 0.00 γ 0.00
偏心[2]
X 0.00 Y 0.00 Z 96.86
α 0.00 β 0.00 γ 0.00
偏心[3]
X -30.00 Y 0.00 Z 126.86
α 0.00 β 0.00 γ 0.00
偏心[4]
X -30.00 Y 0.00 Z 295.00
α 0.00 β 0.00 γ 0.00
偏心[5]
X 0.00 Y 41.24 Z 300.00
α 0.00 β 0.00 γ 0.00
偏心[6]
X 0.00 Y 86.70 Z 125.09
α 0.00 β 0.00 γ 0.00
偏心[7]
X 0.00 Y 86.70 Z 120.09
α 0.00 β 0.00 γ 0.00
実施例3
面番号 曲率半径 面間隔 偏心 屈折率 アッベ数
物体面 ∞ -2000.00
1 ∞(入射瞳) 0.00 偏心(1)
2 Yトロイダル[1] 0.00 偏心(2) 1.8348 42.7
3 Yトロイダル[2] 0.00 偏心(3)
4 シリンドリカル[1] 0.00 偏心(4)
5 フレネル[1] 0.00 偏心(5) 1.4918 57.4
6 シリンドリカル[1] 0.00 偏心(4) 1.4918 57.4
7 シリンドリカル[2] 0.00 偏心(6)
8 シリンドリカル[3] 0.00 偏心(7)
像 面 シリンドリカル[3]
フレネル[1]
RY -395.33
RX -400.00
A 1.9197E-006 B 1.2391E-008
シリンドリカル[1]
RY ∞
RX -395
シリンドリカル[2]
RY ∞
RX -170.07
シリンドリカル[3]
RY ∞
RX -165.07
Yトロイダル[1]
RY 96.66
RX -99.43
Yトロイダル[2]
RY -152.33
RX -139.67
偏心[1]
X 30.00 Y 0.00 Z 0.00
α 0.00 β 0.00 γ 0.00
偏心[2]
X 0.00 Y 0.00 Z 103.98
α 0.00 β 0.00 γ 0.00
偏心[3]
X 0.00 Y 0.00 Z 133.981
α 0.00 β 0.00 γ 0.00
偏心[4]
X 0.00 Y 0.00 Z 395.00
α 0.00 β 0.00 γ 0.00
偏心[5]
X 0.00 Y 46.29 Z 400.00
α 0.00 β 0.00 γ 0.00
偏心[6]
X 0.00 Y 92.06 Z 170.07
α 0.00 β 0.00 γ 0.00
偏心[7]
X 0.00 Y 92.06 Z 165.07
α 0.00 β 0.00 γ 0.00
面番号 曲率半径 面間隔 偏心 屈折率 アッベ数
物体面 ∞ -2000.00
1 ∞(入射瞳) 0.00 偏心(1)
2 Yトロイダル[1] 0.00 偏心(2) 1.8348 42.7
3 Yトロイダル[2] 0.00 偏心(3)
4 シリンドリカル[1] 0.00 偏心(4)
5 フレネル[1] 0.00 偏心(5) 1.4918 57.4
6 シリンドリカル[1] 0.00 偏心(4) 1.4918 57.4
7 シリンドリカル[2] 0.00 偏心(6)
8 シリンドリカル[3] 0.00 偏心(7)
像 面 シリンドリカル[3]
フレネル[1]
RY -395.33
RX -400.00
A 1.9197E-006 B 1.2391E-008
シリンドリカル[1]
RY ∞
RX -395
シリンドリカル[2]
RY ∞
RX -170.07
シリンドリカル[3]
RY ∞
RX -165.07
Yトロイダル[1]
RY 96.66
RX -99.43
Yトロイダル[2]
RY -152.33
RX -139.67
偏心[1]
X 30.00 Y 0.00 Z 0.00
α 0.00 β 0.00 γ 0.00
偏心[2]
X 0.00 Y 0.00 Z 103.98
α 0.00 β 0.00 γ 0.00
偏心[3]
X 0.00 Y 0.00 Z 133.981
α 0.00 β 0.00 γ 0.00
偏心[4]
X 0.00 Y 0.00 Z 395.00
α 0.00 β 0.00 γ 0.00
偏心[5]
X 0.00 Y 46.29 Z 400.00
α 0.00 β 0.00 γ 0.00
偏心[6]
X 0.00 Y 92.06 Z 170.07
α 0.00 β 0.00 γ 0.00
偏心[7]
X 0.00 Y 92.06 Z 165.07
α 0.00 β 0.00 γ 0.00
以上本実施形態を説明したが、さらに好ましくは、図20及び図21に示すように、投影光学系の射出瞳と接眼光学系の入射瞳Eをあわせるように、投影像近傍に瞳リレー光学素子6を配置することが好ましい。
さらに好ましくは、左右の眼球に対応した2つの投影光学系を配置し、2つの投影光学系の投影像を拡散面に投影すると同時に、2つの映像のクロストークが起きないように拡散面の拡散角をコントロールして立体像を観察することも可能である。拡散面をホログラフィックな拡散面にすることにより拡散面自体が観察されてしまう問題を回避することが可能となる。また、拡散面を回転又は振動させることにより上記問題を解決することも可能である。
さらに、接眼光学系5は半透過面にすることにより、外界の映像と電子像を重層表示する所謂コンバイナーとして構成することが可能である。この場合、円環状の基盤にホログラフィック素子を貼り付けた、凹面鏡の作用を有するコンバイナーとすることが望ましい。
観察される虚像面(追跡上は物体面)は2m先を想定しているが、これは任意に設定できる。また、観察面が有限距離の場合、観察面も回転対称軸2に対して回転対称な円筒状の観察面となる。
1…視覚表示装置
2…回転対称軸
3…映像表示素子
4…投影光学系
5…接眼光学系
51…透過光学素子
52…反射光学素子
E…入射瞳(逆光線追跡)
2…回転対称軸
3…映像表示素子
4…投影光学系
5…接眼光学系
51…透過光学素子
52…反射光学素子
E…入射瞳(逆光線追跡)
Claims (13)
- 映像表示素子と、
前記映像表示素子の映像を投影する投影光学系と、
前記投影光学系により投影された映像を遠方の虚像として観察させる接眼光学系と、
からなる視覚表示装置において、
前記接眼光学系は、
前記投影光学系により投影された映像を拡散する拡散面と、
前記拡散面により拡散された映像を反射する少なくとも一つの反射面を有する反射光学素子と、
前記反射光学素子により反射された映像を透過する少なくとも一つの回転非対称な透過光学素子と、
を有し、任意の第1の断面と、前記第1の断面に直交する第2の断面とで結像回数が異なることを特徴とする視覚表示装置。 - 前記結像回数は、前記第1の断面が0回、前記第2の断面が1回であることを特徴とする請求項1に記載の視覚表示装置。
- 前記反射光学素子及び前記透過光学素子は、それぞれ前記第2の断面の屈折率の方が前記第1の断面の屈折率よりも強いことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の視覚表示装置。
- 前記反射光学素子は、回転対称軸に対して回転対称であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の視覚表示装置。
- 前記第2の断面は、前記回転対称軸を含むことを特徴とする請求項4に記載の視覚表示装置。
- 前記接眼光学系は、前記第2の断面内で逆光線追跡における入射瞳の中心から前記透過光学素子を経て前記反射光学素子に向かう中心主光線を含む視軸を有し、
前記反射光学素子は、前記第2の断面内で前記視軸に対して偏心していることを特徴とする請求項5に記載の視覚表示装置。 - 前記視軸と前記回転対称軸は直交することを特徴とする請求項4乃至請求項6のいずれか1項に記載の視覚表示装置。
- 前記拡散面は、前記回転対称軸に対して回転対称であることを特徴とする請求項4乃至請求項7のいずれか1項に記載の視覚表示装置。
- 前記反射光学素子は、円筒状にしたリニアフレネルの反射面を有することを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の視覚表示装置。
- 前記反射光学素子は、前記第2の断面内で前記視軸に対して一方側と他方側とで形状が異なることを特徴とする請求項1乃至請求項9のいずれか1項に記載の視覚表示装置。
- 前記透過光学素子は、前記第2の断面内で前記視軸に対して一方側と他方側とで形状が異なることを特徴とする請求項1乃至請求項10のいずれか1項に記載の視覚表示装置。
- 前記透過光学素子は、
前記反射光学素子の前記回転対称軸を含む面内に回転中心である第1面回転対称軸を有する第1のYトロイダル面と、
前記第1面回転対称軸とは別の第2面回転対称軸を有する第2のYトロイダル面と、
からなることを特徴とする請求項1乃至請求項11のいずれか1項に記載の視覚表示装置。 - 前記透過光学素子は、自由曲面からなることを特徴とする請求項1乃至請求項11のいずれか1項に記載の視覚表示装置。
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