JP2011043259A - 加熱調理器 - Google Patents
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Abstract
【課題】設定期間内に調理したメニューによるカロリーダウンまたは減塩の累積値を表示する。
【解決手段】カロリーダウンまたは減塩の累積目標値が入力され、設定期間が設定されると、加熱調理が実行される毎に、「カロリーダウンメニュー」の場合には、カロリーダウン値が取得されてカロリーダウン値記憶部55に記憶される。そして、上記設定期間が経過すると、カロリーダウン値記憶部55のカロリーダウン値が累積され、目標値以上の場合には、目標値が達成されたことを表す画面が液晶表示部4に表示され、目標値を下回る場合には、調理メニューを提案する画面が液晶表示部4に表示される。同様に、「減塩メニュー」の場合は、上記減塩値が取得され、設定期間分の減塩値が累積され、目標値以上の場合には、目標値が達成されたことを表す画面が液晶表示部4に表示され、目標値を下回る場合には、調理メニューを提案する画面が液晶表示部4に表示される。
【選択図】図3
【解決手段】カロリーダウンまたは減塩の累積目標値が入力され、設定期間が設定されると、加熱調理が実行される毎に、「カロリーダウンメニュー」の場合には、カロリーダウン値が取得されてカロリーダウン値記憶部55に記憶される。そして、上記設定期間が経過すると、カロリーダウン値記憶部55のカロリーダウン値が累積され、目標値以上の場合には、目標値が達成されたことを表す画面が液晶表示部4に表示され、目標値を下回る場合には、調理メニューを提案する画面が液晶表示部4に表示される。同様に、「減塩メニュー」の場合は、上記減塩値が取得され、設定期間分の減塩値が累積され、目標値以上の場合には、目標値が達成されたことを表す画面が液晶表示部4に表示され、目標値を下回る場合には、調理メニューを提案する画面が液晶表示部4に表示される。
【選択図】図3
Description
この発明は、過熱蒸気を用いた加熱調理によるカロリーダウンあるいは減塩の目標達成を支援できる加熱調理器に関する。
従来、過去のある期間内に選択された料理名の栄養価のデータを印字出力することができる電子献立作成装置が提案されている(特開平8‐116889号公報(特許文献1))。
この特許文献1に開示された電子献立作成装置においては、使用者が、献立履歴参照を指示し、表示部に表示された過去の期間の入力画面から期間を指定すると、献立テーブルに記憶された過去の献立情報に基づいて、上記指定された期間に調理された献立の各料理の栄養価が算出され、上記期間内の全ての栄養価が累積されて、積算値が一旦RAM(ランダム・アクセス・メモリ)内に格納される。この場合の栄養価としては、カロリー,カルシウム,鉄分,タンパク質,塩分,繊維,ビタミンCおよびビタミンAがある。
こうして算出された上記栄養価の累積値が上記表示部に表示され、印刷指示された栄養価については表示されている上記栄養価の累積値が印刷部によって印刷されるようになっている。
ところで、近年、過熱蒸気によって食材を加熱調理することによって脱油および脱塩の効果が得られるとして、過熱蒸気を用いた加熱調理器が健康志向の消費者から注目されている。しかしながら、通常、このような過熱蒸気を用いた加熱調理器によって調理された料理を食べても、過熱蒸気とは異なる熱源によって調理された場合に対するカロリーダウンや減塩の効果が実感されることはない。そこで、上述のような過熱蒸気を用いた加熱調理器に、上記特許文献1に開示された電子献立作成装置を搭載することが考えられる。
しかしながら、上記特許文献1に開示された電子献立作成装置においては、上記指定された期間内に摂取されたカロリー量および塩分量の累積値が表示および印刷されるだけである。したがって、過熱蒸気を用いた加熱調理器に上記特許文献1に開示された電子献立作成装置を搭載しても、過熱蒸気とは異なる熱源によって調理された場合に対するカロリーダウンの累積値や減塩の累積値を知ることはできないという問題がある。
そこで、この発明の課題は、予め設定された設定期間内に調理したメニューによるカロリーダウン量あるいは減塩量の累積値を表示できる加熱調理器を提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明の加熱調理器は、
蒸気を発生する蒸気発生装置と、
上記蒸気発生装置からの蒸気を加熱して過熱蒸気を生成する蒸気加熱装置と、
上記蒸気加熱装置からの過熱蒸気によって被加熱物を加熱するための加熱室と、
上記被加熱物の加熱調理に関する情報を表示する表示部と、
上記表示部の表示を制御する制御装置と
を備え、
上記制御装置は、上記表示部に、上記過熱蒸気で加熱調理された上記被加熱物のカロリーと、同じ被加熱物を上記過熱蒸気以外の特定の加熱手段で加熱調理した場合の上記被加熱物のカロリーとの差分値の、予め設定された設定期間内での累積値、および、上記過熱蒸気で加熱調理された上記被加熱物の塩分量と、同じ被加熱物を上記過熱蒸気以外の特定の加熱手段で加熱調理した場合の上記被加熱物の塩分量との差分値の、上記設定期間内での累積値の、少なくとも一方を表示させる
ことを特徴としている。
蒸気を発生する蒸気発生装置と、
上記蒸気発生装置からの蒸気を加熱して過熱蒸気を生成する蒸気加熱装置と、
上記蒸気加熱装置からの過熱蒸気によって被加熱物を加熱するための加熱室と、
上記被加熱物の加熱調理に関する情報を表示する表示部と、
上記表示部の表示を制御する制御装置と
を備え、
上記制御装置は、上記表示部に、上記過熱蒸気で加熱調理された上記被加熱物のカロリーと、同じ被加熱物を上記過熱蒸気以外の特定の加熱手段で加熱調理した場合の上記被加熱物のカロリーとの差分値の、予め設定された設定期間内での累積値、および、上記過熱蒸気で加熱調理された上記被加熱物の塩分量と、同じ被加熱物を上記過熱蒸気以外の特定の加熱手段で加熱調理した場合の上記被加熱物の塩分量との差分値の、上記設定期間内での累積値の、少なくとも一方を表示させる
ことを特徴としている。
上記構成によれば、制御装置によって、表示部が制御されて、同じ被加熱物を過熱蒸気で加熱調理した場合のカロリーと過熱蒸気以外の特定の加熱手段で加熱調理した場合のカロリーとの差分値の、予め設定された設定期間内での累積値、および、同じ被加熱物を過熱蒸気で加熱調理した場合の塩分量と過熱蒸気以外の特定の加熱手段で加熱調理した場合の塩分量との差分値の、上記設定期間内での累積値の、少なくとも一方が表示される。したがって、使用者は、上記設定期間中に過熱蒸気で加熱調理された調理メニューを食したことによるカロリーダウンや減塩の効果を、視覚的に実感することができる。
その結果、過熱蒸気による調理メニューの選択を工夫することによって、楽しく食しながらカロリーダウンや減塩の効果を高めることができる。
また、1実施の形態の加熱調理器では、
上記制御装置は、
調理メニューと、カロリーの上記差分値であるカロリーダウン値および塩分量の上記差分値である減塩値の少なくとも一方を含むレシピデータと、カロリーダウンメニューと減塩メニューとカロリーダウンメニューおよび減塩メニューの何れでもない通常メニューとに分類する分類情報とが、互いに対応付けられて記憶された調理メニュー記憶部と、
調理が終了した調理メニューに関する上記レシピデータが上記分類情報を付加して記憶される調理済メニューレシピデータ記憶部と、
上記過熱蒸気による加熱調理が終了する毎に、上記調理メニュー記憶部を参照して、調理が終了した調理メニューの上記レシピデータおよび上記分類情報を取得して上記調理済メニューレシピデータ記憶部に記憶させるレシピデータ記憶制御部と
を備え、
また、上記設定期間が経過すると、上記レシピデータ記憶部に記憶された上記レシピデータのうちの全ての上記カロリーダウン値の累積値を求めるカロリーダウン累積値算出部と、
上記設定期間が経過すると、上記レシピデータ記憶部に記憶された上記レシピデータのうちの全ての上記減塩値の累積値を求める減塩累積値算出部と
の少なくとも一方を備え、
上記カロリーダウン累積値算出部によって算出された累積値と上記減塩累積値算出部によって算出された累積値との少なくとも一方を、上記表示部に表示させる表示制御部と
を有している。
上記制御装置は、
調理メニューと、カロリーの上記差分値であるカロリーダウン値および塩分量の上記差分値である減塩値の少なくとも一方を含むレシピデータと、カロリーダウンメニューと減塩メニューとカロリーダウンメニューおよび減塩メニューの何れでもない通常メニューとに分類する分類情報とが、互いに対応付けられて記憶された調理メニュー記憶部と、
調理が終了した調理メニューに関する上記レシピデータが上記分類情報を付加して記憶される調理済メニューレシピデータ記憶部と、
上記過熱蒸気による加熱調理が終了する毎に、上記調理メニュー記憶部を参照して、調理が終了した調理メニューの上記レシピデータおよび上記分類情報を取得して上記調理済メニューレシピデータ記憶部に記憶させるレシピデータ記憶制御部と
を備え、
また、上記設定期間が経過すると、上記レシピデータ記憶部に記憶された上記レシピデータのうちの全ての上記カロリーダウン値の累積値を求めるカロリーダウン累積値算出部と、
上記設定期間が経過すると、上記レシピデータ記憶部に記憶された上記レシピデータのうちの全ての上記減塩値の累積値を求める減塩累積値算出部と
の少なくとも一方を備え、
上記カロリーダウン累積値算出部によって算出された累積値と上記減塩累積値算出部によって算出された累積値との少なくとも一方を、上記表示部に表示させる表示制御部と
を有している。
この実施の形態によれば、予め上記過熱蒸気による加熱調理が終了する毎に、調理済メニューレシピデータ記憶部に、調理が終了した調理メニューに関する上記レシピデータを上記分類情報を付加して記憶している。したがって、過去に調理されたカロリーダウンメニューおよび減塩メニューの履歴を記録し、保持することが可能になる。その結果、上記履歴を参考にすることによって、摂取カロリーの累積値や摂取塩分の累積値の演算、および、摂取カロリーの減量や摂取塩分の減量を効果的に行うことができるのである。
また、1実施の形態の加熱調理器では、
上記制御装置は、
上記設定期間内における上記カロリーダウン値の累積値の目標値が記憶されるカロリーダウン累積目標値記憶部と、
上記設定期間内における上記減塩値の累積値の目標値が記憶される減塩累積目標値記憶部と
の少なくとも一方を有すると共に、
上記カロリーダウン累積値算出部によって算出された上記カロリーダウン値の累積値と上記カロリーダウン累積目標値記憶部に記憶されている上記目標値とを比較して、上記目標値が達成された否かを表す比較結果を出力するカロリーダウン累積値比較部と、
上記減塩累積値算出部によって算出された上記減塩値の累積値と上記減塩累積目標値記憶部に記憶されている上記目標値とを比較して、上記目標値が達成された否かを表す比較結果を出力する減塩値比較部と
の少なくとも一方を有し、
上記表示制御部は、上記カロリーダウン累積値比較部による上記比較結果と上記減塩累積値比較部による上記比較結果との少なくとも一方を、上記表示部に表示させる。
上記制御装置は、
上記設定期間内における上記カロリーダウン値の累積値の目標値が記憶されるカロリーダウン累積目標値記憶部と、
上記設定期間内における上記減塩値の累積値の目標値が記憶される減塩累積目標値記憶部と
の少なくとも一方を有すると共に、
上記カロリーダウン累積値算出部によって算出された上記カロリーダウン値の累積値と上記カロリーダウン累積目標値記憶部に記憶されている上記目標値とを比較して、上記目標値が達成された否かを表す比較結果を出力するカロリーダウン累積値比較部と、
上記減塩累積値算出部によって算出された上記減塩値の累積値と上記減塩累積目標値記憶部に記憶されている上記目標値とを比較して、上記目標値が達成された否かを表す比較結果を出力する減塩値比較部と
の少なくとも一方を有し、
上記表示制御部は、上記カロリーダウン累積値比較部による上記比較結果と上記減塩累積値比較部による上記比較結果との少なくとも一方を、上記表示部に表示させる。
この実施の形態によれば、上記設定期間内におけるカロリーダウン値の累積値が、上記カロリーダウン累積目標値を達成したか否か、あるいは、上記設定期間内における減塩値の累積値が、上記減塩累積目標値を達成したか否かが上記表示部に表示される。したがって、使用者は、自ら立てた上記カロリーダウンあるいは上記減塩の目標値を達成できたか否かを上記表示部で確認することができ、次回の調理メニューの選定に工夫を凝らして、カロリーダウン効果あるいは減塩効果をさらに高めることができる。
また、1実施の形態の加熱調理器では、
上記制御装置は、
上記設定期間内に調理された上記カロリーダウンメニューの上記カロリーダウン値が記憶されるカロリーダウン値記憶部と、
上記設定期間内に調理された上記減塩メニューの上記減塩値が記憶される減塩値記憶部と
の少なくとも一方を有すると共に、
上記過熱蒸気による加熱調理が終了して上記調理済メニューレシピデータ記憶部にレシピデータが記憶されると共に、今回調理された調理メニューが上記カロリーダウンメニューである場合には、上記調理済メニューレシピデータ記憶部から、上記分類情報に基づいて、今回調理された調理メニューのカロリーダウン値を読み出して上記カロリーダウン値記憶部に記憶させるカロリーダウン値記憶制御部と、
上記過熱蒸気による加熱調理が終了して上記調理済メニューレシピデータ記憶部にレシピデータが記憶されると共に、今回調理された調理メニューが上記減塩メニューである場合には、上記調理済メニューレシピデータ記憶部から、上記分類情報に基づいて、今回調理された調理メニューの減塩値を読み出して上記減塩値記憶部に記憶させる減塩値記憶制御部と
の少なくとも一方を有している。
上記制御装置は、
上記設定期間内に調理された上記カロリーダウンメニューの上記カロリーダウン値が記憶されるカロリーダウン値記憶部と、
上記設定期間内に調理された上記減塩メニューの上記減塩値が記憶される減塩値記憶部と
の少なくとも一方を有すると共に、
上記過熱蒸気による加熱調理が終了して上記調理済メニューレシピデータ記憶部にレシピデータが記憶されると共に、今回調理された調理メニューが上記カロリーダウンメニューである場合には、上記調理済メニューレシピデータ記憶部から、上記分類情報に基づいて、今回調理された調理メニューのカロリーダウン値を読み出して上記カロリーダウン値記憶部に記憶させるカロリーダウン値記憶制御部と、
上記過熱蒸気による加熱調理が終了して上記調理済メニューレシピデータ記憶部にレシピデータが記憶されると共に、今回調理された調理メニューが上記減塩メニューである場合には、上記調理済メニューレシピデータ記憶部から、上記分類情報に基づいて、今回調理された調理メニューの減塩値を読み出して上記減塩値記憶部に記憶させる減塩値記憶制御部と
の少なくとも一方を有している。
この実施の形態によれば、上記設定時間内に調理された上記カロリーダウンメニューのカロリーダウン値がカロリーダウン値記憶部に記憶されている。または、上記設定時間内に調理された上記減塩メニューの減塩値が減塩値記憶部に記憶されている。したがって、上記設定期間内における上記カロリーダウン値の累積値を求める場合には、単に、上記カロリーダウン値記憶部に記憶された全てのカロリーダウン値を読み出せばよい。または、上記設定期間内における上記減塩値の累積値を求める場合には、単に、上記減塩値記憶部に記憶された全ての減塩値を読み出せばよい。こうして、簡単に、上記設定期間内の全ての上記カロリーダウン値あるいは全ての上記減塩値を取得することができる。
また、1実施の形態の加熱調理器では、
上記制御装置は、
上記カロリーダウン累積値比較部によって、上記カロリーダウン値の累積値が上記カロリーダウン累積目標値を下回ると判断された場合には、上記調理メニュー記憶部を検索して、上記カロリーダウン値が多い順に予め設定された設定数の上記カロリーダウンメニューを、次回の調理メニュー候補として選出するカロリーダウン調理メニュー提案部と、
上記減塩累積値比較部によって、上記減塩値の累積値が上記減塩累積目標値を下回ると判断された場合には、上記調理メニュー記憶部を検索して、上記減塩値が多い順に上記設定数の上記減塩メニューを、次回の調理メニュー候補として選出する減塩調理メニュー提案部と
の少なくとも一方を有し、
上記表示制御部は、上記カロリーダウン調理メニュー提案部で選出された上記調理メニュー候補と上記減塩調理メニュー提案部で選出された上記調理メニュー候補との少なくとも一方を、上記表示部に表示させる。
上記制御装置は、
上記カロリーダウン累積値比較部によって、上記カロリーダウン値の累積値が上記カロリーダウン累積目標値を下回ると判断された場合には、上記調理メニュー記憶部を検索して、上記カロリーダウン値が多い順に予め設定された設定数の上記カロリーダウンメニューを、次回の調理メニュー候補として選出するカロリーダウン調理メニュー提案部と、
上記減塩累積値比較部によって、上記減塩値の累積値が上記減塩累積目標値を下回ると判断された場合には、上記調理メニュー記憶部を検索して、上記減塩値が多い順に上記設定数の上記減塩メニューを、次回の調理メニュー候補として選出する減塩調理メニュー提案部と
の少なくとも一方を有し、
上記表示制御部は、上記カロリーダウン調理メニュー提案部で選出された上記調理メニュー候補と上記減塩調理メニュー提案部で選出された上記調理メニュー候補との少なくとも一方を、上記表示部に表示させる。
この実施の形態によれば、上記設定期間内における上記カロリーダウン値の累積値が上記カロリーダウン累積目標値を下回る場合には、上記カロリーダウン値が多い順に上記設定数の上記カロリーダウンメニューが提案される。あるいは、上記減塩値の累積値が上記減塩累積目標値を下回る場合には、上記減塩値が多い順に上記設定数の上記減塩メニューが提案される。したがって、使用者は、上記表示部に提案された調理メニューの中から次回の調理メニューを選択すれば、より大きなカロリーダウン効果あるいは減塩効果を得ることができる。
また、1実施の形態の加熱調理器では、
上記カロリーダウン調理メニュー提案部および上記減塩調理メニュー提案部は、上記調理メニュー記憶部を検索して選出した調理メニューのうち、上記調理済メニューレシピデータ記憶部に上記レシピデータが記憶されていない調理メニューを、次回の調理メニュー候補として選出する。
上記カロリーダウン調理メニュー提案部および上記減塩調理メニュー提案部は、上記調理メニュー記憶部を検索して選出した調理メニューのうち、上記調理済メニューレシピデータ記憶部に上記レシピデータが記憶されていない調理メニューを、次回の調理メニュー候補として選出する。
通常、カロリーや塩分の取り過ぎは、好みの調理メニューに偏りがあることに起因する場合が多い。
この実施の形態によれば、上記調理済メニューレシピデータ記憶部に上記レシピデータが記憶されていない調理メニュー、つまり上記設定期間内に調理されなかった使用者の好みにない調理メニューが、次回の調理メニュー候補として提案される。したがって、使用者は、この提案された調理メニューを次回の調理メニューとして選択することによって、より短期間に上記カロリーダウンの目標値あるいは上記減塩の目標値を達成することができる。
すなわち、食に対する使用者の嗜好の偏りを無くして、上記カロリーダウンの目標値あるいは上記減塩の目標値が達成できるように、使用者を導くことが可能になる。
以上より明らかなように、この発明の加熱調理器は、制御装置によって表示部が制御されて、同じ被加熱物を過熱蒸気で加熱調理した場合のカロリーと過熱蒸気以外の特定の加熱手段で加熱調理した場合のカロリーとの差分値の、予め設定された設定期間内での累積値、および、同じ被加熱物を過熱蒸気で加熱調理した場合の塩分量と過熱蒸気以外の特定の加熱手段で加熱調理した場合の塩分量との差分値の、上記設定期間内での累積値の、少なくとも何れか一方が表示されるので、使用者は、上記設定期間中に過熱蒸気で加熱調理された調理メニューを食したことによるカロリーダウンや減塩の効果を、視覚的に実感することができる。
したがって、過熱蒸気による調理メニューの選択を工夫することによって、楽しく食しながらカロリーダウンや減塩の効果を高めることが可能になる。
また、一実施の形態によれば、上記設定期間内における上記カロリーダウン値の累積値が上記カロリーダウン累積目標値を下回る場合には、上記カロリーダウン値が多い順に上記設定数の上記カロリーダウンメニューが提案される。あるいは、上記減塩値の累積値が上記減塩累積目標値を下回る場合には、上記減塩値が多い順に上記設定数の上記減塩メニューが提案される。したがって、使用者は、上記表示部に提案された調理メニューの中から次回の調理メニューを選択すれば、より大きなカロリーダウン効果あるいは減塩効果を得ることができる。
以下、この発明を図示の実施の形態により詳細に説明する。
図1は、本実施の形態の加熱調理器における外観斜視図である。尚、本加熱調理器は、過熱蒸気を用いたグリル調理や飽和蒸気を用いた蒸し料理等を主として行うことができる加熱調理器である。
上記加熱調理器は、直方体形状の本体ケーシング1の正面に、下端側の辺を略中心に回動する扉2を設けている。扉2の右側には操作部3および上記表示部としての液晶表示部4を設け、扉2の上部にはハンドル5を設けると共に、扉2の略中央に耐熱ガラス製の窓6を設けている。液晶表示部4は文字や画像をカラー表示できる。また、操作部3を操作することによって、複数の調理メニューから所望の調理メニューを選択できる。
上記操作部3は、つまみ7,決定ボタン8およびスタートボタン9を含んでいる。つまみ7は扉2に対して回転可能に取り付けられており、ユーザは、つまみ7を回転させることによって、液晶表示部4に表示される複数の調理メニューから所望の調理メニューを選択することができる。そして、決定ボタン8を押圧することによって、つまみ7によって現在選択されている調理メニューが確定される。さらに、ユーザがスタートボタン9を押圧することによって、実質的な調理がスタートされる。尚、液晶表示部4には、上記複数の調理メニューのみならず、後に詳述するようにカロリーダウン値や減塩値の累積値が表示される。
図2は、本実施の形態の加熱調理器における基本構成を示す模式図である。
図2に示すように、本蒸気調理器は、本体ケーシング1と、本体ケーシング1内に設けられた加熱室12と、蒸気を発生させる蒸気発生装置13と、蒸気発生装置13からの蒸気を加熱して過熱蒸気にする蒸気加熱ヒータ14と、蒸気発生装置13や蒸気加熱ヒータ14等の動作を制御する制御装置15とを含んでいる。ここで、上記過熱蒸気とは、100℃以上の過熱状態にまで加熱された蒸気を意味する。
上記加熱室12は、正面側に開口部を有し、側面,底面および天面がステンレス鋼板からなっている。ユーザは、その開口部を通して、加熱室12に被加熱物19を入れたり、加熱室12から被加熱物19を出したりする。また、加熱室12の周囲には断熱材(図示せず)を配置して、加熱室12内と外部とを断熱している。
また、上記加熱室12内には、加熱室12の底面から所定の間隔をあけてステンレス製のトレイ16が置かれている。トレイ16は、加熱室12における左右の側壁に設けられた下受け棚17により支持されている。そして、トレイ16の上には、ステンレス鋼線で形成された格子状の調理網18が載置され、その調理網18の略中央に被加熱物19が置かれる。こうして、被加熱物19は、加熱室12の底面から間隔をあけた状態で加熱室12内に収容されている。
また、上記加熱室12の左右の側壁には、下受け棚17よりも上側に位置する中受け棚20と、中受け棚20よりも上側に位置する上受け棚21とが設けられている。中受け棚20および上受け棚21も、下受け棚17と同様に、トレイ16を支持することが可能である。これによって、ユーザは、トレイ16の支持を下受け棚17から中受け棚20または上受け棚21に変更して、加熱室12内における被加熱物19の上下方向の位置を変更できる。
上記蒸気発生装置13は、水溜部22を有する蒸気発生部23と、水溜部22に供給する水が入った給水タンク24と、水溜部22に設置されて水溜部22内の水を加熱して蒸発させる水加熱ヒータ25と、電磁弁26を備えている。この電磁弁26は、上記給水タンク24と水溜部22との連通を開閉するバルブの役割を果たしている。水溜部22には水位センサ(図示せず)が設置されており、この水位センサの検出値に応じて電磁弁26が開閉されるようになっている。水加熱ヒータ25はシーズヒータを渦巻状に巻いたものである。
上記給水タンク24は、連結部27に着脱可能に連結されている。また、給水タンク24は、正面側から本体ケーシング1外に取り出せるようになっている。
上記蒸気発生部23の底部には排水弁28が取り付けられ、この排水弁28に排水パイプ29の一端が接続されている。また、排水パイプ29の他端は排水トレイ30上に位置しており、排水パイプ29の他端から吐出された水を排水トレイ30で受けるようになっている。
また、上記加熱室12の一方の側面においては、上受け棚21と中受け棚20との間に循環吸気口31が設けられている。そして、加熱室12の上面には、蒸気加熱ヒータ14に対向するように第1噴出口32が設けられている。さらに、加熱室12の他方の側面には第2,第3噴出口33,34が設けられている。第2噴出口33は上受け棚21と中受け棚20との間に位置している。一方、第3噴出口34は中受け棚20と下受け棚17との間に位置している。そして、循環吸気口31,第1噴出口32,第2噴出口33および第3噴出口34を介して、加熱室12内の空間と循環経路35内の空間とが互いに連通している。
上記循環経路35は加熱室12外に設けられている。また、循環経路35は、一端が循環吸気口31に接続されると共に、他端は第2噴出口33および第3噴出口34に接続されている。そして、循環経路35内には循環ファン36および蒸気加熱ヒータ14が設置されており、蒸気加熱ヒータ14の位置は循環ファン36よりも下流側の位置になっている。つまり、循環ファン36は、循環吸気口31から加熱室12内の蒸気を吸い込み、蒸気加熱ヒータ14に向けて吹き出すのである。そうすると、蒸気加熱ヒータ14で加熱された蒸気(過熱蒸気)は、加熱室12の上面の第1噴出口32と、加熱室12の他方の側面の第2,第3噴出口33,34とから、加熱室12内に向かって噴き出される。
すなわち、本実施の形態においては、上記蒸気加熱装置を、蒸気加熱ヒータ14およびその周囲の循環経路35で構成しているのである。
また、上記蒸気発生部23の蒸気出口部23aは、蒸気放出経路37を介して循環経路35における循環ファン36と循環吸気口31との間に接続される。これにより、蒸気発生部23で発生した蒸気は、蒸気放出経路37を流れて循環経路35に入り、循環ファン36によって下流側に送り出されて蒸気加熱ヒータ14へ向かって流れる。
また、上記加熱室12内の余剰な蒸気は、第1,第2排気口38,39から加熱室12外に流れ出る。第1排気口38には排気経路40の一端が接続されている。排気経路40の他端部は蒸気キャップ41を形成している。また、第1排気口38は排気ダンパ42で開閉自在となっている。一方、第2排気口39には排気チューブ43の一端が接続されている。また、排気チューブ43の他端は排気経路40に接続されている。したがって、排気チューブ43内の蒸気は、排気経路40内の蒸気と合流して蒸気キャップ41から本体ケーシング1外に排出される。その際に、蒸気キャップ41から本体ケーシング1外へ排出される蒸気は、希釈空気経路44および吸込ダクト45からの空気と混合されて希釈される。
上記希釈空気経路44は、一端が蒸気キャップ41内に挿入されると共に、他端がファンケーシング46に接続さている。このファンケーシング46内の排気希釈ファン47から蒸気キャップ41に空気が送られる。また、ファンケーシング46は給気経路48を介して給気口49に接続されている。給気口49には給気ダンパ50を設け、給気口49を給気ダンパ50で開閉できるようになっている。
図3は、上記構成を有する加熱調理器の制御装置15における概略構成を示すブロック図である。
上記制御装置15は、CPU(中央演算処理装置)51と、ROM(リード・オンリ・メモリ)52と、RAM53とを含んで構成されている。ROM52には、本加熱調理器が種々の調理メニューの加熱調理を実行するための加熱調理プログラムが格納されている。また、RAM53には、作業メモリ(図示せず)が設定されると共に、指示された調理メニューの加熱調理を実行する際に参照される参照データが格納される。
また、上記制御装置15には、上記水加熱ヒータ25,蒸気加熱ヒータ14,給気ダンパ50,排気ダンパ42,循環ファン36,排気希釈ファン47,操作部3,液晶表示部4および計時部62等が接続されている。
そして、上記CPU51は、ROM52に格納された加熱調理プログラムに従って、RAM53に格納された参照データおよび上記接続された各機器から入力される入力データを参照して、ユーザによって選択されたメニューの加熱調理処理と、カロリーダウン累積値および減塩累積値の演算表示処理と、各種データに対する二進加算,論理演算増減および比較等の演算処理等を実行する。
上記RAM53には、上記カロリーダウン累積値および減塩累積値の演算表示処理動作時に参照される参照データの格納領域として、調理済メニューレシピデータ記憶部54,カロリーダウン値記憶部55,減塩値記憶部56,カロリーダウン累積値記憶部57,カロリーダウン累積目標値記憶部58,減塩累積値記憶部59,減塩累積目標値記憶部60および調理メニュー記憶部61が設けられている。
上記調理済メニューレシピデータ記憶部54には、調理された調理メニューのレシピデータが、メニューのジャンル(カロリーダウンメニュー,減塩メニューおよびビタミン保存メニュー等)別のフラグが付加されて記憶されている。尚、このレシピデータには、野菜使用量,カロリーダウン値および減塩値が含まれている。また、上記カロリーダウン値および上記減塩値とは、過熱蒸気と異なる加熱手段によって加熱調理した調理品(例えば、魚をガスコンロで焼いた焼き魚や鶏肉を油で揚げた鶏の唐揚げ)のカロリーおよび塩分から、同じ被加熱物を過熱蒸気によって加熱調理した調理品(例えば、魚を過熱蒸気で焼いた焼き魚や鶏肉を過熱蒸気で加熱した鶏の唐揚げ)のカロリーおよび塩分を差し引いた値である。尚、このカロリーダウン値および減塩値は、一人分の調理品当たりの値であり、予め求められている。
上記カロリーダウン値記憶部55には、今回調理された調理メニューのジャンルがカロリーダウンメニューである場合に、当該調理メニューのカロリーダウン値が記憶される。減塩値記憶部56には、今回調理された調理メニューのジャンルが減塩メニューである場合に、当該調理メニューの減塩値が記憶される。また、カロリーダウン累積値記憶部57には、ユーザによってカロリーダウン用の上記設定期間が設定されてから以降のカロリーダウン累積値が記憶される。カロリーダウン累積目標値記憶部58には、ユーザによって予め設定された設定期間内におけるカロリーダウン累積値の目標値が記憶される。また、減塩累積値記憶部59には、ユーザによって減塩用の上記設定期間が設定されてから以降の減塩累積値が記憶される。減塩累積目標値記憶部60には、ユーザによって予め設定された設定期間内における減塩累積値の目標値が記憶される。ここで、上記設定期間とは、ユーザが設定した期間であり、特に限定するものではない。一般的には、1週間や1箇月である。また、調理メニュー記憶部61には、本加熱調理器によって実行可能な調理メニュー名の一覧が、上記レシピデータと上記ジャンル別のフラグとが付加されて記憶されている。
ここで、上記計時部62には、カロリーダウン用の上記設定期間を計時する第1計時部と、減塩用の上記設定期間を計時する第2計時部とが含まれている。そして、ユーザによってカロリーダウン累積値の目標値が入力されて、カロリーダウン累積目標値記憶部58に記憶されると共に、ユーザによって上記カロリーダウン用の設定期間が入力されると、上記第1計時部がリセットされて上記設定期間の計時が開始される。また、ユーザによって減塩累積値の目標値が入力されて、減塩累積目標値記憶部60に記憶されると共に、ユーザによって上記減塩用の設定期間が入力されると、上記第2計時部がリセットされて上記設定期間の計時が開始されるようになっている。
上記CPU51は、上記加熱調理プログラムに従って、操作部3によって選択された調理メニューの加熱調理を行う。そして、この調理済みの調理メニューによるカロリーダウン値あるいは減塩値を求めると共に、ユーザによって上記設定期間が設定されてから以降のカロリーダウン累積値および減塩累積値を求め、各累積期間が予め設定された設定期間になるとカロリーダウン累積値および減塩累積値を表示する。さらに、表示されたカロリーダウン累積値あるいは減塩累積値が目標値に達していなければ、更なるカロリーダウンあるいは減塩を図るための調理メニューを提案するようにしている。
以下、上記CPU51による上記カロリーダウン累積値および減塩累積値の演算表示処理制御について、具体的に説明する。
図4および図5は、上記CPU51によって実行される上記カロリーダウン累積値および減塩累積値の演算表示処理動作のフローチャートである。ユーザによって操作部3が操作されて調理メニューが選択,確定され、スタートボタン9が押圧されると、上記カロリーダウン累積値および減塩累積値の演算表示処理動作がスタートする。
ステップS1で、ユーザによって選択,確定された自動調理メニューの加熱調理が実行される。ここで、上記自動調理メニューとは、上記加熱調理プログラムに従って加熱調理が実行される調理メニューのことである。これに対して、非自動調理メニューとは、単なる「暖め」のように、加熱時間等をユーザが独自に設定する調理メニューのことである。こうして、予め設定された上記加熱調理プログラムに従って加熱調理が実行され、ステップS2で、加熱調理が終了したと判断されると、ステップS3に進む。
ステップS3で、加熱調理が終了した調理メニューのレシピデータが、RAM53の調理メニュー記憶部61から読み出されて調理済メニューレシピデータ記憶部54に記憶される。ステップS4で、調理済メニューレシピデータ記憶部54の上記フラグが参照されて、新たにレシピデータが追加された調理メニューの上記ジャンルが「減塩メニュー」であるか否かが判別される。その結果、上記減塩メニューである場合にはステップS13に進み、そうでなければステップS5に進む。ステップS5で、上記フラグが参照されて、新たにレシピデータが追加された調理メニューの上記ジャンルが「カロリーダウンメニュー」であるか否かが判別される。その結果、上記カロリーダウンメニューである場合にはステップS6に進み、そうでなければ上記カロリーダウン累積値および減塩累積値の演算表示処理動作が終了される。
ステップS6で、上記カロリーダウン累積目標値記憶部58が参照されて、上記カロリーダウン累積目標値が設定されているか否かが判別される。その結果、目標値が設定されている場合にはステップS7に進み、そうでなければ上記カロリーダウン累積値および減塩累積値の演算表示処理動作が終了される。ステップS7で、調理済メニューレシピデータ記憶部54が参照されて、今回調理された調理メニューの上記カロリーダウン値が取得され、RAM53のカロリーダウン値記憶部55に追加記憶される。ステップS8で、上記第1計時部が参照されて、ユーザによって予め設定された上記設定期間が経過したか否かが判別される。その結果、経過している場合にはステップS9に進み、そうでなければ上記カロリーダウン累積値および減塩累積値の演算表示処理動作が終了される。
ステップS9で、上記カロリーダウン値記憶部55に記憶されている上記設定期間における総てのカロリーダウン値が加算されてカロリーダウン累積値が演算され、カロリーダウン累積値記憶部57に記憶される。ステップS10で、カロリーダウン累積値記憶部57に記憶されているカロリーダウン累積値と、カロリーダウン累積目標値記憶部58に記憶されているカロリーダウン累積目標値とが、比較される。その結果、カロリーダウン累積値がカロリーダウン累積目標値以上であればステップS11に進み、そうでなければステップS12に進む。
ステップS11で、上記液晶表示部4が制御されて、カロリーダウン累積目標値が達成されたことを表す画面が、例えば図6に示すように表示される。図6においては、今回のメニューによるカロリーダウン値と、カロリーダウン累積値と、カロリーダウン累積目標値が達成されたことを表すメッセージとが、表示されている。そうした後、調理済メニューレシピデータ記憶部54,カロリーダウン値記憶部55,カロリーダウン累積値記憶部57およびカロリーダウン累積目標値記憶部58が消去され、上記カロリーダウン累積値および減塩累積値の演算表示処理動作が終了される。
ステップS12で、上記液晶表示部4が制御されて、カロリーダウン効果の向上を図るための調理メニューを提案する画面が、図7に示すように表示される。図7においては、今回のメニューによるカロリーダウン値と、カロリーダウン累積値と、おすすめメニューとが、表示されている。そうした後、上記カロリーダウン累積値および減塩累積値の演算表示処理動作が終了される。
ここで、提案する調理メニューの決定方法は、特に限定するものはない。例えば、調理メニュー記憶部61と、調理済メニューレシピデータ記憶部54に記憶されている調理メニューの履歴とを参照して、調理履歴になく、且つ、上記ジャンルが「カロリーダウンメニュー」である調理メニューを選出し、カロリーダウン値の最も大きい調理メニューを表示する。あるいは、カロリーダウン値の大きい順に予め設定された設定数の調理メニューを表示する。勿論、調理メニュー記憶部61のみを参照して、上記ジャンルが「カロリーダウンメニュー」である調理メニューのみを選出して表示しても構わない。
ステップS13で、上記減塩累積目標値記憶部60が参照されて、上記減塩累積目標値が設定されているか否かが判別される。その結果、目標値が設定されている場合にはステップS14に進み、そうでなければ上記カロリーダウン累積値および減塩累積値の演算表示処理動作が終了される。ステップS14で、調理済メニューレシピデータ記憶部54が参照されて、今回調理された調理メニューの上記減塩値が取得され、RAM53の減塩値記憶部56に追加記憶される。ステップS15で、上記第2計時部が参照されて、ユーザによって予め設定された上記設定期間が経過したか否かが判別される。その結果、経過している場合にはステップS16に進み、そうでなければ上記カロリーダウン累積値および減塩累積値の演算表示処理動作が終了される。
ステップS16で、上記減塩値記憶部56に記憶されている上記設定期間における総ての減塩値が加算されて減塩累積値が演算され、減塩累積値記憶部59に記憶される。ステップS17で、減塩累積値記憶部59に記憶されている減塩累積値と、減塩累積目標値記憶部60に記憶されている減塩累積目標値とが、比較される。その結果、減塩累積値が減塩累積目標値以上であればステップS18に進み、そうでなければステップS19に進む。
ステップS18で、上記液晶表示部4が制御されて、減塩累積目標値が達成されたことを表す画面が、上述のカロリーダウンの場合と同様に表示される。そうした後、調理済メニューレシピデータ記憶部54,減塩値記憶部56,減塩累積値記憶部59および減塩累積目標値記憶部60が消去され、上記カロリーダウン累積値および減塩累積値の演算表示処理動作が終了される。ステップS19で、液晶表示部4が制御されて、減塩効果の向上を図るための調理メニューを提案する画面が、上述したカロリーダウンの場合と同様に表示される。そうした後、上記カロリーダウン累積値および減塩累積値の演算表示処理動作が終了される。
ここで、提案する調理メニューの決定方法は、特に限定するものはない。例えば、調理メニュー記憶部61と、調理済メニューレシピデータ記憶部54に記憶されている調理メニューの履歴とを参照して、調理履歴になく、且つ上記ジャンルが「減塩メニュー」である調理メニューを選出し、減塩値の最も大きい調理メニューを選択して表示する。あるいは、減塩値の大きい順に予め設定された設定数の調理メニューを表示する。勿論、調理メニュー記憶部61のみを参照して、上記ジャンルが「減塩メニュー」である調理メニューのみを選出して表示しても構わない。
すなわち、本実施の形態においては、上記レシピデータ記憶制御部,カロリーダウン累積値算出部,減塩累積値算出部,表示制御部,カロリーダウン累積値比較部,減塩値比較部,カロリーダウン値記憶制御部,減塩値記憶制御部,カロリーダウン調理メニュー提案部および減塩調理メニュー提案部を、CPU51で構成するのである。
以上のごとく、本実施の形態においては、ユーザによって、カロリーダウン累積値の目標値あるいは減塩累積値の目標値が入力され、上記設定期間が設定される。そうすると、自動調理メニューの加熱調理が実行される毎に、メニューのジャンルが「カロリーダウンメニュー」である場合には、上記カロリーダウン値が取得されてカロリーダウン値記憶部55に記憶される。そして、ユーザによる設定期間が経過すると、カロリーダウン値記憶部55に記憶されている総てのカロリーダウン値が累積され、このカロリーダウン累積値がカロリーダウン累積目標値以上の場合には、カロリーダウン累積目標値が達成されたことを表す画面が液晶表示部4に表示される。一方、カロリーダウン累積値がカロリーダウン累積目標値を下回る場合には、調理メニューを提案する画面が液晶表示部4に表示される。
加熱調理が実行された調理メニューのジャンルが「減塩メニュー」の場合にも、「カロリーダウンメニュー」の場合と同様に、上記減塩値が取得され、ユーザによる設定期間分の減塩値が累積され、この減塩累積値が減塩累積目標値以上の場合には、減塩累積目標値が達成されたことを表す画面が液晶表示部4に表示される。一方、減塩累積値が減塩累積目標値を下回る場合には、調理メニューを提案する画面が液晶表示部4に表示される。
したがって、ユーザは、上記カロリーダウン累積値および上記減塩累積値を知ることによって、上記設定期間中に過熱蒸気で加熱調理された調理メニューを食したことによる過熱蒸気以外の熱源で加熱調理した同じ調理メニューを食した場合に対するカロリーダウンや減塩の効果を実感することができる。
また、ユーザは、自ら立てた上記カロリーダウンあるいは上記減塩の目標値を達成できたか否かを液晶表示部4の画面で知ることができ、種々の調理メニューを楽しく食しながらカロリーダウンや減塩の効果を高めることができる。
また、上記設定期間中に上記カロリーダウンあるいは上記減塩の目標値を達成できなかった場合には、上記目標値を達成できるような調理メニューの提案が液晶表示部4に表示される。したがって、過去の調理履歴になく、且つ上記カロリーダウンあるいは上記減塩の効果の高い調理メニューを提案するようにすれば、食に対するユーザの嗜好の偏りを無くして、上記カロリーダウンあるいは上記減塩の目標値が達成できるように、ユーザを導くことが可能になる。
尚、上記カロリーダウン累積値および減塩累積値の演算表示処理動作においては、上記ステップ10においてカロリーダウン累積値がカロリーダウン累積目標値を下回ると判別された場合、あるいは、上記ステップ17において減塩累積値が減塩累積目標値を下回ると判別された場合には、カロリーダウン効果あるいは減塩効果の向上を図るための調理メニューを提案する画面を表示するようにしている。しかしながら、この発明はこの表示に限定されるものではなく、図8に示すように、今回のメニューによるカロリーダウン値(減塩値)と、カロリーダウン累積値(減塩累積値)と、カロリーダウン累積目標値(減塩累積目標値)の達成までの残りのカロリーダウン残量(減塩残量)とを表示するようにしてもよい。
特に、図8に示す画面の表示は、上記カロリーダウン累積目標値の達成あるいは上記減塩累積目標値の達成を目前にしている場合に効果的である。そこで、図8に示す画面の表示が効果的であると考えられる上記カロリーダウン残量(減塩残量)を予め定めておく。そして、上記ステップ10においてカロリーダウン累積値がカロリーダウン累積目標値を下回ると判別された場合には、「カロリーダウン累積値−カロリーダウン累積目標値」を演算し、この演算結果が上記カロリーダウン残量以下である場合には図8に示す画面を表示する一方、演算結果が上記カロリーダウン残量を超える場合には図7に示す画面を表示するようにしてもよい。
あるいは、上記図7に示す画面と図8に示す画面とを、使用者の指示に従って何れかを選択的に表示するようにしても差し支えない。
また、上記カロリーダウン累積値および減塩累積値の演算表示処理動作においては、上記第1計時部および上記第2計時部に基づいて上記設定期間が経過した場合に、カロリーダウン累積値および減塩累積値を演算するようにしている。しかしながら、この発明はこれに限定されるものではなく、自動調理メニューの加熱調理が実行される毎にカロリーダウン累積値および減塩累積値を演算し、目標値との差をグラフ等で表示して、目標達成の進み具合が分かるようにすることも可能である。
また、上記カロリーダウン累積値および減塩累積値の演算表示処理動作においては、上記カロリーダウン累積値と上記減塩累積値との両方を演算・表示するようにしている。しかしながら、この発明はこれに限定されるものではなく、上記カロリーダウン累積値あるいは上記減塩累積値のみを演算・表示するようにしてもよい。
また、上記カロリーダウン累積目標値(減塩累積目標値)が達成されたことを表す画面、調理メニューを提案する画面、および、上記カロリーダウン残量(減塩残量)を示す画面の具体的表示内容は、図6〜図8に限定されるものではない。何れの画面も、使用者が楽しく美味しく確実にカロリーダウンや減塩を行えるような表示内容であることが望ましい。
3…操作部、
4…液晶表示部、
12…加熱室、
13…蒸気発生装置、
14…蒸気加熱ヒータ、
15…制御装置、
19…被加熱物、
31…循環吸気口、
32,33,34…第1,第2,第3噴出口、
35…循環経路、
36…循環ファン、
51…CPU、
52…ROM、
53…RAM、
54…調理済メニューレシピデータ記憶部、
55…カロリーダウン値記憶部、
56…減塩値記憶部、
57…カロリーダウン累積値記憶部、
58…カロリーダウン累積目標値記憶部、
59…減塩累積値記憶部、
60…減塩累積目標値記憶部、
61…調理メニュー記憶部、
62…計時部。
4…液晶表示部、
12…加熱室、
13…蒸気発生装置、
14…蒸気加熱ヒータ、
15…制御装置、
19…被加熱物、
31…循環吸気口、
32,33,34…第1,第2,第3噴出口、
35…循環経路、
36…循環ファン、
51…CPU、
52…ROM、
53…RAM、
54…調理済メニューレシピデータ記憶部、
55…カロリーダウン値記憶部、
56…減塩値記憶部、
57…カロリーダウン累積値記憶部、
58…カロリーダウン累積目標値記憶部、
59…減塩累積値記憶部、
60…減塩累積目標値記憶部、
61…調理メニュー記憶部、
62…計時部。
Claims (6)
- 蒸気を発生する蒸気発生装置と、
上記蒸気発生装置からの蒸気を加熱して過熱蒸気を生成する蒸気加熱装置と、
上記蒸気加熱装置からの過熱蒸気によって被加熱物を加熱するための加熱室と、
上記被加熱物の加熱調理に関する情報を表示する表示部と、
上記表示部の表示を制御する制御装置と
を備え、
上記制御装置は、上記表示部に、上記過熱蒸気で加熱調理された上記被加熱物のカロリーと、同じ被加熱物を上記過熱蒸気以外の特定の加熱手段で加熱調理した場合の上記被加熱物のカロリーとの差分値の、予め設定された設定期間内での累積値、および、上記過熱蒸気で加熱調理された上記被加熱物の塩分量と、同じ被加熱物を上記過熱蒸気以外の特定の加熱手段で加熱調理した場合の上記被加熱物の塩分量との差分値の、上記設定期間内での累積値の、少なくとも一方を表示させる
ことを特徴とする加熱調理器。 - 請求項1に記載の加熱調理器において、
上記制御装置は、
調理メニューと、カロリーの上記差分値であるカロリーダウン値および塩分量の上記差分値である減塩値の少なくとも一方を含むレシピデータと、カロリーダウンメニューと減塩メニューとカロリーダウンメニューおよび減塩メニューの何れでもない通常メニューとに分類する分類情報とが、互いに対応付けられて記憶された調理メニュー記憶部と、
調理が終了した調理メニューに関する上記レシピデータが上記分類情報を付加して記憶される調理済メニューレシピデータ記憶部と、
上記過熱蒸気による加熱調理が終了する毎に、上記調理メニュー記憶部を参照して、調理が終了した調理メニューの上記レシピデータおよび上記分類情報を取得して上記調理済メニューレシピデータ記憶部に記憶させるレシピデータ記憶制御部と
を備え、
また、上記設定期間が経過すると、上記レシピデータ記憶部に記憶された上記レシピデータのうちの全ての上記カロリーダウン値の累積値を求めるカロリーダウン累積値算出部と、
上記設定期間が経過すると、上記レシピデータ記憶部に記憶された上記レシピデータのうちの全ての上記減塩値の累積値を求める減塩累積値算出部と
の少なくとも一方を備え、
上記カロリーダウン累積値算出部によって算出された累積値と上記減塩累積値算出部によって算出された累積値との少なくとも一方を、上記表示部に表示させる表示制御部と
を有することを特徴とする加熱調理器。 - 請求項2に記載の加熱調理器において、
上記制御装置は、
上記設定期間内における上記カロリーダウン値の累積値の目標値が記憶されるカロリーダウン累積目標値記憶部と、
上記設定期間内における上記減塩値の累積値の目標値が記憶される減塩累積目標値記憶部と
の少なくとも一方を有すると共に、
上記カロリーダウン累積値算出部によって算出された上記カロリーダウン値の累積値と上記カロリーダウン累積目標値記憶部に記憶されている上記目標値とを比較して、上記目標値が達成された否かを表す比較結果を出力するカロリーダウン累積値比較部と、
上記減塩累積値算出部によって算出された上記減塩値の累積値と上記減塩累積目標値記憶部に記憶されている上記目標値とを比較して、上記目標値が達成された否かを表す比較結果を出力する減塩値比較部と
の少なくとも一方を有し、
上記表示制御部は、上記カロリーダウン累積値比較部による上記比較結果と上記減塩累積値比較部による上記比較結果との少なくとも一方を、上記表示部に表示させる
ことを特徴とする加熱調理器。 - 請求項2あるいは請求項3に記載の加熱調理器において、
上記制御装置は、
上記設定期間内に調理された上記カロリーダウンメニューの上記カロリーダウン値が記憶されるカロリーダウン値記憶部と、
上記設定期間内に調理された上記減塩メニューの上記減塩値が記憶される減塩値記憶部と
の少なくとも一方を有すると共に、
上記過熱蒸気による加熱調理が終了して上記調理済メニューレシピデータ記憶部にレシピデータが記憶されると共に、今回調理された調理メニューが上記カロリーダウンメニューである場合には、上記調理済メニューレシピデータ記憶部から、上記分類情報に基づいて、今回調理された調理メニューのカロリーダウン値を読み出して上記カロリーダウン値記憶部に記憶させるカロリーダウン値記憶制御部と、
上記過熱蒸気による加熱調理が終了して上記調理済メニューレシピデータ記憶部にレシピデータが記憶されると共に、今回調理された調理メニューが上記減塩メニューである場合には、上記調理済メニューレシピデータ記憶部から、上記分類情報に基づいて、今回調理された調理メニューの減塩値を読み出して上記減塩値記憶部に記憶させる減塩値記憶制御部と
の少なくとも一方を有することを特徴とする加熱調理器。 - 請求項3あるいは請求項4に記載の加熱調理器において、
上記制御装置は、
上記カロリーダウン累積値比較部によって、上記カロリーダウン値の累積値が上記カロリーダウン累積目標値を下回ると判断された場合には、上記調理メニュー記憶部を検索して、上記カロリーダウン値が多い順に予め設定された設定数の上記カロリーダウンメニューを、次回の調理メニュー候補として選出するカロリーダウン調理メニュー提案部と、
上記減塩累積値比較部によって、上記減塩値の累積値が上記減塩累積目標値を下回ると判断された場合には、上記調理メニュー記憶部を検索して、上記減塩値が多い順に上記設定数の上記減塩メニューを、次回の調理メニュー候補として選出する減塩調理メニュー提案部と
の少なくとも一方を有し、
上記表示制御部は、上記カロリーダウン調理メニュー提案部で選出された上記調理メニュー候補と上記減塩調理メニュー提案部で選出された上記調理メニュー候補との少なくとも一方を、上記表示部に表示させる
ことを特徴とする加熱調理器。 - 請求項5に記載の加熱調理器において、
上記カロリーダウン調理メニュー提案部および上記減塩調理メニュー提案部は、上記調理メニュー記憶部を検索して選出した調理メニューのうち、上記調理済メニューレシピデータ記憶部に上記レシピデータが記憶されていない調理メニューを、次回の調理メニュー候補として選出する
ことを特徴とする加熱調理器。
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