JP2010503915A - ピアツーピア・メディア配布システムおよび方法 - Google Patents

Abstract

ネットワークに応答する複数の電子装置のうちの第１電子装置でオーディオ・データ、ビデオ・データ、およびテキスト・データを含むマルチメディア・データ・ストリームを受信することを含む方法が開示される。マルチメディア・データ・ストリームのコンテンツ構造が、テキスト・データに少なくとも部分的に基づいて自動的に求められる。マルチメディア・データの部分がローカル・メディア・データベースに格納され、関連するコンテンツ構造がローカル・コンテンツ索引に格納される。ネットワーク索引警報が生成され、利用可能なメディア・コンテンツの中央コンテンツ索引がネットワークを介して更新される。

Description

本開示は、一般にはビデオ・コンテンツの配布に関し、より詳細には、ピアツーピア通信を介してビデオ・メディア・コンテンツを配布するシステムおよび方法に関する。

過去１０年間にわたって、利用可能なメディア・ソースの数が増加してきた。例えば、ニュースに関心のあるメディア消費者は、ニュース・チャネル、インターネット・ウェブ・ログ（ブログ）、ニュース・アグリゲーション・ウェブ・サイト、ポッドキャスティングなどから情報を受信することができる。放送テレビジョン・ニュース・チャネルは通常、編集されたビデオ・コンテンツを提供するが、消費者は往々にして、関心のある特定のセグメントを見るためにニュース番組全体を見る時間または忍耐力が欠けている。

ある組織は、加入者のプリファレンスに基づいて加入者の電子装置（携帯電話、ページャ、携帯情報端末など）にニュース速報を送信する講読ニュース・サービスを提供している。しかし、そのようなサービスは通常、コンテンツを配信するために集中型サーバ・アーキテクチャを利用する。利用可能なメディア・コンテンツの量と共に、様々な消費者の望む様々なメディア・コンテンツを提供することは複雑となり、コストのかかる可能性がある。そのようなシステムはまた、より多くの消費者、およびより多くのコンテンツに対処するようにスケーリングすることが難しい可能性がある。さらに、消費者は、様々な表示機能、様々なタイプのネットワーク接続などを有する可能性のある様々なタイプの電子装置上でメディア・コンテンツを閲覧することを望む可能性がある。したがって、集中型システムは、その消費者のそれぞれに一貫性のあるサービス品質を提供することに難点を有する可能性がある。したがって、改良型のメディア配布のシステムおよび方法が求められている。

メディア・コンテンツを配布するシステムの特定の例示的実施形態のブロック図である。 図１に示されるような電子装置の要素を含む、メディア・コンテンツを配布するシステムの第２の特定の例示的実施形態のブロック図である。 図２に示される取得モジュールの要素を含む、メディア・コンテンツを配布するシステムの第３の特定の例示的実施形態のブロック図である。 図２に示される処理モジュールの要素を含む、メディア・コンテンツを配布するシステムの第４の特定の例示的実施形態のブロック図である。 メディア・コンテンツを受信する方法の特定の例示的実施形態の流れ図である。 マルチメディア・データ・ストリームのコンテンツ階層の特定の例示的実施形態の例示的な図である。 図２に示される警報生成モジュールの要素を含む、メディア・コンテンツを配布するシステムの第５の特定の例示的実施形態のブロック図である。 ピアツーピア・メディア配布の方法の特定の例示的実施形態の流れ図である。 メディア・コンテンツを受信することに関する消費者プリファレンスまたはユーザ設定を構成するためのユーザ・インターフェースの特定の例示的実施形態の図である。 メディア・コンテンツを受信するためのユーザ・インターフェースの第２の特定の例示的実施形態の図である。 メディア・コンテンツを配布する方法の第２の特定の例示的実施形態の流れ図である。 メディア・コンテンツを配布する方法の第３の特定の例示的実施形態の流れ図である。 一般的コンピュータ・システムの例示的実施形態のブロック図である。

特定の例示的実施形態では、ネットワークに応答する複数の電子装置のうちの第１電子装置でオーディオ・データ、ビデオ・データ、およびテキスト・データを含むマルチメディア・データ・ストリームを受信する方法が開示される。この方法は、テキスト・データに少なくとも部分的に基づいて、マルチメディア・データ・ストリームのコンテンツ構造を自動的に求めること、マルチメディア・データ・ストリームの少なくとも一部をローカル・メディア・データベースに格納すること、および関連するコンテンツ構造をローカル・コンテンツ索引に格納することを含む。この方法は、ネットワーク索引警報を生成して、利用可能なメディア・コンテンツの中央コンテンツ索引をネットワークを介して更新することをさらに含む。

別の特定の例示的実施形態では、ネットワークに応答するネットワーク・インターフェース、取得モジュール、処理モジュール、および個人メディア警報モジュールを含む電子装置が開示される。取得モジュールが、ネットワーク・インターフェースに結合され、選択されたマルチメディア・データ・ストリームが取り込まれる。処理モジュールが取得モジュールに結合され、選択されたマルチメディア・データ・ストリームから、代表的イメージおよび関連するテキスト説明が自動的に抽出され、処理モジュールは、ローカル・コンテンツ・データベースに各データ・ストリームを格納し、ローカル・コンテンツ索引にイメージおよび関連するテキスト説明を格納する。個人メディア警報モジュールは、消費者プロファイルに関連するキーワードを求めてローカル・コンテンツ索引および中央コンテンツ索引を探索し、キーワードのうちの少なくとも１つを含むデータ・ストリームのリストを集め、個人メディア警報モジュールは、電子装置に結合されたディスプレイ装置に対する、データ・ストリームのリストを含む警報を生成する。

図１は、マルチメディア・コンテンツのピアツーピア配布のためのシステム１００の特定の例示的実施形態のブロック図である。一般には、マルチメディア・コンテンツまたはマルチメディア・データ・ストリームは、オーディオ・データ、ビデオ・データ、テキスト・データ、またはそれらの任意の組合せを含むストリーム、信号、またはファイルを指すものとする。システム１００は、ネットワーク１０８に通信可能に結合することのできる電子装置１０２、１０６、および１０６を含む複数の電子装置を含む。電子装置１０２、１０４、および１０６は、ネットワーク１０８を介してマルチメディア・データ・ストリームを取り込み、配布するように適合することができる。例えば、電子装置１０２、１０４、および１０６は、コンピュータ、ピアツーピア機能を有するデジタル・ビデオ・レコーダ、セットトップ・ボックス、ゲーム・コンソール、またはマルチメディア・コンテンツを受信および格納し、ネットワーク１０８を介して他の電子装置とマルチメディア・コンテンツを共有するように適合された他の任意のタイプの装置を含むことができる。

特定の実施形態では、システム１００は、ダイレクト・サテライト・システム１１０、ケーブル・システム１１２、地上（放送）テレビジョン・システム１１４、他のコンテンツ・ソース１１６、電子番組ガイド１１８、インターネット・プロトコル・テレビジョン（ＩＰＴＶ）システム１２０、コンテンツ所有者１２２、サードパーティ・コンテンツ・リポジトリ１２４、およびネットワーク・メディア警報（ＮＭＡ）システム１２６を含むことができる。一般には、電子番組ガイド１１８は、チャネル、時間、タイトル、簡単な説明、番組レーティング、１つまたは複数の俳優名などを含む、特定の番組についての情報を含むことができる。コンテンツ・ソース１１６は、ウェブ・サイト、コンテンツ・プロバイダ、コンテンツ共有／ファイル交換ウェブ・サイトなどを含むことができる。

特定の実施形態では、電子装置１０２は、ダイレクト・サテライト・システム１１０、ケーブル・システム１１２、地上テレビジョン・システム１１４、別のコンテンツ・ソース１１６、またはそれらの任意の組合せから放送マルチメディア・データ・ストリームを受信するための第１インターフェースを含むことができる。さらに、電子装置１０２は、ネットワーク１０８を介してマルチメディア・データ・ストリームを受信することができ、ネットワーク１０８は、ローカル・エリア・ネットワーク、広域ネットワーク（インターネットなど）、ワイヤレス・ネットワーク、またはそれらの任意の組合せでよい。例えばＮａｔｉｏｎａｌ Ｔｅｌｅｖｉｓｉｏｎ Ｓｙｓｔｅｍ Ｃｏｍｍｉｔｔｅｅ（ＮＴＳＣ）標準フォーマット、インターネット・プロトコル（ＩＰ）フォーマット、またはｍｏｖｉｎｇ ｐｉｃｔｕｒｅｓ ｅｘｐｅｒｔ ｇｒｏｕｐ（ＭＰＥＧ）フォーマットなどの圧縮マルチメディア・フォーマットでマルチメディア・データ・ストリームを受信することができる。

例示的実施形態では、電子装置１０２は、ダイレクト・サテライト・システム１１０、ケーブル・システム１１２、地上テレビジョン・システム１１４、別のコンテンツ・ソース１１６、ＩＰＴＶシステム１２０、コンテンツ所有者１２２、サードパーティ・コンテンツ・リポジトリ１２４、またはそれらの任意の組合せからマルチメディア・データ・ストリームを選択的に取り込むように適合される。電子装置１０２は、現チャネル選択、ユーザ・プリファレンス、他の基準、またはそれらの任意の組合せに基づいて、どのマルチメディア・データ・ストリームを取り込むかを選択することができる。例えば、消費者は、消費者にとって関心のある主題に関係する１つまたは複数のキーワードを含むように電子装置１０２のローカル消費者プロファイルを構成することができる。電子装置１０２は、キーワードに関係するマルチメディア・データ・ストリームの部分を取り込むことができる。

さらに、電子装置１０２は、マルチメディア・コンテンツを処理して、複数の離散的データ・ストリームを生成し、その複数の離散的データ・ストリームをローカル記憶媒体に格納することができる。電子装置１０２は、各離散的データ・ストリーム内の情報を使用して、かつ／または各離散的データ・ストリームから情報を導出して、各離散的データ・ストリームのテキスト・ベースの説明を作成することができる。電子装置１０２は、テキスト・ベースの説明に基づいて各離散的データ・ストリームを分類することができ、消費者に対する個人メディア警報を生成して、マルチメディア・データ・ストリームの関連するセグメントを配信することができる。

さらに、電子装置１０２は、複数の離散的データ・ストリームのうちの１つまたは複数の離散的データ・ストリームを選択し、選択した各離散的データ・ストリームを、ネットワーク１０８を介して電子装置１０４および１０６などの他の電子装置から利用可能にすることができる。例えば、電子装置１０２は、マルチメディア・データ・ストリームから導出されたイメージおよび関連するテキスト・ベースの説明を含むネットワーク索引警報を生成し、利用可能なコンテンツの中央コンテンツ索引１２８をホストすることのできるＮＭＡシステム１２６にネットワーク索引警報を送信することができる。

周期的に、またはローカル・コンテンツの変化の検出時に、電子装置１０２は、そのローカル記憶媒体および中央索引に照会して、キーワードなどの消費者のローカル・プロファイル情報に関係する利用可能なマルチメディア・コンテンツのリストを含む、消費者に対するユーザ警報を作成することができる。消費者は、リストから特定のマルチメディア・データ・ストリームを選択することができ、電子装置１０２は、ローカル記憶媒体にアクセスし、またはＮＭＡシステム１２６（または電子装置１０４などの、選択したマルチメディア・データ・ストリームに関連する特定の電子装置）に対する電子支払を生成し、電子装置１０４の記憶媒体にアクセスし、要求されたマルチメディア・データ・ストリームを表示のために取り出すことができる。一般には、各電子装置１０２、１０４、および１０６は、それぞれの消費者プロファイルに基づいて、キーワードを求めて中央コンテンツ索引１２８を周期的に探索する（ポーリング）することができる。キーワードが中央コンテンツ索引１２８内のワードと合致したとき、電子装置は、関連する消費者にとって利用可能なコンテンツのユーザ選択可能リスト内に、イメージおよび関連するテキスト説明を含む警報を生成することができる。

特定の実施形態では、マルチメディアの取得および処理が中央ネットワークではなく電子装置で行われるとき、システム１００は、各コンテンツ・プロバイダからライセンスを取得することなくマルチメディア・コンテンツを提供することができる。ユーザの加入と共に、各電子装置１０２、１０４、および１０６にマルチメディア・コンテンツをローカルに格納することができる。さらに、元のコンテンツ・プロバイダと、ローカルにメディア・コンテンツを格納する消費者に対して支払を行うことを可能にすることによって、消費者が別のユーザの電子装置のローカル記憶媒体に格納されたマルチメディア・コンテンツを選択することを可能にするピアツーピア支払方式を使用して、ピアツーピア・ネットワーキングによって他のユーザとマルチメディア・コンテンツを共有することができる。

図２は、図１の電子装置１０２などの電子装置を含むマルチメディア・コンテンツのピアツーピア配布のためのシステム２００の特定の例示的実施形態のブロック図である。システム２００は電子装置１０２を含むことができ、電子装置１０２は、ネットワーク１０８を介して、例えば電子装置１０４と通信することができ、中央コンテンツ索引１２８を有するネットワーク・メディア警報（ＮＷＡ）システム１２６と通信することができる。電子装置１０２は、取得モジュール２０４、処理モジュール２０６、警報生成モジュール２０８、記憶媒体２１０、ピアツーピア・モジュール２１２、ローカル課金モジュール２１４、データ・ネットワーク・インターフェース２１６、ユーザ・インターフェース２１８、および入力インターフェース２２０を含むことができる。リモート・コントロール、キーボードなどのユーザ入力装置２２２に入力インターフェース２２０を通信可能に結合することができる。特定の実施形態では、記憶媒体２１０は、ユーザ・プリファレンス２２６、ローカル索引データ２２８、ローカル・メディア・データ２３０、および使用ログ２３２を含むことができる。

一般には、電子装置１０２は、ネットワーク・インターフェース２１６を介してマルチメディア・データ・ストリームを受信することができる。しかし、特定の実施形態では、電子装置１０２は、ケーブル・ネットワーク、サテライト・ネットワーク、公共エアウェーブなどの放送ネットワーク２３６を介してコンテンツ・ソース２３４からマルチメディア・データ・ストリームを受信するために、任意選択の放送ネットワーク・インターフェース２２４を含むことができる。別の特定の実施形態では、放送ネットワーク・インターフェース２２４は、ビデオ・カセット・レコーダ（ＶＣＲ）、デジタル・ビデオ・ディスク（ＤＶＤ）プレーヤ、ＭＰ３プレーヤ、携帯情報端末（ＰＤＡ）、または他の電子装置からマルチメディア・データ・ストリームを受信することができる。

動作の際に、受信されたマルチメディア・データ・ストリームが取得モジュール２０４に供給され、取得モジュール２０４は、マルチメディア・データ・ストリームの各部分を選択的に記録することができる。取得モジュール２０４は、マルチメディア・データ・ストリームのメタデータ内のキーワードに従ってマルチメディア・データ・ストリームの各部分を取得することができる。

処理モジュール２０６は、各記録済み部分を処理して、記録済み部分内のメタデータを抽出し、記録済み部分内のクローズド・キャプション情報を抽出するように適合される。メタデータは、例えば電子番組ガイドからのコンテンツの番組識別子、放送時間、および簡単な説明など、マルチメディア・データ・ストリームについての何らかの情報を含むことができる。任意選択で、処理モジュール２０６は、音声認識ツールを使用して、記録済み部分のコンテンツについての追加の情報を導出することができ、音声認識から導出したタイミング情報を使用して、クローズド・キャプショニング・コンテンツを、マルチメディア・データ・ストリームの音声特徴およびビデオと位置合せすることができる。処理モジュール２０６は、メタデータおよびクローズド・キャプション情報に基づいて、記録済み部分のテキスト説明を生成することができる。特定の実施形態では、処理モジュール２０６は、メタデータとテキスト説明を組み合わせ、代表的イメージおよび関連するテキスト説明を含むマルチメディア表現などの、メディアのページ／パラグラフ構造を作成することができる。ビデオ・フレームおよび１組の関連するクローズド・キャプショニングおよび／または音声認識テキストから各パラグラフを構成し、特定のシーン、人物、背景、またはそれらの任意の組合せを走査することなどによって消費者がコンテンツを非線形にブラウズすることが容易となる形でマルチメディア・データ・ストリームの記録済み部分を提示することができる。

警報生成モジュール２０８は、記憶媒体２１０上のユーザ・プリファレンス２２６にアクセスして、消費者のプロファイル中のキーワードを識別することができる。警報生成モジュール２０８は、注目のトピックに関するキーワードが記録済み部分内のコンテンツと合致する場合、警報を自動的に生成することができる。例えば、トピックに関するキーワードを、クローズド・キャプション・テキスト、音声認識モジュールからの文字化テキスト、および電子番組ガイド情報を含む他のメタデータと相関させることができる。警報生成モジュール２０８は、ユーザ・インターフェース２１８に個人メディア警報を供給することができ、ユーザ・インターフェース２１８は、テレビジョン・セット、コンピュータ・モニタ、液晶ディスプレイ画面、またはそれらの任意の組合せなどのディスプレイ（図示せず）を含むことができる。

さらに、警報生成モジュール２０８は、索引更新警報を生成し、ネットワーク・インターフェース２１６およびネットワーク１０８を介してネットワーク・メディア警報システム１２６に索引更新警報を送信することができる。索引更新警報は、消費者が共有することを望んでいる記録済み部分に関する、処理モジュール２０６によって作成されたページ／パラグラフ構造を含むことができる。例えば、消費者は、ニュース、天気などの特定のカテゴリに従ってコンテンツを共有するように電子装置１０２を構成することができる。特定の実施形態では、ユーザは、ニュース・ストーリーなどの特定の主題のみに関係するコンテンツを共有し、他のタイプの記録済みコンテンツを共有しないことを選ぶことができる。例えば、ユーザは、キーワード「火星上の生命」に関係するコンテンツのみを共有することを選ぶことができる。

各電子装置１０２、１０４、１０６（図１）は、取得モジュール、処理モジュール、および警報生成モジュールを含むことができる。さらに、こうした機能を別個の構成要素として示すが、こうした構成要素のそれぞれを、統合ソフトウェア・アプリケーション内のソフトウェアとして実装できることを理解されたい。

電子装置１０４などの他の電子装置は、中央コンテンツ索引１２８を介して、利用可能な記録済みコンテンツの通知を受けることができる。中央コンテンツ索引１２８のコンテンツが電子装置１０４の消費者のキーワードと合致したとき、電子装置１０４の警報生成モジュールは、利用可能なコンテンツに関する、関連する消費者に対する警報を生成することができる。電子装置１０４の消費者は、警報を介してコンテンツを選択し、ピアツーピア接続（点線２３８で示す）を確立し、電子装置１０２から利用可能なコンテンツにアクセスすることができる。特定の実施形態では、利用可能なコンテンツを求める要求をネットワーク・メディア警報システム１２６によって仲介することができ、ネットワーク・メディア警報システム１２６は、支払を集約して、個々の取引料金によるオーバヘッドを低減することができる。例えば、マイクロペイメントは、電子支払の課金に関連する取引コスト未満である支払量でよい。マルチメディア・ストリーム・コストが約＄０．０１であり、取引コストが＄０．２５である場合、マルチメディア・ストリーム・コストはマイクロペイメントであり、その量の支払のコストは、約＄０．２６となる。しかし、支払を集約することにより、単一の電子取引は、単一の取引料金で複数のマイクロペイメントを含むことができる。

代替実施形態では、各電子装置は、記録済み部分にアクセスする要求を記録することができる。例えば、電子装置１０２は、記憶媒体２１０の使用ログ２３２に、使用アクセス要求を、日付、時刻、支払量、電子支払、電子装置識別子、他の情報、またはそれらの任意の組合せを含めて記録することができる。ローカル課金モジュール２１４は、支払を集約し、所定の数のピアツーピア取引が完了したとき、使用ログ２３２からの記録済みのアクセス要求を含む単一の取引課金要求をネットワーク・メディア警報システム１２６に送信することができる。

図３は、図２に示される電子装置１０２の取得モジュール２０４の要素を含む、メディア・コンテンツを配布するシステムの第３の特定の例示的実施形態のブロック図である。取得モジュール２０４は、パーソナル・ビデオ・レコーダ（ＰＶＲ）モジュール３０２、データ・バッファ３０４、および制御論理機構３０６を含む。ＰＶＲモジュール３０２は、マルチメディア・データ・ストリームの少なくとも一部を取り込むように適合される。制御論理機構３０６は、記憶媒体２１０内に格納された消費者プロファイル情報（ユーザ・プリファレンスを含む）にアクセスし、キーワードと、デジタル・ビデオ・レコーダ（ＤＶＲ）スケジュール情報を含む消費者プロファイル情報とを取り出すように適合される。制御論理機構３０６は、ＰＶＲモジュール３０２を制御して、消費者によって構成されたスケジュール情報に関係するマルチメディア・データ・ストリームの部分、消費者のプロファイル中で与えられたキーワードに関係するマルチメディア・データ・ストリームの部分、またはそれらの任意の組合せを記録することができる。ＰＶＲモジュール３０２は、マルチメディア・データ・ストリームのメタデータを探索して、キーワードを検出することができる。キーワードが見つかったとき、ＰＶＲモジュール３０２は、処理モジュール２０６または記憶媒体２１０にマルチメディア・データ・ストリームの記録済み部分を供給する前に、マルチメディア・データ・ストリームの少なくとも一部をデータ・バッファ３０４に記録することができる。

特定の実施形態では、取得モジュールをＭｉｃｒｏｓｏｆｔ ＸＰ（登録商標）Ｍｅｄｉａ Ｃｅｎｔｅｒ Ｅｄｉｔｉｏｎ（ＭＣＥ）プラットフォーム上に構築することができる。ＭＣＥプラットフォームを備える電子装置は一般に、統合電子番組ガイド・サポートを用いて、テレビジョン放送などのマルチメディア・コンテンツの単一の記録または一連の記録をスケジューリングする機能を有するパーソナル・ビデオ・レコーダ（ＰＶＲ）システムである。ＭＣＥ装置は、デジタル・ビデオ・レコーダＭｉｃｒｏｓｏｆｔ（ＤＶＲ−ＭＳ）ファイル・フォーマットでテレビジョン・ショーを記録することができる。ＭＣＥ装置は、電子番組ガイド、クローズド・キャプショニング・テキスト、オーディオ・データを取り込むことができ、ビデオ・データを単一ファイルとして取り込むことができる。

図４は、図２に示される電子装置１０２の処理モジュール２０６の要素を含む、メディア・コンテンツを配布するシステムの第４の特定の例示的実施形態のブロック図である。処理モジュール２０６は、オーディオ抽出モジュール４０２、クローズド・キャプショニング抽出モジュール４０４、ビデオ抽出モジュール４０６、音声認識モジュール４０８、クローズド・キャプショニング位置合せモジュール４１０、正規化および名前実体抽出モジュール４１２、コンテンツ・ベースのサンプリング・モジュール４１４、メタデータ抽出モジュール４１６、話者境界検出モジュール４１８、コンテンツ構造生成モジュール４２０、およびオーディオ／ビデオ・トランスコーディング・モジュール４２２を含む。処理モジュール２０６を記憶媒体２１０に結合することができ、記憶媒体２１０は、ローカル索引データ２２８およびローカル・メディア・データ２３０を含むことができる。

動作の際に、処理モジュール２０６は、マルチメディア・ストリームを受け取る。マルチメディア・ストリームは、オーディオ抽出モジュール４０２、クローズド・キャプショニング抽出モジュール４０４、ビデオ抽出モジュール４０６、およびメタデータ抽出モジュール４１６に供給される。任意選択で、マルチメディア・ストリームをオーディオ／ビデオ・トランスコーディング・モジュール４２２に供給することができる。オーディオ抽出モジュール４０２は、マルチメディア・ストリームからオーディオ・データを抽出する。抽出後オーディオ・データを音声認識モジュール４０８に供給して、オーディオ・データを、マルチメディア・データ・ストリームのビデオと位置合せされるテキスト・データに変換することができる。抽出後オーディオ・データを話者境界検出モジュール４１８にも供給して、マルチメディア・ストリームのオーディオ情報に基づいて境界情報を生成することができる。

クローズド・キャプショニング抽出モジュール４０４は、マルチメディア・データ・ストリームからクローズド・キャプション・テキスト・データを抽出し、抽出後クローズド・キャプション・テキスト・データをクローズド・キャプショニング位置合せモジュール４１０ならびに正規化および名前実体抽出モジュール４１２に供給する。一般には、クローズド・キャプショニング情報は、番組についてのリッチ・コンテンツ情報を含む。抽出後クローズド・キャプショニング情報を使用して、テキスト探索を実施し、特定のビデオ・クリップを識別することができる。特定の実施形態では、ビデオ・ブラウジングおよび照会機能の品質に顕著に影響を及ぼす可能性がある、クローズド・キャプショニング情報がオーディオ・データに対して遅延するとき、音声認識モジュール４０８は、抽出後オーディオ・データに関するトランスクリプトを生成することができる。クローズド・キャプショニング位置合せモジュール４１０は、トランスクリプトからの正確なタイミング情報を使用して、より正確にクローズド・キャプショニング・トランスクリプションをオーディオ・データと位置合せすることできる。あるいは、並列テキスト位置合せアルゴリズムを使用して、番組の高品質オフライン・トランスクリプトをインポートし、位置合せすることもできる。正規化および名前実体抽出モジュール４１２は、Ａｓｓｏｃｉａｔｅｄ Ｐｒｅｓｓ（ＡＰ）ニュースワイヤ・データ、全国のメディア会社によって発行されたオンライン・ストーリー、他のソース、またはそれらの任意の組合せを含む複数のソースからトレーニングされた規則ベースの大文字化アルゴリズムを利用することができる。コンテンツを索引付けして提示するために、国名、個人名、場所、タイトルなどを含む名前付き実体をクローズド・キャプショニング・データから抽出することができる。

マルチメディア・ストリームはビデオ抽出モジュール４０６にも供給され、ビデオ抽出モジュール４０６は、ビデオ・データを抽出し、ビデオ・データをコンテンツ・ベースのサンプリング・モジュール４１４に供給することができる。サンプリング・モジュールは、ビデオ・データから個々のフレームを取り込み、それをコンテンツ構造生成モジュール４２０に供給することができる。一般には、コンテンツ・ベースのサンプリング・モジュール４１４は、マルチメディア・データ・ストリーム中の急激な遷移および漸進的遷移を検出し、マルチメディア・ストリームからの１組のフレームを保持し、ビデオ番組のコンパクトな表現を生成する。話者境界検出モジュール４１８からの話者境界情報、クローズド・キャプショニング位置合せモジュール４１０からのクローズド・キャプショニング情報、正規化および名前実体抽出モジュール４１２からのデータ、およびコンテンツ・ベースのサンプリング・モジュール４１４からのサンプリング後フレームをコンテンツ構造生成モジュール４２０に供給することができ、コンテンツ構造生成モジュール４２０は、情報を組み合わせてマルチメディア・ストリームのページ／パラグラフ構造を作成する。特定の実施形態では、各パラグラフは、フレームおよび関連する１組のクローズド・キャプショニング・テキストから構成される。このパラグラフ構造は、容易にブラウジングすることのできる形でマルチメディア・ストリームを表現する。次いで、ページ／パラグラフ構造を、メタデータ抽出モジュール４１６からの抽出後メタデータと共に記憶媒体２１０のローカル索引データ２２８に格納することができる。さらに、コンテンツ索引を他の電子装置と共有するために中央索引サーバにコピーすることができる。

高品質動画は、サンプリングされたビデオ・ストリームよりも多くの情報を伝達することができるが、ある場合に、ある装置上では、ビデオ再生はオプションではなく、またはプロセッサを過度に使用する可能性がある。したがって、処理モジュール２０６は、マルチメディア・データ・ストリームの記録済み部分を、標準解像度（ＳＤ）ｗｉｎｄｏｗｓ ｍｅｄｉａ ｖｉｄｅｏ（ＷＭＶ）（例えば２Ｍｂｐｓ／６４０×４８０／２９．９７フレーム／秒）、垂直ヘリカル走査（ＶＨＳ）ビデオ（例えば６００Ｋｂｐｓ／３２０×２４０／２９．９７ｆｐｓ）、低ビットレート（ＬＢ）ビデオ（１５０Ｋｂｐｓ／２２４×１６８／１５ｆｐｓ）などの１つまたは複数の代替フォーマットに（例えば、放送ビデオから他のフォーマットに）変換またはトランスコーディングするオーディオ／ビデオ・トランスコーディング・モジュール４２２を含むことができる。ローカル記憶媒体２１０にメディア・コンテンツを保存することができると共に、ローカル索引データ２２８を、図１の中央コンテンツ索引１２８などの中央コンテンツ索引に選択的にコピーすることができる。

図５は、メディア・コンテンツを受信する方法の特定の例示的実施形態の流れ図である。マルチメディア・データ・ストリームが電子装置でソースから受信される（ブロック５００）。電子装置は、マルチメディア・データ・ストリームがデジタルであるかどうかを判定する（ブロック５０２）。マルチメディア・データ・ストリームがデジタルではない場合、マルチメディア・データ・ストリームがデジタル化され、圧縮される（ブロック５０４）。マルチメディア・データ・ストリームがデジタル・フォーマットである場合、またはデジタル化され、圧縮されている場合、取得されたデータ・ストリームが処理され、マルチメディア・データ・ストリームが、ビデオ・データ・ストリーム、オーディオ・データ・ストリーム、テキスト・データ・ストリームなどの構成要素に分離される（ブロック５０６）。オーディオ・データ・ストリームからオーディオ特徴が抽出される（ブロック５０８）。ビデオ・データ・ストリームおよびオーディオ・データ・ストリームが処理され、離散的セグメントが識別される（ブロック５１０）。

離散的セグメントからコンテンツ情報が抽出される（ブロック５１２）。抽出されたコンテンツ情報が処理され、各離散的セグメントについてカテゴリおよびトピックが求められる（ブロック５１４）。離散的セグメントがローカル・コンテンツ・データベースに格納され、関連するカテゴリおよびトピック情報がローカル索引データベースに格納され、中央コンテンツ索引に選択的にコピーされる（ブロック５１６）。方法は５１８で終了する。

図６は、マルチメディア・データ・ストリームのコンテンツ階層の特定の例示的実施形態の例示的な図である。最低レベル６０２は連続的マルチメディア・データ・ストリームを含み、連続的マルチメディア・データ・ストリームは、オーディオ・データ、ビデオ・データ、およびテキスト・データを含む。オーディオ、ビデオ、およびテキストを分離して、線形情報検索を容易にすることができる。一般に、オーディオ、ビデオ、およびテキストが時間の点で同期される。コンテンツ・ソースまたはメディア・プロバイダによって提供されるクローズド・キャプショニング・データからテキスト・データを導出することができる。あるいは、自動音声認識エンジン（図４の音声認識モジュール４０８など）からテキストを導出することもできる。テキストがクローズド・キャプショニングから得られたものである場合、オーディオとテキストの間の時間位置合せを実施して、ビデオ・データに対してクローズド・キャプショニング・テキストをより良好に位置合せすることができる。

次のレベルでは、６０４で、メディア・データ・ストリームからコマーシャルを分離することができる。メディア・データ・ストリームの残りの部分はニュース６０６である。例えばニュース・アンカ６０８およびその他６１０を含む、異なる話者に基づいてニュースをセグメント化することができる。このステップでは、検出されたアンカを使用して、１組のストーリー境界を予備的に識別し、連続的テキストを別個のブロックのテキストに区分化またはセグメント化することができる。テキストのセグメントをグループ化して、より高いレベルの意味抽象化で離散的ニュース・ストーリー６１２およびニュースの紹介または概要６１４を定義することができる。さらに、各ニュース・ストーリーは、ストーリー自体、ストーリーに対するアンカの紹介、アンカと１人または複数の他のコメンテータとの間の議論、またはそれらの任意の組合せを含むことができる。抽出されたストーリー６１２および概要／紹介６１４を使用して、ニュース・セグメントを１つまたは複数の放送ニュース・カテゴリ６１６に分類するためにニュースの主題またはトピックを求めることができ、放送ニュース・カテゴリ６１６を使用して目次を作成することができる。ニュース概要６１４および放送ニュース・カテゴリ６１６を使用して、目次６１８を介するマルチメディア・コンテンツのコンテンツ・ベースのブラウジングおよび非線形情報検索を実現することができる。図２の電子装置１０２などの電子装置は、図２のローカル・コンテンツ索引２２８などのローカル・コンテンツ索引に目次６１８を格納することができる。電子装置１０２は、（図１および図２の）中央コンテンツ索引１２８を生成および更新して、利用可能なコンテンツを他の電子装置に通知することができる。さらに、電子装置１０２は、電子装置１０２に結合されるディスプレイ装置に対するパーソナル・メディア警報を生成することができる。

図７は、図２に示される警報生成モジュール２０８の要素を含む、メディア・コンテンツを配布するシステム７００の第５の特定の例示的実施形態のブロック図である。記憶媒体２１０および論理機構７０２に警報生成モジュール２０８を結合することができる。警報生成モジュール２０８は、メディア警報生成ユニット７０４、メディア・コンテンツ識別ユニット７０６、ネットワーク・ポーリング要求ユニット７０８、および索引変更検出ユニット７１０を含むことができる。記憶媒体２１０は、ユーザ・プリファレンス２２６、ローカル・コンテンツ索引データ２２８、およびローカル・メディア・データ２３０を含む。一般には、索引変更検出ユニット７１０は、ローカル・コンテンツ索引データ２２８の変更を監視する。変更が検出された場合、索引変更検出ユニット７１０は、メディア・コンテンツ識別ユニット７０６に通知し、メディア・コンテンツ識別ユニット７０６は、ユーザ・プリファレンス２２６にアクセスしてキーワードおよび他の消費者プロファイル・データを取り出し、取り出したキーワードをローカル・コンテンツ索引データ２２８内の新しい情報と比較する。キーワードがローカル・コンテンツ索引データと合致した場合、メディア・コンテンツ識別ユニット７０６は、メディア警報生成ユニット７０４に通知し、メディア警報生成ユニット７０４は警報を生成する。警報が論理機構７０２に供給され、論理機構７０２は、警報をユーザ・インターフェース２１８に提示する。さらに、論理機構７０２は、警報を中央コンテンツ索引１２８に向けて送ることができ、またはローカル・コンテンツ索引データ２２８に対する変更を中央コンテンツ索引１２８にコピーすることができる。ネットワーク・ポーリング要求ユニット７０８は、更新後索引情報を求めるネットワーク・メディア警報システム１２６からの要求を処理するように適合される。ネットワーク・ポーリング要求ユニット７０８は、索引変更検出ユニット７１０を活動化して、メディア警報生成を開始することができる。

特定の実施形態では、メディア・コンテンツ識別ユニット７０６は、１つまたは複数のキーワードに対する新しい合致すなわち更新後の合致を求めて、ローカル・コンテンツ索引データ２２８と中央コンテンツ索引１２８のどちらにも照会することができる。メディア警報生成ユニット７０４は、利用可能なメディア・コンテンツ（ローカルに格納されたものと、電子装置１０４などの他の電子装置上にリモートに格納されたものの両方）を示すために、ユーザ・インターフェース２１８に対する第１警報を生成することができる。メディア警報生成ユニット７０４はまた、ローカル・メディア・コンテンツから導出され、ローカル・コンテンツ索引データ２２８に格納されたページ／パラグラフ情報で中央コンテンツ索引１２８を更新するために、ネットワーク・メディア警報システム１２６に対する第２警報を生成することもできる。

一般には、消費者は、注目のトピックおよび関連するキーワードを消費者のプロファイル中で特定することができ、プロファイルをユーザ・プリファレンス２２６に格納することができる。消費者のプロファイル中の各トピックは、１つまたは複数のキーワードを含むことができ、利用可能な番組ソースの異なるサブセットを使用することができる。消費者の関心プロファイル内のトピックに関するキーワードが、トピックに関連する番組ソース内のコンテンツと合致するとき、警報生成モジュール２０８によって、より具体的にはメディア警報生成ユニット７０４によって警報を作成することができる。メディア・コンテンツ識別ユニット７０６は、トピックに関するキーワードをクローズド・キャプショニング・テキストと、音声認識されたオーディオ・セグメントと、限定はしないが電子番組ガイド情報を含む他のメタデータとに対して相関させることができる。特定の実施形態では、索引変更検出ユニット７１０は、１日の中の特定の所定の時間など、周期的に実行することができ、ローカル・コンテンツ索引データ２２８、中央コンテンツ索引（図１および図２の中央コンテンツ索引１２８など）をポーリングし、他の電子装置（図１の電子装置１０４および１０６など）をポーリングし、またはそれらの任意の組合せをポーリングし、記憶媒体２１０または他のピア装置から利用可能なマルチメディア・コンテンツのユーザ選択可能リストを含むメディア警報を生成する。

図８は、ピアツーピア・メディア配布の方法の特定の例示的実施形態の流れ図である。メディア警報生成モジュールが、ローカル索引内の新しいコンテンツを検出する（ブロック８００）。メディア警報生成モジュールは、消費者プロファイルのトピックに関するキーワードを比較して、検出した新しいコンテンツがキーワードに合致するときを判定する（ブロック８０２）。メディア警報生成モジュールは、合致があるときを識別する（ブロック８０４）。メディア警報生成モジュールが合致を識別する場合、新しいコンテンツに関して、ユーザ・プロファイルのキーワードに合致するコンテンツのリストを含むユーザに対して警報が生成される（ブロック８０６）。メディア警報生成モジュールが合致を識別することができない場合、メディア警報生成モジュールは、ローカル・コンテンツの更新後索引を生成する（ブロック８０８）。メディア警報生成モジュールは、ローカル・コンテンツの更新後索引を含む警報メッセージを生成する（ブロック８１０）。メディア警報生成モジュールは、ネットワークを介してリモート装置に警報メッセージを送信する（ブロック８１２）。特定の実施形態では、警報メッセージが図１のネットワーク・メディア警報システム１２６などの個人メディア警報システムに送信され、中央コンテンツ索引１２８が更新される。方法は８１４で終了する。

図９は、メディア・コンテンツを受信することに関する消費者プリファレンスまたはユーザ設定を構成するためのユーザ・インターフェースの特定の例示的実施形態の図である。ユーザ・インターフェース９００は設定領域９０２を含み、設定領域９０２は、例えばテキスト・フィールド９０４および９０６、プルダウン・メニュー９０８、９１０、９１２、およびボタン９１４および９１６を含むことができる。図示される例では、テキスト・フィールド９０４は、「宇宙」などのカテゴリ用語を含む。テキスト・フィールド９０６は、カテゴリ「宇宙」内の、消費者にとって関心のあるキーワードとして語句「火星上の生命」を含む。消費者は、プルダウン・メニュー９０８を使用して日付順のソートを選択している。消費者は、プルダウン・メニュー９１０を使用して、格納されたすべてのメディア・ストリームを他のピアと共有することを選んでいる。消費者は、プルダウン・メニュー９１２を使用して、記録されたマルチメディア・データ・ストリームをブロードバンド・フォーマットに変換することを選んでいる。消費者は、取消しボタン９１４を選択することによって選択を取り消すことができ、または保存ボタン９１６を選択することによって選択を保存することができる。消費者がこの選択を保存すると仮定すると、消費者の電子装置（例えばセットトップ・ボックス装置またはコンピュータでよい）は、「火星上の生命」に関係する、識別された主題を含むマルチメディア・コンテンツを取得し、ローカル・コンテンツ索引を中央コンテンツ索引にポストすることによって、取得したマルチメディア・コンテンツを共有する。

一般には、ユーザは、ウェブ・ブラウザ、リモート・コントロール・メニュー選択を使用して、または他のユーザ入力装置を介して構成インターフェース９００にアクセスすることができる。さらに、図示されるオプションは例示的なものにすぎない。消費者が消費者の情報検索体験をカスタマイズすることが可能となるように、任意の数のユーザ選択オプション、カテゴリ選択、テキスト・フィールドを提供することができる。例えば、プルダウン・メニュー９１０は、利用可能なメディア・コンテンツのリストを構成インターフェース９００に提供させ、ユーザが共有のための特定のメディア・コンテンツを選択することを可能にする「カスタム」オプションを含むことができる。さらに、プルダウン・メニュー９１２は、ダイヤルアップ・オプションまたは他のオプションを含むことができる。どのオプションが選択されるかに応じて、図２の処理モジュール２０６などの処理モジュールは、マルチメディア・データ・ストリームを圧縮することができる。

図１０は、メディア・コンテンツを受信するためのユーザ・インターフェースの第２の特定の例示的実施形態の図である。図示されるように、ユーザ・インターフェースは、記録されたマルチメディア・データ・ストリームから取られたフレーム１００４と、マルチメディア・データ・ストリームに埋め込まれたクローズド・キャプショニングおよびメタデータ情報から導出された関連テキスト１００６とを表示する選択可能要素１００２を含む。この例では、第１項目は、２００５年２月１７日木曜日のＴｏｄａｙ Ｓｈｏｗから取られたクリップでよく、「ＮＡＳＡの科学者が火星上の生命を発見した可能性がある」というテキストを含む。第２項目は、２００４年１２月２２日水曜日のＭｏｎｅｙｌｉｎｅ番組から取られたビデオ・クリップを含み、以下同様である。この例では、各選択がクリッカブル・リンク１００２を提供し、クリッカブル・リンク１００２は、特定のセグメントではなく、番組全体に対するユーザ選択可能リンク１００８を含む。

図１１は、メディア・コンテンツを配布する方法の第２の特定の例示的実施形態の流れ図である。複数の電子装置のうちの第１電子装置がマルチメディア・データ・ストリームを受信し、複数の電子装置はネットワークに応答し、マルチメディア・データ・ストリームは、オーディオ・データ、ビデオ・データ、およびテキスト・データを含む（ブロック１１００）。電子装置は、テキスト・データに少なくとも部分的に基づいて、マルチメディア・データ・ストリームのコンテンツ構造を自動的に求める（ブロック１１０２）。電子装置は、マルチメディア・データ・ストリームの少なくとも一部をローカル・メディア・データベースに格納し、関連するコンテンツ構造をローカル・コンテンツ索引に格納する（ブロック１１０４）。電子装置は、ネットワーク索引警報を生成し、ネットワークを介して、利用可能なメディア・コンテンツの中央コンテンツ索引を更新する（ブロック１１０６）。特定の実施形態では、ネットワーク索引警報は、その部分のビデオ・データに関連するイメージ、関連するコンテンツ構造、および固有識別子を含むことができる。

第１電子装置は、マルチメディア・データ・ストリームの選択された部分を求める要求を第２電子装置からネットワークを介して受信し、要求は、第２電子装置に関連する装置識別子および支払情報を含む（ブロック１１０８）。電子装置は、支払情報を検証する（ブロック１１１０）。支払情報が検証されたとき、電子装置は、選択された部分を第２電子装置に送信する（ブロック１１１２）。方法は１１１４で終了する。

図１２は、メディア・コンテンツを配布する方法の第３の特定の例示的実施形態の流れ図である。電子装置が、マルチメディア・データ・ストリームを受信する（ブロック１２００）。電子装置は、マルチメディア・データ・ストリームを１つまたは複数のデータ・ストリームおよび関連するデータ・コンテンツ構造に自動的にセグメント化する（ブロック１２０２）。電子装置は、１つまたは複数のデータ・ストリームのそれぞれについての関連するデータ・コンテンツ構造を自動的に変換し、代表的イメージおよびテキスト説明を含むマルチメディア表現を生成する（ブロック１２０４）。電子装置は１つまたは複数のデータ・ストリームを格納し、マルチメディア表現を格納する（ブロック１２０６）。電子装置の警報生成モジュールは、１つまたは複数のキーワードを求めてマルチメディア表現を探索する（ブロック１２０８）。マルチメディア表現が１つまたは複数のキーワードを含むとき、警報生成モジュールは、電子装置に結合されたディスプレイ装置に対するコンテンツ警報メッセージを生成する（ブロック１２１０）。方法は１２１２で終了する。

特定の実施形態では、メモリおよび１つまたは複数のリモート装置が探索され、１つまたは複数のキーワードのうちの少なくとも１つのキーワードに関する情報を含むデータ・ストリームが識別される。コンテンツ警報メッセージは、識別されたデータ・ストリームに関連するユーザ選択可能マルチメディア表現を含むことができる。

一般には、上述の方法を特定のシーケンスで提示したが、このシーケンスは例示のために提示されたものであり、この特定の方法をいくつかの代替シーケンスで実施することができることを理解されたい。

本明細書で開示されるシステムおよび方法と共に、電子装置が、ネットワークから受信されるマルチメディア・コンテンツを取得および格納するために提供される。電子装置は、代表的イメージおよび関連するテキスト説明を含む、格納されたマルチメディア・コンテンツのマルチメディア表現を自動的に生成することができ、ネットワークを介してマルチメディア表現を中央コンテンツ索引に供給することができる。中央コンテンツ索引は、ネットワーク上の他の電子装置からアクセス可能でよい。電子装置は、別の電子装置から、選択されたマルチメディア・データ・ストリームを求める要求を受信することができ、他の電子装置とピアツーピア接続を確立することができ、ピアツーピア接続を介して、他の電子装置に、選択されたマルチメディア・データ・ストリームをストリーミングすることができる。

図１３を参照すると、一般的コンピュータ・システムの例示的実施形態が示されており、１３００と指定されている。コンピュータ・システム１３００は、本明細書で開示される方法またはコンピュータ・ベースの機能のうちの任意の１つまたは複数をコンピュータ・システム１３００に実施させるように実行させることのできる１組の命令を含むことができる。コンピュータ・システム１３００は、スタンドアロン装置として動作することができ、または例えばネットワークを使用して、図１および図２に示されるシステムおよび電子装置などの他のコンピュータ・システムまたは周辺装置に接続することができる。

ネットワーク化された配置では、コンピュータ・システムは、サーバ・クライアント・ユーザ・ネットワーク環境内のサーバの役割で、またはクライアント・ユーザ・コンピュータとして動作することができ、あるいはピアツーピア（または分散型）ネットワーク環境内のピア・コンピュータ・システムとして動作することができる。パーソナル・コンピュータ（ＰＣ）、タブレットＰＣ、セットトップ・ボックス（ＳＴＢ）、携帯情報端末（ＰＤＡ）、モバイル装置、パームトップ・コンピュータ、ラップトップ・コンピュータ、デスクトップ・コンピュータ、通信装置、ワイヤレス電話、有線電話、制御システム、カメラ、スキャナ、ファクシミリ・マシン、プリンタ、ページャ、個人認証装置、ウェブ・アプライアンス、ネットワーク・ルータ、交換機またはブリッジ、あるいは、マシンが行うべき動作を指定する１組の命令を（順次に、あるいはその他の方式で）実行することのできる他の任意の装置などの様々な装置としてコンピュータ・システム１３００を実装し、または様々な装置にコンピュータ・システム１３００を組み込むことができる。特定の実施形態では、音声通信、ビデオ通信、またはデータ通信を実現する電子装置を使用してコンピュータ・システム１３００を実装することができる。さらに、単一のコンピュータ・システム１３００が示されるが、「システム」という用語は、１つまたは複数の組の命令を個々に、または一緒に実行して１つまたは複数のコンピュータ機能を実施するシステムまたはサブシステムの任意の集合を含むように理解することもできるものとする。

図１３に示されるように、コンピュータ・システム１３００は、プロセッサ１３０２、例えば中央演算処理装置（ＣＰＵ）、グラフィックス処理装置（ＧＰＵ）、またはその両方を含むことができる。さらに、コンピュータ・システム１３００は、バス１３０８を介して互いに通信することのできるメイン・メモリ１３０４および静的メモリ１３０６を含むことができる。図示されるように、コンピュータ・システム１３００は、液晶ディスプレイ（ＬＣＤ）、有機発光ダイオード（ＯＬＥＤ）、フラット・パネル・ディスプレイ、固体ディスプレイ、陰極線管（ＣＲＴ）などのビデオ・ディスプレイ・ユニット１３１０をさらに含むことができる。さらに、コンピュータ・システム１３００は、キーボードなどの入力装置１３１２と、マウスなどのカーソル制御装置１３１４とを含むことができる。コンピュータ・システム１３００はまた、ディスク・ドライブ・ユニット１３１６と、スピーカやリモート・コントロールなどの信号生成装置１３１８と、ネットワーク・インターフェース装置１３２０をも含むことができる。

特定の実施形態では、図１３に示されるように、ディスク・ドライブ・ユニット１３１６は、１つまたは複数の組の命令１３２４、例えばソフトウェアをその中に組み込むことのできるコンピュータ可読媒体１３２２を含むことができる。さらに、命令１３２４は、本明細書に記載の方法または論理機構のうちの１つまたは複数を実施することができる。特定の実施形態では、命令１３２４は、コンピュータ・システム１３００による実行中に、メイン・メモリ１３０４、静的メモリ１３０６、および／またはプロセッサ１３０２内に完全に、または少なくとも部分的に常駐することができる。メイン・メモリ１３０４およびプロセッサ１３０２もコンピュータ可読媒体を含むことができる。

代替実施形態では、特定用途向け集積回路、プログラマブル論理アレイ、および他のハードウェア装置などの専用ハードウェア実装を、本明細書に記載の方法のうちの１つまたは複数を実装するように構築することができる。様々な実施形態の装置およびシステムを含むことのできる応用例は概して、様々な電子システムおよびコンピュータ・システムを含むことができる。本明細書に記載の１つまたは複数の実施形態は、２つ以上の特定の相互接続されたハードウェア・モジュールまたは装置を使用する機能を、モジュール間で、またはモジュールを介して通信することのできる関連する制御信号およびデータ信号と共に実装することができ、あるいは特定用途向け集積回路の各部分として実装することができる。したがって、本システムは、ソフトウェア実装、ファームウェア実装、およびハードウェア実装を包含する。

本開示の様々な実施形態によれば、本明細書に記載の方法を、コンピュータ・システムで実行可能なソフトウェア・プログラムで実装することができる。さらに、例示的非限定的実施形態では、実装は、分散処理、コンポーネント／オブジェクト分散処理、および並列処理を含むことができる。あるいは、本明細書に記載の方法または機能のうちの１つまたは複数を実装するように仮想コンピュータ・システム処理を構築することもできる。

本開示は、命令１３２４を含み、または伝播信号に応答して命令１３２４を受信および実行するコンピュータ可読媒体を企図し、その結果、ネットワーク１３２６に接続された装置が、ネットワーク１３２６を介して音声、ビデオ、またはデータを通信することができる。さらに、ネットワーク１３２６を介してネットワーク・インターフェース装置１３２０経由で命令１３２４を送信または受信することができる。

コンピュータ可読媒体を単一の媒体であるように示すが、「コンピュータ可読媒体」は、集中型または分散型データベース、ならびに／あるいは１つまたは複数の組の命令を格納する、関連するキャッシュおよびサーバなどの単一の媒体または複数の媒体を含む。「コンピュータ可読媒体」という用語はまた、プロセッサで実行される１組の命令、あるいは本明細書で開示される方法または動作のうちの任意の１つまたは複数をコンピュータ・システムに実施させる１組の命令を格納、符号化、または搬送することのできる任意の媒体をも含むものとする。

特定の非限定的例示的実施形態では、コンピュータ可読媒体は、１つまたは複数の不揮発性読取り専用メモリを収容するメモリ・カードまたは他のパッケージなどの固体メモリを含むことができる。さらに、コンピュータ可読媒体は、ランダム・アクセス・メモリ、または他の揮発性再書込み可能メモリでよい。さらに、コンピュータ可読媒体は、伝送媒体を介して通信された信号などの搬送波信号を取り込むための、ディスクまたはテープまたは他の記憶装置などの光磁気媒体または光媒体を含むことができる。Ｅメールまたは他の独立情報アーカイブまたはアーカイブの組に対するデジタル・ファイル添付を、有形記憶媒体と同等の配布媒体とみなすことができる。したがって、開示は、データまたは命令を格納することのできるコンピュータ可読媒体または配布媒体ならびに他の均等物および後継媒体のうちの１つまたは複数を含むとみなされる。

本明細書は、特定の標準およびプロトコルを参照して、特定の実施形態として実装することのできる構成要素および機能を説明するが、本発明はそのような標準およびプロトコルに限定されない。例えば、インターネットおよび他のパケット交換ネットワーク伝送（例えばＴＣＰ／ＩＰ、ＵＤＰ／ＩＰ、ＨＴＭＬ、ＨＴＴＰ）に関する標準は、現況技術の例を表す。そのような標準は周期的に、本質的に同一の機能を有する、より高速または効率的な均等物に取って代わられる。したがって、本明細書で開示されるのと同一または類似の機能を有する後継の標準およびプロトコルは、本明細書で開示される標準およびプロトコルの均等物とみなされる。

本明細書に記載の実施形態の図は、様々な実施形態の構造の一般的な理解を与えることが意図される。図が、本明細書に記載の構造または方法を利用する機器およびシステムの要素および機能のすべての完全な説明としての役割を果たすことは意図されない。開示を検討するときに、多数の他の実施形態を当業者は理解することができる。開示から他の実施形態を利用および導出することができ、それによって、開示の範囲から逸脱することなく構造的および論理的な置換および変更を行うことができる。さらに、図は、代表的なものにすぎず、原寸に比例していない可能性がある。図中のある部分が誇張される可能性があり、他の部分が最小限に抑えられる可能性がある。したがって、開示および図は、限定的なものでなく、例示的なものとみなされるべきである。

本明細書では、便宜上、本願の範囲を何らかの特定の発明または発明の概念に自発的に限定することを意図することなく、開示の１つまたは複数の実施形態が、個々に、かつ／または集合的に「発明」という用語で参照される可能性がある。さらに、本明細書で特定の実施形態を図示し、説明したが、図示した特定の実施形態の代わりに、同一または類似の目的を達成するように設計された任意の後続の構成を使用できることを理解されたい。本開示は、様々な実施形態の任意かつすべての後続の適合または変形を包含するものとする。上記の実施形態の組合せ、本明細書に具体的には説明されていない他の実施形態が、説明を検討する際に当業者には明らかとなるであろう。

要約書が、３７ Ｃ．Ｆ．Ｒ．§１．７２（ｂ）に準拠するように与えられ、特許請求の範囲の範囲および意味を解釈または限定するためには使用されないという理解と共に提示される。さらに、上記の詳細な説明では、開示を簡潔にするために、様々な特徴が、互いにグループ化され、または単一の実施形態で説明される可能性がある。本開示は、特許請求される実施形態が各請求項で明白に記載されるものよりも多くの特徴を必要とするという意図を反映するものと解釈されるべきではない。むしろ、以下の特許請求の範囲が反映するように、本発明の主題は、開示される実施形態のいずれかの特徴のすべてに満たないものを対象とすることができる。したがって、以下の特許請求の範囲は、詳細な説明に組み込まれ、各請求項は、特許請求される主題を別々に定義するものとして自立する。

上記で開示される主題は、限定的なものとしてではなく、例示的なものとして解釈されるべきであり、添付の特許請求の範囲は、本発明の真の精神および範囲に含まれるすべての修正形態、機能強化、および他の実施形態を包含するものとする。したがって、法律によって許される最大の範囲で、以下の特許請求の範囲およびその均等物の許される最も広い解釈によって本発明の範囲が決定されるべきであり、上記の詳細な説明によって制限または限定されないものとする。

Claims (30)

1. ネットワークに応答する複数の電子装置のうちの第１電子装置でオーディオ・データ、ビデオ・データ、およびテキスト・データを含むマルチメディア・データ・ストリームを受信するステップと、
   前記テキスト・データに少なくとも部分的に基づいて、前記マルチメディア・データ・ストリームのコンテンツ構造を自動的に求めるステップと、
   前記マルチメディア・データ・ストリームの少なくとも一部をローカル・メディア・データベースに格納し、関連するコンテンツ構造をローカル・コンテンツ索引に格納するステップと、
   ネットワーク索引警報を生成して、利用可能なメディア・コンテンツの中央コンテンツ索引を前記ネットワークを介して更新するステップと
   を含む方法。
2. 前記ネットワーク索引警報が、前記ビデオ・データに関するイメージ、前記関連するコンテンツ構造、および固有識別子を含む請求項１に記載の方法。
3. 前記マルチメディア・データ・ストリームの選択された部分を求める、前記複数の電子装置の第２電子装置からの要求を前記第１電子装置で受信するステップであって、前記要求が、前記第２電子装置に関連する装置識別子と、支払情報とを含むステップと、
   前記支払情報を検証するステップと、
   前記支払情報が検証されたとき、前記選択された部分を前記第２電子装置にストリーミングするステップと
   をさらに含む請求項１に記載の方法。
4. 前記装置識別子および前記支払情報を含むログ・エントリを、前記メモリの使用ログに格納するステップをさらに含む請求項３に記載の方法。
5. 前記支払情報に基づいて、前記第２電子装置に関連する口座に対する電子的借方を自動的に生成するステップと、
   コンテンツ所有者に関連する口座に対する電子的貸方を自動的に生成するステップと
   をさらに含む請求項４に記載の方法。
6. 前記コンテンツ構造に基づいて、前記マルチメディア・データ・ストリームを１つまたは複数のマルチメディア・セグメントにセグメント化するステップであって、各マルチメディア・セグメントが前記マルチメディア・データ・ストリームの少なくとも一部を含むステップと、
   前記１つまたは複数のマルチメディア・セグメントの各セグメントについて、コンテンツ索引情報を生成するステップであって、前記コンテンツ索引情報が、固有識別子、前記マルチメディア・セグメントに関するイメージ、およびテキスト説明を含むステップと
   をさらに含む請求項１に記載の方法。
7. 前記第１電子装置に関連する消費者プロファイルからの１つまたは複数のキーワードを使用して、前記第１電子装置の前記ローカル・コンテンツ索引および前記中央コンテンツ索引を自動的に探索するステップと、
   前記１つまたは複数のキーワードのうちの少なくとも１つのキーワードが見つかったとき、前記第１電子装置に結合されたディスプレイ装置に個人メディア警報を自動的に送信するステップと
   をさらに含む請求項１に記載の方法。
8. 前記個人メディア警報が、前記１つまたは複数のキーワードのうちの少なくとも１つのキーワードに合致する、利用可能なメディア・コンテンツのユーザ選択可能リストを含み、前記ユーザ選択可能リスト中の各要素が、前記マルチメディア・データ・ストリームの前記部分の前記ビデオ・データに関するイメージと、前記関連するコンテンツ構造と、前記固有識別子とを含む請求項７に記載の方法。
9. 消費者が、第３電子装置に関連するユーザ選択可能リスト中のリスト要素を選択する請求項８に記載の方法。
10. 選択したリスト要素を求める要求を前記第３電子装置に送信するステップであって、前記要求が、前記第１電子装置に関連する装置識別子と、前記選択したリスト要素に関連する固有識別子と、支払情報とを含むステップと、
    前記選択したリスト要素に関するマルチメディア・ストリームを前記第３電子装置から受信するステップと
    をさらに含む請求項９に記載の方法。
11. 前記テキスト・データが、前記マルチメディア・データ・ストリーム内のクローズド・キャプション・テキストを含む請求項１に記載の方法。
12. 音声認識モジュールを使用して、前記オーディオ・データからテキスト・トランスクリプトを生成するステップであって、前記テキスト・トランスクリプトがタイミング情報を含むステップと、
    前記マルチメディア・データ・ストリームから前記テキスト・データを抽出するステップと、
    前記テキスト・データを前記タイミング情報と同期するステップと
    をさらに含む請求項１に記載の方法。
13. ネットワークに応答するネットワーク・インターフェースと、
    前記ネットワーク・インターフェースに結合され、選択されたマルチメディア・データ・ストリームを取り込む取得モジュールと、
    前記取得モジュールに結合され、前記選択されたマルチメディア・データ・ストリームから、代表的イメージおよび関連するテキスト説明を自動的に抽出する処理モジュールであって、ローカル・コンテンツ・データベースに各データ・ストリームを格納し、ローカル・コンテンツ索引に前記イメージおよび前記関連するテキスト説明を格納する処理モジュールと、
    消費者プロファイルに関連するキーワードを求めて前記ローカル・コンテンツ索引および中央コンテンツ索引を探索し、前記キーワードのうちの少なくとも１つを含むデータ・ストリームのリストを集める個人メディア警報モジュールであって、前記電子装置に結合されたディスプレイ装置に、データ・ストリームの前記リストを含む警報を送信する個人メディア警報モジュールと
    を備える電子装置。
14. 前記個人メディア警報モジュールが、前記メモリの前記ローカル・コンテンツ索引の変化を検出し、中央コンテンツ索引に対して前記ネットワークを介してコンテンツ索引更新を生成するように構成され、前記コンテンツ索引更新が、前記イメージおよび前記関連するテキスト説明を含む請求項１３に記載の電子装置。
15. 特定のデータ・ストリームを求める要求を第２電子装置から受信するピアツーピア・モジュールをさらに備え、前記要求が、前記特定のデータ・ストリームに関連する固有識別子と、前記第２電子装置に関連する装置識別子と、電子支払とを含み、前記ピアツーピア・モジュールが、前記第２電子装置に前記ネットワークを介して前記特定のデータ・ストリームをストリーミングする請求項１３に記載の電子装置。
16. 前記要求を前記メモリ内の使用ログに記録するローカル課金モジュールをさらに備え、前記ローカル課金モジュールが、前記電子支払を受信し、前記電子支払の一部を前記特定のデータ・ストリームの所有者に向けて送る請求項１５に記載の電子装置。
17. 前記所有者が、前記特定のデータ・ストリームの著作権所有者を含む請求項１６に記載の電子装置。
18. 前記取得モジュールに結合され、所有ネットワークに応答して放送マルチメディア・データ・ストリームを受信し、前記取得モジュールに前記放送マルチメディア・データ・ストリームを供給する第２ネットワーク・インターフェースをさらに備える請求項１３に記載の電子装置。
19. 入力インターフェースと、
    消費者にとって関心のある主題に関する１つまたは複数のキーワードを含むように前記消費者プロファイルを構成する入力装置と
    をさらに備える請求項１３に記載の電子装置。
20. メディア・コンテンツを配布する方法であって、
    第１顧客の電子装置でマルチメディア・データ・ストリームを受信するステップと、
    前記マルチメディア・データ・ストリームを１つまたは複数のデータ・セグメントに自動的にセグメント化し、データ・コンテンツ構造を各セグメントと関連付けるステップと、
    前記１つまたは複数のデータ・セグメントのそれぞれに関連付けられた前記データ・コンテンツ構造を、代表的イメージおよびテキスト説明を含むマルチメディア表現に自動的に変換するステップと、
    前記電子装置のメモリに前記１つまたは複数のデータ・セグメントおよび前記マルチメディア表現を格納するステップと
    を含む方法。
21. １つまたは複数のキーワードを求めて前記メモリ内の前記マルチメディア表現を探索するステップと、
    前記マルチメディア表現が前記１つまたは複数のキーワードのうちの少なくとも１つを含むとき、ユーザに対するコンテンツ警報メッセージを生成するステップと
    をさらに含む請求項２０に記載の方法。
22. テキスト説明を探索するステップをさらに含み、前記テキスト説明を探索するステップが、
    前記メモリを探索し、ネットワークを介して１つまたは複数のリモート装置を探索し、前記１つまたは複数のキーワードのうちの少なくとも１つのキーワードに関する情報を含むデータ・セグメントを識別するステップを含み、
    前記コンテンツ警報メッセージが、識別したデータ・セグメントに関連するユーザ選択可能マルチメディア表現を含む請求項２１に記載の方法。
23. 前記コンテンツ警報メッセージが、少なくとも１つのマルチメディア表現を有するリストを含み、前記リストが、前記少なくとも１つのマルチメディア表現に関連するダウンロード日付に従って編成される請求項２１に記載の方法。
24. 前記１つまたは複数のデータ・セグメントのうちの選択されたデータ・セグメントにアクセスする要求をリモート装置から受信するステップであって、前記要求が、前記選択されたデータ・セグメントに関する識別子と、前記リモート装置に関連する装置識別子と、電子支払情報とを含むステップと、
    前記選択されたデータ・セグメントを前記リモート装置にピアツーピア・モジュールを介してストリーミングするステップと
    をさらに含む請求項２０に記載の方法。
25. 前記リモート装置が、第２消費者に関連する電子装置を含む請求項２４に記載の方法。
26. 第１消費者の電子装置のマルチメディア・データ・セグメントを第２消費者のリモート電子装置と共有するプロセッサ可読命令を実施するプロセッサ可読媒体であって、前記プロセッサ可読命令が、
    マルチメディア・データ・ストリームを１つまたは複数のデータ・セグメントにセグメント化する命令と、
    前記１つまたは複数のデータ・セグメントのそれぞれに関連するテキスト説明を自動的に生成する命令と、
    前記１つまたは複数のデータ・セグメントのそれぞれに関連するテキスト説明を、代表的イメージおよびテキスト説明を含むマルチメディア表現に変換する命令と、
    中央コンテンツ索引と前記マルチメディア表現を共有する命令と
    を含むプロセッサ可読媒体。
27. 前記プロセッサ可読命令が、前記マルチメディア表現が前記消費者のプロファイルと関連する１組のキーワードのうちの少なくとも１つのキーワードを含むときに、前記第１消費者に対する個人メディア警報を生成する命令をさらに含む請求項２６に記載のプロセッサ可読媒体。
28. 前記プロセッサ可読命令が、前記中央コンテンツ索引に対するネットワーク索引更新を生成する命令をさらに含む請求項２６に記載のプロセッサ可読媒体。
29. 前記プロセッサ可読命令が、
    リモート装置から電子支払情報を受信する命令と、
    前記１つまたは複数のデータ・セグメントのうちの特定のデータ・セグメントを前記リモート装置にストリーミングする命令と
    をさらに含む請求項２６に記載のプロセッサ可読媒体。
30. 所定の数のマイクロペイメントが受信された後に、電子支払情報を集約し、電子支払を実行する命令と、
    マイクロペイメントの一部を使用して前記特定のデータ・ストリームのコンテンツ所有者に補償する命令と
    をさらに含む請求項２９に記載のプロセッサ可読媒体。

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