JP2010233534A - Sinker for fishing - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は釣糸に取付けられる釣り用錘に関する。 The present invention relates to a fishing weight attached to a fishing line.
現在、釣り用錘の材質には鉛又は鉛合金が多く用いられている。割れ目が形成された小さな錘(0.5〜3.0g)は、通称「かみつぶし」とも呼ばれる。錘は鉛の性質を利用して割れ目を噛み潰し、釣糸に圧着固定される。しかし、一度取付ければ交換が難しい一方で、固定した錘がスリップする問題も抱えていた。そこで、この問題を解決する発明がいくつか提案されている(例えば特許文献1)。 Currently, lead or lead alloys are often used as materials for fishing weights. A small weight (0.5 to 3.0 g) in which a crack is formed is also called “crushing”. The weight bites the crack using the property of lead and is fixed to the fishing line by pressure. However, once installed, it was difficult to replace, but the fixed weight slipped. Thus, several inventions that solve this problem have been proposed (for example, Patent Document 1).
しかし、特許文献1の発明は、「円形、楕円形、波形のかみつぶしおもりに、生ゴム及び合成ゴム被膜を塗布した構造をもつ、魚釣用被膜つきかみつぶしおもり」であり、次のような問題があった。もともと噛み潰して使用される錘であることから、軟らかい鉛又は鉛合金が使用されている。磯釣り等の投入時に、ラインが慣性の法則により錘本体の割れ目から飛び出す虞があった。さらに、岩等に当たった際に、軟らかい材質でできた錘が、衝撃で変形し脱落してしまう問題もあった。
However, the invention of
一方、3.0gを越える錘では、鉛の開閉が硬くなるため中通しタイプになるが、そうすると、錘の交換は釣糸を切らねばならなかった。こうしたことから、例えば図9のような対策品が開発されている。ゴムパイプ92と錘本体91との組み合わせ品で、予めゴムパイプ92を釣糸に通しておけば、錘本体91にはスリット91bが形成されており自由に交換できる中通しタイプの発明品である。
しかるに、この錘本体は使用中に脱落し易かった。ゴムパイプ92は円筒形状になっているため、筒外径を小さくする圧縮変形が困難で、必然的にゴムパイプ92を錘本体91に挿着しても抜け落ち易かった。岩などに当たってゴムパイプ92が抜け落ちると、錘本体91はスリット91bを通ってラインから脱落した。さらに、鉛で造られた錘本体91が岩などに当たって潰されると、鉛本体に設けていた透孔91aも潰されて小さくなり、ゴムパイプ92が入らなくなるトラブルもあった。
また、今日までラインに後づけ固定と後づけ遊動とを簡便に取替えられる錘は見あたらなかった。
On the other hand, when the weight exceeds 3.0 g, the lead opening and closing becomes stiff, so it becomes a hollow-through type. In this case, the weight must be replaced by cutting the fishing line. For this reason, for example, a countermeasure product as shown in FIG. 9 has been developed. A combination of a
However, the weight body was easily dropped during use. Since the
In addition, to date, no weight has been found that can be easily switched between retrofitting and retrofitting on the line.
本発明は上記課題を解決するもので、岩などに強く当たっても脱落することがなく、また取替交換が楽で、さらにラインに後づけ固定のみならず後づけ遊動が可能な釣り用錘を提供することを目的とする。 The present invention solves the above-mentioned problems, and is a fishing weight that does not fall off even if it hits against rocks and the like, is easy to replace and replace, and can be mounted not only on the line but also on the back. The purpose is to provide.
上記目的を達成すべく、請求項1に記載の発明の要旨は、中心に筒孔を有する筒状体に、その外周面から該筒孔に至る割り溝を形成した金属製コア錘体と、樹脂製又はゴム製の軸状体で、その主部の軸外径が前記筒孔の孔径よりも大きくして且つ該主部の軸方向全域で、主部外周面から半径方向に切欠溝が該主部の軸心を越えた深い地点まで設けられ、主部外周面を押圧して該切欠溝の対向壁面同士を弾性変形で近接又は当接させ、該主部の軸外径を小さくすることにより前記筒孔に該主部を挿入できるようにし、且つ挿入された主部の弾性復元力によりコア錘体に係止される軸部材と、を具備し、さらに該コア錘体に係止される該軸部材の切欠溝の溝底部分に空所が形成されることを特徴とする釣り用錘にある。
請求項2の発明たる釣り用錘は、請求項1で、鉛製又は鉛合金製の球状体に貫通孔を形成し、球状面から該貫通孔に至る割れ目を設けた主錘体をさらに具備し、前記コア錘体に該主錘体よりも硬い金属材料を用いて、且つ該割れ目と前記割り溝とを合わせるようにして、該貫通孔に前記コア錘体を挿入し、該主錘体に前記コア錘体が固着一体化されることを特徴とする。請求項3の発明たる釣り用錘は、請求項1又は2で、つまみ用補助部が、前記主部に延設され且つその軸径を前記主部よりも大きくして、該主部の前記筒孔への挿入により前記コア錘体外に配されるようにしたことを特徴とする。請求項4の発明たる釣り用錘は、請求項3で、主部の外周面に複数の突条部分が間隔をあけて周回形成されることを特徴とする。
In order to achieve the above object, the gist of the invention described in
A fishing weight according to a second aspect of the present invention is the fishing weight according to the first aspect, further comprising a main weight body in which a through hole is formed in a spherical body made of lead or lead alloy, and a crack extending from the spherical surface to the through hole is provided. A metal material harder than the main weight body is used for the core weight body, and the core weight body is inserted into the through-hole so that the crack and the split groove are aligned with each other. The core weight body is fixedly integrated with each other. A fishing weight according to a third aspect of the present invention is the fishing weight according to the first or second aspect, wherein the knob auxiliary portion is extended to the main portion and has an axial diameter larger than that of the main portion. It is characterized by being arranged outside the core weight body by insertion into a cylindrical hole. A fishing weight according to a fourth aspect of the present invention is the fishing weight according to the third aspect, characterized in that a plurality of protrusion portions are formed around the outer peripheral surface of the main portion at intervals.
本発明の釣り用錘は、ラインへの取付けに後づけ固定や後づけ遊動の選択が自由で、しかもそれがいとも簡単に行え、さらに岩などに強く当たって衝撃を受けた場合にも脱落することがないなど多大な効を奏する。 The fishing weight according to the present invention can be freely selected for retrofitting and free-moving for mounting on the line, and can be easily performed. Moreover, the fishing weight can be dropped even if it hits against rocks and receives an impact. It has a great effect such as not having anything.
以下、本発明に係る釣り用錘について詳述する。
(1)実施形態1
図1〜図6は本発明の釣り用錘の一形態で、図1がその全体斜視図、図2(イ)がラインへの後づけ遊動の取付け斜視図、図2(ロ)が後づけ固定の取付け斜視図、図3(イ,ロ)が錘本体の平面図,正面図、図3(ハ,ニ)が軸部材の平面図,正面図、図4(イ)が図2(ロ)の横断面図で、図4(ロ)が図2(イ)の横断面図、図5が図2(イ)の正面図である。図6は他態様の軸部材の正面図と右側面図である。
Hereinafter, the fishing weight according to the present invention will be described in detail.
(1)
1 to 6 show one embodiment of the fishing weight according to the present invention. FIG. 1 is a perspective view of the whole, FIG. 3 (b) is a plan view of the weight body, front view, FIG. 3 (c) is a plan view, front view of the shaft member, and FIG. 4 (b) is FIG. 2 (b). 4 (b) is a cross-sectional view of FIG. 2 (a), and FIG. 5 is a front view of FIG. 2 (a). FIG. 6 is a front view and a right side view of a shaft member according to another embodiment.
釣り用錘は、錘本体Aと軸部材2との別体構成品の組合せ品で、該錘本体はコア錘体1と主錘体3の複合一体品である。総重量が、例えば3gを越える重量のある釣り用錘に適用される。
コア錘体1は、中心に筒孔10を有する筒状体11に、筒長全域に亘って、その外周面14から筒孔10に至る割り溝12を形成した金属製部品である。コア錘体1は主錘体3よりも硬い金属材料を用いた金属加工品とする。例えば、ステンレス鋼,真鍮等の金属を使用した円筒体に、その外周面14から半径方向に釣糸取付け用の割り溝12が設けられる。割り溝12を設けることによって、コア錘体1は図3(イ)のような平面視略C字状になる。本実施形態のコア錘体1は、その材質に真鍮を用いる。「ブリネル硬さ」の指標によれば、鉛が5〜6に対し真鍮は45〜70であり、コア錘体1は主錘体3に用いられる鉛に比べ高い硬さを有する。図3(イ),(ロ)のごとく両端面15の筒孔側の筒内壁13から筒外壁14側にかけて円弧断面のアール状丸みを付ける。コア錘体1の筒孔径D2は後述する軸部材2の主部2a外径D1よりも小さく設定される。コア錘体1の縦長さは主錘体3の縦長さにほぼ等しいが、ここではコア錘体1の方を少し長くする。
The fishing weight is a combined product of separate components of the weight body A and the
The
主錘体3は、比重の大きい鉛製(又は鉛合金製)の球状体に貫通孔30が形成され、球状面31から該貫通孔に至る割れ目32を形成した錘本体Aの主要部分である。
本実施形態の主錘体3は、鉛製(又は鉛と錫等との合金製)球体に、その球体の球心を通る貫通孔30が形成され、球面31に貫通孔30が現れる部分をカットして図3のような平らな端面35を形成する。貫通孔30の孔径はコア錘体1の筒外径に略等しい。貫通孔30を有する端面形成の球状体に、その外周面31から半径方向に釣糸取付け用の割れ目32が設けられる。割れ目32の幅は前記割り溝12の幅に略一致する。割れ目32と割り溝12とを合わせるようにして、貫通孔30にコア錘体1を挿入,挿着し、主錘体3にコア錘体1が固着一体化される(図3のイ,ロ)。例えば、貫通孔30にコア錘体1を挿入する前に、主錘体3の貫通孔30を形成する孔壁34又はコア錘体1の筒外壁14に接着剤4を塗布した後、割れ目32と割り溝12を合わせて貫通孔30にコア錘体1を挿入し、主錘体3にコア錘体1が固着一体化される。両者の一体化で、コア錘体1と主錘体3の複合一体品たる錘本体Aが完成する。本実施形態はコア錘体1の縦長さを主錘体3の縦長さよりも少し長く設定しているので、主錘体3の両端面15からコア錘体1の端面15が若干突出する。錘本体Aのうち、主錘体3が比重の大きい鉛製又は鉛合金製で重量的に重く、また容積もあり、錘としての役割を担う主要部分になる。
The
In the
軸部材2は樹脂製又はゴム製の軸状体で、その主部2aの軸外径D1をコア錘体1の筒孔10の孔径D2よりも大きくして、且つ該主部の軸方向全域で、主部外周面21から半径方向に切欠溝20を設ける(図3)。切欠溝20を設ける前の軸部材2はその軸心CTを中心とする軸対称品である。切欠溝20は溝幅Wを一定にして、主部2a(前記軸状体)の軸心CTよりも深い地点まで設けられる。軸部材2の軸状主部2aに設ける切欠溝20の主部外周面21からの深さLは、該主部の半径よりも大きくする。また、切欠溝20の溝幅Wは割れ目32の幅,割り溝12の溝幅に比べて大きくする(図1,図3)。そして、軸部材2は主部外周面21を押圧して切欠溝20の対向壁面同士23,23を弾性変形で近接又は当接させ、主部2aの軸外径を小さくすることにより筒孔10に主部2aを挿入できるようにする。さらに、筒孔10に挿入された主部2aが、前記押圧の解除に伴い、弾性復元力でコア錘体1に係止される構成とする。主部外周面21を押圧して切欠溝20の対向壁面同士23,23を弾性変形で近接又は当接させて主部2aの軸外径を小さくし、筒孔10に該主部を挿入可能とし、挿入を終えた主部2aへの押圧解除で、弾性復元力により主部2aがコア錘体1に係止される。主部2aの当初の軸外径D1は筒孔径D2よりも大きいが、切欠溝20を主部2a(ここでは軸部材2)の軸心CTを越えた深い地点まで切り欠いている。そのため、一定の溝幅Wを有する切欠溝20の対向壁面同士23,23を弾性変形で近接又は当接させると、主部2aの軸外径D1は当初より溝幅分だけ小さくなって、筒孔径D2よりも小さくでき、筒孔10に主部2aが挿入可能になる。手を使った押圧で溝口部分20bを閉じれば、横断面形状で見ると、切欠溝20の対向壁23を形成する部分が近接又は当接して全体が小さく丸まり、筒孔径D2よりも小さくなる。主部2aを筒孔10に挿入し終えた段階で、主部外周面21の押圧を解除すれば、弾性復元力でコア錘体1の筒内壁13に該主部が密着,係止される。と同時に、主部外周面21の押圧解除で、切欠溝20の溝底部分20aに空所22が形成される(図2)。或いは、主部外周面21を押圧して該切欠溝の溝底部分20aに空所22を残しながら主部2aの軸外径D1を小さくして筒孔10に該主部が挿入の場合も、主部外周面21の押圧解除で、主部外周面21がコア錘体1の筒内壁13に密着し、最大限大きくなろうとする空所22が切欠溝20の溝底部分20aに形成される。
The
本実施形態の軸部材2は、コア錘体1の筒長よりも主部2aの長さを長く設定する。従って、主部2aに係る切欠溝20の対向壁面同士23,23を弾性変形で当接させ、主部軸外径D1を小さくして、筒孔10に主部2aを挿入し、弾性復元力でコア錘体1に係止された図2の状態で、主部2aの先端部分29が主錘体3のカット面35及びコア錘体1の端面15から突出する。
さらに、主部2aにつまみ用補助部2bが延設される。主部2aに設けた切欠溝20はその断面形状のままつまみ用補助部2bに延設される。切欠溝20は軸部材2の軸方向に等断面形状で縦通形成される。また、該補助部の軸径を主部軸外径D1よりも大きくして、主部2aの筒孔10への挿入により、つまみ用補助部2bがコア錘体1外に配されるよう設定する(図5)。コア錘体1に軸部材2が係止された図2(イ),(ロ)や図5の状態になると、コア錘体1の一端面15から主部2aの先端部分29が突出する一方、コア錘体1の他端面からは主部2aよりも軸径の大きなつまみ用補助部2bの外面25が突出する形になる。コア錘体1の一端面から突出した主部2aの先端部分29では、切欠溝20の対向壁面同士23,23が近接又は当接する弾性圧縮変形は解除され、先端部分29の軸外径D1が若干大きくなる(図5)。先端部分29の軸外径は、筒孔10内で筒孔径D2に等しくされた主部軸径よりも若干大きくなる。この軸外径D1が大きくなった先端部分29は、軸部材2の抜け止めとして働く。主部2aを挿入し、軸部材2の弾性復元力でコア錘体1に係止されるが、コア錘体1内で、元の軸径D1に戻ろうとする軸部材2の部分の係止力だけでなく、コア錘体1の端面15から突出する主部先端部分29の軸径が復元し大きくなってストッパとして機能する。一方、軸部材2の基端部分には、主部2aよりも軸径を大きくしたつまみ用補助部2bが設けられているので、手を使って主部2aの軸外径D1を小さくする押圧を加えない限り、軸部材2はコア錘体1のどちらの端面15からも抜けなくなる。軸部材2がコア錘体1に一旦挿入されると、その構造からコア錘体1に軸部材2がより強固に係止する。
In the
Further, the
軸部材2は、例えば図6のような形状にすることもできる。主部2aの外周面21に図示のごとくの突条部分27を一定間隔をおいて複数形成する。先端部分29を残して、つまみ用補助部2bの近くまで、所定ピッチで複数の突条部分27が主部外周面21に周回形成される。この主部2aの軸外径D1も筒孔10の孔径D2よりも大きくして、且つ該主部の軸方向全域で、外周面21から半径方向に溝幅Wを有する切欠溝20が設けられる。該切欠溝20は前記主部2aの軸心CTよりも深くなるよう形成される。そして、主部外周面21を押圧して切欠溝20の溝口部分20bの対向壁面同士23,23を弾性変形で近接又は当接させ、主部2aの軸外径D1を小さくすることにより、筒孔10に該主部を挿入でき、挿入された軸部材2が弾性復元力でコア錘体1に係止される。同じ材質の軸部材2を使用しても、主部外周面21が突条部分27になっている分、主部外周面21を押圧し主部軸外径D1を小さくし易くなる。錘本体Aへの軸部材2の挿入が行い易くなる。また軸部材2が弾性復元力でコア錘体1に係止されるが、各突条部分27の箇所で楔作用を働かしてコア錘体1に密着しようとするので、より強固な係止が図られ一層好ましくなる。他の構成は、図1〜図5の軸部材2と同様で、その説明を省く。
The
次に、本釣り用錘の一使用方法について説明する。
(a)後づけ遊動
先ず、錘本体Aの割れ目32,割り溝12から釣糸8を筒孔10内へ入れる。また、その釣糸8のやや下方地点で、軸部材2の溝口部分20bから釣糸8を切欠溝20へ入れ、溝底部分20aに寄せる。次に、この状態を保って、図2(イ),図4(ロ)のように、軸部材2を筒孔10に挿入,挿着する。主部外周面21を押圧して切欠溝20の対向壁面同士23,23を弾性変形で近接又は当接させ、主部2aの軸外径D1を小さくして筒孔10に主部2aを挿入する。挿入時、溝口部分20bを押圧して、その口が閉じられる。挿入の際、軸部材2の切欠溝20の溝口部分20bとコア錘体1の割り溝12の位置がずれるようにする。好ましくは、図4(ロ)のごとく180°ずれるようにする。釣糸8が切欠溝20,割り溝12が重なり合わないようにすることで、釣糸8が切欠溝20,割り溝12から抜け出なくなる。筒孔10へ主部2aを挿入し、その後、図5のようにつまみ用補助部2bがコア錘体1の端面15に当たったところで、錘本体Aへの軸部材2の取付けが完了する。挿入された主部2aの弾性復元力により、コア錘体1に軸部材2が係止される。コア錘体1に係止される軸部材2の切欠溝20の溝底部分20aに前記空所22が縦通形成され、該空所に釣糸8が遊挿状態で収まる。ここでは、前記押圧で溝口部分20bの口が閉じたままの縦通空所22になり、該空所に釣糸8が遊挿貫通する。ライン8に釣り用錘が後づけ遊動の状態で取付けられる。
Next, one method of using the fishing weight will be described.
(A) Post-movement free First, the
(b)後づけ固定
先ず、錘本体Aの割れ目32,割り溝12から釣糸8を筒孔10内に入れる。さらに、釣糸8を割り溝12から離れた奥の方の筒内壁13へ寄せる。また、軸部材2の溝口部分20bから釣糸を切欠溝20へ入れる。この状態を保って、次に、図2(ロ),図4(イ)のように、軸部材2を筒孔10に挿入,挿着する。主部外周面21を押圧して少なくとも切欠溝20の対向壁面同士23,23を弾性変形で近接又は当接させ、主部2aの軸外径D1を小さくして筒孔10に主部2aを挿入する。挿入の際、軸部材2の切欠溝20の溝口部分20bをコア錘体1の割り溝12に合わせるようにする。釣糸8が切欠溝20,割り溝12から遠ざかるようになって、釣糸8が切欠溝20,割り溝12を通って抜け出なくなる。また、釣糸8が切欠溝20に不用意に入り込まなくなる。筒孔10へ主部2aを挿入し、つまみ用補助部2bが端面15に当たったところで、錘本体Aへの軸部材2の取付けが完了する。挿入された主部2aの弾性復元力により、コア錘体1に軸部材2が係止される。と同時に、釣糸8は、筒内壁13と主部外周面21とに当接し、コア錘体1と軸部材2に挟着される。さらに、釣糸8は主部2aの弾性復元力によってしっかりと固定される。ライン8に釣り用錘が後づけ固定される。尚、図4(イ)で、釣糸8がコア錘体1と軸部材2とに挟着される箇所の該軸部材を大きく変形させるが、釣糸8を大きく描いたためで、強調図示した形になっている。
(B) Post-fixation First, the
このように構成された釣り用錘は、比重が大の鉛製又は鉛合金製の主錘体3に、コア錘体1が固着一体化されるので、3gを越える重量のある大きな錘にも対応できる。そして、割れ目32と割り溝12と切欠溝20を備え、軸部材2は弾性変形で主部2aの軸外径D1を小さくすることにより筒孔10に主部2aを挿入できるようにし、且つ挿入された主部2aの弾性復元力によりコア錘体1に係止される構成であるので、上述のごとく、後づけ遊動のみならず後づけ固定ができる。本釣り用錘は従来品にない優れものになる。軸部材2の切欠溝20から釣糸8を入れ、溝底部分20aの方へ寄せた後、対向壁同士23,23を近接又は当接させ、且つ図4(ロ)のごとく軸部材2の溝口部分20bをコア錘体1の割り溝12からズラして、該軸部材を筒孔10に挿着する。軸部材2の切欠溝20の溝底部分20aに形成される空所22に釣糸8が収められ、釣り用錘は後づけ遊動で簡単に取付けられる。また、錘本体Aの割れ目32,割り溝12から釣糸8を筒孔10内へ入れ、割り溝12から離れた筒内壁13の奥まった所に寄せた後、軸部材2の対向壁同士23,23を近接又は当接させ、且つ図4(イ)のごとく溝口部分20bをコア錘体1の割り溝12に合わせるようにして、軸部材2を筒孔10に挿着する。すると、釣糸8がコア錘体1と軸部材2に挟着され、さらに主部2aの弾性復元力によってしっかりと固定され、釣り用錘が後づけ固定で容易く取付けられる。釣人は、後づけ遊動と後づけ固定を自由に思いのまま選択でき、釣果を上げることができる。違った重量の錘本体Aの取替え交換も、極めて簡単である。後づけできるため、錘交換のために釣糸8を切ることもない。
The fishing weight constructed in this way is integrated with the
しかも、本釣り用錘は、後づけで円滑交換が可能でありながら、一旦取付けられればその状態が確実に保持され、使用中に脱落し難い構造になっている。軸部材2は、主部2aの軸方向全域で、主部外周面21から半径方向に切欠溝20が軸状体の軸心CTを越えた深い地点まで設けられるので、主部2aの軸外径を筒孔10の孔径よりも大きくしても、主部外周面21を押圧して切欠溝20の対向壁面同士23,23を弾性変形で近接又は当接させて、主部2aの軸外径D1を容易に小さくできる。図10の円筒形状のゴムパイプでは筒の形が保たれているので筒径を本発明のように小さくできず、本発明の軸部材2は該ゴムパイプとは全く相違する。主部2aの軸外径D1を小さくすることにより、主部2aを筒孔10に挿入できるようになり、且つ挿入された主部2aは弾性復元力によりコア錘体1に係止されるので、単なる挿着と違って、錘本体Aに挿入された軸部材2が主部2aの弾性復元力も加わって錘本体Aと強く係止一体化する。抜け落ち易かったゴムパイプの不具合が改善される。
In addition, the fishing weight can be smoothly exchanged later, but once attached, the state is securely maintained, and the fishing weight has a structure that does not easily fall off during use. Since the
さらに、軸部材2に主部2aよりも軸径の大きなつまみ用補助部2bを設け、且つ主部2aをコア錘体1の筒長よりも長くして、筒孔10に主部2aを挿入し、弾性復元力でコア錘体1に主部2aが係止された状態で、主部2aの先端部分29がコア錘体1の端面15から突出すると、軸部材2と錘本体Aとの係止一体化がより一層強力になる。図5のごとく、コア錘体1の一端面15から突出した主部2aの先端部分29は、弾性圧縮変形は解除され、先端部分29の軸径が若干大きくなる。軸径が大きくなった先端部分29が、挿着された軸部材2のつまみ用補助部2b側への抜け止めとして機能発揮する。一方、先端部分29から軸部材2が抜け出ようとしても、軸径の大きなつまみ用補助部2bがストッパになる。軸部材2がコア錘体1に一旦挿着されると、その構造からコア錘体1に軸部材2がより強固に係止一体化され、極めて理にかなった釣り用錘になっている。後づけで釣糸8に着脱自在に取付けられる釣り用錘の脱落し易かったこれまでの問題を完璧に解決する。
Further, a knob
加えて、比重が大で錘として好適な鉛製又は鉛合金製主錘体3を主要部に用いながら、コア錘体1に該主錘体3よりも硬い金属材料を用いているので、過酷な使用にも耐える。例えば、岩などに強く当たって、衝撃を受けた鉛製又は鉛合金製の主錘体3の外部が凹んでも、主錘体3に挿着されたコア錘体1は硬い金属材料で造られているので、該コア錘体は全く損傷を受けない。主錘体3の外面31が凹んでも、コア錘体1はその形状を保ち挿着時のまま維持され、釣り用錘が釣糸8から脱落するといった不具合は全く生じない。また、コア錘体1はその形状が保持され、コア錘体1の筒孔10が凹んで小さくなることは起らず、取替交換等で軸部材2が入らなくなってしまうといった不具合もない。
このように、本釣り用錘は数々の優れた上記効果を発揮し、極めて有益である。
In addition, since the
Thus, the fishing weight exhibits numerous excellent effects and is extremely beneficial.
(2)実施形態2
図7〜図9は実施形態1とは別形態の釣り用錘で、図7が釣り用錘を構成するコア錘体と軸部材で、図3に対応するコア錘体の平面図,正面図(イ,ロ)と軸部材2の平面図,正面図(ハ,ニ)である。図8が図2(イ)に対応するラインへの後づけ遊動の釣り用錘の取付け斜視図、図9が図2(ロ)に対応するラインへの後づけ固定の釣り用錘の取付け斜視図である。
釣り用錘は、コア錘体1と軸部材2とを具備する。両者は別体構成品である。本実施形態の釣り用錘は、例えば0.5〜3.0gまでの小さな釣り用錘に適用される。重量が軽い小さな釣り用錘になるため、実施形態1の主錘体3を要しない。
(2)
7 to 9 are fishing weights different from the first embodiment, and FIG. 7 is a core weight body and a shaft member constituting the fishing weight, and a plan view and a front view of the core weight body corresponding to FIG. (A, B) and a plan view and a front view (C, D) of the
The fishing weight includes a
コア錘体1,軸部材2は基本的に実施形態1と同じである。コア錘体1は、金属製で、中心に筒孔10を有する筒状体11に、その外周面14から該筒孔に至る割り溝12を形成する。
軸部材2は、樹脂製又はゴム製の軸状体で、その主部2aの軸外径D1が前記筒孔10の孔径D2よりも大きくして且つ該主部の軸方向全域で、主部外周面21から半径方向に一定溝幅を有する切欠溝20が該軸状体(主部2a)の軸心CTよりも深くなるよう設けられる。主部外周面21を押圧して切欠溝20の対向壁面同士23,23を弾性変形で近接又は当接させ、主部2aの軸外径D1を小さくすることにより筒孔10に主部2aを挿入,挿着でき、さらに弾性復元力でコア錘体1に軸部材2が強固に係止される。そして、この係止状態下で、コア錘体1に係止される該軸部材の切欠溝20の溝底部分20aに空所22が形成される。つまみ用補助部2bが、主部2aに延設され且つその軸径を主部2aよりも大きくして、該主部の筒孔10への挿入によりコア錘体1外に配される。
軸部材2は、実施形態1と同様、図6のごとく主部2aの外周面25に複数の突条部分27を周回形成することもできる。他の構成は実施形態1と同様で、その詳細説明を省く。実施形態1と同一符号は同一又は相当部分を示す。
The
The
As in the first embodiment, the
次に、図7〜図9の釣り用錘の一使用方法について説明する。
(a)後づけ遊動
先ず、軸部材2の溝口部分20bから釣糸8を切欠溝20へと入れ、該釣糸を溝底部分20aに寄せる。また、その釣糸8のやや上方地点で、コア錘体1の割り溝12から釣糸8を筒孔10内に入れる。次に、これらの状態を保ちながら、図8のように、主部2aを筒孔10へ挿入,挿着する。主部外周面21を押圧して切欠溝20の対向壁面同士23,23を弾性変形で近接又は当接させ、主部2aの軸外径を小さくして筒孔10に主部2aを挿入する。挿入の際、図示のごとく、軸部材2の切欠溝20の溝口部分20bとコア錘体1の割り溝12の位置がずれるようにして、釣糸8が溝口部分20b,割り溝12と重なり合わないようにする。釣糸8が切欠溝20,割り溝12を通って抜け出ないようにするためである。筒孔10へ主部2aを挿入し、つまみ用補助部2bがコア錘体1の端面15に当たったところで、錘本体Aへの軸部材2の取付けが完了する(図8)。錘本体Aへの軸部材2の挿着により、さらに挿入された主部2aの弾性復元力により、コア錘体1に軸部材2が係止一体化される。コア錘体1に係止される軸部材2の切欠溝20の溝底部分20aに縦通形成される空所22に釣糸8が遊挿状態で収まる。ライン8に釣り用錘が後づけ遊動の状態で取付けられる。
Next, a method of using the fishing weight of FIGS. 7 to 9 will be described.
(A) Post-moving free movement First, the
(b)後づけ固定
先ず、コア錘体1の割り溝12から釣糸8を筒孔10内に入れる。さらに、該釣糸を割り溝12から離れた奥の方の筒内壁13へ寄せる。軸部材2の溝口部分20bから釣糸8を切欠溝20へ入れる。この状態を保って、次に、図9のように、軸部材2の主部2aを筒孔10に挿入する。主部外周面21を押圧して切欠溝20の対向壁面同士23,23を弾性変形で近接又は当接させ、主部2aの軸外径D1を小さくして筒孔10に主部2aを挿入する。挿入の際、軸部材2の切欠溝20の溝口部分20bをコア錘体1の割り溝12にできるだけ合わせるようにする。釣糸8を溝口部分20b,割り溝12から遠ざけて、釣糸8が割り溝12から抜け出ないようにするためである。また、釣糸8が不用意に切欠溝20へ入り込まないようにするためである。筒孔10へ主部2aを挿入し、つまみ用補助部2bが端面15に当たったところで、錘本体Aへの軸部材2の取付けが完了する。コア錘体1への主部2aの挿着により、加えて、挿入された主部2aの弾性復元力により、コア錘体1に軸部材2が強固に係止される。釣糸8も、コア錘体1と軸部材2の間に挟着され、さらに主部2aの弾性復元力によって、釣り用錘が釣糸8にしっかりと固定される。ライン8に釣り用錘が後づけ固定される。
(B) Post-fixation First, the
このように構成された釣り用錘は、重量のある金属製コア錘体1に、樹脂製又はゴム製の軸部材2を挿入一体化するだけの釣り用錘で、0.5〜3gの小さな錘に対応できる。割り溝12,切欠溝20を備えて、軸部材2を弾性変形で主部2aの軸外径を小さくすることにより、コア錘体1の筒孔10に主部2aを挿入,挿着し、さらに挿入された主部2aの弾性復元力によりコア錘体1に係止される構成であるので、実施形態1と同様、後づけ遊動のみならず後づけ固定ができる。
後づけ遊動では、軸部材2の溝口部分20bから釣糸8を切欠溝20へ入れ、溝底部分20aの方へ寄せた後、図8のごとく軸部材2の溝口部分20bとコア錘体1の割り溝12とをズラして、該軸部材を筒孔10に挿着すれば、軸部材2の切欠溝20の溝底部分20aに形成される空所22に釣糸8が収められる。釣り用錘が後づけ遊動で楽に取付けられる。
後づけ固定では、コア錘体1の割り溝12から釣糸8を筒孔10に入れ、割り溝12から離れた筒内壁13の奥まった所に寄せた後、図9のごとく溝口部分20bをコア錘体1の割り溝12に合わせて、軸部材2を筒孔10に挿着すれば、釣糸8がコア錘体1と軸部材2の間に挟着され、さらに主部2aの弾性復元力によってしっかりと固定される。後づけ固定で釣り用錘が楽に取付けられる。後づけ可能なため、錘交換のためにライン8を切ることもない。
The fishing weight thus configured is a fishing weight in which a resin or
In the retrofitting, the
In the post-fixation, the
加えて、本釣り用錘は後づけ固定した場合でも、釣糸8に傷を付けにくい優れた特長を有する。従来のガン玉は、噛み潰して使用され、ともすれば釣糸8の一部分に集中力が加わって係止,固定されるので、その箇所で釣糸8も潰され、該釣糸が切れ易くなる問題があった。これに対し、本釣り用錘の後づけ固定は、コア錘体1と軸部材2の間で、筒内壁13と主部外周面21の広い範囲に亘って挟着され、総面積で釣糸8を固定する。釣糸8の一箇所に力を加えてダメージを与えるようなことはしない。さらに主部2aの弾性復元力によって固定されるので、万一、集中力を加えてもその弾性によって緩和される。釣糸8は弾性復元力によって固定されるので、ガン玉等の場合と違って、釣糸8に傷つけるほどの外力が加わらない。ガン玉使用等では、錘が取付けられた釣糸8のその部分がやせ細ってしまう問題があったが、斯かる問題は解消される。釣糸8にやせ細った部分があると、そこで切れ易くなり、釣果が上がらない。本釣り用錘はこのやせ細り問題をも完全解決できる。
In addition, the fishing weight has an excellent feature that it is difficult to damage the
しかも、本釣り用錘は、後づけで円滑交換が可能にして、一旦取付けられればその状態が確実に保持され、使用中に脱落しない構造になっている。軸部材2は、主部2aの軸方向全域で、主部外周面21から半径方向に切欠溝20が軸状体の軸心CTを越えた深い地点まで設けられるので、主部2aの当初の軸外径D1が筒孔10の孔径D2より大きくても、主部外周面21を押圧して切欠溝20の対向壁面同士23,23を弾性変形で近接又は当接させ、主部2aの軸外径D1を手の力で比較的容易に小さくできる。主部2aの軸外径D1を小さくすることにより筒孔10に主部2aを挿入でき、コア錘体1へ挿入された主部2aの挿着力のみならず、該主部の弾性復元力も加わってコア錘体1に主部2aが強く係止される。かくのごとく、本釣り用錘にあっては、釣糸8からの脱落が起こり難くなっている。
In addition, the fishing weight can be smoothly exchanged later, and once attached, the state is reliably maintained and does not fall off during use. Since the
さらに、主部2aよりも軸径の大きなつまみ用補助部2bを設け、且つ主部2aをコア錘体1の筒長よりも長くすると、さらに優れた効果を発揮する。筒孔10に主部2aを挿入し、弾性復元力でコア錘体1に係止された図8,図9の状態で、主部2aの先端部分29がコア錘体1の端面から突出すると、軸部材2とコア錘体1との一体化がより強力になる。コア錘体1の一端面15から突き出た主部2aの先端部分29は、弾性圧縮変形は解除され、先端部分29の軸外径D1が若干大きくなる。軸外径D1が大きくなった先端部分29が、挿着された軸部材2のつまみ用補助部2b側への抜け止めとして機能発揮する。一方、先端部分29から軸部材2が抜け出ようとしても、軸外径の大きなつまみ用補助部2bがストッパになる。釣り用錘が使用中に脱落していたこれまでの問題は完全に解消される。
このように、本釣り用錘も数々の優れた上記効果を発揮し、画期的な発明になっている。
Further, if the
As described above, the fishing weight also exhibits a number of excellent effects and is an epoch-making invention.
尚、本発明においては前記実施形態に示すものに限られず、目的,用途に応じて本発明の範囲で種々変更できる。コア錘体1,軸部材2,主錘体3,錘本体A等の形状,大きさ,個数,材質等は用途に合わせて適宜選択できる。
The present invention is not limited to those shown in the above-described embodiment, and various modifications can be made within the scope of the present invention depending on the purpose and application. The shape, size, number, material, and the like of the
1 コア錘体
10 筒孔
12 割り溝
14 筒外壁(外周面)
2 軸部材
2a 主部
2b つまみ用補助部
20 切欠溝
21 外周面(主部外周面)
22 空所
23 対向壁面
27 突条部分
3 主錘体
30 貫通孔
31 球面(球状面)
32 割れ目
8 釣糸(ライン)
D1 軸外径(主部の外径)
D1 筒孔の孔径(筒孔径)
1
2
22
32
D 1 Jikugai径(outer diameter of the main portion)
D 1 hole diameter (cylinder hole diameter)
Claims (4)
樹脂製又はゴム製の軸状体で、その主部の軸外径が前記筒孔の孔径よりも大きくして且つ該主部の軸方向全域で、主部外周面から半径方向に切欠溝が該主部の軸心を越えた深い地点まで設けられ、主部外周面を押圧して該切欠溝の対向壁面同士を弾性変形で近接又は当接させ、該主部の軸外径を小さくすることにより前記筒孔に該主部を挿入できるようにし、且つ挿入された主部の弾性復元力によりコア錘体に係止される軸部材と、を具備し、さらに該コア錘体に係止される該軸部材の切欠溝の溝底部分に空所が形成されることを特徴とする釣り用錘。 A metal core weight body in which a split groove extending from the outer peripheral surface to the cylindrical hole is formed in a cylindrical body having a cylindrical hole in the center;
A resin-made or rubber-made shaft-like body having an outer diameter of the main portion larger than the hole diameter of the cylindrical hole and a notch groove in the radial direction from the outer peripheral surface of the main portion in the entire axial direction of the main portion. Provided up to a deep point beyond the axis of the main part, pressing the outer peripheral surface of the main part to bring the opposing wall surfaces of the notch groove into close proximity or in contact with each other by elastic deformation, thereby reducing the shaft outer diameter of the main part And a shaft member that is locked to the core weight by the elastic restoring force of the inserted main portion, and further locked to the core weight. A fishing weight characterized in that a space is formed in the groove bottom portion of the cutout groove of the shaft member.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009086851A JP2010233534A (en) | 2009-03-31 | 2009-03-31 | Sinker for fishing |
Applications Claiming Priority (1)
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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2009
- 2009-03-31 JP JP2009086851A patent/JP2010233534A/en active Pending
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