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JP2010215174A - 天井用照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両天井部の車体パネルから滴下する結露水に起因した回路の短絡や、カバーレンズが結露水で汚損することを防止することができる天井用照明装置を提供すること。
【解決手段】照明用のランプ43と該ランプ43を点灯させるスイッチ回路を収容して車両天井部の内装用壁材47に組み付けられるユニット本体51と、ユニット本体51の車室53側を覆うカバーレンズ55と、を備えた天井用照明装置41において、内装用壁材47の外側を覆う車体パネル57とユニット本体51との間の空間59を、ユニット本体51の上方を覆うパネル本体71によってパネル側空気層76とユニット側空気層77の2層に区画する結露防止パネル61を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、車室内の照明用として、車両天井部に組み付けられる天井用照明装置に関し、特に、車両天井部の外壁材である車体パネルで発生する結露の侵入によって不具合が発生することを防止するための改良に関する。
車両の天井部の外壁材である車体パネルの内面は、外気との温度差で、結露が発生し易い。
そのため、車室内の照明用として、車両天井部に組み付けられる天井用照明装置では、車体パネルの内面で発生した結露の侵入によって不具合が発生しないように、配慮が必要とされる。
図4及び図5は、車両天井部に組み付けられる天井用照明装置の従来例を示したものである。
ここに示した天井用照明装置1は、下記特許文献1に開示されたもので、照明用のランプ3と該ランプ3を点灯させるスイッチ回路5とを収容して車両天井部の内装用壁材7のランプ装着窓7aに組み付けられるユニット本体9と、ユニット本体9の車室側を覆ってランプ3から車室側に投射される照明光の照射範囲の調整等を行うカバーレンズ11とを備えている。
スイッチ回路5は、図5に示したように、スイッチレバー13を有したスライダー本体14、スライダー本体14をクリック動作させながらスイッチ回路を断続するためのコンタクト15、ボール16、コイルばね17、カバー18などから構成されている。
ユニット本体9には、図5に示したように、絶縁性の樹脂材料で形成されたハウジング21に、ランプ3を収容するためのバルブ収容空間23や、スイッチ回路5にランプ3を接続する回路部品25や給電用の電線27を配置する回路配置部29が設けられている。
バルブ収容空間23には、ランプ3から車両の天井部の外壁材である車体パネル31側に出射される照明光をカバーレンズ11側に反射するリフレクタ33が組み付けられるようになっている。
バルブ収容空間23の上部には、ランプ3の発熱を逃がすための開口35が、設けられている。
図4及び図5に示した天井用照明装置1の場合、車体パネル31の内面で発生した結露37が水滴38となって天井用照明装置1側に滴下しても、その水滴38が回路に付着して短絡等の不都合が発生しないように、回路配置部29はハウジング21の車室側の面に設けている。
そして、回路配置部29に配置された回路部品25や電線27は、回路部カバー28によって覆われて保護される。
特開2002−067789号公報
前述したように、図4及び図5に示した天井用照明装置1では、回路配置部29がハウジング21の車室側に面した下面に設定されていて、車体パネル31とは逆側に向いているため、回路部品25等に水滴38が落ちることがなく、滴下する結露水によって回路の短絡が生じたり、回路が汚損することを防止することができる。
しかし、水滴となって天井用照明装置1側に滴下した結露水が、バルブ収容空間23の上部の開口35から内部に侵入して、カバーレンズ11に溜まって、カバーレンズ11を汚損するといった不都合が発生するおそれがあった。
そこで、本発明の目的は上記課題を解消することに係り、車両天井部の車体パネルから滴下する結露水に起因した回路の短絡や、カバーレンズが結露水で汚損することを防止することができる天井用照明装置を提供することにある。
本発明の前述した目的は、下記の構成により達成される。
(1)照明用のランプと、該ランプを点灯させるスイッチ回路と、を収容して車両天井部の内装用壁材に組み付けられるユニット本体と、
前記ユニット本体の車室側を覆って前記ランプから車室側に投射される照明光の照射範囲の調整等を行うカバーレンズと、
を備えた天井用照明装置であって、
前記内装用壁材の外側を覆う車体パネルと前記ユニット本体との間の空間を、前記ユニット本体の上方を覆うパネル本体によってパネル側空気層とユニット側空気層の2層に区画する結露防止パネルを備えたことを特徴とする天井用照明装置。
(2)前記車体パネルに対向する前記パネル本体の外表面に、前記車体パネルから滴下した結露水を外周側に導く傾斜が付与されると共に、前記パネル本体の外周囲には、前記外表面の傾斜によって前記パネル本体の外周囲に誘導された結露水を堰き止める周壁が設けられたことを特徴とする上記(1)に記載の天井用照明装置。
(3)前記パネル本体の外周囲に溜まった結露水を前記ユニット本体の外側の領域に排出するドレン穴を、前記パネル本体の外周囲に設けると共に、前記ドレン穴からの結露水の排水位置に、吸水手段を備えたことを特徴とする上記(2)に記載の天井用照明装置。
(4)前記ランプに対向する前記パネル本体の内表面を、前記ランプに対向する位置を頂部としたランプ側が凹の湾曲面に形成すると共に、前記内表面を光の反射性能が高い材質で形成したことを特徴とする上記(1)〜(3)の何れか1つに記載の天井用照明装置。
(5)前記結露防止パネルは、前記パネル本体の外表面側に突設した係合手段を、前記内装用壁材と前記車体パネルとの間を横断するリーンフォースメント上の取付け部に係合させることで、前記リーンフォースメントに吊持させたことを特徴とする上記(1)〜(4)の何れか1つに記載の天井用照明装置。
上記(1)の構成によれば、ユニット本体の上方を覆っている結露防止パネルのパネル本体が、ユニット本体と車体パネルとの間の空間をパネル側空気層とユニット側空気層の2層に区画していて、ユニット側空気層の暖気がユニット本体の上方の車体パネルの内面に直接接触することを抑止する。
従って、車体パネルの内外の温度差が緩和されて急激な温度差のために車体パネルの内面に結露が発生すること自体を抑止することができる。更に、万が一、車体パネルの内面に結露が発生して水滴として滴下しても、ユニット本体の上方はパネル本体によって覆われているために、滴下した結露水がユニット本体内に侵入することを防止することができる。
従って、結露水がユニット本体内の回路に付着して回路を短絡させることを防止することができ、また、侵入した結露水によってカバーレンズが汚損することを防止することもできる。
上記(2)の構成によれば、ユニット本体の上方の車体パネルで結露して、結露防止パネルのパネル本体上に滴下した結露水は、パネル本体の外表面の傾斜に沿って外周側に流れ、周壁によって囲われたパネル本体の外周部に溜まる。
従って、パネル本体上に付着した結露水が、車両の走行時の加速度等の影響で不特定に周囲に飛散して、パネル本体の周囲の内装用壁材を汚すことを防止することができる。
上記(3)の構成によれば、パネル本体の外周部に溜まった結露水は、パネル本体の外周部に設けたドレン穴から順次吸水手段に排出されて吸水保持される。即ち、結露水が排水される場所が限定されているため、結露水がパネル本体上の溜留量以上に発生した場合でも、パネル本体上から不特定な場所に結露水が漏れることがなく、パネル本体の周囲の内装用壁材上の不特定な領域が結露水によって汚れることを防止することができる。
上記(4)の構成によれば、パネル本体の内表面が、ランプの光をカバーレンズ側に反射するリフレクタとして機能するため、ランプの点灯時にカバーレンズから出射される照明光の光量が増え、天井用照明装置の照度を向上させることができる。
上記(5)の構成によれば、結露防止パネルは、車体パネル及び内装用壁材の何れにも接触しない状態に、しっかりと固定することができる。
本発明による天井用照明装置によれば、ユニット本体の上方を覆っている結露防止パネルのパネル本体が、ユニット本体と車体パネルとの間の空間をパネル側空気層とユニット側空気層の2層に区画していて、ユニット側空気層の暖気がユニット本体の上方の車体パネルの内面に直接接触することを抑止する。
従って、急激な温度差のために車体パネルの内面に結露が発生すること自体を抑止することができる。更に、万が一、車体パネルの内面に結露が発生して水滴として滴下しても、ユニット本体の上方はパネル本体によって覆われているために、滴下した結露水がユニット本体内に侵入することを防止することができる。
従って、結露水がユニット本体内の回路に付着して回路を短絡させることを防止することができ、また、侵入した結露水によってカバーレンズが汚損することを防止することもできる。
本発明に係る天井用照明装置の一実施形態の分解斜視図である。 図1のA−A断面図で、図1に示した天井用照明装置の車両天井部への取り付け状態を示す縦断面図である。 図2に示したパネル本体の内表面のリフレクタとしての機能の説明図である。 従来の天井用照明装置の内装用壁材への取り付け状態を示す縦断面図である。 図4に示したユニット本体の分解斜視図である。
以下、本発明に係る天井用照明装置の好適な実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1及び図2に示したように、本発明の一実施形態の天井用照明装置41は、照明用のランプ(バルブ)43と該ランプ43を点灯させるスイッチ回路45とを収容して車両天井部の内装用壁材47のランプ装着窓48に組み付けられるユニット本体51と、ユニット本体51の車室53側を覆ってランプ43から車室53側に投射される照明光の照射範囲の調整等を行うカバーレンズ55と、車両天井部として内装用壁材47の外側を覆う車体パネル(ルーフパネル)57とユニット本体51との間の空間59に配置される結露防止パネル61とを備えている。
スイッチ回路45には、給電用に空間59に敷設される電線(ワイヤハーネス)62が接続される。
ランプ装着窓48の裏面側の周縁には、ユニット本体51を係合させるための枠体であるランプベゼル63が取り付けられている。
ユニット本体51は、内装用壁材47とランプベゼル63とを挾持する挾持爪51aを有していて、挾持爪51aによる係合によって内装用壁材47に取り付けられている。
カバーレンズ55は、ランプ43が出射する照明光を透過可能な樹脂材料で形成されていて、ユニット本体51の車室53側の開口に嵌合装着されている。
本実施形態の結露防止パネル61は、樹脂による一体成形品で、ユニット本体51の上方を覆うパネル本体71と、該パネル本体71の外周部から車体パネル57側に突出するようにパネル本体71の外周部全周に一体形成された周壁73と、車体パネル57に対向するパネル本体71の外表面に突設された係合手段75とを備えている。
パネル本体71は、ユニット本体51の上面全域を覆うことのできる十分な大きさに形成されている。
また、このパネル本体71は、図2に示すように、ユニット本体51の上方の空間59を、パネル側空気層76とユニット側空気層77との2層に区画している。
その結果、図2に示すように、車体パネル57の外側は冷えた外気による低温層、車室53内は空調により調整された温暖層、ユニット側空気層77は車室53側の温度の影響を受けてやや温度が上がった準温暖層、パネル側空気層76は外気の影響を受けてユニット側空気層77よりも低温になった準低温層、となり、車体パネル57の内外の温度変化が緩和される。
本実施形態の場合、図2に示すように、車体パネル57に対向するパネル本体71の外表面71aには、車体パネル57から滴下した結露水81を外周側に導く傾斜83が付与されている。
周壁73は、外表面71aの傾斜によってパネル本体71の外周囲に誘導された結露水81を堰き止めて、溜める。
また、図1に示すように、パネル本体71の外周囲には、パネル本体71の外周囲に溜まった結露水81をユニット本体51の外側の領域に排出するドレン穴85が設けられている。
このドレン穴85は、ユニット本体51の上面領域よりも外側に位置するように、配置が設定されている。これは、ドレン穴85から排出される結露水81が、ユニット本体51の上に落下しないようにするための配慮である。
また、図示はしていないが、ドレン穴85からの結露水81の排水位置には、吸水手段が備えられる。
この吸水手段は、水の吸収に適したスポンジ等の多孔質材料であることが望ましく、多孔質性の吸音材料や断熱材を流用することもできる。
また、本実施形態では、図2及び図3に示すように、ランプ43に対向するパネル本体71の内表面71bを、ランプ43に対向する位置を頂部としたランプ43側が凹の湾曲面87に形成している。
更に、内表面71bは、ランプ43から内表面71bに照射された照明光の反射性能を高めるために、白色系の彩色を施すか、若しく光の反射性能が高い材質で形成される。
以上に説明した結露防止パネル61は、図2に示すように、パネル本体71の外表面71a側に突設した係合手段75を、内装用壁材47と車体パネル57との間を横断するリーンフォースメント89上の取付け部89aに係合させることで、リーンフォースメント89に吊持させている。
係合手段75は、結合用軸部75aの先端に突設した一対の弾性係合片75bが、取付け部89aとしての穴に係合することで、リーンフォースメント89との結合を果たす。
以上に説明した天井用照明装置41では、ユニット本体51の上方を覆っている結露防止パネル61のパネル本体71が、ユニット本体51と車体パネル57との間の空間59をパネル側空気層76とユニット側空気層77の2層に区画していて、ユニット側空気層77の暖気がユニット本体51の上方の車体パネル57の内面に直接接触することを抑止する。
従って、車体パネル57の内外の温度差が緩和されて急激な温度差のために車体パネル57の内面に結露が発生すること自体を抑止することができる。
更に、万が一、図2に示したように、車体パネル57の内面に結露80が発生して水滴として滴下しても、ユニット本体51の上方はパネル本体71によって覆われているために、滴下した結露水81がユニット本体51内に侵入することを防止することができる。
従って、結露水81がユニット本体51内の回路に付着して回路を短絡させることを防止することができ、また、侵入した結露水81によってカバーレンズ55が汚損することを防止することもできる。
また、本実施形態の天井用照明装置41では、車体パネル57に対向するパネル本体71の外表面71aに、車体パネル57から滴下した結露水81を外周側に導く傾斜83を付与すると共に、パネル本体71の外周囲には、外表面71aの傾斜83によってパネル本体71の外周囲に誘導された結露水81を堰き止める周壁73を設けている。そのため、ユニット本体51の上方の車体パネル57で結露して、結露防止パネル61のパネル本体71上に滴下した結露水81は、パネル本体71の外表面71aの傾斜に沿って外周側に流れ、周壁73によって囲われたパネル本体71の外周部に溜まる。
従って、パネル本体71上に付着した結露水81が、車両の走行時の加速度等の影響で不特定に周囲に飛散して、パネル本体71の周囲の内装用壁材47を汚すことを防止することができる。
なお、一般に、結露が発生する状況よりも結露が発生しない状況の方が長期間になり、結露が発生しない状況では、例えば、残留している結露水81が外気温の上昇等に伴って自然蒸発を開始する。
従って、パネル本体71の外周部に溜まる結露水81が少量の場合は、特に排出等を行わなくとも、パネル本体71上に溜まっていた結露水81を外気温の上昇に伴う自然蒸発によって消滅させることができる。
また、本実施形態の天井用照明装置41では、図1に示したように、パネル本体71の外周囲に溜まった結露水81をユニット本体51の外側の領域に排出するドレン穴85を、パネル本体71の外周囲に設けると共に、ドレン穴85からの結露水81の排水位置に、吸水手段(不図示)を備えている。
そのため、パネル本体71の外周部に溜まった結露水81は、パネル本体71の外周部に設けたドレン穴85から順次吸水手段に排出されて吸水保持される。
また、溜まった結露水81はドレン穴85を介して吸水手段に保持されるので、パネル本体71の外周部に結露水81が溜まり過ぎることがない。
即ち、結露水81が排水される場所が限定されているため、結露水81がパネル本体71上の貯留量以上に発生した場合でも、パネル本体71上から不特定な場所に結露水81が漏れることがなく、パネル本体71の周囲の内装用壁材47上の不特定な領域が結露水81によって汚れることを防止することができる。
なお、吸水手段は、保持している結露水81を外気温の上昇に伴う自然蒸発により空気層に放出することで、初期の乾燥状態に戻ることができる。
また、本実施形態の天井用照明装置41では、図2及び図3に示したように、ランプ43に対向するパネル本体71の内表面71bを、ランプ43に対向する位置を頂部としたランプ43側が凹の湾曲面87に形成しており、更に、内表面71bに白色系の彩色を施すか、若しくは内表面71bを光の反射性能が高い材質で形成する。
そのため、図3に示したように、パネル本体71の内表面71bが、ランプ43の光91をカバーレンズ55側に反射するリフレクタとして機能するため、ランプ43の点灯時にカバーレンズ55から出射される照明光の光量が増え、天井用照明装置41の照度を向上させることができる。
また、本実施形態の天井用照明装置41では、図1及び図2に示したように、結露防止パネル61は、パネル本体71の外表面71a側に突設した係合手段75を、内装用壁材47と車体パネル57との間を横断するリーンフォースメント89上の取付け部89aに係合させることで、リーンフォースメント89に吊持させている。
そのため、結露防止パネル61は、車体パネル57及び内装用壁材47の何れにも接触しない状態に、しっかりと固定することができる。
また、リーンフォースメント89が板状の場合には、リーンフォースメント89とパネル本体71との間の空気層93が断熱層として機能して、パネル側空気層76の温度変化を更に緩和することができ、車体パネル57の内面における結露の発生を更に抑制することができる。
なお、結露防止パネル61を取り付けるリーンフォースメント89としては、天井用照明装置41用に専用のリーンフォースメントを装備しても良いし、車体パネル57の補強のために車体パネル57と内装用壁材47との間の空間59に配置される既存のルーフリーンフォースメントを活用するようにしても良い。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良等が自在である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数値、形態、数、配置場所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
41 天井用照明装置
43 ランプ(バルブ)
45 スイッチ回路
47 内装用壁材
48 ランプ装着窓
51 ユニット本体
51a 挾持爪
53 車室
55 カバーレンズ
57 車体パネル
59 空間
61 結露防止パネル
71 パネル本体
71a 外表面
71b 内表面
73 周壁
75 係合手段
75a 結合用軸部
75b 弾性係合片
76 パネル側空気層
77 ユニット側空気層
81 結露水
89 リーンフォースメント

Claims (5)

  1. 照明用のランプと、該ランプを点灯させるスイッチ回路と、を収容して車両天井部の内装用壁材に組み付けられるユニット本体と、
    前記ユニット本体の車室側を覆って前記ランプから車室側に投射される照明光の照射範囲の調整等を行うカバーレンズと、
    を備えた天井用照明装置であって、
    前記内装用壁材の外側を覆う車体パネルと前記ユニット本体との間の空間を、前記ユニット本体の上方を覆うパネル本体によってパネル側空気層とユニット側空気層の2層に区画する結露防止パネルを備えたことを特徴とする天井用照明装置。
  2. 前記車体パネルに対向する前記パネル本体の外表面に、前記車体パネルから滴下した結露水を外周側に導く傾斜が付与されると共に、前記パネル本体の外周囲には、前記外表面の傾斜によって前記パネル本体の外周囲に誘導された結露水を堰き止める周壁が設けられたことを特徴とする請求項1に記載の天井用照明装置。
  3. 前記パネル本体の外周囲に溜まった結露水を前記ユニット本体の外側の領域に排出するドレン穴を、前記パネル本体の外周囲に設けると共に、前記ドレン穴からの結露水の排水位置に、吸水手段を備えたことを特徴とする請求項2に記載の天井用照明装置。
  4. 前記ランプに対向する前記パネル本体の内表面を、前記ランプに対向する位置を頂部としたランプ側が凹の湾曲面に形成すると共に、前記内表面を光の反射性能が高い材質で形成したことを特徴とする請求項1〜3の何れか1つに記載の天井用照明装置。
  5. 前記結露防止パネルは、前記パネル本体の外表面側に突設した係合手段を、前記内装用壁材と前記車体パネルとの間を横断するリーンフォースメント上の取付け部に係合させることで、前記リーンフォースメントに吊持させたことを特徴とする請求項1〜4の何れか1つに記載の天井用照明装置。
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