[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JP2010204960A - データ配信システム、画像処理装置、画像形成装置、データ配信方法、配信管理プログラム、及び記録媒体 - Google Patents

データ配信システム、画像処理装置、画像形成装置、データ配信方法、配信管理プログラム、及び記録媒体 Download PDF

Info

Publication number
JP2010204960A
JP2010204960A JP2009049816A JP2009049816A JP2010204960A JP 2010204960 A JP2010204960 A JP 2010204960A JP 2009049816 A JP2009049816 A JP 2009049816A JP 2009049816 A JP2009049816 A JP 2009049816A JP 2010204960 A JP2010204960 A JP 2010204960A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
workflow
image
image data
unit
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009049816A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuhiko Omori
哲彦 大森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2009049816A priority Critical patent/JP2010204960A/ja
Publication of JP2010204960A publication Critical patent/JP2010204960A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】ユーザ所望のワークフローを一から生成するデータ配信システム、画像形成装置、画像処理装置、データ配信方法、プログラム、及び記録媒体を提供すること。
【解決手段】画像形成装置と画像処理サーバとを用いて画像データを配信するデータ配信システムであって、画像形成装置は、画像を読み込み、画像データを取得する画像読込手段101と、取得された画像データを画像処理サーバに送信する送信手段102と、を備え、画像処理サーバは、画像形成装置から画像データを受信する受信手段301と、受信された画像データにワークフローを定義する各処理が含まれている場合、画像データから前記ワークフローに含まれる各処理を認識する画像認識手段332と、認識された各処理に基づいてワークフローを生成するワークフロー生成手段304と、生成されたワークフローに基づいて画像データを配信する配信手段303とを備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、データ配信システム、画像処理装置、画像形成装置、データ配信方法、プログラム、及び記録媒体に関する。
近年、多くの企業において、多機能複合機などの画像入出力機器のネットワーク上への配置・接続が進んでいる。画像入出力機器は、業務の効率化を図る手段として大きな役割を担っている。特に、紙文書の電子化と配布を効率的に行うデータ配信システムが重要になっている。このシステムを構成する大きな要素は、画像入出力機器(例えばスキャナなど)と画像処理サーバ(配信サーバ)である。画像処理サーバには、あらかじめさまざまな業務・用途にあわせた複数のワークフローメニューが登録されている。利用者は、画像入出力機器のオペレーションパネル(操作部)から、業務に適したワークフローを選択してスキャンを行う。
例えば、特開2007−323392号公報(特許文献1)には、既存のワークフローを連結させてデータ配信を行う技術が開示されている。
しかしながら、前述した従来技術では、既存のワークフローを組み合わせてユーザ所望のワークフローを生成することはできても、一からワークフローを作成することはできない。また、ワークフローは基本的には管理者が生成するものであり、ユーザは管理者が生成したワークフローを使用するしかなかった。
そこで、本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、ユーザ所望のワークフローを一から簡単に生成することができるデータ配信システム、画像形成装置、画像処理装置、データ配信方法、プログラム、及び記録媒体を提供することを目的とする。
本発明における一局面のデータ配信システムは、ネットワークを介して接続された画像形成装置と画像処理サーバとを用いて画像データを配信するデータ配信システムであって、前記画像形成装置は、画像を読み込み、画像データを取得する画像読込手段と、取得された画像データを前記画像処理サーバに送信する送信手段と、を備え、前記画像処理サーバは、前記画像形成装置から前記画像データを受信する受信手段と、受信された画像データにワークフローを定義する各処理が含まれている場合、該画像データから前記ワークフローに含まれる各処理を認識する画像認識手段と、認識された各処理に基づいてワークフローを生成するワークフロー生成手段と、生成されたワークフローに基づいて画像データを配信する配信手段とを備える。
また、本発明における他の局面の画像形成装置は、画像データを取得して前記画像データを配信する画像形成装置であって、画像を読み込み、画像データを取得する画像読込手段と、取得された画像データにワークフローを定義する各処理が含まれている場合、該画像データから前記ワークフローに含まれる各処理を認識する画像認識手段と、認識された各処理に基づいてワークフローを生成するワークフロー生成手段と、生成されたワークフローに基づいて画像データを配信する配信手段とを備える。
また、本発明における他の局面の画像処理装置は、画像データを取得して前記画像データを配信する画像処理装置であって、画像データを取得する画像取得手段と、取得された画像データにワークフローを定義する各処理が含まれている場合、該画像データから前記ワークフローに含まれる各処理を認識する画像認識手段と、認識された各処理に基づいてワークフローを生成する生成手段と、生成されたワークフローに基づいて画像データを配信する配信手段とを備える。
また、本発明における他の局面のデータ配信方法は、画像データを取得して前記画像データを配信するデータ配信方法であって、画像データを取得する画像取得段階と、取得された画像データにワークフローを定義する各処理が含まれている場合、該画像データから前記ワークフローに含まれる各処理を認識する画像認識段階と、認識された各処理に基づいてワークフローを生成する生成段階と、生成されたワークフローに基づいて画像データを配信する配信段階とを有する。
また、本発明のデータ配信システム、画像形成装置、画像処理装置、及びデータ配信方法は、コンピュータにより実行可能なプログラムにより実現することができ、また、プログラムを記録した記録媒体をコンピュータに読み取らせて実現することも可能である。
本発明によれば、ユーザ所望のワークフローを一から簡単に生成することができるデータ配信システム、画像形成装置、画像処理装置、データ配信方法、プログラム、及び記録媒体を提供することができる。
実施例1に係るデータ配信システムの一例を示す図。 実施例1に係るMFPのハードウェア構成の一例を示す図。 実施例1に係る画像処理サーバのハードウェア構成の一例を示す図。 実施例1におけるMFPと画像処理サーバとの主要機能構成の一例を示すブロック図。 ワークフロー処理手段の主要機能構成の一例を示すブロック図。 ワークフローを定義するためのマークシートの例を示す図。 ワークフローの例を示す図。 マークシート情報の一例を示す図。 処理毎の設定情報の一例を示す図。 前述した例で生成されるワークフローを示す図。 実施例1におけるワークフロー実行処理の一例を示すフローチャート。 読み込む原稿と処理される画像データの関係を示す図。 実施例2におけるMFPと画像処理サーバとの主要機能構成の一例を示すブロック図。 リソース情報の一例を示す図。 実施例2におけるワークフロー実行処理の一例を示すフローチャート。 実施例3におけるMFPと画像処理サーバとの主要機能構成の一例を示すブロック図。 ユーザ関連情報の一例を示す図。 実施例4におけるMFPと画像処理サーバとの主要機能構成の一例を示すブロック図。 紙に記載されたワークフローの一例を示す図。
以下、添付図面を参照して、本発明にかかるデータ配信システム、画像形成装置、画像処理装置(又は画像処理サーバ)、データ配信方法、プログラム及び記録媒体の実施例を詳細に説明する。
また、以下に示す実施例では、画像データを入力する画像形成装置として、プリンタ機能、スキャナ機能、コピー機能、ファクシミリ機能を一つの筐体に搭載した複合機を例にあげて説明しているが、これに限定されるものではなく、画像データを入力可能であれば、スキャナ装置、ファクシミリ装置、コピー装置などいずれにも適用することができる。
[実施例1]
<システム構成とハードウェア構成>
図1は、実施例1に係るデータ配信システムの一例を示す図である。図1に示すように、データ配信システムは、ネットワークを介してMFP(Multifunction Peripheral)10、MFP20、画像処理サーバ30、情報処理端末(例えば、PC(Personal Computer)、PDA(Personal Data Assistance)など)40が接続されている。以下、画像形成装置はMFPを例にして説明する。
MFP10、20は、スキャン機能、コピー機能、プリンタ機能、ファクシミリ機能などを一つの筐体に搭載したものである。MFP10、20は、スキャナ機能により紙媒体等をスキャン処理して画像データを生成し、生成された画像データを画像処理サーバ30に送信する。MFPの詳細については後述する。また、画像データは、文書画像データを含む。
画像処理サーバ30は、各MFPでスキャンされた画像データを受信して、指定されたワークフローに従って種々の処理や配信処理を実行するワークステーション等のコンピュータである。ワークフローには、メール送信、FAX送信、フォルダ配信などがある。
また、画像処理サーバ30は、入力された画像データに基づいてワークフローを実行するサーバであり、ユーザによって構築されたワークフローに従って文書の蓄積又は配信処理を実行する。即ち、画像を処理するという観点において、画像処理サーバ30も画像処理装置として機能する。画像処理サーバ30の詳細については後述する。なお、画像処理サーバ30は、MFP10、20に組み込まれてもよい。
情報処理端末40は、管理者によりデータ配信に関する管理ツールが起動され、入力、画像変換、出力の各プラグインが順に選択されることでワークフローを作成する。なお、ネットワークを介して接続されるMFPやサーバや情報処理端末の数は、それぞれ任意の数でもよい。
実施例1に係るMFP10と画像処理サーバ30とのハードウェア構成について説明する。図2は、実施例1に係るMFP10のハードウェア構成の一例を示す図である。
図2に示すように、MFP10は、制御部11、主記憶部12、補助記憶部13、外部記憶装置I/F部14、ネットワークI/F部16、操作部17、表示部18を含む。
制御部11は、コンピュータの中で、各装置の制御やデータの演算、加工を行うCPUである。また、制御部11は、主記憶部12に記憶されたプログラムを実行する演算装置であり、入力装置や記憶装置からデータを受け取り、演算、加工した上で、出力装置や記憶装置に出力する。
主記憶部12は、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)などであり、制御部11が実行する基本ソフトウェアであるOSやアプリケーションソフトウェアなどのプログラムやデータを記憶又は一時保存する記憶装置である。
補助記憶部13は、HDD(Hard Disk Drive)などであり、アプリケーションソフトウェアなどに関連するデータを記憶する記憶装置である。
外部記憶装置I/F部14は、USB(Universal Serial Bus)などのデータ伝送路を介して接続された記憶媒体15(例えば、フラッシュメモリなど)と当該画像処理サーバとのインタフェースである。
また、記憶媒体15に、所定のプログラムを格納し、この記憶媒媒体15に格納されたプログラムは外部記憶装置I/F部14を介してMFP10にインストールされ、インストールされた所定のプログラムはMFP10により実行可能となる。
ネットワークI/F部16は、有線及び/又は無線回線などのデータ伝送路により構築されたLAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)などのネットワークを介して接続された通信機能を有する周辺機器と当該MFP10とのインタフェースである。
操作部17や表示部18は、キースイッチ(ハードキー)とタッチパネル機能(GUIのソフトウェアキーを含む:Graphical User Interface)を備えたLCD(Liquid Crystal Display)とから構成され、MFP10が有する機能を利用する際のUI(User Interface)として機能する表示及び/又は入力装置である。
図3は、実施例1に係る画像処理サーバ30のハードウェア構成の一例を示す図である。図3に示すように、画像処理サーバ30は、制御部31、主記憶部32、補助記憶部33、外部記憶装置I/F部34、ネットワークI/F部36を含む。
制御部31は、コンピュータの中で、各装置の制御やデータの演算、加工を行うCPUである。また、制御部31は、主記憶部32に記憶されたプログラムを実行する演算装置であり、入力装置や記憶装置からデータを受け取り、演算、加工した上で、出力装置や記憶装置に出力する。
主記憶部32は、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)などであり、制御部31が実行する基本ソフトウェアであるOSやアプリケーションソフトウェアなどのプログラムやデータを記憶又は一時保存する記憶装置である。
補助記憶部33は、HDD(Hard Disk Drive)などであり、アプリケーションソフトウェアなどに関連するデータを記憶する記憶装置である。
外部記憶装置I/F部34は、USB(Universal Serial Bus)などのデータ伝送路を介して接続された記憶媒体15(例えば、フラッシュメモリなど)と当該画像処理サーバとのインタフェースである。
また、記憶媒体15に、所定のプログラムを格納し、この記憶媒媒体15に格納されたプログラムは外部記憶装置I/F部34を介して画像処理サーバ30にインストールされ、インストールされた所定のプログラムは画像処理サーバ30により実行可能となる。
ネットワークI/F部36は、有線及び/又は無線回線などのデータ伝送路により構築されたLAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)などのネットワークを介して接続された通信機能を有する周辺機器と当該画像処理サーバとのインタフェースである。
<機能構成>
図4は、実施例1におけるMFP10と画像処理サーバ30との主要機能構成の一例を示すブロック図である。まず、MFP10の主要機能構成について説明する。なお、図4に示す例では、MFP10と画像処理サーバ30とを別構成にしたが、画像処理サーバ30はMFP10に組み込まれてもよい。
図4に示すように、MFP10は、画像読込手段101、通信手段102、記憶手段103を含む。その他一般的なMFPが有するプリンタ機能やコピー機能やFAX機能等については図示していない。
画像読込手段101は、スキャン機能により原稿を読み込んで画像データを取得する。画像データの取得については、FAXで受信したり、情報処理端末40から取得したりしてもよい。
通信手段102は、機器情報や画像データなどの送受信を行う。特に、通信手段102は、画像データのワークフロー処理要求などがユーザから指示された場合、画像データと当該要求とを画像処理サーバ30に送信する。
記憶手段103は、入力、画像変換、出力の各プラグインを格納し、また、各プラグインが組み合わされたワークフローを1又は複数格納する。なお、記憶手段103は必ずしも設ける必要はなく、画像処理サーバ30の記憶手段305からワークフローに関する情報を取得するようにしてもよい。
次に、画像処理サーバ30の主要機能構成について説明する。画像処理サーバ30は、通信手段301、ジョブ実行手段302、ワークフロー処理手段303、ワークフロー生成手段304、記憶手段305、記憶手段306を含む。
通信手段301は、機器情報や画像データなどの送受信を行う。特に、MFP10から画像データを受信したり、ワークフローの宛先に対し、画像処理した画像データを送信したりする。
また、通信手段301は、ワークフローの識別情報や、ワークフローの各処理の設定情報などをMFP10から受信する。通信手段301は、MFP10からワークフローの処理要求(ジョブ要求)を受信した場合は、ワークフローの識別情報や、ワークフローの各処理の設定情報などをジョブ実行手段302に出力する。
ジョブ実行手段302は、MFP10から要求されたジョブを実行する。ジョブ実行手段302は、ワークフロー処理手段303にワークフローの処理要求を行うと共に、ワークフローの識別情報やワークフローに含まれる各処理の設定情報を出力する。
ワークフロー処理手段303は、ジョブ実行手段302からワークフローの処理要求を受けた場合、ワークフローに含まれる各処理を実行する。図5を用いて、ワークフロー処理手段303を具体的に説明する。
図5は、ワークフロー処理手段303の主要機能構成の一例を示すブロック図である。図5に示すように、ワークフロー処理手段303は、ワークフロー実行手段331、画像認識手段332、画像変換手段333、フォルダ配信手段334、メール配信手段335を含む。
ワークフロー実行手段331は、取得したワークフローの実行を制御する。ワークフロー実行手段331は、ワークフローに含まれる各処理を各処理部(画像認識手段332等)に実行させ、ワークフローに従って配信処理を行う。
画像認識手段332は、例えばOCR(Optical Character Recognition)処理及び/又はOMR(Optical Mark Recognition)処理の画像認識処理を行う。画像変換手段333は、PDF、TIFF、GIF、JPEG、JPEG2000などのフォーマットを他のフォーマットに変換する処理を行う。フォルダ配信手段334は、指定されたサーバのフォルダに配信する処理を行う。メール配信手段335は、SMTPサーバなどを用いてメール配信処理を行う。これらの各処理はプラグインとして実装され、各処理のプラグインは記憶手段305に記憶されている。また、OMR処理と、OCR処理とは別のプラグインである。
なお、画像認識手段332は、画像データに対してOMR処理やOCR処理を行って、ワークフローに定義される各処理を認識した場合、認識した各処理をワークフロー生成手段304に出力する。例えば、画像認識手段332がOMR処理を行う場合、画像認識手段332は、ワークフローを定義するマークシートを認識することで、ワークフローに含まれる各処理を特定することができる。
図4に戻り、ワークフロー生成手段304は、ワークフローを生成するワークフロー(例えば、OMR処理のみのワークフロー)がワークフロー処理手段303により実行された場合、画像認識手段332が認識した各処理に基づいてワークフローを生成する。このとき、ワークフロー生成手段304は、マークシート情報(MS情報)が記憶された記憶手段306を参照することで、認識された各処理の設定情報を取得する。ワークフロー生成手段304は、生成したワークフローを示す情報及びワークフローに含まれる各処理の設定情報をジョブ実行手段302に出力する。
ジョブ実行手段302は、ワークフロー生成手段304から生成されたワークフローを示す情報及び各処理の設定情報を取得すると、ワークフロー処理手段303に、生成されたワークフローを実行するよう要求する。これにより、ワークフロー生成手段304で生成されたワークフローは実行可能となる。
記憶手段305は、入力、画像変換、出力の各プラグインを格納し、また、各プラグインが組み合わされたワークフローを1又は複数格納する。記憶手段306は、ワークシート情報を格納する。マークシート情報とは、マークシート毎のワークフローを定義するための各処理の情報、処理毎の設定情報などを含む情報である。なお、記憶手段305、306は必ずしも別である必要はなく、区別して記憶できれば一つの記憶手段に記憶されてもよい。
<ワークフロー生成の具体例>
図6は、ワークフローを定義するためのマークシートの例を示す図である。マークシートAでは、ファイルフォーマットとして「JPEG」、「TIFF」、「PDF」が選択でき、配信方法として「FTP」、「Folder」が選択でき、配信先として「サーバA」、「サーバB」が選択でき、OCR処理を「する」か「しない」かが選択できる。
また、マークシートBでは、ファイルフォーマットとして「マルチページTIFF」、「マルチページPDF」が選択でき、配信方法として「FTP」、「Folder」が選択でき、配信先として「サーバA」、「サーバB」が選択できる。ユーザは、自身が所望する処理や設定情報を選んで前述したマークシートにマークする。なお、マークシートは1ページのみではなく、複数ページであってもよい。
図7は、ワークフローの例を示す図である。ワークフローAは、OMR処理を行うだけのジョブである。ワークフローBは、画像変換を行ってメール配信するジョブである。ワークフローCは、OCR処理を行ってフォルダ配信を行うジョブである。
図8は、マークシート情報の一例を示す図である。図8に示すように、マークシート情報は、マークシート毎にマークする項目、項目毎に選択肢(処理)、選択肢に対応する設定情報を保持する。1つのマークシートが複数ページある場合は、ページ数情報をマークシート情報に含めてもよい。なお、ページ数情報をマークシート情報に含めなくても、マークシート自体に複数ページあることを示す情報を付与してもよい。マークシート生成手段304は、図8に示すようなマークシート情報から選択肢(処理)における設定情報を取得する。
このとき、ユーザは、図6に示したようなマークシートを用いて所望のワークフローを生成したい場合は、図7に示すワークフローAを選択する。
ユーザが、MFP10の操作部17からワークフローAを選択する場合、記入されたマークシートが画像読込手段101に最初に読み込まれるようにする。配信したい原稿は、マークシートの後に画像読込手段101に読み込まれるようにする。
以下、ユーザが、図6に示すマークシートAを用いて、ファイルフォーマット「JPEG」、配信方法「Folder」、配信先「サーバA」、OCR「する」にマークした例について説明する。
ユーザによりワークフローAが選択され、原稿が読み込まれると、MFP10は、ワークフローを識別する識別情報と原稿とワークフローに関して入力された設定情報を、通信手段301を介してジョブ実行手段302に出力する。ジョブ実行手段302は、ワークフローAであることを判断すると、1ページ目の画像データ以外はジョブキューに一時記憶し、ワークフローの識別情報と1ページ目の画像データをワークフロー処理手段303に出力する。
ワークフロー処理手段303は、ワークフローの識別情報から記憶手段305を参照してワークフローA(OMR処理)であることを判断する。次に、ワークフロー実行手段331は、画像認識手段332に画像データを出力し、OMR処理を行わせる。
画像認識手段332は、記入されたマークシートAの画像データを認識することで、ファイルフォーマット「JPEG」、配信方法「Folder」、配信先「サーバA」、OCR「する」を特定する。画像認識手段332は、特定した処理情報をワークフロー生成手段304に出力する。マークシートAに関する情報については、記憶手段306に記憶されるマークシート情報を参照して取得できる。
ワークフロー生成手段304は、取得した処理情報に基づいて記憶手段306を参照し、処理情報に対応する設定情報を取得する。図9は、処理毎の設定情報の一例を示す図である。前述した例では、ユーザは、ファイルフォーマット「JPEG」、配信方法「Folder」、配信先「サーバA」、OCR「する」をマークしたので、これらの処理が画像認識手段332に特定される。さらに、マークシート生成手段304は、フォーマットには設定情報(パラメータ)として「JPEG」、配信先にはサーバAを示す設定情報として「\\xxx.yyy.0.1\ShareFolder1\」を記憶手段306から取得する。
ワークフロー生成手段304は、取得した処理情報(OCR、画像変換など)と、設定情報を用いてワークフローを生成する。図10は、前述した例で生成されるワークフローを示す図である。図10に示すワークフローは、マークシートAを用いてユーザが所望したワークフローである。つまり、OCR処理を行ってJPEG変換を行い、サーバAにフォルダ配信するワークフローである。
ワークフロー生成手段304は、生成したワークフローを示す情報をジョブ実行手段302に出力する。ジョブ実行手段302は、ワークフロー生成手段304からワークフローを示す情報を取得した場合は、取得したワークフローを示す情報とともにジョブキューに記憶した画像データをワークフロー処理手段303に出力する。これにより、生成されたワークフローは、ワークフロー処理手段303により実行され、生成されたワークフローに従って画像データを配信処理することができる。
<動作>
次に、実施例1に係るデータ配信システムの動作について説明する。図11は、実施例1におけるワークフロー実行処理の一例を示すフローチャートである。
図11に示すように、ステップS11において、ユーザは、MFP10の操作部17からワークフローを選択する。選択されたワークフローは画像データや設定情報とともに画像処理サーバ30に送信される。
ステップS12において、画像処理サーバ30のジョブ実行手段302は、選択されたワークフローがOMR処理のみのワークフローであるか否かを判定する。OMR処理のみのワークフローとは、ワークフローを生成するためのワークフローである。ステップS12の判定結果がYES(OMR処理のみ)であればステップS13に進み、判定結果がNO(OMR処理のみではない)であればステップS15に進む。
ステップS13において、画像認識手段332は、マークシートの画像データを認識して、マークされている処理を特定し、特定した処理を示す処理情報をワークフロー生成手段304に出力する。
ステップS14において、ワークフロー生成手段304は、取得した処理情報に対応する設定情報を、記憶手段306に記憶されるマークシート情報から取得し、ワークフローを生成する。生成されたワークフローはジョブ実行手段302を介して、ワークフロー処理手段303に出力される。
ステップS15において、ワークフロー処理手段303は、ジョブ実行手段302から取得したワークフローに従って、画像データの配信処理を行う。
図12は、読み込む原稿と処理される画像データの関係を示す図である。図12(A)は、MFP10に読み込まれる原稿を示す。括弧内の数字は、MFP10に読み込まれる(スキャンされる)順序を表す。図12(B)は、画像処理サーバ30に処理される画像データを示す。括弧内の数字は、ワークフローに従って配信処理される順序を表す。なお、図12(B)に示す画像データは、図12(A)に示すマークシートにより生成されたワークフローに従って配信処理される。このとき、マークシート以外の画像データは、ワークフローが生成されるまでジョブキューに一時記憶される。
以上、実施例1によれば、ユーザ所望のワークフローを一から簡単に生成することができる。また、ユーザが使い慣れたマークシートを用いてユーザ所望のワークフローを生成することができ、データ配信システムの利便性を向上させることができる。
[実施例2]
次に、実施例2に係るデータ配信システムについて説明する。実施例2に係るデータ配信システムは、画像認識手段332により特定された処理を画像処理サーバが備えていない場合に、他機器から当該処理のプラグインを取得したり、他機器に当該処理を行わせたりする。
<機能構成>
図13は、実施例2におけるMFP10と画像処理サーバ50との主要機能構成の一例を示すブロック図である。なお、図13に示す例では、MFP10と画像処理サーバ50とを別構成にしたが、画像処理サーバ50はMFP10に組み込まれてもよい。
図13に示す機能において、図4に示す機能と同様のものは同じ符号を付し、その説明を省略する。実施例2では、画像処理サーバ50は、通信手段301、ジョブ実行手段302、ワークフロー処理手段303、ワークフロー生成手段501、プラグイン取得手段502、実行依頼手段503、記憶手段504、記憶手段306、記憶手段505を含む。なお、記憶手段は、必ずしも別構成である必要はない。
ワークフロー生成手段501は、画像認識手段332が特定したワークフローに定義される各処理を取得した場合、各処理に対応するプラグインが全て記憶手段505に記憶されているか否かを判定する。このとき、特定された各処理に対応するプラグインが1つでもない場合、画像処理サーバ50は、特定された各処理で定義されるワークフローを実行できない。よって、ワークフロー生成手段501は、記憶手段505に記憶されていないプラグインを他機器から取得するため、プラグイン取得手段502に対し、取得したいプラグインを示すプラグイン情報を通知する。
プラグイン取得手段502は、ワークフロー生成手段501からプラグイン情報を通知されると、プラグイン情報が示すプラグインをどの機器(例えばサーバやMFP)が有しているか、記憶手段504に記憶されているリソース情報を参照して調べる。
図14は、リソース情報の一例を示す図である。図14に示すリソース情報は、機器毎に、その機器が有するリソース情報(プラグイン情報)、アドレスを保持する。例えば、「サーバA」は、OCR処理と、画像変換処理と、メール配信処理を行うプラグインを有する。
プラグイン取得手段502は、図14に示すようなリソース情報を参照して、取得したいプラグインを有する機器とその機器のアドレスを特定する。このとき、取得したプラグインを有する機器が複数ある場合は、機器の処理性能などに基づいて機器に優先順位をつけ、優先順位の高い機器を特定するようにすればよい。なお、この優先順位は予め出しておき、リソース情報に含めてもよい。
プラグイン取得手段502は、特定したアドレスに対し、取得したいプラグインを示すプラグイン情報と共にプラグインの取得要求を行う。次に、プラグイン取得手段502は、取得要求を出した機器からプラグインを取得する。
また、プラグイン取得手段502は、取得要求を出した機器からプラグインのライセンスの数が限度数に達している旨の通知を受けた場合、取得したいプラグインを有する他の機器に前述したようなプラグインの取得要求を行う。このとき、プラグイン取得手段502は、次に優先順が高い機器に取得要求を出すようにすればよい。
プラグイン取得手段502は、要求したプラグインを取得すると、取得したプラグインを記憶手段505に記憶する(インストールする)。次に、プラグイン取得手段502は、ワークフロー生成手段501に対し、プラグインを取得した旨通知する。
ワークフロー生成手段501は、プラグイン取得手段502からプラグインの取得通知を受けると、実施例1と同様にしてワークフローを生成し、生成したワークフローをジョブ実行手段302に通知する。これにより、生成されたワークフローに従って配信処理が行われる。
また、プラグイン取得手段502でプラグインを取得しなくても、実行依頼手段503を用いて、他機器に対して処理の負荷分散を行うことで、ワークフローを実行して配信処理を行うこともできる。以下、処理の負荷分散について説明する。
ワークフロー生成手段501は、特定した処理に対応するプラグインが存在しなくても、ワークフローを生成し、生成したワークフローをジョブ実行手段に302を介してワークフロー処理手段303に出力する。
ワークフロー処理手段303は、ワークフローの順序に従って処理の実行を行うが、処理に対応するプラグインを備えていない場合は、実行依頼手段503に対し、他機器に処理させるプラグイン情報を通知する。
実行依頼手段503は、ワークフロー処理手段303から通知を受けると、通知を受けたプラグイン情報が示すプラグインを有する他機器に対し、画像データと共に処理実行の依頼を行う。プラグインを有する他機器の特定については、前述したように、記憶手段504に記憶されるリソース情報を参照して特定することができる。
実行依頼は、処理に対応するプラグインの識別値、対象の画像データの識別値、処理の設定情報、他機器で実行するべきジョブ指令などをパケット又はフレームのペイロードに含ませた形式で行う。実行依頼を受けた他機器は、実行依頼に含まれる各値を引数として使用してプラグインを呼び出し、対象データの読み出しを実行する。
実行依頼手段503は、実行依頼を行なった後、他機器からの実行結果を取得するため待機する。実行依頼手段503は、実行結果を取得すると、実行結果をワークフロー処理手段303に出力する。
ワークフロー処理手段303は、実行依頼手段503から実行結果を取得した場合、ワークフローにおける次の処理を行い、画像データの配信処理を行う。なお、プラグイン取得手段502と実行依頼手段503とは、両方備えられてもよいし、いずれか一方を備えられてもよい。
<動作>
次に、実施例2に係るデータ配信システムの動作について説明する。図15は、実施例2におけるワークフロー実行処理の一例を示すフローチャートである。図15に示す処理において、図11に示す処理と同様の処理を行うものは同じ符号を付し、その説明を省略する。
ステップS21において、ワークフロー生成手段501は、画像認識手段332が認識したワークフローを定義する処理に対応するプラグインが全て記憶手段505に存在するか否かを確認する。ステップS21の判定結果がYES(全てある)であればステップS14に進み、判定結果がNO(処理が少なくとも1つない)であればステップS22に進む。
ステップS22において、プラグイン取得手段501は、取得したいプラグインを有する他機器を特定し、他機器にプラグインの取得要求を行う。プラグイン取得手段501は、要求したプラグインを取得した場合、取得したプラグインを記憶手段505に記憶し、ワークフロー生成手段501にその旨通知する。ステップS14以降は、図11に示す処理と同様である。
以上、実施例2によれば、画像認識手段332により特定された処理を画像処理サーバが備えていない場合に、他機器から当該処理のプラグインを取得したり、他機器に当該処理を行わせたりすることができる。
[実施例3]
次に、実施例3に係るデータ配信システムについて説明する。実施例3に係るデータ配信システムは、認証されたユーザのユーザ情報を用いて、画像認識対象ページを特定したり、生成されたワークフローの保存期間を決定したり、使用頻度の高いワークフローを表示したりする。
<機能構成>
図16は、実施例3におけるMFP60と画像処理サーバ70との主要機能構成の一例を示すブロック図である。なお、図16に示す例では、MFP60と画像処理サーバ70とを別構成にしたが、画像処理サーバ70はMFP60に組み込まれてもよい。
図16に示す機能において、図4に示す機能と同様のものは同じ符号を付し、その説明を省略する。実施例3では、MFP60は、画像読込手段101、認証手段601、通信手段102、記憶手段103を含む。また、画像処理サーバ70は、通信手段301、ジョブ実行手段702、ワークフロー処理手段303、ワークフロー生成手段304、記憶手段701、記憶手段305、記憶手段306を含む。
MFP60の認証手段601は、操作部17から入力されたユーザIDやパスワードを用いて外部の認証サーバに認証を依頼する。認証手段601は、認証サーバから認証成功の通知を受けると、通信手段102を介してユーザIDを画像処理サーバ70に送信する。
画像処理サーバ70のジョブ実行手段702は、通信手段301を介してユーザ情報を取得し、ワークフローを生成するためのワークフロー(例えば、図7に示すワークフローA)が処理要求された場合、記憶手段701に記憶されているユーザ関連情報からユーザ情報に対応するページ情報を取得する。
図17は、ユーザ関連情報の一例を示す図である。図17に示すように、ユーザ関連情報は、ユーザIDに関連付けて、ページ情報、保存期間、ワークフロー情報を保持する。ページ情報は、画像認識処理(例えばOMR処理)を行う画像データのページを示す情報である。なお、ページ情報は、1ページに限らず、複数ページを示す情報であってもよい。保存期間は、生成されたワークフローを記憶手段305に保存する保存期間を示す情報である。ワークフロー情報は、そのユーザがマークシートを用いてよく生成するワークフローを示す情報である。
ジョブ実行手段702は、取得したページ情報が示すページの画像データのみをワークフロー処理手段303に出力する。このとき、ワークフロー処理手段303に対して、ワークフローを生成するためのワークフローの処理要求も行われる。これにより、マークシートを挿入する位置は、必ずしもフロントだけではなく、ユーザ毎に任意に決めることができる。
また、ジョブ実行手段702は、ユーザ情報に対応する保存期間情報を取得する。ジョブ実行手段702は、ワークフロー生成手段304から取得したワークフローを記憶手段305に記憶する際に、保存期間を設定する。これにより、ユーザ毎に、生成されたワークフローの保存期間を設定することができる。記憶手段306に記憶されたワークフローは、保存期間中であれば、ユーザは操作部17から選択して配信処理を行うことが可能になる。
また、ジョブ実行手段702は、ユーザ情報に対応するワークフロー情報を取得する。ジョブ実行手段702は、通信手段301を介してワークフロー情報をMFP60に送信する。MFP60は、取得したワークフローを表示部18に表示し、マークシートを用いてよく生成されているワークフローの確認を行うことができる。ワークフローの確認は、ワークフローを生成する処理をユーザが指示したときに行えばよい。これにより、何度も画像認識処理を行って、同じワークフローを生成する無駄を省くことができる。
以上、実施例3によれば、認証されたユーザのユーザ情報を用いて、画像認識対象ページを特定したり、生成されたワークフローの保存期間を決定したり、使用頻度の高いワークフローを表示したりすることができる。
[実施例4]
次に、実施例4に係るデータ配信システムについて説明する。実施例4に係るデータ配信システムは、ユーザにより、画像認識する画像データの対象ページが指定されたり、また、マークシートを生成して印刷したりする。
<機能構成>
図18は、実施例4におけるMFP80と画像処理サーバ90との主要機能構成の一例を示すブロック図である。なお、図18に示す例では、MFP80と画像処理サーバ90とを別構成にしたが、画像処理サーバ90はMFP80に組み込まれてもよい。
図18に示す機能において、図4に示す機能と同様のものは同じ符号を付し、その説明を省略する。実施例4では、MFP80は、画像読込手段101、通信手段102、記憶手段103、受付手段801、印刷手段802を含む。また、画像処理サーバ90は、通信手段301、ジョブ実行手段302、ワークフロー処理手段303、ワークフロー生成手段304、記憶手段305、記憶手段306、マークシート生成手段901を含む。
MFP80の受付手段801は、ユーザがワークフローを生成するためのワークフローを選択するときに、画像認識を行うページの指定を受け付ける。ページ番号は操作部17を介して数字が入力される。なお、ページ番号は複数ページを示してもよい。受付手段801は、受け付けたページ情報を、通信手段102を介して画像処理サーバ90に送信する。
ジョブ実行手段302は、MFP80から取得したページ情報が示すページの画像データのみをワークフロー処理手段303に出力する。このとき、ワークフロー処理手段303に対して、ワークフローを生成するためのワークフローの処理要求も行われる。これにより、マークシートを挿入する位置は、必ずしもフロントだけではなく、ユーザが毎回設定することができる。このとき、指定されたページ以外の画像データは、ジョブキューに記憶され、ワークフローが生成された後に配信処理される。
次に、画像処理サーバ90のマークシート生成手段901について説明する。マークシート生成手段901は、図7に示すようなマークシートを生成する。マークシートの生成は、ユーザが画像処理サーバ90の管理ツールを用いて行うことができる。
このとき、記憶手段305に記憶されているプラグインしかマークシートの選択肢にすることができないという制約条件を設けることで、画像処理サーバ90が有しない処理がワークフローに定義されることを防ぐことができる。
また、生成されたマークシートは記憶手段306に記憶され、記憶されたマークシートは必要に応じてMFP80に送信される。MFP80の印刷手段802は、画像処理サーバ90から受信したマークシートを印刷する。これにより、ユーザは、使用するマークシートを使用するときに印刷すればよいので、事前にマークシートを準備しておく必要がない。
また、マークシート生成手段901は、図7に示すようなマークシートに限らず、送り先のサーバの誰宛に送るかなどもマークシートに含めるようにしてもよい。つまり、ユーザは、マークシート生成手段901により、画像処理サーバ90が有する情報を使って自由にマークシートを生成することができる。
以上、実施例4によれば、ユーザにより、画像認識する画像データの対象ページが指定されたり、また、マークシートを生成して印刷したりすることができる。
[変形例]
次に、前述した各実施形態の変形例について説明する。変形例1では、画像認識手段332が、OMR処理のみではなく、OCR処理を行ってワークフローに定義される各処理を特定する。つまり、画像認識手段332は、ワークフローが記載された紙の画像データを画像認識して、認識した各処理をワークフロー生成手段304に出力する。
図19は、紙に記載されたワークフローの一例を示す図である。図19に示す例では、画像認識手段332は、四角枠を各処理と特定し、四角枠内の文字を認識することで処理内容を特定することができる。また、画像認識手段332は、左から右へ認識した処理を連結したり、矢印を認識してフローの順番を特定したりする。
変形例2では、前述した各画像処理サーバが組み込まれたMFPについて説明する。変形例2において、画像処理サーバが組み込まれた画像形成装置の各機能は、基本的には図4、図13、図16、図18に示す画像形成装置の機能及び画像処理サーバの機能と同様である。これにより、変形例2に係る画像形成装置によれば、MFP単体で、各実施例に示した処理を行なうことができる。
なお、各実施例の画像処理サーバは、CPUなどの制御装置と、ROM(Read Only Memory)やRAMなどの記憶装置と、HDD、CDドライブ装置などの外部記憶装置などの装置を備えており、ワークステーションや通常のコンピュータを利用したハードウェア構成となっている。
各実施例の画像処理サーバや変形例のMFPで実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。
また、各実施例の画像処理サーバや変形例のMFPで実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、各実施例の画像処理サーバや変形例のMFPで実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
また、各実施例の画像処理サーバや変形例のMFPで実行されるプログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
各実施例の画像処理サーバや変形例のMFPで実行されるプログラムは、前述した各手段を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU(プロセッサ)が上記記憶媒体からプログラムを読み出して実行することにより上記各手段が主記憶装置上にロードされ、上記各手段が主記憶装置上に生成されるようになっている。
なお、本発明は、上記実施例そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化することができる。また、上記実施例に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成することができる。例えば、実施例に示される全構成要素からいくつかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施例にわたる構成要素を適宜組み合わせても良い。
10、60、80 MFP
30、50、70、90 画像処理サーバ
40 情報処理端末
101 画像読込手段
102 通信手段
103 記憶手段
301 通信手段
302、702 ジョブ実行手段
303 ワークフロー処理手段
304、501 ワークフロー生成手段
305、306、504、701 記憶手段
331 ワークフロー実行手段
332 画像認識手段
333 画像変換手段
334 フォルダ配信手段
335 メール配信手段
502 プラグイン取得手段
503 実行依頼手段
601 認識手段
801 受付手段
802 印刷手段
901 マークシート生成手段
特開2007−323392号公報

Claims (12)

  1. ネットワークを介して接続された画像形成装置と画像処理サーバとを用いて画像データを配信するデータ配信システムであって、
    前記画像形成装置は、
    画像を読み込み、画像データを取得する画像読込手段と、
    取得された画像データを前記画像処理サーバに送信する送信手段と、
    を備え、
    前記画像処理サーバは、
    前記画像形成装置から前記画像データを受信する受信手段と、
    受信された画像データにワークフローを定義する各処理が含まれている場合、該画像データから前記ワークフローに含まれる各処理を認識する画像認識手段と、
    認識された各処理に基づいてワークフローを生成するワークフロー生成手段と、
    生成されたワークフローに基づいて画像データを配信する配信手段と
    を備えるデータ配信システム。
  2. 前記画像処理サーバは、
    認識された各処理に含まれる処理のプラグインを有していない場合、該処理のプラグインを有し、前記ネットワークに接続されている他機器から前記処理のプラグインを取得するプラグイン取得手段をさらに備える請求項1記載のデータ配信システム。
  3. 前記画像形成装置は、
    前記画像データに対して、前記画像認識手段により認識されるページの指定を受け付ける受付手段をさらに備え、
    前記画像認識手段は、
    前記受付手段が受け付けたページにのみ認識処理を行う請求項1又は2記載のデータ配信システム。
  4. 前記画像認識手段は、
    受信された画像データが前記マークシート方式の画像データである場合、OMR処理を行うことで前記ワークフローに含まれる各処理を認識する請求項1乃至3いずれか一項に記載のデータ配信システム。
  5. 前記画像処理サーバは、
    前記ワークフローを定義する各処理を含むマークシート方式の画像データを生成するデータ生成手段をさらに備え、
    前記画像形成装置は、
    前記データ生成手段により生成された前記マークシート方式の画像データを印刷する印刷手段をさらに備える請求項4記載のデータ配信システム。
  6. 前記画像形成装置は、
    ユーザ認証を行なう認証手段をさらに備え、
    前記送信手段は、
    認証されたユーザのユーザ情報を前記画像データと共に送信し、
    前記画像処理サーバは、
    画像認識を行うページ情報を関連付けたユーザ関連情報を記憶する第1記憶手段をさらに備え、
    前記画像認識手段は、
    受信されたユーザ情報に対応するページ情報を前記ユーザ関連情報から取得し、取得したページ情報が示すページにのみ認識処理を行う請求項1乃至5いずれか一項に記載のデータ配信システム。
  7. 前記ユーザ関連情報は、前記ユーザ情報と保存期間とを関連付けてさらに記憶し、
    前記画像処理サーバは、
    受信されたユーザ情報に対応する保存期間を前記ユーザ関連情報から取得し、取得した保存期間だけ、前記生成されたワークフローを記憶する第2記憶手段をさらに備える請求項6記載のデータ配信システム。
  8. 画像データを取得して前記画像データを配信する画像形成装置であって、
    画像を読み込み、画像データを取得する画像読込手段と、
    取得された画像データにワークフローを定義する各処理が含まれている場合、該画像データから前記ワークフローに含まれる各処理を認識する画像認識手段と、
    認識された各処理に基づいてワークフローを生成するワークフロー生成手段と、
    生成されたワークフローに基づいて画像データを配信する配信手段と
    を備える画像形成装置。
  9. 画像データを取得して前記画像データを配信する画像処理装置であって、
    前記画像データを取得する画像取得手段と、
    取得された画像データにワークフローを定義する各処理が含まれている場合、該画像データから前記ワークフローに含まれる各処理を認識する画像認識手段と、
    認識された各処理に基づいてワークフローを生成する生成手段と、
    生成されたワークフローに基づいて画像データを配信する配信手段と
    を備える画像処理装置。
  10. 画像データを取得して前記画像データを配信するデータ配信方法であって、
    前記画像データを取得する画像取得段階と、
    取得された画像データにワークフローを定義する各処理が含まれている場合、該画像データから前記ワークフローに含まれる各処理を認識する画像認識段階と、
    認識された各処理に基づいてワークフローを生成する生成段階と、
    生成されたワークフローに基づいて画像データを配信する配信段階と
    を有するデータ配信方法。
  11. 画像データを取得して前記画像データを配信する画像処理装置を制御するコンピュータを、
    前記画像データを取得する画像取得手段と、
    取得された画像データにワークフローを定義する各処理が含まれている場合、該画像データから前記ワークフローに含まれる各処理を認識する画像認識手段と、
    認識された各処理に基づいてワークフローを生成するワークフロー生成手段と、
    生成されたワークフローに基づいて画像データを配信する配信手段として機能させるためのプログラム。
  12. 請求項11に記載のプログラムを記録したコンピュータに読み取り可能な記録媒体。
JP2009049816A 2009-03-03 2009-03-03 データ配信システム、画像処理装置、画像形成装置、データ配信方法、配信管理プログラム、及び記録媒体 Pending JP2010204960A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009049816A JP2010204960A (ja) 2009-03-03 2009-03-03 データ配信システム、画像処理装置、画像形成装置、データ配信方法、配信管理プログラム、及び記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009049816A JP2010204960A (ja) 2009-03-03 2009-03-03 データ配信システム、画像処理装置、画像形成装置、データ配信方法、配信管理プログラム、及び記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010204960A true JP2010204960A (ja) 2010-09-16

Family

ID=42966378

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009049816A Pending JP2010204960A (ja) 2009-03-03 2009-03-03 データ配信システム、画像処理装置、画像形成装置、データ配信方法、配信管理プログラム、及び記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010204960A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017121071A (ja) * 2017-03-01 2017-07-06 ブラザー工業株式会社 中継装置、中継装置のプログラムおよび通信方法
JP2020046765A (ja) * 2018-09-14 2020-03-26 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 文書承認管理システム

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0936991A (ja) * 1995-07-24 1997-02-07 Ricoh Co Ltd ファクシミリ装置
JPH1173335A (ja) * 1997-08-29 1999-03-16 Toshiba Corp ワークフロー管理システムおよびタスク情報取得制御方法
JP2003101683A (ja) * 2001-09-25 2003-04-04 Canon Inc 画像処理装置および方法
JP2004508625A (ja) * 2000-08-28 2004-03-18 松下電器産業株式会社 目的を果たせないコンテンツを受信しないユーザ端末プログラム
JP2004102972A (ja) * 2002-09-09 2004-04-02 Chiaki Suzawa マークシート型電子カルテ及び診療支援システム
JP2007067619A (ja) * 2005-08-30 2007-03-15 Canon Inc データ送信装置およびデータ送信方法およびプログラム
JP2008152631A (ja) * 2006-12-19 2008-07-03 Canon Inc 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、画像形成装置を管理する管理装置、及び画像形成装置を管理する管理装置の制御方法

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0936991A (ja) * 1995-07-24 1997-02-07 Ricoh Co Ltd ファクシミリ装置
JPH1173335A (ja) * 1997-08-29 1999-03-16 Toshiba Corp ワークフロー管理システムおよびタスク情報取得制御方法
JP2004508625A (ja) * 2000-08-28 2004-03-18 松下電器産業株式会社 目的を果たせないコンテンツを受信しないユーザ端末プログラム
JP2003101683A (ja) * 2001-09-25 2003-04-04 Canon Inc 画像処理装置および方法
JP2004102972A (ja) * 2002-09-09 2004-04-02 Chiaki Suzawa マークシート型電子カルテ及び診療支援システム
JP2007067619A (ja) * 2005-08-30 2007-03-15 Canon Inc データ送信装置およびデータ送信方法およびプログラム
JP2008152631A (ja) * 2006-12-19 2008-07-03 Canon Inc 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、画像形成装置を管理する管理装置、及び画像形成装置を管理する管理装置の制御方法

Non-Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
CSNG200000415010; 大垣 武史: 'シート駆動型オフィス業務フロー支援' 情報処理学会研究報告 Vol.94 No.60 第94巻, 19940715, 第67-74ページ, 社団法人情報処理学会 *
JPN6013052457; 大垣 武史: 'シート駆動型オフィス業務フロー支援' 情報処理学会研究報告 Vol.94 No.60 第94巻, 19940715, 第67-74ページ, 社団法人情報処理学会 *

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017121071A (ja) * 2017-03-01 2017-07-06 ブラザー工業株式会社 中継装置、中継装置のプログラムおよび通信方法
JP2020046765A (ja) * 2018-09-14 2020-03-26 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 文書承認管理システム
JP7137754B2 (ja) 2018-09-14 2022-09-15 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 文書承認管理システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9019527B2 (en) Image forming apparatus, image processing apparatus, image processing system, image processing method, program, and recording medium
US9223957B2 (en) Image forming apparatus, image processing apparatus and image delivery system
JP5906594B2 (ja) 連携システム、画像処理装置、連携制御方法、連携制御プログラム及び記録媒体
US10165131B2 (en) Image processing apparatus, image processing method, and storage medium
US20100328723A1 (en) Image processing apparatus, image processing method, and storage medium
JP5621286B2 (ja) 画像処理装置、画像形成装置、情報処理装置、画像処理システム、画像処理方法、画像処理プログラム及び記憶媒体
JP2017059922A (ja) 情報処理システム、画像生成装置、プログラムおよび情報処理方法
JP4752480B2 (ja) 画像処理プログラム、画像処理装置および画像処理システム
JP2010219625A (ja) データ配信システム、画像処理装置、画像形成装置、データ配信方法、配信管理プログラム、及び記録媒体
JP2013048353A (ja) データ処理装置
US9473650B2 (en) Image reading apparatus, image reading method, image processing system, and storage medium
JP2011151492A (ja) 画像処理システム、画像処理装置、画像分割プログラム、及び記録媒体
JP2008065534A (ja) 情報処理システムおよびサーバ
JP2010204960A (ja) データ配信システム、画像処理装置、画像形成装置、データ配信方法、配信管理プログラム、及び記録媒体
JP5504691B2 (ja) 情報処理装置、プログラム、記録媒体、及び方法
JP5316271B2 (ja) 画像処理装置、画像処理システム、画像処理方法、プログラム、及び記録媒体
JP5131223B2 (ja) ワークフロー実行装置、ワークフロー実行方法およびワークフロー実行プログラム
JP5655331B2 (ja) 画像管理システム、画像管理装置、画像管理システムの制御方法、制御プログラム及び記録媒体
US8705069B2 (en) Image processing apparatus storing image data to be referenced and method for controlling the same
JP5656481B2 (ja) システム、画像形成装置、その制御方法及びプログラム
JP2008288792A (ja) 画像処理システム、制御装置およびその制御プログラム
JP2007089134A (ja) 画像処理システム、画像処理方法、画像処理プログラム、及び画像形成装置
JP6274269B2 (ja) 画像処理装置、画像配信システム、画像配信方法、プログラム、及び記録媒体
US9667813B2 (en) Facsimile apparatus that can store fax image data as transmission history information without storing cover sheet image, control method for facsimile apparatus, and storage medium
JP6036885B2 (ja) 画像処理装置、プログラム、及び画像処理システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120126

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120619

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130326

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130517

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130611

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130802

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20131022