[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JP2010202075A - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents

電動パワーステアリング装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2010202075A
JP2010202075A JP2009050856A JP2009050856A JP2010202075A JP 2010202075 A JP2010202075 A JP 2010202075A JP 2009050856 A JP2009050856 A JP 2009050856A JP 2009050856 A JP2009050856 A JP 2009050856A JP 2010202075 A JP2010202075 A JP 2010202075A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steering
capacitor
electric power
battery
power
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009050856A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5278049B2 (ja
Inventor
Yoshiaki Izumitani
圭亮 泉谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JTEKT Corp
Original Assignee
JTEKT Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JTEKT Corp filed Critical JTEKT Corp
Priority to JP2009050856A priority Critical patent/JP5278049B2/ja
Publication of JP2010202075A publication Critical patent/JP2010202075A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5278049B2 publication Critical patent/JP5278049B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)
  • Power Steering Mechanism (AREA)

Abstract

【課題】充電完了する前に急速な操舵が行われても、操舵中に操舵補助力が急落することのない電動パワーステアリング装置を提供する。
【解決手段】主電源としてのバッテリ6から又は当該バッテリ6及び補助電源としてのキャパシタ7からモータ4に電力を供給することが可能であり、操舵トルクに応じてモータ4により操舵補助力を生じさせる電動パワーステアリング装置1において、キャパシタ7から電力を供給する必要があるとき、キャパシタ7の充電率が所定値以下の充電不足状態であれば、制御回路13により、操舵トルクに応じた本来の操舵補助力を予め抑制可能とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動車等の車両に搭載される電動パワーステアリング装置に関し、特に、バッテリの他に補助電源としてのキャパシタを搭載した高出力な電動パワーステアリング装置に関する。
電動パワーステアリング装置は、運転者の操舵トルクに応じてモータにより操舵補助力を生じさせる装置である。かかる電動パワーステアリング装置には、近年、高出力化の要請がある。そのため、バッテリとは別に設けたキャパシタを必要に応じてバッテリと直列に接続し、高電圧によって大電力を供給することができる電動パワーステアリング装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
上記キャパシタとしては電気二重層コンデンサが使用される。この場合、キャパシタとしての性能を十分に発揮させ、かつ、寿命を延ばすためには、イグニッションキーがオフのときは電荷を全て放電させ、イグニッションキーのオン操作(若しくはさらにエンジン始動)により、電荷0の状態から一気に充電するという使用法が好ましい。
特開2008−62712(図1、段落[0036])
完全に放電したキャパシタを、イグニッションキーがオン操作されてから充電するには、充電完了までにある程度の時間(例えば10秒程度)を要する。しかしながら、充電完了を待たずに運転者が急速な操舵を行い、そのためにキャパシタからも放電する高出力の状態となる場合がある。この場合、充電不足の状態にあるキャパシタの電圧が、操舵中に放電限界値にまで低下することがある。こうなると、キャパシタからの電力供給はできなくなり、モータに供給できる電力が急激に低下する。その結果、操舵補助力が急激に低下し、運転者は、ステアリングホイールの操作が急に重くなったという違和感(引っ掛かるような感じ)を覚えることになる。
かかる従来の問題点に鑑み、本発明は、充電完了する前に急速な操舵が行われても、操舵中に操舵補助力が急落することのない電動パワーステアリング装置を提供することを目的とする。
本発明は、主電源としてのバッテリから又は当該バッテリ及び補助電源としてのキャパシタからモータに電力を供給することが可能であり、操舵トルクに応じて当該モータにより操舵補助力を生じさせる電動パワーステアリング装置であって、前記キャパシタから電力を供給する必要がある場合において、前記キャパシタの充電率が所定値以下の充電不足状態であれば、操舵トルクに応じた本来の操舵補助力を、予め抑制可能とすることを特徴とするものである。
上記のように構成された電動パワーステアリング装置では、キャパシタが充電不足状態であるのに急操舵によりキャパシタを用いる高出力が求められたときは、予め、操舵補助力を抑制することができる。このように予め操舵補助力を抑制すれば、キャパシタの放電ペースが遅くなって、操舵中に電力不足に陥る可能性が低くなる他、もし、操舵中にキャパシタが放電限界に達して電力不足となっても、元々抑制していたことにより、操舵補助力の低下の度合いを小さくすることができる。
また、本発明は、操舵トルクに応じてモータにより操舵補助力を生じさせる電動パワーステアリング装置であって、前記モータに電力を供給する主電源としてのバッテリと、前記モータに電力を供給することが可能な補助電源としてのキャパシタと、前記キャパシタの充電率を検出する検出手段と、前記バッテリの消費電力を検出する検出手段と、前記バッテリのみ又は前記バッテリ及びキャパシタを電源として、前記モータへ、操舵トルクに応じて必要な操舵補助力を生じさせるための電力を供給する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記キャパシタから電力を供給する必要がある場合において、前記キャパシタの充電率が所定値以下の充電不足状態であれば、前記消費電力に応じて、操舵トルクに応じた本来の操舵補助力を予め抑制することを特徴とするものである。
上記のように構成された電動パワーステアリング装置では、キャパシタが充電不足状態であるのに急操舵によりキャパシタを用いる高出力が求められたときは、バッテリの消費電力に応じて、予め、操舵補助力を抑制する。このように予め操舵補助力を抑制すれば、キャパシタの放電ペースが遅くなって、操舵中に電力不足に陥る可能性が低くなる他、もし、操舵中にキャパシタが放電限界に達して電力不足となっても、元々抑制していたことにより、操舵補助力の低下の度合いを小さくすることができる。
また、上記電動パワーステアリング装置において、制御手段は、充電率に応じて1以下の制限率を規定し、かつ、バッテリの消費電力に応じて当該制限率を下限値とする1以下の制限ゲインを、モータ駆動回路を動作させるための指令値に乗じるようにしてもよい。
この場合、充電率及び消費電力の2点に基づき、適切に、操舵補助力を抑制することができる。すなわち、例えば充電不足状態であっても消費電力が小さいときは抑制不要であるので、制限率をそのまま制限ゲインの値とせず、消費電力を考慮して真に必要なときのみ抑制をすることが好ましいのである。
本発明の電動パワーステアリング装置によれば、キャパシタが充電不足の状態のときは予め操舵補助力を抑制することによって、操舵中に操舵補助力が急落してステアリングホイールの操作に要するトルクが急増するという事態を、防止することができる。
本発明の一実施形態に係る電動パワーステアリング装置の、電気回路を主体とした概略構成を示す回路図である。 図1の電動パワーステアリング装置における制御回路の制御動作を示すフローチャートである。 図2のステップS1のサブルーチンである。 充電率CCRに対する制限率GCの特性を示すグラフの一例である。 (a)は、消費電力PBに対する制限ゲインGPBの特性を示すグラフの一例であり、(b)は、他の例である。
図1は、本発明の一実施形態に係る電動パワーステアリング装置1の、電気回路を主体とした概略構成を示す回路図である。図において、ステアリング装置2は、ステアリングホイール(ハンドル)3に付与される運転者の操舵トルクと、モータ4が発生する操舵補助力とによって駆動される。モータ4は、3相ブラシレスモータであり、モータ駆動回路5により駆動される。モータ駆動回路5には、主電源としてのバッテリ6から、又は、バッテリ6に直列に補助電源としてのキャパシタ7を接続した電源から、電圧が付与される。キャパシタ7は、電気二重層コンデンサで構成されている。
バッテリ6の電圧は、電源リレー9の接点9a及びMOS−FET10が介挿された電路L1を経て、モータ駆動回路5及びモータ4に導かれる。このMOS−FET10はNチャネルであり、ソースがバッテリ6側、ドレインがモータ駆動回路5側になるように、接続されている。また、寄生ダイオード10dは、バッテリ6からモータ4に電力を供給するときに電流が流れる方向が順方向となるように構成されている。
キャパシタ7は、電路L1と、他の電路L2との間に設けられている。キャパシタ7の高電位側の電路L2は、MOS−FET11を介してモータ駆動回路5に接続されている。MOS−FET11はNチャネルであり、ソースがモータ駆動回路5側、ドレインがキャパシタ7側になるように、接続されている。また、寄生ダイオード11dは、キャパシタ7からモータ4に電力を供給するときに電流が流れる方向とは逆向きになっている。
上記2つのMOS−FET10及び11は、ゲート駆動回路(FETドライバ)12により、交互にオン状態となるように駆動される。これら2つのMOS−FET10,11及びゲート駆動回路12によって構成される放電回路21は、MOS−FET10がオンのときは、バッテリ6からモータ駆動回路5及びモータ4に電力を供給し、MOS−FET11がオンのときは、バッテリ6及びキャパシタ7の直列体からモータ駆動回路5及びモータ4に電力を供給する。
上記ゲート駆動回路12やモータ駆動回路5は、CPU、メモリ、インターフェース等を含む制御回路13によって制御される。
また、上記制御回路13、モータ駆動回路5及び放電回路21は、バッテリ6のみ又はバッテリ6及びキャパシタ7を電源として、モータ4へ、操舵トルクに応じて必要な操舵補助力を生じさせるための電力を供給する制御手段を構成するものである。
一方、電路L1と電路L2との間には充放電回路14が設けられている。充放電回路14は、バッテリ6の電圧を昇圧した電圧をキャパシタ7の端子間に印加するものであり、充電の時期は制御回路13によって制御される。また、イグニッションキー(IGキー)8がオフのとき、充放電回路14は、キャパシタ7の残留電荷を放電させる。
バッテリ6と直列に接続された電流検出器15は、バッテリ6の出力電流を検出してその検出信号を制御回路13に送る。この電流検出器15による電圧降下は極めて小さく、無視し得るものとする。また、バッテリ6と並列に接続された電圧検出器16は、バッテリ6の端子間電圧VBを検出してその検出信号を制御回路13に送る。一方、キャパシタ7の端子間に接続された電圧検出器17は、キャパシタ7の端子間電圧VCを検出してその検出信号を制御回路13に送る。
また、制御回路13には、前述のイグニッションキー8の他、ステアリングホイール3に付与された操舵トルクを検出するトルクセンサ18の出力信号、車速を検出する車速センサ19の出力信号、及び、エンジン回転数を検出する回転数センサ20の出力信号が、それぞれ入力される。
上記のように構成された電動パワーステアリング装置1は、イグニッションキー8がオフの間は、電源リレー9がオフ(接点開)の状態であり、充放電回路14はキャパシタ7を全放電させている。
イグニッションキー8がオン操作されると、電源リレー9が、制御回路13からの指令信号により、オン(接点閉)の状態となる。また、制御回路13からの指令信号により、充放電回路14はキャパシタ7の充電を開始する。充電完了までには、例えば10秒程度の時間がかかる。また、充電完了後は、キャパシタ7の使用に応じて、随時補充的に充電が行われる。
また、エンジンが始動されると、操舵補助力を発生させることが可能となり、制御回路13は、操舵トルク及び車速に基づいて、必要とされる操舵補助力を得るための所要電力がモータ4に供給されるようにモータ駆動回路5を駆動する。この所要電力が基準値以下であるときは、制御回路13の指令信号により、MOS−FET10がオン状態、MOS−FET11がオフ状態となり、バッテリ6の電圧がモータ駆動回路5に導かれる。
一方、所要電力が基準値を超えるとき、すなわち、バッテリ6のみでは所要電力をまかないきれないときは、制御回路13はMOS−FET10をオフ状態とし、MOS−FET11をオン状態とする。この結果、バッテリ6とキャパシタ7とが互いに直列に接続された状態で、その出力電圧がモータ駆動回路5に供給される。これにより、バッテリ6のみの出力可能電力を超える大電力を、モータ4に供給することができる。なお、このとき、MOS−FET10の寄生ダイオード10dのカソードはアノードより高電位、すなわち、逆電圧であることにより、キャパシタ7からの電流が電路L1に流入することは、阻止される。
次に、上記電動パワーステアリング装置1における制御回路13の制御動作について詳細に説明する。
図2は、制御回路13の制御動作を示すフローチャートである。図において、制御回路13(図1)は、制御ゲイン算出のステップS1と、アシスト制御のステップS2とを繰り返し実行する。ステップS1で算出された制御ゲインは、ステップS2において使用される。
図3は、図2のステップS1のサブルーチンである。まず、制御回路13は、キャパシタ7の充電率CCR(Capacitor Charge Ratio)を以下の式(1)により算出する(ステップS11)。ここで、VC、VH、VLはそれぞれ、キャパシタ7の端子間電圧(変動値)、上限電圧(固定値)、下限電圧(固定値)である。
CCR=(VC 2−VL 2)/(VH 2−VL 2) ...(1)
なお、端子間電圧VCは、電圧検出器17(図1)により常時検出されており、制御回路13は電圧検出器17の出力から端子間電圧VCを読み取っている。上限電圧VHは、キャパシタ7が100%充電された状態での端子間電圧(例えば15V)である。また、下限電圧VLは、放電限界となる実用上の下限値(例えば7〜8V)である。
次に、制御回路13は、充電率CCRに基づいて、制限率GCの算出を行う(ステップS12)。図4は、充電率CCRに対する制限率GCの特性を示すグラフの一例である。図示のように、CCRが0.75〜1の間は、GCは1である。CCRが0.75より小さくなると、GCは一定勾配で直線的に低下し、CCR=0のときのGCは0.5となる。制御回路13は予めこのグラフのデータテーブル(又は関数)を記憶しており、充電率CCRの値に対応した制限率GCを求める。なお、0.75や0.5の数値は単なる一例に過ぎない。また、グラフの形も一例であり、他に、曲線で構成することもできる。要するに、充電率CCRが所定値(この例では0.75)以下になれば、制限率GCが徐々に低下する特性であればよい。
次に、制御回路13は、バッテリ6(図1)の消費電力PB[W]を以下の式(2)により算出する(ステップS13)。
B=VB×IB ...(2)
ここで、VBは電圧検出器16(図1)によって検出され、制御回路13によって読み取られるバッテリ7の端子間電圧である。また、IBは電流検出器15によって検出され、制御回路13によって読みとられるバッテリ7の出力電流である。
次に、制御回路13は、消費電力PBに基づいて、制限ゲインGPBの算出を行う(ステップS14)。図5の(a)は、消費電力PBに対する制限ゲインGPBの特性を示すグラフの一例である。バッテリ7から供給できる最大電力をPBmaxとすると(なお、図示のように、瞬間的には最大電力を超えて電力が流出する場合があるが、定常的にはPBmaxが最大値である。)、図示のように、PBが0〜0.75PBmaxの間は、GPBは1である。しかし、PBが0.75PBmaxを超えると、GPBは一定勾配で直線的に低下し、PBがPBmaxになると、GPBは下限値Gcすなわち、制限率Gcの値となる。制御回路13は予めこのグラフのデータテーブル(又は関数)を記憶しており、消費電力PBの値に対応した制限ゲインGPBを求める。
ここで、GCの値は、図4に特性より求まる変数となる。従って、GCが例えば0.5であれば(a)に示すような特性となるが、GCがもっと大きい(例えば0.75)場合は、(b)に示す特性となる。すなわち、GCの値により、所定の消費電力PBの領域におけるGPBの低下の勾配が決まる。
なお、0.75という数値や、グラフの形は一例であるので、他の数値や、例えば曲線で構成することもできる。要するに、消費電力PBが最大電力PBmaxに近づくほど、制限ゲインGPBが低下する特性であればよい。
このようにして得られた制限ゲインGPBは、アシスト制御(図2のステップS2)において、操舵トルク等に基づいて制御回路13からモータ駆動回路5に与えるべき指令値に乗算される。制限ゲインが1であれば、操舵トルク等に基づいて制御回路13からモータ駆動回路5に与えるべき指令値がそのまま、出力される。一方、制限ゲインが1より小さい値(最小値はGC)であれば、指令値は乗算によって小さくなる。すなわち、操舵トルクに応じた本来の操舵補助力を予め抑制することになる。
以上のような処理により、制御回路13及び放電回路21は、キャパシタ7から電力を供給する必要がある場合において、キャパシタ7の充電率が所定値以下の充電不足状態であれば、キャパシタ7の充電率と消費電力とに応じて、操舵トルクに応じた本来の操舵補助力を予め抑制する、という制御を行うことになる。
このように予め操舵補助力を抑制すれば、キャパシタ7の放電ペースが遅くなって、操舵中に電力不足に陥る可能性が低くなる。また、もし操舵中にキャパシタ7が放電限界に達して電力不足となっても、元々抑制していたことにより、操舵補助力の低下の度合いを小さくすることができる。すなわち、このような電動パワーステアリング装置1によれば、キャパシタ7が充電不足の状態のときは予め操舵補助力を抑制することによって、操舵中に操舵補助力が急落してステアリングホイール3の操作に要するトルクが急増するという事態を、防止することができる。これにより、操舵フィーリングの急激な悪化を、防ぐことができる。
なお、上記実施形態においてキャパシタ7の充電は、イグニッションキー8のオン操作によって開始するものとしたが、これは一例であり、充電開始の契機はこれ以外にもあり得る。例えば、エンジン始動を契機に動作を開始するようにしてもよい。
1 電動パワーステアリング装置
4 モータ
5 モータ駆動回路
6 バッテリ
7 キャパシタ
13 制御回路
15 電流検出器
16,17 電圧検出器
21 放電回路

Claims (3)

  1. 主電源としてのバッテリから又は当該バッテリ及び補助電源としてのキャパシタからモータに電力を供給することが可能であり、操舵トルクに応じて当該モータにより操舵補助力を生じさせる電動パワーステアリング装置であって、
    前記キャパシタから電力を供給する必要がある場合において、前記キャパシタの充電率が所定値以下の充電不足状態であれば、操舵トルクに応じた本来の操舵補助力を、予め抑制可能とすることを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  2. 操舵トルクに応じてモータにより操舵補助力を生じさせる電動パワーステアリング装置であって、
    前記モータに電力を供給する主電源としてのバッテリと、
    前記モータに電力を供給することが可能な補助電源としてのキャパシタと、
    前記キャパシタの充電率を検出する検出手段と、
    前記バッテリの消費電力を検出する検出手段と、
    前記バッテリのみ又は前記バッテリ及びキャパシタを電源として、前記モータへ、操舵トルクに応じて必要な操舵補助力を生じさせるための電力を供給する制御手段とを備え、
    前記制御手段は、前記キャパシタから電力を供給する必要がある場合において、前記キャパシタの充電率が所定値以下の充電不足状態であれば、前記消費電力に応じて、操舵トルクに応じた本来の操舵補助力を予め抑制することを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  3. 前記制御手段は、前記充電率に応じて1以下の制限率を規定し、かつ、前記バッテリの消費電力に応じて当該制限率を下限値とする1以下の制限ゲインを、前記モータ駆動回路を動作させるための指令値に乗じる請求項2記載の電動パワーステアリング装置。
JP2009050856A 2009-03-04 2009-03-04 電動パワーステアリング装置 Expired - Fee Related JP5278049B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009050856A JP5278049B2 (ja) 2009-03-04 2009-03-04 電動パワーステアリング装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009050856A JP5278049B2 (ja) 2009-03-04 2009-03-04 電動パワーステアリング装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010202075A true JP2010202075A (ja) 2010-09-16
JP5278049B2 JP5278049B2 (ja) 2013-09-04

Family

ID=42963995

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009050856A Expired - Fee Related JP5278049B2 (ja) 2009-03-04 2009-03-04 電動パワーステアリング装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5278049B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016107933A (ja) * 2014-12-10 2016-06-20 本田技研工業株式会社 電動操舵装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06191418A (ja) * 1992-12-24 1994-07-12 Honda Motor Co Ltd 電気自動車
JP2007091122A (ja) * 2005-09-29 2007-04-12 Jtekt Corp 電動パワーステアリング装置
JP2008062712A (ja) * 2006-09-05 2008-03-21 Jtekt Corp モータ制御装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06191418A (ja) * 1992-12-24 1994-07-12 Honda Motor Co Ltd 電気自動車
JP2007091122A (ja) * 2005-09-29 2007-04-12 Jtekt Corp 電動パワーステアリング装置
JP2008062712A (ja) * 2006-09-05 2008-03-21 Jtekt Corp モータ制御装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016107933A (ja) * 2014-12-10 2016-06-20 本田技研工業株式会社 電動操舵装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5278049B2 (ja) 2013-09-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5401934B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
JP5396723B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
JP5233323B2 (ja) 補助電源装置及び電動パワーステアリング装置
JP5286981B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
JP2008199771A (ja) 昇圧回路制御装置、及び昇圧回路
EP2261100B1 (en) Electric power steering device and method for controlling the same
WO1996020529A1 (fr) Commande pour moteur a courant continu
JP5309535B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
JP5136013B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
JP6386315B2 (ja) モータ駆動装置
JP2009078737A (ja) 電動パワーステアリング装置
JP5278049B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
JP5487542B2 (ja) 電動パワーステアリング装置のモータ制御装置
JP5135971B2 (ja) 電動パワーステアリング装置のモータ制御装置
JP5200500B2 (ja) 電動パワーステアリング装置の電源制御装置
JP2009062007A (ja) 電動パワーステアリング装置のモータ制御装置
JP5278051B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
JP2009280039A (ja) 電動パワーステアリング装置
JP2010000903A (ja) 電動パワーステアリング装置
JP2010088239A (ja) 車両用発電制御装置
JP2009040193A (ja) 電動パワーステアリング装置のモータ制御装置
CN110168889B (zh) 车载用控制装置及车载用电源装置
JP5298537B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
JP2009154581A (ja) ステアリング装置の制御装置
JP5272406B2 (ja) 電動パワーステアリング装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120227

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130419

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130423

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130506

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5278049

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees