JP2010276711A - 傾斜ステージ、顕微鏡 - Google Patents
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Abstract
【課題】観察条件を決定する際の滑らかな傾角調整及び観察時の安定した傾角保持が可能な傾斜ステージとこれを有する顕微鏡を提供すること。
【解決手段】3つの磁石45が設けられたベース部21と、上面に試料が載置されるステージ板25を有し、下面にベース部21に対して摺動可能に保持する磁性体のカップ27を有する傾斜可能なステージ部23とを備え、ステージ部23の傾角を調整及び保持するために、磁石45の位置を変更することでベース部21とステージ部23との間の引力を調整する引力調整手段とを有する傾斜ステージ3。
【選択図】図3
【解決手段】3つの磁石45が設けられたベース部21と、上面に試料が載置されるステージ板25を有し、下面にベース部21に対して摺動可能に保持する磁性体のカップ27を有する傾斜可能なステージ部23とを備え、ステージ部23の傾角を調整及び保持するために、磁石45の位置を変更することでベース部21とステージ部23との間の引力を調整する引力調整手段とを有する傾斜ステージ3。
【選択図】図3
Description
本発明は、傾斜ステージとこれを有する顕微鏡に関するものである。
従来、顕微鏡などで試料を対物レンズの光軸に対して傾けて観察するための傾斜ステージとして、試料を載置するステージ部をベース部に対して摺動させながら傾斜させる構成のものがある(例えば、特許文献1を参照)。
従来の傾斜ステージは、安定した傾角保持のために摺動面の粗度を上げて摩擦力を大きくすると傾角調整時の動きが重くなる。一方、傾角調整時の動きを滑らかにするために摺動面の粗度を下げて摩擦力を小さくすると安定した傾角保持が困難になる。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、観察条件を決定する際の滑らかな傾角調整及び観察時の安定した傾角保持が可能な傾斜ステージを提供することを目的とし、また、この傾斜ステージを有する顕微鏡を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る傾斜ステージは、少なくとも1つの磁石が設けられたベース部と、上面に試料が載置される載置部を有し、下面に前記ベース部に対して摺動可能に保持する磁性体の摺動部を有する傾斜可能なステージ部とを備え、前記ステージ部の傾角を調整及び保持するために、前記磁石の位置を変更することで前記ベース部と前記ステージ部との間の引力を調整する引力調整手段とを有することを特徴とする。
また、本発明に係る顕微鏡は、前記傾斜ステージを有することを特徴とする。
本発明によれば、観察条件を決定する際の滑らかな傾角調整及び観察時の安定した傾角保持が可能な傾斜ステージとこれを有する顕微鏡を提供することができる。
以下、本願の実施形態に係る傾斜ステージとこれを有する顕微鏡について図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
まず、第1実施形態の傾斜ステージ3を備えた顕微鏡1の全体的な構成について図1を参照して説明する。なお、土台5に設置する傾斜ステージ3は後述する第2実施形態のものでもよい。また、図1に示す顕微鏡1は一例であり、この形態に限定されるものではない。
まず、第1実施形態の傾斜ステージ3を備えた顕微鏡1の全体的な構成について図1を参照して説明する。なお、土台5に設置する傾斜ステージ3は後述する第2実施形態のものでもよい。また、図1に示す顕微鏡1は一例であり、この形態に限定されるものではない。
図1に示すように、顕微鏡(実体顕微鏡)1は、土台5、支柱7、アーム9、アーム9に取り付けられた対物レンズ11、双眼鏡筒13、接眼レンズ15等を有する。アーム9は支柱7に設けられた上下動ハンドル17を操作することによって上下方向(対物レンズ11の光軸方向)に移動させることができる。符号19はズームハンドルを示す。土台5には、上面に載置した不図示の試料を傾けて観察するための第1実施形態の傾斜ステージ3が設置されている。
次に、第1実施形態の傾斜ステージ3について、顕微鏡1に設置するものとして図2から図4を参照して説明する。
基本的な構成を説明する。図2に示すように、傾斜ステージ3は、土台5に設置するベース部21と、その上に置かれたステージ部23とからなる。ステージ部23は、上面に試料が載置される円板状のステージ板(載置部)25と、ステージ板25の裏面に設けられた略半球状のカップ(摺動部)27とからなる。カップ27は磁性体の金属である。
図2に二点鎖線で示すように、ステージ部23はベース部21に対して摺動しながら傾斜可能である。即ち、固定されているベース部21の上端部分はカップ(摺動部)27に当接する受座29となっており、カップ27を受座29に対して摺動させながら回転させることによって、試料が載置されるステージ板25の上面が水平状態から傾斜し、受座29とカップ27との摩擦によって傾角(傾斜角度)が保持される構成である。
ステージ部23は傾斜ステージ3を上方から見て全方向へ傾斜することができる。そして、後述のように、第1実施形態の傾斜ステージ3は、ステージ部23の傾角を調整及び保持するために、磁石が設けられたベース部21とステージ部23との間の引力(磁力)を調整する引力調整手段を有している。引力(磁力)調整を行うことにより、上述の受座29とカップ27の間の摩擦力が調整され、ステージ部23の滑らかな傾角調整及び安定した傾角保持が可能となる。
ベース部21の構成と引力調整手段について説明する。図3に示すように、ベース部21は、固定部31と、固定部31に対して鉛直方向に延びる中心軸の回りに回転可能な円板状の回転板(移動部)33とからなる。固定部31は、回転板33と中心軸及び外径が一致する円板状の固定板35と、固定板35に2つの螺子37で固定され、略半球状の磁性体のカップ27を受ける受部39とを有する。回転板33は、中央に円孔41を有し、受部39中央に形成された下方に突出する円柱部43に外嵌しており、受部39と固定板35との間に回転可能に保持されている。受部39の上端部分が磁性体のカップ27に円状に当接する上述の受座(テーパー面)29を構成している。受部39は非磁性体であり、ステージ部23が傾角調整時に滑らかに動くようにプラスチック等を素材とする。回転板33も非磁性体である。なお、以上の構成は後述する第2実施形態も同様である。
図3、図4に示すように、回転板33の円孔41の周囲には3つの磁石45が埋設されている。3つの磁石45の上面と回転板33の上面との鉛直方向の位置は一致している。3つの磁石45は、回転板33を上方から見て回転板33の中心軸を中心とする1つの円上に当該円に沿って等間隔で配置されている。
受部39には、回転板33とカップ27との間の部分に、3つの磁性体の金属棒(磁性部材)47が設けられている(図3では1つのみが図示されている)。金属棒47は受部39を上下に貫く貫通孔に挿設されている。金属棒47は貫通孔を丁度埋める長さとするが、カップ27が摺動時に傷付くことを確実に防ぐために、金属棒47の上端面が受座29より僅かに低くなるようにしてもよい。3つの磁性体の金属棒47は、受部39を上方から見て回転板33の中心軸を中心とする上述の1つの円上に当該円に沿って等間隔で配置されている。即ち、磁石45と金属棒47は、傾斜ステージ3を上方から見て同一の円上に配置されている。なお、磁石45と金属棒47の数は特に3つに限定されるものではない。また、貫通孔と金属棒47は、螺子にしてもよい。
回転板33を回転させることにより、3つの磁石45を3つの金属棒47の直下にそれぞれ位置決めし、3つの磁石45の上面を3つの金属棒47の下面にそれぞれ接触させることができる。図3は、磁石45と金属棒47が接触した状態を表す図である。また、回転板33を回転させることにより、3つの磁石45の位置を3つの金属棒47の直下から回転方向にそれぞれずらし、3つの磁石45の上面を3つの金属棒47の下面からそれぞれ離すことができる。
磁石45を有する回転板33と金属棒47とから引力調整手段が構成される。磁石45と金属棒47が接触していない状態では、磁石45の磁力はカップ27に伝わらず、ベース部21とステージ部23との間に磁気的引力は働かない。この状態ではユーザーはステージ部23を滑らかに傾斜させることができる。ステージ部23を傾斜させて傾角を調整し、望みの角度にしてから、回転板33を図4に示すように右回り或いは左回りに回転し、磁石45を金属棒47に接触させる。すると、磁石45の磁力は金属棒47を介して磁性体のカップ27に伝わり、ベース部21とステージ部23との間に磁気的引力が働き、受座29とカップ27の間の摩擦力が増大することで傾角が確実に固定される。
また、この状態から、回転板33を図4に示すように右回り或いは左回りに回転し、磁石45を金属棒47から離せば、磁石45の磁力はカップ27に伝わらず、ベース部21とステージ部23との間に磁気的引力が働かない状態に戻り、ステージ部23の傾角の固定が解除されて再び滑らかな傾角調整が可能となる。
以上のように、第1実施形態によれば、滑らかな傾角調整及び安定した傾角保持が可能な傾斜ステージとこれを有する顕微鏡を提供することができる。傾角の確実な固定と固定の解除が可能なため、顕微鏡で試料を傾けて観察することが容易となる。また、第1実施形態の傾斜ステージは、安定した傾角保持のために摺動面の粗度を上げる必要がないため、磨耗がなく、耐久性にも優れている。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態の傾斜ステージ49について、顕微鏡1に設置するものとして図5から図7を参照して説明する。第2実施形態は第1実施形態と基本的な構成が同じであるため、第1実施形態と同様の部分は図5から図7に同一符号で示し、重複する説明は省略する。
次に、第2実施形態の傾斜ステージ49について、顕微鏡1に設置するものとして図5から図7を参照して説明する。第2実施形態は第1実施形態と基本的な構成が同じであるため、第1実施形態と同様の部分は図5から図7に同一符号で示し、重複する説明は省略する。
図5に示すように、第2実施形態の傾斜ステージ49では、ステージ部51の円板状のステージ板53の裏面に円板状の防磁部材55を設けている。ステージ板53と磁性体のカップ27の間に防磁部材55を設けることで、後述する磁石61、63、65から磁力が金属棒47を介してカップ27に伝わる時でも、試料が載置されるステージ板53の上面に磁力が伝わることはなく、試料が磁力に弱い場合でも傾斜ステージ49を用いて問題なく観察を行うことができる。なお、防磁部材55は、例えば軽磁性材料(ケイ素鋼、パーマロイ、センダスト等)から製作することができるが、市販の防磁シートを用いてもよい。
図5、図6に示すように、第2実施形態の傾斜ステージ49のベース部57において、非磁性体の回転板59の円孔41の周囲には、計9つの磁石61、63、65が埋設されている。9つの磁石61、63、65の上面と回転板59の上面との鉛直方向の位置は一致している。9つの磁石61、63、65は、回転板59を上方から見て回転板59の中心軸(回転軸)を中心とする1つの円上に配置されている。9つの磁石61、63、65は、前記円に沿って等間隔で配置され、かつ磁力が9つの磁石のうちで最も大きい3つの磁石61と、前記円に沿って等間隔で配置され、かつ磁力が9つの磁石のうちで中程度の3つの磁石63と、前記円に沿って等間隔で配置され、かつ磁力が9つの磁石のうちで最も小さい3つの磁石65とからなる。
受部39には、第1実施形態と同じ3つの磁性体の金属棒(磁性部材)47が設けられている(図5では1つのみが図示されている)。9つの磁石61、63、65と金属棒47は、傾斜ステージ49を上方から見て同一の円上に配置されている。なお、磁石の数は特に9つに限定されるものではない。
回転板59を回転させることにより、9つの磁石のうち、磁力が最も大きい3つの磁石61、又は磁力が中程度の3つの磁石63、又は磁力が最も小さい3つの磁石65を3つの金属棒47の直下にそれぞれ位置決めし、位置決めした3つの磁石の上面を3つの金属棒47の下面にそれぞれ接触させることができる。図5は、磁力が最も小さい3つの磁石65と金属棒47が接触した状態を表す図である。また、回転板59を回転させることにより、金属棒47に接触させる3つ一組の磁石を切り替えることができる。
図5、図7に示すように、第2実施形態の傾斜ステージ49のベース部57において、固定部67の固定板69と回転板59の間には、ねじりばね71が設けられている。ねじりばね71は、固定板69の上面に形成された環状溝73の中に収まっており、ねじりばね71の一端は下方に折れ曲がって固定板69に刺さった状態で固定されており、ねじりばね71の他端は上方に折れ曲がって回転板59に刺さった状態で固定されている。ねじりばね71を設けることにより、ユーザーが回転板59を回転させる際にねじりばね71から抵抗力が働くことになる。
ベース部57の構成の一例として、磁力が最も小さい3つの磁石65と金属棒47が接触している状態(図5に示す状態)で、ねじりばね71に荷重がかからないようにしておく。そしてこの状態から、回転板59を図6に示すように右回りにのみ、また所定角度だけ(磁力が最も大きい3つの磁石61が金属棒47に接触するまで)、ねじりばね71から抵抗力を受けつつ回転させることができるようにしておく。
9つの磁石61、63、65を有する回転板59と金属棒47とから引力調整手段が構成される。磁力が最も小さい3つの磁石65と金属棒47が接触している状態では、3つの磁石65の小さな磁力は金属棒47を介して磁性体のカップ27に伝わり、ベース部57とステージ部51との間に小さな磁気的引力が働くが、受座29とカップ27の間の摩擦力は小さいため、ユーザーはステージ部51を滑らかに傾斜させることができる。
ステージ部51を傾斜させて傾角を調整し、望みの角度にしてから、回転板59を図6に示すように右回りに回転し、磁力が中程度の3つの磁石63を金属棒47に接触させる。すると、3つの磁石63の中くらいの磁力は金属棒47を介して磁性体のカップ27に伝わり、ベース部57とステージ部51との間に中くらいの磁気的引力が働き、受座29とカップ27の間の摩擦力が中くらいとなり、微調整が可能な程度の強さで傾角が保持される。
ステージ部51の傾角を確実に固定したい時は、磁力が中程度の3つの磁石63と金属棒47が接触している状態から、回転板59をさらに右回りに回転し、磁力が最も大きい3つの磁石61を金属棒47に接触させる。すると、3つの磁石61の大きな磁力は金属棒47を介して磁性体のカップ27に伝わり、ベース部57とステージ部51との間に大きな磁気的引力が働き、受座29とカップ27の間の摩擦力が増大することで傾角が確実に固定される。
また、この状態から、回転板59を左回りに回転すれば、磁力が中程度の3つの磁石63と金属棒47が接触している状態、さらに磁力が最も小さい3つの磁石65と金属棒47が接触している状態に戻すことができる。
以上の第2実施形態によっても第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
特に上記構成の第2実施形態によれば、回転板59に9つの磁石61、63、65が設けられているため、ベース部57とステージ部51との間の引力(磁力)の強さを3段階で調整することができる。
また、固定板69と回転板59の間にねじりばね71が設けられているため、ユーザーは、回転板59を回転させる時、回転板59の回転位置が感覚的にわかる。例えば、ユーザーは、磁力が最も小さい磁石65と金属棒47が接触している状態から回転板59を右回りに回転させる時、ねじりばね71から徐々に強い抵抗力を受けるため、回転板59をどれくらい回せば磁力が中程度の磁石63或いは磁力が最も大きい磁石61が金属棒47に接触するかということが感覚的にわかる。なお、磁力が中程度の磁石63或いは磁力が最も大きい磁石61と金属棒47が接触している状態では、磁石と金属棒47とが引き付け合い、回転板59の上面と受部39との接触面の摩擦が大きくなるため、ねじりばね71の抵抗力により回転板59が自然に元の位置に戻ることが防止される。
なお、上述の実施形態は例に過ぎず、上述の構成に限定されるものではなく、本発明の範囲内において適宜修正、変更が可能である。例えば、磁石が3つの第1実施形態の構成に、第2実施形態の防磁部材とねじりばねを組み合わせることもできる。また、第2実施形態では、回転板59に計9つ、磁力の異なる3種類の磁石61、63、65を設けているが、同じ磁力の9つの磁石を用いることもできる。この場合、例えば上述の円に沿って等間隔で配置された3つずつ3組の磁石が埋設される回転板59の穴の深さを互いに変えることで、3組の磁石の金属棒47からの鉛直方向の距離を互いに変えれば、磁力が大・中・小の3種類の磁石61、63、65を設けた場合と同様に、ベース部57とステージ部51との間の引力(磁力)の強さを3段階で調整することができる。
1 顕微鏡
3,49 傾斜ステージ
21,57 ベース部
23,51 ステージ部
25,53 ステージ板
27 カップ
31,67 固定部
33,59 回転板
35,69 固定板
39 受部
45 磁石
47 金属棒
55 防磁部材
61、63、65 磁石
71 ねじりばね
3,49 傾斜ステージ
21,57 ベース部
23,51 ステージ部
25,53 ステージ板
27 カップ
31,67 固定部
33,59 回転板
35,69 固定板
39 受部
45 磁石
47 金属棒
55 防磁部材
61、63、65 磁石
71 ねじりばね
Claims (8)
- 少なくとも1つの磁石が設けられたベース部と、
上面に試料が載置される載置部を有し、下面に前記ベース部に対して摺動可能に保持する磁性体の摺動部を有する傾斜可能なステージ部とを備え、
前記ステージ部の傾角を調整及び保持するために、前記磁石の位置を変更することで前記ベース部と前記ステージ部との間の引力を調整する引力調整手段とを有することを特徴とする傾斜ステージ。 - 前記ベース部は、固定部と、当該固定部に対して移動可能かつ前記磁石が設けられた移動部とを有することを特徴とする請求項1に記載の傾斜ステージ。
- 前記引力調整手段は、前記移動部と、当該移動部と前記摺動部との間に設けられた少なくとも1つの磁性部材とから構成されることを特徴とする請求項2に記載の傾斜ステージ。
- 磁力の異なる複数の前記磁石が前記移動部に設けられていることを特徴とする請求項2又は3に記載の傾斜ステージ。
- 前記移動部は、前記ステージ部の試料載置面に対して鉛直方向に延びる中心軸の回りに回転可能な回転板であり、前記磁石は前記回転板の前記中心軸を中心とする円上に配置され、
前記固定部は、略半球状の前記摺動部を受ける受部を有し、前記磁性部材は前記受部の前記円上に配置され、
前記回転板の回転により、前記磁石が前記磁性部材の下端の近傍に位置決めされることを特徴とする請求項3又は4に記載の傾斜ステージ。 - 前記固定部と前記回転板の間にねじりばねを設けたことを特徴とする請求項5に記載の傾斜ステージ。
- 前記ステージ部は前記摺動部の上側に防磁部材を有することを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の傾斜ステージ。
- 請求項1から7のいずれか1項に記載の傾斜ステージを有することを特徴とする顕微鏡。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009126808A JP2010276711A (ja) | 2009-05-26 | 2009-05-26 | 傾斜ステージ、顕微鏡 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009126808A JP2010276711A (ja) | 2009-05-26 | 2009-05-26 | 傾斜ステージ、顕微鏡 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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Family
ID=43423760
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2009126808A Withdrawn JP2010276711A (ja) | 2009-05-26 | 2009-05-26 | 傾斜ステージ、顕微鏡 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2010276711A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012202778A (ja) * | 2011-03-24 | 2012-10-22 | Olympus Corp | 正立型イメージング装置 |
JP2016075908A (ja) * | 2014-10-06 | 2016-05-12 | ライカ マイクロシステムズ (シュヴァイツ) アクチエンゲゼルシャフトLeica Microsystems (Schweiz) AG | ばね支持された旋回可能なユニットを備えるデジタル顕微鏡 |
CN107942501A (zh) * | 2017-12-07 | 2018-04-20 | 梧州奥卡光学仪器有限公司 | 显微镜燕尾槽的加工方法 |
-
2009
- 2009-05-26 JP JP2009126808A patent/JP2010276711A/ja not_active Withdrawn
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US10015451B2 (en) | 2014-10-06 | 2018-07-03 | Leica Microsystems (Schweiz) Ag | Digital microscope having a spring-mounted pivotable unit |
CN107942501A (zh) * | 2017-12-07 | 2018-04-20 | 梧州奥卡光学仪器有限公司 | 显微镜燕尾槽的加工方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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