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JP2010273071A - 防犯ガイダンス通知システム - Google Patents

防犯ガイダンス通知システム Download PDF

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JP2010273071A JP2009122717A JP2009122717A JP2010273071A JP 2010273071 A JP2010273071 A JP 2010273071A JP 2009122717 A JP2009122717 A JP 2009122717A JP 2009122717 A JP2009122717 A JP 2009122717A JP 2010273071 A JP2010273071 A JP 2010273071A
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拓磨 藤野
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Abstract

【課題】電話を利用した犯罪を抑制する防犯ガイダンス通知システムに関し、既存の電話機をそのまま使用して防犯ガイダンスを通知し、通話開始の直前に注意を促すことを可能にする。
【解決手段】登録情報管理サーバ4は、発信端末1の種別や発信時刻、発信エリア等の属性情報を条件として送出するガイダンス通知内容を着信端末7対応に予め登録した登録情報記憶部を有し、着信端末7への発信における属性情報を、予め登録された着信端末7対応の属性情報と照合し、合致したことを条件にガイダンスサーバ5を起動する。ガイダンスサーバ5は、登録情報管理サーバ4により起動され、発信端末1と着信端末4との間に通話パスが接続される前に、振込み詐欺に対する注意を喚起する音声ガイダンスを着信端末7へ送信する。また、ガイダンスサーバ5は、発信端末1に対して発信者電話番号又は通話内容が記録される旨の警告ガイダンスを通知する。
【選択図】図1

Description

本発明は、電話を利用した犯罪を抑制する防犯ガイダンス通知システムに関する。
近年、振り込め詐欺など、入手した個人情報や名簿を元に無作為に電話を掛け、通話相手を騙して金銭の振り込みを要求する犯罪行為等が多発している。ポスターによる注意喚起や新聞、テレビ等による報道がなされているが、手口も巧妙化しており、被害は増加傾向にある。
こういった詐欺行為から身を守るためには、高額かつ至急の振込み要請に対して振り込め詐欺の可能性を疑うなど、個々人で振り込め詐欺に対する警戒心を常に持ち続けることが重要であり、その対策の一つとして通話を始める直前に注意を促すガイダンスを通知することは有効である。
従来の防止策としては、例えば下記の特許文献1及び特許文献2等に記載されているように、ナンバー・ディスプレイにより報知される発信者番号を基に、着信を拒否するガード方式が一般的である。また、特許文献3等に記載されているように、電話機から注意喚起のメッセージを流す手法も提案されている。
特開2001−230856号公報 特開平08−149198号公報 特開2007−142792号公報
従来の電話による詐欺等の犯罪に対する防止策は、発信者確認応答機能付きの電話機や注意喚起メッセージの送出機能付の電話機等、特殊な電話機を用いて行うものものであった。しかし、詐欺等の被害者の多くは高齢者であるという傾向を考慮すると、高齢者にとっては、昔から使い慣れた電話機を変更したくない、新しい電話機を導入すると新機能の操作が複雑、具体的な操作方法を覚え直すのが面倒といった心持ちが有り、従来のような特殊な電話機を用いることなく、電話による詐欺等の犯罪に対する防止策が要望されていた。
本発明は、電話を利用した犯罪を抑制するために、既存の電話機をそのまま使用して防犯ガイダンスを通知し、通話開始の直前に注意を促すことができる防犯ガイダンス通知システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決する防犯ガイダンス通知システムは、発信における属性情報を条件として送出するガイダンス通知内容を着信端末対応に予め登録した登録情報記憶部を有し、前記着信端末への発信における属性情報を、前記登録情報記憶部に予め登録された該着信端末対応の属性情報と照合し、合致したことを条件にガイダンス送信手段を起動する登録情報管理手段と、前記登録情報管理手段により起動され、前記発信端末と前記着信端末との間に通話パスを接続する前に、前記着信端末へ音声によるガイダンスを送信するガイダンス送信手段とを、電話交換システム(IP電話におけるSIPサーバを用いたシステムも含む)に備えたものである。
着信者は電話に応答する際に、通話開始前に防犯ガイダンスが通知されるため、着信者に警戒心を喚起することができ、着信者をパニック状態に陥らせることなく冷静に応対させることができる。また、電話事業者側の設備に防犯ガイダンス通知システムを設置するため、加入者は既存の電話機をそのまま使用することができる。
防犯ガイダンス通知システムの構成例を示す図である。 着信側にガイダンスを通知する処理例を示す図である。 着信側にガイダンスを通知する処理例を示す図である。 着信側にガイダンスを通知する処理例を示す図である。 着信側にガイダンスを通知する処理例を示す図である。 着信側にガイダンスを通知する処理例を示す図である。 発信側及び着信側の両側にガイダンスを通知する処理例を示す図である。 発信側及び着信側の両側にガイダンスを通知する処理例を示す図である。 発信側及び着信側の両側にガイダンスを通知する処理例を示す図である。 発信側及び着信側の両側にガイダンスを通知する処理例を示す図である。 発信側及び着信側の両側にガイダンスを通知する処理例を示す図である。 発信側及び着信側の両側にガイダンスを通知する処理例を示す図である。 ガイダンスを通知し、発信者電話番号及び通話内容を記録する実施例を示す図である。 登録情報記憶サーバの第1の構成例を示す図である。 登録情報記憶サーバの第2の構成例を示す図である。 SIP_INVITEメッセージのパラメータの具体例を示す図である。 ガイダンス条件のチェック項目を設定するWebサイトの表示画面の一例を示す図である。 ガイダンス条件に対応するガイダンス通知内容を設定するWebサイトの表示画面の一例を示す図である。
この防犯ガイダンス通知システムでは、電話事業者側の設備により通話パス接続前に自動的に通話者にガイダンス装置を接続する。通常は発呼後、着信側のオフフックを契機に通話パス接続が実施されるが、通話パスを接続する前に、発信者電話番号や発呼の時間帯等、予め登録された条件を元に通話者にガイダンス装置を接続する。
ガイダンスの内容として、着信側には振り込め詐欺の発生が多い時間帯(例えば金融機関営業日の午前11時〜午後14時)である旨や、実際に○○町で○件詐欺事件が発生した等、通話の前に警戒心や緊張感を持たせるようなガイダンスを流す。一方、発信側には発信者電話番号を事業者側の電話交換システムで記録する旨や、着信者の意向により通話内容を録音することを通知するなど、防犯のためのガイダンスを流す。
以下に説明する防犯ガイダンス通知システムの実施例は、IPネットワークにおけるSIPサーバの技術を用いた電話交換システムにおける実施例であるが、他の電話交換システムでも適用可能であることは云うまでもない。
図1に防犯ガイダンス通知システムの構成例を示す。図1において、1は発信端末、2は発信側のIP電話アダプタ、3はSIPサーバ、4は登録情報管理サーバ、5はガイダンス装置(ガイダンスサーバ)、6は着信側のIP電話アダプタ、7は着信端末である。
まず、着信側にガイダンスを通知する実施例1として、以下の処理A1〜処理A10について図2〜図6を参照して説明する。
(処理A1):発信端末1からのダイヤル信号を受信したIP電話アダプタ(発信側)2は、SIP_INVITEメッセージを生成し、SIPサーバ3へ送信する。SIPサーバ3は、SIP_100 Trying(転送中)メッセージを返送すると同時に、登録情報管理サーバ4へSIP_INVITEメッセージを中継する。
(処理A2):登録情報管理サーバ4は、受信したINVITEメッセージの着信者電話番号をキーに登録情報を照会し、登録されている条件とINVITEメッセージ内のパラメータとを比較する。発信者番号通知の有無や発信時刻等の比較結果を基に、着信側へガイダンス通知を行うかどうかを判定する。また、ガイダンスを通知する場合、ガイダンスIDを決定する。
(処理A3):登録情報管理サーバ4は、SIP_INVITEメッセージをIP電話アダプタ(着信側)6まで送信し、IP電話アダプタ(着信側)6は、着信端末7に対してセットアップを指示する。着信端末7から完了メッセージを受信したIP電話アダプタ(着信側)6は、SIP_183 Session ProgressメッセージをIP電話アダプタ(発信側)2まで返送する。
IP電話アダプタ(発信側)2は、登録情報管理サーバ4及びIP電話アダプタ(着信側)6との間で、暫定的なレスポンスに対する確認リクエストSIP_PRACKメッセージとその応答の遣り取りを行う。以下、SIP_PRACKメッセージによる暫定的なレスポンスに対する確認リクエストのシーケンスについては、説明簡略化のために省略する。
(処理A4):IP電話アダプタ(着信側)6は、着信端末7からの呼び出し中信号の受信を契機に、SIP_180 RingingメッセージをIP電話アダプタ(発信側)2まで返送する。180 Ringingメッセージを受信したIP電話アダプタ(発信側)2は、発信端末1に対してリングバックトーンを放音させる。
(処理A5):着信者が呼び出し信号に対して応答すると、着信端末7からオフフック信号が送出され、それを契機にIP電話アダプタ(着信側)6は、コーデックの種類等のセッションデスクリプションプロトコル(SDP)を含むSIP_200 OK(INVITE)メッセージを送信する。これを、SIPサーバ3を経由して受信した登録情報管理サーバ4は、前述の処理(処理A2)でガイダンス通知有りと判定している場合には、SIPサーバ3を経由してガイダンスIDを含むSIP_INVITE[2]メッセージをガイダンスサーバ5へ送信する。
(処理A6):ガイダンスサーバ5は、INVITE[2]メッセージを受信し、指定されたガイダンスIDのガイダンス発信準備を行うと同時に、セッションデスクリプションプロトコル(SDP)を含むSIP_200 OK(INVITE)[2]メッセージを登録情報管理サーバ4へ返送する。
(処理A7):登録情報管理サーバ4は、SIP_UPDATEメッセージを生成し、ガイダンスを聴取させるためのセッションデスクリプションプロトコル(SDP)を付加し、IP電話アダプタ(着信側)6へ送信する。SIP_UPDATEメッセージを受信したIP電話アダプタ(着信側)6は、セッションデスクリプションプロトコル(SDP)を更新し、セッションデスクリプションプロトコル(SDP)を含むSIP_200 OK(UPDATE)メッセージを登録情報管理サーバ4へ返送する。
(処理A8):SIP_200 OK(UPDATE)メッセージを受信した登録情報管理サーバ4は、SIP_ACK(200 OK)[2]メッセージをガイダンスサーバ5へ返送し、ガイダンスサーバ5は、SIP_ACK(200 OK)[2]メッセージ受信を契機にガイダンスを流し始める。
(処理A9):ガイダンスを流し終えると、ガイダンスサーバ5から登録情報管理サーバ4に対してSIP_BYE[2]メッセージが送信され、登録情報管理サーバ4はこれを受信すると、SIP_200 OK(BYE)[2]メッセージをガイダンスサーバ5に返送する。また、登録情報管理サーバ4は、音声通話用にセッションデスクリプションプロトコル(SDP)を更新するため、SIP_UPDATEメッセージを生成し、セッションデスクリプションプロトコル(SDP)を付加し、IP電話アダプタ(着信側)6へ送信する。SIP_UPDATEメッセージを受信した、IP電話アダプタ(着信側)6は、セッションデスクリプションプロトコル(SDP)を更新し、セッションデスクリプションプロトコル(SDP)を含むSIP_200 OK(UPDATE)メッセージを登録情報管理サーバ4へ返送する。セッションデスクリプションプロトコル(SDP)更新により、着信端末7からIP電話アダプタ(発信側)2への音声導通路が開通する。
(処理A10):登録情報管理サーバ4は、前述の処理(処理A9)と並行して、IP電話アダプタ(発信側)2へSIP_200 OK(INVITE)メッセージを送信し、IP電話アダプタ(発信側)2は、SIP_ACK(200 OK)メッセージを、登録情報管理サーバ4を経由してIP電話アダプタ(着信側)6に返送すると同時に、これを契機に音声受信を開始し、音声送信も開始して発信端末1と着信端末7との間の音声導通路が開通する。
次に、発着信両側にガイダンスを通知する実施例2について、図7〜図12を参照して説明する。発信側及び着信側の両側にガイダンスを通知する処理B1〜処理B14において、着信側にガイダンスAを通知する処理B1〜処理B8は、前述の処理A1〜処理A8と同様であるので、重複した説明は省略し、それ以降の処理B9〜処理B14について説明する。
(処理B9):登録情報管理サーバ4は、処理B2で発信側へのガイダンス通知有りと判定している場合には、SIPサーバ3を経由してガイダンスIDを含むSIP_INVITE[3]メッセージをガイダンスサーバ5へ送信する。
(処理B10):ガイダンスサーバ5は、INVITE[3]メッセージを受信し、指定されたガイダンスIDのガイダンス通知の発信準備を行うと同時に、セッションデスクリプションプロトコル(SDP)を含むSIP_200 OK(INVITE)[3]メッセージを登録情報管理サーバ4へ返送する。
(処理B11):登録情報管理サーバ4は、SIP_UPDATEメッセージを生成し、ガイダンスを聴取させるためのセッションデスクリプションプロトコル(SDP)を付加してIP電話アダプタ(発信側)2へ送信する。SIP_UPDATEメッセージを受信したIP電話アダプタ(発信側)2は、セッションデスクリプションプロトコル(SDP)を更新し、セッションデスクリプションプロトコル(SDP)を含むSIP_200 OK(UPDATE)メッセージを登録情報管理サーバ4へ返送する。
(処理B12):SIP_200 OK(UPDATE)メッセージを受信した登録情報管理サーバ4は、SIP_ACK(200 OK)[3]をガイダンスサーバ5へ返送し、ガイダンスサーバ5は、SIP_ACK(200 OK)[3]受信を契機にガイダンスBを流し始める。
(処理B13):着信側へのガイダンスを流し終えると、ガイダンスサーバ5から登録情報管理サーバ4に対してSIP_BYE[2]メッセージが送信され、登録情報管理サーバ4はこれを受信すると、SIP_200 OK(処理BYE)[2]メッセージをガイダンスサーバ5に返送する。また、登録情報管理サーバ4は、音声通話用にセッションデスクリプションプロトコル(SDP)を更新するため、SIP_UPDATEメッセージを生成し、セッションデスクリプションプロトコル(SDP)を付加してIP電話アダプタ(着信側)6へ送信する。SIP_UPDATEメッセージを受信した、IP電話アダプタ(着信側)6は、セッションデスクリプションプロトコル(SDP)を更新し、セッションデスクリプションプロトコル(SDP)を含むSIP_200 OK(UPDATE)メッセージを登録情報管理サーバ4へ返送する。セッションデスクリプションプロトコル(SDP)更新により、着信端末7からIP電話アダプタ(発信側)2への音声導通路が開通する。
(処理B14):発信側へのガイダンスを流し終えると、ガイダンスサーバ5から登録情報管理サーバ4に対してSIP_BYE[3]メッセージが送信され、登録情報管理サーバ4はこれを受信するとSIP_200 OK(処理BYE)[3]メッセージをガイダンスサーバ5に返送する。また、登録情報管理サーバ4は、IP電話アダプタ(発信側)2に対して、処理(処理B5)で受信したSIP_200 OK(INVITE)メッセージを送信する。IP電話アダプタ(発信側)2は、SIP_ACK(200 OK)メッセージを、IP電話アダプタ(着信側)6に返送すると同時に、これを契機に音声受信を開始し、音声の送信も開始して発信端末1と着信端末7との間の音声導通路が開通する。
次に、発着信両側にガイダンスを通知し、発信者電話番号の記録及び通話内容を記録する実施例について説明する。該実施例のシステム構成例を図13に示す。この構成例では、図1に示した構成例に通話記録サーバ8を追加している。
(発信者電番記録について)
発信者電番記録は、前述の実施例2の(処理B2)の処理内で実施する。登録情報管理サーバ4は、受信したINVITEメッセージの着信者電話番号をキーに登録情報を照会し、登録されている条件とINVITEメッセージ内のパラメータとを比較する。発信者電話番号通知の有無や発信時刻等の比較結果を基に、着信側へガイダンス通知を行うかどうかを判定する。また、ガイダンスを通知する場合、ガイダンスIDを決定する。また、発信者電話番号を記録する条件と合致した場合には、INVITEメッセージ内のパラメータとして存在する発信者電話番号を記録し、電話事業者が参照可能な状態で保存する。
(通話内容記録について)
通話内容記録は、前述の実施例2の(処理B3)において、SIP_INVITEメッセージの送信先を、通話記録サーバ8を経由してIP電話アダプタ(着信側)6に到着するよう設定することにより実現することができる。以降の処理も同様に通話記録サーバ8を経由して行う。登録情報管理サーバ4でSIP_UPDATEメッセージを生成する際に、音声パケットに関して通話記録サーバ8を経由するように設定することにより、音声パケットは通話記録サーバ8を経由して中継され、中継の際に通話記録サーバ8で音声パケットをコピーし、電話事業者が参照可能な状態で保存することができる。
図14に登録情報管理サーバの第1の構成例を示す。登録情報管理サーバは受信部41、送信部42、パラメータ解析部43、時刻・曜日管理部44、比較部45、登録情報記憶部46、パスワードチェック部47を備える。受信部41は、受信したSIP信号からINVITEメッセージを抽出し、パラメータ解析部43へ送出する。
パラメータ解析部43は、INVITEメッセージ内の発信者電話番号等、発信端末の属性情報を抽出し、比較部45に送出する。登録情報記憶部46は、ガイダンス通知の条件を記憶し、着信者電話番号対応に登録されているガイダンス条件を比較部45に送出する。比較部45は、INVITEメッセージ内のパラメータとガイダンス通知の条件とを比較し、ガイダンス通知の有無、及び通知する場合にその種別(ガイダンスID)を決定し、送信部に送出する。送信部では、ガイダンスIDを設定したINVITEメッセージをガイダンスサーバ5に対して送信する。
なお、ガイダンス通知の条件は、加入者がWebサイトから登録情報記憶部46に登録し、また、参照することができるように構成することができる。その際に、登録情報記憶部46に対するアクセスの安全性を高めるためにパスワードチェック部47を設けることが好ましい。
図15に登録情報管理サーバの第2の構成例を示す。この第2の構成例は、前述の第1の構成例に発信者電話番号記録部48を追加したものである。比較部45において、発信者電話番号の記録条件に合致した場合、発信者電話番号記録部48に発呼情報のパラメータが送られ記録される。記録された発信者電話番号は、有事の際など特別に許可を与えられた場合にのみ参照可能とし、一定期間経過後は自動的に削除されるよう構成することができる。
図16は、SIP_INVITEメッセージのパラメータの具体例を示す。このパラメータには、発信者電話番号、着信者電話番号、番号非通知か否かの情報、発信端末の事業者情報、課金エリア情報(発信地域)、端末識別番号(発信端末の種別)等の情報が含まれている。この中から、ガイダンス通知の条件との一致判定に用いられるパラメータが抜き出される。
図17はガイダンス条件のチェック項目を設定するWebサイトの表示画面の一例を示している。例えば、チェック項目として、発番非通知であるか、着信時刻が平日の11時〜14時であるか、携帯電話からの着信か、市外からの着信か(課金エリアが市外であるか)、発信端末の種別が事業者(キャリア)Aのものか、事業者(キャリア)Bのものか、事業者(キャリア)Cのものか、その他の事業者(キャリア)のものか、発信者電話番号が指定した第1の番号(例.03−1111−2222)であるか、第2の番号(例.090−3333−4444)であるか等の項目に対して、チェック対象の項目を電話加入者が任意に設定して登録する構成とすることができる。
図18はガイダンス条件に対応するガイダンス通知内容を設定するWebサイトの表示画面の一例を示している。例えば、前述の図17に示したガイダンス条件のチェック項目の通番09又は10と合致する(指定した発信者番号からの発呼である)場合、ガイダンス通知を行わないように設定することができる。
また、前述の図17のチェック項目の通番01と02とに合致する(発信者電話番号非通知でかつ着信時刻が平日の11時から14時である)場合、着信側に「金融機関の営業終了間際です。振り込め詐欺が多発する時間帯ですので警戒して下さい。」などのガイダンスを通知するよう設定することができる。
また、前述の図17のチェック項目の通番01と08とに合致する(発信者電話番号非通知でかつ発信端末の種別がその他の事業者(キャリア)のものである)場合、着信側に「機種不明、非通知の発信者です。詐欺の可能性が高く、十分な警戒が必要です。」などのガイダンスを通知し、発信側に「お客様の要望により、電話番号を記録させて頂きます。」などのガイダンスを通知するよう設定することができる。
また、前述の図17のチェック項目の通番01と04と07とに合致する(発信者電話番号非通知でかつ市外からの着信でかつ発信端末の種別が事業者(キャリア)Cのものである)場合、着信側に「市外から番号非通知の発信者です。詐欺の可能性が高く、十分な警戒が必要です。」などのガイダンスを通知し、発信側に「お客様の要望により、通話内容を録音させて頂きます。」などのガイダンスを通知するよう設定することができる。
また、前述の図17のチェック項目の通番08に合致する(発信端末の種別がその他の事業者(キャリア)のものである)場合、着信側に「機種不明の端末からです。」などのガイダンスを通知するよう設定することができる。
以上の防犯ガイダンス通知システムにより、着信に対する応答の際に「詐欺かも知れない」という警戒心を直前に喚起することができ、パニック状態に陥ることなく冷静に応対するよう導くことができる。また、電話事業者側に防犯ガイダンス通知システムを設置するため、電話加入者は、既存の電話機をそのまま使用することができる。
また、防犯ガイダンスの通知を希望する場合、予めガイダンス通知の適用条件を事前に登録しておけば良く、毎回の設定操作を行うことなくガイダンス通知を受けることができる。また、遠方に住む一人暮らしの高齢の親類縁者のために、ガイダンス通知の適用条件を近親者が電話事業者に申請しておくことも可能である。
更に、信頼できる発信元からの着信時にはガイダンス通知を流さないように設定することにより、ガイダンス通知の慣れによる感覚の鈍化を防ぎ、実際に危険性の高い着信に対してだけ注意を促すことができる。また、条件によって通知するガイダンス内容の種類を変えることにより、感覚の慣れを防ぎ、危険性の度合いに応じて緊張感を高めることができる。
また、発信側へ防犯ガイダンスを流すことにより、模倣的に安易に犯罪を行おうとする者に対して警告することができる。また、発信者電話番号の記録により、違法な端末(プリペイド携帯等)の再利用を抑止することができる。また、通話の記録により証拠の保全と再犯抑止を図ることが可能となる。
1 発信端末
2 発信側のIP電話アダプタ
3 SIPサーバ
4 登録情報管理サーバ
5 ガイダンス装置(ガイダンスサーバ)
6 着信側のIP電話アダプタ
7 着信端末

Claims (5)

  1. 発信における属性情報を条件として送出するガイダンス通知内容を着信端末対応に予め登録した登録情報記憶部を有し、前記着信端末への発信における属性情報を、前記登録情報記憶部に予め登録された該着信端末対応の属性情報と照合し、合致したことを条件にガイダンス送信手段を起動する登録情報管理手段と、
    前記登録情報管理手段により起動され、前記発信端末と前記着信端末との間に通話パスを接続する前に、少なくとも前記着信端末へ音声によるガイダンスを送信するガイダンス送信手段とを、
    電話交換システム内に備えた防犯ガイダンス通知システム。
  2. 前記登録情報管理手段は、前記発信における属性情報として、前記登録情報記憶部に、発信者番号通知の有無、発信時の曜日、発信時の時間帯、発信地域、又は発信端末の種別を登録し、該登録された属性情報と、前記着信端末に対する発信の属性情報とを照合することを特徴とする請求項1に記載の防犯ガイダンス通知システム。
  3. 前記登録情報管理手段は、前記登録された属性情報と前記着信端末に対する発信の属性情報との照合の結果、合致した条件に従って、異なる種類のガイダンスを送信するよう、前記ガイダンス送信手段を起動することを特徴とする請求項1又は2に記載の防犯ガイダンス通知システム。
  4. 前記登録情報管理手段は、前記登録された属性情報と前記着信端末に対する発信の属性情報との照合の結果、合致した条件に従って、発信端末にガイダンスを送信するよう、前記ガイダンス送信手段を起動することを特徴とする請求項1又は2に記載の防犯ガイダンス通知システム。
  5. 前記登録情報管理手段は、前記登録された属性情報と前記着信端末に対する発信の属性情報との照合の結果、合致した条件に従って、発信者電話番号又は通話内容を記録することを特徴とする請求項1又は2に記載の防犯ガイダンス通知システム。
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