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JP2010245641A - 無線システム、基地局装置、移動局装置、通信方法、プログラム - Google Patents

無線システム、基地局装置、移動局装置、通信方法、プログラム Download PDF

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JP2010245641A JP2009089486A JP2009089486A JP2010245641A JP 2010245641 A JP2010245641 A JP 2010245641A JP 2009089486 A JP2009089486 A JP 2009089486A JP 2009089486 A JP2009089486 A JP 2009089486A JP 2010245641 A JP2010245641 A JP 2010245641A
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淳悟 後藤
Yasuhiro Hamaguchi
泰弘 浜口
Kazunari Yokomakura
一成 横枕
Osamu Nakamura
理 中村
Hiroki Takahashi
宏樹 高橋
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Abstract

【課題】周波数選択ダイバーシチの効果により受信品質を向上させる手法を提供する。
【解決手段】基地局装置は、移動局装置から通知された参照信号を基に伝搬路情報を推定し、伝搬路情報などから移動局装置に割り当てる周波数帯域幅であるリソースブロックグループの数や割り当て方法を決定する。移動局装置へ割り当てるリソースブロックグループの数が閾値r以下の場合は、連続的な周波数帯域を割り当て、リソースブロックグループ毎にプリコーディングベクトルを決定する。具体的には、RBG(2)とRBG(3)とにそれぞれ乗算するプリコーディングベクトルPV(1)とPV(2)とを基地局装置は決定する。移動局装置に割り当てるリソースブロックグループの数が閾値rより大きい場合は、すべてのリソースブロックグループにプリコーディングの適用を行なわず、伝搬路利得の高い周波数を選択し、離散的にリソースブロックグループを割り当てる。
【選択図】図4

Description

本発明は、通信技術に関し、特に、周波数帯域の割り当て情報と送信装置が複数のアンテナを用いて送信における送信重みの制御情報を効率的に通知する無線システム、基地局装置、移動局装置、通信方法、及びその方法をコンピュータに実行させるプログラムに関する。
第3.9世代の携帯電話の無線通信システムであるLTE(Long Term Evolution)システムの標準化がほぼ終了し、最近ではLTEシステムをより発展させた第4世代の無線通信システムであるLTE−A(LTE−Advanced、IMT−Aなどとも称する。)の標準化が開始された。
LTEシステムのアップリンク(移動局から基地局への通信)は、DFT−S−OFDM(Discrete Fourier Transform Spread Orthogonal Frequency Division Multiplexing、SC−FDMAとも称される。)が採用されている。それに対し、LTE−Aシステムでは、LTEシステムの後方互換性を重視し、DFT−S−OFDMのサポートすることに加え、セルスループットの改善が期待できるClustered DFT−S−OFDM(ダイナミックスペクトル制御(DSC:Dynamic Spectrum Control),DFT−S−OFDM with SDC(Spectrum Division Control)とも呼称される。)が提案されている。
Clustered DFT−S−OFDMは、使用可能な周波数帯域から伝搬路利得の高い周波数を選択し、スペクトルを離散的に配置することで高い周波数選択ダイバーシチ効果が得られ、セルスループットを向上させることができる方式である。
ところで、LTEシステムのダウンリンク(基地局から移動局への通信)では、送信アンテナを複数使用するMIMO(Multiple−Input Multiple−Output)多重伝送や送信ダイバーシチが採用されている。MIMOや送信ダイバーシチのような複数のアンテナから同一時刻・同一周波数にデータの送信を行なう場合は、空間多重された信号が逆相になることによる受信品質の劣化を抑える手法として、プリコーディング(Precoding)を用いることが採用されている(下記非特許文献1参照)。プリコーディングは、各アンテナの伝搬路に応じた位相回転を与えるプリコーディングベクトル(Precoding Vector、送信重みとも呼称される)を乗算することで、複数のアンテナから送信された信号が受信側で適切に合成され、受信品質を向上させることができる。
送信側で乗算するプリコーディングベクトルは、送信装置から受信装置に送信される参照信号を基に受信装置で決定され、送信装置に制御情報としてプリコーディングマトリックスインディケータ(Precoding Matrix Indicator、以下、PMIと称する。)がフィードバックされる。また、プリコーディングベクトルの適用において、周波数毎にフェージングの影響が異なることから、各周波数に対する最適なプリコーディングベクトルを乗算することが好ましい。LTEでは、割り当て可能な周波数の最小単位をリソースブロックとし、1つ以上のリソースブロックから構成されるリソースブロックグループ単位で異なるプリコーディングベクトルを乗算し、受信品質を改善する。
送信装置が使用するリソースブロックグループの数が増加すると、PMIのデータサイズが増加するが、送信データのサイズによりPMIのフィードバックの有無を切り替えることでPMIサイズを増加させないことが提案されている(下記特許文献1参照)。
LTE-Aシステムのアップリンクにおいても、送信装置である移動局が送信アンテナを複数持つことが決まっており、MIMOや送信ダイバーシチを用いることで、周波数利用効率の改善やカバレッジの改善する方法が提案され、同時にプリコーディングの適用についても提案されている(非特許文献2参照)。そのため、アップリンクにおいても受信装置である基地局から移動局にプリコーディングベクトルを示す情報であるPMIを通知し、プリコーディングを適用することが必要になる。
しかしながら、PMIをリソースブロックグループ単位で通知を行なうと、制御情報が増加することにより、スループットの低下を招く。また、データサイズが増加した場合に、制御情報削減のためPMIを通知しないと、最適なプリコーディングベクトルが選択できず、受信品質が劣化するという問題があった。
本発明は、このような事情を鑑みてなされたもので、周波数選択ダイバーシチ効果により、受信品質を向上させる手法を提供することを目的とする。
本発明は、プリコーディングに関する制御情報量が少ない場合にプリコーディングを適用し、プリコーディングの情報量が多い場合は、プリコーディングの制御情報量を減らし、周波数帯域の割り当て方法を切り替えることで伝搬特性を改善する。本発明によれば、通知するPMIのデータサイズが少ない場合はプリコーディングにより受信特性を向上させ、PMIの通知情報が多くなる場合はプリコーディングベクトルを使用せずに、伝搬路利得の高い周波数を使用することで周波数選択ダイバーシチの効果により受信品質を向上させることができる。
本発明の一観点によれば、基地局装置と移動局装置とを含み、送信装置である移動局装置がデータ伝送に使用する周波数帯域において、受信装置である基地局装置が前記送信装置に連続的な周波数帯域もしくは離散的な周波数帯域の割り当て情報を通知する無線通信システムであって、前記移動局装置への周波数帯域の割り当て情報により、前記基地局装置におけるプリコーディングの適用方法を切り替えるプリコーディング決定部を有することを特徴とする無線通信システムが提供される。そのため、基地局装置は移動局装置に周波数帯域を離散的に割り当てた情報のみを通知すれば良く、PMIの通知が不要になる。プリコーディングを適用しないことによる特性の劣化を周波数選択ダイバーシチ効果により補うことが可能となる。
前記移動局装置の複数のアンテナから同一の送信ビットを送信する場合において、前記プリコーディング決定部は、前記移動局装置がデータ送信に使用する周波数帯域幅に基づき、前記基地局装置における周波数帯域の割り当て方法を変えるとともにプリコーディングの適用方法を切り替えることが好ましい。
また、基地局装置と移動局装置とを含み、送信装置である移動局装置がデータ伝送に使用する周波数帯域において、受信装置である基地局装置が前記送信装置に連続的な周波数帯域もしくは離散的な周波数帯域の割り当て情報を通知する無線通信システムであって、前記移動局装置がデータ伝送に使用する周波数帯域が狭い場合は、前記基地局装置は、連続的に周波数帯域を前記移動局装置に割り当て、一定の周波数帯域幅単位でプリコーディングを行わせ、前記移動局装置がデータ伝送に使用する周波数帯域が広い場合は、離散的に周波数帯域を前記移動局装置に割り当て、プリコーディングを適用しないことを特徴とする無線通信システムが提供される。
そのため、基地局装置は移動局装置に周波数帯域を離散的に割り当てた情報のみを通知すれば良く、PMIの通知が不要になる。プリコーディングを適用しないことによる特性の劣化を周波数選択ダイバーシチ効果により補うことが可能となる。また、基地局装置と移動局装置とを含み、送信装置である移動局装置がデータ伝送に使用する周波数帯域において、受信装置である基地局装置が前記送信装置に連続的な周波数帯域もしくは離散的な周波数帯域の割り当て情報を通知する無線通信システムであって、前記移動局装置がデータ伝送に使用する周波数帯域が狭い場合は、前記基地局装置は、連続的に周波数帯域を前記移動局装置に割り当て、一定の周波数帯域幅単位でプリコーディングを行わせ、伝送に使用する周波数帯域が広い場合は、離散的に周波数帯域を前記移動局装置に割り当て、前記移動局装置が使用する周波数帯域をすべて単一のプリコーディングを適用することを特徴とする無線通信システムが提供される。
また、基地局装置と移動局装置とを含み、送信装置である移動局装置がデータ伝送に使用する周波数帯域において、受信装置である基地局装置が前記送信装置に連続的な周波数帯域もしくは離散的な周波数帯域の割り当て情報を通知する無線通信システムであって、前記基地局装置は、前記移動局装置がデータ伝送に使用する周波数帯域が狭い場合は、連続的に周波数帯域を前記移動局装置に割り当て、一定の周波数帯域幅単位でプリコーディングを行わせ、伝送に使用する周波数帯域が広い場合は、離散的に周波数帯域を前記移動局装置に割り当て、一定の周波数帯域幅単位で予め決められたプリコーディングを適用することを特徴とする無線通信システムが提供される。
また、基地局装置と移動局装置とを含み、送信装置である移動局装置がデータ伝送に使用する周波数帯域において、受信装置である基地局装置が前記送信装置に連続的な周波数帯域もしくは離散的な周波数帯域の割り当て情報を通知する無線通信システムであって、前記基地局装置は、前記移動局装置の複数のアンテナから同一の送信ビットを送信する場合において、前記移動局装置の伝搬路に基づき、プリコーディングの適用方法を切り替えることを特徴とする無線通信システムが提供される。
前記基地局装置は、前記移動局装置の伝搬路が離散的に周波数帯域の割り当てを行っても一定の受信品質を得られない場合は、連続的に周波数帯域を前記移動局装置に割り当て、一定の周波数帯域幅単位でプリコーディングを適用し、送信装置の伝搬路が離散的に割り当てた場合に一定の受信品質を保つ場合は、離散的に周波数帯域を前記移動局装置に割り当て、プリコーディングを適用しないことが好ましい。前記基地局装置は、受信品質を離散的に割り当てる最小単位の周波数帯域における受信SINRの平均値で判断し、離散的に割り当てた場合に閾値の受信SINRを超える周波数帯域幅が前記移動局装置の使用する周波数帯域幅より狭い場合に連続的に割り当てを決定することが好ましい。尚、「一定の周波数帯域幅単位」というのは、リソースブロックグループを示している。
前記基地局装置は、前記移動局装置の伝搬路が離散的に周波数帯域の割り当てを行っても一定の受信品質を得られない場合は、連続的に周波数帯域を前記移動局装置に割り当て、一定の周波数帯域幅単位でプリコーディングを適用し、送信装置の伝搬路が離散的に割り当てた場合に一定の受信品質を保つ場合は、離散的に周波数帯域を前記移動局装置に割り当て、一定の周波数帯域幅単位で予め決められたプリコーディングを適用することが好ましい。
本発明は、基地局装置と移動局装置とを含み、送信装置である移動局装置がデータ伝送に使用する周波数帯域において、受信装置である基地局装置が前記送信装置に連続的な周波数帯域もしくは離散的な周波数帯域の割り当て情報を通知する無線通信システムであって、前記基地局装置は、前記移動局装置の複数のアンテナから異なる送信ビットを送信する場合において、前記移動局装置がデータ送信に使用する周波数帯域幅に基づき、周波数帯域の前記移動局装置への割り当て方法を変えると同時にプリコーディングの適用方法を、以下の1)から3)までのいずれかの方法で切り替えることを特徴とする無線通信システムである。1)前記移動局装置がデータ伝送に使用する周波数帯域が狭い場合は、前記基地局装置は、連続的に周波数帯域を前記移動局装置に割り当て、一定の周波数帯域幅単位でプリコーディングを行い、伝送に使用する周波数帯域が広い場合は、離散的に周波数帯域を前記移動局装置に割り当て、プリコーディングを適用しない。2)前記移動局装置がデータ伝送に使用する周波数帯域が狭い場合は、前記基地局装置は、連続的に周波数帯域を前記移動局装置に割り当て、一定の周波数帯域幅単位でプリコーディングを行い、伝送に使用する周波数帯域が広い場合は、離散的に周波数帯域を前記移動局装置に割り当て、前記移動局装置が使用する周波数帯域をすべて単一のプリコーディングを適用する。3)前記基地局装置は、前記移動局装置がデータ伝送に使用する周波数帯域が狭い場合は、連続的に周波数帯域を前記移動局装置に割り当て、一定の周波数帯域幅単位でプリコーディングを行い、伝送に使用する周波数帯域が広い場合は、離散的に周波数帯域を前記移動局装置に割り当て、一定の周波数帯域幅単位で予め決められたプリコーディングを適用する。
また、基地局装置と移動局装置とを含み、送信装置である移動局装置がデータ伝送に使用する周波数帯域において、受信装置である基地局装置が前記送信装置に連続的な周波数帯域もしくは離散的な周波数帯域の割り当て情報を通知する無線通信システムであって、前記基地局装置は、前記移動局装置の複数のアンテナから異なる送信ビットを送信する場合において、前記移動局装置の伝搬路に基づき、プリコーディングの適用方法を以下の1)から3)までのいずれかの方法で切り替えることを特徴とする無線通信システムであっても良い。1)前記基地局装置は、前記移動局装置の伝搬路が離散的に周波数帯域の割り当てを行っても一定の受信品質を得られない場合は、連続的に周波数帯域を前記移動局装置に割り当て、一定の周波数帯域幅単位でプリコーディングを適用し、送信装置の伝搬路が離散的に割り当てた場合に一定の受信品質を保つ場合は、離散的に周波数帯域を前記移動局装置に割り当て、プリコーディングを適用しない。2)前記基地局装置は、前記移動局装置の伝搬路が離散的に周波数帯域の割り当てを行っても一定の受信品質を得られない場合は、連続的に周波数帯域を前記移動局装置に割り当て、一定の周波数帯域幅単位でプリコーディングを適用し、送信装置の伝搬路が離散的に割り当てた場合に一定の受信品質を保つ場合は、離散的に周波数帯域を前記移動局装置に割り当て、送信装置が使用する周波数帯域をすべて単一のプリコーディングを適用する。3)前記基地局装置は、前記移動局装置の伝搬路が離散的に周波数帯域の割り当てを行っても一定の受信品質を得られない場合は、連続的に周波数帯域を前記移動局装置に割り当て、一定の周波数帯域幅単位でプリコーディングを適用し、送信装置の伝搬路が離散的に割り当てた場合に一定の受信品質を保つ場合は、離散的に周波数帯域を前記移動局装置に割り当て、一定の周波数帯域幅単位で予め決められたプリコーディングを適用する。
本発明の他の観点によれば、基地局装置と移動局装置とを含み、送信装置である移動局装置がデータ伝送に使用する周波数帯域において、受信装置である基地局装置が前記送信装置に連続的な周波数帯域もしくは離散的な周波数帯域の割り当て情報を通知する無線通信システムにおける基地局装置であって、前記移動局装置へ割り当てる周波数帯域の割り当て方法を変えると共にプリコーディングの適用方法を切り替えることを特徴とする基地局装置が提供される。
また、基地局装置と移動局装置とを含み、送信装置である移動局装置がデータ伝送に使用する周波数帯域において、受信装置である基地局装置が前記送信装置に連続的な周波数帯域もしくは離散的な周波数帯域の割り当て情報を通知する無線通信システムにおける移動局装置であって、割り当てられた周波数帯域とプリコーディングの適用の有無、又は、プリコーディングのパターンの情報を基に、プリコーディングの適用方法を変えてデータ伝送をすることを特徴とする移動局装置が提供される。
本発明のさらに別の観点によれば、基地局装置と移動局装置とを含み、送信装置である移動局装置がデータ伝送に使用する周波数帯域において、受信装置である基地局装置が前記送信装置に連続的な周波数帯域もしくは離散的な周波数帯域の割り当て情報を通知する無線通信システムにおける基地局装置側の通信方法であって、前記移動局装置がデータ伝送に使用する周波数帯域が狭い場合は、連続的に周波数帯域を前記移動局装置に割り当て、一定の周波数帯域幅単位でプリコーディングを行わせ、前記移動局装置がデータ伝送に使用する周波数帯域が広い場合は、離散的に周波数帯域を前記移動局装置に割り当て、プリコーディングを適用しないことを特徴とする通信方法が提供される。また、基地局装置と移動局装置とを含み、送信装置である移動局装置がデータ伝送に使用する周波数帯域において、受信装置である基地局装置が前記送信装置に連続的な周波数帯域もしくは離散的な周波数帯域の割り当て情報を通知する無線通信システムにおける移動局装置側の通信方法であって、データ伝送に使用する周波数帯域が狭い場合は、連続的に周波数帯域が前記基地局装置から割り当てられて一定の周波数帯域幅単位でプリコーディングを行い、データ伝送に使用する周波数帯域が広い場合は、離散的に周波数帯域が前記基地局装置から割り当てられて、プリコーディングが適用されないことを特徴とする通信方法が提供される。
本発明は、上記に記載の通信方法をコンピュータに実行させるためのプログラム出であっても良く、該プログラムを記録するコンピュータ読み取り可能な記録媒体であっても良い。上記プログラムはインターネットなどの伝送媒体によって取得されたものでも良い。
本発明を適用することにより、プリコーディングに関する制御情報が極端に増加することを抑制しつつ、伝送特性の改善をすることができる。従って、PMIのデータサイズが大きくなる場合に制御情報のデータサイズを極端に増加させることなく、受信品質の向上をさせることができる。
本発明の一実施の形態による送信装置である移動局の一構成例を示す機能ブロック図である。 送信装置の送信データ生成部の一構成例を示す機能略ブロック図である。 本発明の一実施の形態による受信装置である基地局の一構成例を示す機能ブロック図である。 本実施の形態による移動局に割り当てるリソースブロックグループの例であり、図4a)は少ない場合であり、図4b)は多い場合の例を示す図である。 本実施の形態による伝搬路利得によりプリコーディングの適用方法を切り替える一例を示す図である。 MIMOを用いる場合における受信装置である基地局の構成例を示す図である。 信号分離部の一構成例を示す機能ブロック図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の一実施の形態について説明する。以下の実施の形態において、送信装置と受信装置とのアンテナを各々2本とした例について説明しているが、アンテナが3本以上の場合についても適用可能である。また、以下の実施の形態では、アップリンクに本発明を適用した例について説明しているが、適用範囲はアップリンクに限らない。送信装置である移動局の伝送方式をシングルキャリアとして説明しているが、マルチキャリアにも適用可能である。
図1は、本実施の形態による送信装置である移動局装置の一例を示す機能ブロック図である。移動局装置Aは、アンテナ108に関する構成として、第1の送信データ生成部101、第1のプリコーディング部105、第1の送信処理部106、第1の無線部107、第2の無線部110、受信処理部111、制御情報取得部112、プリコーディング情報取得部113を具備し、アンテナ127に関しても同様に、第2の送信データ生成部121、第2のプリコーディング部124、第2の送信処理部125、第3の無線部126を具備する。
移動局装置Aでは、受信装置である基地局装置から通知された制御情報を第1のアンテナ108で受信し、受信信号を第2の無線部110において、ベースバンド周波数にダウンコンバートを施し、受信処理部111に出力する。受信処理部111に入力された信号は復調され、制御情報取得部112において、該信号から制御情報を抽出する。抽出された制御情報から、周波数の割り当て情報を第1の送信データ生成部101へ入力し、送信に使用するプリコーディングベクトルの情報であるPMIを出力する。なお、図1では第一アンテナの受信信号のみを用いて制御情報を取得したが、第2のアンテナも用いて取得してもよい。プリコーディング情報取得部113は、第1のアンテナ108と第2のアンテナ127が送信に使用するプリコーディングベクトルを示すPMIをそれぞれ第1のプリコーディング部105と第2のプリコーディング部124に入力する。
一方、送信ビットは、第1の送信データ生成部101で送信データに変換され、第1のプリコーディング部105において、基地局装置から通知されたPMIに基づいてプリコーディングが施される。さらに、プリコーディングを施された送信データは第1の送信処理部106で送信処理を施され、第1の無線部107により無線周波数にアップコンバートされ、第1のアンテナ108から送信される。第2のアンテナ127からの送信についても第1のアンテナ108の場合と同様であるため、その説明を省略する。
図2(a)は、第1の送信データ生成部101の一構成例を示す機能ブロック図である。第1の送信データ生成部101は、符号部1001、変調部1002、DFT部1003、送信データ配置部1004、参照信号生成部1005、参照信号多重部1006、を具備する。
第1の送信データ生成部101に入力された送信ビットは、符号部1001で誤り訂正符号化が施され、符号ビットに変換される。符号ビットは、変調部1002において、QPSK(Quadrature Phase Shift Keying;四相位相偏移変調)、16QAM(16 QuadratureAmplitude Modulation;16直交振幅変調)などの変調シンボルへ変調される。変調シンボルは、DFT部1003で周波数領域の信号に変換され、送信データ配置部1004で基地局装置から通知された周波数の割り当て情報を基に周波数信号を配置し、参照信号生成部1005で生成された信号を参照信号多重部1006において多重する。
図1の送信処理部の構成を図2(b)に示す。第1の送信処理部106は、IDFT部1011、CP挿入部1012、を具備する。送信処理部106では、プリコーディングを施された周波数信号がIDFT(Inverse DFT;逆離散フーリエ変換)部1011に入力され、時間信号に変換される。時間信号は、CP(Cyclic Prefix;サイクリックプレフィックス)挿入部1012において、サイクリックプレフィックスが付加される。
図3は、受信装置である基地局装置Bの一構成例を示す概略ブロック図である。基地局装置Bは、第1のアンテナ201に関する構成として、第1の無線部202、第1のCP除去部203、第1のDFT部204、第1の参照信号分離部205、第1の送信データ抽出部206、第1の伝搬路補償部207、IDFT部208、復調部209、伝搬路推定部210、帯域割当決定部211、プリコーディング決定部212、制御情報生成部213、送信処理部214、第1のバッファ215、信号合成部216、復号部218を具備し、第2のアンテナ221も、それと同様に、第2の無線部222、第2のCP除去部223、第2のDFT部224、第2の参照信号分離部225、第2の送信データ抽出部226、第2の伝搬路補償部227、第2のバッファ217を具備する。
第1の無線部202は、移動局装置Aから送信された信号を第1のアンテナ201で受信し、この信号をベースバンド周波数にダウンコンバートする。第1の無線部202から入力された受信信号は、第1のCP除去部203でサイクリックプレフィックスが除去され、第1のDFT部204で周波数信号に変換される。第1の参照信号分離部205において、周波数信号から参照信号が分離され、参照信号は第1の伝搬路推定部210へ入力される。一方、参照信号が分離された周波数信号は、第1の送信データ抽出部206に入力される。第1の伝搬路推定部210に入力された参照信号は、伝搬路測定に使用する移動局、基地局装置Bで既知の信号であるため、受信された参照信号と既知の信号を比較し、伝搬路の情報を知ることができる。伝搬路推定部210において、推定された伝搬路情報は、帯域割当決定部211、第1の伝搬路補償部207、第2の伝搬路補償部227に入力される。帯域割当決定部211は、伝搬路情報を基に帯域割当決定部211で移動局に割り当てる周波数の周波数帯域を決定し、周波数帯域の割り当て情報と伝搬路情報をプリコーディング決定部212に入力する。また、周波数帯域割り当て情報は、第1のバッファ215と第2のバッファ217にも入力される。周波数帯域の割り当ての決定は、移動局に割り当てを行う周波数の帯域幅であるリソースブロックの数や伝搬路変動の大きさによって決定する。プリコーディング決定部212は、帯域割当決定部211において決定された周波数帯域の割り当て情報と伝搬路情報が帯域割当決定部211より入力され、入力された情報を基に移動局装置で使用するプリコーディングの適用有無と移動局装置で送信データに乗算するプリコーディングベクトルを決定し、周波数帯域割り当て情報とPMIを制御情報生成部213に入力する。制御情報生成部213では、周波数帯域の割り当て情報とPMIから制御情報を生成し、送信処理部において、制御情報の送信処理を行う。
一方、参照信号を分離された受信データは、第1の送信データ抽出部206に入力され、第1のバッファ215に保存されている周波数帯域の割り当て情報を基に送信データが抽出される。抽出された送信データは、第1の伝搬路補償部207において、伝搬路推定部210により推定された周波数応答を用いて、最小平均二乗誤差(MMSE:Minimum Mean Square Error)重み等の無線伝搬路のひずみを補償する重みを乗算する。伝搬路補償を施された第1のアンテナ201と第1のアンテナ201と同様の処理が施された第2のアンテナ221の受信信号は、信号合成部216で合成され、IDFT部208で時間信号に変換され、復調部209により変調シンボルから受信符号ビットに分解される。符号ビットから、復号部218により復号処理が施され、送信ビットが得られる。
[第1の実施の形態]
本発明の第1の実施の形態では、図1のアンテナ108とアンテナ127とから送信される送信ビットが同一である送信ダイバーシチを用いる場合において、移動局装置に割り当てる周波数の帯域幅より、プリコーディングの適用方法を切り替える方法について説明する。図4を参照して、本実施の形態の一例について説明する。図4aは、移動局装置に割り当てるリソースブロックグループが少ない場合であり、図4bは、移動局装置に割り当てるリソースブロックグループが多い場合の例を示す図である。本実施の形態では、プリコーディングベクトルを適用する最小単位をリソースブロックグループとしているが、プリコーディング適用の最小単位はリソースブロックグループでなくても良い。
基地局装置Bは、移動局装置Aから通知された参照信号を基に伝搬路情報を推定し、伝搬路情報などから移動局装置Aに割り当てる周波数帯域幅であるリソースブロックグループの数を決定する。rは、割り当てたリソースブロックグループ数が少ない移動局装置であるか否かを判別する閾値とする。移動局装置へ割り当てるリソースブロックグループの数がr以下の場合は、割り当てられたリソースブロックグループ数が少ない移動局装置とし、連続的な周波数帯域を割り当て、リソースブロックグループ毎にプリコーディングベクトルを決定する。具体的には、図4aに示すように、移動局装置に割り当てるリソースブロックグループ数が少ない場合は、RBG(2)とRBG(3)とにそれぞれ乗算するプリコーディングベクトルPV(1)とPV(2)とを基地局装置は決定する。
本手順で決定されたPV(1)、PV(2)を示すPMIと周波数帯域割り当て情報を、制御情報として移動局装置に通知する。移動局装置に割り当てるリソースブロックグループの数がrより大きい場合は、割り当てられたリソースブロックグループ数が多い移動局装置とし、すべてのリソースブロックグループにプリコーディングの適用を行なわず、伝搬路利得の高い周波数を選択し、離散的にリソースブロックグループを割り当てる。
具体的には、図4bの割り当てたリソースブロックグループ、RBG(1)、RBG(3)、RBG(4)、…(矢印で示す)のすべてにPV=1、つまり、プリコーディングベクトルを適用しない。リソースブロックグループ数が多い場合は、PMIに関するデータサイズが大きくなるため、プリコーディングを適用せずに高い周波数選択ダイバーシチ効果が得られるように、離散的に周波数帯域の割り当てを行う。そのため、基地局装置は移動局装置に周波数帯域を離散的に割り当てた情報のみを通知すれば良く、PMIの通知が不要になる。本実施の形態では、離散的に周波数帯域の割り当てを行った場合は、プリコーディングを適用しないものとしたが、移動局装置が使用する全ての周波数帯域に同一のプリコーディングを適用するようにしても良い。或いは、基地局装置と移動局装置との間で予め決定しているパターンで、適用するプリコーディングベクトルをリソースブロックグループ毎に変更してもよい。また、PMI情報が多くなるか否かの判断に使用するrは、制御情報のビットサイズを基に決めるものとする。
例えば、PMIがPTXビットで表される場合において、システム帯域内の移動局装置に割り当て可能なRBの数をNRBとし、リソースブロックグループを構成するリソースブロックの数がPとするとし、離散的に周波数帯域を割り当てた場合の周波数帯域の割り当て情報量は、次式となる。
Figure 2010245641
ビット
但し、
Figure 2010245641
は、Xを超えない最大の整数とする。
連続的に周波数帯域の割り当てた場合の周波数帯域の割り当て情報量は次式となる。
Figure 2010245641
ビット
rは、次式により決定する。
Figure 2010245641
尚、上式では、制御情報ビット数のみを考慮しているが、全帯域で単一のプリコーディングを行う場合とリソースブロックグループ毎にプリコーディングを行なった場合との特性差を考慮し、上式を変更した場合も本発明に含まれる。
本実施の形態を適用することにより、移動局装置に割り当てるリソースブロックグループ数が少ない場合は、プリコーディングにより受信特性を改善することができる。また、移動局装置に割り当てるリソースブロックグループ数が多い場合には、PMIの情報量の増加を抑制しつつ、周波数選択ダイバーシチ効果により受信特性を改善することができる。
[第2の実施の形態]
次に、本発明における第2の実施の形態について、図面を参照しながら説明を行う。図5は、本実施の形態による伝搬路利得によりプリコーディングの適用方法を切り替える一例を示す図である。
本実施の形態について、伝搬路利得によりプリコーディングの適用方法を切り替える一例について、以下に説明する。本実施の形態では、図1に示す第1のアンテナ108と第2のアンテナ127とから送信される送信ビットが同一である送信ダイバーシチを用いる。図5a)、b)のRBG(1)〜RBG(8)は、移動局装置に割り当て可能なリソースブロックグループであり、L1、L2を伝搬路利得によりプリコーディングの適用の有無を決定する閾値とする。伝搬路利得は、受信SINR(Signal to Interference and Noise Ratio:信号対干渉雑音電力比)に基づき算出する。またリソースブロックグループの伝搬路利得は、リソースブロックグループ内の各サブキャリアの伝搬路利得の平均でもよいし、最大値あるいは最小値等、どのようなものであってもよい。
本実施の形態では、割り当て可能なリソースブロックグループの中で伝搬路利得が一定の値を超えるリソースブロックグループの数が、移動局割り当てるリソースブロックグループの数を上回る場合に、離散的に周波数帯域の割り当てを行い、移動局割り当てるリソースブロックグループの数を下回る場合に、連続的に周波数帯域を割り当て、プリコーディングをリソースブロックグループ単位で適用する。
図5a)、b)では、説明を簡単にするために、割り当て可能なリソースブロックグループの数を8とし、移動局装置に割り当てるリソースブロックグループの数を4とする。
図5a)は、割り当て可能なリソースブロックグループの中から伝搬路利得が閾値であるL1を超えるリソースブロックの数が、移動局装置へ割り当てるリソースブロックグループの数を上回る場合の例を示す図である。この場合は、伝搬路利得の高いリソースブロックグループであるRBG(1)、RBG(4)、RBG(5)、RBG(8)に離散的に周波数帯域の割り当てを行うことで、高い周波数選択ダイバーシチ効果が得られる。
これに対し、図5b)は、割り当て可能なリソースブロックグループの中から伝搬路利得が閾値であるL2を超えるリソースブロックの数が、移動局装置へ割り当てるリソースブロックグループの数を下回る場合である。この場合には、伝搬路利得の高いリソースブロックグループを選択しても十分な周波数選択ダイバーシチ効果が得られないため、リソースブロックグループを連続的に割り当て、リソースブロックグループ毎にプリコーディングベクトルを適用することで、一定の受信品質を保つように制御する。
本実施の形態を適用することにより、十分な周波数選択ダイバーシチ効果が得られる場合は、リソースブロックグループを離散的に使用し、周波数選択ダイバーシチの効果が十分できないときは、プリコーディングにより受信品質の改善ができる。
本実施の形態では、伝搬路利得の基準を受信SINRとしたが、受信SNR(Signal Noise Ratio:信号雑音比)等、他の基準を用いても良い。また、リソースブロックグループの伝搬路利得をリソースブロックの平均としているが、リソースブロックの最大値や最小値等、他の基準を用いても良い。また、離散的に周波数帯域の割り当てを行った場合は、プリコーディングを適用しないとしたが、移動局が使用するすべての周波数帯域に同一のプリコーディングを適用するとしても良い。あるいは、基地局と移動局間で予め決定しているパターンで、適用するプリコーディングベクトルをプリコーディンググループ毎に変更してもよい。
[第3の実施形態]
次に、本発明における第3の実施の形態について説明する。本実施の形態では、第1のアンテナ108と第2のアンテナ127とから送信される送信ビットが異なるMIMOを用いる場合において、移動局装置に割り当てる周波数の帯域幅や伝搬路利得により、プリコーディングの適用方法を切り替える。
MIMOを用いる場合の送信装置である移動局装置の構成は、図1と同様であり、第1のアンテナ108と第2のアンテナ127から送信される送信ビットが異なる。そのため、第1の送信データ生成部の101と第2の送信データ生成部121への入力される送信ビットが異なる。
図6は、MIMOを用いる場合における受信装置である基地局装置の一構成例を示す図である。基地局装置Cは、第1のアンテナ601に関する構成として、第1の無線部602、第1のCP除去部603、第1のDFT部604、第1の参照信号分離部605、信号分離部606、第1の復調部608、伝搬路推定部610、帯域割当決定部611、プリコーディング決定部612、制御情報生成部613、送信処理部614を具備し、第2のアンテナ621も同様に、第2の無線部622、第2のCP除去部623、第2のDFT部624、第2の参照信号分離部625、第2の復調部626を具備する。
第1のアンテナ601で受信された信号は、図3で説明した受信処理と同様に第1の無線部601から第1の参照信号分離部605までで処理された受信データが信号分離部606に入力される。第2のアンテナ621の受信信号においても同様の処理が施され、信号分離部606に入力される。伝搬路推定部610は、第1の参照信号分離部605と第2の参照信号分離部625とで受信信号から分離された参照信号を基に伝搬路の情報を推定し、第1のアンテナ601と第2のアンテナ621との伝搬路の情報をそれぞれ信号分離部606に入力する。また、帯域割当決定部611は、伝搬路推定部610により入力された伝搬路の情報を基に移動局装置へ割り当てる周波数帯域を決定し、周波数帯域の割り当て情報を信号分離部606に入力する。参照信号が分離された受信信号は、信号分離部606において、伝搬路の情報と周波数帯域の割り当て情報を基に信号分離を施され、第1の復調部608と第2の復調部626により、それぞれ受信符号ビットに変換される。
図7は、信号分離部606の一構成例を示す機能ブロック図である。信号分離部606は、乗算重み生成部701、MIMO分離部702、第1のバッファ703、第1の送信データ抽出部704、第1のIDFT部706、第2のバッファ707、第2の送信データ抽出部708、第2のIDFT部709、を具備する。
信号分離部606では、第1のアンテナ601と第2のアンテナ621の伝搬路の情報が乗算重み生成部701に入力される。乗算重み生成部701では、入力された伝搬路の情報を基に受信信号に乗算する重みを算出し、MIMO分離部702に入力する。受信信号に乗算する重みは、MMSE重みやZF(Zero Forcing)重み等のことである。MIMO分離部702は、参照信号が分離された第1のアンテナ601と第2のアンテナ621の受信信号と乗算する重みが入力され、空間多重されている信号の分離を行ない、第1の送信データ抽出部704と第2の送信データ抽出部708に入力する。一方、第1のバッファ703は帯域割当決定部611より入力された周波数帯域割り当て情報が保持されており、周波数帯域割り当て情報を第1の送信データ抽出部704に入力する。
第1の送信データ抽出部704は、分離された信号を第1のバッファ703より入力された周波数帯域割り当て情報を基に送信データが割り当てられた周波数帯域の情報を抽出する。抽出された送信データは、第1のIDFT706により時間信号に変換される。第2のアンテナ621で受信された信号も同様に処理が施され、第2のIDFT709より時間信号に変換される。
MIMOを用いる場合においても、第1の実施の形態と同様に移動局装置に割り当てられた周波数の帯域幅に基づき、プリコーディングの適用有無やプリコーディングの適用する最小単位を変えることで、第1の実施の形態と同様の効果が得られる。また、MIMOを用いる場合における伝搬路利得により、プリコーディングの適用方法を切り替えることでも、第2の実施の形態と同様の効果が得られる。
以上に説明したように、本実施の形態により、プリコーディングに関する制御情報が極端に増加することを抑制しつつ、伝送特性の改善をすることができる。従って、PMIのデータサイズが大きくなる場合に制御情報のデータサイズを極端に増加させることなく、受信品質の向上をさせることができる。
尚、上記の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより各部の処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
以上、この発明の実施形態を図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施の形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等された発明も含まれる。
本発明は、通信装置に利用可能である。
A…移動局装置、101…第1の送信データ生成部、105…第1のプリコーディング部、106…第2の送信処理部、107…第1の無線部、108…第1のアンテナ、110…第2の無線部、111…受信処理部、112…制御情報取得部、113…プリコーディング情報取得部、121…第2の送信データ生成部、124…第2のプリコーディング部、125…第2の送信処理部、126…第3の無線部、127…第2のアンテナ、B…基地局装置、201…第1のアンテナ、202…第1の無線部、203…第1のCP除去部、204…第1のDFT部、205…第1の参照信号分離部、206…第1の送信データ抽出部、207…第1の伝搬路補償部、208…IDFT部、209…復調部、210…伝搬路推定部、211…帯域割当決定部、212…プリコーディング決定部、213…制御情報生成部、214…送信処理部、215…第1のバッファ、216…信号合成部、217…第2のバッファ、221…第2のアンテナ、222…第2の無線部、223…第2のCP除去部、224…第2のDFT部、225…第2の参照信号分離部、226…第2の送信データ抽出部、227…第2の伝搬路補償部。

Claims (17)

  1. 基地局装置と移動局装置とを含み、送信装置である移動局装置がデータ伝送に使用する周波数帯域において、受信装置である基地局装置が前記送信装置に連続的な周波数帯域もしくは離散的な周波数帯域の割り当て情報を通知する無線通信システムであって、
    前記移動局装置への周波数帯域の割り当て情報により、前記基地局装置におけるプリコーディングの適用方法を切り替えるプリコーディング決定部を有することを特徴とする無線通信システム。
  2. 前記移動局装置の複数のアンテナから同一の送信ビットを送信する場合において、前記プリコーディング決定部は、
    前記移動局装置がデータ送信に使用する周波数帯域幅に基づき、前記基地局装置における周波数帯域の割り当て方法を変えるとともにプリコーディングの適用方法を切り替えることを特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。
  3. 基地局装置と移動局装置とを含み、送信装置である移動局装置がデータ伝送に使用する周波数帯域において、受信装置である基地局装置が前記送信装置に連続的な周波数帯域もしくは離散的な周波数帯域の割り当て情報を通知する無線通信システムであって、
    前記移動局装置がデータ伝送に使用する周波数帯域が狭い場合は、前記基地局装置は、連続的に周波数帯域を前記移動局装置に割り当て、一定の周波数帯域幅単位でプリコーディングを行わせ、前記移動局装置がデータ伝送に使用する周波数帯域が広い場合は、離散的に周波数帯域を前記移動局装置に割り当て、プリコーディングを適用しないことを特徴とする請求項2に記載の無線通信システム。
  4. 基地局装置と移動局装置とを含み、送信装置である移動局装置がデータ伝送に使用する周波数帯域において、受信装置である基地局装置が前記送信装置に連続的な周波数帯域もしくは離散的な周波数帯域の割り当て情報を通知する無線通信システムであって、
    前記移動局装置がデータ伝送に使用する周波数帯域が狭い場合は、前記基地局装置は、連続的に周波数帯域を前記移動局装置に割り当て、一定の周波数帯域幅単位でプリコーディングを行わせ、伝送に使用する周波数帯域が広い場合は、離散的に周波数帯域を前記移動局装置に割り当て、前記移動局装置が使用する周波数帯域をすべて単一のプリコーディングを適用することを特徴とする請求項2に記載の無線通信システム。
  5. 基地局装置と移動局装置とを含み、送信装置である移動局装置がデータ伝送に使用する周波数帯域において、受信装置である基地局装置が前記送信装置に連続的な周波数帯域もしくは離散的な周波数帯域の割り当て情報を通知する無線通信システムであって、
    前記基地局装置は、前記移動局装置がデータ伝送に使用する周波数帯域が狭い場合は、連続的に周波数帯域を前記移動局装置に割り当て、一定の周波数帯域幅単位でプリコーディングを行わせ、伝送に使用する周波数帯域が広い場合は、離散的に周波数帯域を前記移動局装置に割り当て、一定の周波数帯域幅単位で予め決められたプリコーディングを適用することを特徴とする請求項2に記載の無線通信システム。
  6. 基地局装置と移動局装置とを含み、送信装置である移動局装置がデータ伝送に使用する周波数帯域において、受信装置である基地局装置が前記送信装置に連続的な周波数帯域もしくは離散的な周波数帯域の割り当て情報を通知する無線通信システムであって、
    前記基地局装置は、前記移動局装置の複数のアンテナから同一の送信ビットを送信する場合において、前記移動局装置の伝搬路に基づき、プリコーディングの適用方法を切り替えることを特徴とする無線通信システム。
  7. 前記基地局装置は、前記移動局装置の伝搬路が離散的に周波数帯域の割り当てを行っても一定の受信品質を得られない場合は、連続的に周波数帯域を前記移動局装置に割り当て、一定の周波数帯域幅単位でプリコーディングを適用し、送信装置の伝搬路が離散的に割り当てた場合に一定の受信品質を保つ場合は、離散的に周波数帯域を前記移動局装置に割り当て、プリコーディングを適用しないことを特徴とする請求項6に記載の無線通信システム。
  8. 前記基地局装置は、受信品質を離散的に割り当てる最小単位の周波数帯域における受信SINRの平均値で判断し、離散的に割り当てた場合に閾値の受信SINRを超える周波数帯域幅が前記移動局装置の使用する周波数帯域幅より狭い場合に連続的に割り当てを決定することを特徴とする請求項6に記載の無線通信システム。
  9. 前記基地局装置は、前記移動局装置の伝搬路が離散的に周波数帯域の割り当てを行っても一定の受信品質を得られない場合は、連続的に周波数帯域を前記移動局装置に割り当て、一定の周波数帯域幅単位でプリコーディングを適用し、送信装置の伝搬路が離散的に割り当てた場合に一定の受信品質を保つ場合は、離散的に周波数帯域を前記移動局装置に割り当て、送信装置が使用する周波数帯域をすべて単一のプリコーディングを適用することを特徴とする請求項6に記載の無線通信システム。
  10. 前記基地局装置は、前記移動局装置の伝搬路が離散的に周波数帯域の割り当てを行っても一定の受信品質を得られない場合は、連続的に周波数帯域を前記移動局装置に割り当て、一定の周波数帯域幅単位でプリコーディングを適用し、送信装置の伝搬路が離散的に割り当てた場合に一定の受信品質を保つ場合は、離散的に周波数帯域を前記移動局装置に割り当て、一定の周波数帯域幅単位で予め決められたプリコーディングを適用することを特徴とする請求項6に記載の無線通信システム。
  11. 基地局装置と移動局装置とを含み、送信装置である移動局装置がデータ伝送に使用する周波数帯域において、受信装置である基地局装置が前記送信装置に連続的な周波数帯域もしくは離散的な周波数帯域の割り当て情報を通知する無線通信システムであって、
    前記基地局装置は、前記移動局装置の複数のアンテナから異なる送信ビットを送信する場合において、前記移動局装置がデータ送信に使用する周波数帯域幅に基づき、周波数帯域の前記移動局装置への割り当て方法を変えると同時にプリコーディングの適用方法を以下の1)から3)までのいずれかの方法で切り替えることを特徴とする無線通信システム。
    1)前記移動局装置がデータ伝送に使用する周波数帯域が狭い場合は、前記基地局装置は、連続的に周波数帯域を前記移動局装置に割り当て、一定の周波数帯域幅単位でプリコーディングを行い、伝送に使用する周波数帯域が広い場合は、離散的に周波数帯域を前記移動局装置に割り当て、プリコーディングを適用しない。
    2)前記移動局装置がデータ伝送に使用する周波数帯域が狭い場合は、前記基地局装置は、連続的に周波数帯域を前記移動局装置に割り当て、一定の周波数帯域幅単位でプリコーディングを行い、伝送に使用する周波数帯域が広い場合は、離散的に周波数帯域を前記移動局装置に割り当て、前記移動局装置が使用する周波数帯域をすべて単一のプリコーディングを適用する。
    3)前記基地局装置は、前記移動局装置がデータ伝送に使用する周波数帯域が狭い場合は、連続的に周波数帯域を前記移動局装置に割り当て、一定の周波数帯域幅単位でプリコーディングを行い、伝送に使用する周波数帯域が広い場合は、離散的に周波数帯域を前記移動局装置に割り当て、一定の周波数帯域幅単位で予め決められたプリコーディングを適用する。
  12. 基地局装置と移動局装置とを含み、送信装置である移動局装置がデータ伝送に使用する周波数帯域において、受信装置である基地局装置が前記送信装置に連続的な周波数帯域もしくは離散的な周波数帯域の割り当て情報を通知する無線通信システムであって、
    前記基地局装置は、前記移動局装置の複数のアンテナから異なる送信ビットを送信する場合において、前記移動局装置の伝搬路に基づき、プリコーディングの適用方法を以下の1)から3)までのいずれかの方法で切り替えることを特徴とする無線通信システム。
    1)前記基地局装置は、前記移動局装置の伝搬路が離散的に周波数帯域の割り当てを行っても一定の受信品質を得られない場合は、連続的に周波数帯域を前記移動局装置に割り当て、一定の周波数帯域幅単位でプリコーディングを適用し、送信装置の伝搬路が離散的に割り当てた場合に一定の受信品質を保つ場合は、離散的に周波数帯域を前記移動局装置に割り当て、プリコーディングを適用しない。
    2)前記基地局装置は、前記移動局装置の伝搬路が離散的に周波数帯域の割り当てを行っても一定の受信品質を得られない場合は、連続的に周波数帯域を前記移動局装置に割り当て、一定の周波数帯域幅単位でプリコーディングを適用し、送信装置の伝搬路が離散的に割り当てた場合に一定の受信品質を保つ場合は、離散的に周波数帯域を前記移動局装置に割り当て、送信装置が使用する周波数帯域をすべて単一のプリコーディングを適用する。
    3)前記基地局装置は、前記移動局装置の伝搬路が離散的に周波数帯域の割り当てを行っても一定の受信品質を得られない場合は、連続的に周波数帯域を前記移動局装置に割り当て、一定の周波数帯域幅単位でプリコーディングを適用し、送信装置の伝搬路が離散的に割り当てた場合に一定の受信品質を保つ場合は、離散的に周波数帯域を前記移動局装置に割り当て、一定の周波数帯域幅単位で予め決められたプリコーディングを適用する。
  13. 基地局装置と移動局装置とを含み、送信装置である移動局装置がデータ伝送に使用する周波数帯域において、受信装置である基地局装置が前記送信装置に連続的な周波数帯域もしくは離散的な周波数帯域の割り当て情報を通知する無線通信システムにおける基地局装置であって、
    前記移動局装置へ割り当てる周波数帯域の割り当て方法を変えると共にプリコーディングの適用方法を切り替えることを特徴とする基地局装置。
  14. 基地局装置と移動局装置とを含み、送信装置である移動局装置がデータ伝送に使用する周波数帯域において、受信装置である基地局装置が前記送信装置に連続的な周波数帯域もしくは離散的な周波数帯域の割り当て情報を通知する無線通信システムにおける移動局装置であって、
    割り当てられた周波数帯域とプリコーディングの適用の有無、又は、プリコーディングのパターンの情報を基に、プリコーディングの適用方法を変えてデータ伝送をすることを特徴とする移動局装置。
  15. 基地局装置と移動局装置とを含み、送信装置である移動局装置がデータ伝送に使用する周波数帯域において、受信装置である基地局装置が前記送信装置に連続的な周波数帯域もしくは離散的な周波数帯域の割り当て情報を通知する無線通信システムにおける基地局装置側の通信方法であって、
    前記移動局装置がデータ伝送に使用する周波数帯域が狭い場合は、連続的に周波数帯域を前記移動局装置に割り当て、一定の周波数帯域幅単位でプリコーディングを行わせ、前記移動局装置がデータ伝送に使用する周波数帯域が広い場合は、離散的に周波数帯域を前記移動局装置に割り当て、プリコーディングを適用しないことを特徴とする通信方法。
  16. 基地局装置と移動局装置とを含み、送信装置である移動局装置がデータ伝送に使用する周波数帯域において、受信装置である基地局装置が前記送信装置に連続的な周波数帯域もしくは離散的な周波数帯域の割り当て情報を通知する無線通信システムにおける移動局装置側の通信方法であって、
    データ伝送に使用する周波数帯域が狭い場合は、連続的に周波数帯域が前記基地局装置から割り当てられて一定の周波数帯域幅単位でプリコーディングを行い、データ伝送に使用する周波数帯域が広い場合は、離散的に周波数帯域が前記基地局装置から割り当てられて、プリコーディングが適用されないことを特徴とする通信方法。
  17. 請求項15又は16に記載の通信方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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