JP2010127457A - 液圧ユニットの構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】複数の切替弁をスタックさせてなり、中立状態にある前記複数の切替弁を貫通し液圧供給源からの作動液をタンクに導く高圧流路を有する液圧ユニットにおいて、簡単な構成により中立時圧力損失性能の向上を図る。
【解決手段】複数の切替弁たる流体制御弁5〜7と、中立状態にある前記流体制御弁5〜7を貫通し液圧供給源たるポンプ1からの作動液をタンク9に導く高圧流路31と、この高圧流路31から分岐させてなり前記各流体制御弁5〜7に作動液を導くためのパラレル流路32とを具備し、前記流体制御弁5〜7が前記高圧流路31及び前記パラレル流路32を共通に使用する液圧ユニット3に、高圧流路31を経て最下流の流体制御弁7を通過する流量を検出するための流量検出手段たる絞り81と、この絞り81の前後の差圧が所定値を上回る場合にパラレル流路32をタンク9に開放する制御弁82とを具備させる。
【選択図】図1
【解決手段】複数の切替弁たる流体制御弁5〜7と、中立状態にある前記流体制御弁5〜7を貫通し液圧供給源たるポンプ1からの作動液をタンク9に導く高圧流路31と、この高圧流路31から分岐させてなり前記各流体制御弁5〜7に作動液を導くためのパラレル流路32とを具備し、前記流体制御弁5〜7が前記高圧流路31及び前記パラレル流路32を共通に使用する液圧ユニット3に、高圧流路31を経て最下流の流体制御弁7を通過する流量を検出するための流量検出手段たる絞り81と、この絞り81の前後の差圧が所定値を上回る場合にパラレル流路32をタンク9に開放する制御弁82とを具備させる。
【選択図】図1
Description
本発明は、複数の切替弁を有し、中立状態にある前記複数の切替弁を貫通し液圧供給源からの作動液をタンクに導く高圧流路と、この高圧流路から分岐させてなるパラレル流路とを使用する液圧ユニットの構造に関する。
従来、複数の切替弁を有し、中立状態にある前記複数の切替弁を貫通し液圧供給源からの作動液をタンクに導く高圧流路と、この高圧流路から分岐させてなるパラレル流路とを使用する液圧ユニットが種々知られている。具体的には、このような液圧ユニットは、高圧流路が前記複数の切替弁を貫通し、非操作時には高圧流路がいずれの切替弁にも遮蔽されることなくタンクに接続している(例えば、特許文献1を参照)。この高圧流路の圧力損失はこの液圧ユニットの中立時圧力損失性能となるので、この圧力損失はできるだけ小さい方が望ましい。この圧力損失を小さくする方法として、従来、前記高圧流路の径を大きくすることが考えられてきている。
特願2001−99108号公報
ところが、前記高圧流路の径を大きくすると、必然的に液圧ユニットの設置に必要なスペースや液圧ユニットは大型のものとなり、質量が大きくなる不具合や、機器配置の自由度が小さくなる不具合が発生する。
本発明はこのような課題を解決することを目的とする。
本発明に係る液圧ユニットの構造は、以上に述べた課題を解決すべく、複数の切替弁と、中立状態にある前記複数の切替弁を貫通し液圧供給源からの作動液をタンクに導く高圧流路と、この高圧流路から分岐させてなり前記各切替弁に作動液を導くためのパラレル流路とを具備し、前記複数の切替弁が前記高圧流路及び前記パラレル流路を共通に使用する型液圧ユニットの構造であって、高圧流路を経て最下流の切替弁を通過する流量を検出するための流量検出手段と、この流量検出手段が検出した前記流量が所定値を上回る場合にパラレル流路をタンクに開放する制御弁とをさらに具備することを特徴とする。
このようなものであれば、高圧流路の流量が大きくなった際には、パラレル流路がタンクに開放されるので、作動液をタンクに導く経路として高圧流路を経る経路だけでなくパラレル流路を経る経路も利用される。従って高圧流路の径を大きくした場合と同様の効果を得ることができる。また、流量検出手段により高圧流路を経て中立状態にある最下流の切替弁を通過する流量を検出するようにしているので、各切替弁にパイロット通路を接続する等の複雑な構成を採用することなく、簡単な構成及び少ない部品点数で前記効果を得ることができる。
本発明に係る液圧ユニットの構造によれば、高圧流路を経て中立状態にある最下流の切替弁を通過する流量を検出する流量検出手段を設け、この流量検出手段が検出した流量が大きくなった際にパラレル流路をタンクに開放するので、パラレル流路を高圧流路として使用し、高圧流路の径を大きくすることなく高圧流路の圧力損失を小さくすること、すなわち液圧ユニットの中立時圧力損失性能の向上を簡単な構成によって図ることができる。
以下、本発明の一実施形態について述べる。
本実施形態に係る液圧回路Cは、図1に示すように、作動液を溜めておくためのタンク9と、このタンク9から作動液を送り出す液圧ポンプ1と、この液圧ポンプ1から作動液の供給を受ける優先弁機構2と、この優先弁機構2にスタックしてなるとともに、この優先弁機構2の余剰流出力口2aから作動液の供給を受けるポンプ側ポート3a、及び作動液を吐出するタンク側ポート3bを有する液圧ユニット3とを具備する。
前記優先弁機構2は、フォークリフト等に用いられ、ステアリング機構と、複数の切替弁をスタックして形成した液圧ユニットとに作動液を供給するこの種の優先弁機構として周知のものと同様の構成を有する。すなわち、内部に優先弁本体21等の種々のバルブを一体的に組み込んでなるもので、供給された作動液を優先流と余剰流とに分流するという優先分流機能を有し、前記液圧ポンプ1から吐出された高圧作動油の導入口たるポートPと、タンク9に連通するタンクポートT1、T2と、図示しないステアリング操作補助回路に連通し、ステアリング操作された際に必要な作動液を優先して吐出するポートPFと、余剰の作動液を吐出する余剰流出力口2aとを具備する。
前記液圧ユニット3は、前記余剰流出力口2aに接続したポンプ側ポート3aと、アンロード弁4と、第1、第2、及び第3の流体制御弁5、6、7と、前記ポンプ側ポート3aから供給される作動液を受ける高圧流路31と、この高圧流路31から分岐してなり第1〜第3の流体制御弁5〜7に作動液を供給するパラレル流路32と、前記高圧流路31を経て第3の流体制御弁7を通過した作動液、第1〜第3の流体制御弁5〜7から吐出された作動液、及び前記パラレル流路32を通過した作動液を受ける戻り流路33と、前記タンク側ポート3bとを有する。ここで、前記高圧流路31と前記パラレル流路32とは、パラレル流路分岐部3xにおいて分岐させてなる。また、前記高圧流路31は前記ポンプ側ポート3aから第3の流体制御弁7を通過し終わるまでの部位に設けている。そして、前記高圧流路31が第3の流体制御弁7を通過し終わるまでの部位において、この高圧流路31を前記戻り流路33に断面形状を保ちつつ連通させている。なお、第1、第2、及び第3の流体制御弁5、6、7は、いずれも本発明の切替弁として機能する。
前記アンロード弁4は、図示しない着座センサに接続してなり、着座センサが運転席に操作者が着座していることを検知していない場合にのみ高圧流路31を戻り流路33に連通する。
前記第1の流体制御弁5は、前記パラレル流路32に接続される流入ポート5a、前記戻り流路33に接続される吐出ポート5b、及びリフトシリンダLSに接続される第1及び第2の出力ポート5c、5dを有する。また、この第1の流体制御弁5は、前記高圧流路31を連通させる中立位置と、前記流入ポート5aと前記第1の出力ポート5aとを連通させる上昇位置と、前記吐出ポート5bと前記第2の出力ポート5dとを連通させるとともに前記高圧流路31を連通させる下降位置との3つの位置を選択的にとることができる。この第1の流体制御弁5は、第1の操作レバー51に接続していて、この第1の操作レバー51に対する操作を受けて前記3つの位置の間の切替を行うようにしている。また、第1の出力ポート5cとリフトシリンダLSとの間には、ロジック弁52を設けている。このロジック弁52の背圧室には、電磁弁53を設けておりこの操作により前記リフトシリンダLSからの作動液の逆流によりリフトシリンダLSが下降することを抑止している。そして、リフトシリンダLSと第2の出力ポート5dとの間には、リフトシリンダLSから作動液が急激に戻り流路3に向けて流れてリフトシリンダLSが急下降することを防ぐべく、絞り弁54を設けている。この絞り弁54は、該絞り弁54の前後の差圧が所定以上となった際に閉止する。前記リフトシリンダLSは、上述したように前記第1及び第2の出力ポート5c、5dを介して前記第1の流体制御弁5に接続していて、作動液の供給を受けてこのリフトシリンダLSに接続したフォーク(図示略)を上昇させるとともに、作動液を吐出してこのリフトシリンダLSに接続したフォーク(図示略)を下降させる。
前記第2の流体制御弁6は、前記パラレル流路32に接続される流入ポート6a、前記戻り流路33に接続される吐出ポート6b、チルトシリンダTSのシリンダ室TS1側に接続される第1の出力ポート6c、及びチルトシリンダTSのピストンTS2側に接続される第2の出力ポート6dを有する。また、この第2の流体制御弁6は、前記高圧流路31を連通させる中立位置と、前記流入ポート6aと第1の出力ポート6cとを、また、前記吐出ポート6bと第2の出力ポート6dとを連通させる傾斜位置と、前記流入ポート6aと第2の出力ポート6dとを、また、前記吐出ポート6bと第1の出力ポート6cとを連通させる起立位置との3つの位置を選択的にとることができる。この第2の流体制御弁6は、第2の操作レバー61に接続していて、この第2の操作レバー61に対する操作を受けて前記3つの位置の間の切替を行うようにしている。そして、この第2の流体制御弁6には、前記フォークを支持するマスト(図示略)を前傾させた姿勢で停止させた際に作動液の逆流によりこマストが前傾することを防ぐべく、チルトロックバルブ6Zが設けられている。前記チルトシリンダTSは、シリンダ室TS1及びピストンTS2を備えていて、上述したように、前記シリンダ室TS1は前記第2の流体制御弁の第1出力ポート6c、前記ピストンTS2側は前記第2の流体制御弁の第2出力ポート6dに連通している。そして、前記シリンダ室TS1側に作動液の供給を受け、このチルタシリンダTSに接続しているとともに前記フォーク(図示略)を支持するマスト(図示略)を前傾させる。一方、前記ピストンTS2側に作動液の供給を受けた際には、前記マスト(図示略)を前傾させた状態から起立状態に戻す。
前記第3の流体制御弁7は、前記パラレル流路32に接続される流入ポート7a、前記戻り流路33に接続される吐出ポート7b、回転機構Rの第1の流体導入口R1aに接続される第1の出力ポート7c、及び回転機構Rの第2の流体導入口R1bに接続される第2の出力ポート7dを有する。また、この第3の流体制御弁7は、前記高圧流路31を連通させる中立位置と、前記流入ポート7aと第1の出力ポート7cとを、また、前記吐出ポート7bと第2の出力ポート7dとを連通させる正回転位置と、前記流入ポート7aと第2の出力ポート7dとを、また、前記吐出ポート7bと第1の出力ポート7cとを連通させる逆回転位置との3つの位置を選択的にとることができる。また、この第3の流体制御弁7は、第3の操作レバー71に接続していて、この第3の操作レバー71に対する操作を受けて前記3つの位置の間の切替を行うようにしている。前記回転機構Rは、第1及び第2の流体導入口R1a、R1bを有する油圧モータR1を利用して構成していて、この油圧モータR1に出力軸を介して接続した回転フォーク等の回転アタッチメント(図示略)を駆動する。具体的には、第1の流体導入口R1aから作動液の供給を受けて回転アタッチメントを正方向に回転させ第2の流体導入口のR1bから作動液を吐出するとともに、第2の流体導入口R1bから作動液の供給を受けて回転アタッチメントを正方向に回転させ第1の流体導入口のR1aから作動液を吐出する構成を有する。すなわち、この回転機構Rにより駆動される回転フォーク等の回転アタッチメントは、正逆両方向に回転可能である。
そして、本実施形態では、最下流の切替弁すなわち前記第3の流体制御弁7の下流側に、前記高圧流路31を経て中立位置にある前記第3の流体制御弁7を通過し戻り流路33を流れる作動液の流量を検出するための流量検出手段たる絞り81と、前記流量が所定値を上回る場合、すなわちこの絞り81の前後の差圧が所定以上である場合にパラレル流路32をタンク9に開放する制御弁82とを有するパラレル流路開放部8をさらに具備する。
前記絞り81は、戻り流路33中に設けられ、前記高圧流路31を経て中立位置にある前記第3の流体制御弁7を通過してこの絞り81に達する作動液の流量をこの絞り81の前後の差圧に変換する。
前記制御弁82は、本実施形態は、前記絞り81の前後の差圧が所定以上である場合に開成するパイロット弁82aと、このパイロット弁82aの開閉に連動して開閉するロジック弁82bとを組み合わせてなる。
前記パイロット弁82aは、パイロット通路82a1を介して前記絞り81の上流側及び下流側にそれぞれ接続している。そして、このパイロット通路82a1により伝達される前記差圧が所定以上である場合に開成する。
一方、前記ロジック弁82bは、パラレル流路32の開閉を行う弁本体82b1と、パラレル流路32から液圧の供給を受けるとともに内部に弁本体82b1を閉止方向に付勢する付勢手段を有する背圧室82b2とを具備する。前記背圧室82b2は、前記パイロット弁82aに接続している。
ここで、運転席に操作者が着座している際において前記第1〜第3の流体制御弁5〜7が全て中立位置にある場合、及び前記第1の流体制御弁5が上昇位置にあり第2、第3の流体制御弁が中立位置にある場合の作動液の流れについて以下に述べる。
前記余剰流吐出口2aからポンプ側ポート3aに達した作動液は、まず、高圧流路31内を流れる。ここで、運転席に操作者が着座しているので、前記アンロード弁4は閉止状態にあり、従って作動液は高圧流路31内を第1の流体制御弁5に向けて流れる。次いで、作動液の流れがパラレル流路分岐部3xにより分岐し、一部はパラレル流路32内を流れる。一方、パラレル流路32を経ずに高圧流路31内を流れた作動液は、高圧流路31内を貫通してパラレル流路開放部8の絞り81に達する。ここで、この絞り81の前後に、流量に比例して差圧が発生する。この絞り81の前後に発生した差圧は、前記パイロット通路82a1を経てパイロット弁82aに導入される。この差圧が所定以上であればパイロット弁82aが開成する。前記パイロット弁82aが開成すると、前記ロジック弁82bの背圧室82b2が戻り流路33を経てタンク9に連通するので、パラレル流路32内の液圧が背圧室82b2内の付勢手段の付勢力に打ち勝ち、ロジック弁82bの弁本体82bが開成側に移動する。すなわち、パラレル流路32が戻り流路33を経てタンク9に開放される。従って、パラレル流路32を経ずに高圧流路31を貫通した作動液、及びパラレル流路32内を流れた作動液は、ともにタンク9に向けて流れる。
一方、前記第1の流体制御弁5が上昇位置にある場合は、高圧流路31は第1の流体制御弁5の位置で閉塞される。また、第2、第3の流体制御弁6、7のうちいずれかが中立位置以外にある場合は、高圧流路31は中立位置にない流体制御弁の位置で閉塞される。その際、前記絞り81を通過する流量は減少するので、この絞り81の前後の差圧が所定値を下回ると前記パイロット弁82aは閉止する。すると、ロジック弁82bの背圧室82b2内の液圧はパラレル流路32内の液圧と等しくなるまで上昇するので、ロジック弁82bの弁本体82b1は背圧室82b2内の付勢手段により付勢されて閉止側に移動し、パラレル流路32とタンク9に開放された状態は解消する。従って、例えば第2の流体制御弁6が中立位置以外の位置にあれば、優先弁機構2の余剰流出力口2aから液圧ユニット3に供給される作動液のほぼ全量は、チルトシリンダTSに供給される。
以上に述べたように、本実施形態に係る液圧ユニット3の構成によれば、第1〜第3の流体制御弁5〜7がいずれも中立位置にあること等により、高圧流路31の流量が大きくなった際には、パラレル流路32がタンク9に開放されるので、高圧流路31を経る経路だけでなくパラレル流路32を経る経路も利用して作動液がタンク9に導かれる。従って、従来の構成において、高圧流路31の断面積を、本実施形態における高圧流路31の断面積とパラレル流路32の断面積の和と同一にした場合と同様に、高圧流路の圧力損失を小さくすること、すなわち液圧ユニットの中立時圧力損失性能を向上させることができる。また、絞り81により高圧流路31を経て中立状態にある第3の流体制御弁7を通過する流量を検出し、この絞り81の前後の差圧によりパイロット弁82a及びロジック弁82bを開閉するようにしているので、各流体制御弁にパイロット通路を接続する等の複雑な構成を採用することなく、簡単な構成及び少ない部品点数で前記効果を得ることができる。
なお、本発明は以上に述べた実施形態に限られない。
例えば、切替弁の個数は3個に限らず、切替弁を1個のみ設けたものや、2個の切替弁のみをスタックさせたものや4個以上の切替弁をスタックさせたものであってもよい。また、上述した実施形態において、第3の流体制御弁7には、回転機構Rでなく、他の機構、例えばマストを左右に傾斜させるためのシリンダ等を接続してもよい。さらに、優先弁機構と複数の切替弁とを積層させてなるマルチスタック型液圧ユニットに限らず、複数の切替弁を全て一体に形成したものでもよく、また、優先弁機構と1又は複数の切替弁とを一体に形成したものであってもよい。
また、制御弁の構成は、上述した実施形態に係るものに限らず、例えば、前記パイロット弁を単独で用いるもの等が考えられる。
さらに、流量検出手段としては、上述した実施形態に係る絞りに限らず、例えば、高圧流路を経て最下流の切替弁を通過する流量を直接検出する流量センサを用いてもよい。この場合、前記制御弁を、流量センサが検出した前記流量が所定以上であることを示す信号を受けて開成し、流量センサが検出した前記流量が所定未満であることを示す信号を受けて閉止する電磁弁を利用して構成するとよい。
その他、本発明の趣旨を損ねない範囲で種々に変更してよい。
3…液圧ユニット
31…高圧流路
32…パラレル流路
5〜7…第1〜第3の流体制御弁(切替弁)
81…絞り(流量検出手段)
82…制御弁
31…高圧流路
32…パラレル流路
5〜7…第1〜第3の流体制御弁(切替弁)
81…絞り(流量検出手段)
82…制御弁
Claims (1)
- 複数の切替弁と、中立状態にある前記複数の切替弁を貫通し液圧供給源からの作動液をタンクに導く高圧流路と、この高圧流路から分岐させてなり前記各切替弁に作動液を導くためのパラレル流路とを具備し、前記複数の切替弁が前記高圧流路及び前記パラレル流路を共通に使用する液圧ユニットの構造であって、高圧流路を経て最下流の切替弁を通過する流量を検出するための流量検出手段と、この流量検出手段が検出した前記流量が所定値を上回る場合にパラレル流路をタンクに開放する制御弁とをさらに具備することを特徴とする液圧ユニットの構造。
Priority Applications (1)
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JP2008306658A JP2010127457A (ja) | 2008-12-01 | 2008-12-01 | 液圧ユニットの構造 |
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JP (1) | JP2010127457A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPWO2017006417A1 (ja) * | 2015-07-06 | 2018-03-01 | 株式会社島津製作所 | 流体制御装置 |
-
2008
- 2008-12-01 JP JP2008306658A patent/JP2010127457A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPWO2017006417A1 (ja) * | 2015-07-06 | 2018-03-01 | 株式会社島津製作所 | 流体制御装置 |
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