JP2010120341A - 帳票出力方法及びその実施装置とプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】
従来、トナー使用量を削減して印刷を行う場合、ページ単位で削減率を指定して印刷をするため、ページ内で重要度の異なる部分が存在しても、重要度の高い部分に合わせた削減率で印刷を行う。そのため、重要度の低い部分のトナー削減が完全には実現できていない。
【解決手段】
帳票を読み込み変更前後の帳票を比較して変更部分を取得し、変更部分については通常の印刷、変更部分周辺についてはトナーを削減した印刷を実行する手段を提供したものである。さらに、変更部分周辺を多段階でトナー削減印刷を実現するために、変更部分の特徴によって多段階の範囲を設定する機能を備えたものである。
【選択図】 図1
従来、トナー使用量を削減して印刷を行う場合、ページ単位で削減率を指定して印刷をするため、ページ内で重要度の異なる部分が存在しても、重要度の高い部分に合わせた削減率で印刷を行う。そのため、重要度の低い部分のトナー削減が完全には実現できていない。
【解決手段】
帳票を読み込み変更前後の帳票を比較して変更部分を取得し、変更部分については通常の印刷、変更部分周辺についてはトナーを削減した印刷を実行する手段を提供したものである。さらに、変更部分周辺を多段階でトナー削減印刷を実現するために、変更部分の特徴によって多段階の範囲を設定する機能を備えたものである。
【選択図】 図1
Description
本発明は、帳票出力装置に関し、作成・修正した帳票を印刷して確認するための確認用としてトナー使用を制御して帳票を出力する場合に有効な技術に関するものである。
従来の帳票出力装置では、トナーを用いて印刷用紙上に文字等を印刷することにより帳票の作成を行っているが、この様な印刷処理に関しても資源の節約が求められる様になってきており、トナー使用量を削減する印刷処理装置が考案されている。
例えば、引用文献1に記載の様に資料印刷時、トナー使用量を削減するために、印刷ダイアログでトナーの削減率を指定して印刷する方法が知られている。
上記従来技術では、トナー使用量を削減して印刷する場合、ページ単位でトナー削減率を指定することはできるが、個々の文字や罫線について各々削減率を指定する配慮はされておらず、1ページ内で重要度の異なる部分が存在する場合に、重要度の高い部分には通常のトナー量を用い、重要度の低い部分にはトナー量の削減をするということはできない。そのため、同じページ内で重要度の異なる部分が存在しても、重要度の高い部分の可読性に合わせた削減率で印刷するため、重要度の低い部分のトナー削減が完全には実現できていない。
本発明の目的は、使用目的に合わせて帳票内の重要な部分と重要でない部分を区別し、重要でない部分はトナー使用量を削減することで、全体のトナー使用量を削減することが可能な帳票出力装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、帳票を読み込み、変更前後の帳票を比較して変更部分を取得し、変更部分については通常の印刷、変更部分周辺や変更されていない部分についてはトナーを削減した印刷を実行する手段を提供したものである。さらに、変更部分周辺における多段階でのトナー削減印刷を実現するために、変更部分の特徴によって多段階の印刷濃度の範囲を設定する機能を備えたものである。
本発明によれば、帳票を印刷する場合、帳票を変更した部分と変更していない部分、変更によって影響のある部分(変更した部分の周囲、すなわち変更した文字が周囲の罫線と重なる可能性のある部分等)のトナー使用量を調節することで、ページ単位ではなく、部分単位でトナーの削減が可能となり、全体のトナー使用量を削減することが可能である。
以下、図面を用いて、本発明の実施形態を説明する。
図1に、本実施形態の帳票出力システムの全体構成を示す。
本実施形態の帳票出力装置である帳票出力マシン1は、CPU2とメモリ3を有し、ディスクインタフェース16を介してハードディスクドライブ等の記憶装置に接続する。また、インタフェース17を介してディスプレイ24に接続し、通信インタフェース18を介してネットワーク25を通じてプリンタ26に接続する。
図1に、本実施形態の帳票出力システムの全体構成を示す。
本実施形態の帳票出力装置である帳票出力マシン1は、CPU2とメモリ3を有し、ディスクインタフェース16を介してハードディスクドライブ等の記憶装置に接続する。また、インタフェース17を介してディスプレイ24に接続し、通信インタフェース18を介してネットワーク25を通じてプリンタ26に接続する。
メモリ3に格納された印刷情報読み込み部4と、更新部分判定部5と、段階別出力領域算出部6と、印刷濃度指定部7と、指定領域算出部8と、帳票出力処理部9と、画面表示部10を実行することで、帳票の出力処理を行う。また、メモリ3上にデータ11を持ち、アイテム情報一覧12、帳票データ情報一覧13、出力一覧14、段階別印刷濃度一覧15を保持する。
印刷情報読み込み部4は、新規作成又は修正された帳票フォーマット19と帳票データ20を記憶装置から読み込み、読み込んだ帳票フォーマット19と帳票データ20からアイテム情報一覧12と帳票データ情報一覧13を生成し、ユーザがディスプレイで指定した削減率の値を段階別印刷濃度一覧15に格納する処理部である。
更新部分判定部5では、生成したアイテム情報一覧12と帳票データ情報一覧13を読み込んで、出力一覧14を生成する。また、記憶装置に格納された更新前ファイル21内にある旧アイテム情報一覧22と旧帳票データ情報一覧23を読み込み、アイテム情報一覧12と旧アイテム情報一覧22、帳票データ情報一覧13と旧帳票データ情報一覧23をそれぞれ比較する。比較した結果、差分が発見された場合には、出力一覧14に差分情報を書き込む。これらの処理の最後に、生成されたアイテム情報一覧12と帳票データ情報一覧13をそれぞれ旧アイテム情報一覧22と旧帳票データ情報一覧23として更新前ファイル21に格納する。
段階別出力領域算出部6は、修正された部分(差分部分)とその周辺を多段階のトナー量で印刷するために、更新部分判定部5の処理で生成した出力一覧14から、修正された部分の情報を取得し、その情報から多段階のトナー量で印刷するための領域を決定する処理部である。
印刷濃度指定部7は、ユーザがディスプレイから入力した最大削減率を取得し、取得した削減率から各段階のトナー削減率を算出して段階別印刷濃度一覧15を生成する処理部である。
帳票出力処理部9は、生成した出力一覧14と段階別印刷濃度一覧15から画面に表示する帳票の各アイテム・データの印刷濃度を判定する処理部である。
画面表示部10は、帳票出力処理部9で判定した印刷濃度でディスプレイに帳票プレビューを表示する処理部である。
帳票出力処理部9は、生成した出力一覧14と段階別印刷濃度一覧15から画面に表示する帳票の各アイテム・データの印刷濃度を判定する処理部である。
画面表示部10は、帳票出力処理部9で判定した印刷濃度でディスプレイに帳票プレビューを表示する処理部である。
本実施形態の帳票出力装置において、コンピュータを前記各処理部として機能させる為のプログラムは、CD−ROM等の記録媒体に記録され磁気ディスク等に格納された後、メモリにロードされて実行されるものとする。なお前記プログラムを記録する記録媒体はCD−ROM以外の他の記録媒体でも良い。また前記プログラムを当該記録媒体から情報処理装置にインストールして使用しても良いし、ネットワークを通じて当該記録媒体にアクセスして前記プログラムを使用するものとしても良い。
図2は印刷情報読み込み部4の詳細を表す一例である。
帳票フォーマット読み込み部201は、帳票フォーマット19を記憶装置から読み込む処理部であり、帳票データ読み込み部202は、帳票データ20を記憶装置から読み込む処理部である。
帳票フォーマット読み込み部201は、帳票フォーマット19を記憶装置から読み込む処理部であり、帳票データ読み込み部202は、帳票データ20を記憶装置から読み込む処理部である。
濃度指定値読み込み部203は、ユーザがディスプレイで最大削減率を指定した値を読み込み、その指定した値を段階別印刷濃度一覧15に格納する処理部である。
アイテム情報一覧生成部204は、帳票フォーマット読み込み部201で読み込んだ帳票フォーマット19内にある全てのアイテムの位置座標やアイテムの種別等の情報を格納するアイテム情報一覧12を生成する処理部である。ここで示すアイテムとは、文字や罫線、四角形等、帳票内に配置されるものをいう。アイテムについての詳細は、図6で示す。
帳票データ情報一覧生成部205は、帳票データ読み込み部202で読み込んだ帳票データ20内にある全てのデータの行や列、項目名称等の情報を格納する帳票データ情報一覧13を生成する処理部である。
図3は更新部分判定部5の詳細を表す一例である。
出力一覧生成部301は、帳票内の文字や線、データ等全てのアイテム情報とデータ情報を出力一覧14に格納する処理部である。
更新前ファイル読み込み部302は、更新前ファイル21内にある旧アイテム情報一覧22と旧帳票データ情報一覧23を記憶装置から読み込む処理部である。
出力一覧生成部301は、帳票内の文字や線、データ等全てのアイテム情報とデータ情報を出力一覧14に格納する処理部である。
更新前ファイル読み込み部302は、更新前ファイル21内にある旧アイテム情報一覧22と旧帳票データ情報一覧23を記憶装置から読み込む処理部である。
更新前ファイルとの差分取得部303では、旧アイテム情報一覧22とアイテム情報一覧12の差分、旧帳票データ情報一覧23と帳票データ情報一覧13の差分をそれぞれ取得し、それらの差分部分について第1段階印刷を行うものとして出力一覧14に格納する処理部である。ここで、第1段階印刷とは、通常のトナー量で印刷することである。段階別のトナー量設定についての詳細は図5で示す。
アイテム情報一覧・帳票データ情報一覧格納部304は、アイテム情報一覧12と帳票データ情報一覧13をそれぞれ旧アイテム情報一覧22と旧帳票データ情報一覧23として更新前ファイル21に格納する処理部である。
図4は段階別出力領域算出部6の詳細を表す一例である。
段階別出力領域算出部6、繰り返し部分領域算出部401、折り曲げ線部分領域算出部402、単独アイテム部分領域算出部403については、それぞれ図10、図11、図13、図14で処理の流れをフローで示す。
段階別出力領域算出部6、繰り返し部分領域算出部401、折り曲げ線部分領域算出部402、単独アイテム部分領域算出部403については、それぞれ図10、図11、図13、図14で処理の流れをフローで示す。
更新部分判定部5で取得した差分のアイテム種別によって、繰り返し部分領域算出部401、折り曲げ線部分領域算出部402、単独アイテム部分領域算出部403の処理を行う。
差分アイテムの種別が繰り返し対象であった場合、繰り返し部分領域算出部401の処理を、帳票に折り曲げ線が配置されている場合には、折り曲げ線部分領域算出部402の処理を、差分アイテムが単独で帳票内に存在する場合には単独アイテム部分領域算出部403の処理を行う。ここで言う折り曲げ線とは、印刷した帳票を2等分や3等分にして折り曲げる時に、折り曲げ位置を設定して帳票を作成するための線である。この線は本番印刷の時には紙に印刷されない。この様な折り曲げ線は、この線によって帳票を分割することになるので分割線と呼んでもよいものとする。
図5は印刷濃度指定部7の詳細を表す一例である。
濃度指定値読み込み部501は、段階別印刷濃度一覧15から第3段階の印刷濃度を読み込む処理部である。
濃度指定値読み込み部501は、段階別印刷濃度一覧15から第3段階の印刷濃度を読み込む処理部である。
段階別印刷濃度割り当て部502は、第3段階の印刷濃度と第1段階の印刷濃度の間の第2段階の印刷濃度を算出する処理部である。ここで示す第1段階印刷は、通常トナー量での印刷であり、印刷濃度は必ず100%である。第3段階印刷は、ユーザが指定した最も薄く印刷する場合の印刷濃度である。例えば、第3段階印刷の印刷濃度が30%の場合、第3段階印刷と第1段階印刷の印刷濃度の間である65%が第2段階印刷の印刷濃度となる。
段階別印刷濃度一覧生成部503は、段階別印刷濃度割り当て部502で算出した第2段階の印刷濃度を段階別印刷濃度一覧15の第2段階の印刷濃度の欄に格納する処理部である。
削減率グラフ表示部504は、帳票プレビュー表示時に、画面に各印刷段階のアイテム数を比較できる表を表示する処理部である。
削減率グラフ表示部504は、帳票プレビュー表示時に、画面に各印刷段階のアイテム数を比較できる表を表示する処理部である。
図6は帳票フォーマット19の詳細を表す一例である。帳票フォーマット19では、“請求書”の文字601、“高橋商店 御中”の文字602、“品目”の文字603や“3、000円”の数値604等、帳票フォーマット19内に配置されている文字又は数値を文字アイテムと呼び、罫線605、罫線606を線アイテムと呼び、角丸四角形607を図形アイテムと呼ぶ。また、帳票フォーマット19に配置されるこれら全てを総称してアイテムと呼ぶ。
帳票フォーマット19内に表を作成する場合、表の見出しと1レコード目を作成し、1レコード目を繰り返すことで表を作成する。これを繰り返しと呼ぶ。従って、アイテムが「繰り返し」設定されているかどうかによって表であるかを判定することができるものとする。
図7はアイテム情報一覧12の詳細を表す一例である。アイテム情報一覧12は、図6の帳票フォーマット19のアイテム情報を一覧で生成したもので、アイテムの種別を格納するアイテム種別701と、アイテムのX軸の開始位置を格納する開始X702と、アイテムのY軸の開始位置を格納する開始Y703と、アイテムの幅を格納する幅704と、アイテムの高さを格納する高さ705と、アイテムの設定種別を格納する設定種別706と、アイテムが「繰り返し」設定されている場合の繰り返しの間隔を格納する繰り返し間隔707と、文字アイテムの場合、文字が固定であるか可変であるかを格納する固定/可変708と、文字アイテムが可変の場合、項目名称を格納する項目名称709と、文字アイテムの文字列を格納する文字列710からなるテーブルである。
図8は帳票データ20の詳細を表す一例である。帳票データ20は、1行目の項目名称801と、2行目以降のデータからなるファイルである。帳票データ20内のデータはそれぞれコンマで区切られている。帳票フォーマット19の作成時、帳票フォーマット19に帳票データ20のデータを配置する場合、ドラッグ&ドロップで帳票フォーマット19にデータを配置することで、帳票フォーマット19では配置されたデータの行・列情報を取得し保持するため、帳票フォーマット19と帳票データ20から配置されたデータは関連付けられる。
図9は更新前の旧帳票データ30の詳細を表す一例である。旧帳票データ30内の6行3列目のデータ901の「ケシゴム」を、帳票データ20ではデータ801の「消しゴム」に更新している。
図10は帳票データ情報一覧13の詳細を表す一例である。帳票データ情報一覧13は、図8の帳票データ20のデータ情報を一覧で生成したもので、データの文字列を格納する文字列1001と、データの項目名称を格納する項目名称1002と、データの行番号を格納する行1003と、データの列番号を格納する列1004からなるテーブルである。
図11は出力一覧14の詳細を表す一例である。出力一覧14は、アイテム情報一覧12と帳票データ情報一覧13に格納されたデータから必要な情報を抜き出して格納したもので、アイテムの種別を格納するアイテム種別1101と、アイテムのX軸の開始位置を格納する開始X1102と、アイテムのY軸の開始位置を格納する開始Y1103と、アイテムの幅を格納する幅1104と、アイテムの高さを格納する高さ1105と、アイテムの設定種別を格納する設定種別1106と、文字アイテムの場合、文字が固定であるか可変であるかを格納する固定/可変1107と、データアイテムの項目名称を格納する項目名称1108と、データアイテムの行番号を格納する行1109と、文字アイテムの文字列を格納する文字列1110と、アイテムの印刷段階を格納する印刷段階1111からなるテーブルである。帳票フォーマット19で繰り返しを実行している場合には、アイテム情報一覧12の設定種別706から繰り返しが表示されているアイテムの情報を取得する。繰り返しによって配置されたアイテムは開始Xや幅、高さの値は同じであるが、開始Yの値は異なるため値を算出する。算出方法は、取得したアイテムの開始Y703の値に繰り返し間隔707の値とデータの行番号を掛けた値を足して算出する。
出力一覧14の生成時には、初期値として印刷段階1109には第3段階印刷であることを示す“3”を格納する。
出力一覧14の生成時には、初期値として印刷段階1109には第3段階印刷であることを示す“3”を格納する。
図12は段階別印刷濃度一覧15の詳細を表す一例である。メモリ3で保持されている段階別印刷濃度一覧15に各印刷段階の印刷濃度を格納していく。帳票を印刷する時の段階を格納する印刷段階1201と、各段階での印刷濃度を格納する印刷濃度1202からなるテーブルである。印刷段階1201が第3段階である印刷濃度1202に格納される値は、ユーザがディスプレイから入力した最大削減率1203であり、印刷段階1201の第1段階は通常のトナー量での印刷であるため印刷濃度1202に格納される値1204は100%である。この最大削減率1203と値1204をもとに第2段階の印刷濃度1205である35%を算出する。
図13は帳票出力システムの全体処理フローである。
印刷情報読み込み1301では、帳票フォーマット19と帳票データ20を読み込み、アイテム情報一覧12と帳票データ情報一覧13を生成する。また、ユーザが指定した印刷濃度の最大削減率を読み込み、段階別印刷濃度一覧15の第3段階に格納する。
印刷情報読み込み1301では、帳票フォーマット19と帳票データ20を読み込み、アイテム情報一覧12と帳票データ情報一覧13を生成する。また、ユーザが指定した印刷濃度の最大削減率を読み込み、段階別印刷濃度一覧15の第3段階に格納する。
印刷濃度設定1302では、段階別印刷濃度一覧15から第3段階の印刷濃度を取得し、第2段階の印刷濃度を算出して(例えば第1段階の100%の印刷濃度と第3段階の印刷濃度の平均値を算出して)段階別印刷濃度一覧15に格納する。
更新部分判定1303では、アイテム情報一覧12と帳票データ情報一覧13から出力一覧14を生成する。また、旧アイテム情報一覧22とアイテム情報一覧12の差分、旧帳票データ情報一覧23と帳票データ情報一覧13の差分をそれぞれ取得し、出力一覧14内の差分アイテムの印刷段階1111に第1段階印刷として“1”を上書きする。さらに、アイテム情報一覧12と帳票データ情報一覧13を更新前ファイル21内の旧アイテム情報一覧22と旧帳票データ情報一覧23にそれぞれ上書きで格納する。
次に、生成した出力一覧14の印刷段階1111に“1”が存在するかどうかを調べ、“1”が存在する場合(差分がある場合)には(処理1304)、段階別出力領域算出1305で繰り返し部分領域算出、折り曲げ線部分領域算出、単独アイテム部分領域算出の処理を行う。出力一覧14の印刷段階1111に“1”が存在しない場合(差分がない場合)には、新規作成帳票として出力一覧14内の全てのアイテムを第3段階印刷と設定する。
帳票出力処理1306では、生成した出力一覧14と段階別印刷濃度一覧15から画面に表示する帳票の各アイテムの印刷濃度を設定する。
印刷濃度設定後、画面に帳票プレビュー画面を表示する(処理1307)。帳票プレビューを表示後、ユーザによって領域の指定が発生した場合(処理1308)、指定領域算出1309を行う。
印刷濃度設定後、画面に帳票プレビュー画面を表示する(処理1307)。帳票プレビューを表示後、ユーザによって領域の指定が発生した場合(処理1308)、指定領域算出1309を行う。
指定領域算出1309では、指定された範囲内のアイテムを第1段階印刷とするため、そのアイテムの出力一覧14の印刷段階1111を“1”に変更する。指定領域算出1309の処理フローを図15に示す。
全ての領域が設定された後、帳票を印刷1310する。
全ての領域が設定された後、帳票を印刷1310する。
図14は段階別出力領域算出の処理フローである。
図13の更新部分判定1303で生成した出力一覧14の印刷段階1111が“1”のアイテムに対し、設定種別1106が“繰り返し”の場合(処理1401)には、繰り返し部分領域算出実行1402の処理を行い、“非繰り返し”の場合には次の処理を行う。
図13の更新部分判定1303で生成した出力一覧14の印刷段階1111が“1”のアイテムに対し、設定種別1106が“繰り返し”の場合(処理1401)には、繰り返し部分領域算出実行1402の処理を行い、“非繰り返し”の場合には次の処理を行う。
出力一覧14のアイテム種別1101に“折り曲げ線”がある場合(処理1403)には、折り曲げ線部分領域算出実行1404の処理を行い、“折り曲げ線”がない場合には次の処理を行う。
出力一覧14内の印刷段階1111が“1”で、設定種別1106が“非繰り返し”のアイテムは、単独アイテム部分領域算出実行1405の処理を行う。
出力一覧14内の印刷段階1111が“1”で、設定種別1106が“非繰り返し”のアイテムは、単独アイテム部分領域算出実行1405の処理を行う。
図15は繰り返し部分領域算出の処理フローである。
繰り返し部分領域算出は、変更のあったアイテムが繰り返し対象であった場合に実行する処理で、繰り返し対象のアイテムは帳票内で表として配置されているアイテムである。よって表内のアイテムに変更があった場合には表の罫線を第2段階で印刷する。また、変更アイテムがデータである場合には、さらに同列同行のデータを第2段階で印刷する。
繰り返し部分領域算出は、変更のあったアイテムが繰り返し対象であった場合に実行する処理で、繰り返し対象のアイテムは帳票内で表として配置されているアイテムである。よって表内のアイテムに変更があった場合には表の罫線を第2段階で印刷する。また、変更アイテムがデータである場合には、さらに同列同行のデータを第2段階で印刷する。
繰り返し部分領域算出の処理を図6、図7、図8、図9、図10、図11を使用して説明する。図11のアイテム1112の設定種別1106は“繰り返し”であるため、繰り返し部分領域算出実行1402の処理を行う。
アイテム1112のアイテム種別1101が“データ”である場合(処理1501)、アイテム1112と同列同行のアイテムを帳票データ情報一覧13と出力一覧14から取得し、出力一覧14内において取得した同列同行アイテムの印刷段階1111の値を第2段階印刷である“2”に変更する(処理1502)。同列同行アイテムの取得方法の詳細は図16に示す。アイテム種別1101の値が“データ”でない場合には次の処理を行う。
この出力一覧14内の印刷段階1111の値が“1”のアイテムで、設定種別1106が“繰り返し”の場合には、帳票フォーマット19上の表内のアイテムであることが判るため、出力一覧14内の表の罫線となるアイテム(アイテム種別1101が“線”で設定種別1106が“繰り返し”または“見出し”のアイテム)は第2段階の印刷濃度を設定する(処理1503)。
図16はアイテム1112と同列同行のアイテムを取得する処理フローである。
出力一覧14からアイテム1112の項目名称1108の値と行1109の値を取得する(処理1601)。
出力一覧14からアイテム1112の項目名称1108の値と行1109の値を取得する(処理1601)。
アイテム1112と同じ項目名称1108を持つアイテムを、出力一覧14から検索し(処理1602)、検索して取得したアイテムの印刷段階1111の値を“2”に変更する(処理1603)。
出力一覧14内で、アイテム1112と同じ項目名称1108を持つアイテムを全てチェックした場合には次の処理を行い、全てをチェックしていない場合には、全てをチェックするまで処理1602と処理1603を繰り返す(処理1604)。
アイテム1112と同じ行番号の値を持つアイテムを帳票データ情報一覧13から検索する(処理1605)。
アイテム1112と同じ行番号の値を持つアイテムを帳票データ情報一覧13から検索する(処理1605)。
検索して取得したアイテムの文字列1001と項目名称1002を帳票データ情報一覧13から取得する。取得した文字列1001と項目名称1002の両方が一致し、設定種別1106の値が繰り返しであるアイテムが出力一覧14内に存在する場合には(処理1606)、そのアイテムの印刷段階1111を“2”に変更する(処理1607)。
帳票データ情報一覧13内で、アイテム1112と同じ列のアイテムを全てチェックしている場合には処理フローを終了し、全てチェックしていない場合には、全てをチェックするまで処理1605と処理1606、処理1607を繰り返す(処理1608)。
図17は折り曲げ線部分領域算出の処理フローである。
折り曲げ線部分領域算出は、帳票内に折り曲げ線が使用されている場合に実行する処理で、折り曲げ線が使用されている帳票でアイテムに変更があると、折り曲げ線から変更されたアイテムまでの距離を算出し、折り曲げ線から算出した距離の範囲内に存在するアイテムを第2段階印刷する処理である。
折り曲げ線部分領域算出は、帳票内に折り曲げ線が使用されている場合に実行する処理で、折り曲げ線が使用されている帳票でアイテムに変更があると、折り曲げ線から変更されたアイテムまでの距離を算出し、折り曲げ線から算出した距離の範囲内に存在するアイテムを第2段階印刷する処理である。
折り曲げ線部分領域算出の処理を図18、図19、図20、図21、図22、図23を使用して説明する。ここで図18は折り曲げ線を配置した帳票フォーマット1801を示す図で、図19はその旧アイテム情報一覧1901、図20はアイテム情報一覧2001、図21は帳票データ2101、図22は帳票データ情報一覧2201、図23は出力一覧2301を示している。
折り曲げ線を配置した帳票フォーマット1801で、アイテム1802、アイテム1803に修正が発生した場合の処理について説明する。アイテム情報一覧2001と帳票データ情報一覧2201は帳票フォーマット1801と帳票データ2101を読み込んで生成されたもので、生成されたアイテム情報一覧2001と帳票データ情報一覧2201から出力一覧2301を生成する。帳票フォーマット1801のアイテムが修正されたため、旧アイテム情報一覧1901とアイテム情報一覧2001で差分を取得し、取得した差分アイテムであるアイテム2306、アイテム2307を出力一覧2301から検索して印刷段階2302の値を“1”に変更する。
折り曲げ線部分領域算出実行1404は、出力一覧2301内のアイテム種別2303が“折り曲げ線”となるアイテム2304を検索し、印刷段階2302の値を“1”に変更する(処理1701)。
折り曲げ線アイテム2304以外で印刷段階2302が“1”のアイテムを検索し、検索した結果アイテムが複数存在する場合には折り曲げ線アイテム2304の開始Y2305の値と一番近い開始Y2305の値を持つアイテム2306を取得する(処理1702)。一番近いアイテムの取得方法は、折り曲げ線アイテム2304の開始Y2305の値と、アイテム2306、アイテム2307のそれぞれの開始Y2305を引いて算出した結果、算出した値の絶対値が一番小さいアイテムを折り曲げ線アイテム2304から一番近いアイテムとする。
折り曲げ線アイテム2304と開始Y2305の値が一番近いアイテム2306の距離を折り曲げ線アイテム2304の開始Y2305の値からアイテム2306の開始Y2305の値を引いて算出し、折り曲げ線アイテム2304の開始Y2305の値を基準として、折り曲げ線アイテム2304の開始Y2305の値から算出した距離を引いた値と足した値を、基準からの範囲として設定する(処理1703)。設定した範囲に対し、出力一覧2301内で開始Y2305の値が範囲に含まれるアイテムであるアイテム2308、アイテム2309、アイテム2310を検索し(処理1704)、アイテムの印刷段階2302の値が“1”の場合にはそのまま処理を終了し(処理1705)、“1”でない場合には“2”に変更して処理を終了する(処理1706)。
図24は単独アイテム部分領域算出の処理フローである。
単独アイテム部分領域算出の処理を図25、図26、図27、図28、図29、図30を使用して説明する。ここで図25は、図形アイテム中に文字を配置した帳票フォーマット2401を示す図で、図26はその旧アイテム情報一覧2601、図27はアイテム情報一覧2701、図28は帳票データ2801、図29は帳票データ情報一覧2901、図30は出力一覧3001を示している。
単独アイテム部分領域算出の処理を図25、図26、図27、図28、図29、図30を使用して説明する。ここで図25は、図形アイテム中に文字を配置した帳票フォーマット2401を示す図で、図26はその旧アイテム情報一覧2601、図27はアイテム情報一覧2701、図28は帳票データ2801、図29は帳票データ情報一覧2901、図30は出力一覧3001を示している。
帳票フォーマット2501で、アイテム2502、アイテム2503、アイテム2504に修正が発生した場合の処理について説明する。アイテム情報一覧2701と帳票データ情報一覧2901は帳票フォーマット2501と帳票データ2801を読み込んで生成されたもので、生成されたアイテム情報一覧2701と帳票データ情報一覧2901から出力一覧3001を生成する。帳票フォーマット2501のアイテムが修正されたため、旧アイテム情報一覧2601とアイテム情報一覧2701で差分を取得し、取得した差分アイテムを出力一覧3001から検索して印刷段階3002の値を“1”に変更する。
単独アイテム部分領域算出実行1405は、出力一覧3001内の印刷段階3002が“1”のアイテム3003、アイテム3004、アイテム3005の開始X、開始Yの値から幅、高さを足して算出した範囲内に含まれるアイテムを出力一覧3001から検索し、その範囲に含まれるアイテムが存在しない場合には処理を終了する(処理2401)。その範囲に含まれるアイテムが存在する場合には、算出した範囲に含まれるアイテム3006の印刷段階3002を“2”に変更する(処理2402)。さらに印刷段階3002を“2”に変更したアイテム3006の範囲を同様に算出し、範囲に含まれる他のアイテムを出力一覧3001から検索し、その範囲に含まれるアイテムが存在しない場合には次の処理を行う(処理2403)。その範囲に含まれるアイテムが存在する場合には、その範囲に含まれるアイテム、すなわち重なったアイテム3007の印刷段階3002を“2”に変更する(処理2404)。ここで、その範囲に含まれるアイテムの印刷段階3002、すなわち変更しようとしている印刷段階3002が“1”であった場合には変更しない。
図13の帳票出力処理1306とプレビュー画面の表示1307の処理を、繰り返し部分領域算出実行1402の場合と、折り曲げ線部分領域算出実行1404の場合と、単独アイテム部分領域算出1405の場合でそれぞれ説明する。
繰り返し部分領域算出実行1402では、全てのアイテムに印刷段階1111が設定された出力一覧14をもとに帳票出力処理1306を行う。出力一覧14と段階別印刷濃度一覧15から全てのアイテムの印刷段階1111に合った印刷濃度を設定する。図31は第1段階印刷範囲3101で、印刷範囲1302の“消しゴム”が第1段階(通常トナー量)で印刷され、図32は第2段階印刷範囲3201で、第1段階印刷の“消しゴム”と同じ行列、表の罫線全てが第2段階(印刷濃度1205の65%)で印刷され、図33は第3段階印刷範囲3301で、第3段階(印刷濃度1203の30%)で印刷されることを示している。さらに出力一覧14内のアイテム数と、印刷段階1109の値が“1”のアイテム数、印刷段階1109の値が“2”のアイテム数を取得する。
図34は、プレビュー画面の表示1307の処理でユーザのディスプレイに表示される画面の一例を示す図である。
帳票3402は段階別でトナー量を削減したプレビュー画面であり、表3403には通常印刷をした場合3404と段階別印刷をした場合3405、最大削減印刷をした場合3406の第1段階、第2段階、第3段階のアイテム数を表示する。なお図中では、印刷濃度の違いを明確にするため、第1段階の文字をゴシック体、第2段階の文字を明朝体、第3段階の文字を斜字体で表現している。また、印刷ボタン1307を押下するとプレビュー画面3401の印刷段階で紙に印刷され、範囲指定ボタン3409を押下すると範囲指定モードとなり、ユーザが指定した範囲内のアイテムを第1段階(通常印刷)に設定する。再プレビューボタン3408は、範囲指定後に再びプレビュー画面で確認する場合に押下する。
帳票3402は段階別でトナー量を削減したプレビュー画面であり、表3403には通常印刷をした場合3404と段階別印刷をした場合3405、最大削減印刷をした場合3406の第1段階、第2段階、第3段階のアイテム数を表示する。なお図中では、印刷濃度の違いを明確にするため、第1段階の文字をゴシック体、第2段階の文字を明朝体、第3段階の文字を斜字体で表現している。また、印刷ボタン1307を押下するとプレビュー画面3401の印刷段階で紙に印刷され、範囲指定ボタン3409を押下すると範囲指定モードとなり、ユーザが指定した範囲内のアイテムを第1段階(通常印刷)に設定する。再プレビューボタン3408は、範囲指定後に再びプレビュー画面で確認する場合に押下する。
また、折り曲げ線部分領域算出実行1404では、全てのアイテムに印刷段階2302が設定された出力一覧2301をもとに帳票出力処理1306を行う。出力一覧2301と段階別印刷濃度一覧15から全てのアイテムの印刷段階2302に合った印刷濃度を設定する。
図35は第1段階印刷範囲3501で、折り曲げ線アイテム3502と文字アイテム3503、3504の文字が第1段階(通常トナー量)で印刷されることを示す図である。図36は第2段階印刷範囲3601を示す図であり、図37は第3段階印刷範囲3701を示す図である。そして図38はプレビュー画面3801であり、図中では、印刷濃度の違いを明確にするため、第1段階の文字をゴシック体、第2段階の文字を明朝体、第3段階の文字を斜字体で表現している。
また、単独アイテム部分領域算出実行1405では、全てのアイテムに印刷段階3002が設定された出力一覧3001をもとに帳票出力処理1306を行う。出力一覧3001と段階別印刷濃度一覧15から全てのアイテムの印刷段階3002に合った印刷濃度を設定する。
図39は第1段階印刷範囲3901で、文字アイテム3902が第1段階(通常トナー量)で印刷されることを示す図である。図40は第2段階印刷範囲4001を示す図であり、図41は第3段階印刷範囲4101を示す図である。そして図42はプレビュー画面4201であり、図中では、印刷濃度の違いを明確にするため、第1段階の文字をゴシック体、第2段階の文字を明朝体、第3段階の文字を斜字体で表現している。
図43は指定領域算出1309の処理フローである。ユーザがプレビュー画面3101で範囲を指定した場合(処理4301)、指定された範囲内に存在するアイテムの印刷段階1109を“1”に変更する(処理4302)。範囲の指定がない場合には何も行わず処理を終了する。
1…帳票出力マシン、2…CPU、3…メモリ、4…印刷情報読み込み部、5…更新部分判定部、6…段階別出力領域算出部、7…印刷濃度指定部、8…指定領域算出部、9…帳票出力処理部、10…画面表示部、11…データ、12…アイテム情報一覧、13…帳票データ情報一覧、14…出力一覧、15…段階別印刷濃度一覧、16…ディスクインタフェース、17…インタフェース、18…通信インタフェース、19…帳票フォーマット、20…帳票データ、21…更新前ファイル、22…旧アイテム情報一覧、23…旧帳票データ情報一覧、24…ディスプレイ、25…ネットワーク、26…プリンタ
Claims (6)
- データ項目を入力として該当データをレイアウト出力する帳票出力装置における帳票出力方法において、
前記帳票出力装置は、修正された帳票フォーマットと帳票データを記憶装置から読み込み、その読み込んだ帳票フォーマットと帳票データからアイテム情報一覧と帳票データ情報一覧を生成して記憶装置に格納し、
前記帳票出力装置は、前記生成したアイテム情報一覧と帳票データ情報一覧と更新前ファイル内の旧アイテム情報一覧と旧帳票データ情報一覧を記憶装置から読み込み、前記読み込んだアイテム情報一覧と旧アイテム情報一覧、帳票データ情報一覧と旧帳票データ情報一覧をそれぞれ比較してそれらの差分を判定し、その判定した差分部分の印刷濃度を変更することを示す印刷段階の情報を設定した出力一覧を生成して記憶装置に書き込み、
前記帳票出力装置は、前記生成した出力一覧中の印刷段階の情報と各印刷段階の印刷濃度を示す段階別印刷濃度一覧の情報から、出力装置へ出力される帳票の各アイテム・データの印刷濃度を判定し、
前記帳票出力装置は、前記判定した印刷濃度で出力装置に帳票の各アイテム・データを出力することを特徴とする帳票出力方法。 - 前記帳票出力装置は、前記差分の判定の際に、帳票内に配置される表中の差分を抽出し、その抽出した差分の周りの領域の印刷濃度を変更することを示す印刷段階の情報を前記出力一覧に設定して記憶装置へ書き込むことを特徴とする請求項1に記載された帳票出力方法。
- 前記帳票出力装置は、前記差分の判定の際に、帳票を数分割する分割線情報の差分を抽出し、その抽出した差分の周りの領域の印刷濃度を変更することを示す印刷段階の情報を前記出力一覧に設定して記憶装置へ書き込むことを特徴とする請求項1に記載された帳票出力方法。
- 前記帳票出力装置は、前記差分の判定の際に、帳票内に配置される表中の差分や帳票を数分割する分割線情報の差分を除いた差分を抽出し、その抽出した差分の周りの領域の印刷濃度を変更することを示す印刷段階の情報を前記出力一覧に設定して記憶装置へ書き込むことを特徴とする請求項1に記載された帳票出力方法。
- データ項目を入力として該当データをレイアウト出力する帳票出力装置において、
修正された帳票フォーマットと帳票データを記憶装置から読み込み、その読み込んだ帳票フォーマットと帳票データからアイテム情報一覧と帳票データ情報一覧を生成して記憶装置に格納する印刷情報読み込み部と、
前記生成したアイテム情報一覧と帳票データ情報一覧と更新前ファイル内の旧アイテム情報一覧と旧帳票データ情報一覧を記憶装置から読み込み、前記読み込んだアイテム情報一覧と旧アイテム情報一覧、帳票データ情報一覧と旧帳票データ情報一覧をそれぞれ比較してそれらの差分を判定し、その判定した差分部分の印刷濃度を変更することを示す印刷段階の情報を設定した出力一覧を生成して記憶装置に書き込む更新部分判定部と、
前記生成した出力一覧中の印刷段階の情報と各印刷段階の印刷濃度を示す段階別印刷濃度一覧の情報から、出力装置へ出力される帳票の各アイテム・データの印刷濃度を判定する帳票出力処理と、
前記判定した印刷濃度で出力装置に帳票の各アイテム・データを出力する出力部とを備えることを特徴とする帳票出力装置。 - データ項目を入力として該当データをレイアウト出力する帳票出力装置における帳票出力方法をコンピュータに実行させるためのプログラムにおいて、
前記帳票出力装置は、修正された帳票フォーマットと帳票データを記憶装置から読み込み、その読み込んだ帳票フォーマットと帳票データからアイテム情報一覧と帳票データ情報一覧を生成して記憶装置に格納し、
前記帳票出力装置は、前記生成したアイテム情報一覧と帳票データ情報一覧と更新前ファイル内の旧アイテム情報一覧と旧帳票データ情報一覧を記憶装置から読み込み、前記読み込んだアイテム情報一覧と旧アイテム情報一覧、帳票データ情報一覧と旧帳票データ情報一覧をそれぞれ比較してそれらの差分を判定し、その判定した差分部分の印刷濃度を変更することを示す印刷段階の情報を設定した出力一覧を生成して記憶装置に書き込み、
前記帳票出力装置は、前記生成した出力一覧中の印刷段階の情報と各印刷段階の印刷濃度を示す段階別印刷濃度一覧の情報から、出力装置へ出力される帳票の各アイテム・データの印刷濃度を判定し、
前記帳票出力装置は、前記判定した印刷濃度で出力装置に帳票の各アイテム・データを出力することを特徴とする帳票出力方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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