JP2010108012A - 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】より簡便な操作で、動画コンテンツの再生を行うことなく動画コンテンツの内容を把握することが可能な情報処理装置、情報処理方法およびプログラムを提供する。
【解決手段】本発明に係る情報処理装置に、動画コンテンツのオブジェクトが所定の方向に沿って複数表示される表示パネルと、表示パネル上に位置する操作体の位置を検出する入力位置検出部と、操作体により選択されたオブジェクトを検知する選択オブジェクト検知部と、選択オブジェクト検知部により検知されたオブジェクトに対応するコンテンツデータを複数のブロックに分割して、それぞれのブロックの先頭に位置する画像であるブロック先頭画像に対応したオブジェクトを生成するブロック分割部と、複数のブロック先頭画像を時間順に並べ、選択されたオブジェクトを基準として階層的に表示させる表示制御部と、を設けた。
【選択図】図1
【解決手段】本発明に係る情報処理装置に、動画コンテンツのオブジェクトが所定の方向に沿って複数表示される表示パネルと、表示パネル上に位置する操作体の位置を検出する入力位置検出部と、操作体により選択されたオブジェクトを検知する選択オブジェクト検知部と、選択オブジェクト検知部により検知されたオブジェクトに対応するコンテンツデータを複数のブロックに分割して、それぞれのブロックの先頭に位置する画像であるブロック先頭画像に対応したオブジェクトを生成するブロック分割部と、複数のブロック先頭画像を時間順に並べ、選択されたオブジェクトを基準として階層的に表示させる表示制御部と、を設けた。
【選択図】図1
Description
本発明は、情報処理装置、情報処理方法およびプログラムに関する。
デジタルスチルカメラやデジタルビデオカメラ、携帯電話等の普及に伴い、誰でも手軽に動画コンテンツの撮影が可能となってきた。また、ネットワークを用いた技術の発展に伴い、映画やミュージッククリップ等の動画コンテンツを配信したり、プライベート動画をネットワーク上に公開したりすることも可能となってきている。
このような動画コンテンツを視聴するために、動画コンテンツを再生するための再生アプリケーションを利用する方法がある。このような再生アプリケーションでは、動画コンテンツに関する静止画のサムネイル画像が表示画面上に表示される。ユーザは、動画コンテンツの名前、作成日時等に関する情報や、動画コンテンツの一場面を切り出した静止画のサムネイル画像等を見ながら、視聴する動画コンテンツを選択することとなる。
しかしながら、動画コンテンツの名前や、動画コンテンツの一場面を切り出した静止画のサムネイル画像等だけでは、動画コンテンツの内容を適切に知ることができない場合がある。このような問題を解決するために、以下に示す特許文献1では、マウス等の入力装置を用いて静止画のサムネイル画像を選択する毎に、表示画面に表示されるサムネイル画像の個数を増加させることで、動画コンテンツの選択を容易にする方法が開示されている。
しかしながら、特許文献1に記載の方法では、動画コンテンツの内容をより詳細に把握したい場合には、サムネイル画像を複数回選択して内容を把握することが可能となるまでサムネイル画像を表示させなくてはならず、ユーザの利便性が損なわれる場合があるという問題があった。
そこで、本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的は、より簡便な操作で、動画コンテンツの再生を行うことなく動画コンテンツの内容を把握することが可能な、新規かつ改良された情報処理装置、情報処理方法およびプログラムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、動画コンテンツのオブジェクトが所定の方向に沿って複数表示される表示パネルと、前記表示パネル上に位置する操作体の位置を検出する入力位置検出部と、前記操作体により選択された前記オブジェクトを検知する選択オブジェクト検知部と、前記選択オブジェクト検知部により検知された前記オブジェクトに対応するコンテンツデータを複数のブロックに分割して、それぞれのブロックの先頭に位置する画像であるブロック先頭画像に対応したオブジェクトを生成するブロック分割部と、複数の前記ブロック先頭画像を時間順に並べ、前記選択されたオブジェクトを基準として階層的に表示させる表示制御部と、を備える情報処理装置が提供される。
かかる構成によれば、表示パネルには、動画コンテンツのオブジェクトが所定の方向に沿って複数表示され、入力位置検出部は、表示パネル上に位置する操作体の位置を検出する。選択オブジェクト検知部は、操作体により選択されたオブジェクトを検知する。ブロック分割部は、選択オブジェクト検知部により検知されたオブジェクトに対応するコンテンツデータを複数のブロックに分割して、それぞれのブロックの先頭に位置する画像であるブロック先頭画像に対応したオブジェクトを生成する。表示制御部は、複数のブロック先頭画像を時間順に並べ、選択されたオブジェクトを基準として階層的に表示させる。
前記選択オブジェクト検知部は、前記操作体により選択された前記ブロック先頭画像を検知し、前記ブロック分割部は、前記選択されたブロック先頭画像が含まれるブロックに対応する前記コンテンツデータを更に複数のサブブロックに分割して、それぞれのサブブロックの先頭に位置する画像であるサブブロック先頭画像に対応したオブジェクトを生成し、前記表示制御部は、複数の前記サブブロック先頭画像を時間順に並べ、前記選択されたブロック先頭画像を基準として階層的に表示させることが好ましい。
検出された前記操作体の位置の時間変化に基づいて、前記操作体の移動方向を検知する方向検知部を更に備え、前記ブロック分割部は、前記オブジェクトを選択している前記操作体が、複数表示されている前記オブジェクトが存在しない前記表示パネル中の領域に移動した場合に、前記ブロック先頭画像または前記サブブロック先頭画像に対応したオブジェクトの生成を開始することが好ましい。
前記ブロック分割部は、前記コンテンツデータを、予め設定されたブロック数に基づいて均等に分割するようにしてもよい。
前記ブロック分割部は、前記コンテンツデータを、当該コンテンツデータの先頭から予め設定された分割時間ごとに分割するようにしてもよい。
前記オブジェクトは、前記表示パネル中に左右方向に沿って複数表示されており、前記ブロック分割部は、前記オブジェクトを選択している前記操作体の移動方向が上下方向であった場合に、前記ブロック先頭画像または前記サブブロック先頭画像に対応したオブジェクトの生成を開始し、前記表示制御部は、生成された前記ブロック先頭画像または前記サブブロック先頭画像を、選択された前記オブジェクトの下層に左右方向に沿って表示させてもよい。
前記オブジェクトは、前記表示パネル中に上下方向に沿って複数表示されており、前記ブロック分割部は、前記オブジェクトを選択している前記操作体の移動方向が左右方向であった場合に、前記ブロック先頭画像または前記サブブロック先頭画像に対応したオブジェクトの生成を開始し、前記表示制御部は、生成された前記ブロック先頭画像または前記サブブロック先頭画像を、選択された前記オブジェクトの右側または左側に上下方向に沿って表示させてもよい。
上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、動画コンテンツのオブジェクトが所定の方向に沿って複数表示される表示パネル上に位置する操作体の位置を検出するステップと、前記操作体により選択された前記オブジェクトを検知するステップと、検知された前記オブジェクトに対応するコンテンツデータを複数のブロックに分割して、それぞれのブロックの先頭に位置する画像であるブロック先頭画像に対応したオブジェクトを生成するステップと、複数の前記ブロック先頭画像を時間順に並べ、前記選択されたオブジェクトを基準として階層的に表示させるステップと、を含む情報処理方法が提供される。
上記課題を解決するために、本発明の更に別の観点によれば、動画コンテンツのオブジェクトが所定の方向に沿って複数表示される表示パネルを有するコンピュータに、前記表示パネル上に位置する操作体の位置を検出する入力位置検出機能と、前記操作体により選択された前記オブジェクトを検知する選択オブジェクト検知機能と、前記選択オブジェクト検知機能により検知された前記オブジェクトに対応するコンテンツデータを複数のブロックに分割して、それぞれのブロックの先頭に位置する画像であるブロック先頭画像に対応したオブジェクトを生成するブロック分割機能と、複数の前記ブロック先頭画像を時間順に並べ、前記選択されたオブジェクトを基準として階層的に表示させる表示制御機能と、を実現させるためのプログラムが提供される。
かかる構成によれば、コンピュータプログラムは、コンピュータが備える記憶部に格納され、コンピュータが備えるCPUに読み込まれて実行されることにより、そのコンピュータを上記の情報処理装置として機能させる。また、コンピュータプログラムが記録された、コンピュータで読み取り可能な記録媒体も提供することができる。記録媒体は、例えば、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、フラッシュメモリなどである。また、上記のコンピュータプログラムは、記録媒体を用いずに、例えばネットワークを介して配信してもよい。
本発明によれば、より簡便な操作で、動画コンテンツの再生を行うことなく動画コンテンツの内容を把握することが可能である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
なお、説明は、以下の順序で行うものとする。
(1)目的
(2)第1の実施形態
(2−1)情報処理装置の全体構成について
(2−2)情報処理装置の機能構成について
(2−3)情報処理方法について
(3)本発明の各実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成について
(4)まとめ
(1)目的
(2)第1の実施形態
(2−1)情報処理装置の全体構成について
(2−2)情報処理装置の機能構成について
(2−3)情報処理方法について
(3)本発明の各実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成について
(4)まとめ
<目的>
まず、本発明の各実施形態に係る情報処理装置および情報処理方法について説明するに先立ち、図11および図12を参照しながら、本発明の目的とするところについて簡単に説明する。図11は、動画公開サイトにおける表示画面の一例を説明するための説明図であり、図12は、動画再生装置における表示画面の一例を説明するための説明図である。
まず、本発明の各実施形態に係る情報処理装置および情報処理方法について説明するに先立ち、図11および図12を参照しながら、本発明の目的とするところについて簡単に説明する。図11は、動画公開サイトにおける表示画面の一例を説明するための説明図であり、図12は、動画再生装置における表示画面の一例を説明するための説明図である。
インターネット上に公開されている動画公開サイトでは、例えば図11に示したように、動画公開サイトを閲覧しているウィンドウ801中に、ユーザが投稿した動画コンテンツそれぞれに対して、該当するスクリーンショット803が1枚だけ表示されている。ここで、スクリーンショットとは、動画コンテンツのある一場面における画像を抜き出してサムネイルとして表示させたものである。動画公開サイトの視聴者は、表示されているスクリーンショット803を選択して、視聴を希望する動画コンテンツを再生することが可能である。しかしながら、スクリーンショット803は、動画コンテンツのある一場面における画像を抜き出したものであるため、再生を開始するまでは、コンテンツの詳細な内容を確認することが困難な場合がある。
また、ハードディスク(HDD)レコーダ等の動画再生装置では、動画コンテンツの録画時にCMやシーンの切れ目などを表すチャプター情報を記録しておき、時系列に沿ってスクリーンショットを並べ、編集することが可能である。これにより、例えば図12に示したように、表示画面805に、記録されているチャプター情報に基づいて生成された複数のスクリーンショット807を表示させることが可能となる。ユーザは、チャプター情報に基づいて生成された複数のスクリーンショット807を参照しながら、希望する場面から動画コンテンツを再生することが可能となる。この方法では、動画コンテンツに予めチャプター情報を埋め込んでおく必要がある。そのため、図11に示したような動画公開サイトに投稿されているチャプター情報を持たない動画コンテンツに対して、図12に示したような方法を適用することはできない。
上記特許文献1では、ユーザの操作に応じて表示画面上に表示されるサムネイル画像の個数を増減させることが可能となるため、チャプター情報を持たない動画コンテンツに対しても、内容の把握が容易となる場合がある。
しかしながら、動画コンテンツの内容をより詳細に知りたい場合には、ユーザは、サムネイル画像を複数回選択して内容を把握することが可能となるまでサムネイル画像を表示させなくてはならず、ユーザの利便性が損なわれる場合があるという問題があった。
そこで、本願発明者らは、チャプター情報のような内容の把握に有効な付加情報を持たない動画コンテンツであっても、より簡便な操作で、動画コンテンツの再生を行うことなく動画コンテンツの内容を把握することが可能な方法を提供することを目的とした。その結果、以下で説明するような、本発明の実施形態に係る情報処理装置および情報処理方法に想到した。
(第1の実施形態)
<情報処理装置の全体構成について>
まず、図1を参照しながら、本発明の第1の実施形態に係る情報処理装置の全体構成について説明する。図1は、本実施形態に係る情報処理装置10の外観を説明するための説明図である。
<情報処理装置の全体構成について>
まず、図1を参照しながら、本発明の第1の実施形態に係る情報処理装置の全体構成について説明する。図1は、本実施形態に係る情報処理装置10の外観を説明するための説明図である。
図1に示すように、情報処理装置10には、タッチパネル101を備えた表示部(以下、タッチパネル101と略記する。)が設けられている。タッチパネル101には、図1に示したように、動画コンテンツに関するオブジェクト等が表示される。タッチパネル101に表示される各種情報は、操作体12の接触や移動に対応して、スクロール等の所定の処理が施される。また、タッチパネル101には特定処理領域が設けられていてもよい。この特定処理領域には、例えば、所定の処理を実行するためのアイコン等のオブジェクトが表示されており、この特定表示領域が選択されることにより、表示されたオブジェクトに対応付けられた所定の処理が実行される。
情報処理装置10は、操作体12の接触や移動に対し、オブジェクトの選択や表示内容の移動といった特定の処理のみを実行するわけではない。例えば、操作体12がタッチパネル101に接触した状態で所定の軌跡を描きながら移動した場合、情報処理装置100は、操作体12が描いた軌跡に対応する所定の処理を実行する。つまり、情報処理装置10は、ジェスチャー入力機能を有している。例えば、所定のジェスチャーが入力された場合に、そのジェスチャーに対応付けられているアプリケーションが起動したり、あるいは、そのジェスチャーに対応付けられている所定の処理が実行されたりする。
操作体12としては、例えば、ユーザの指等が用いられる。また、操作体12として、例えば、スタイラスやタッチペン等が用いられることもある。また、タッチパネル101が光学式のものである場合、任意の物体が操作体12になり得る。例えば、タッチパネル101が光学式のものである場合、タッチパネル101の押圧が難しいブラシのような軟質の道具も操作体12として用いることができる。さらに、タッチパネル101がインセル型の光学式タッチパネルである場合、タッチパネル101に陰影が映るものであれば、どのような物体でも操作体12になり得る。
ここで、インセル型の光学式タッチパネルについて簡単に説明する。光学式タッチパネルには、いくつかの種類がある。例えば、液晶ディスプレイを構成する液晶パネルの外枠に光学センサが設けられており、この光学センサにより液晶パネルに接触した操作体12の位置や移動方向が検知される方式の光学式タッチパネルが比較的良く知られている。この方式とは異なり、インセル型の光学式タッチパネルは、液晶パネルに光学式センサアレイを搭載し、この光学式センサアレイにより液晶パネルに接触又は近接した操作体12の位置や移動方向を検知する機構を有するものである。
より詳細には、光学式タッチパネルのガラス基板上に光センサおよびリード回路が形成されており、その光センサにより外部から入射される光が検知され、その強度がリード回路により読み出されることで操作体12の陰影が認識される。このように、インセル型の光学式タッチパネルにおいては、操作体12の陰影に基づいて操作体12の形状や接触面積等が認識できる。そのため、他の光学式タッチパネルでは難しいとされていた接触「面」による操作が実現可能になる。また、インセル型の光学式タッチパネルを適用することにより、認識精度の向上や表示品質の向上、さらには、それを搭載した液晶ディスプレイ等におけるデザイン性の向上というメリットが得られる。
なお、タッチパネル101が搭載される情報処理装置10の構成は、例えば、図2のように変更することもできる。図2の例では、情報処理装置10を構成するタッチパネル101と、タッチパネル101により検出された操作体12の位置情報等を処理する演算処理装置103とが、別体として構成されている。この構成例の場合、オブジェクトの選択や表示内容の移動といった処理に応じて発生するデータの処理は、演算処理装置103により実行される。このように、情報処理装置10は、実施の態様に応じて、その構成を自由に変形することが可能である。
なお、情報処理装置10の機能は、例えば、携帯情報端末、携帯電話、携帯ゲーム機、携帯ミュージックプレーヤ、放送機器、パーソナルコンピュータ、カーナビゲーションシステム、または、情報家電等により実現される。
<情報処理装置の機能構成について>
続いて、図3を参照しながら、本実施形態に係る情報処理装置の機能構成について、詳細に説明する。図3は、本実施形態に係る情報処理装置10の機能構成を説明するためのブロック図である。
続いて、図3を参照しながら、本実施形態に係る情報処理装置の機能構成について、詳細に説明する。図3は、本実施形態に係る情報処理装置10の機能構成を説明するためのブロック図である。
本実施形態に係る情報処理装置10は、例えば図3に示したように、タッチパネル101と、表示制御部107と、方向検知部109と、選択オブジェクト検知部111と、ブロック分割部113と、再生部115と、記憶部117と、を主に備える。
タッチパネル101は、本実施形態に係る情報処理装置10に設けられた操作入力部である。このタッチパネル101は、上述のような光学式タッチパネルであってもよく、インセル型の光学式タッチパネルであってもよい。このタッチパネル101は、情報処理装置10が備えるディスプレイデバイス等の表示部(図示せず。)と一体に形成されていてもよいし、別体として形成されていてもよい。このタッチパネル101は、さらに、入力位置検出部105を備える。
入力位置検出部105は、操作体12によって接触されたタッチパネル101の位置を検出する。入力位置検出部105は、操作体12により接触された際にタッチパネル101に掛かった押圧力を検知できるように構成されていてもよい。また、入力位置検出部105は、操作体12により直接接触されていなくても、タッチパネル101に近接したタッチパネル101上の空間に操作体12が存在するのを検知し、接触位置として認識できる機能を有していてもよい。つまり、ここで言う接触位置は、操作体12がタッチパネル101の画面上で空を描くように行った動作に対する位置情報を含むものであってもよい。
入力位置検出部105は、検出した接触位置に関する情報(より詳細には、接触位置の座標)を、入力位置情報として、表示制御部107、方向検知部109および選択オブジェクト検知部111に伝送する。例えば、検出した接触位置が1箇所である場合には、入力位置検出部105は、入力位置情報として、1つの座標(X1,Y1)を出力する。また、検出した接触位置が2箇所である場合には、入力位置検出部105は、検出した複数の座標(X1,Y1)、(X2、Y2)を出力する。
表示制御部107は、例えば、CPU、ROM、RAM等から構成されている。表示制御部107は、タッチパネル101に表示される内容を制御する制御手段である。例えば、表示制御部107は、後述する記憶部117に記録された任意の画像データのサムネイル画像などのオブジェクトデータを読み出して、タッチパネル101に表示させる。このとき、表示制御部107は、タッチパネル101に対してオブジェクトの表示位置を指定し、その表示位置にオブジェクトデータを表示させる。そのため、表示制御部107には、タッチパネル101に表示されるオブジェクトの表示位置等を示す情報が保持されている。オブジェクトの表示位置等を示す情報は、表示制御部107から選択オブジェクト検知部111およびブロック分割部113に伝送される。
表示制御部107には、入力位置検出部105から入力位置情報が入力される。例えば、タッチパネル101に接触している操作体12が移動すると、表示制御部107には、入力位置検出部105からはリアルタイムに入力位置情報が入力される。表示制御部107は、情報処理装置10が有する動画コンテンツのサムネイル等のオブジェクトを後述する記憶部117等から取得し、表示画面に表示させる。また、後述する選択オブジェクト検知部111から、選択されたオブジェクトに関する情報が入力された場合には、表示制御部107は、選択されたオブジェクトを強調するように表示を変更することが可能である。例えば、表示制御部107は、選択されたオブジェクトの明るさ(明度)を明るくして、選択されなかったオブジェクトの明るさを暗くするような制御を行うことが可能である。また、後述するブロック分割部113から、選択されたオブジェクトに対応する動画コンテンツを分割した際に生成された画像が入力された場合には、表示制御部107は、これらの画像を時間順に並べて表示画面に表示させる。また、後述する再生部115から、選択された動画コンテンツを構成する画像が入力された場合には、表示制御部107は、入力された再生画像を表示画面に表示させる。
方向検知部109は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等から構成されている。方向検知部109は、入力位置検出部105から伝送された入力位置情報である座標値を用いて、操作体12の移動方向を検知する。
より詳細には、方向検知部109は、所定の時間間隔毎(例えば、数ミリ秒〜数百ミリ秒毎)に伝送される入力位置情報の変化に基づいて、操作体12の移動方向を検知する。方向検知部109には、操作体12の移動の有無を判定するために利用される移動判定エリアが設定されている。この移動判定エリアは、タッチパネル101における隣接する2つの接触位置を区別可能な分解能等の性能に応じて、任意の広さに設定することが可能であり、例えば、半径10ピクセル程度とすることができる。方向検知部109は、伝送される入力位置情報が、この移動判定エリアの範囲を超えて変化した場合に、操作体12は移動したと判断する。また、伝送される入力位置情報が、移動判定エリアの範囲を超えないような変化をした場合には、方向検知部109は、操作体12により、いわゆるタッピング動作がなされたと判断することが可能である。この操作体12が移動したか否かに関する判断は、同じタイミングで伝送された全ての入力位置情報に対して行われる。すなわち、同じタイミングで2個の座標値が入力位置情報として伝送された場合には、方向検知部109は、この2個の座標値それぞれの時間変化について上述のような判断を行う。
また、伝送された入力位置情報が、移動判定エリアの範囲を超えて変化した場合に、方向検知部109は、伝送された入力位置情報が時間変化と共に描く軌跡がつくるベクトルの方向を、移動方向として検知する。また、上記ベクトルの大きさが、操作体12の移動量となる。
例えば、入力位置検出部105から、時刻t1において座標A(X1(t1),Y1(t1))が伝送され、この入力位置情報に対応する時刻t2における位置が、座標A’(X3(t2),Y3(t2))であった場合を考える。この際、方向検知部109は、始点座標A、終点座標A’で定義されるベクトルV1が表す方向を、座標Aに接触した操作体12の移動方向として検知する。また、方向検知部109は、ベクトルV1の大きさを、操作体12の移動量とする。
方向検知部109は、検知した移動方向に関する方向情報を、後述するブロック分割部113に伝送する。
選択オブジェクト検知部111は、例えば、CPU、ROM、RAM等から構成されている。選択オブジェクト検知部111には、入力位置検出部105から入力位置情報が入力される。さらに、選択オブジェクト検知部111には、表示制御部107からオブジェクト等の表示位置を示す情報も入力される。そこで、選択オブジェクト検知部111は、入力位置検出部105から入力された入力位置情報と、表示制御部107から入力された表示位置を示す情報とを比較する。そして、選択オブジェクト検知部111は、操作体12によって選択されたオブジェクトを検知する。この処理により、選択オブジェクト検知部111は、選択された動画コンテンツのオブジェクトや、選択されたブロック先頭画像のオブジェクト等に関する情報を、表示制御部107、ブロック分割部113および再生部115に伝送する。ブロック先頭画像については、以下で改めて説明する。
ブロック分割部113は、例えば、CPU、ROM、RAM等から構成されている。ブロック分割部113は、ブロック分割部113は、選択された動画コンテンツのオブジェクトに対応する動画コンテンツのコンテンツデータを、所定の基準に基づいて複数のブロックに分割する。また、ブロック分割部113は、分割したそれぞれのブロックの先頭に位置する画像であるブロック先頭画像に対応したオブジェクト(例えばサムネイル等)を生成する。また、ブロック分割部113は、選択されたブロック先頭画像が含まれるブロックに対応するコンテンツデータを更に複数のサブブロックに分割して、それぞれのサブブロックの先頭に位置する画像であるサブブロック先頭画像に対応したオブジェクトを生成する。
ブロック分割部113によるブロック分割処理は、方向検知部109から伝送される方向情報に基づいて開始される。より詳細には、ブロック分割部113は、オブジェクトを選択している操作体が、複数表示されているオブジェクトが存在しない表示画面(タッチパネル101)中の領域に移動した場合に、ブロック先頭画像またはサブブロック先頭画像に対応したオブジェクトの生成を開始する。
ブロック分割部113は、上述のように、所定の基準に則してコンテンツデータを複数のブロックに分割する。ブロック分割における基準として、例えば、予め設定されたブロック数と、予め設定された分割時間と、を例示することが可能である。以下に、図4および図5を参照しながら、ブロック分割部113により行われるブロック分割処理について、詳細に説明する。
図4は、ブロック分割処理における所定の基準として、ブロック分割数が予め設定されている場合における、ブロック分割処理について説明するための説明図である。図4では、ブロック分割数として、例えば10が設定されている場合を例にとって説明する。なお、ブロック分割数は、図4に示した例に限定されるわけではなく、表示画面の大きさ、表示画面に表示されるオブジェクトの大きさ、情報処理装置の処理能力等に応じて、任意の値に設定することが可能である。
図4(a)に示したように、表示画面に、動画1〜動画5の5種類の動画コンテンツに対応するオブジェクトであるサムネイル画像501が表示されている場合を考える。情報処理装置10で再生可能なこれらの動画コンテンツのオブジェクトは、表示画面の左右方向に沿って並んで表示されている(第0階層)。ここで、それぞれのサムネイル画像501中に表示されている時間は、それぞれの動画コンテンツを全て再生するのに要する時間(以下、総再生時間と称する。)である。
図4(b1)に示したように、操作体12により、総再生時間が1分40秒である動画2が選択され、操作体12がオブジェクトの存在していない下方向に操作体12がフリック操作により移動すると、ブロック分割処理が開始される。ここで、フリック操作とは、操作体12によりオブジェクトを軽く払う操作である。フリック操作により選択された動画2は、ブロック分割部113により、10個のブロックへと分割される。動画2に対応するコンテンツデータは、1分40秒の総再生時間を有しているため、10個のブロックへと分割されると、それぞれのブロックは10秒ごとの大きさを有することとなる。ブロック分割部113は、それぞれのブロックの先頭に位置する画像を、ブロックの先頭の再生時間に応じてコンテンツデータから抽出・生成し、ブロック先頭画像503とする。例えば、図4に示した例では、「00:00」の時点でのブロック先頭画像503から、「01:30」の時点でのブロック先頭画像503まで、計10個のブロック先頭画像503が生成され、時間順に並べられて表示画面に表示される(第1階層)。表示画面への表示は、動画2を分割した画像であることがわかるように、動画2に対応するサムネイル画像501を基準として、階層的となるように実行される。これにより、ブロック先頭画像503は、親の画像であるサムネイル画像501を基準として下の方向に、一列となって階層的に表示されることとなる。ここで、親の画像とは、分割される前のオブジェクト画像を表すものとし、親の画像を元に分割されたブロック先頭画像等のブロック画像を、子の画像と称することとする。
図5は、ブロック分割処理における所定の基準として、分割時間が予め設定されている場合における、ブロック分割処理について説明するための説明図である。図5では、分割時間として、例えば15秒が設定されている場合を例にとって説明する。なお、分割時間は、図5に示した例に限定されるわけではなく、表示画面の大きさ、表示画面に表示されるオブジェクトの大きさ、情報処理装置の処理能力等に応じて、任意の値に設定することが可能である。
図5(a)に示したように、表示画面に、動画1〜動画5の5種類の動画コンテンツに対応するオブジェクトであるサムネイル画像501が表示されている場合を考える。情報処理装置10で再生可能なこれらの動画コンテンツのオブジェクトは、表示画面の左右方向に沿って並んで表示されている(第0階層)。ここで、それぞれのサムネイル画像501中に表示されている時間は、それぞれの動画コンテンツを全て再生するのに要する時間(以下、総再生時間と称する。)である。
図5(b2)に示したように、操作体12により、総再生時間が1分40秒である動画2が選択され、操作体12がオブジェクトの存在していない下方向に操作体12がフリック操作により移動すると、ブロック分割処理が開始される。フリック操作により選択された動画2は、ブロック分割部113により、コンテンツデータの先頭から15秒ごとに複数のブロックへと分割される。動画2に対応するコンテンツデータは、1分40秒の総再生時間を有しているため、15秒ずつのブロックへと分割されると、計7個のブロックが生成されることとなる。ブロック分割部113は、それぞれのブロックの先頭に位置する画像を、ブロックの先頭の再生時間に応じてコンテンツデータから抽出・生成し、ブロック先頭画像503とする。例えば、図5に示した例では、「00:00」の時点でのブロック先頭画像503から、「01:30」の時点でのブロック先頭画像503まで、計7個のブロック先頭画像503が生成され、時間順に並べられて表示画面に表示される(第1階層)。表示画面への表示は、動画2を分割した画像であることがわかるように、動画2に対応するサムネイル画像501を基準として、階層的となるように実行される。これにより、ブロック先頭画像503は、親の画像であるサムネイル画像501を基準として下の方向に、一列となって階層的に表示されることとなる。
また、ブロック先頭画像503が更に選択されると、ブロック分割部113は、選択されたブロック先頭画像503が属するブロックに対応するコンテンツデータを、所定の基準に則して更に複数のブロックへと細分化する。図6を参照しながら、所定のブロック分割数(分割数=10)に基づいてブロック分割処理がなされる場合について、詳細に説明する。
図6(a)に示したように、表示画面に、動画1〜動画5の5種類の動画コンテンツに対応するオブジェクトであるサムネイル画像501が表示されている場合を考える。この場合に、操作体12によるフリック操作により動画2が選択されると、上述のような手順に基づいてブロック先頭画像503が生成され、図6(b)に示したように、第1階層として表示画面に表示される。ここで更に、動画2の「00:10」に対応するブロック先頭画像503が選択された場合を考える。
選択されたブロックは、10秒分のコンテンツデータを有するブロックである。このブロックが選択されると、ブロック分割部113は、図6(c)に示したように、1秒分のコンテンツデータを有するサブブロックを10個生成する。続いて、ブロック分割部113は、10個のサブブロックの先頭に位置する画像であるサブブロック先頭画像を生成する。ブロック分割部113は、この10個のサブブロック先頭画像の表示を表示制御部107に要請し、表示画面には図6(c)に示したように、10個のサブブロック先頭画像が第2階層として表示される。図6(c)に示した例では、第2階層として、1秒毎のスクリーンショットが、サブブロック先頭画像505として表示される。
このように、サムネイル等のオブジェクトが選択されるごとに、ブロック分割部113は、選択されたオブジェクトを含むコンテンツデータを、所定の基準に則って更に細かなブロックへと分割していく。これにより、動画コンテンツを、階層的なオブジェクトの表示を用いて繰り返し細分化することが可能となり、例え初見のコンテンツであろうとも、動画コンテンツを再生することなくコンテンツの内容を把握することが可能となる。また、分割の結果生成されたブロックの先頭に位置する画像を、分割処理が行われる毎にコンテンツデータから生成するため、チャプター情報のような付加情報を有していない動画コンテンツであっても、複数のサムネイル等を生成することができる。その結果、チャプター情報等の付加情報を有していない動画コンテンツであっても、容易にザッピングやシーキングを行うことが可能となる。
なお、図4〜図6では、オブジェクトが左側から右側へ向かって表示され、下向きのフリック操作に応じてブロック分割処理が行われる場合について説明したが、上述の例に限定されるわけではない。例えば図7に示したように、オブジェクトが上側から下側へ向かって表示され、右向きのフリック操作に応じてブロック分割処理が行われても良い。図7に示した例では、一番左側に位置する上下方向の一列が第0階層となり、第1階層の右隣に位置する上下方向の一列が第1階層となり、一番右側に位置する上下方向の一列が第2階層となる。
再生部115は、例えば、CPU、ROM、RAM等から構成されている。再生部115は、動画コンテンツのサムネイル画像501や、ブロック先頭画像503や、サブブロック先頭画像505等のオブジェクトが操作体12により選択されると、対応する動画コンテンツを再生して、表示制御部107に表示を要請する。より詳細には、操作体12によるタッピング動作やダブルクリック操作等によりオブジェクトが選択されると、選択オブジェクト検知部111がその旨を検知し、検知結果が再生部115へと伝送される。再生部115は、選択されたオブジェクトに対応する動画コンテンツのコンテンツデータを記憶部117から取得し、再生処理を行う。また、動画コンテンツが情報処理装置10内ではなく、インターネット等のネットワーク上に存在する各種サーバ上に存在する場合には、再生部115は、当該サーバから該当するコンテンツデータを取得して、再生処理を行うことが可能である。
記憶部117は、タッチパネル101に表示されるオブジェクトデータが格納されている。ここで言うオブジェクトデータには、例えば、アイコン、ボタン、サムネイル等のグラフィカルユーザインターフェース(以下、GUI)を構成する任意のパーツ類が含まれる。また、記憶部117には、情報処理装置10で再生可能な動画コンテンツのオブジェクトデータが格納されていてもよい。また、記憶部117には、個々のオブジェクトデータに対し、属性情報が対応付けて格納されている。属性情報としては、例えば、オブジェクトデータまたは実体データの作成日時、更新日時、作成者名、更新者名、実体データの種別、実体データのサイズ、重要度、優先度等がある。
また、記憶部117には、オブジェクトデータに対応する実体データも相互に対応付けて格納されている。ここで言う実体データは、タッチパネル101に表示されたオブジェクトが操作された際に実行される所定の処理に対応するデータである。例えば、動画コンテンツに対応するオブジェクトデータには、その動画コンテンツのコンテンツデータが実体データとして対応付けられている。また、記憶部117には、その動画コンテンツを再生するための動画再生アプリケーションもオブジェクトデータ、コンテンツデータ、または属性情報に対応付けて格納されている。
記憶部117に格納されているオブジェクトデータは、表示制御部107により読み出されてタッチパネル101に表示される。また、記憶部117に格納された実体データは、再生部115により読み出されて再生処理が施され、表示制御部107によりタッチパネル101に表示される。
また、記憶部117は、これらのデータ以外にも、情報処理装置10が、何らかの処理を行う際に保存する必要が生じた様々なパラメータや処理の途中経過等、または、各種のデータベース等を、適宜記憶することが可能である。この記憶部117は、入力位置検出部105、表示制御部107、方向検知部109、選択オブジェクト検知部111、ブロック分割部113、再生部115等が、自由に読み書きを行うことが可能である。
以上、本実施形態に係る情報処理装置10の機能の一例を示した。上記の各構成要素は、汎用的な部材や回路を用いて構成されていてもよいし、各構成要素の機能に特化したハードウェアにより構成されていてもよい。また、各構成要素の機能を、CPU等が全て行ってもよい。従って、本実施形態を実施する時々の技術レベルに応じて、適宜、利用する構成を変更することが可能である。
また、上述のような本発明の各実施形態に係る情報処理装置10の各機能を実現するためのコンピュータプログラムを作製し、パーソナルコンピュータ等に実装することが可能である。
<情報処理方法について>
続いて、図8を参照しながら、本実施形態に係る情報処理方法について詳細に説明する。図8は、本実施形態に係る情報処理方法の流れを説明するための流れ図である。
続いて、図8を参照しながら、本実施形態に係る情報処理方法について詳細に説明する。図8は、本実施形態に係る情報処理方法の流れを説明するための流れ図である。
まず、情報処理装置10のユーザは、指やスタイラス等の操作体12を用いてタッチパネル101を操作し、実行を希望するアプリケーションに関連づけられたアイコン等のオブジェクトを選択する。これにより、情報処理装置10は、選択されたオブジェクトに関連づけられたアプリケーションを起動する(ステップS101)。
続いて、情報処理装置10は、ユーザによる入力を待ち受け、アプリケーションの終了操作が入力されたか否かを判断する(ステップS103)。ユーザによりアプリケーションの終了操作が入力された場合には、情報処理装置10は、起動中のアプリケーションを終了する(ステップS105)。
また、アプリケーションの終了操作が入力されない場合には、情報処理装置10は、更に、ユーザによる入力を待ち受け、オブジェクトが選択されたか否かを判断する(ステップS107)。
選択オブジェクト検知部111によりオブジェクトが選択された旨が通知されなかった場合には、情報処理装置10は、ステップS103に戻って、終了操作が入力されたか否かを判断する。また、オブジェクトが選択された旨が通知されたブロック分割部113は、方向検知部109から所定の動作(例えば、フリック操作)に対応する操作体12の移動の有無を判断し、ブロック分割を実施するか否かを判断する(ステップS109)。
フリック操作等の所定の動作がなされなかった場合には、選択オブジェクト検知部111は、いわゆるタッピング操作等の動画コンテンツの再生操作がなされたか否かを判断する(ステップS111)。再生操作がなされなかった場合には、情報処理装置10は、ステップS103に戻って、終了操作が入力されたか否かを判断する。また、再生操作がなされた場合には、選択オブジェクト検知部111は、その旨を再生部115に伝送する。再生部115は、再生操作がなされた動画コンテンツのコンテンツデータを記憶部117から取得して再生処理を行い、表示制御部107に動画コンテンツの表示を要請する(ステップS113)。コンテンツの再生処理が開始されると、情報処理装置10は、ステップS103に戻って、終了操作が入力されたか否かを判断する。
他方、フリック操作等の所定の動作がなされた場合には、ブロック分割部113は、ブロック分割処理の実施を行う。より詳細には、ブロック分割部113は、選択された動画コンテンツの総再生時間と、ブロック分割数または分割時間等の所定の分割基準と、に基づき、コンテンツデータを所定のブロックに分割する(ステップS115)。続いて、ブロック分割部113は、それぞれのブロックの先頭に位置する画像を生成し、ブロック先頭画像またはサブブロック先頭画像とする(ステップS117)。続いて、ブロック分割部113は、生成したブロック先頭画像またはサブブロック先頭画像を表示制御部107に伝送し、表示制御部107は、表示内容を更新する(ステップS119)。表示内容の更新が終了すると、情報処理装置10は、ステップS103に戻って、終了操作が入力されたか否かを判断する。
このような手順で処理を行うことにより、ユーザは、より簡便な操作で、動画コンテンツの再生を行うことなく動画コンテンツの内容を把握することが可能となる。
続いて、図9を参照しながら、本実施形態に係る情報処理方法を用いた具体例について説明する。図9は、ある動画に対して分割処理を行った例を示している。
図9に示したように、表示画面の一段目(すなわち、第0階層)には、様々な動画のスクリーンショットに対応するサムネイル画像501が並んで表示されている。このうち、左から2番目のスクリーンショットで表されている動画を分割するため、ユーザは操作体12を操作して、スクリーンショットに対して下方向へフリック操作を行う。フリック操作を行うと、対応するスクリーンショットが下方向へスライドした後、ブロック化されたスクリーンショットが右方向へ広がっていく(第1階層)。例えば分割数が15に設定されているとすると、図9に示したように、第1階層の各シーンの長さは209秒となる。そのため、第1階層である二段目には、00:00、03:29、6:58・・・のように、209秒毎に分割されたシーンのスクリーンショット(ブロック先頭画像503)が並ぶこととなる。ブロック分割部113は、時刻を計算後、動画コンテンツに対応するコンテンツデータから、該当する時間のスクリーンショットを順次生成していく。
この状態で更にブロック分割を行うために、ユーザは、操作体12を操作してスクリーンショットを1つ選び、再び下方向へフリックを行う。第1階層である二段目の1シーンの長さ209秒を分割数15で分割するため、第2階層である三段目には、13秒毎に分割されたスクリーンショット(サブブロック先頭画像505)が並ぶこととなる。
なお、生成中のスクリーンショットには、図9に示したように、読み込み中のマーク507が表示されてもよい。また、あるスクリーンショットが選択された場合に、再生部115は、選択されたスクリーンショットの時刻から、スクリーンショットのサイズでコンテンツを再生するようにしてもよい。例えば図9の下段において、中央に位置する03:29のスクリーンショットが選択された場合を考える。この場合に、ブロック分割部113は、第2階層に該当するサブブロック先頭画像505を生成するとともに、第1階層に位置する03:29のスクリーンショットの場所で、03:29からスクリーンショットの大きさのままでコンテンツを再生してもよい。
また、本実施形態に係る情報処理方法では、必要に応じてさらにブロック分割を繰り返したり、第1階層である二段目の他のシーンや第0階層である一段目の他の動画を分割したりすることも可能である。
<ハードウェア構成について>
次に、図10を参照しながら、本発明の各実施形態に係る情報処理装置10のハードウェア構成について、詳細に説明する。図10は、本発明の各実施形態に係る情報処理装置10のハードウェア構成を説明するためのブロック図である。
次に、図10を参照しながら、本発明の各実施形態に係る情報処理装置10のハードウェア構成について、詳細に説明する。図10は、本発明の各実施形態に係る情報処理装置10のハードウェア構成を説明するためのブロック図である。
情報処理装置10は、主に、CPU901と、ROM903と、RAM905と、を備える。また、情報処理装置10は、更に、ホストバス907と、ブリッジ909と、外部バス911と、インターフェース913と、入力装置915と、出力装置917と、ストレージ装置919と、ドライブ921と、接続ポート923と、通信装置925とを備える。
CPU901は、演算処理装置および制御装置として機能し、ROM903、RAM905、ストレージ装置919、またはリムーバブル記録媒体927に記録された各種プログラムに従って、情報処理装置10内の動作全般またはその一部を制御する。ROM903は、CPU901が使用するプログラムや演算パラメータ等を記憶する。RAM905は、CPU901の実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータ等を一次記憶する。これらはCPUバス等の内部バスにより構成されるホストバス907により相互に接続されている。
ホストバス907は、ブリッジ909を介して、PCI(Peripheral Component Interconnect/Interface)バスなどの外部バス911に接続されている。
入力装置915は、例えば、マウス、キーボード、タッチパネル、ボタン、スイッチおよびレバーなどユーザが操作する操作手段である。また、入力装置915は、例えば、赤外線やその他の電波を利用したリモートコントロール手段(いわゆる、リモコン)であってもよいし、情報処理装置10の操作に対応した携帯電話やPDA等の外部接続機器929であってもよい。さらに、入力装置915は、例えば、上記の操作手段を用いてユーザにより入力された情報に基づいて入力信号を生成し、CPU901に出力する入力制御回路などから構成されている。情報処理装置10のユーザは、この入力装置915を操作することにより、情報処理装置10に対して各種のデータを入力したり処理動作を指示したりすることができる。
出力装置917は、取得した情報をユーザに対して視覚的または聴覚的に通知することが可能な装置で構成される。このような装置として、CRTディスプレイ装置、液晶ディスプレイ装置、プラズマディスプレイ装置、ELディスプレイ装置およびランプなどの表示装置や、スピーカおよびヘッドホンなどの音声出力装置や、プリンタ装置、携帯電話、ファクシミリなどがある。出力装置917は、例えば、情報処理装置10が行った各種処理により得られた結果を出力する。具体的には、表示装置は、情報処理装置10が行った各種処理により得られた結果を、テキストまたはイメージで表示する。他方、音声出力装置は、再生された音声データや音響データ等からなるオーディオ信号をアナログ信号に変換して出力する。
ストレージ装置919は、情報処理装置10の記憶部の一例として構成されたデータ格納用の装置である。ストレージ装置919は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)等の磁気記憶部デバイス、半導体記憶デバイス、光記憶デバイス、または光磁気記憶デバイス等により構成される。このストレージ装置919は、CPU901が実行するプログラムや各種データ、および外部から取得した音響信号データや画像信号データなどを格納する。
ドライブ921は、記録媒体用リーダライタであり、情報処理装置10に内蔵、あるいは外付けされる。ドライブ921は、装着されている磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、または半導体メモリ等のリムーバブル記録媒体927に記録されている情報を読み出して、RAM905に出力する。また、ドライブ921は、装着されている磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、または半導体メモリ等のリムーバブル記録媒体927に記録を書き込むことも可能である。リムーバブル記録媒体927は、例えば、DVDメディア、HD−DVDメディア、Blu−rayメディア等である。また、リムーバブル記録媒体927は、コンパクトフラッシュ(登録商標)(CompactFlash:CF)、メモリースティック、または、SDメモリカード(Secure Digital memory card)等であってもよい。また、リムーバブル記録媒体927は、例えば、非接触型ICチップを搭載したICカード(Integrated Circuit card)または電子機器等であってもよい。
接続ポート923は、機器を情報処理装置10に直接接続するためのポートである。接続ポート923の一例として、USB(Universal Serial Bus)ポート、i.Link等のIEEE1394ポート、SCSI(Small Computer System Interface)ポート等がある。接続ポート923の別の例として、RS−232Cポート、光オーディオ端子、HDMI(High−Definition Multimedia Interface)ポート等がある。この接続ポート923に外部接続機器929を接続することで、情報処理装置10は、外部接続機器929から直接音響信号データや画像信号データを取得したり、外部接続機器929に音響信号データや画像信号データを提供したりする。
通信装置925は、例えば、通信網931に接続するための通信デバイス等で構成された通信インターフェースである。通信装置925は、例えば、有線または無線LAN(Local Area Network)、Bluetooth、またはWUSB(Wireless USB)用の通信カード等である。また、通信装置925は、光通信用のルータ、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)用のルータ、または、各種通信用のモデム等であってもよい。この通信装置925は、例えば、インターネットや他の通信機器との間で、例えばTCP/IP等の所定のプロトコルに則して信号等を送受信することができる。また、通信装置925に接続される通信網931は、有線または無線によって接続されたネットワーク等により構成され、例えば、インターネット、家庭内LAN、赤外線通信、ラジオ波通信または衛星通信等であってもよい。
以上、本発明の各実施形態に係る情報処理装置10の機能を実現可能なハードウェア構成の一例を示した。上記の各構成要素は、汎用的な部材を用いて構成されていてもよいし、各構成要素の機能に特化したハードウェアにより構成されていてもよい。従って、本実施形態を実施する時々の技術レベルに応じて、適宜、利用するハードウェア構成を変更することが可能である。
<まとめ>
以上説明したように、本発明の実施形態に係る情報処理装置および情報処理方法によれば、例え1時間ほどの長さを持つ長い動画であっても、2回程ブロック分割を繰り返すことにより、10秒程度のスクリーンショット列にすることが可能である。このようにシーンの長さがある程度短くなると、スクリーンショットを眺めるだけで動画を再生することなく内容がほぼ把握することが可能である。それでも把握が困難な場合や、さらに詳細を見たい場合は、さらに細かくブロック分割していくことが可能である。
以上説明したように、本発明の実施形態に係る情報処理装置および情報処理方法によれば、例え1時間ほどの長さを持つ長い動画であっても、2回程ブロック分割を繰り返すことにより、10秒程度のスクリーンショット列にすることが可能である。このようにシーンの長さがある程度短くなると、スクリーンショットを眺めるだけで動画を再生することなく内容がほぼ把握することが可能である。それでも把握が困難な場合や、さらに詳細を見たい場合は、さらに細かくブロック分割していくことが可能である。
なお、上述の例では、動画コンテンツの内容を把握するザッピングを目的として説明を行ったが、動画コンテンツの任意のシーンを検索するシーキングを行う場合にも、本手法を用いることが可能である。
また、映画やCM情報を持っているTV番組など、予めチャプター情報をもつ動画では、第1階層をチャプター情報で区切り、第2階層以降をブロック分割数や分割時間で区切ることも可能であり、チャプター情報との併用も可能である。
近年は、動画公開サイト等、ウェブサイトを通じてのユーザが投稿した動画コンテンツを閲覧する機会も多いが、それらの動画コンテンツはチャプター情報を持たない。だが、ブロック分割数や分割時間でブロック分割を繰り返してザッピングやシーキングを行うことが可能である本手法は、このようなチャプター情報を持たないコンテンツに対して、より有用となる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上述した実施形態においては、表示画面が1つしかない情報処理装置を例にとって説明したが、表示画面を2つ以上有する例えば折り畳み型の携帯機器に対しても、本方法を適用することが可能である。
10 情報処理装置
101 タッチパネル
103 演算処理装置
105 入力位置検出部
107 表示制御部
109 方向検知部
111 選択オブジェクト検知部
113 ブロック分割部
115 再生部
117 記憶部
101 タッチパネル
103 演算処理装置
105 入力位置検出部
107 表示制御部
109 方向検知部
111 選択オブジェクト検知部
113 ブロック分割部
115 再生部
117 記憶部
Claims (9)
- 動画コンテンツのオブジェクトが所定の方向に沿って複数表示される表示パネルと、
前記表示パネル上に位置する操作体の位置を検出する入力位置検出部と、
前記操作体により選択された前記オブジェクトを検知する選択オブジェクト検知部と、
前記選択オブジェクト検知部により検知された前記オブジェクトに対応するコンテンツデータを複数のブロックに分割して、それぞれのブロックの先頭に位置する画像であるブロック先頭画像に対応したオブジェクトを生成するブロック分割部と、
複数の前記ブロック先頭画像を時間順に並べ、前記選択されたオブジェクトを基準として階層的に表示させる表示制御部と、
を備える、情報処理装置。 - 前記選択オブジェクト検知部は、前記操作体により選択された前記ブロック先頭画像を検知し、
前記ブロック分割部は、前記選択されたブロック先頭画像が含まれるブロックに対応する前記コンテンツデータを更に複数のサブブロックに分割して、それぞれのサブブロックの先頭に位置する画像であるサブブロック先頭画像に対応したオブジェクトを生成し、
前記表示制御部は、複数の前記サブブロック先頭画像を時間順に並べ、前記選択されたブロック先頭画像を基準として階層的に表示させる、請求項1に記載の情報処理装置。 - 検出された前記操作体の位置の時間変化に基づいて、前記操作体の移動方向を検知する方向検知部を更に備え、
前記ブロック分割部は、前記オブジェクトを選択している前記操作体が、複数表示されている前記オブジェクトが存在しない前記表示パネル中の領域に移動した場合に、前記ブロック先頭画像または前記サブブロック先頭画像に対応したオブジェクトの生成を開始する、請求項2に記載の情報処理装置。 - 前記ブロック分割部は、前記コンテンツデータを、予め設定されたブロック数に基づいて均等に分割する、請求項1に記載の情報処理装置。
- 前記ブロック分割部は、前記コンテンツデータを、当該コンテンツデータの先頭から予め設定された分割時間ごとに分割する、請求項1に記載の情報処理装置。
- 前記オブジェクトは、前記表示パネル中に左右方向に沿って複数表示されており、
前記ブロック分割部は、前記オブジェクトを選択している前記操作体の移動方向が上下方向であった場合に、前記ブロック先頭画像または前記サブブロック先頭画像に対応したオブジェクトの生成を開始し、
前記表示制御部は、生成された前記ブロック先頭画像または前記サブブロック先頭画像を、選択された前記オブジェクトの下層に左右方向に沿って表示させる、請求項3に記載の情報処理装置。 - 前記オブジェクトは、前記表示パネル中に上下方向に沿って複数表示されており、
前記ブロック分割部は、前記オブジェクトを選択している前記操作体の移動方向が左右方向であった場合に、前記ブロック先頭画像または前記サブブロック先頭画像に対応したオブジェクトの生成を開始し、
前記表示制御部は、生成された前記ブロック先頭画像または前記サブブロック先頭画像を、選択された前記オブジェクトの右側または左側に上下方向に沿って表示させる、請求項3に記載の情報処理装置。 - 動画コンテンツのオブジェクトが所定の方向に沿って複数表示される表示パネル上に位置する操作体の位置を検出するステップと、
前記操作体により選択された前記オブジェクトを検知するステップと、
検知された前記オブジェクトに対応するコンテンツデータを複数のブロックに分割して、それぞれのブロックの先頭に位置する画像であるブロック先頭画像に対応したオブジェクトを生成するステップと、
複数の前記ブロック先頭画像を時間順に並べ、前記選択されたオブジェクトを基準として階層的に表示させるステップと、
を含む、情報処理方法。 - 動画コンテンツのオブジェクトが所定の方向に沿って複数表示される表示パネルを有するコンピュータに、
前記表示パネル上に位置する操作体の位置を検出する入力位置検出機能と、
前記操作体により選択された前記オブジェクトを検知する選択オブジェクト検知機能と、
前記選択オブジェクト検知機能により検知された前記オブジェクトに対応するコンテンツデータを複数のブロックに分割して、それぞれのブロックの先頭に位置する画像であるブロック先頭画像に対応したオブジェクトを生成するブロック分割機能と、
複数の前記ブロック先頭画像を時間順に並べ、前記選択されたオブジェクトを基準として階層的に表示させる表示制御機能と、
を実現させるためのプログラム。
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