JP2010198927A - Ledランプ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 管体1内の背部側に保持手段によって放熱支持体2を保持し、管体1の背部側内周面から保持手段である保持突部11を突出し、保持突部11は放熱支持体2に形成してある保持手段である保持溝22と係合しており、放熱支持体2はその長さ方向にLED4を複数配置してある基板3を挿入支持している支持溝21を設け、支持溝21の開口21aがLED4の照射方向に向けて設けられている。
【選択図】 図1
Description
LEDランプは、LED単独では発光量が小さいために、複数のLEDを直線状に単一列又は複数列に配置した状態で用いられている(特開2001−351402号公報及び特開2004−335426号公報など)。
しかしながら、例えば特開2004−335426号公報に記載の蛍光灯兌換型発光ダイオード灯において、棒状合成樹脂外管体内の温度は複数の白色発光ダイオードから発生する熱によって上昇し、温度上昇が白色発光ダイオードの劣化を招く課題がある。
このような温度上昇によるLEDランプの短命化の課題を解決するために、放熱板を有するLEDランプが提案されている(特開2008−77948号公報及び実用新案登録第3145174号公報)。
特開2008−77948号公報に記載の照明灯用灯具(以下「従来例1」という。)は、当該公報の図2に示すように発光体である発光ダイオード3から生じる熱を除く放熱板を兼用している反射板6を備えている。反射板6は略W字状に形成され、中央山型状の2個の傾斜面61に、発光ダイオード3を配置した基板5がねじなどの固定手段Kによって取り付けられている。
実用新案登録第3145174号公報に記載の合成樹脂製蛍光灯用ランプシェード(以下「従来例2」という。)は、当該公報の図3に示すようにパイプ状ランプシェード1に設けた切れ込み溝には、LEDランプ4をセットした基盤3をその下部に取り付けたアルミニウム製放熱板2を嵌合させてあり、この放熱板によってLEDランプ4からの熱を逃がすものである。
この発明の目的は、組み立てが容易となるLEDランプを提供することにある。
この発明に係る第2のLEDランプは、管体と、この管体内の背部側に配置されかつ保持手段によって挿入保持されている放熱支持体及び光源であるLEDを複数配置してある基板とを備えている。上記保持手段は、上記管体の内周面から内方に向けて互いに対向するように突出している板状の保持突部からなり、両保持突部が上記管体の長さ方向に沿って全長に亘って形成されており、上記両保持突部の先端部間に間隙が形成されており、上記両保持突部と上記管体の背部側の内周面との間に収納室が形成されている。上記収納室内には、上記背部側に放熱支持体が、上記間隙側に基板がそれぞれ移動可能にかつ重ねられた状態で挿入配置されていると共に、上記放熱支持体及び上記基板が上記管体の内周面と上記両保持突部とによって挟まれた状態で保持されている。上記放熱支持体は、管体の背部側の外周面が凸状の円弧面を形成していると共に、円筒形の管体の内周面に密着されている。上記LEDは、上記管体の上記背部側とは反対側である照射側に向けて照射可能である。
この発明のLEDランプによれば、管体内の放熱支持体及び基板を保持手段によって挿入保持するものであるから組み立てが容易となり、簡単な構成によって上記基板からの熱を放熱支持体を通じて除くことができ、上記収納室が上記管体の背部側に設けられているので、管体の表面にLEDの影がドット状に表れにくくなる。
図1〜図5において、LEDランプLは、細長い円筒形パイプからなる管体1と、この管体の背部側である底部側(図1上側)の内部に配置し、管体に保持手段によって係合保持されている放熱支持体2と、この放熱支持体の支持溝21内に挿入かつ離脱可能に支持されている基板3と、この基板に実装してある光源であるLED(発光ダイオード)4と、上記管体の両端部に取り付けてある口金5とを備えている。LEDランプLのLED4は、管体1の背部側とは反対側(図1下側)に向けて光を照射可能である。
管体1は、背部側(図7上側)の内周面1aから管体の中心部に向けて突出されている保持手段(図7に示す例では保持突部11)を設けてある。保持突部11は管体1の長さ方向に沿って延伸され、かつ管体の全長に亘って設けられている。
保持突部11は、図7に示すように断面逆T字形に形成され、先端部が両側に張り出されている係止部11aとなっている。
図1及び図5において、管体1は、背部側(図1上側)の外周面に所定の設置幅Wを有する帯状の放熱性膜12を形成してある。放熱性膜12は、管体1の長さ方向に沿って管体の一端から他端まで全長に亘って設けられている。放熱性膜12は例えばセラミックコート膜であり、管体1内の熱を吸収して管体外へ逃すことによって管体内の熱を下げる役割を果たしている。図5では、放熱性膜12が点描で図示されている。
管体1は、例えばパイプ押出し機を用いて押出成形法により加工され、その管本体と保持突部11とが一体成形されている。
放熱支持体2(本体2a)には、その背部側(図9上側)とは反対側(下側)にその長さ方向に全長に亘って支持溝21を、そして背部側の中央部に保持溝22を、また当該保持溝を挟んで放熱溝23,24を全長に亘ってそれぞれ形成してある。
支持溝21の開口21aは下側である照射側(LED4の光の照射方向側)に向けられており、開口の両側縁部に受け部25を設けてある。
保持溝22は、図1及び図4に示すように、保持突部11と共に保持手段を構成している。保持溝22は断面逆T字形に形成されている。保持溝22の内底部側には幅方向に張り出した係合部22aが形成されている。
放熱支持体2の上側の外周面の外形は凸状の円弧面を形成している。放熱支持体2の外周面は、管体1の内周面1aに密着可能である(図1)。
また、放熱支持体2の外周面には、図1及び図5に示すように例えばセラミックコート膜などからなる放熱性膜26を塗布してある。放熱性膜26は、放熱支持体2の外周面全面を被覆している。図5では、放熱性膜26が点描で図示されている。
図1〜図4に示す放熱支持体2は、支持溝21内においてLED4を実装したLED付きの基板3を挿入支持可能である。
放熱支持体2は押出し機を用いて押出成形法により加工される。
まず、管体1と放熱支持体2との関係について説明する。
放熱支持体2は管体1内の背部側で係合保持されている。すなわち、管体1内において、管体の保持突部11が放熱支持体2の保持溝22内に嵌め込まれ、係止部11a及び係合部22aが互いに係合された状態で、管体の長さ方向に移動可能に保持されている。この保持状態において、放熱支持体2の上側の外周面は管体1の内周面1aに密着されて、放熱支持体の安定的な位置保持が保たれている。
図1及び図3に示す放熱支持体2を管体1に保持するためには、保持突部11をこの放熱支持体の保持溝22内に、その一側方(図3左方又は右方)の開口から差し入れてから、他側方に向けてスライドさせる。放熱支持体2は管体1に対してスライド操作を通じて取付け又は取外しが自在である。
ついで、放熱支持体2と基板3との関係について説明する。
LED付きの基板3が放熱支持体2の支持溝21内に収納されている。すなわち、図1に示すように基板3の本体両側が受け部25上に載せられた状態で支持され、基板の上面が支持溝21の内底面に接している。また各LED4はその下部が開口21aより下方に露出されているため、光を下方に照射可能である。
図1及び図3に示すLED付きの基板3を放熱支持体2に支持するためには、この基板を支持溝21の一側方(図3左方又は右方)の開口から支持溝内に差し入れてから、他側方に向けてスライドさせる。基板3は、放熱支持体2に対してスライド操作を通じて取付け又は取外しが自在である。
基板3は管体1に対して放熱支持体2を介して取り付けられている。
図1及び図5に示すように、放熱支持体2の外周面は管体1の内周面1aに密着されており、外周面に設けてある放熱性膜26は管体の放熱性膜12と対向位置関係にある。放熱性膜26の幅は、全長に亘って図1に示すように管体1を挟んで放熱性膜12の設置幅Wに対応している。さらに、基板3の上面は放熱支持体2の支持溝21の内底面に密着されており、上面に設けてある放熱性膜31は管体の放熱性膜12と対向位置関係にある。
このため、LED4から発生される熱の多くは、基板3に吸収されて放熱性膜26を経て放熱支持体2に吸収される。そして、放熱性膜31は管体1を挟んで放熱性膜12に対向している状態にあるために、放熱支持体2からの放熱が放熱性膜31から管体1を経て放熱性膜12へ円滑に逃すことができる。
各口金5には端子ピン7をそれぞれ設けてある。各端子ピンは基板3に電気的に接続されている。
LED4から発生される熱は、基板3から放熱支持体2に吸収され、吸収された熱は放熱支持体から管体1を経て外部に放出されてLEDランプL内の高熱化が抑制される。管体1、放熱支持体2及び基板3のそれぞれの放熱性膜12,26,31の存在によって高熱化の抑制がより一層効果的に行われる。このような高熱化抑制効果は、放熱溝51を有する口金5の存在によってさらに高まる。
管体1の長さ、内径及び肉厚、そして保持突部11の突出長及び断面形状、またLED付きの基板3の長さ及び横幅、さらに口金5の幅及び放熱溝51の数はいずれも適宜である。
また、管体1はポリカーボネート、蛍光塗料、拡散材及び変色防止材を混合配分して乳白色のプラスチックパイプによって構成されているので、光の拡散、透視度及び光源であるLED4からの照射率量を調整することができ、管体1の背部側に基板3をその内周面に接近して配置してあることと相俟って管体の表面に各LED4の影がドット状に表れにくくする効果がより良く発揮され、LEDランプLを多方面の照明手段として利用することができる。
LEDランプLの組み立て時に、管体1に対して放熱支持体2を保持突部11及び保持溝22を通じて挿脱可能に係合保持し、管体内に位置保持することができるから、LEDランプの組み立てや解体が容易である。放熱支持体2の外周面に保持溝22の他に放熱溝23,24を設けているので、放熱支持体の放熱機能を高めることができる。放熱支持体2の外周面を円弧面として管体1の内周面1aに密着可能とすることにより、放熱支持体の位置保持の安定化と熱を円滑かつ確実に管体側へ逃すことができる。
また、LED付きの基板3を放熱支持体2の支持溝21内にスライド挿入するだけで、基板の取付け及びその位置保持をすることができるので、放熱支持体と基板3との組立作業が容易であると共に、放熱支持体に対して基板3の離脱が可能であるので解体も容易となる。
管体1の放熱性膜12、放熱支持体2の放熱性膜26及び基板3の放熱性膜31は、図1に示すように、三層状態に配置されているので、上記各放熱性膜を介してLED4からの熱を基板3から放熱支持体2へ、さらに放熱支持体から管体1及び口金5へと円滑にかつ確実に放熱されるので、効率的かつ効果的な放熱が可能となる。この効果は、上述したように口金5の放熱溝51により高められる。
放熱支持体2の外周面に設けてある放熱溝23,24を放熱用の他に必要に応じて配線用のスペースとして利用することができる。
図示するLEDランプLaは、図1に示すLEDランプLと比較すると、主要部分における基本構成及び作用効果が共通している。
以下、LEDランプLに対してLEDランプLaが相違する点について主に説明し、共通する点については必要に応じて説明する。
図17〜図21において、保持突部111は、管体101内にその背部側の内周面に接近している図19左右両側に位置し、内方に向けてかつ互いに対向するように管体の内周面から突出されている。対の保持突部111は、管体101の長さ方向に沿って全長に亘って水平に設けられている。対の保持突部111のそれぞれの先端部は、上側に屈曲している押え部111aである。押え部111aの両先端部は互いに間隙114を置いて対向位置関係にある。間隙114は、図18に示す例では管体101に全長に亘って形成されているスリット状のものである。管体101内の背部側の内周面101aと保持突部111によって囲まれた空間が収納室113となっている。
管体101は、例えばパイプ押出し機を用いて押出成形法により加工され、その管本体と保持突部111とが一体成形されている。
このため、放熱支持体102の外周面の中央部に形成されている溝122は、図1に示すLEDランプLの保持溝22の機能はなく、放熱溝123,124と同様に放熱溝として機能する。放熱支持体102の溝122は、図22に示すように、例えば断面V字形であって、放熱溝123,124と同様に放熱支持体の全長に亘って形成されている。
なお、放熱支持体102の溝122及び放熱溝123,124は、使用されるLED104の種類及び基板103の構成によって、配線溝として利用される場合がある。
このため、LEDランプLaにおける組み立て解体がLEDランプLと同様に容易となる。
図示するLEDランプLbは、図17に示すLEDランプLaと比較すると、主要部分における基本構成及び作用効果が共通している。
LEDランプLaに対してLEDランプLbが相違する点は、放熱支持体202の形状のみである。すなわち、LEDランプLbにおける放熱支持体202の中央に位置している溝222及び放熱溝223,224の各断面形状がLEDランプLaの溝122及び放熱溝123,124のそれらと相違している。
LEDランプLbにおける放熱支持体202は、図2に示すLEDランプLの放熱支持体2と同一構成のものを利用している。溝222は放熱溝として機能する。
したがって、放熱支持体202は、前記LEDランプL及びLEDランプLaの双方に適用できる。
図示するLEDランプLcの特徴は、放熱支持体302及び基板303を保持する方法にある。
図25及び図26に示すLEDランプLcにおいて、管体301は図17に示すLEDランプLaの管体101と実質的に同一構成である。対の保持突部311及び押え部311aは、LEDランプLaの対の保持突部111及び押え部111aに対応している。管体301の収納室313内には放熱支持体302及び基板303が配置されている。放熱支持体302はLEDランプLaの放熱支持体102に対応するものであるが、下面の構成が図27に示すように平坦面となっている点で放熱支持体102とは相違している。また放熱支持体302の上側外面は円弧面となっており、管体301の内周面301aに密着している点、中央の溝322と、この溝の両側に放熱溝323,324とを形成し、溝322も放熱溝である点で、放熱支持体102と共通している。
さて、管体301内において、収納室313内に配置されている放熱支持体302及び基板303は、この管体内の背部側に配置されかつ保持手段によって挿脱可能に保持されている。この保持手段は、対の保持突部311と管体301の内周面301aとによって構成されている。すなわち、LED304を実装している基板303は、図25に示すように下面側が対の保持突部311によって水平状態に支えられており、上面側は放熱支持体302によって押えられている。基板303と、基板上に重ねられた放熱支持体302とは、管体301の収納室313内で、対の保持突部311と管体の内周面301aによって挟まれた状態で保持されている。
図25において、LEDランプLcにおける管体301の押え部311a、管体の放熱性膜312、間隙314、放熱支持体302の放熱性膜326、基板303の放熱性膜331及び保護回路ダイオード306は、図17に示すLEDランプLaにおける管体101の押え部111a、管体の放熱性膜112、間隙114、放熱支持体102の放熱性膜126、基板103の放熱性膜131及び保護回路ダイオード106にそれぞれ相当している。
LEDランプLcにおいても、放熱支持体302及び基板303のスライド操作によって簡易な組み立てや解体が可能となる。
基板303の図25の左右の幅の大きさは、基板が保持突部311上に支えられるものである限り、問わない。基板303の幅をその両端部が管体301の内周面301aに押圧的に接触することができるような大きさに設定することによって、基板の上記一次保持が確実なものとなる。
また、放熱支持体302は基板303を下側で支持するので、基板の保持が安定する利点がある。
図示するLEDランプLdは図25に示すLEDランプLcと比較すると、基本構成及び作用効果が共通している。
LEDランプLcに対してLEDランプLdが相違する点は、放熱支持体を備えていないことである。すなわち、
基板403は、LEDランプLcの基板303と同様に、その幅方向(左右方向)の両端部を管体401の内周面401aに押圧可能となるようにその幅が設計されている。基板403は、下面両側で管体401の保持突部411に支えられ、両端部が管体の内周面401aに押圧されることによって、収納室413内に水平状態に保持される。
LEDランプLdの基板403に実装されているLED404は砲弾型のものが使用されている。
図28〜図30において、符号405は口金を、符号451は放熱溝を、符号406は保護回路ダイオードを、符合407は端子ピンを、符合414は間隙をそれぞれ示す。
LEDランプLdの組み立ては、図29に示すようにLED404を実装している基板403を管体401の一端部開口から収納室413内に挿入して他端に向けてスライドする。この操作によって、基板403は保持突部411に支えられると同時に、基板の両端部は管体の内周面401aに強く接触されるから、この内周面によっても保持されることになる。
上述した例では、管体1,101,201,301,401である乳白色のプラスチックパイプ内に白色光のLED4,104,204,304,404が配置されている。管体1,101,201,301,401の表面にLED4,104,204,304,404の影が表れることを極力制限する観点から、これらの管体における色彩は、LEDの発光色と同系色(同一色を含む。)にすることが望ましい。同様の観点から、管体1,101,201,301,401は、透光性を有すると共に、非透明(不透明、半透明)部材であるのが良いが、透明であっても良い。もちろん、管体1,101,201,301,401の材質やLED4,104,204,304,404の発光色は上例に限定されない。
管体1,101,201,301,401の各保持突部11,111,211,311,411は、いずれも管体に全長に亘って設けられているが、適宜間隔を置いて設けても良い。各保持突部111,211,311の先端部に、上方に屈曲した押え部111a,211a,311aを設けることによって放熱支持体102,202,302に弾性力を付与するので安定的な保持に役立つ。もちろん、放熱支持体102,202,302の形状に関しては、先端部を屈曲させることなく、図29に示す保持突部411のように水平にする構成であっても良い。
LED4,104,204,304,404は、各図示の例によれば、形状及び大きさがいずれも同一のものを用いているが、これらの例に限定されない。
口金に関して、図12、図14及び図28に示す口金5,105,405のように外周面に放熱溝51,151,451を設けているが、必ずしも、これらの口金の外周に放熱部を設けることを要しない。また、放熱部は、図示の例では口金5,105,405の外周全周に形成している放熱溝で構成されているが、この例に限られない。放熱部は、例えば連続することなく、適宜間隔を置いて形成している溝であっても良く、また凹部であっても良い。
W,Wa 放熱性膜の設置幅
1,101,201,301 管体
1a,101a,301a 内周面
11,111,211,311 保持突部(保持手段)
11a 係止部
113,213,313 収納室
12,112,212,312 放熱性膜
122,222,322 溝
2,102,202,302 放熱支持体
21,121,221 支持溝
21a,121a 開口
22 保持溝(保持手段)
22a 係合部
23,123,223,323 放熱溝
24,124,224,324 放熱溝
25,125,225 受け部
26,126,226,326 放熱性膜
3,103,203,303 LED付きの基板
31,131,231,331 放熱性膜
4,104,204,304 LED(発光ダイオード)
5,105 口金
51,151 放熱溝
Claims (14)
- 管体と、この管体内の背部側に配置されかつ保持手段によって係合保持されている放熱支持体と、この放熱支持体に支持されていると共に光源であるLEDを複数配置してある基板とを備えており、
上記基板は、上記放熱支持体に形成している支持溝内に挿入支持されており、
上記LEDは、上記管体の上記背部側とは反対側である照射側に向けて照射可能である
ことを特徴とするLEDランプ。 - 保持手段は、管体内周面から内方に向けて突出してある保持突部と、放熱支持体に設けてある保持溝とから構成されており、上記保持突部と保持溝とは互いに上記管体の長さ方向に移動可能に係合されていることを特徴とする請求項1記載のLEDランプ。
- 保持手段は、管体内周面から内方に向けて突出しかつ長さ方向に延伸している保持突部と、放熱支持体にその長さ方向に沿って設けてある保持溝とから構成されており、上記保持突部と保持溝とは互いに上記管体の長さ方向に移動可能に係合されていることを特徴とする請求項1記載のLEDランプ。
- 放熱支持体は、管体の背部側の外周面に放熱溝を形成してあることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のLEDランプ。
- 放熱支持体は、管体の背部側の外周面が凸状の円弧面を形成していると共に、上記管体の内周面に密着可能であることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のLEDランプ。
- 放熱支持体は、管体の背部側の外周面が放熱性膜によって被覆されていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のLEDランプ。
- 管体の背部の外周面には、放熱支持体の背部側の外周面に対向位置関係に帯状の放熱性膜をその長さ方向に沿って形成してあり、上記放熱支持体の外周面が放熱性膜によって被覆されていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のLEDランプ。
- 基板のLEDの取付け面とは反対側の面は、放熱支持体の支持溝の内底面に密着されていると共に放熱性膜によって被覆されていることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載のLEDランプ。
- 管体の両端に口金を配置してあり、上記口金の外周面に放熱部を形成してあることを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれかに記載のLEDランプ。
- 管体の両端に口金を配置してあり、上記口金の外周面に放熱部を形成してあり、この放熱部は放熱溝で構成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれかに記載のLEDランプ。
- 管体と、この管体内の背部側に配置されかつ保持手段によって挿入保持されている放熱支持体及び光源であるLEDを複数配置してある基板とを備えており、
上記保持手段は、上記管体の内周面から内方に向けて互いに対向するように突出している板状の保持突部からなり、両保持突部が上記管体の長さ方向に沿って全長に亘って形成されており、上記両保持突部の先端部間に間隙が形成されており、上記両保持突部と上記管体の背部側の内周面との間に収納室が形成されており、
上記収納室内には、上記背部側に放熱支持体が、上記間隙側に基板がそれぞれ移動可能にかつ重ねられた状態で挿入配置されていると共に、上記放熱支持体及び上記基板が上記管体の内周面と上記両保持突部とによって挟まれた状態で保持されており、
上記放熱支持体は、管体の背部側の外周面が凸状の円弧面を形成していると共に、円筒形の管体の内周面に密着されており、
上記LEDは、上記管体の上記背部側とは反対側である照射側に向けて照射可能である
ことを特徴とするLEDランプ。 - 基板の幅方向の両端部は、管体の内周面に押圧状態に接触していることを特徴とする請求項11記載のLEDランプ。
- 管体の両端に口金を配置してあり、上記口金の外周面に放熱部を形成してあることを特徴とする請求項11又は請求項12に記載のLEDランプ。
- 管体の両端に口金を配置してあり、上記口金の外周面に放熱部を形成してあり、この放熱部は放熱溝で構成されていることを特徴とする請求項11又は請求項12に記載のLEDランプ。
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