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JP2010198131A - プロセッサシステム、及びプロセッサシステムの動作モード切り替え方法 - Google Patents

プロセッサシステム、及びプロセッサシステムの動作モード切り替え方法 Download PDF

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JP2010198131A JP2009039845A JP2009039845A JP2010198131A JP 2010198131 A JP2010198131 A JP 2010198131A JP 2009039845 A JP2009039845 A JP 2009039845A JP 2009039845 A JP2009039845 A JP 2009039845A JP 2010198131 A JP2010198131 A JP 2010198131A
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Abstract

【課題】フリーステップモードからロックステップモードへの切り替え時に、2つのプロセッサ各々が有する記憶回路の記憶状態の一致に要する時間を短縮可能とする。
【解決手段】プロセッサシステム100は、プロセッサ1及び2を有し、これら2つのプロセッサが同一の命令ストリームを実行するロックステップモードと異なる命令ストリームを実行するフリーステップモードとの間で動作モード切り替え可能に構成されている。さらに、システム100は、プロセッサ1内の記憶回路11とプロセッサ2内の記憶回路21の間に配置された信号線群5及び選択回路24を有する。信号線群5及び選択回路24は、フリーステップモードからロックステップモードへの切り替えのために設けられたプロセッサ1及び2による命令ストリーム実行の停止期間内に、記憶回路11及び14の間を選択的に結合する。
【選択図】図1

Description

本発明は、少なくとも2つのプロセッサを有し、これら2つのプロセッサに同一の命令ストリームを実行させる"ロックステップモード"と異なる命令ストリームを実行させる"フリーステップモード"との間で動作モードを切り替えることができるプロセッサシステム、及びその動作モード切り替え方法に関する。
少なくとも2つのプロセッサ(プロセッサコアとも呼ばれる)を有し、これら2つのプロセッサの動作モードを "ロックステップモード"と "フリーステップモード"の間で切り替え可能なプロセッサシステムが知られている(例えば特許文献1及び2を参照)。ロックステップモードでは、2以上のプロセッサに同一の処理を実行させ、これらの実行結果を相互に比較することによってエラー発生を検知する。一方、フリーステップモードでは、2以上のプロセッサに異なる処理を実行させることで、全体的なパフォーマンスの向上を図る。
特許文献3は、ロックステップモードとフリーステップモードを切り替え可能な2つのプロセッサ(第1及び第2のプロセッサと呼ぶ)がロックステップモードで同一の命令ストリームを実行する際に、外部回路から2つのプロセッサに同一のデータを供給するための構成が開示されている。具体的に述べると、特許文献3は、外部回路と第2のプロセッサが有するデータ受信部との間に選択回路を配置する構成を開示している。第2のプロセッサの選択回路には第1のプロセッサに対する入力信号線からの分岐配線が接続されている。そして、第1及び第2のプロセッサがロックステップモードで同一命令ストリームを実行している間は、外部回路から第1のプロセッサに供給される信号が分岐されて第2のプロセッサの選択回路にも供給される。選択回路を制御することにより、第1のプロセッサと同一のデータが第2のプロセッサにも供給される。
特表2008−518338号公報 特開2006−302289号公報 特開2005−302020号公報
フリーステップモードとロックステップモードとの間で動作モードを切り替え可能な従来のプロセッサシステムは、ロックステップモードへの切り替えの際に2つのプロセッサの内部状態を一致させる必要がある。2つのプロセッサの内部状態が一致した状態でロックステップ動作を開始しなければ、2つのプロセッサの出力データが相違し、場合よってはエラーが検出されてしまうためである。
従来のプロセッサシステムは、フリーステップモードからロックステップモードへの切り替えの際に、2つのプロセッサの内部状態、つまり2つのプロセッサ各々が有する記憶回路の記憶状態を一致させるための処理に時間を要するという問題がある。例えば、一方のプロセッサ内の記憶回路の内容を外部の共有メモリへ出力するためのストア命令、および共有メモリの記憶内容を前記第2の記憶回路に転送するためのロード命令を繰り返すことで記憶状態を一致させる必要がある。
上述した特許文献1〜3は、2つのプロセッサの内部状態を一致させるための処理時間を短縮するための具体的な構成および切り替え手法は何ら開示していない。命令で参照することができないプロセッサ内の記憶回路の記憶状態を一致させるための構成についても同様である。なお、特許文献3は、ロックステップモードで動作中の2つのプロセッサに対する入力信号を共通化するための選択回路を有する構成を開示している。しかしながら当該構成は、フリーステップモードからロックステップモードへの切り替え時に、2つのプロセッサの内部状態、つまり2つのプロセッサ各々が有する記憶回路の記憶状態の一致に要する時間の短縮に寄与するものではない。
本発明の第1の態様にかかるプロセッサシステムは、第1のプロセッサ、第2のプロセッサ、制御ユニット、信号線群、および選択回路を備える。
前記第1のプロセッサは、第1の組み合わせ回路及び前記第1の組み合わせ回路の出力値の一時記憶と前記第1の組み合わせ回路への入力値の供給を行う第1の記憶回路を有し、供給される命令ストリームに応じた処理を行う。同様に、前記第2のプロセッサは、第2の組み合わせ回路及び前記第2の組み合わせ回路の出力値の一時記憶と前記第2の組み合わせ回路への入力値の供給を行う第2の記憶回路を有し、供給される命令ストリームに応じた処理を行う。前記制御ユニットは、前記第1及び第2のプロセッサが同一の命令ストリームを実行するロックステップモードと前記第1及び第2のプロセッサが異なる命令ストリームを実行するフリーステップモードとの間で動作モードを切り替える。
また、前記信号線群は、前記第1及び第2の記憶回路の間に配置される少なくとも1つの信号線を含み、前記第1の記憶回路の記憶状態を前記第2の記憶回路に転送可能である。最後に、前記選択回路は、前記第2の記憶回路の接続先を前記第2のプロセッサと前記信号線群の間で切り替えることができる。
上述した本発明の第1の態様によれば、前記選択回路の動作制御によって、前記信号線群を経由して前記第1の記憶回路の記憶内容を前記第2の記憶回路に複製することができる。つまり、前記第1の記憶回路の記憶内容を外部の共有メモリを介して前記第2の記憶回路に転送するために、ストア命令及びロード命令を繰り返す必要がない。よって、本発明の第1の態様は、2つのプロセッサ各々が有する記憶回路の記憶状態の一致に要する処理時間の短縮に寄与することができる。
本発明の第2の態様にかかるプロセッサシステムは、第1及び第2のプロセッサを有し、これら2つのプロセッサが同一の命令ストリームを実行するロックステップモードと異なる命令ストリームを実行するフリーステップモードとの間で動作モード切り替え可能に構成されている。さらに、当該プロセッサシステムは、前記第1のプロセッサ内の第1の記憶回路と前記第2のプロセッサ内の第2の記憶回路の間に配置され、前記フリーステップモードから前記ロックステップモードへの切り替えのために設けられた前記第1及び第2のプロセッサによる命令ストリーム実行の停止期間内に前記第1及び第2の記憶回路の間を選択的に結合するハードウェア回路を有する。
上述した本発明の第2の態様において2つのプロセッサ各々が有する記憶回路の記憶状態を一致させるためには、フリーステップモードからロックステップモードへの切り替え時に、前記ハードウェア回路によって前記第1及び第2の記憶回路の間を結合すればよい。2つのプロセッサの記憶状態を一致させるためにストア命令及びロード命令の繰り返しを必要としないため、本発明の第2の態様も、記憶内容の一致に要する処理時間の短縮に寄与することができる。
上述した本発明の第1及び第2の態様によれば、フリーステップモードからロックステップモードへの切り替え時に、2つのプロセッサ各々が有する記憶回路の記憶状態の一致に要する時間を短縮可能となる。
発明の実施の形態1にかかるプロセッサシステムの構成を示すブロック図である。 図1に示した制御ユニットによるフリーステップモードからロックステップモードへの切り替え制御手順を示すフローチャートである。 図1に示した制御ユニットによるロックステップモードからフリーステップモードへの切り替え制御手順を示すフローチャートである。 発明の実施の形態2にかかるプロセッサシステムの構成を示すブロック図である。
以下では、本発明を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図面において、同一要素には同一の符号が付されており、説明の明確化のため、必要に応じて重複説明は省略される。
<発明の実施の形態1>
本実施の形態にかかるプロセッサシステム100は、プロセッサ1及び2を有する。システム100は、プロセッサ1及び2が同一の命令ストリームを実行するロックステップモードと異なる命令ストリームを実行するフリーステップモードとの間で動作モードを切り替えることができる。図1は、システム100の構成例を示すブロック図である。なお、図1の例では、ロックステップモード時のマスタープロセッサをプロセッサ1とし、チェッカープロセッサをプロセッサ2としている。つまり、ロックステップモード時には、プロセッサ1の演算結果が外部回路61に出力され、プロセッサ2の外部回路62への出力は無効化される。以下では、図1に示されている各要素について順に説明する。
プロセッサ1及び2の各々は、プログラムつまり命令ストリームを取得し、命令を解読し、解読された命令に応じた算術演算、論理演算、比較、シフト等の処理を行う。安全性を要求されるプログラム(タスク)は、ロックステップモードで、つまりプロセッサ1及び2で冗長的に実行される。一方、安全に対する要求の小さい通常のプログラム(タスク)群は、フリーステップモードで、つまりプロセッサ1又は2のいずれかに適宜分散されて実行される。
プロセッサ1は、組み合わせ回路10及び記憶回路11を有する。プロセッサ1は、組み合わせ回路10及び記憶回路11の結合によって、命令の取得、命令の解読、命令に応じた演算処理を行う。組み合わせ回路10は、論理ゲート(NOT、AND、OR、XOR、NOR、NAND等)、エンコーダ、デコーダ、マルチプレクサ、デマルチプレクサ、バレルシフタ、比較器、加算器、乗算器などを含む。
記憶回路11は、複数の記憶素子を含み、プロセッサ1の内部状態、プロセッサ1の命令に応じた処理の実行状態を記憶する。記憶回路11内の各記憶素子は、組み合わせ回路10への入力値及び組み合わせ回路10からの出力値を記憶する。具体的に述べると、記憶回路11は、複数のラッチ、複数のF/F、レジスタ、内部キャッシュ(SRAM(Static Random Access Memory))を含む。ここで、レジスタには、プログラムカウンタ及びPSW(Program Status Word)レジスタ等の特定用途レジスタ、汎用レジスタ、パイプラインレジスタ、並びに各種のアドレスレジスタ等が含まれる。
カウンタ(例えば、アップ/ダウンカウンタ、n進カウンタ、リングカウンタ)等の順序回路は、組み合わせ回路10内の演算素子と記憶回路11内の記憶素子の組み合わせによって形成される。つまり、組み合わせ回路10及び記憶回路11の結合によって、命令フェッチャ(シーケンサ)、命令デコーダ、レジスタファイル、ALU(Arithmetic Logic Unit)等のプロセッサ1における命令実行のために必要な機能的な構成要素が形成されている。
また、プロセッサ1は、制御回路12を有する。制御回路12は、後述する制御ユニット3からの制御信号に応じて、プロセッサ1の動作モード切り替えに関して予め定められた動作・演算を行うシーケンサである。より具体的に述べると、制御回路12は、制御ユニット3からの制御信号(図1ではREQ1、CMD1及びADS1)に応じて、組み合わせ回路10及び記憶回路11による命令実行の停止制御を行う。また、制御回路12は、開始アドレスレジスタ(SAR)13を有する。SAR13は、制御ユニット3から供給される開始アドレスを保持する。開始アドレスは、フリーステップモードでの動作開始時の先頭アドレスを意味し、ロックステップモードからフリーステップモードに移行する際に制御ユニット3からプロセッサ1に供給される。
上述したプロセッサ1と同様に、プロセッサ2は、組み合わせ回路20、記憶回路21制御回路22、およびSAR23を有する。組み合わせ回路20及び記憶回路21の結合によって、命令フェッチャ(シーケンサ)、命令デコーダ、レジスタファイル、ALU(Arithmetic Logic Unit)等のプロセッサ2における命令実行のために必要な機能的な構成要素が形成されている。
さらに、ロックステップモード時にチェッカープロセッサとして動作するプロセッサ2の組み合わせ回路20と記憶回路21の間には、選択回路24が配置されている。選択回路24は、後述する制御ユニット3からの制御信号(図1ではSTATE_CPY)に応じて、記憶回路21の接続先を組み合わせ回路20と信号線群5の間で切り換える。信号線群5は、プロセッサ1及び2の間を接続する信号線であり、選択回路24の一方の入力とプロセッサ1の記憶回路11との間を接続している。なお、選択回路24には、例えば、単純な2:1マルチプレクサを用いればよい。
制御ユニット3からの制御信号に応じた選択回路24の動作によって、フリーステップモードからロックステップモードへの切り替えのために設けられたプロセッサ1及び2による命令ストリーム実行の停止期間内に、記憶回路11及び21の間が選択的に結合される。これにより、記憶回路11の記憶データが信号線群5を経由して記憶回路11の記憶状態が記憶回路21にコピーされる。
制御ユニット3は、プロセッサ1及び2の動作モードの切り替えを制御する。制御ユニット3が動作モードの切り替えを開始する契機は様々である。例えば、動作モードの切り替えは、定期的なタイマ割込みに応じて、外部からの要求(ユーザ操作、外部装置からの要求)に応じて、又はプロセッサ1若しくは2で実行されるOS(operating system)やアプリケーション・プログラムからの要求に応じて行われる。なお、制御ユニット3による動作モード切り替え手順の具体例については後述する。
比較ユニット4は、ロックステップモード時に有効化され、プロセッサ1及び2による処理結果を比較し、処理結果間の矛盾の有無によってエラー発生を検出する。
外部回路61は、プロセッサ1を外部メモリ、D/Aコンバータ、通信コントローラ等の周辺機器に接続するためのインタフェースである。同様に、外部回路62は、プロセッサ2を周辺機器に接続するためのインタフェースである。図1の例では、動作モードの変更に応じてプロセッサ2の入出力を切り替えるため、プロセッサ2と外部回路62の間に選択回路63及び64が配置されている。
選択回路63は、制御ユニット3からの制御信号(図1ではSEL)に応じて動作し、フリーステップモード時に外部回路62からの入力信号をプロセッサ2に供給し、ロックステップモード時にプロセッサ1と共通の外部回路61からの入力信号をプロセッサ2に供給する。
選択回路64は、制御ユニット3からの制御信号(図1ではSEL)に応じて動作し、フリーステップモード時にプロセッサ2からの出力信号を外部回路62に供給する。一方、ロックステップモード時には、選択回路64は、プロセッサ2から外部回路62への出力信号の供給を遮断する。図1の構成例では、ロックステップモード時には、予め定められた固定値を生成する固定値生成回路65の出力が外部回路62に供給される。なお、図1に示すプロセッサ1及び2と外部回路61及び62との接続関係は一例に過ぎない。例えば、プロセッサシステム100の用途によっては、ロックステップモード時におけるプロセッサ1の出力を分岐することにより、外部回路61及び62の両方に供給してもよい。
続いて以下では、制御ユニット3による動作モードの切り替え手順について詳細に説明する。図2は、フリーステップモードからロックステップモードへの切り替え手順の具体例を示すフローチャートである。ステップS11〜S13は、プロセッサ1及び2による命令ストリームの実行を停止する処理である。ステップS11では、制御ユニット3からプロセッサ1及び2に対して停止要求が送信される。図1の例では、プロセッサ1に対する停止要求は、REQ1信号を"要求有り"を示す値(例えば1)に設定し、CMD1信号を"停止要求"を示す値に設定することにより行なえばよい。同様に、プロセッサ2に対する停止要求は、REQ2信号を"要求有り"を示す値(例えば1)に設定し、CMD2信号を"停止要求"を示す値に設定することにより行えばよい。
ステップS11の停止要求に応答してプロセッサ1及び2は、停止処理を行う。具体的に述べると、プロセッサ1及び2は、(i)新規の命令取得を停止し、(ii)プロセッサ内に残存する全命令を処理し、(iii)プロセッサ内に残存する全命令の処理が完了したことに応じて停止完了応答(図1のACK1及びACK2)を制御ユニット3に送信すればよい。プロセッサ1及び2の双方から停止完了応答を受信したことに応じて(S12)、制御ユニット3は、プロセッサ1及び2への要求を取り下げるとともに、プロセッサ1及び2へのクロック供給(CLK1及びCLK2)を停止する。要求の取り下げは、REQ1信号及びREQ2信号を"要求なし"を示す値(例えば0)に設定することにより行えばよい。
つまり、制御ユニット3は、停止要求によってプロセッサ1及び2に対して動作モード切り替えの予告を行い、プロセッサ1及び2が切り替え可能な状態になったことを停止完了応答によって確認した後に、後述するステップS14以降の切り替え処理を行う。これにより、フリーステップモードにおけるタスクの異常終了を防止することができる。
ステップS14では、プロセッサ1の状態、つまり記憶回路11の記憶状態をプロセッサ2の記憶回路21にコピーする。記憶回路11から記憶回路21へのコピーは、以下の手順により行えばよい。まず、選択回路24に信号線群5を選択させる。図1の例では、STATE_CPY信号の値を"1"に設定することで、選択回路24が信号線群5を選択する。これにより、記憶回路11の記憶状態が記憶回路21に供給される。この状態で、プロセッサ2のクロックCLK2を1クロック期間だけ供給することで、記憶回路11の記憶状態が記憶回路21に取り込まれる。コピー完了後は、STATE_CPY信号の値を"0"に戻す。
ステップS15では、選択回路63及び64を制御して、マスタープロセッサ1とチェッカープロセッサ2の入力をともに外部回路61とし、チェッカープロセッサ2の外部回路62への出力を無効化する。図1の例では、SEL信号の値を"1"に設定すればよい。
ステップS16では、比較ユニット4を有効化する。これは、比較ユニット4を制御するためのCMP_VALID信号を"有効化"を示す値(例えば1)に設定することにより行えばよい。
最後に、ステップS17では、プロセッサ1及び2へのクロック供給(CLK1及びCLK2)を再開し、ロックステップモードによるプロセッサ1及び2の動作を開始させる。
続いて、図3を参照して、ロックステップモードからフリーステップモードへの切り替え手順について説明する。図3のフローチャートは、ロックステップモードからフリーステップモードへ切り替える際の制御ユニット3による処理手順の具体例を示している。
図3のステップS21では、比較ユニット4を無効化する。これは、比較ユニット4を制御するためのCMP_VALID信号を"無効化"を示す値(例えば0)に設定することにより行えばよい。
ステップS22では、制御ユニット3から開始アドレスレジスタ(SAR)13に、フリーステップモード動作時のプロセッサ1の開始アドレスをセットする。これは、REQ1信号に"要求有り"を示す値(例えば1)を設定し、CMD1信号に"開始アドレス設定"を示す値を設定し、ADS1信号に開始アドレスを設定することにより行えばよい。同様に、制御ユニット3からSAR23に、フリーステップモード動作時のプロセッサ2の開始アドレスをセットする。
ステップS23〜S25は、プロセッサ1及び2による命令ストリームの実行を停止する処理である。これらの処理は、フリーステップモードからロックステップモードへの移行に関して上述したステップS11〜S13の処理内容と同様である。
ステップS26では、選択回路63及び64を制御して、プロセッサ2の入力を外部回路62に戻し、チェッカープロセッサ2の外部回路62への出力を有効化する。図1の例では、SEL信号の値を"0"に設定すればよい。
最後に、ステップS17では、プロセッサ1及び2に対して起動要求を行う。具体的には、プロセッサ1及び2へのクロック供給(CLK1及びCLK2)を再開し、プロセッサ1及び2に起動要求を送信すればよい。起動要求の送信は、例えば、REQ1信号に"要求有り"を示す値(例えば1)を設定し、CMD1信号に"起動要求"を示す値を設定すればよい。
図1及び図3を用いて説明した例では、フリーステップモードへの切り替えに際して、制御ユニット3からプロセッサ1及び2のそれぞれに異なる開始アドレスを予め与える。これにより、一方のプロセッサを先に動作させて他方のプロセッサに開始アドレスを与えて起動させる処理が不要となる。よって、本実施の形態によれば、プロセッサ1及び2がユーザタスク等の実効的なタスクを各々独立に実行する状態にいち早く移行できる。
以上に述べたように、本実施の形態にかかるプロセッサシステム100は、記憶回路11及び21の間にハードウェア回路、つまり信号線群5及び選択回路24、を配置している。そして、ロックステップモードへの切り替えの際に選択回路24を動作させることで、記憶回路11の記憶状態を記憶回路21にコピーする。これにより、プロセッサ1及び2がストア命令、ロード命令、コピー命令等の命令を実行することなく、プロセッサ1と2の内部状態を一致させることができる。
また、従来のプロセッサシステムでは、命令で参照可能なキャッシュメモリや汎用レジスタ等の記憶状態を2つのプロセッサ間で一致させることはできるが、命令で参照することができない記憶回路(例えば、パイプラインレジスタ等)の記憶状態を一致させることが困難であるという問題がある。これに対して、本実施の形態にかかるプロセッサシステム100は、信号線群5及び選択回路24を命令によって参照することが困難な記憶素子間に配置することで、命令操作に依ることなくこれらの記憶素子間の記憶状態を一致させることができる。
なお、説明の容易化のため本実施の形態では2つのプロセッサ1及び2に着目して説明したが、プロセッサシステム100は3つ以上のプロセッサを有していてもよい。また、高速な転送を可能とするためには信号線群5はコピー対象となる記憶素子数に応じた数だけ配置するとよい。しかしながら、配線スペースの制約がある場合等にはシリアライザを配置することでプロセッサ1と2の間の信号線数を削減してもよい。つまり、究極的には、信号線群5の線数は、コピーの対象となる配線素子数と同数でもよいし、反対に1本のみでもよい。
また、信号線群5及び選択回路24を用いたコピーの対象となる記憶素子は、命令ストリームを実行するためにプロセッサ1及び2に配置された記憶回路の全体でなくてもよい。例えば、ロックステップモードでの動作開始時にプロセッサ1及び2の間で記憶内容が相違していてもプロセッサ1及び2の出力の不一致を招くおそれのない記憶素子はコピー対象から除外してもよい。
また、ロックステップモードでの動作開始時に一致させておかなければならない記憶素子の一部については、ロード命令・ストア命令・コピー命令等の実行によってプロセッサ1と2の間で記憶状態を一致させてもよい。この場合でも、ロード命令・ストア命令・コピー命令等の実行によって全ての記憶素子の記憶状態を一致させる場合に比べて、コピー処理に要する総時間を短縮することができる。
また、ロックステップモードでの動作開始時に一致させておかなければならない記憶素子の一部を、プロセッサ1及び2の間で共通の予め定められた値によって更新してもよい。この変形例について発明の実施の形態2で説明する。
<発明の実施の形態2>
本実施の形態にかかるプロセッサシステム200は、プロセッサ7及び8を有する。システム200は、上述したシステム100と同様に、プロセッサ7及び8が同一の命令ストリームを実行するロックステップモードと異なる命令ストリームを実行するフリーステップモードとの間で動作モードを切り替えることができる。
図4は、プロセッサシステム200の構成例を示すブロック図である。なお、図4では省略しているが、システム200は、上述したシステム100と同様に、制御ユニット3、外部回路61並びに62、選択回路64並びに65を有する。また、図4の例では、ロックステップモード時のマスタープロセッサをプロセッサ7とし、チェッカープロセッサをプロセッサ8としている。
図4中のプロセッサ7は、上述したプロセッサ1が有する構成要素に加えて、記憶回路15、選択回路16、及び固定値生成回路17を有する。記憶回路15は、複数の記憶素子を含み、上述した記憶回路11と同様にプロセッサ1の内部状態を記憶する。しかしながら、フリーステップモードからロックステップモードへの切り替えの際に、記憶回路15の記憶状態はプロセッサ2に転送されない。代わりに、記憶回路15は、固定値生成回路17が生成する固定値よって更新される。この固定値による記憶回路15の更新のために、選択回路16が配置されている。選択回路16は、制御ユニット3からの制御信号に応じて、記憶回路15の接続先を組み合わせ回路10と固定値生成回路17の間で切り換える。なお、選択回路16の制御は、上述した選択回路24と共通のSTATE_CPY信号を選択回路16に与えることによって行えばよい。
図4中のプロセッサ8は、上述したプロセッサ2が有する構成要素に加えて、記憶回路25、選択回路26、及び固定値生成回路27を有する。これらの役割及び動作は、プロセッサ7が有する記憶回路15、選択回路16、及び固定値生成回路17と同様である。
プロセッサシステム200における動作モードの切り替え手順は、図2及び3を用いて説明したシステム100と同様とすればよい。なお。記憶回路15及び25の固定値による更新は、図2のステップS14、すなわちプロセッサ1の記憶回路11からプロセッサ2の記憶回路21へのコピー動作と並行して行えばよい。図4の例では、選択回路16及び26に対して選択回路24と共通の制御信号(STATE_CPY)が供給されている。このため、プロセッサ2が有する記憶回路25の固定値による更新は、記憶回路21に記憶回路11の記憶状態がコピーされるのと同じタイミングで行われる。一方、プロセッサ1のクロックCLK1を1クロック期間だけ供給することで、記憶回路15の記憶状態が固定値よって更新される。
本実施の形態で述べたように、ロックステップモードに移行する際に、プロセッサ7及び8が有する記憶素子の一部を固定値によって更新することによって、信号線群5の本数を削減することができる。
さらに、本発明は上述した実施の形態のみに限定されるものではなく、既に述べた本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることは勿論である。
100、200 プロセッサシステム
1、2、7、8 プロセッサ
3 制御ユニット
4 比較ユニット
5 信号線群
10 組合せ回路
11 記憶回路
12 制御回路
13 開始アドレスレジスタ
15 記憶回路
16 選択回路
17 固定値生成回路
20 組合せ回路
21 記憶回路
22 制御回路
23 開始アドレスレジスタ
24 選択回路
25 記憶回路
26 選択回路
27 固定値生成回路
61、62 外部回路
63、64 選択回路
65 固定値生成回路

Claims (15)

  1. 第1の組み合わせ回路及び前記第1の組み合わせ回路の出力値の一時記憶と前記第1の組み合わせ回路への入力値の供給を行う第1の記憶回路を有し、供給される命令ストリームに応じた処理を行うよう構成された第1のプロセッサと、
    第2の組み合わせ回路及び前記第2の組み合わせ回路の出力値の一時記憶と前記第2の組み合わせ回路への入力値の供給を行う第2の記憶回路を有し、供給される命令ストリームに応じた処理を行うよう構成された第2のプロセッサと、
    前記第1及び第2のプロセッサが同一の命令ストリームを実行するロックステップモードと前記第1及び第2のプロセッサが異なる命令ストリームを実行するフリーステップモードとの間で動作モードを切り替える制御ユニットと、
    前記第1及び第2の記憶回路の間に配置される少なくとも1つの信号線を含み、前記第1の記憶回路の記憶状態を前記第2の記憶回路に転送可能な信号線群と、
    前記第2の記憶回路の接続先を前記第2の組み合わせ回路と前記信号線群の間で切り替え可能な選択回路と、
    を備えるプロセッサシステム。
  2. 前記選択回路は、前記制御ユニットによる制御に応じて動作し、
    前記フリーステップモードから前記ロックステップモードへの切り替えのために設けられた前記第1及び第2のプロセッサによる命令ストリーム実行の第1の停止期間内に、前記第2の記憶回路を前記信号線群に接続するよう制御され、
    前記第1及び第2のプロセッサによる命令ストリームの実行中には、前記第2の記憶回路を前記第2の組み合わせ回路に接続するよう制御される、
    請求項1に記載のプロセッサシステム。
  3. 前記信号線群及び前記選択回路は、前記第1の記憶回路に含まれる複数の記憶素子の一部分と前記第2の記憶回路に含まれる複数の記憶素子の一部分とを接続するよう構成されており、
    前記第1の記憶回路に含まれる複数の記憶素子の他の部分のうち少なくとも一部と、前記第2の記憶回路に含まれる複数の記憶素子の他の部分のうち少なくとも一部は、前記第1の停止期間内に予め定められた固定値によって更新される、請求項1又は2に記載のプロセッサシステム。
  4. 前記第1及び第2のプロセッサの各々は、前記固定値を生成する固定値生成回路をさらに備える、請求項3に記載のプロセッサシステム。
  5. 前記第1及び第2のプロセッサの各々は、前記フリーステップモードを開始する際の開始アドレスを保持可能な開始アドレス保持回路をさらに備え、
    前記制御ユニットは、前記ロックステップモードから前記フリーステップモードへの切り替えのために設けられた前記第1及び第2のプロセッサによる命令ストリーム実行の第2の停止期間内に、前記第1及び第2のプロセッサのそれぞれの前記開始アドレス保持回路に対して異なる開始アドレスを供給し、
    前記第1及び第2のプロセッサは、前記第2の停止期間からの復帰時に、それぞれの前記開始アドレス保持回路に保持された開始アドレスを取り込んで実行を再開するよう構成されている、
    請求項1〜4のいずれか1項に記載のプロセッサシステム。
  6. 前記制御ユニットは、前記動作モードの切り替えを行う場合に、前記第1及び第2のプロセッサに対して停止要求を送信するよう構成され、
    前記第1及び第2のプロセッサは、前記停止要求に応じて命令ストリームの実行を停止するとともに、停止完了応答を前記制御ユニットに送信するよう構成され、
    前記制御ユニットは、前記第1及び第2のプロセッサからの前記停止完了応答の受信を条件として、前記第1及び第2のプロセッサへのクロック供給を停止する、請求項1〜5のいずれか1項に記載のプロセッサシステム。
  7. 前記第1及び第2のプロセッサによる前記停止要求に応じた処理は、
    新規の命令取得を停止すること、
    プロセッサ内に残存する全命令を処理すること、及び
    プロセッサ内に残存する全命令の処理が完了したことに応じて前記停止完了応答を送信すること、
    を含む、請求項6に記載のプロセッサシステム。
  8. 前記第1及び第2の記憶回路の各々は、プログラムカウンタ、PSW(Program Status Word)レジスタ、及びパイプラインレジスタのうち少なくとも1つを含む、請求項1〜7のいずれか1項に記載のプロセッサシステム。
  9. 第1及び第2のプロセッサを有し、前記第1及び第2のプロセッサが同一の命令ストリームを実行するロックステップモードと異なる命令ストリームを実行するフリーステップモードとの間で動作モード切り替え可能に構成されたプロセッサシステムであって、
    前記第1のプロセッサ内の第1の記憶回路と前記第2のプロセッサ内の第2の記憶回路の間に配置され、前記フリーステップモードから前記ロックステップモードへの切り替えのために設けられた前記第1及び第2のプロセッサによる命令ストリーム実行の停止期間内に前記第1及び第2の記憶回路の間を選択的に結合するハードウェア回路を備える、プロセッサシステム。
  10. 前記ハードウェア回路は、前記第1の記憶回路に含まれる複数の記憶素子の一部分と前記第2の記憶回路に含まれる複数の記憶素子の一部分とを接続するよう構成されており、
    前記第1の記憶回路に含まれる複数の記憶素子の他の部分のうち少なくとも一部と、前記第2の記憶回路に含まれる複数の記憶素子の他の部分のうち少なくとも一部は、前記停止期間内に予め定められた固定値によって更新される、請求項9に記載のプロセッサシステム。
  11. 前記第1及び第2のプロセッサの各々は、前記固定値を生成する固定値生成回路をさらに備える、請求項10に記載のプロセッサシステム。
  12. 第1及び第2のプロセッサを有するプロセッサシステムの動作モード切り替え方法であって、
    前記プロセッサシステムは、前記第1及び第2のプロセッサが同一の命令ストリームを実行するロックステップモードと異なる命令ストリームを実行するフリーステップモードとの間で動作モード切り替え可能に構成され
    前記第1のプロセッサは、第1の組み合わせ回路及び前記第1の組み合わせ回路の出力値の一時記憶と前記第1の組み合わせ回路への入力値の供給を行う第1の記憶回路を有し、
    前記第2のプロセッサは、第2の組み合わせ回路及び前記第2の組み合わせ回路の出力値の一時記憶と前記第2の組み合わせ回路への入力値の供給を行う第2の記憶回路を有し、
    前記方法は、
    前記第1の記憶回路と前記第2の記憶回路の間に配置された選択回路を制御することによって、前記フリーステップモードから前記ロックステップモードへの切り替えのために設けられた前記第1及び第2のプロセッサによる命令ストリーム実行の第1の停止期間内に、前記第1の記憶回路の記憶状態を前記第2の記憶回路に転送すること、
    を含む、
    動作モード切り替え方法。
  13. 前記第1及び第2のプロセッサの各々は、前記フリーステップモードを開始する際の開始アドレスを保持可能な開始アドレス保持回路をさらに備え、
    前記方法は、
    前記ロックステップモードから前記フリーステップモードへの切り替えのために設けられた前記第1及び第2のプロセッサによる命令ストリーム実行の第2の停止期間内に、前記第1及び第2のプロセッサのそれぞれの前記開始アドレス保持回路に対して異なる開始アドレスを供給すること、及び
    前記第2の停止期間からの復帰時に、前記第1及び第2のプロセッサがそれぞれの前記開始アドレス保持回路に保持された開始アドレスを取り込んで実行を再開すること、
    をさらに含む、
    請求項12に記載の動作モード切り替え方法。
  14. 前記動作モードの切り替えを行う場合に、前記第1及び第2のプロセッサに対して停止要求を送信すること、
    前記停止要求に応じて前記第1及び第2のプロセッサが命令ストリームの実行を停止するとともに、停止完了応答を前記制御ユニットに送信すること、及び
    前記第1及び第2のプロセッサからの前記停止完了応答の受信を条件として、前記第1及び第2のプロセッサへのクロック供給を停止すること、
    をさらに含む請求項12又は13に記載の動作モード切り替え方法。
  15. 前記第1及び第2のプロセッサによる前記停止要求に応じた処理は、
    新規の命令取得を停止すること、
    プロセッサ内に残存する全命令を処理すること、及び
    プロセッサ内に残存する全命令の処理が完了したことに応じて前記停止完了応答を送信すること、
    を含む、請求項14に記載の動作モード切り替え方法。
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