JP2010185784A - 基板検査装置及びその位置合せ方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 基板の電気検査PASS位置の変化に追随する基板検査装置の提供。
【解決手段】 基板位置決めマーク201,202を有する基板2の配線パターン21を検査するための位置合せ機能を有する基板検査装置1であって、
プローブ34と、プローブ保持板35に設けられた治具位置決めマーク311,312を備えて基板検査装置1に搭載される検査治具3と、検査治具3を移動させるための検査治具移動部162、プレス機構166と、基板2を保持する基板保持部33と、基板位置決めマーク201,202と治具位置決めマーク311,312とをプレス状態においてカメラ15で認識し、基板2と検査治具3とを位置合せする制御部11を備え、該制御部11は、上記の光学的位置合せ位置と電気検査に適合する位置との差を統計計算し、該差に基づいて位置合せして検査することを特徴とする。
【選択図】 図1
【解決手段】 基板位置決めマーク201,202を有する基板2の配線パターン21を検査するための位置合せ機能を有する基板検査装置1であって、
プローブ34と、プローブ保持板35に設けられた治具位置決めマーク311,312を備えて基板検査装置1に搭載される検査治具3と、検査治具3を移動させるための検査治具移動部162、プレス機構166と、基板2を保持する基板保持部33と、基板位置決めマーク201,202と治具位置決めマーク311,312とをプレス状態においてカメラ15で認識し、基板2と検査治具3とを位置合せする制御部11を備え、該制御部11は、上記の光学的位置合せ位置と電気検査に適合する位置との差を統計計算し、該差に基づいて位置合せして検査することを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、プリント配線基板に形成された配線パターンに接触子を接触させて当該配線パターンを検査する位置合せ機能を有する基板検査装置に関する。
なお、ここにおいてはICやコンデンサー、抵抗を既に実装された実装基板を回路基板とし、ICやコンデンサー、抵抗等が未だ実装されていない状態の裸基板をプリント配線基板とする。
そして、本発明は、プリント配線基板に限らず、例えば、フレキシブル基板、多層配線基板、液晶ディスプレイやプラズマディスプレイ用の電極板、及び半導体パッケージ用のパッケージ基板やフィルムキャリアなど種々の基板や半導体ウエハなどに形成される電気的配線の検査に適用できる。この明細書では、それら種々の配線基板を総称して「基板」と称する。
そして、本発明は、プリント配線基板に限らず、例えば、フレキシブル基板、多層配線基板、液晶ディスプレイやプラズマディスプレイ用の電極板、及び半導体パッケージ用のパッケージ基板やフィルムキャリアなど種々の基板や半導体ウエハなどに形成される電気的配線の検査に適用できる。この明細書では、それら種々の配線基板を総称して「基板」と称する。
特許文献1は、基板の検査対象の配線パターンの検査点に検査治具の接触子の先端を当接させた状態で、基板上の基準マークと検査治具の基準孔とをカメラで読み込んでそれらの位置のずれを検出し、当接を解除してその位置ずれを補正し再当接して検査する構成を開示する。
特許文献2は、基板の表面と検査部の接触子が植設されている面との間に一対のカメラを挿入し、その一対のカメラによって、基板の表面上の位置決めマークと検査部のその面上の位置決めマークとを同時に観察して、それらが光学的同軸上にない場合には位置ずれがあるとして、検査治具を移動して位置ずれを補正する構成を開示する。
特許文献3は、主カメラで、テーブル位置決めマークを読み取って座標の基準を定め、さらに、基板位置決めマークを読み取ることで基板の位置を認識し、さらに、搬送テーブルに保持された補助カメラによって治具位置決めマークを読み取って検査治具の位置を認識する構成を開示する。それによると、主カメラと補助カメラとの位置関係が基板検査装置の固有定数ということを利用して、基板と検査治具との位置関係を計算して位置ずれを算出し、それを補正して一致させることにより、基板上の検査点と検査治具の接触子との位置の整合を図っている。そして、上記の特許文献1で述べた当接させた状態で、位置ずれを検出し補正する機能も開示している。
上記の特許文献による位置合せ方式では、共通して、基板の位置決めマークと検査治具の位置決めマークとを使用し、基板検査装置の本体のカメラが各々のマークを読み、基板と検査治具との相対的位置関係を認識することにより位置ずれを補正している。
上記の特許文献による位置合せ方式では、共通して、基板の位置決めマークと検査治具の位置決めマークとを使用し、基板検査装置の本体のカメラが各々のマークを読み、基板と検査治具との相対的位置関係を認識することにより位置ずれを補正している。
この方式では、検査治具に位置決めマークを持たずに基板の位置決めマークのみを読み込んで位置合せをする方式よりも、検査治具の位置が認識できるので簡単で正確に光学位置合わせをすることができる。
しかしながら、特許文献1乃至3の位置合せの方式では、位置合わせをした位置から少しシフトした位置に電気検査に適合するPASSが出易い基板の検査点と検査治具の接触子とが整合する位置が存在することがある。その為に、光学位置合わせをした位置の周辺を探査してそのような電気検査の適合位置を確認し、その適合位置が光学位置合わせの位置と相違している場合には、適合位置が位置合せの目標位置になるように、基板検査装置の検査データを修正して対処する必要があった。
この光学位置合せの光学位置と電気検査に適合する適合位置の差は僅かであるが検査治具の個々に拠って異なり、同じ基板の製品名であっても複数の検査治具で異なることがあり、PASSが出ない場合もあり、適合位置の探査をして修正していた。
そのため、複数の基板検査装置と複数の検査治具とを用いる場合には、それらの組み合わせを変更するたびに適合位置とのずれを修正する必要があるため、検査基板の製品名の変更の際のセットアップ時間が長くなっていた。
上記の観点から、各々の検査治具の誤差の修正値を記憶し読み出すこが、好ましい。
そのため、複数の基板検査装置と複数の検査治具とを用いる場合には、それらの組み合わせを変更するたびに適合位置とのずれを修正する必要があるため、検査基板の製品名の変更の際のセットアップ時間が長くなっていた。
上記の観点から、各々の検査治具の誤差の修正値を記憶し読み出すこが、好ましい。
そしてまた、その適合位置は基板の製造ロット等に拠り、僅かであるが異なることがある。これは前工程の複数の基板製造装置の各々の特性の差と条件を引き継いだものと考えられる。
本発明は、電気検査のプレス時の基板と検査治具との相対位置を認識する基板検査装置において、良否判定結果に元図いて相対位置を統計処理して、検査の適合位置に利用するものである。
本発明は、電気検査のプレス時の基板と検査治具との相対位置を認識する基板検査装置において、良否判定結果に元図いて相対位置を統計処理して、検査の適合位置に利用するものである。
請求項1の発明は、基板位置決めマークを有する基板の配線パターン上の複数の検査点にプローブを接触させて該配線パターンを検査するための位置合せ機能を有する基板検査装置であって、前記プローブを保持するためのプローブ保持板と、該プローブ保持板に設けられた治具位置決めマークを備えて基板検査装置に搭載される検査治具と、該基板検査装置は、検査治具を移動させるための検査治具移動部、プレス機構と、基板を保持する基板保持部と、基板位置決めマークと治具位置決めマークとをプレス状態においてカメラで認識し、基板と検査治具とを位置合せする制御部を備え、該制御部は、上記の光学的位置合せ位置と電気検査に適合する位置との差を統計計算し、該差に基づいて位置合せして検査することを特徴とする。
請求項2項の発明は、請求項1の基板検査装置において、統計計算は直近の良品判定の位置データを使用することを特徴とする。
請求項3項の発明は、請求項1の基板検査装置において、カメラは検査治具に装着されたことを特徴とする。
請求項4項の発明は、請求項1の基板検査装置において、基板保持部は下側検査治具のプローブ保持板に装着された複数の基板保持ピンからなることを特徴とする。
請求項3項の発明は、請求項1の基板検査装置において、カメラは検査治具に装着されたことを特徴とする。
請求項4項の発明は、請求項1の基板検査装置において、基板保持部は下側検査治具のプローブ保持板に装着された複数の基板保持ピンからなることを特徴とする。
請求項5項の発明は、基板位置決めマークを有する基板の配線パターン上の複数の検査点にプローブを接触させて該配線パターンを検査する基板検査装置のための位置合せ方法であって、プローブを保持するためのプローブ保持板と、該プローブ保持板に設けられた治具位置決めマークを備えて基板検査装置に搭載される検査治具と、検査治具を移動させるための検査治具移動部、プレス機構と、基板を保持する基板保持部と、基板位置決めマークと治具位置決めマークとをプレス状態においてカメラで認識し、基板と検査治具とを位置合せする制御部を備え、該制御部は、上記の光学的位置合せ位置と電気検査に適合する位置との差を統計計算し、該差に基づいて位置合せして検査することを特徴とする基板検査装置の位置合せ方法である。
請求項6の発明は、請求項5の基板検査装置の位置合せ方法において、統計計算は直近の良品判定の位置データを使用することを特徴とする。
これらの発明を提供することによって、上記課題を悉く解決する。
これらの発明を提供することによって、上記課題を悉く解決する。
請求項1、2、5および6の発明によれば、基板の製造ロット等に拠り、電気検査時にPASSの出易い適合位置が変化しても追随ができる。そして複数の基板からデータをサンプリングするので最新の適合位置ので、PASSの確率が高く、良否の判定の信頼性が上がり、生産性を向上させる。
また、適合位置を探査する場合、直近のPASS位置の記録と統計計算を自動的に行なうので、適合位置に収束させることが容易でかつ正確にできる。そしてセットアップ時間の短縮にもなる。
また、適合位置を探査する場合、直近のPASS位置の記録と統計計算を自動的に行なうので、適合位置に収束させることが容易でかつ正確にできる。そしてセットアップ時間の短縮にもなる。
請求項3の発明によれば、カメラが検査治具に装着されるので、位置合せのために検査治具が移動しても、カメラも一緒に移動するので視野は移動せず、基板位置決めマークが移動して認識ができる。そしてプレス状態の実検査時の基板と検査治具との相対的位置をサンプリングできるので、位置補正が正確である。
請求項4の発明によれば、下側検査治具のプローブ保持板に基板保持ピンを植設して基板の基準ホールに先端を挿入して係止するので、基板の下側面は簡単な構造で機械的に位置あわせができる。そして、上側面の上側検査治具は前回検査の位置合せ完了の位置にあり、1回目のプレス時にPASSを出すことも期待できる。これは、検査時間の短縮に寄与する。
請求項4の発明によれば、下側検査治具のプローブ保持板に基板保持ピンを植設して基板の基準ホールに先端を挿入して係止するので、基板の下側面は簡単な構造で機械的に位置あわせができる。そして、上側面の上側検査治具は前回検査の位置合せ完了の位置にあり、1回目のプレス時にPASSを出すことも期待できる。これは、検査時間の短縮に寄与する。
上記の様に光学的位置合せの位置と電気検査の適合位置との差が基板の製造上の特性で変化しても適合位置を統計的処理に拠り求めることで検査の信頼性を向上させることができる。
以下に、添付図面に基づいて、本発明の望ましい実施形態に係る基板検査装置について説明を行う。
なお、各添付図において、各部材の厚さ、長さ、形状、部材同士の間隔等は、理解の容易のために、拡大・縮小・変形・簡略化等を行っている。
以下に、添付図面に基づいて、本発明の望ましい実施形態に係る基板検査装置について説明を行う。
なお、各添付図において、各部材の厚さ、長さ、形状、部材同士の間隔等は、理解の容易のために、拡大・縮小・変形・簡略化等を行っている。
[基板検査装置の概略の構成]
図1は、本発明の一実施例に係る基板検査装置1の概略構成を示す正面図である。その図には、基板2を保持し下側面に当接する下側検査治具32、基板2の上側面に当接する上側検査治具31、その各々の検査治具3を保持する検査治具保持部163、該く検査治具保持部163を駆動するプレス機構166とXYθ移動部162に機械本体161から機構部16は構成されている。
図1は、本発明の一実施例に係る基板検査装置1の概略構成を示す正面図である。その図には、基板2を保持し下側面に当接する下側検査治具32、基板2の上側面に当接する上側検査治具31、その各々の検査治具3を保持する検査治具保持部163、該く検査治具保持部163を駆動するプレス機構166とXYθ移動部162に機械本体161から機構部16は構成されている。
下側検査治具32は、治具ベース板37に複数の支柱36を立ててその上にプローブ保持板35を連結する。プローブ保持板35には、基板2の配線パターン21を検査する為の検査点22に接触接続する複数のプローブ34が対応する位置に植設されて、電気検査部13と接続している。
そして、4本以上の基板保持ピン331が基板2の基準ホール23に対応する位置に植設されて、基板保持ピン331の先端が基板2の基準ホール23に係合して基板2を保持して基板保持部33を構成している。この基板保持ピン331は図の上から押されると下側基板検査治具32の内部方向に収納される構造になっている。下側面は製作時に機械的位置合せがなされていることになる。
そして、4本以上の基板保持ピン331が基板2の基準ホール23に対応する位置に植設されて、基板保持ピン331の先端が基板2の基準ホール23に係合して基板2を保持して基板保持部33を構成している。この基板保持ピン331は図の上から押されると下側基板検査治具32の内部方向に収納される構造になっている。下側面は製作時に機械的位置合せがなされていることになる。
上側検査治具31は、治具ベース板37に複数の支柱36を立ててその先にプローブ保持板35を連結する。プローブ保持板35には下側検査治具32と同様に複数のプローブ34と2ヶ所の基板位置決めマーク201,202に対応する位置に治具位置決めマーク301,302が植設されている。
この治具位置決めマーク301,302はリング状の形状をした金属で、基板位置決めマーク201,202と同じ仕上げの表面処理がされていることがカメラ15で位置認識する為に好ましい。
上側検査治具31には、カメラ15を着脱自在に装着するカメラレール313が治具ベース板37に固定されて、基板位置決めマーク201,202と治具位置決めマーク301,302を同軸に撮影することができる。そして上側検査治具31がXYθ移動部162に拠って移動しても治具位置決めマーク301,302は動かずに、基板位置決めマーク201,202が相対的に移動して見える。
検査治具3を検査治具保持部163に搭載した時の、機械的位置を定める位置決めピン164が検査治具保持部163と治具ベース板37の定位置にある位置決め穴を同軸に貫通している。そして検査治具保持部163には図示してないが治具ベース板37を保持する機構を有して検査治具3を固定している。
この治具位置決めマーク301,302はリング状の形状をした金属で、基板位置決めマーク201,202と同じ仕上げの表面処理がされていることがカメラ15で位置認識する為に好ましい。
上側検査治具31には、カメラ15を着脱自在に装着するカメラレール313が治具ベース板37に固定されて、基板位置決めマーク201,202と治具位置決めマーク301,302を同軸に撮影することができる。そして上側検査治具31がXYθ移動部162に拠って移動しても治具位置決めマーク301,302は動かずに、基板位置決めマーク201,202が相対的に移動して見える。
検査治具3を検査治具保持部163に搭載した時の、機械的位置を定める位置決めピン164が検査治具保持部163と治具ベース板37の定位置にある位置決め穴を同軸に貫通している。そして検査治具保持部163には図示してないが治具ベース板37を保持する機構を有して検査治具3を固定している。
図の基板2の配線パターン21には、上側に2点の検査点22と下側に1点の検査点22がある。基板位置決めマーク201,202(パターン)と基準ホール23(機械加工穴)との間には誤差があるので、検査点22が小さくなると各基板2毎に位置合せが必要になる。
図5の基板検査装置のブロック図において、装置の制御について説明をする。
一実施例の装置は制御部11を中心に電気検査部13は検査治具31,32を通して基板2の検査点22に接触導通して基板2の導通と絶縁検査を行なう。
機構部16は機械本体部161、XYθ移動部162、プレス機構166、検査治具保持部163等から成っている。カメラ15は画像処理部14に接続されてX,Yデータに変換されて制御部11に認識される。
操作パネル12は、作業者と基板検査装置1との対話の手段として機能する。
一実施例の装置は制御部11を中心に電気検査部13は検査治具31,32を通して基板2の検査点22に接触導通して基板2の導通と絶縁検査を行なう。
機構部16は機械本体部161、XYθ移動部162、プレス機構166、検査治具保持部163等から成っている。カメラ15は画像処理部14に接続されてX,Yデータに変換されて制御部11に認識される。
操作パネル12は、作業者と基板検査装置1との対話の手段として機能する。
図2において、基板検査装置1の検査の基本動作を説明する。
始めにステップ51で基板2を下側検査治32の基板保持ピン331の上、基板保持部33にセットする。次にステップ52では、操作パネル12からプレスを開始する。
ステップ53では、プレス動作が完了して基板2と検査治具3が当接状態になると、電気検査部13は導通と絶縁検査して良否判定する。そして同時にステップ531でカメラ15は基板位置決めマーク201,202と治具位置決めマーク301,302を撮影して画像を読み込む。
検査が完了したら、ステップ54でプレスを解除する。そして同時にステップ541で読み込んだ画像を処理し、PASS位置を統計処理する。
ステップ55において、良品判定であれば判定を確定し基板1をステップ57で排出する。
始めにステップ51で基板2を下側検査治32の基板保持ピン331の上、基板保持部33にセットする。次にステップ52では、操作パネル12からプレスを開始する。
ステップ53では、プレス動作が完了して基板2と検査治具3が当接状態になると、電気検査部13は導通と絶縁検査して良否判定する。そして同時にステップ531でカメラ15は基板位置決めマーク201,202と治具位置決めマーク301,302を撮影して画像を読み込む。
検査が完了したら、ステップ54でプレスを解除する。そして同時にステップ541で読み込んだ画像を処理し、PASS位置を統計処理する。
ステップ55において、良品判定であれば判定を確定し基板1をステップ57で排出する。
不良判定した場合、基板2は良品であるが位置合せが悪く不良判定になることがあるので、次はステップ56の位置補正をして電気検査の適合位置に位置合せを行なった後に再検査する為に、上記のステップ52のプレス駆動に戻る。このステップ56の位置補正の動作時間は短時間でステップ54のプレス解除駆動とステップ52のプレス駆動の動作内に完了して検査時間には影響がない。
そして、ステップ53で再度導通と絶縁検査し、良否を判定する。この判定結果が不良であっても位置合せがされているので、基板2が不良であるとステップ55において判定しステップ57の基板を搬出する。以上が本発明の位置合せの動作の流れである。
そして、ステップ53で再度導通と絶縁検査し、良否を判定する。この判定結果が不良であっても位置合せがされているので、基板2が不良であるとステップ55において判定しステップ57の基板を搬出する。以上が本発明の位置合せの動作の流れである。
この検査の基本動作はフェイル・リトライ(不良時の再検査)と呼ばれて、不良判定時に位置合せをして再プレスして良否を再確認する流れになって、1回目の検査でPASSであれば位置合せも行なわないので判定の時間が早い。そして、PASS位置を統計処理しているので、良否判定の信頼性も高い特色がある。
本発明の従来からの改良点は、ステップ541のPASS位置の統計処理を追加して、PASS時の位置データを利用して統計的に適合位置に活用している。
本発明の従来からの改良点は、ステップ541のPASS位置の統計処理を追加して、PASS時の位置データを利用して統計的に適合位置に活用している。
図3において、検査(当接)時のカメラ画像について説明を行なう。
図3Aは、ステップ52の1回目のプレス駆動が完了し、ステップ53の導通と絶縁検査時のカメラ15の画像でカメラ15は2台が上側検査治具31に装着されて、プローブ保持板35の治具位置決めマーク301,302と基板2の基板位置決めマーク201,202を同時に撮像している。
図の外枠がカメラ15のCCDの撮像範囲である。図の右側の治具位置決めマーク302はプローブ保持板35の穴に圧入固定されている。リングの内側の中心と基板位置決めマーク202と同軸になるように加工と組立されているが、各々のマークの中心のずれが位置ずれとしてX,Y軸方向の成分として△X2=(202x−302x)と△Y2=(202y−302y)に算出する事ができる。そして、図の左側は同様に△X1=(201x−301x)と△Y1=(201y−301y)に算出する事ができる。
図3Aは、ステップ52の1回目のプレス駆動が完了し、ステップ53の導通と絶縁検査時のカメラ15の画像でカメラ15は2台が上側検査治具31に装着されて、プローブ保持板35の治具位置決めマーク301,302と基板2の基板位置決めマーク201,202を同時に撮像している。
図の外枠がカメラ15のCCDの撮像範囲である。図の右側の治具位置決めマーク302はプローブ保持板35の穴に圧入固定されている。リングの内側の中心と基板位置決めマーク202と同軸になるように加工と組立されているが、各々のマークの中心のずれが位置ずれとしてX,Y軸方向の成分として△X2=(202x−302x)と△Y2=(202y−302y)に算出する事ができる。そして、図の左側は同様に△X1=(201x−301x)と△Y1=(201y−301y)に算出する事ができる。
図3Bは、基板位置決めマーク201,202の中心に治具位置決めマーク301,302を整合するように位置合せをした2回目のプレスした場合のカメラ15の画像である。各マークの中心が一致している。この位置が設計上の光学位置合せの位置(光学位置)であるが、この周辺に電気検査の適合するPASSが出易い適合位置があることがあるので、周辺を探査して適合位置を確定したのが図3Cである。
治具位置決めマーク301,302中心からの修正量としてAj1(AjX1,AjY1),Aj2(AjX2,AjY2)を適合位置としている。
治具位置決めマーク301,302中心からの修正量としてAj1(AjX1,AjY1),Aj2(AjX2,AjY2)を適合位置としている。
この光学位置からのずれの主な要因は上検査治具31の治具位置決めマーク301,302とプローブ34との製作時の誤差で上側検査治具31の個々の固有の修正量として光学位置に加算することが好ましい。そして記憶手段に書込みと読出しをすることで利用することができる。
図4はPASSの適合位置が基板2の製造ロット等によって変わることがある様子をX軸成分について示している。PASSの中心がAjXmaxからAjXminまで移動している。この様な場合、現在検査している基板2の特性に合わせて位置合せの適合位置の目標を固定せず変更して追跡させた方が、効率が良い。
本発明は、基板2と検査治具31の位置読込みと検査判定とが同じステップ53の状態で行なわれることを利用して、PASS判定時の位置を複数記憶して統計処理して適合位置を再算出する。そしてその再算出の位置を目標にする。
本発明は、基板2と検査治具31の位置読込みと検査判定とが同じステップ53の状態で行なわれることを利用して、PASS判定時の位置を複数記憶して統計処理して適合位置を再算出する。そしてその再算出の位置を目標にする。
具体的な実施例としては、サンプル数n=10として検査中の基板2の直近の10個の良品の位置に適合位置を修正していく。この機能が有効な時に、基板2の特性が図4のAjXmaxからAjXminに変わっても自動的に適合位置を変えて追跡することができる。
図6の従来の検査の基本動作を示すフローチャートも、基本的な機械動作は同じで、ステップ66の位置補正で修正量を固定値として入れも良い。しかし以降も変わらずにPASSの中心かは定期的に作業者が周辺を走査して確認して処置する必要があり、作業の負担になる。
その他の実施例として、上記した光学位置の周辺を走査して適合位置を探査する時に、PASS位置の記憶と統計処理を自動的行なうので、適合位置に収束させることが容易でかつ正確にできる。そして、セットアップ時間も早くなる。
適合位置の統計処理について、具体的に説明すると、光学位置合せは2個のカメラ15で基板2と上側検査治具31との2箇所の位置ずれ(△X1,△Y1)と(△X2,△Y2)図3(a)から平面の位置ずれ(△X,△Y,△θ)に変換する。これで補正量が算出されるので、上側検査治具31を制御部11からXYθ移動部162を駆動して補正すると、各々の平面を一致(X0,Y0,θ0)図3Bにさすことができる。
次に、PASSが出易い電気検査の適合位置が周辺ある場合があるので、周辺を走査して適合位置を探査して、光学位置でない位置に適正位置があれば、修正値(AjX,AdY,Adθ)図3(c)を設定し目標値とする。
次に、PASSが出易い電気検査の適合位置が周辺ある場合があるので、周辺を走査して適合位置を探査して、光学位置でない位置に適正位置があれば、修正値(AjX,AdY,Adθ)図3(c)を設定し目標値とする。
そして、基板2の製造ロット等で修正値(AjX,AdY,Adθ)が変わることがあっても、本発明は修正値(AjX,AdY,Adθ)を固定値から直近のn回のPASSの平均値とするので、直近の基板2の特性に合わせて自動的に修正値(AjX,AdY,Adθ)は書き換えられる。
[他の実施形態]
[他の実施形態]
上記の図1の説明において、上側のみの片面位置合せの説明をしたが、XYθ移動部162、カメラ15、治具位置決めマークを下側にも配置して、基板保持部33を移動することで両面位置合せも可能である。
また、機構部16の検査治具3の移動部を下からプレス機構166、XYθ移動部162しているが各機能の機械構成の順序を設計の都合で変えても良い。
また、治具位置決めマーク301,302をプローブ保持板35に植設したが、プローブ34と位置関係が固定していれば、検査治具3内に別途設けても良い。
また、治具位置決めマーク301,302として金属リングが好ましいが、カメラ15で位置が認識できるものであれば、プローブ保持板35の穴などでも良い。
また、機構部16の検査治具3の移動部を下からプレス機構166、XYθ移動部162しているが各機能の機械構成の順序を設計の都合で変えても良い。
また、治具位置決めマーク301,302をプローブ保持板35に植設したが、プローブ34と位置関係が固定していれば、検査治具3内に別途設けても良い。
また、治具位置決めマーク301,302として金属リングが好ましいが、カメラ15で位置が認識できるものであれば、プローブ保持板35の穴などでも良い。
上記のステップ541のPASS位置の統計処理の機能を有効と無効の選択機能を付けても良い。従来の機能で十分な場合もある。
本発明の機能は従来の装置でも上記の図1の構成であれば、制御プログラム等の制御方法を改造することで改良することが出来る。
本発明の機能は従来の装置でも上記の図1の構成であれば、制御プログラム等の制御方法を改造することで改良することが出来る。
以上、本発明に係る基板検査装置1のいくつかの実施形態について説明したが、本発明はそれらの実施形態に拘束されるものではなく、当業者が容易になしえる追加、削除、改変等は、本発明に含まれるものであり、また、本発明の技術的範囲は、添付の特許請求の範囲の記載によって定められることを承知されたい。
1・・・・基板検査装置
11・・・制御部
13・・・電気検査部
15・・・カメラ
162・・XYθ移動部
163・・検査治具保持部
166・・プレス機構
2・・・・基板
201,202・・基板位置決めマーク
21・・・配線パターン
22・・・検査点
23・・・基準ホール
3・・・・検査治具
301,302・・治具位置決めマーク
31・・・上側検査治具
32・・・下側検査治具
33・・・基板保持部
331・・基板保持ピン
34・・・プローブ
35・・・プローブ保持板
11・・・制御部
13・・・電気検査部
15・・・カメラ
162・・XYθ移動部
163・・検査治具保持部
166・・プレス機構
2・・・・基板
201,202・・基板位置決めマーク
21・・・配線パターン
22・・・検査点
23・・・基準ホール
3・・・・検査治具
301,302・・治具位置決めマーク
31・・・上側検査治具
32・・・下側検査治具
33・・・基板保持部
331・・基板保持ピン
34・・・プローブ
35・・・プローブ保持板
Claims (6)
- 基板位置決めマークを有する基板の配線パターン上の複数の検査点にプローブを接触させて該配線パターンを検査するための位置合せ機能を有する基板検査装置であって、
前記プローブを保持するためのプローブ保持板と、該プローブ保持板に設けられた治具位置決めマークを備えて前記基板検査装置に搭載される検査治具と、
該基板検査装置は、前記検査治具を移動させるための検査治具移動部、プレス機構と、
前記基板を保持する基板保持部と、
前記基板位置決めマークと前記治具位置決めマークとをプレス状態においてカメラで認識し、前記基板と前記検査治具とを位置合せする制御部を備え、
該制御部は、上記の光学的位置合せ位置と電気検査に適合する位置との差を統計計算し、該差に基づいて位置合せして検査することを特徴とする基板検査装置。 - 請求項1の基板検査装置において、前記統計計算は直近の良品判定の位置データを使用することを特徴とする基板検査装置。
- 請求項1の基板検査装置において、前記カメラは前期検査治具に装着されたことを特徴とする基板検査装置。
- 請求項1の基板検査装置において、前記基板保持部は下側検査治具のプローブ保持板に装着された複数の基板保持ピンからなることを特徴とする基板検査装置。
- 基板位置決めマークを有する基板の配線パターン上の複数の検査点にプローブを接触させて該配線パターンを検査する基板検査装置のための位置合せ方法であって、
前記プローブを保持するためのプローブ保持板と、該プローブ保持板に設けられた治具位置決めマークを備えて前記基板検査装置に搭載される検査治具と、前記検査治具を移動させるための検査治具移動部、プレス機構と、前記基板を保持する基板保持部と、前記基板位置決めマークと前記治具位置決めマークとをプレス状態においてカメラで認識し、前記基板と前記検査治具とを位置合せする制御部を備えてなり、
該制御部は、上記の光学的位置合せ位置と電気検査に適合する位置との差を統計計算し、該差に基づいて位置合せして検査することを特徴とする基板検査装置の位置合せ方法。 - 請求項5の基板検査装置の位置合せ方法において、前記統計計算は直近の良品判定の位置データを使用することを特徴とする基板検査装置の位置合せ方法。
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JP2014027164A (ja) * | 2012-07-27 | 2014-02-06 | Kyocer Slc Technologies Corp | 配線基板 |
JP2019028077A (ja) * | 2017-08-02 | 2019-02-21 | 秀雄 西川 | 基板検査装置、その位置合せ、及び基板検査方法 |
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2009
- 2009-02-12 JP JP2009030188A patent/JP2010185784A/ja active Pending
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