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JP2010173607A - 車両制御システム - Google Patents

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JP2010173607A
JP2010173607A JP2009021583A JP2009021583A JP2010173607A JP 2010173607 A JP2010173607 A JP 2010173607A JP 2009021583 A JP2009021583 A JP 2009021583A JP 2009021583 A JP2009021583 A JP 2009021583A JP 2010173607 A JP2010173607 A JP 2010173607A
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Hiroshi Urabe
洋 浦部
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Suzuki Motor Corp
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Abstract

【課題】本発明は、シフト操作だけの簡便な発進操作および/またはエンジン停止操作だけの簡便な停車操作を行うことを目的とする。
【解決手段】このため、レンジ切換操作手段とレンジ切換手段とレンジ切換制御手段とエンジン始動制御手段とエンジン作動検出手段と車速検出手段と制動装置の制動検出手段とを備え、変速機が駐車レンジで、エンジン停止時、停車時、制動検出手段の制動時に、走行レンジへのレンジ切換操作に応じてエンジンを始動し、エンジン始動後にレンジ切換制御手段は変速機を走行レンジへ切り換える。また、レンジ切換操作手段とレンジ切換手段とレンジ切換制御手段とエンジン作動検出手段と車速検出手段とを備え、駐車レンジで、エンジン作動中、停車時の場合に、エンジン停止用スイッチのオンで、エンジン停止後に変速機を駐車レンジへ切り換え、エンジンが停止しない場合には運転者へ警告する。
【選択図】図1

Description

この発明は車両制御システムに係り、特にシフトバイワイヤ機能とキーレスプッシュスタート機能とが搭載された車両において、利便性向上や燃費向上のために使用する車両制御システムに関するものである。
従来、変速機制御装置では、駐車レンジ(「Pレンジ」ともいう。)や中立レンジ(「Nレンジ」ともいう。)、前進走行レンジ(「Dレンジ」ともいう。)及び後進走行レンジ(「Rレンジ」ともいう。)の各切換レンジを備えたシフト操作装置におけるシフトレバーのシフト操作に基づいてシフトバイワイヤ制御部がレンジ切換用アクチュエータを制御する。
このような変速機制御装置を備えた車両において、停止状態から車両を走行させるときには、変速機の接続状態を駐車レンジ(「Pレンジ」ともいう。)または中立レンジとした状態でエンジンを始動させた後、運転者がシフトレバーを手動でシフト操作して変速機の接続状態を走行レンジに切り換える。
すると、オートマチックトランスミッションのギヤトレーンが接続されて車両が走行する状態となる。
そして、この走行状態においては、自動変速制御部が車速及びスロットル開度に基づいてギヤトレーンの組み合わせを自動で切り換える。
また、走行後に車両を駐車するときには、運転者がシフトレバーを操作して変速機の接続状態を前進走行レンジまたは後進走行レンジから駐車レンジに切り換える。
すると、変速機の出力軸がロックされ、車両が自走しない状態となる。
特開2007−170546号公報
ところで、従来、エンジン停止状態から車両を発進させるには、エンジンを始動して、変速機を前進走行レンジまたは後進走行レンジに切り換えるという操作が必要であった。
また、車両を駐車するには、エンジンOFFして変速機を駐車レンジに切り換える操作が必要であった。
また、停車時にエンジンを一時的に停止するアイドルストップが広まってきている。
しかし、アイドルストップ用の専用装置を付加することはコストアップになるという不都合がある。
アイドルストップ用の特別な装置を付加せずに、つまり運転者が手順に沿ってアイドルストップを行う場合には、シフトレバーを走行レンジから中立レンジまたは駐車レンジへ切り換える操作をした後に、イグニッションスイッチをOFFする。
再び走行する時には、ブレーキペダルを踏みながらイグニッションスイッチをONしてエンジンを再始動し、次にシフトレバーを中立レンジまたは駐車レンジから走行レンジへ切り換える操作をした後、アクセルペダルを踏んで発進する。
アイドルストップを行うたびにこのような操作を行う必要があり、運転手にとつては煩わしいものであったという不都合がある。
上述の特許文献1に開示される特開2007−170546号により、イグニッションスイッチがOFFになったと判定したら、自動的にPレンジへ切り換えることは公知である。
しかし、エンジンをOFFしたかどうかは不確実である。
また、アイドルストップに関しては記述されていない。
この発明の目的は、シフト操作だけでエンジン始動から変速機の走行レンジへの切換までを行うという簡便な発進操作および/またはエンジン停止操作だけでエンジン停止から変速機の駐車レンジへの切換までを行うという簡便な停車操作を行う車両制御システムを実現することにある。
そこで、この発明は、上述不都合を除去するために、レンジ位置を切り換えるために操作されるレンジ切換操作手段と、変速機のレンジを切り換えるためのレンジ切換手段と、前記レンジ切換操作手段により選択されたレンジ位置に対応したレンジになるように前記レンジ切換手段を制御するレンジ切換制御手段と、エンジン始動手段を制御しエンジンを始動するエンジン始動制御手段と、前記エンジンの作動を検出するエンジン作動検出手段と、車両の速度を検出する車速検出手段と、前記車両の制動装置の作動を検出する制動検出手段とを備え、前記変速機のレンジが駐車レンジであり、前記エンジン作動検出手段がエンジン停止を検出し、前記車速検出手段が停車を検出し、前記制動検出手段が制動していることを検出した場合に、走行レンジへのレンジ切換操作に応じて、前記エンジン始動制御手段はエンジンを始動し、このエンジンが始動してから前記レンジ切換制御手段は変速機のレンジを走行レンジへ切り換えることを特徴とする。
また、レンジ位置を切り換えるために操作されるレンジ切換操作手段と、変速機のレンジを切り換えるためのレンジ切換手段と、前記レンジ切換操作手段により選択されたレンジ位置に対応したレンジになるように前記レンジ切換手段を制御するレンジ切換制御手段と、エンジンの作動を検出するエンジン作動検出手段と、車両の速度を検出する車速検出手段とを備え、前記変速機のレンジが駐車レンジであり、前記エンジン作動検出手段がエンジン作動中であることを検出し、前記車速検出手段が停車を検出した場合に、エンジン停止用スイッチをオンすると、前記レンジ切換制御手段は、前記エンジンが停止したら前記変速機のレンジを駐車レンジへ切り換え、前記エンジンが停止しない場合には運転者へ警告することを特徴とする。
以上詳細に説明した如くこの発明によれば、レンジ位置を切り換えるために操作されるレンジ切換操作手段と、変速機のレンジを切り換えるためのレンジ切換手段と、レンジ切換操作手段により選択されたレンジ位置に対応したレンジになるようにレンジ切換手段を制御するレンジ切換制御手段と、エンジン始動手段を制御しエンジンを始動するエンジン始動制御手段と、エンジンの作動を検出するエンジン作動検出手段と、車両の速度を検出する車速検出手段と、車両の制動装置の作動を検出する制動検出手段とを備え、変速機のレンジが駐車レンジであり、エンジン作動検出手段がエンジン停止を検出し、車速検出手段が停車を検出し、制動検出手段が制動していることを検出した場合に、走行レンジへのレンジ切換操作に応じて、エンジン始動制御手段はエンジンを始動し、エンジンが始動してからレンジ切換制御手段は変速機のレンジを走行レンジへ切り換える。
従って、シフト操作だけで、エンジン始動から変速機の走行レンジへの切り換えまで行うので、運転者の利便性が向上する。
また、アイドルストップ用の専用装置を付加することはコストアップになる。アイドルストップ用に特別な装置を付加せずに、つまり運転者が手順に沿ってアイドルストップを行う場合に、シフトバイワイヤを利用して、簡便な操作でエンジン停止状態から発進可能となる。
また、レンジ位置を切り換えるために操作されるレンジ切換操作手段と、変速機のレンジを切り換えるためのレンジ切換手段と、レンジ切換操作手段により選択されたレンジ位置に対応したレンジになるようにレンジ切換手段を制御するレンジ切換制御手段と、エンジンの作動を検出するエンジン作動検出手段と、車両の速度を検出する車速検出手段とを備え、変速機のレンジが駐車レンジであり、エンジン作動検出手段がエンジン作動中であることを検出し、車速検出手段が停車を検出した場合に、エンジン停止用スイッチをオンすると、レンジ切換制御手段は、エンジンが停止したら変速機のレンジを駐車レンジへ切り換え、エンジンが停止しない場合には運転者へ警告する。
従って、エンジン停止操作だけで、エンジン停止から変速機の駐車レンジへの切り換えまで行うので、運転者の利便性が向上する。
また、エンジンを停止させるだけで、駐車レンジへ切り換わるので、駐車レンジへの切り換えを忘れて運転者が降車することがない。
更に、エンジン停止操作してもエンジン停止していないことを運転者に警告することで、再操作を促す。
更にまた、アイドルストップ用の専用装置を付加することはコストアップになる。アイドルストップ用に特別な装置を付加せずに、つまり運転者が手順に沿ってアイドルストップを行う場合に、シフトバイワイヤを利用して、簡便な操作でエンジン停止し、駐車レンジにすることが可能となる。
図1は車両制御システムにおいてエンジン始動時、PレンジからDレンジへ自動シフトを行うための制御用フローチャートである。(実施例1) 図2は車両制御システムのシステム図である。(実施例1) 図3は車両制御システムにおいてエンジン停止時、Pレンジへ自動シフトを行うための制御用フローチャートである。(実施例1)
以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細に説明する。
図1〜図3はこの発明の実施例を示すものである。
図2において、1は車両制御システムである。
この車両制御システム1は、シフトバイワイヤ機能とキーレスプッシュスタート機能とが搭載された車両(図示せず)を制御するためのシステムである。
そして、前記車両制御システム1は、運転者がレンジ位置を切り換えるために操作されるレンジ切換操作手段2と、変速機、例えば自動変速機(「AT」ともいう。)3のレンジを切り換えるためのアクチュエータ(「ACT」ともいう。)からなるレンジ切換手段4と、前記レンジ切換操作手段2により選択されたレンジ位置に対応したレンジになるように前記レンジ切換手段4を制御するレンジ切換制御手段(「シフトコントローラ」ともいう。)5とを備えている。
このとき、前記レンジ切換操作手段2は、シフトセレクト操作インターフェース(「操作子」ともいう。)と称されるものである。
前記自動変速機3は、ミッションギヤを切り替えて変速するものであり、シフトポジションとして、例えば、パーキングレンジ(「Pレンジ」ともいう。)、ニュートラルレンジ(「Nレンジ」ともいう。)、リバースレンジ(「Rレンジ」ともいう。)、ドライブレンジ(「Dレンジ」ともいう。)、3速レンジ、2速レンジ、ローレンジ(「Lレンジ」ともいう。)等を有している。
そして、前記自動変速機3は、この自動変速機3のレンジを変更するための前記アクチュエータからなるレンジ切換手段4を備えている。
このレンジ切換手段4は、モータ6やマニュアルシフトシャフト7、ギヤ機構(図示せず)、角度センサ(図示せず)などを備えている。
このとき、前記レンジ切換手段4は、前記マニュアルシフトシャフト7をモータ6で回転させ、回転角度信号を出力する。
つまり、前記レンジ切換手段4は、マニュアルシフトシャフト7の回転角度情報である回転角度信号を、前記レンジ切換制御手段5に出力する。
なお、回転角度信号としては、マニュアルシフトシャフト7の回転角度情報以外にも、モータ6の出力軸及び減速ギヤの回転角度でも同様に対応可能である。
また、前記マニュアルシフトシャフト7は、前記自動変速機3内部のディテント部材(図示せず)に連結し、回転することでシフトポジションをシフトチェンジするシャフトである。
更に、前記マニュアルシフトシャフト7にシフト(インヒビタ)スイッチ(「シフト(インヒビタ)SW」)8を設けている。
このシフト(インヒビタ)スイッチ8は、前記マニュアルシフトシャフト7の回転に同期して回転し、各シフトポジション信号を出力する。
つまり、シフト(インヒビタ)スイッチ8は、現在のシフトポジション信号を前記レンジ切換制御手段5に出力する。
また、前記車両制御システム1のレンジ切換制御手段5は、前記レンジ切換操作手段2の出力信号に応じて、自動変速機3のシフトポジションであるレンジを切り換えるようにレンジ切換手段4を動作させる。
換言すれば、前記レンジ切換制御手段5は、前記レンジ切換操作手段2からの信号により目標レンジを設定し、レンジ切換手段4を制御してレンジを切り換える。
前記レンジ切換操作手段2は、レバー等の操作子を操作することで、運転者が要求するシフト要求信号PRNDを出力するものであり、前記自動変速機3の各レンジに対応した、パーキングレンジ位置、ニュートラルレンジ位置、リバースレンジ位置、ドライブレンジ位置、3速レンジ位置、2速レンジ位置、ローレンジ位置等を、運転者が人為的に選択操作可能である。
なお、リバースレンジ位置やドライブレンジ位置からなる走行レンジにおいては、MレンジやSレンジ、Hレンジ等の異なる走行モードの場合も考えられる。
そして、前記レンジ切換操作手段2を前記車両制御システム1のレンジ切換制御手段5に接続して設ける。
更に、前記車両制御システム1は、前記レンジ切換手段4を前記レンジ切換操作手段2の選択状態に応じて駆動制御するレンジの切換を行うシフトバイワイヤ機能を有している。
そして、前記車両制御システム1のレンジ切換制御手段5には、図2に示す如く、バッテリ9が接続される。
また、前記車両制御システム1は、スタータからなるエンジン始動手段10を制御しエンジン(図示せず)を始動するエンジン始動制御手段(「キーレス プッシュスタート コントローラ」ともいう。)11と、前記エンジンの作動を検出するエンジン作動検出手段12と、車両の速度を検出する車速検出手段13と、前記車両の制動装置14の作動を検出する制動検出手段15とを備えている。
つまり、前記車両制御システム1のレンジ切換制御手段5には、図2に示す如く、エンジン始動制御手段11や、車両情報を入力するための前記エンジン作動検出手段12及び車速検出手段13が接続されるとともに、前記制動検出手段15や車両装置16が接続される。
前記エンジン始動制御手段11には、図2に示す如く、エンジン(図示せず)を始動するためのエンジン始動手段10や、始動操作を行うためのプッシュスタートスイッチ17が接続される。
このプッシュスタートスイッチ17は、始動操作のみでなく、停止操作の際にはエンジン停止用スイッチとしても機能する。
また、前記エンジン作動検出手段12の車両情報は、前記車速検出手段13により検出される車速(「SPD」とも記載する。)やイグニションパルス(「IG PLS」とも記載する。)、ストップランプスイッチ(「ストップランプSW」とも記載する。)、イグニションスイッチ(「IGN SW」とも記載する。)などからなる。
更に、前記制動検出手段15には、フットブレーキからなる前記制動装置14が接続され、この制動装置14の作動状態を前記制動検出手段15が検出する。
更にまた、前記車両装置16は、自動変速機コントローラ(「ATコントローラ」とも記載する。)や燃料噴射コントローラ、表示装置(ランプやシフトインジケータ等)、キーインターロック制御システムなどからなる。
このとき、前記車両制御システム1は、前記自動変速機3のレンジが駐車レンジであり、前記エンジン作動検出手段12がエンジン停止を検出し、前記車速検出手段13が停車を検出し、前記制動検出手段15が制動していることを検出した場合に、走行レンジへのレンジ切換操作に応じて、前記エンジン始動制御手段11はエンジンを始動し、このエンジンが始動してから前記レンジ切換制御手段5は自動変速機3のレンジを走行レンジへ切り換える構成を有する。
詳述すれば、前記車両制御システム1において、前記エンジン始動制御手段11がエンジンを始動し、前記レンジ切換制御手段5が自動変速機3のレンジを走行レンジへ切り換えるための要件を以下にまとめる。
(1)自動変速機3のレンジがPレンジの時
(2)エンジン停止時
(3)車速=0(ゼロ)km/hの時
(4)フットブレーキによる車両の制動が行われている時、つまり、フットブレーキがON操作されて制動装置14が作動している時
(5)前記レンジ切換操作手段2のDレンジスイッチが押され、レンジの切換操作が行われた時
そして、上記の(1)〜(5)までのすべての要件を満足する場合には、前記車両制御システム1は、前記エンジン始動制御手段11へエンジンを始動するように指令する一方、前記レンジ切換制御手段5へは自動変速機3のレンジを走行レンジへ切り換えるように指令するものである。
また、前記車両制御システム1の制御において、前記エンジン始動制御手段11によるエンジン始動ができなかった場合や、エンジン始動後にフットブレーキがON操作されず、制動装置14が作動していない場合には、運転者へ操作NG(「操作不備」とも換言できる。)をブザーなどの告知手段(図示せず)で知らせる機能をも有している。
従って、発進操作しても発進可能な状態になっていないことを運転者に警告することで、運転者による無駄な操作を避けることができる。
更に、レンジ切換操作に応じて前記エンジンを始動した後、制動している場合に前記自動変速機3のレンジを走行レンジへ切り換え、制動していない場合には前記自動変速機3のレンジを走行レンジへ切り換えずに運転者へ警告する。
従って、運転者による無駄なアクセル操作を避けることができる。
また、前記車両制御システム1は、レンジ位置を切り換えるために操作されるレンジ切換操作手段2と、自動変速機3のレンジを切り換えるためのレンジ切換手段4と、前記レンジ切換操作手段2により選択されたレンジ位置に対応したレンジになるように前記レンジ切換手段4を制御するレンジ切換制御手段5と、エンジンの作動を検出するエンジン作動検出手段12と、車両の速度を検出する車速検出手段13とを備える。
そして、前記車両制御システム1は、前記自動変速機3のレンジが駐車レンジであり、前記エンジン作動検出手段12がエンジン作動中であることを検出し、前記車速検出手段13が停車を検出した場合に、エンジン停止用スイッチ、例えば前記プッシュスタートスイッチ17をオンすると、前記レンジ切換制御手段5は、前記エンジンが停止したら前記自動変速機3のレンジを駐車レンジへ切り換え、前記エンジンが停止しない場合には運転者へ警告する構成を有する。
詳述すれば、前記車両制御システム1において、前記エンジンが停止した際に前記自動変速機3のレンジを駐車レンジへ切り換えるための要件を以下にまとめる。
(1)自動変速機3のレンジがPレンジ以外のレンジにある時
(2)エンジン作動中
(3)車速=0(ゼロ)km/hの時
(4)フットブレーキによる車両の制動が行われている時、つまり、フットブレーキがON操作されて制動装置14が作動している時
なお、このフットブレーキのON操作である制動装置14の作動の要件を排除した変形例とすることも可能である。
(5)エンジン停止用スイッチ、例えば前記プッシュスタートスイッチ17が押され、停止操作が行われた時
そして、上記の(1)〜(5)までのすべての要件を満足する場合には、前記車両制御システム1は、前記エンジンを停止するように指令する一方、前記レンジ切換制御手段5へは、前記エンジンが停止したら前記変速機3のレンジを駐車レンジへ切り換えるように指令するものである。
また、前記車両制御システム1の制御において、前記エンジンが停止しない場合や、エンジン停止後にフットブレーキがON操作されず、制動装置14が作動していない場合には、運転者へ操作NGをブザーなどの告知手段で知らせる機能をも有している。
追記すれば、この発明の実施例においては、駐車レンジであるPレンジから走行レンジ、つまりDレンジに、またはDレンジからPレンジに自動的にレンジの切換を行うシフトバイワイヤの特性を生かし、エンジンのON/OFF制御と組み合わせることで、簡便なアイドルストップ制御を実現するものである。
このとき、前記走行レンジは、前記レンジ切換操作手段2を前進走行レンジへ操作した場合は前進走行レンジであり、前記レンジ切換操作手段2を後進走行レンジへ操作した場合は後進走行レンジである。
従って、前進する場合だけではなく、後進する場合でも、シフト操作だけでエンジン始動から変速機の走行レンジへの切換まで行うので、さらに運転者の利便性が向上するものである。
そして、前記車両制御システム1によってエンジン始動時、PレンジからDレンジへ自動シフトを行うことにより、運転者の簡単な操作で車両を前進できる状態に設定することを可能としている。
さすれば、シフト操作だけで、エンジン始動から変速機の走行レンジへの切り換えまで行うので、運転者の利便性を向上させることができる。
また、アイドルストップ用の専用装置を付加することはコストアップになる。アイドルストップ用に特別な装置を付加せずに、つまり運転者が手順に沿ってアイドルストップを行う場合に、シフトバイワイヤを利用して、簡便な操作でエンジン停止状態から発進可能となるものである。
前記車両制御システム1によってエンジン停止時、Pレンジへ自動シフトを行うことにより、運転者は停車時の操作を簡単に行うことができるようにしている。
さすれば、エンジン停止操作だけで、エンジン停止から変速機の駐車レンジへの切り換えまで行うので、運転者の利便性を向上させることができる。
また、エンジンを停止させるだけで、駐車レンジへ切り換わるので、駐車レンジへの切り換えを忘れて運転しが降車することがない。
更に、エンジン停止操作してもエンジン停止していないことを運転者に警告することで、再操作を促す。
更にまた、アイドルストップ用の専用装置を付加することはコストアップになる。アイドルストップ用に特別な装置を付加せずに、つまり運転者が手順に沿ってアイドルストップを行う場合に、シフトバイワイヤを利用して、簡便な操作でエンジン停止し、駐車レンジにすることが可能となるものである。
そして、前記車両制御システム1において、シフト操作だけでエンジン始動から変速機の走行レンジへの切換までを行うという簡便な発進操作と、エンジン停止操作だけでエンジン停止から変速機の駐車レンジへの切換までを行うという簡便な停車操作とを組み合わせることで、簡便にアイドルストップを行うことができる。
つまり、運転者は車両の始動・停止時の操作量を減らすことができる一方、運転者は信号待ちなどで図3に開示される操作を行って車両を停車状態にしたり、車両を発進するために図2に開示される操作を行うことができ、これによって簡易的にアイドルストップ機能を実現できる。
なお、前記車両制御システム1に関しては、第1の機能である車両を前進できる状態に設定する機能と、第2の機能である停車時の操作を簡単に行う機能との2つの機能を併用する構成として説明したが、2つの機能のうちいずれか一方の機能を有するものであってもよいものである。
次に、図1の前記車両制御システム1においてエンジン始動時、PレンジからDレンジへ自動シフトを行うための制御用フローチャートに沿って作用を説明する。
前記車両制御システム1の制御用プログラムがスタート(101)すると、Pレンジ、かつ、エンジン停止、かつ、車速=0(ゼロ)km/hであるか否かの判断(102)に移行する。
なお、上述のスタート(101)となり前記車両制御システム1の制御用プログラムが実行される場合は、エンジンが始動され、イグニッションONの状態になる。
キー方式のイグニッションスイッチでは、OFF位置やアクセサリ位置、イグニッションON位置、スタート位置にキーを回すようになっており、キー位置は車両の状態と一致する。
キー方式のイグニッションスイッチの場合、図1に開示される前記車両制御システム1においてエンジン始動時、PレンジからDレンジへ自動シフトを行うための制御実行後には、車両はイグニッションONの状態であるが、キーはOFF位置のままである。
つまり、車両とキー位置とが不一致となるものである。 キースイッチにアクチュエータを付ければ、キー位置をイグニッションON位置とすることは可能であるが、構造や制御が複雑となり、コストアップを惹起してしまう。
一方、キーレスプッシュスタートの場合、通常ではキーレスプッシュスイッチはOFFになっており、操作する時だけスイッチを押してスイッチONし、操作が終わってスイッチを離せば自動的にスイッチOFFの状態に戻る。
したがって、図1に開示される前記車両制御システム1においてエンジン始動時、PレンジからDレンジへ自動シフトを行うための制御実行後でも、車両とスイッチの状態に不一致は生じない。
そこで、この発明の実施例における具体例ではキーレスプッシュスタートを前提として説明する。
上述のPレンジ、かつ、エンジン停止、かつ、車速=0(ゼロ)km/hであるか否かの判断(102)において、この判断(102)がYESの場合には、フットブレーキがON、つまり前記制動装置14が作動しているか否かの判断(103)に移行する。
判断(102)がNOの場合には、後述する前記車両制御システム1の制御用プログラムのエンド(110)に移行する。
また、上述のフットブレーキがON、つまり前記制動装置14が作動しているか否かの判断(103)において、この判断(103)がYESの場合には、前記レンジ切換操作手段2のDレンジスイッチが押され、レンジの切換操作が行われたか否かの判断(104)に移行する。
判断(103)がNOの場合には、前記車両制御システム1の制御用プログラムのエンド(110)に移行する。
更に、上述の前記レンジ切換操作手段2のDレンジスイッチが押され、レンジの切換操作が行われたか否かの判断(104)において、この判断(104)がYESの場合には、キーレスプッシュスタートシステムである前記エンジン始動制御手段11でエンジンを一定時間クランキングする処理(105)に移行する。
判断(104)がNOの場合には、前記車両制御システム1の制御用プログラムのエンド(110)に移行する。
上述のキーレスプッシュスタートシステムである前記エンジン始動制御手段11でエンジンを一定時間クランキングする処理(105)の後には、前記エンジン作動検出手段12によってエンジンの作動状態を検出し、エンジンが始動したか否かの判断(106)に移行する。
そして、この判断(106)がYESの場合には、フットブレーキがON、つまり前記制動装置14が作動しているか否かの判断(107)に移行する。
判断(106)がNOの場合には、運転者(「ドライバー」ともいう。)へ操作NGをブザーなどの告知手段で知らせる処理(108)に移行し、その後に、前記車両制御システム1の制御用プログラムのエンド(110)に移行する。
また、上述のフットブレーキがON、つまり前記制動装置14が作動しているか否かの判断(107)において、この判断(107)がYESの場合には、前記レンジ切換制御手段5によって自動変速機3のレンジをDレンジへ切り換える処理(109)に移行し、その後に、前記車両制御システム1の制御用プログラムのエンド(110)に移行する。
判断(107)がNOの場合には、運転者(「ドライバー」ともいう。)へ操作NGをブザーなどの告知手段で知らせる処理(108)に移行し、その後に、前記車両制御システム1の制御用プログラムのエンド(110)に移行する。
また、図3の前記車両制御システム1においてエンジン停止時、Pレンジへ自動シフトを行うための制御用フローチャートに沿って作用を説明する。
前記車両制御システム1の制御用プログラムがスタート(201)すると、Pレンジでない、かつ、エンジン作動中、かつ、車速=0(ゼロ)km/hであるか否かの判断(202)に移行する。
なお、上述のスタート(201)となり前記車両制御システム1の制御用プログラムが実行される場合は、条件が成立すればPレンジへ自動的にシフトチェンジする。
上述のPレンジでない、かつ、エンジン作動中、かつ、車速=0(ゼロ)km/hであるか否かの判断(202)において、この判断(202)がYESの場合には、フットブレーキがON、つまり前記制動装置14が作動しているか否かの判断(203)に移行する。
なお、再度記載するが、このフットブレーキのON操作である制動装置14の作動の要件を判断する判断(203)及び後述の判断(207)を排除した変形例とすることも可能である。
そして、上述の判断(202)がNOの場合には、後述する前記車両制御システム1の制御用プログラムのエンド(210)に移行する。
また、上述のフットブレーキがON、つまり前記制動装置14が作動しているか否かの判断(203)において、この判断(203)がYESの場合には、エンジン停止用スイッチ、例えば前記プッシュスタートスイッチ17が押され、停止操作が行われたか否かの判断(204)に移行する。
判断(203)がNOの場合には、前記車両制御システム1の制御用プログラムのエンド(210)に移行する。
更に、前記プッシュスタートスイッチ17が押され、停止操作が行われたか否かの判断(204)において、この判断(204)がYESの場合には、キーレスプッシュスタートシステムである前記エンジン始動制御手段11でエンジンを停止する処理(205)に移行する。
判断(204)がNOの場合には、前記車両制御システム1の制御用プログラムのエンド(210)に移行する。
上述のキーレスプッシュスタートシステムである前記エンジン始動制御手段11でエンジンを停止する処理(205)の後には、前記エンジン作動検出手段12によってエンジンの作動状態を検出し、エンジンが停止したか否かの判断(206)に移行する。
そして、この判断(206)がYESの場合には、フットブレーキがON、つまり前記制動装置14が作動しているか否かの判断(207)に移行する。
判断(206)がNOの場合には、運転者(「ドライバー」ともいう。)へ操作NGをブザーなどの告知手段で知らせる処理(208)に移行し、その後に、前記車両制御システム1の制御用プログラムのエンド(210)に移行する。
また、上述のフットブレーキがON、つまり前記制動装置14が作動しているか否かの判断(207)において、この判断(207)がYESの場合には、前記レンジ切換制御手段5によって自動変速機3のレンジをPレンジへ切り換える処理(209)に移行し、その後に、前記車両制御システム1の制御用プログラムのエンド(210)に移行する。
判断(207)がNOの場合には、運転者(「ドライバー」ともいう。)へ操作NGをブザーなどの告知手段で知らせる処理(208)に移行し、その後に、前記車両制御システム1の制御用プログラムのエンド(210)に移行する。
これにより、レンジ位置を切り換えるために操作されるレンジ切換操作手段2と、自動変速機3のレンジを切り換えるためのレンジ切換手段4と、前記レンジ切換操作手段2により選択されたレンジ位置に対応したレンジになるように前記レンジ切換手段4を制御するレンジ切換制御手段5と、エンジン始動手段10を制御しエンジンを始動するエンジン始動制御手段11と、前記エンジンの作動を検出するエンジン作動検出手段12と、車両の速度を検出する車速検出手段13と、前記車両の制動装置14の作動を検出する制動検出手段15とを備え、前記自動変速機3のレンジが駐車レンジであり、前記エンジン作動検出手段12がエンジン停止を検出し、前記車速検出手段13が停車を検出し、前記制動検出手段15が制動していることを検出した場合に、走行レンジへのレンジ切換操作に応じて、前記エンジン始動制御手段11はエンジンを始動し、このエンジンが始動してから前記レンジ切換制御手段5は自動変速機3のレンジを走行レンジへ切り換える。
従って、シフト操作だけで、エンジン始動から自動変速機3の走行レンジへの切り換えまで行うので、運転者の利便性が向上する。
また、アイドルストップ用の専用装置を付加することはコストアップになる。アイドルストップ用に特別な装置を付加せずに、つまり運転者が手順に沿ってアイドルストップを行う場合に、シフトバイワイヤを利用して、簡便な操作でエンジン停止状態から発進可能となる。
また、前記走行レンジは、前記レンジ切換操作手段2を前進走行レンジへ操作した場合は前進走行レンジであり、前記レンジ切換操作手段2を後進走行レンジへ操作した場合は後進走行レンジである。
従って、前進する場合だけではなく、後進する場合でも、シフト操作だけでエンジン始動から自動変速機3の走行レンジへの切換まで行うので、さらに運転者の利便性が向上する。
更に、レンジ切換操作しても前記エンジンが始動しない場合には、運転者へ警告する。
従って、発進操作しても発進可能な状態になっていないことを運転者に警告することで、運転者による無駄な操作を避けることができる。
更にまた、レンジ切換操作に応じて前記エンジンを始動した後、制動している場合に前記自動変速機3のレンジを走行レンジへ切り換え、制動していない場合には前記自動変速機3のレンジを走行レンジへ切り換えずに運転者へ警告する。
従って、運転者による無駄なアクセル操作を避けることができる。
また、レンジ位置を切り換えるために操作されるレンジ切換操作手段2と、自動変速機3のレンジを切り換えるためのレンジ切換手段4と、前記レンジ切換操作手段2により選択されたレンジ位置に対応したレンジになるように前記レンジ切換手段4を制御するレンジ切換制御手段5と、エンジンの作動を検出するエンジン作動検出手段12と、車両の速度を検出する車速検出手段13とを備え、前記自動変速機3のレンジが駐車レンジであり、前記エンジン作動検出手段12がエンジン作動中であることを検出し、前記車速検出手段13が停車を検出した場合に、エンジン停止用スイッチ、例えば前記プッシュスタートスイッチ17をオンすると、前記レンジ切換制御手段5は、前記エンジンが停止したら前記自動変速機3のレンジを駐車レンジへ切り換え、前記エンジンが停止しない場合には運転者へ警告する。
従って、エンジン停止操作だけで、エンジン停止から自動変速機3の駐車レンジへの切り換えまで行うので、運転者の利便性が向上する。
また、エンジンを停止させるだけで、駐車レンジへ切り換わるので、駐車レンジへの切り換えを忘れて運転しが降車することがない。
更に、エンジン停止操作してもエンジン停止していないことを運転者に警告することで、再操作を促す。
更にまた、アイドルストップ用の専用装置を付加することはコストアップになる。アイドルストップ用に特別な装置を付加せずに、つまり運転者が手順に沿ってアイドルストップを行う場合に、シフトバイワイヤを利用して、簡便な操作でエンジン停止し、駐車レンジにすることが可能となる。
そして、上述した実施例とすることにより、シフト操作だけでエンジン始動から自動変速機3の走行レンジへの切換までを行うという簡便な発進操作と、エンジン停止操作だけでエンジン停止から自動変速機3の駐車レンジへの切換までを行うという簡便な停車操作とを組み合わせることで、簡便にアイドルストップを行うことができるものである。
なお、この発明は上述実施例に限定されるものではなく、種々の応用改変が可能である。
例えば、この発明の実施例においては、シフトバイワイヤの操作インターフェースをブッシュスイッチと想定する構成としたが、レバー式やダイヤル式としても、同様の制御を行うことが可能である。
シフトバイワイヤの操作インターフェースがプッシュスイッチの場合、通常ではスイッチはOFFになっており、操作する時だけスイッチを押してスイッチONの状態とし、操作が終わってスイッチを離せば自動的にスイッチOFFの状態に戻るものである。
したがって、前記自動変速機3のレンジとプッシュスイッチの状態との間に不一致は生じない。
レバー式、ダイヤル式でも本発明の実施例における制御は可能であるが、自動変速機3のレンジと不一致を生じないようにするため、手を離せば基準位置(「ホーム位置」ともいう。)に戻ることを前提とする。
ただし、一般にシフトバイワイヤの操作装置は、操作装置と自動変速機3のレンジとの間が不一致とならないように基準位置に戻るような構造になっている。
1 車両制御システム
2 レンジ切換操作手段
3 自動変速機
4 レンジ切換手段
5 レンジ切換制御手段
6 モータ
7 マニュアルシフトシャフト
8 シフト(インヒビタ)スイッチ(「シフト(インヒビタ)SW」)
9 バッテリ
10 エンジン始動手段
11 エンジン始動制御手段(「キーレス プッシュスタート コントローラ」ともいう。)
12 エンジン作動検出手段
13 車速検出手段
14 制動装置
15 制動検出手段
16 車両装置
17 プッシュスタートスイッチ

Claims (5)

  1. レンジ位置を切り換えるために操作されるレンジ切換操作手段と、変速機のレンジを切り換えるためのレンジ切換手段と、前記レンジ切換操作手段により選択されたレンジ位置に対応したレンジになるように前記レンジ切換手段を制御するレンジ切換制御手段と、エンジン始動手段を制御しエンジンを始動するエンジン始動制御手段と、前記エンジンの作動を検出するエンジン作動検出手段と、車両の速度を検出する車速検出手段と、前記車両の制動装置の作動を検出する制動検出手段とを備え、前記変速機のレンジが駐車レンジであり、前記エンジン作動検出手段がエンジン停止を検出し、前記車速検出手段が停車を検出し、前記制動検出手段が制動していることを検出した場合に、走行レンジへのレンジ切換操作に応じて、前記エンジン始動制御手段はエンジンを始動し、このエンジンが始動してから前記レンジ切換制御手段は変速機のレンジを走行レンジへ切り換えることを特徴とする車両制御システム。
  2. 前記走行レンジは、前記レンジ切換操作手段を前進走行レンジへ操作した場合は前進走行レンジであり、前記レンジ切換操作手段を後進走行レンジへ操作した場合は後進走行レンジであることを特徴とする請求項1に記載の車両制御システム。
  3. レンジ切換操作しても前記エンジンが始動しない場合には、運転者へ警告することを特徴とする請求項1に記載の車両制御システム。
  4. レンジ切換操作に応じて前記エンジンを始動した後、制動している場合に前記変速機のレンジを走行レンジへ切り換え、制動していない場合には前記変速機のレンジを走行レンジへ切り換えずに運転者へ警告することを特徴とする請求項1に記載の車両制御システム。
  5. レンジ位置を切り換えるために操作されるレンジ切換操作手段と、変速機のレンジを切り換えるためのレンジ切換手段と、前記レンジ切換操作手段により選択されたレンジ位置に対応したレンジになるように前記レンジ切換手段を制御するレンジ切換制御手段と、エンジンの作動を検出するエンジン作動検出手段と、車両の速度を検出する車速検出手段とを備え、前記変速機のレンジが駐車レンジであり、前記エンジン作動検出手段がエンジン作動中であることを検出し、前記車速検出手段が停車を検出した場合に、エンジン停止用スイッチをオンすると、前記レンジ切換制御手段は、前記エンジンが停止したら前記変速機のレンジを駐車レンジへ切り換え、前記エンジンが停止しない場合には運転者へ警告することを特徴とする車両制御システム。
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