JP2010168000A - Vehicle body tilting system - Google Patents
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Abstract
Description
この発明は、懸架装置を介して車輪を懸架した車体における走行時の傾きを調整する車体傾動システムに関する。 The present invention relates to a vehicle body tilting system that adjusts a tilt during traveling in a vehicle body in which wheels are suspended via a suspension device.
従来、主傾き制御システムにより、車両の少なくとも一部の傾き角が制御されていないときに、該傾き角を制御する補助傾き制御システムを設けた「自動的に中央に戻る機構」(特許文献1参照)が知られている。
この「自動的に中央に戻る機構」は、所謂ダブルウィッシュボーン式のサスペンションリンクと、車体に対して回動可能且つ車両左右方向に延在する横ビームとを有している。サスペンションリンクと横ビームは、車両前面視で略平行になるように配置され、また、サスペンションを構成するバネ手段は、減衰手段と同軸に配置されている。横ビームは、上端を横ビームに下端を車体に取り付けた横ビーム駆動手段により、車両の現在状態に関する各種信号を制御装置で演算した演算結果に基づいて、動きが制御される。これにより、車体を所望の角度に傾動(リーン)させることができる。
Conventionally, a “mechanism for automatically returning to the center” provided with an auxiliary tilt control system that controls the tilt angle when the tilt angle of the vehicle is not controlled by the main tilt control system (Patent Document 1) See).
This “mechanism for automatically returning to the center” has a so-called double wishbone type suspension link and a transverse beam that is rotatable with respect to the vehicle body and extends in the left-right direction of the vehicle. The suspension link and the lateral beam are arranged so as to be substantially parallel when viewed from the front of the vehicle, and the spring means constituting the suspension is arranged coaxially with the damping means. The movement of the horizontal beam is controlled based on the calculation results obtained by calculating various signals related to the current state of the vehicle by the horizontal beam driving means having the horizontal beam at the upper end and the lower end attached to the vehicle body. Thereby, the vehicle body can be tilted (lean) to a desired angle.
上記構成によれば、車体リーン動作時にバネ手段を潰さないので、懸架手段(サスペンション)のストロークの減少がなく、よって、車体リーン動作時の乗り心地を悪化させないという特長を有する。 According to the above configuration, since the spring means is not crushed during the lean operation of the vehicle body, the stroke of the suspension means (suspension) is not reduced, and thus the ride comfort during the lean operation of the vehicle body is not deteriorated.
しかしながら、従来の「自動的に中央に戻る機構」においては、サスペンションを構成するバネ手段(スプリング)及び減衰手段(ショックアブソーバ)の特性が固定のままであったため、車体リーン動作時における応答性を確保する設定にすると乗り心地が低下してしまい、一方、車体リーン動作時において快適な乗り心地が得られる設定にすると応答性を確保することができない、という状況になるのが避けられなかった。即ち、車体リーン動作時における応答性の確保と快適な乗り心地の確保の両立ができなかった。 However, in the conventional “mechanism to automatically return to the center”, the characteristics of the spring means (spring) and the damping means (shock absorber) constituting the suspension remain fixed, so that the response during the lean operation of the vehicle body is improved. When the setting is ensured, the ride comfort is lowered. On the other hand, if the setting is such that a comfortable ride comfort can be obtained during the lean operation of the vehicle body, it is inevitable that the responsiveness cannot be ensured. That is, it is impossible to ensure both responsiveness and comfortable riding comfort during lean operation of the vehicle body.
この発明の車体傾動システムは、車体傾動手段により車体を傾動させるとき、車体傾動手段の傾動動作に連動して懸架手段の懸架特性を変更することを特徴としている。 The vehicle body tilting system of the present invention is characterized in that when the vehicle body is tilted by the vehicle body tilting means, the suspension characteristic of the suspension means is changed in conjunction with the tilting operation of the vehicle body tilting means.
この発明によれば、車体傾動手段により車体を傾動させるとき、車体傾動手段の傾動動作に連動して懸架手段の懸架特性が変更されるため、車体リーン動作時における応答性の確保と快適な乗り心地の確保の両立が可能になる。 According to the present invention, when the vehicle body is tilted by the vehicle body tilting means, the suspension characteristics of the suspension means are changed in conjunction with the tilting operation of the vehicle body tilting means. It is possible to ensure comfort.
以下、この発明を実施するための形態について図面を参照して説明する。
図1は、この発明の一実施の形態に係る車体傾動システムの概略構成を示すブロック図である。図1に示すように、車体傾動システム10は、車両状態検出部11、制御部(制御手段)12、車体傾動部13、及び特性可変懸架部(特性可変サスペンション)14を有しており、車両に備えられて車体における走行時の傾きを調整する。
Hereinafter, embodiments for carrying out the present invention will be described with reference to the drawings.
FIG. 1 is a block diagram showing a schematic configuration of a vehicle body tilting system according to an embodiment of the present invention. As shown in FIG. 1, the vehicle
車両状態検出部11は、車両の状態、例えば、走行中の車両の車速、車幅方向の横加速度や、車輪の転舵角、ハンドルの操舵角度等を検出し、検出値を制御部12へ出力する。制御部12は、車両状態検出部11から入力した検出値に基づき、所望の車体傾角を演算し、演算結果を車体傾動部13へ出力する。車体傾動部13は、制御部12から入力した演算結果に基づき、車体を所望の傾角に傾動させる。特性可変懸架部(懸架手段)14は、車体と車輪の間に配置されて車輪を懸架しており、車体傾動部(車体形動手段)13により車体を傾動させる際に、車体傾動部13の傾動動作に連動して懸架特性を変更する。
The vehicle state detection unit 11 detects the vehicle state, for example, the vehicle speed of the running vehicle, the lateral acceleration in the vehicle width direction, the turning angle of the wheels, the steering angle of the steering wheel, etc., and the detected value to the control unit 12. Output. The control unit 12 calculates a desired vehicle body tilt angle based on the detection value input from the vehicle state detection unit 11 and outputs the calculation result to the vehicle
この制御部12は、車体傾動システム10全体を統括的に制御する、プログラムされた主制御部(CPU)に記憶装置が接続されており、CPUは、制御プログラムや車体傾動処理等の車体傾動システム10における各種処理手順を規定したプログラム、及び所要データを格納するための内部メモリを有し、これらプログラム等により車体傾動システム10における各種手段を実現している。
The control unit 12 has a storage device connected to a programmed main control unit (CPU) that performs overall control of the entire vehicle
図2は、図1の車体傾動部が搭載される車両の概略構成を示す説明図である。図2に示すように、車体傾動部13が搭載される車両15は、車体16に、それぞれ特性可変懸架部14により懸架された前輪17及び後輪18を有しており、例えば、後輪18の特性可変懸架部14に、車体傾動部13が装着されている。なお、車体傾動部13が装着されるのは、後輪18に限るものではなく、前輪17、或いは前輪17と後輪18の両方でも良いが、以下、後輪18に装着した例について説明する。
FIG. 2 is an explanatory diagram showing a schematic configuration of a vehicle on which the vehicle body tilting portion of FIG. 1 is mounted. As shown in FIG. 2, the
図3は、図2の車体傾動部の搭載状態を示す説明図である。なお、図3においては、片輪側(図中、車両前方に向かって左側車輪を例示)を示す。図3に示すように、車体傾動部13は、横ビーム19と、横ビーム19を回動駆動する横ビーム駆動部(横ビーム駆動手段)20を有している。横ビーム19は、車体幅方向に延びるビーム(梁)状に形成され、両側開放端である作動端19aが、左右両輪それぞれの側の特性可変懸架部14の上端部に連結されると共に、車体幅方向中央部に、横ビーム駆動部20の駆動軸(図示しない)が一体的に取り付けられている。つまり、横ビーム19は、車体幅方向長さ略中央部を回動中心Oとして両作動端19aが上下方向に回動可能に、車体16(概略化して模式的に示す。以降の説明においても同様である。)に取り付けられている。
FIG. 3 is an explanatory view showing a mounted state of the vehicle body tilting portion of FIG. In FIG. 3, one wheel side (in the figure, the left wheel is illustrated toward the front of the vehicle) is shown. As shown in FIG. 3, the vehicle
この車体傾動部13は、横ビーム駆動部20を駆動させて横ビーム19を回動させることにより、横ビーム19が特性可変懸架部14に対し押し込むように押圧力を作用させ、その反力で車体16を傾動させる。
特性可変懸架部14は、サスペンションリンク21、アクスル22、コイルスプリング(バネ部)23、及びショックアブソーバ(減衰部)24を有している。車体16と車輪(図中、後輪18を例示)を連結するサスペンションリンク21は、路面に対し略水平に取り付けられた上下2本のアーム(アッパーアーム21a、ロアアーム21b)からなる、所謂、ダブルウィッシュボーン式で構成されており、サスペンションリンク21の一端は車体16に、他端は車輪(図中、後輪18を例示)が装着されたアクスル22に、それぞれ路面に対し上下方向揺動可能に装着されている。
The vehicle
The variable
なお、ここでは、懸架(サスペンション)構造として、ダブルウィッシュボーン式を例示したが、懸架(サスペンション)構造は、ダブルウィッシュボーン式に限るものではない。
コイルスプリング23とショックアブソーバ24は、同軸配置により一体的に組み込んで構成されており、コイルスプリング23は、上端を継ぎ手25aを介して横ビーム19の作動端19aに、ショックアブソーバ24は、下端を継ぎ手25bを介してサスペンションリンク21(ロアアーム21b)に、それぞれ上下方向揺動可能に連結されている。継ぎ手25a,25bには、例えば、弾性体(例えば、ラバーブッシュ)が用いられている。
Here, the double wishbone type is exemplified as the suspension (suspension) structure, but the suspension (suspension) structure is not limited to the double wishbone type.
The
また、横ビーム19には、捩り棒バネ(トーションバー)からなる、車体ロール防止用のスタビライザ装置が装着されている。スタビライザ装置は、横ビーム19に固着されたスタビライザ26(スタビライザ本体)、及びスタビライザ26とサスペンションリンク21にそれぞれスタビライザ継ぎ手(継ぎ手)27a,27bを介して揺動可能に連結されるスタビライザコネクティングロッド28を有している。
The
スタビライザ26は、車両幅方向に沿って延びる基部26a、基部26aの両端からそれぞれ車両前後方向に延び、更に、車両幅方向に沿って外側に延びる腕部26b(一方のみを図示)からなる。腕部26bの開放端(スタビライザ26の作用端)には、スタビライザ継ぎ手27aを介してスタビライザコネクティングロッド28の上端部が連結されており、スタビライザコネクティングロッド28の下端部は、スタビライザ継ぎ手27bを介してサスペンションリンク21のロアアーム21bに連結されている(図3参照)。
The
つまり、スタビライザ26は、横ビーム19に固着されて車体幅方向に沿って配置され、左右両輪を懸架するサスペンションリンク21を連結している。
図4は、スタビライザコネクティングロッドとサスペンションリンクの連結状態を示す説明図である。図4に示すように、スタビライザ26は、車両幅方向に沿って延びる基部26aがスタビライザクランプ29で横ビーム19に取付固定されている。スタビライザクランプ29は、通常のスタビライザ取付状態と同様に、基部26a(スタビライザ26)との間に弾性体(図示しない)を介在させても良い。
That is, the
FIG. 4 is an explanatory view showing a connected state of the stabilizer connecting rod and the suspension link. As shown in FIG. 4, the
このように、スタビライザ26を装着したことにより、横ビーム19が特性可変懸架部14に対し押し込むように押圧力を作用させ、その反力で車体16を傾動させたとき、特性可変懸架部14のサスペンションリンク21(アッパーアーム21a、ロアアーム21b)で形成された四辺形と、横ビーム19とスタビライザコネクティングロッド28で構成された四辺形が、車両前面視で実質的に平行四辺形状を形成することで、車体リーン時にコイルスプリング(バネ部)23、ショックアブソーバ(減衰部)24を圧縮しない構成を実現している。
As described above, when the
これにより、車体リーン時の乗り心地が悪化することを防止することができる。
更に、スタビライザ26は、スタビライザクランプ29により横ビーム19に取付固定されている。この結果、車体リーン時の乗り心地の悪化を防止すると共に、車体リーン動作時における応答性を確保することができる。
ここで、通常の車両へのスタビライザの装着例について説明する。
Thereby, it is possible to prevent the ride comfort when the vehicle body is lean from being deteriorated.
Further, the
Here, an example of mounting a stabilizer on a normal vehicle will be described.
図5は、従来の車両にスタビライザを装着した場合における車体リーン状態を機能的に示す説明図である。図5に示すように、通常、車両にスタビライザSを装着する場合、スタビライザSは、基部S1を車体Bに取り付けると共に、基部S1両端から延びる腕部S2先端(作用端)をそれぞれスタビライザコネクティングロッドCを介してサスペンションリンクLに取り付けている。
しかしながら、リーン動作する車両(図5参照)において、通常の車両と同様に、スタビライザSを車体Bに取り付けると、車体Bのリーン動作によってスタビライザSが大きく捩れることになり、捩れの状態によっては、最悪の場合、スタビライザSが破損してしまうことも考えられる。
FIG. 5 is an explanatory view functionally showing a lean state of the vehicle body when a stabilizer is mounted on a conventional vehicle. As shown in FIG. 5, normally, when the stabilizer S is mounted on a vehicle, the stabilizer S attaches the base S1 to the vehicle body B, and the arm S2 tip (working end) extending from both ends of the base S1 is connected to the stabilizer connecting rod C. Is attached to the suspension link L.
However, in a vehicle that performs a lean operation (see FIG. 5), when the stabilizer S is attached to the vehicle body B, the stabilizer S is greatly twisted by the lean operation of the vehicle body B, as in a normal vehicle. In the worst case, the stabilizer S may be damaged.
つまり、スタビライザSが連結されているスタビライザコネクティングロッドCの長さは、車体Bのリーン動作時もリーン動作時以外でも変化しないので、リーン動作時は、スタビライザSとスタビライザコネクティングロッドCの連結部が、リーン動作時以外の位置aに対し、スタビライザコネクティングロッドCの長さを維持することができる位置bへ移動しようとする。これに対し、車体Bに固定されているスタビライザSの腕部S2の長さは一定であるため、大きなリーン角度を得ようとすると、スタビライザSに過度の捩れが生じ、スタビライザSとスタビライザコネクティングロッドCを連結する継ぎ手の揺動角が許容値を超えてしまうことになる。 That is, the length of the stabilizer connecting rod C to which the stabilizer S is connected does not change during the lean operation of the vehicle body B or during the lean operation. Therefore, during the lean operation, the connecting portion of the stabilizer S and the stabilizer connecting rod C is The position a other than the lean operation tries to move to the position b where the length of the stabilizer connecting rod C can be maintained. On the other hand, since the length of the arm portion S2 of the stabilizer S fixed to the vehicle body B is constant, when trying to obtain a large lean angle, the stabilizer S is excessively twisted, and the stabilizer S and the stabilizer connecting rod. The rocking angle of the joint connecting C will exceed the allowable value.
以下、この発明に係る車体傾動システム10におけるスタビライザ26の装着について説明する。
図4に示すように、先ず、スタビライザ26を横ビーム19に取り付ける。
スタビライザ26は、横ビーム19に沿って車両幅方向に配置され、スタビライザクランプ29により横ビーム19に取付固定されており、スタビライザ26の作用端(腕部26bの開放端)には、スタビライザ継ぎ手27aを介してスタビライザコネクティングロッド28の上端部が連結され、スタビライザコネクティングロッド28の下端部は、スタビライザ継ぎ手27bを介してサスペンションリンク21(図中、ロアアーム21bを例示)が連結されている。
Hereinafter, mounting of the
As shown in FIG. 4, first, the
The
スタビライザ継ぎ手27a及びスタビライザ継ぎ手27bには、例えば、弾性体(例えば、ラバーブッシュ)、或いは所謂ピロボールが用いられており、スタビライザ26の腕部26bとスタビライザコンロッド28は、スタビライザ継ぎ手27aに対し揺動可能に連結され、スタビライザコネクティングロッド28とサスペンションリンク21は、スタビライザ継ぎ手27bに対し揺動可能に連結されている。
For example, an elastic body (for example, rubber bush) or a so-called pillow ball is used for the stabilizer joint 27a and the stabilizer joint 27b, and the
つまり、スタビライザ26を車体に取り付けた場合、サスペンションリンク21との相対変位が大きくなって、車体リーン角の設定値次第では、スタビライザ継ぎ手27a及びスタビライザ継ぎ手27bの揺動角が許容値を超えてしまうため、スタビライザ26を横ビーム19に取り付けている。これにより、スタビライザ26とサスペンションリンク21の相対変位を小さくすることができ、スタビライザ継ぎ手27a及びスタビライザ継ぎ手27bの揺動角が許容値を超えるのを防止することができる。
That is, when the
次に、スタビライザ継ぎ手27a及びスタビライザ継ぎ手27bの配置を工夫する。
図6は、図4に示すスタビライザ継ぎ手における捩れの説明図である。
上述したように、リーン動作時の車両においては、リーン動作するだけでスタビライザ継ぎ手27a及びスタビライザ継ぎ手27bが大きく揺動する。即ち、車体幅方向に沿う縦断面h1上で上下方向に回動する(図6、矢印A参照)。
Next, the arrangement of the stabilizer joint 27a and the stabilizer joint 27b is devised.
FIG. 6 is an explanatory view of torsion in the stabilizer joint shown in FIG.
As described above, in the vehicle during the lean operation, the stabilizer joint 27a and the stabilizer joint 27b are largely swung only by the lean operation. That is, it rotates in the vertical direction on the longitudinal section h1 along the vehicle body width direction (see arrow A in FIG. 6).
ところで、継ぎ手は、一般的に、軸線廻りの許容揺動角は大きいが、軸線に対し直角方向には小さい。そこで、車体傾動システム10にあっては、スタビライザ継ぎ手27a及びスタビライザ継ぎ手27bの軸線O1,O2が横ビーム19の回動中心Oの軸線と実質的に平行になるように、スタビライザ継ぎ手27a及びスタビライザ継ぎ手27bを配置する(図4参照)。
By the way, the joint generally has a large allowable swing angle around the axis, but is small in a direction perpendicular to the axis. Therefore, in the vehicle
これにより、スタビライザ継ぎ手27a及びスタビライザ継ぎ手27bは、車体リーン動作による大きな揺動角の回動A、即ち、車体幅方向に沿う縦断面h1上における上下回動方向(図4,6参照)と、サスペンションリンク21の揺動(車両のバウンド/リバウンド)による比較的小さな揺動角の回動B、即ち、車体前後方向に沿う縦断面h2上における上下回動方向の、双方の回動が同時入力したとしても、過大捩れによる耐久性低下を生じさせることが無く、耐久性低下の結果生じてしまう破損を来すこともない。 Thereby, the stabilizer joint 27a and the stabilizer joint 27b are rotated at a large swing angle A by the vehicle body lean operation, that is, in the vertical rotation direction (see FIGS. 4 and 6) on the longitudinal section h1 along the vehicle body width direction. Rotation B with a relatively small swing angle due to swinging of the suspension link 21 (bounce / rebound of the vehicle), that is, both rotations in the vertical rotation direction on the longitudinal section h2 along the longitudinal direction of the vehicle body are input simultaneously. Even if it does, it will not cause the durability fall by an excessive twist, and the damage which arises as a result of a durability fall will not come.
更に、スタビライザ26の装着に際し、不必要な捩れを防止するための装着方法について説明する。
図7は、車体傾動システムのスタビライザコネクティングロッドの配置状態を示す、車体前後方向から見た説明図である。図7に示すように、
車体リーン時にスタビライザ26が不必要に作用すると、乗り心地低下を招いてしまう。そこで、車体リーン時にスタビライザ26の不必要な作用を防止するため、車体傾動システム10にあっては、スタビライザコネクティングロッド28の上下端のスタビライザ継ぎ手27a,27b、及びコイルスプリング23と減衰手段24の上下端の継ぎ手25a,25bの四箇所を結ぶ四角形が、平行四辺形になるように構成している。
Furthermore, a mounting method for preventing unnecessary twisting when mounting the
FIG. 7 is an explanatory diagram viewed from the front-rear direction of the vehicle body, showing an arrangement state of the stabilizer connecting rod of the vehicle body tilting system. As shown in FIG.
If the
つまり、車両前後方向から見た、スタビライザコネクティングロッド28の連結端に位置する各継ぎ手27a,27b、サスペンションリンク21と減衰部24の連結部、及び横ビーム19とバネ部23の連結部を結ぶ形状が、平行四辺形を形成する。
これにより、車体16がリーン状態になったとしても、各継ぎ手27a,27b,25a,25bを結ぶ四角形が、平行四辺形に保たれるため、車体リーン時にスタビライザ26の不要な捩れが発生せず、乗心地を悪化させることがない。
That is, the shape connecting the
As a result, even when the
このように、車体傾動システム10は、車体16に対し揺動可能に取り付けられて車輪を懸架するサスペンションリンク(懸架手段)21に連結され、車体16との間に同軸配置された減衰部24及びバネ部23と、走行時の車両状態を検出する車両状態検出手段11と、車両状態検出手段11の検出値に基づき所望の車体傾角を演算する制御手段12と、車体幅方向中央部を回動軸心として車体幅方向両側で上下に回動傾斜する両端をバネ部23に連結した横ビーム19を、制御手段12の演算結果に基づき傾斜させ、車体16を所望の傾角に傾動させる車体傾動手段13とを備え、車体傾動手段13により車体16を傾動させるとき、車体傾動手段13の傾動動作に連動してサスペンションリンク21の懸架特性を変更する。この懸架特性の変更は、懸架動作に対する抵抗を大きくする、つまり、サスペンションリンク21の揺動変位に対する抵抗を大きくするようにしている。
In this way, the vehicle
サスペンションリンク21の揺動変位に対する抵抗の調節は、ショックアブソーバ(減衰部)24が発生する減衰を変化させることにより実現する。ここで、減衰を変化させる方法について説明する。一般的なショックアブソーバの場合には、シリンダとシリンダに内挿されるピストンと、ピストンに連結するロッドと、シリンダ内に充填されたオイル等の作動液で構成されており、ピストンロッドとシリンダとの相対変位に伴い発生する作動液の流れにより生じる流体抵抗(作動液の粘性による粘性抵抗)を、ピストンに開口したオリフィス等で増幅することにより減衰力を発生させる。このような一般的なショックアブソーバにおいて、オリフィスの開口面積を変化させることにより、減衰力を調節する技術が従来から知られている。本実施例においては、従来から知られている減衰力を調節する方法を適用すればよい。
The adjustment of the resistance against the swinging displacement of the
つまり、車体傾動システム10は、制御部12により、車両状態検出部11から入力した検出値に基づき所望の車体傾角を演算して、演算結果を車体傾動部13へ出力し、車体傾動部13は、制御部12から入力した演算結果に基づき、車体を所望の傾角に傾動させる。そして、車体傾動部(車体形動手段)13により車体を傾動させる際に、特性可変懸架部(懸架手段)14は、車体傾動部13の傾動動作に連動して懸架手段(サスペンションリンク21)の特性を懸架動作に対する抵抗を大きくする方向に変更する。この結果、通常走行での乗り心地性能と、車体リーン時の応答性を両立させることができる。
That is, in the vehicle
また、車体傾動システム10において、車体傾動手段13は、サスペンションリンク21と、横ビーム19と、サスペンションリンク21に揺動可能に連結された減衰部24、及び減衰部24と同軸に配置されて、横ビーム19に揺動可能に連結されたバネ部23と、横ビーム19を回動傾斜させ車体16を傾動させる横ビーム駆動手段20と、横ビーム19に固着されて車体幅方向に沿って配置され、左右両輪を懸架するサスペンションリンク21を連結するスタビライザ装置26とを有する。
Further, in the vehicle
つまり、横ビーム19にスタビライザ装置26を備えたことで、車体リーン時にスタビライザ装置26に過大な捩れが入力するのを防止することができる。
また、車体傾動システム10において、スタビライザ装置26は、横ビーム19に固着されたスタビライザ本体(基部26a)、及び基部26aとサスペンションリンク21にそれぞれ継ぎ手(スタビライザコンロッド継ぎ手27a,27b)を介して揺動可能に連結されるスタビライザコネクティングロッド28を有し、各継ぎ手27a,27bの揺動軸が横ビーム19の回動軸と平行に配置されている。
That is, by providing the
In the vehicle
つまり、基部26aとサスペンションリンク21間に設けたスタビライザコネクティングロッド28の両端に継ぎ手27a,27bを設け、継ぎ手27a,27bの揺動軸中心線が横ビーム19の回動中心線と平行な向きになるように配置したので、揺動時に継ぎ手27a,27bの許容角を越えることがない。
また、車体傾動システム10において、車両前後方向から見た、スタビライザコネクティングロッド28の連結端に位置する各継ぎ手27a,27b、サスペンションリンク21と減衰部24の連結部、及び横ビーム19とバネ部23の連結部を結ぶ形状が、平行四辺形を形成する。
That is, joints 27 a and 27 b are provided at both ends of the
Further, in the vehicle
つまり、スタビライザコンロッド28の上下端の継ぎ手27a,27b及び減衰部24の上下端のブッシュ(継ぎ手25a,25b)を結ぶ四角形が平行四辺形になるように構成したので、車体16がリーンしても平行四辺形が保たれるため、車体リーン時にスタビライザ26の不要な捩れがなく乗心地を悪化させることがない。
That is, the quadrangle connecting the
10 車体傾動システム
11 車両状態検出部
12 制御部
13 車体傾動部
14 特性可変懸架部
15 車両
16 車体
17 前輪
18 後輪
19 横ビーム
19a ビーム両端
19b 横ビーム回転軸
20 横ビーム駆動部
21 サスペンションリンク
21a アッパーアーム
21b ロアアーム
22 アクスル
23 コイルスプリング
24 ショックアブソーバ
25a,25b 継ぎ手
26 スタビライザ
26a 基部
26b 腕部
27a,27b スタビライザ継ぎ手
28 スタビライザコンロッド
29 スタビライザクランプ
B 車体
C スタビライザコンロッド
L サスペンションリンク
S スタビライザ
S1 基部
S2 腕部
O 回動中心
O1,O2 軸線
DESCRIPTION OF
Claims (9)
走行時の車両状態を検出する車両状態検出手段と、
前記車両状態検出手段の検出値に基づき所望の車体傾角を演算する制御手段と、
前記制御手段の演算結果に基づき前記車体を所望の傾角に傾動させる車体傾動手段と
を備え、
前記車体傾動手段により前記車体を傾動させるとき、前記車体傾動手段の傾動動作に連動して前記懸架手段の懸架特性を変更することを特徴とする車体傾動システム。 Suspension means arranged between the vehicle body and the wheels;
Vehicle state detection means for detecting the vehicle state during travel;
Control means for calculating a desired vehicle body tilt angle based on a detection value of the vehicle state detection means;
Vehicle body tilting means for tilting the vehicle body to a desired tilt angle based on the calculation result of the control means,
A vehicle body tilting system, wherein when the vehicle body is tilted by the vehicle body tilting device, a suspension characteristic of the suspension device is changed in conjunction with a tilting operation of the vehicle body tilting device.
走行時の車両状態を検出する車両状態検出手段と、
前記車両状態検出手段の検出値に基づき所望の車体傾角を演算する制御手段と、
車体幅方向中央部を回動軸心として車体幅方向両側で上下に回動傾斜する横ビームと、前記サスペンションリンクとを減衰部及びバネ部を介して連結して、前記制御手段の演算結果に基づき該横ビームを傾斜させ、前記車体を所望の傾角に傾動させる車体傾動手段と
を備え、
前記車体傾動手段により前記車体を傾動させるとき、前記車体傾動手段の傾動動作に連動して前記サスペンションリンクの懸架特性を変更することを特徴とする車体傾動システム。 A suspension link that is swingably attached to the vehicle body and suspends the wheels;
Vehicle state detection means for detecting the vehicle state during travel;
Control means for calculating a desired vehicle body tilt angle based on a detection value of the vehicle state detection means;
A lateral beam that pivots up and down on both sides in the width direction of the vehicle with the central portion in the width direction of the vehicle body as a pivot axis and the suspension link are connected via a damping portion and a spring portion, and the calculation result of the control means is obtained. Vehicle body tilting means for tilting the lateral beam based on the vehicle body and tilting the vehicle body to a desired tilt angle,
A vehicle body tilting system, wherein when the vehicle body is tilted by the vehicle body tilting means, a suspension characteristic of the suspension link is changed in conjunction with a tilting operation of the vehicle body tilting means.
前記サスペンションリンクと、
前記横ビームと、
前記サスペンションリンクに揺動可能に連結された前記減衰部、及び前記減衰部と同軸に配置されて、前記横ビームに揺動可能に連結された前記バネ部と、
前記横ビームを回動傾斜させ前記車体を傾動させる横ビーム駆動手段と、
前記横ビームに連結されて車体幅方向に沿って配置され、左右両輪の前記サスペンションリンクを連結するスタビライザ装置と
を有することを特徴とする請求項2に記載の車体傾動システム。 The vehicle body tilting means is
The suspension link;
The transverse beam;
The damping part connected to the suspension link in a swingable manner, and the spring part arranged coaxially with the damping part and connected in a swingable manner to the transverse beam;
Lateral beam driving means for rotating and tilting the lateral beam to tilt the vehicle body;
The vehicle body tilting system according to claim 2, further comprising: a stabilizer device connected to the lateral beam and arranged along a vehicle body width direction, and connecting the suspension links of both left and right wheels.
前記横ビームに連結されたスタビライザ本体、及び前記スタビライザ本体と前記サスペンションリンクにそれぞれ継ぎ手を介して揺動可能に連結されるスタビライザコネクティングロッドを有し、前記各継ぎ手の揺動軸が前記横ビームの回動軸と平行に配置されていることを特徴とする請求項3に記載の車体傾動システム。 The stabilizer device is:
A stabilizer main body coupled to the transverse beam, and a stabilizer connecting rod coupled to the stabilizer main body and the suspension link via a joint so as to be swingable; The vehicle body tilting system according to claim 3, wherein the vehicle body tilting system is arranged in parallel with the rotation axis.
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