JP2010155210A - 微細気泡発生装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】水と空気とを取り込んで微細な気泡を含有する微細気泡含有水を生成して吐出する微細気泡発生装置(1)である。浴槽(6)に配置されてこの水槽(6)内の水を吸い込む吸込ノズル(7)や、吸気口(38)を有する空気導入部(31)、空気導入部(31)から取り込んだ空気と、吸込ノズル(7)から取り込んだ水とを用いて微細気泡含有水を生成して吐出する本体部(70)などを備える。本体部(70)には、空気の混ざった水を加圧して送水する加圧ポンプ(4)が設けられていて、手動式のポンピング部材(72)等、加圧ポンプ(4)に呼水を供給する呼水供給手段が送水経路(71)に設けられている。
【選択図】 図1
Description
−微細気泡発生装置の構成−
図1に本発明を適用した第1実施形態の微細気泡発生装置(1)の概略構成を示す。この微細気泡発生装置(1)は、人体への温浴効果等を目的として、例えばユニットバス等の浴槽(6)に付設され、浴室に直接設置するのではなく、脱衣所など浴室から少し離れた場所に設置されるように設定されている。
吸込ノズル(7)は、浴槽(6)内の水を取り込むために設けられていて、浴槽(6)内に貯留された水の中に沈めるように浴槽(6)の底部近くに配置される。吸込ノズル(7)は、その先端に浴槽(6)の水を取り込む吸込口(37)を有し、例えば柔軟なホース等(配管(2)の一部を構成している)の一端に接続されて送水経路(71)が構成されている。なお、送水経路(71)は溶存水生成器(10)まで延び、空気混合部(3)や加圧ポンプ(4)、溶存水生成器(10)に連通している。
空気導入部(31)は、主として空気を外部から取り込むために設けられていて、吸気量調整弁(5c)や逆止弁(5d)などを有し、これら各装置が吸入管(5b)で接続されている。
空気混合部(3)は、浴槽(6)から取り込まれて流れてくる水の中に所定量の空気を導入するために設けられていて、例えば、外観視でY字やT字状の分岐配管等で構成され、二股に分岐した一方の端部が吸込ノズル(7)に連通し、他方の端部が空気導入部(31)に連通している。そして、その一方の端部から浴槽(6)の水が流れ込み、その水流に引き込まれるようにして他方の端部から空気導入部(31)で取り込まれた空気が流れ込んで、概ね所定の割合で空気と水とが混ざった状態の水(空気混合水ともいう)が形成されて加圧ポンプ(4)に吸引されるようになっている。
加圧ポンプ(4)は、こうして得られる空気混合水を加圧して溶存水生成器(10)に送水し、同時に循環流路(30)内で浴槽(6)の水を循環させるために設けられている。本実施形態の加圧ポンプ(4)には、所謂カスケードポンプ(渦流ポンプ)が用いられていて、例えば、ゲージ圧で2〜3kg/cm2(0.2〜0.3MPa)程度に加圧して送水することができるようになっている。また、この加圧ポンプ(4)は、一般によく用いられている非自吸式のポンプであり、始動時には羽根車が収容されたポンプ室等を満たすための水(呼水)が必要となる。
溶存水生成器(10)は、略密閉状の圧力容器となっていて、加圧ポンプ(4)で加圧された空気混合水を受け入れて、空気が水中に比較的高濃度で溶存した状態の水(この状態の水を空気溶存水ともいう)を生成するために設けられていて、この微細気泡発生装置(1)における主要な装置となっている。
吐出ノズル(8)は、空気溶存水から微細気泡を多量に発生させ、この微細気泡を含有する微細気泡含有水を浴槽(6)内へ吐出するために設けられていて、浴槽(6)内に貯留された水の中に沈めるように浴槽(6)の底部近くに配置される。吐出ノズル(8)は、例えば柔軟なホース等の吐出経路(配管(2)の一部を構成している)の一端に接続されていて、その他端は溶存水生成器(10)に連通している。
通常の運転時における動作を説明すると、まず、水が貯留された浴槽(6)内に吸込ノズル(7)と吐出ノズル(8)とが沈められた状態で、加圧ポンプ(4)に呼水を供給して加圧ポンプ(4)や送水経路(71)に水を満たして駆動できるようにして、微細気泡発生装置(1)を作動させる主電源スイッチをオンにする。そうすると、加圧ポンプ(4)が駆動して浴槽(6)内の水が循環流路(30)を循環するようになる。
ところで、上述したように、この微細気泡発生装置(1)では運転を開始する際に加圧ポンプ(4)に呼水を供給する必要があるが、簡単な操作でこの呼水の供給ができるように工夫されている。
図4は、本発明の第2実施形態を示したものであり、本実施形態では、第1実施形態の手動式のポンピング部材(72)に換えて自動で呼水を供給できるようにした。なお、第1実施形態と同様の部材については同一の符号を付してその説明は省略し、異なる部分について説明する。
3 空気混合部
4 加圧ポンプ
5c 吸気量調整弁
5d 逆止弁
6 浴槽(水槽)
7 吸込ノズル
8 吐出ノズル
9b 吸気フィルタ
10 溶存水生成器(加圧容器)
30 循環流路
31 空気導入部
37 吸込口
38 吸気口
39 絞り部
40 排気弁
70 本体部
71 送水経路
72 ポンプ部(ポンピング部材)
72a ポンプ室
73 ノズル本体部
74 スロート部
75 フィルタ
76 支持枠
77 ポンプ吸込口(吸込口)
77a 第1弁体
78 ポンプ吐出口(吐出口)
78a 第2弁体
79 送水ポンプ(始動用ポンプ)
Claims (5)
- 水と空気とを取り込んで微細な気泡を含有する微細気泡含有水を生成して吐出する微細気泡発生装置(1)であって、
任意の水槽(6)に配置されてこの水槽(6)内の水を吸い込む吸込ノズル(7)と、
外部から空気を取り込む吸気口(38)を有する空気導入部(31)と、
上記空気導入部(31)から取り込んだ空気と、上記吸込ノズル(7)から取り込んだ水とを用いて上記微細気泡含有水を生成して吐出する本体部(70)と、を備え、
上記本体部(70)には、空気の混ざった水を加圧して送水する加圧ポンプ(4)が設けられ、
上記吸込ノズル(7)と上記加圧ポンプ(4)との間の送水経路(71)に、上記加圧ポンプ(4)用の呼水を供給する呼水供給手段が設けられていることを特徴とする微細気泡発生装置。 - 請求項1に記載の微細気泡発生装置であって、
上記呼水供給手段として、上記吸込ノズル(7)に設けられる手動式のポンピング部材(72)が用いられていることを特徴とする微細気泡発生装置。 - 請求項2に記載の微細気泡発生装置であって、
上記ポンピング部材(72)が、可逆的に縮小可能なポンプ室(72a)を有するポンプ部(72)を含み、
上記ポンプ室(72a)には、水槽(6)側に位置する吸込口(77)と、加圧ポンプ(4)側に位置する吐出口(78)とが設けられ、
上記吸込口(77)には、上記ポンプ室(72a)への流入を許し、上記ポンプ室(72a)からの流出を許さない開閉式の第1弁体(77a)が設けられ、
上記吐出口(78)には、上記ポンプ室(72a)からの流出を許し、上記ポンプ室(72a)への流入を許さない開閉式の第2弁体(78a)が設けられていることを特徴とする微細気泡発生装置。 - 請求項1に記載の微細気泡発生装置であって、
上記呼水供給手段として始動用ポンプ(79)が用いられていることを特徴とする微細気泡発生装置。 - 請求項4に記載の微細気泡発生装置であって、
上記始動用ポンプ(79)として、上記吸込ノズル(7)に設けられる遠心ポンプが用いられていることを特徴とする微細気泡発生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008334926A JP2010155210A (ja) | 2008-12-26 | 2008-12-26 | 微細気泡発生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008334926A JP2010155210A (ja) | 2008-12-26 | 2008-12-26 | 微細気泡発生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2010155210A true JP2010155210A (ja) | 2010-07-15 |
Family
ID=42573517
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2008334926A Pending JP2010155210A (ja) | 2008-12-26 | 2008-12-26 | 微細気泡発生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2010155210A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102154608B1 (ko) * | 2019-03-29 | 2020-09-10 | 김일복 | 수중 천연공기 발생 시스템 |
CN114432977A (zh) * | 2020-10-31 | 2022-05-06 | 中国石油化工股份有限公司 | 一种环道式气体水合物反应装置及反应方法 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0552657U (ja) * | 1991-12-10 | 1993-07-13 | エナジーサポート株式会社 | 温水循環処理装置の呼び水供給装置 |
JP2007016742A (ja) * | 2005-07-11 | 2007-01-25 | Takizawa Denki Koji:Kk | 温泉湯揚上システム |
JP2007069063A (ja) * | 2005-09-05 | 2007-03-22 | Yokogawa Electric Corp | 気体溶解水供給システム |
-
2008
- 2008-12-26 JP JP2008334926A patent/JP2010155210A/ja active Pending
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CN114432977B (zh) * | 2020-10-31 | 2023-05-05 | 中国石油化工股份有限公司 | 一种环道式气体水合物反应装置及反应方法 |
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