JP2010144909A - Dynamic damper - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、ダイナミックダンパに関する。 The present invention relates to a dynamic damper.
従来、自動車のプロペラシャフトに生じる振動を抑止するために、中空状となったプロペラシャフト内にはダイナミックダンパを装着している。 Conventionally, in order to suppress vibration generated in a propeller shaft of an automobile, a dynamic damper is mounted in the hollow propeller shaft.
ダイナミックダンパは、円筒状のプロペラシャフト内に挿入可能とした円筒状の筒体と、この筒体内に同軸状に配設される軸体と、一方を筒体の内側面に接合させるとともに他方を軸体の外側面に接合させて筒体と軸体とを連結する複数のゴム製のブリッジとで構成している。 The dynamic damper has a cylindrical cylindrical body that can be inserted into a cylindrical propeller shaft, a shaft body that is coaxially disposed in the cylindrical body, one of which is joined to the inner side surface of the cylindrical body, and the other. It is composed of a plurality of rubber bridges that join the outer surface of the shaft body to connect the cylinder and the shaft body.
この場合、軸体は所定の重量を有するウエイトとし、ブリッジの大きさや形状を調整することにより、ダイナミックダンパでは所定の周波数の振動を吸収可能としている(例えば、特許文献1、特許文献2参照。)。 In this case, the shaft body is a weight having a predetermined weight, and the dynamic damper can absorb vibrations of a predetermined frequency by adjusting the size and shape of the bridge (see, for example, Patent Document 1 and Patent Document 2). ).
このようなダイナミックダンパは、筒体内に軸体を挿入し、射出成型用の金型で筒体と軸体とを固定して、筒体と軸体との間にゴムを射出することによりブリッジを形成している。特に、ブリッジは、射出成型用の金型によって所望の大きさあるいは形状に成形可能としている。 Such a dynamic damper is a bridge formed by inserting a shaft into a cylinder, fixing the cylinder and the shaft with a mold for injection molding, and injecting rubber between the cylinder and the shaft. Is forming. In particular, the bridge can be molded into a desired size or shape by an injection mold.
通常、ブリッジは、軸体の周方向に等角度で複数設けており、しかも、円筒状とした筒体の一方端における第1開口と、他方端における第2開口の中間位置に設けている。
しかしながら、ダイナミックダンパでは、たとえば図7(a)に側面図で、図7(b)に縦端面図で示すように、円筒状の筒体100内に複数のブリッジ210を介して円柱状のウエイト300を設けた場合であって、ウエイト300の周方向に設けたブリッジ210の肉厚が十分でない場合には、図8に示すように、ウエイト300の重量によってブリッジ210が座屈して、吸収対象の振動を吸収できなくなるおそれがあった。
However, in the dynamic damper, for example, as shown in a side view in FIG. 7A and in a vertical end view in FIG. 7B, a cylindrical weight is inserted into a
あるいは、たとえば図9(a)に側面図で、図9(b)に縦端面図で示すように、円筒状の筒体100内に複数のブリッジ220を介して円柱状のウエイト300を設けた場合であって、ウエイト300の長手方向におけるブリッジ220の長さ寸法が十分でない場合には、図10に示すように、筒体100に対してウエイト300が傾いた状態となるおそれがあり、振動の吸収に際してウエイト300にピッチング等の異常振動が生じやすくなって、吸収対象の振動を吸収できなくなるおそれがあった。
Alternatively, for example, as shown in a side view in FIG. 9A and in a vertical end view in FIG. 9B, a
したがって、ブリッジ200を形成する場合には、ウエイト300を適正に振動させることができるように所望の肉厚寸法以上、あるいは長さ寸法以上とする必要があって、ブリッジ200の設計自由度が制限されることから、その分をウエイト300の方で調整性なければならず、ウエイト300の形状が多様化しやすくなるために、コスト低減を阻害することとなっていた。
Therefore, when forming the bridge 200, it is necessary to make the
本発明者らはこのような現状に鑑み、ウエイトの支持性を高めたブリッジ構造を提供することにより、ブリッジの設計自由度を高めてウエイトの共用化を図ってコスト低減を可能とするとともに、振動の確実な吸収を可能としたダイナミックダンパを提供すべく研究開発を行って本発明を成すに至ったものである。 In view of such a current situation, the present inventors provide a bridge structure with improved weight support, thereby increasing the degree of design freedom of the bridge and sharing the weight, enabling cost reduction, The present invention has been accomplished through research and development to provide a dynamic damper capable of reliably absorbing vibration.
本発明のダイナミックダンパは、一方端に第1開口を有するとともに他方端に第2開口を有する筒体と、筒体内に挿入した棒状の軸体と、一方を筒体の内側面に接合させるとともに他方を軸体の外側面に接合させて筒体と軸体とを連結する弾性体製のブリッジとを備え、筒体と軸体のいずれか一方をウエイトとしたダイナミックダンパにおいて、第1開口と第2開口の中間位置よりも第1開口側に配設した第1ブリッジと、第2開口側に配設した第2ブリッジとを備えることとした。 A dynamic damper according to the present invention has a cylindrical body having a first opening at one end and a second opening at the other end, a rod-shaped shaft inserted into the cylindrical body, and one side joined to the inner surface of the cylindrical body. In a dynamic damper having an elastic bridge that joins the other side to the outer surface of the shaft body to connect the cylinder body and the shaft body, and having either the cylinder body or the shaft body as a weight, The first bridge disposed on the first opening side with respect to the middle position of the second opening and the second bridge disposed on the second opening side are provided.
さらに、本発明のダイナミックダンパでは、第1ブリッジ及び第2ブリッジを軸体の周方向に所定のピッチとしてそれぞれ複数配設するとともに、第1ブリッジを第2ブリッジに対して軸体の周方向にずらせて配設したことにも特徴を有し、第1ブリッジの配設数と第2ブリッジの配設数をそれぞれnとして、第1ブリッジを軸体の軸方向の投影において第2弾性片と360/n/2度の角度を成す位置に配設していることにも特徴を有するものである。 Further, in the dynamic damper of the present invention, a plurality of first bridges and second bridges are arranged at a predetermined pitch in the circumferential direction of the shaft body, and the first bridge is disposed in the circumferential direction of the shaft body with respect to the second bridge. The number of the first bridges and the number of the second bridges are n, and the first bridge is projected in the axial direction of the shaft body with the second elastic piece. It is also characterized by being disposed at a position forming an angle of 360 / n / 2 degrees.
本発明のダイナミックダンパでは、一方端に第1開口を有するとともに他方端に第2開口を有する筒体と、筒体内に挿入した棒状の軸体と、一方を筒体の内側面に当接させるとともに他方を軸体の外側面に当接させて筒体と軸体とを連結する弾性体製のブリッジとを備え、筒体と軸体のいずれか一方をウエイトとしたダイナミックダンパにおいて、第1開口と第2開口の中間位置よりも第1開口側に配設した第1ブリッジと、第2開口側に配設した第2ブリッジとを備えることにより、軸体を筒体の中心線上に配設しやすくして、振動にともなって軸体にピッチングが生じることを防止できるとともに、第1ブリッジ及び第2ブリッジの厚み寸法を大きくできるので、第1ブリッジ及び第2ブリッジに座屈が生じることを防止でき、所望の振動を吸収可能とした吸振性を備えたダイナミックダンパを提供できる。 In the dynamic damper of the present invention, a cylinder having a first opening at one end and a second opening at the other end, a rod-shaped shaft inserted into the cylinder, and one of the cylinders abutting against the inner surface of the cylinder And an elastic bridge that connects the cylindrical body and the shaft body by bringing the other into contact with the outer surface of the shaft body, and a dynamic damper using either the cylindrical body or the shaft body as a weight. By providing a first bridge disposed on the first opening side with respect to the intermediate position between the opening and the second opening and a second bridge disposed on the second opening side, the shaft body is arranged on the center line of the cylindrical body. It is easy to install, and it is possible to prevent the shaft body from pitching due to vibration, and the thickness of the first bridge and the second bridge can be increased, so that the first bridge and the second bridge are buckled. Desired vibration It can provide a dynamic damper having the possibility and the vibration absorbing property absorbed.
本発明のダイナミックダンパは、図1(a)に側面図で、図1(b)に縦端面図で、さらに図2に斜視図で示すように、一方端に第1開口11を有するとともに他方端に第2開口12を有する筒体10と、この筒体10内に挿入した棒状の軸体30と、一方を筒体10の内側面に接合させるとともに他方を軸体30の外側面に接合させて筒体10と軸体30とを連結する複数の弾性体製のブリッジ20とで構成している。本実施形態では、軸体30を所定重量のウエイトとしている。
The dynamic damper of the present invention has a
特に、ブリッジ20は、第1開口11と第2開口12の中間位置Kよりも第1開口11側に配設した第1ブリッジ21と、第1開口11と第2開口12の中間位置Kよりも第2開口12側に配設した第2ブリッジ22で構成している。
In particular, the
第1ブリッジ21及び第2ブリッジ22は、軸体30の周方向に所定のピッチとしてそれぞれ複数配設して、外方に向けて突出状に設けて、筒体10の内側面に接合させている。
A plurality of
なお、円筒状とした筒体10の内周面、及び円柱状とした軸体30の外周面には、第1ブリッジ21及び第2ブリッジ22と同じ材料を膜状に接合させて、第1ブリッジ21及び第2ブリッジ22を強固に接合可能としている。
The same material as that of the
このように、ダイナミックダンパでは、第1ブリッジ21と第2ブリッジ22とを設けて、軸体30を長手方向の2カ所で支持することにより、軸体30の姿勢を適正な姿勢に維持させやすくすることができ、第1ブリッジ21及び第2ブリッジ22の設計自由度を高めることができる。したがって、所望の振動を確実に吸収可能なダイナミックダンパを提供できるだけでなく、第1ブリッジ21及び第2ブリッジ22の形状の調整範囲が広がることにより、軸体30を共用しやすくなって、製造コストの低減が図られることにより、安価なダイナミックダンパを提供できる。
Thus, in the dynamic damper, the
本実施形態では、第1ブリッジ21及び第2ブリッジ22は、それぞれ3つずつとしているが、3つに限定するものではなく、4つ以上としてもよいし、場合によっては2つずつとしてもよい。さらには、必要に応じて、たとえば、第1ブリッジ21は3つで、第2ブリッジ22は4つとするなど、第1ブリッジ21と第2ブリッジ22を必ずしも同数とする必要はない。また、図2に示すように、各第1ブリッジ21はそれぞれ軸体30の同一の周上に設けているが、必要に応じて軸体30の長手方向に互いにずらせて配設してもよく、各第2ブリッジ22も必要に応じて軸体30の長手方向に互いにずらせて配設してもよい。
In the present embodiment, the number of the
なお、第1ブリッジ21は、第2ブリッジ22に対して軸体30の周方向にずらせて配設して、側面視において、第1ブリッジ21と第2ブリッジ22とが互いに重なり合うことなく、互いにずれた位置に設けることが望ましい。
The
このように、側面視において第1ブリッジ21と第2ブリッジ22とをずらしておくことにより、第1ブリッジ21及び第2ブリッジ22を所望の形状に形成しやすくすることができる。
Thus, by shifting the
すなわち、ダイナミックダンパは、通常、第1ブリッジ21及び第2ブリッジ22となる弾性材料のゴムなどを射出成型機によって射出させて第1ブリッジ21及び第2ブリッジ22を形成しており、この射出成型時に第1ブリッジ21及び第2ブリッジ22を形成するために用いた型枠の脱型を容易とすることができるからである。
That is, the dynamic damper normally forms the
具体的に説明すると、射出成型機でダイナミックダンパを形成する場合には、筒体10を射出成型機の所定の第1金型(図示せず)に装着するとともに、軸体30を筒体10の内側に挿入して第1金型に装着し、この第1金型と、第1金型に対向させて設けた第2金型(図示せず)とで筒体10と軸体30とを挟持して固定し、筒体10と、軸体30と、第1金型、と第2金型とで形成された隙間に第1ブリッジ21及び第2ブリッジ22となるゴムを射出している。
More specifically, when the dynamic damper is formed by the injection molding machine, the
このとき、第1金型及び第2金型には、筒体10と軸体30との間に差し込む複数の成形片(図示せず)が突出状にそれぞれ設けられており、射出成型時には、第1金型に設けた2つの成形片の間に第2金型に設けた1つの成形片を挿入した状態とし、また、第2金型に設けた2つの成形片の間に第1金型に設けた1つの成形片を挿入した状態として、第1ブリッジ21及び第2ブリッジ22を射出成形により形成している。
At this time, the first mold and the second mold are each provided with a plurality of molding pieces (not shown) to be inserted between the
第1ブリッジ21及び第2ブリッジ22の形成後、射出成型機では、第1金型と第2金型をそのまま離隔させるだけで脱型でき、複雑な作業を行ったり、あるいは複雑な構造の金型を用いたりすることなく、第1ブリッジ21及び第2ブリッジ22を形成できる。
After the
なお、筒体10の内周面、及び軸体30の外周面にはあらかじめ接着剤を塗布しており、接着剤を介して第1ブリッジ21及び第2ブリッジ22を構成しているゴムを接合させることにより、強固に接合可能としている。第1ブリッジ21及び第2ブリッジ22は、ゴム製に限定するものではなく、適宜の弾性材料を用いることができる。
Note that an adhesive is applied in advance to the inner peripheral surface of the
射出成型機では、第1ブリッジ21及び第2ブリッジ22の形成にともなって、筒体10の内周面、及び円柱状とした軸体30の外周面に、第1ブリッジ21及び第2ブリッジ22と同じ材料を膜状に射出成形して、第1ブリッジ21及び第2ブリッジ22を筒体10及び軸体30に強固に接合可能としている。
In the injection molding machine, the
第1ブリッジ21及び第2ブリッジ22の形成に用いる成形片は、それぞれ第1金型及び第2金型とは別体の金型として、第1金型あるいは第2金型に着脱自在としてもよい。
The molding pieces used for forming the
第1ブリッジ21を第2ブリッジ22に対して軸体30の周方向にずらせて形成する場合には、第1ブリッジ21の配設数、及び第2ブリッジ22の配設数をそれぞれnとして、第1ブリッジ21を軸体30の軸方向の投影において第2弾性片22と360/n/2度の角度を成す位置に配設するとよい。
When the
すなわち、たとえば図1に示すように、第1ブリッジ21及び第2ブリッジ22をそれぞれ3つずつ設けた場合には、第1ブリッジ21は、軸体30の軸方向の投影において第2弾性片22と60度の角度を成す位置に配設するとよい。この場合、当然ながら、第2ブリッジ22は、軸体30の軸方向の投影において第1弾性片21と、360/3/2=60度の角度を成す位置となっている。
That is, for example, as shown in FIG. 1, when three each of the
このように、第1ブリッジ21を軸体30の軸方向の投影において第2弾性片22と360/n/2度の角度を成す位置に配設した場合には、ダイナミックダンパにおける構造上の対称性を高めることができ、ダイナミックダンパ自体が想定外の振動を生じるおそれが少なく、想定通りの振動の吸収効果を得られやすくすることができる。
Thus, when the
上述した実施形態のダイナミックダンパでは、第1ブリッジ21及び第2ブリッジ22は、四角柱状に形成しているが、第1ブリッジ21及び第2ブリッジ22は四角柱形状に限定するものではなく、たとえば図3(a)に側面図で示すように、第1ブリッジ21'及び第2ブリッジ22'は、軸体30'から筒体10'に向かうにつれて周方向の長さを漸次長くした扇状とするとともに、図3(b)に縦端面図で示すように、軸体30'から筒体10'に向かうにつれて軸体30'の長さ方向の長さを漸次短くした先窄み状としてもよい。
In the dynamic damper of the above-described embodiment, the
すなわち、第1ブリッジ21,21'及び第2ブリッジ22,22'の形状や大きさ、さらには配設数や配設位置は、吸収したい振動に合わせて適宜としてよい。
That is, the shapes and sizes of the
なお、図3(b)に示すように、本実施形態では、筒体10'には、軸方向の中央部分を両端部分よりも凹ませて、プロペラシャフト内への挿入を行いやすくしているが、必要に応じて、筒体10'には、特開平09−053686号公報に記載されているように、軸方向に沿ったスリット(図示せず)を設けてプロペラシャフト内への挿入を行いやすくしてもよい。この場合、スリットは、1本だけでもよいし、複数本のスリットを筒体10,10'の周方向に沿って所定間隔で設けてもよい。
As shown in FIG. 3 (b), in this embodiment, the cylindrical body 10 'has a central portion in the axial direction that is recessed from both end portions to facilitate insertion into the propeller shaft. However, if necessary, the cylindrical body 10 'is provided with a slit (not shown) along the axial direction so as to be inserted into the propeller shaft as described in Japanese Patent Application Laid-Open No. 09-053686. It may be easy to do. In this case, only one slit may be provided, or a plurality of slits may be provided at predetermined intervals along the circumferential direction of the
上述した実施形態のダイナミックダンパでは、筒体10,10'の内側に設けた軸体30,30'をウエイトとしているが、図4(a)に側面図で、図4(b)に縦端面図で示すように、筒体40を所定の重量を有するウエイトとし、この筒体40の内側に設けた軸体60を所定の位置にダイナミックダンパを配設するための取付金具として、筒体40と軸体60とを第1ブリッジ51及び第2ブリッジ52を介して接続してもよい。
In the dynamic damper of the above-described embodiment, the
特に、本実施形態では、軸体60は、中空部を有する筒体としているが、筒体で構成する場合に限定するものではなく、たとえば図5に示すように、軸体61は円柱体とするとともに、両端にはそれぞれ板状の取付片62を設け、この取付片62にボルトなどが挿入される挿入孔63を設けて、この挿入孔63に挿入したボルトなどの固定金具などを用いて所定位置に取り付け可能としてもよい。
In particular, in this embodiment, the
この場合、図4に示したダイナミックダンパと同様に、筒体40を所定の重量を有するウエイトとし、この筒体40と、筒体40の内側に設けた軸体61とを第1ブリッジ51及び第2ブリッジ52を介して接続している。
In this case, similarly to the dynamic damper shown in FIG. 4, the
また、筒体40自体をウエイトとするのではなく、図6(a)に側面図で、図6(b)に縦端面図で示すように、円筒状の筒体40'の外周面に所定の重量とした円筒状のウエイト70を嵌着または接着剤などを用いて装着してもよい。
Further, the
すなわち、筒体40'の内側に取付金具となる筒状の軸体60'を配置させて、複数の第1ブリッジ51'及び第2ブリッジ52'を形成して筒体40'と軸体60'とを一体化し、その後、筒体40'にウエイト70を装着している。
That is, a
なお、軸体60'は円筒体とするのではなく、図5に示したように、それぞれ挿入孔63が設けられた取付片62を両端に備えた円柱状の軸体61としてもよい。
The
10,10',40,40' 筒体
11 第1開口
12 第2開口
20 ブリッジ
21,21',51,51' 第1ブリッジ
22,22',52,52' 第2ブリッジ
30,30',60,60',61 軸体
62 取付片
63 挿入孔
70 ウエイト
10,10 ', 40,40' cylinder
11 1st opening
12 Second opening
20 bridge
21,21 ', 51,51' 1st bridge
22,22 ', 52,52' 2nd bridge
30,30 ', 60,60', 61 Shaft
62 Mounting piece
63 Insertion hole
70 weights
Claims (3)
前記筒体内に挿入した棒状の軸体と、
一方を前記筒体の内側面に接合させるとともに他方を前記軸体の外側面に接合させて前記筒体と前記軸体とを連結する弾性体製のブリッジと
を備え、前記筒体と前記軸体のいずれか一方をウエイトとしたダイナミックダンパにおいて、
前記第1開口と前記第2開口の中間位置よりも前記第1開口側に配設した第1ブリッジと、前記第2開口側に配設した第2ブリッジとを備えたダイナミックダンパ。 A cylinder having a first opening at one end and a second opening at the other end;
A rod-shaped shaft inserted into the cylinder;
An elastic bridge that joins one side to the inner side surface of the cylindrical body and joins the other side to the outer side surface of the shaft body to connect the cylindrical body and the shaft body; and the cylindrical body and the shaft In a dynamic damper with one of the body weights,
A dynamic damper comprising a first bridge disposed closer to the first opening than an intermediate position between the first opening and the second opening, and a second bridge disposed closer to the second opening.
前記第1ブリッジを、前記第2ブリッジに対して前記軸体の周方向にずらせて配設している請求項1記載のダイナミックダンパ。 A plurality of the first bridges and the second bridges are disposed as predetermined pitches in the circumferential direction of the shaft body, and
The dynamic damper according to claim 1, wherein the first bridge is arranged so as to be shifted in the circumferential direction of the shaft body with respect to the second bridge.
前記第1ブリッジを、前記軸体の軸方向の投影において、前記第2弾性片と360/n/2度の角度を成す位置に配設している請求項2記載のダイナミックダンパ。 The number of the first bridges and the number of the second bridges are n, respectively.
3. The dynamic damper according to claim 2, wherein the first bridge is disposed at a position that forms an angle of 360 / n / 2 degrees with the second elastic piece in an axial projection of the shaft body.
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