JP2010038595A - 車両用計器 - Google Patents
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Abstract
【課題】誤警報することなく違和感のない警報を行うことができる車両用計器を提供する。
【解決手段】車両状態を示す表示手段2と、前記車両状態において警報状態を示す報知手段3を備え、前記車両状態に応じた計測値に基づいて表示手段2に表示させるための表示値を生成するとともに、前記車両状態が警報状態であるか判定し報知手段3を制御する制御手段1を備えた車両用計器であって、制御手段1は、前記計測値が第1の所定しきい値に達したか否かを判定する計測値判定処理と、生成された前記表示値が第2の所定しきい値に達したか否かを判定する表示値判定処理と、を行い、計測値判定処理及び表示値判定処理の両方の条件を満たしたときに、報知手段3が作動するように制御してなる。
【選択図】 図1
【解決手段】車両状態を示す表示手段2と、前記車両状態において警報状態を示す報知手段3を備え、前記車両状態に応じた計測値に基づいて表示手段2に表示させるための表示値を生成するとともに、前記車両状態が警報状態であるか判定し報知手段3を制御する制御手段1を備えた車両用計器であって、制御手段1は、前記計測値が第1の所定しきい値に達したか否かを判定する計測値判定処理と、生成された前記表示値が第2の所定しきい値に達したか否かを判定する表示値判定処理と、を行い、計測値判定処理及び表示値判定処理の両方の条件を満たしたときに、報知手段3が作動するように制御してなる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、車両状態を示す表示手段と、前記車両状態において警報状態を示す報知手段を備え、前記車両状態に応じた計測値に基づいて表示手段に表示させるための表示値を生成するとともに、前記車両状態が警報状態であるか判定し報知手段を制御する制御手段を備えた車両用計器に関する。
一般に車両に搭載される計器は、車両状態を表示手段に表示する他、車両において発生する各種警報状態について、警報状態の発生を検知したセンサ等からの信号に基づいて、その警報状態の内容を示す意匠を計器の文字板や液晶パネル上で発光表示させて報知している。車両ユーザは、この発光表示してなる報知手段から警報状態の内容を把握し、必要に応じて適当な対応を行っている(例えば、特許文献1に記載)。
特開2002−67735号公報
しかしながら、これらの装置は、表示手段の表示を行うための演算と、報知手段を作動するための演算と、が別々に処理されるため、車両状態を視認し易くするための遅延処理などが必要なことから、車両状態の表示と警報が同期せず、例えば、計器が基準速度を超えない速度を表示しているにもかかわらず、警報を発してしまうなどの違和感を与えてしまうという課題があった。
また、表示手段に表示させる制御信号(表示値)に基づいて、報知することも考えられるが、計器の自己診断モードや車両起動時の初期動作など、センサ等からの信号とは別に、表示手段を作動させる必要があり、これらの処理に影響して誤警報がなされないように処理するなどの対策が必要であった。
そこで本発明の目的とするところは、上述した課題に着目してなされたものであり、誤警報することなく違和感のない警報を行うことができる車両用計器を提供することにある。
本発明の車両用計器は、請求項1に記載したように 車両状態を示す表示手段と、前記車両状態において警報状態を示す報知手段を備え、前記車両状態に応じた計測値に基づいて前記表示手段に表示させるための表示値を生成するとともに、前記車両状態が警報状態であるか判定し前記報知手段を制御する制御手段を備えた車両用計器であって、前記制御手段は、前記計測値が第1の所定しきい値に達したか否かを判定する計測値判定処理と、生成された前記表示値が第2の所定しきい値に達したか否かを判定する表示値判定処理と、を行い、計測値判定処理及び表示値判定処理の両方の条件を満たしたときに、前記報知手段が作動するように制御してなることを特徴とする。
また、請求項2に記載したように、請求項1に記載の車両用計器において、前記表示手段は、指針と、この指針の指示対象となる目盛を有する文字板と、からなり、自己診断モード、または車両起動時の初期動作モードとして、前記指針を回動してなることを特徴とする。
また、請求項3に記載したように、請求項1に記載の車両用計器において、前記制御手段は、車両速度に関する計測値に基づいて表示値を生成し、計測値及び表示値が所定しきい値となる所定速度に対応する値以上であるか否かを、前記計測値判定処理と前記表示値判定処理とで判定することを特徴とする。
本発明は、車両状態を示す表示手段と、前記車両状態において警報状態を示す報知手段を備え、前記車両状態に応じた計測値に基づいて表示手段に表示させるための表示値を生成するとともに、前記車両状態が警報状態であるか判定し報知手段を制御する制御手段を備えた車両用計器に関し、誤警報することなく違和感のない警報を行うことができる。
本発明の実施の形態について添付図面を用いて説明する。
図1は、車両用計器の本発明に係る要部を示す図であり、制御手段1と、表示手段2と、報知手段3と、から構成されている。
制御手段1は、例えば、マイクロコンピュータを適用でき、図示しないがCAN(Controller Area Network)通信ケーブルを経由して別途車両に搭載されるECUからの車輪の回転数やエンジン回転数、残燃料量、車両に搭載される衝撃センサからの検出信号(所定の入力情報)などの車両情報を入力できるように接続される。
また、制御手段1は、車両情報に基づいて演算処理するためのCPUと、このCPUにおける演算処理結果等を一時的に格納する読出し及び書換え可能なRAM(第1の記憶手段)や、制御プログラムや制御データを格納したROM、走行距離データなどを不揮発的に記憶するためのEEPROM(第2の記憶手段)からなる記憶部と、前記車両情報や制御信号、クロック信号やラッチ信号などをやり取りするためにバス接続された入出力インターフェイスと、を備えている。
また、制御手段1は、表示手段2と報知手段3とに接続され、車両情報に基づく演算処理によって各手段2,3を制御するための制御信号を生成し出力する。
表示手段2は、例えば、制御手段1からの制御信号に応じて回動する指針とこの指針の指示対象となる目盛りとで数値を対比判読できる所謂アナログ表示器を適用でき、車両の走行速度、エンジン回転数、残燃料量などの表示を行うことができる。なお、表示手段1は、前述アナログ表示器の他に、液晶表示パネル、時刻や走行距離などの情報を数値表現可能なように構成される。
報知手段3は、制御手段1の制御信号に応じて警報状態を車両ユーザに報知するための手段であり、例えば、警報内容に関連する意匠を設けた警報灯やブザーを適用できる。なお、報知手段3として液晶表示パネルを用いて、意匠や文字などで警報内容を表示させることもできる。
次に通常モードにおける本発明に関する制御手段1による処理手順について説明する。
制御手段1は、CANを介して入力される車両情報のうち、車輪の回転数に関する情報を入力し、この情報に基づいて車両の走行速度(単位時間当たりの走行距離)を計測値として算出する計測値算出処理を行う(ステップS1)。
また、制御手段1は、前述の計測値算出処理にて算出された計測値に基づいて、表示手段2へ表示するための表示値を算出する表示値算出処理を行う(ステップS2)。この際、表示値は、車両ユーザの視認性を考慮して指針が滑らかに動くように、計測値のままではなく若干の遅延などの処理がなされて得られるものであり、指針が所望の値を指示するような制御信号として生成されて、表示手段2へ出力される。
次に制御手段1は、計測値算出処理によって得られた計測値が所定の走行速度(例えば、100km/h)に対応する値(第1の所定しきい値)以上に達しているか否かを判定する計測値判定処理と、表示値算出処理によって得られた表示値が前記所定の走行速度と同じ走行速度に対応する値(第2の所定しきい値)以上に達しているか否かを判定する表示値判定処理と、を行い、両方の判定処理における条件(第1,第2の所定しきい値以上であるか)を満たしているか判定する(ステップS3)。
制御手段1は、ステップS3の判定により、計測値と表示値とがともに所定の走行速度に対応する第1,第2の所定しきい値以上であると判定した場合には、車両の走行速度が警報状態である旨を知らせるための表示やブザー音が警報出力されるように促す制御信号を報知手段3へ出力する(ステップS4)。
次に制御手段1は、計測値算出処理によって得られた計測値が所定の走行速度(例えば、100km/h)に対応する値(第1の所定しきい値)未満であるか否かを判定する計測値判定処理と、上記の表示値算出処理によって得られた表示値が前記所定の走行速度と同じ走行速度に対応する値(第2の所定しきい値)未満であるか否かを判定する表示値判定処理と、を行い、両方の判定処理における条件(第1,第2の所定しきい値未満であるか)を満たしているか判定する(ステップS5)。
制御手段1は、ステップS5の判定により、計測値と表示値とがともに所定の走行速度に対応する第1,第2の所定しきい値未満あると判定した場合には、車両の走行速度が警報状態でないと判断し、表示やブザー音が警報出力されないように促す制御信号を報知手段3へ出力する(ステップS6)。なお、この場合、報知手段3は、ステップS4の処理がなされてからステップS6の処理がなされるまでの間、連続または断続的に警報出力され、車両ユーザに警報状態を報知する。
以上の処理を繰り返すことによって、制御手段1は、表示値を考慮しているため、表示手段2の指針の回動動作(表示値)に連動して、報知手段3による警報を行うことができるため違和感を与えることがなく、また、実際の計測値を考慮しているため、計器の自己診断モードや車両起動時の初期動作モードなど、センサ等からの信号とは別に、表示手段を作動させる場合や、これらのモードから通常モードへ移行した場合であっても、誤警報することなく報知手段3を的確に制御できる。
斯かる車両用計器は、車両状態を示す表示手段2と、前記車両状態において警報状態を示す報知手段3を備え、前記車両状態に応じた計測値に基づいて表示手段2に表示させるための表示値を生成するとともに、前記車両状態が警報状態であるか判定し報知手段3を制御する制御手段1を備えた車両用計器であって、制御手段1は、前記計測値が第1の所定しきい値に達したか否かを判定する計測値判定処理と、生成された前記表示値が第2の所定しきい値に達したか否かを判定する表示値判定処理と、を行い、計測値判定処理及び表示値判定処理の両方の条件を満たしたときに、報知手段3が作動するように制御してなる。
従って、誤警報することを防止するとともに、指針の表示に対して違和感のない警報を行うことができる車両用計器となる。
また、表示手段2は、指針と、この指針の指示対象となる目盛を有する文字板と、からなり、自己診断モード、または車両起動時の初期動作モードとして、前記指針を回動してなる車両用計器であっても、誤警報することなく報知手段3を制御することができる。
また、制御手段1は、車両速度に関する計測値に基づいて表示値を生成し、計測値及び表示値が所定しきい値となる所定速度に対応する値以上であるか否かを、前記計測値判定処理と前記表示値判定処理とで判定することによって、誤警報することを防止するとともに、指針の表示に対して同期し、違和感のないオーバースピード警報を行うことができる。
なお、本発明の車両用計器を上述した実施の形態の構成にて例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、他の構成においても、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の改良、並びに設計の変更が可能なことは勿論である。例えば、CAN通信によって車両情報をやり取りするものを示したが、各種センサと制御手段1とを接続するケーブルによって、パルス信号などからなる車両情報の通信を行うものであってもよい。また、車両情報として計測値を入力するものであってもよい。
また、車両の走行速度に関する警報を例に挙げて説明したが、この他、エンジン回転数や吸気圧、排気温度等に関する警報に適用することもでき、上述した実施の形態と同様の効果を得ることができる。
1 制御手段
2 表示手段
3 報知手段
2 表示手段
3 報知手段
Claims (3)
- 車両状態を示す表示手段と、前記車両状態において警報状態を示す報知手段を備え、前記車両状態に応じた計測値に基づいて前記表示手段に表示させるための表示値を生成するとともに、前記車両状態が警報状態であるか判定し前記報知手段を制御する制御手段を備えた車両用計器であって、
前記制御手段は、前記計測値が第1の所定しきい値に達したか否かを判定する計測値判定処理と、生成された前記表示値が第2の所定しきい値に達したか否かを判定する表示値判定処理と、を行い、計測値判定処理及び表示値判定処理の両方の条件を満たしたときに、前記報知手段が作動するように制御してなることを特徴とする車両用計器。 - 前記表示手段は、指針と、この指針の指示対象となる目盛を有する文字板と、からなり、自己診断モード、または車両起動時の初期動作モードとして、前記指針を回動してなることを特徴とする請求項1に記載の車両用計器。
- 前記制御手段は、車両速度に関する計測値に基づいて表示値を生成し、計測値及び表示値が所定しきい値となる所定速度に対応する値以上であるか否かを、前記計測値判定処理と前記表示値判定処理とで判定することを特徴とする請求項1に記載の車両用計器。
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Publication Number | Publication Date |
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Cited By (2)
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JP2015516919A (ja) * | 2012-07-26 | 2015-06-18 | サン−ゴバン グラス フランス | 車両安全喚起装置および車両安全喚起方法 |
CN110481321A (zh) * | 2018-05-15 | 2019-11-22 | 宝沃汽车(中国)有限公司 | 仪表数据显示方法及装置 |
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2008
- 2008-08-01 JP JP2008199153A patent/JP2010038595A/ja active Pending
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