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JP2010034269A - 積層型圧電素子および振動体 - Google Patents

積層型圧電素子および振動体 Download PDF

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Abstract

【課題】支持板への接合時における破損を抑制できるとともに、支持板への振動を十分に伝達できる積層型圧電素子および振動体を提供する。
【解決手段】圧電体層1と電極層3とを交互に積層してなり、圧電体層1の積層方向に形成された一対の長方形状の主面と電極層3が長さ方向に交互に引き出された一対の側面とを有する板状の積層体5と、積層体5の長さ方向xの両端部に設けられ、積層体5の側面から主面の長さ方向x端部まで被覆した外部電極7a、7bとを具備するとともに、電極層3が外部電極7a、7bに交互に電気的に接続されている積層型圧電素子10、20であって、外部電極7a、7b間における積層体5の主面の一部に、外部電極7a、7bよりも圧電体層1の積層方向yに突出した突出部5aを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、積層型圧電素子および振動体に関し、特に、コンピュータ、携帯電話機または小型端末機器用の平面スピーカ装置に用いられるバイモルフ型の積層型圧電素子および振動体に関する。
従来の積層型圧電素子は、圧電体と電極層とを交互に積層してなり、圧電体層の積層方向に形成された長方形状の一対の主面と電極層が長さ方向に交互に引き出された一対の側面とを有する板状の積層体と、この積層体の長さ方向の両端部に設けられ、積層体の側面から主面の長さ方向端部まで被覆する外部電極とを具備している。
このような従来の積層型圧電素子では、外部電極材料を含有するペーストを積層体の長さ方向の両端部に塗布し、焼き付けて外部電極が形成されていたため、外部電極が積層体の平坦な主面から突出していた。従って、支持板に積層型圧電素子を接着剤で接合する際には、接着剤が塗布された積層型圧電素子を支持板に押圧して圧着するが、その際に積層体の主面よりも外方に突出した外部電極が支持板に当接し、外部電極間の積層体にクラックやひび割れを生ずる虞があった。
このような問題を解決すべく、従来、特許文献1に開示されるように、外部電極が位置する支持板に貫通孔を形成し、支持板に積層型圧電素子を接着剤で接合する際にも、外部電極が支持板に当接しないようにした積層型圧電素子が知られている。また、特許文献1には、支持板に積層体主面からの外部電極の突出高さよりも高い台部(段差部)を形成し、この台部に積層体の主面を接合した積層型圧電素子が知られている。
このような積層型圧電素子では、積層体の主面よりも外方に突出した外部電極が、支持板の貫通孔内に収容されたり、また、台部の存在により外部電極が支持板に当接することがなく、支持板に積層型圧電素子を接着剤で接合する際にも、積層体におけるクラックやひび割れの発生を抑制することができる。
特開2007−329431号公報
しかしながら、特許文献1では、支持板に貫通孔を形成しているため、支持板の一部の振動が抑制される虞があった。
また、特許文献1では、支持板に外部電極の突出高さよりも高い台部を形成したため、この台部が形成された支持板の部分は、他の支持板の部分よりも剛性が大きく、積層型圧電素子による支持板への振動が抑制される虞があった。
本発明は、支持板への接合時における破損を抑制できるとともに、支持板への振動を十分に伝達できる積層型圧電素子および振動体を提供することを目的とする。
本発明の積層型圧電素子は、圧電体層と電極層とを交互に積層してなり、前記圧電体層の積層方向に形成された一対の長方形状の主面と前記電極層が長さ方向に交互に引き出された一対の側面とを有する板状の積層体と、該積層体の長さ方向の両端部に設けられ、前記積層体の前記側面から前記主面の長さ方向端部まで被覆した外部電極とを具備するとともに、前記電極層が前記外部電極に交互に電気的に接続されている積層型圧電素子であって、前記外部電極間における前記積層体の主面の一部に、前記外部電極よりも前記圧電体層の積層方向に突出した突出部を有することを特徴とする。
このような積層型圧電素子では、外部電極間における積層体の主面の一部に、外部電極よりも圧電体の積層方向に突出した突出部を有するため、積層型圧電素子に接着剤を塗布し、積層型圧電素子を支持板側に押圧し、圧着する際には、積層体の突出部により規制され、外部電極は支持板には当接することはないため、支持板への接合時における積層型圧電素子の破損を抑制できる。また、特許文献1のように、支持板に貫通孔や台部を形成する必要がないため、積層型圧電素子による振動を支持板に十分に伝達できる。
本発明の振動体は、上記積層型圧電素子の前記突出部を有する主面側に支持板を接着剤により接合してなることを特徴とする。このような振動体では、支持板への接合時における積層型圧電素子の破損を抑制できるとともに、特許文献1のように、支持板に貫通孔や台部を形成する必要がないため、積層型圧電素子による振動を支持板に十分に伝達できる。
また、本発明の振動体は、前記支持板と前記外部電極との間、および前記支持板と前記突出部との間が接着剤により接合されていることを特徴とする。前記接着剤が前記外部電極よりも外側まで位置することが望ましい。
このような振動体では、支持板と外部電極との間、および支持板と突出部との間が接着剤により接合され、特に、接着剤が外部電極よりも外側まで位置する場合には、積層型圧電素子を支持板に強固に接合でき、積層型圧電素子による振動を支持板に十分に伝達できるとともに、振動体の落下等における支持板からの積層型圧電素子の剥離をも抑制することができる。
さらに、本発明の振動体は、前記積層型圧電素子の圧電体層の積層数が7層以上であることを特徴とする。圧電体層の積層数が多くなればなるほど、積層型圧電素子が支持板に与える力が大きくなるため積層型圧電素子と支持板との間が剥離しやすくなるが、本発明のように、支持板と外部電極との間、および支持板と突出部との間が接着剤により接合され、特に、接着剤が外部電極よりも外側まで位置する場合には、積層型圧電素子を支持板に強固に接合できる。
本発明の積層型圧電素子および振動体では、積層型圧電素子に接着剤を塗布し、積層型圧電素子を支持板側に押圧し、圧着する際には、積層体の突出部により規制され、外部電極は支持板には当接することはないため、支持板への接合時における積層型圧電素子の破損を抑制できる。また、支持板に貫通孔や台部を形成する必要がないため、積層型圧電素子による振動を支持板に十分に伝達できる。

以下、本発明の実施形態を図1、図2に基づいて説明する。図1は本発明のバイモルフ型の振動体の断面図、図2は振動体の層構造を説明するための分解斜視図である。
本発明のバイモルフ型の振動体は、図1、2に示すように、積層型圧電素子10、20を支持板30の上下面に接着剤37により接合して構成されている。尚、本発明は、バイモルフ型の積層型圧電素子に限定されるものではなく、支持板の片側に積層型圧電素子が接合されたユニモルフ型であっても良い。
積層型圧電素子10、20は、5層の圧電体1と6層の電極層3とを交互に積層してなる積層体5と、この積層体5の長さ方向xの両端部にそれぞれ設けられた外部電極7a、7bとを具備している。積層体5は板状であり、上下の主面が長方形状の板状とされ、積層体5の長さ方向xには、電極層3が交互に引き出される一対の側面が形成されている。
積層体5の長さ方向xの両端部には、積層体5の側面から上下の主面の長さ方向端部まで被覆する外部電極7a、7bがそれぞれ設けられている。6層の電極層3は交互に電極層3a、3bとされており、外部電極7a、7bには、積層体5の側面において3層ずつの電極層3a、3bが電気的に接続されている。
電極層3a、3bは、電極引出部3a1、3b1を介して外部電極7a、7bに接続されており、電極引出部3a1、3b1は、電極層3a、3bよりも幅狭とされている。電極層3a、3b、電極引出部3a1、3b1は、電極パターン形成時に同時に印刷される。
積層型圧電素子10、20は、外部電極7aを絶縁性の支持板30に形成された電極パターン、または導電性の支持板30そのものに導通せしめ、この外部電極7aと外部電極7bとの間に電圧を印可し、積層型圧電素子が駆動することになる。また、積層型圧電素子10と積層型圧電素子20とは、それぞれ反対側に変位するように、電圧が印可される。これにより、図1、2に示すようなバイモルフ型の振動体は、大きく振動することになる。
そして、本発明の積層型圧電素子では、図1、図3に示すように、外部電極7a、7b間における積層体5の主面(積層方向面)の一部には、外部電極7a、7bよりも積層体5の積層方向yに突出した突出部5aを有している。言い換えれば、積層体5の支持板30側の主面の長さ方向x端部には、長さ方向x端に向けて(外部電極形成部分に向けて)研磨されて傾斜部41が形成されており、傾斜部41間が突出部5aとされ、支持板30と積層体5の主面との間隔は、長さ方向中央部(突出部5a)よりも長さ方向x端が広くなっている。このような傾斜部41を、傾斜部は外部電極7aが形成される側面と電極層3b端との間(いわゆる振動しない不活性部)、または、外部電極7bが形成される側面と電極層3a端の間(いわゆる振動しない不活性部)に形成することで、積層型積層圧電素子による振動を阻害することがない。
尚、突出部5aは、積層体5の片側の主面だけでなく、両方の主面に形成しても良い。
以上のように構成された積層型圧電素子は、例えばZrの一部をSbで置換したチタン酸ジルコン酸鉛(PZT)等の圧電材料を含有する圧電ペーストを用いてグリーンシートを作製し、このグリーンシートに電極材料を含有する電極ペーストを塗布し、該電極ペーストが塗布されたグリーンシートを複数積層し、最上層には電極ペーストが塗布されていないグリーンシートを積層し、積層成形体を作製し、この積層成形体を脱脂焼成する。この後、図4(a)に示すように、積層体5の一方側の主面の長さ方向両端部を、長さ方向x端に向けて深くなるように、例えば平面研磨、ブラスト等を用いて斜めに研磨し、傾斜部41を形成する。
この後、図4(b)に示すように、この積層体の両側の主面に最外層の電極層を形成すべく、電極材料を含有する電極ペーストを、積層体の両側の主面に塗布し、図4(c)に示すように、長さ方向両端部に、外部電極材料を含有する電極ペーストを塗布し、所定温度で焼き付けることにより、本発明の積層型圧電素子を作製することができる。
そして、図4(d)に示すように、積層型圧電素子の積層体5が研磨された側に接着剤37を塗布し、支持板30に押圧し、接合することにより、本発明の振動体を作製することができる。
本発明の振動体では、積層体5の長さ方向x端部に形成された外部電極7a、7bよりも、積層体5の突出部5aが支持板30側に突出しており、積層型圧電素子10、20に接着剤37を塗布し、積層型圧電素子10、20を支持板30側に押圧し、圧着しようとしても、支持板30に外部電極7a、7bが当接しないため、支持板30への接合時における積層型圧電素子10、20の破損を抑制できる。また、突出部5aは平坦であるため、積層型圧電素子10、20を支持板30に接合する際の圧着あるいは押圧が均一となり歪力が無く、安定した接合ができる。さらに、従来のように支持板に貫通孔や台部を形成する必要がないため、積層型圧電素子による振動を支持板に十分に伝達できる。
図5は、本発明の他の積層型圧電素子を示すもので、この実施形態では、積層体50の一方側の主面の長さ方向中央部には突出部50aが形成されている。突出部50aは、積層体50の最外層の圧電体層が、長さ方向両端部よりも中央部の方で厚みが厚く形成されており、これにより、積層体50の一方側の主面に突出部50aが形成されている。
このような積層型圧電素子は、グリーンシートに電極ペーストを塗布し、この電極ペーストが塗布されたグリーンシートを積層し、最上層にはグリーンシートのみ積層して、図6(a)に示すような積層成形体53を作製し、この積層成形体53の上面には、図6(b)に示すように、長さ方向中央部に突出部50aを形成するためのグリーンシート55を積層し、これを脱脂焼成する。そして、図6(c)に示すように、この積層体50の両側の主面に最外層の電極層を形成すべく、電極層材料を含有する電極ペーストを、積層体の両側の主面に塗布し、図示しないが、長さ方向両端部に、外部電極材料を含有する電極ペーストを塗布し、所定温度で焼き付けることにより、本発明の積層型圧電素子を作製することができる。
このような積層型圧電素子では、外部電極7a、7b間における積層体50の主面の一部に、外部電極7a、7bよりも圧電体層の積層方向y側に突出した突出部50aを有するため、積層型圧電素子の突出部50aが形成された側に接着剤を塗布し、積層型圧電素子を支持板側に押圧し、圧着する際には、積層体50の突出部50aにより規制され、外部電極7a、7bは支持板には当接することはないため、支持板への接合時における積層型圧電素子の破損を抑制できる。また、従来のように支持板に貫通孔や台部を形成する必要がないため、積層型圧電素子による振動を支持板に十分に伝達できる。
尚、上記形態では、圧電体層1が5層の場合の積層型圧電素子について説明したが、本発明は、上記形態に限定されるものではなく、圧電体層が7層以上であっても良い。このように圧電体層が多くなればなるほど、積層型圧電素子が支持板に与える力が大きくなるため積層型圧電素子と支持板との間が剥離しやすくなるが、本発明のように、支持板と外部電極との間、および支持板と突出部との間が接着剤により接合され、特に、接着剤が外部電極よりも外側まで位置する場合には、積層型圧電素子を支持板に強固に接合できる。
Zrの一部をSbで置換したチタン酸ジルコン酸鉛(PZT)を含有する圧電ペーストを用いてグリーンシートを作製し、このグリーンシートに電極材料としてAgおよびPdを含有する電極ペーストを所定形状に塗布し、該電極ペーストが塗布されたグリーンシートを6層もしくは12層積層し、最上層には電極ペーストが塗布されていないグリーンシートを積層し、2種類の積層成形体を作製し、これらの積層成形体を脱脂し、焼成した。
この後、図4(a)に示すように、積層体5の一方側の主面の長さ方向両端部を、長さ方向x端に向けて深くなるように、平面研磨を用いることにより斜めに研磨した。
この後、図4(b)に示すように、この積層体の両側の主面に最外層の電極層を形成すべく、電極材料としてAgとガラスを含有する電極ペーストを、積層体の両側の主面に塗布し、図4(c)に示すように、長さ方向xの両端部に、外部電極材料としてAgとガラスを含有する電極ペーストを塗布し、焼き付け、積層型圧電素子を作製した。
作製された積層型圧電素子の全体寸法は幅3.5mm、長さ26mmであり、圧電体層の厚みは40μm、電極層の厚みは3μmであった。
そして、図4(d)に示すように、積層型圧電素子の積層体5が研磨された側に、アクリル樹脂からなる接着剤を、外部電極および積層体の主面に塗布し、合金製の厚さ0.2mm支持板30に押圧し、支持板30と外部電極7a、7bとの間、および支持板30と突出部5aとの間を接着剤37により接合し、図1に示すような振動体を作製した。接着剤37は、外部電極7a、7bよりも外側にまで位置していた。
一方、積層体5の主面の突出部5aのみ接着剤を塗布し、これを支持板30に接合した振動体をも作製した。
これらの接合面積が異なる2種類の振動体の積層型圧電素子を顕微鏡にて確認したところ、圧電体層が7層と13層のいずれの場合もクラックやひび割れは生じていなかった。
また、これらの2種類の振動体について、支持板と積層型圧電素子の接合強度について、落下試験で確認した。試験条件は、振動体の支持板の一端部を実装部材に固定し、この実装部材を100gの落下試験治具に固定し、落下高さ100cmから大理石から成る落下地点へ合計3回自由落下させ、積層型圧電素子と支持板との剥離の有無を確認した。
この結果、積層体の主面の突出部のみ接着剤を塗布し、突出部のみ支持板に接合した振動体では、圧電体層が7層、13層の場合とも10個中4個に剥離が見られたものの、支持板と外部電極との間、および支持板と突出部との間を接着剤により接合した振動体では、圧電体層が7層、13層の場合とも10個中剥離したものはなかった。
本発明のバイモルフ型の振動体の断面図であり、(a)は縦断面図、(b)は(a)のa−a線に沿った横断面図である。 図1の振動体の層構造を説明するための分解斜視図である。 図1の積層型圧電体を示すもので、(a)は縦断面図、(b)は(a)のb−b線に沿った横断面図である。 図1の振動体を作製するための工程図である。 本発明の他の形態の積層型圧電体を示す縦断面図である。 図5の積層型圧電体を作製するための一部の行程図である。
符号の説明
1・・・圧電体層
3、3a、3b・・・電極層
5、50・・・積層体
5a、50a・・・突出部
7a、7b・・・外部電極
10、20・・・積層型圧電素子
30・・・支持板
37・・・接着剤
41・・・傾斜部
x・・・積層体の長さ方向
y・・・圧電体層の積層方向

Claims (4)

  1. 圧電体層と電極層とを交互に積層してなり、前記圧電体層の積層方向に形成された一対の長方形状の主面と前記電極層が長さ方向に交互に引き出された一対の側面とを有する板状の積層体と、該積層体の長さ方向の両端部に設けられ、前記積層体の前記側面から前記主面の長さ方向端部まで被覆した外部電極とを具備するとともに、前記電極層が前記外部電極に交互に電気的に接続されている積層型圧電素子であって、前記外部電極間における前記積層体の主面の一部に、前記外部電極よりも前記圧電体層の積層方向に突出した突出部を有することを特徴とする積層型圧電素子。
  2. 請求項1記載の積層型圧電素子の前記突出部を有する主面側に支持板を接着剤により接合してなることを特徴とする振動体。
  3. 前記支持板と前記外部電極との間、および前記支持板と前記突出部との間が接着剤により接合されていることを特徴とする請求項2記載の振動体。
  4. 前記積層型圧電素子の圧電体層の積層数が7層以上であることを特徴とする請求項3に記載の振動体。
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