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JP2010028356A - 車載ネットワークの通信管理装置 - Google Patents

車載ネットワークの通信管理装置 Download PDF

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JP2010028356A
JP2010028356A JP2008185986A JP2008185986A JP2010028356A JP 2010028356 A JP2010028356 A JP 2010028356A JP 2008185986 A JP2008185986 A JP 2008185986A JP 2008185986 A JP2008185986 A JP 2008185986A JP 2010028356 A JP2010028356 A JP 2010028356A
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JP
Japan
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control unit
data
communication
ecu
vehicle network
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JP2008185986A
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English (en)
Inventor
Akihisa Kitajima
晶久 北島
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Mitsubishi Fuso Truck and Bus Corp
Original Assignee
Mitsubishi Fuso Truck and Bus Corp
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Abstract

【課題】コストアップを抑制しつつ、車載ネットワークの安定した通信を実現させることのできる車載ネットワークの通信管理装置を提供すること。
【解決手段】車両に設けられた複数のECU(2,4,6,8,10,12,14)がCAN(20)により接続されて形成されている車載ネットワーク(1)において、エンジンECU(2)により、CANに送信されている定期フレームの送信周期を検出するとともに(S1)、送信周期の標準偏差を算出し(S2)、第1優先順位のECUからの定期フレームの送信周期が該標準偏差における所定値3σ以上であった場合には(S3)、第1、2優先順位のECUへエマージェンシ信号を送信しリンプホームモードに移行させる(S6,7)。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両に搭載された制御ユニットが通信線により接続されて形成された車載ネットワークの通信管理装置に関する。
車両には複数の電子制御ユニット(ECU)が搭載されており、これらのECUには、CAN(Controller Area Network)方式の車載LAN等の通信線が接続され、各ECU間で相互にデータ通信可能に車載ネットワークが形成されている。
当該ECUとしては、例えばエンジンの制御を行うエンジンECU、ブレーキ操作に応じた制御及びアンチロックブレーキ(ABS)等の制動力制御を行う制動系ECU、各車輪への駆動力配分を制御する駆動系ECU、空調、ドア、ウインド、ワイパー、ライト等のボデー系機器を制御するボデー系ECU等が搭載されている。
そして、当該車載ネットワークでは、通信の安定化を図るため、各通信線における通信状態を監視し、故障診断等が行われている。
例えば、CAN通信バスのエラーステータスから故障診断を行う構成がある(特許文献1参照)。
特開2004−348274号公報
近年、車両に搭載されるECUの数は増加しており、このように車載ネットワークに接続されるノード数が増加すると、データ通信量が増加しCANの通信負荷が高くなる。このように通信負荷が高くなることで、データ送信の衝突する確率が高くなり、優先順位の高いデータが繰り返し送信され、優先順位の低いデータは送信周期が長くなるという問題がある。このために、正しく送信されないデータ等が生じ、車両挙動に影響を及ぼすおそれがある。
このように、通信量の増加による通信不具合は、上記特許文献1に開示された技術のような故障診断では解決できない。
そこで、通信量の増加に対しては、例えば通信線の通信速度を上げることが考えられるが、通信速度を上げれば、当該通信線から発生するノイズも高くなり、ノイズ対策としてシールド線を追加する等、コストが大幅に増加するおそれがあり好ましくない。
また、車載ネットワークに、通信線の通信状態を制御可能なゲートウェイECU等を設けることで通信管理を行う構成も考えられるが、ゲートウェイECUを設けるのにコストが増加するため好ましくない。
本発明はこのような問題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、コストアップを抑制しつつ、車載ネットワークの安定した通信を実現させることのできる車載ネットワークの通信管理装置を提供することにある。
上記した目的を達成するために、請求項1の車載ネットワークの通信管理装置では、車両に設けられた複数の制御ユニットが通信線を介して接続されて形成された車載ネットワークの通信管理装置であって、前記複数の制御ユニットのうちの所定の制御ユニットであり、前記通信線に送信されているデータの送信周期を検出するとともに、該送信周期の標準偏差を算出し、所定のデータの送信周期が該標準偏差における所定値以上であった場合には、第1の所定信号を送信する第1の制御ユニットと、前記複数の制御ユニットのうち前記第1の制御ユニット以外の制御ユニットであり、前記第1の所定信号を受信すると、データ通信量を減少させる第1の制御モードに移行する第2の制御ユニットと、を備えることを特徴としている。
請求項2の車載ネットワークの通信管理装置によれば、請求項1において、前記第2の制御ユニットは複数あり、前記第1の制御ユニットは、前記第2の制御ユニットに優先順位を設定し、所定の優先順位以上の前記第2の制御ユニットから送信されたデータの送信周期が前記標準偏差における所定値以上であった場合に、前記第1の所定信号を送信することを特徴としている。
請求項3の車載ネットワークの通信管理装置によれば、請求項1または2において、前記第2の制御ユニットは、前記第1の制御モードでは、定期的に送信するデータの送信周期を、エラーが生じない範囲で、長くすることでデータ通信量を減少させることを特徴としている。
請求項4の車載ネットワークの通信管理装置によれば、請求項1乃至3のいずれかにおいて、前記第2の制御ユニットは複数あり、前記第1の制御ユニットは、前記第2の制御ユニットに優先順位を設定し、前記所定のデータの送信周期が前記標準偏差における所定値以上であった場合に、特定の優先順位以下の前記第2の制御ユニットには第2の所定信号を送信し、前記第2の制御ユニットは、前記第2の所定信号を受信すると、データの送信を停止する第2の制御モードに移行することを特徴としている。
上記手段を用いる本発明の請求項1の車載ネットワークの通信管理装置によれば、複数の制御ユニットを有する車載ネットワークにおいて、所定の制御ユニットである第1の制御ユニットにより、通信線に送信されているデータの送信周期を検出するとともに送信周期の標準偏差を算出し、所定のデータの送信周期が該標準偏差における所定値以上であった場合には、他の制御ユニットである第2の制御ユニットへ第1の所定信号を送信し、当該第1の所定信号を受信した第2の制御ユニットはデータ通信量を減少させる第1の制御モードに移行する。
つまり、第1の制御ユニットにより、通信線に送信されているデータの送信周期に基づく標準偏差からデータ通信量を監視し、所定のデータの送信周期が該標準偏差における所定値以上となるような通信量過多状態であるときには、第2の制御ユニットへ第1の所定信号を送信することでデータ通信量を減少させるよう通信管理する。
したがって、車両に多数の制御ユニットを搭載した場合でも、ゲートウェイECU等を設けたり、通信線の通信速度を上げることなく、適切に車載ネットワークの通信量の増加を抑えることができる。
これによりコストアップを抑制しつつ、車載ネットワークにおいて安定した通信を実現させることができる。
請求項2の車載ネットワークの通信管理装置によれば、第1の制御ユニットは、第2の制御ユニットに優先順位を設定し、所定の優先順位以上の制御ユニットから送信されたデータの送信周期が標準偏差における所定値以上であった場合に、第1の所定信号を送信する。
つまり、第2の制御ユニットのうち比較的優先順位の高い制御ユニットからの送信データが標準偏差における所定値以上となった場合に、データ通信量を減少させる通信管理を行う。
これにより、優先順位の高いデータの送信が滞ることを確実に防止することができ、より安定した通信を実現させることができる。
請求項3の車載ネットワークの通信管理装置によれば、第2の制御ユニットは、第1の制御モードでは、定期的に送信するデータ(定期データ)の送信周期をエラーが生じない範囲で長くする。
このように、第2制御ユニットにおいて、送信する定期データの送信周期をエラーが生じない範囲で長くすることで、優先順位が低い定期データがいつまでも送信されないという状態を防止し、各制御ユニットからのデータが均等に送信されるようにすることができる。
また、定期データのみの送信周期を長くすることで、イベント的や緊急的なデータは確実に送信されることとなり、車両の走行安定性は確保することができる。
請求項4の車載ネットワークの通信管理装置によれば、第1の制御ユニットは、第2の制御ユニットに優先順位を設定し、所定のデータの送信周期が前記標準偏差における所定値以上であった場合には、特定の優先順位以下の第2の制御ユニットへ第2の所定信号を送信し、当該第2の所定信号を受信した第2の制御ユニットはデータの送信を停止させる。
つまり、比較的重要ではない特定の優先順位以下の制御ユニットからのデータ送信を停止させて、通信量を減少させる。
これにより、比較的優先順位の高いデータを確実に送信できるようにすることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
図1を参照すると、本発明に係る車載ネットワークの通信管理装置の車載ネットワークの概略構成図が示されている。
図1に示す車載ネットワーク1には、車両の各種装置に対応した各種電子制御ユニット(ECU)が設けられている。
例えば、当該ECUとしては、エンジンの制御を行うエンジンECU2、ブレーキ操作に応じた制御及びアンチロックブレーキ(ABS)等の制動力制御を行う制動系ECU4、各車輪への駆動力配分を制御する駆動系ECU6、空調、ドア、ウインド、ワイパー、ライト等のボデー系機器を制御するボデー系ECU8等が搭載されている。また、この他にもECUa10、ECUb12、ECUc14が設けられている。
そして、これら各ECUはCAN(Controller Area Network)20(通信線)により接続されており、当該CAN20を介して相互にデータフレームを送信可能である。当該データフレームとしては、例えば、所定の間隔で送信される定期フレーム(定期データ)、所定の条件を満たした場合に送信されるイベントフレーム、ECUが異常を認識した場合に送信されるエラーフレーム等がある。
このように構成された車載ネットワーク1において、エンジンECU2(第1の制御ユニット)はエンジンの制御を行うとともに、CANの通信状態を監視し、当該通信状態に応じて他のECU(第2の制御ユニット)へ所定信号を送ることで通信管理するものである。
例えば、当該エンジンECU2は、CAN20に送信されている定期フレームの送信周期を検出するとともに、当該送信周期の標準偏差σを算出する機能を有している。そして、当該エンジンECU2は、CANにおけるデータ通信量を減少させるために、他のECUへエマージェンシ信号(第1の所定信号)や制御停止信号(第2の所定信号)等を送信する機能を有している。なお、当該エンジンECU2は、通常時にはノーマル信号を送信する。
また、エンジンECU2は、各ECU毎に数段階の優先順位を設定しており、例えばABS等の緊急操作制御を含んでおり車両の走行に重要な制動系ECU4を最も高い第1優先順位、駆動系ECU6を次に優先順位の高い第2優先順位、走行に影響の少ないボデー系ECU8を最も低い第3優先順位に設定している。また、ECUa10を第1優先順位、EUCb12を第2優先順位、ECUc14を第3優先順位に設定している。
一方、他のECU、即ち制動系ECU4、駆動系ECU6、ボデー系ECU8、ECUa10、ECUb12、ECUc14は、通常時は通常モードで制御を行い、エンジンECU2からのエマージェンシ信号を受信した場合には、送信する定期フレームを最小限とするリンプホームモード(第1の制御モード)に移行するよう設定されている。また、走行に影響の少ないボデー系ECU8、ECUc14は、エンジンECU2からの制御停止信号を受信した場合には、定期フレームの送信を停止する制御停止モード(第2の制御モード)に移行するよう設定されている。
以下このように構成された本発明に係る車載ネットワークの通信管理装置の作用について説明する。
図2には、本発明に係る車載ネットワークの通信管理装置において実行される通信管理制御ルーチンがフローチャートで示されており、以下当該フローチャートに沿って説明する。
図2に示すように、ステップS1として、エンジンECU2がCAN20に送信されている定期フレームの送信周期を検出する。
続くステップS2では、エンジンECU2が定期フレームの送信周期の標準偏差σを算出する。
ステップS3では、エンジンECU2が、ステップS1で検出した定期フレームの送信周期のうち第1優先順位(所定の優先順位以上)のECU、即ち制動系ECU4から送信された定期フレームの送信周期が、上記ステップS2で算出した標準偏差σにおける所定値3σ以上であるか否かを判別する。
当該判別結果が偽(No)である場合は、即ち車載ネットワーク1のデータ通信量が比較的少なく、通信が安定しているような場合は、ステップS4に進む。
ステップS4では、エンジンECU2から他のECUへノーマル信号が送信される。そして、次のステップS5では、ノーマル信号を受信した他のECUは通常モードでの制御を行い、当該ルーチンをリターンする。
一方、上記ステップS3の判別結果が真(Yes)である場合、即ち車載ネットワーク1のデータ通信量が多く、送信周期にばらつきが生じているような場合には、ステップS6に進む。なお、このようにデータ通信量が多くなる場合としては、例えば、各ECUから同時に多数のイベントフレームが送信されたり、ノイズ等の外乱により多数のエラーフレームが送信されたりする場合がある。このように、CAN20の通信量が増加することで、データ送信の衝突等が生じ、データフレームの送信周期にばらつきが生じる。
ステップS6では、エンジンECU2は、第1、2優先順位のECU、即ち制動系ECU4、駆動系ECU6、ECUa10、ECUb12、へエマージェンシ信号を送信する。さらにエンジンECU2は、第3優先順位(特定の優先順位以下)のECU、即ちボデー系ECU8、ECUc14へ制御停止信号を送信する。
そして、次のステップS7では、エマージェンシ信号を受信した第1、2優先順位のECUはリンプホームモードに移行する。当該リンプホームモードでは、送信するデータフレームを最小限とするよう、例えば定期フレームの送信周期をエラーが生じない範囲で長くする。これは例えば3回連続で送信に失敗した場合にエラーになるような定期フレームであれば、1回または2回の送信を間引きして、エラーが生じない範囲で送信周期を長くする。
また、制御停止信号を受信した第3優先順位のECUは、制御停止モードに移行し、定期フレームの送信を停止する。
そして、当該ルーチンをリターンし、上記ステップS3の判別結果が真(Yes)である間は、他のECUにリンプホームモード及び制御停止モードは維持され、上記ステップS3の判別が偽(No)となるとステップS4、S5に進み通常の通信モードに戻る。
以上のように、本発明に係る車載ネットワークの通信管理装置では、エンジンECU2により、CAN20に送信されているデータフレームの送信周期の標準偏差σからデータ通信量を監視し、第1優先順位のECUからの定期フレームの送信周期が所定値3σ以上となるような、通信量過多状態であるときには、データ通信量を減少させるデータ通信マネジメントを行う。
以上のように、本発明に係る車載ネットワークの通信管理装置では、車載ネットワーク1に設けられているECUのうちの1つであるエンジンECU2により、CAN20に送信されているデータの送信周期に基づく標準偏差σからデータ通信量を監視し、第1優先順位のECUからの定期フレームの送信周期が所定値3σ以上となったときに、データ通信量を減少させるよう他のECUへエマージェンシ信号及び制御停止信号を送信する。
このように比較的優先順位の高いECUからの定期フレームの送信周期が標準偏差σにおける所定値3σ以上となった場合に、データ通信量を減少させる通信管理を行うことで、優先順位の高いデータの送信が滞ることを確実に防止することができる。
また、エマージェンシ信号を受信しリンプホームモードに移行したECUは、定期データの送信周期をエラーが生じない範囲で長くしてデータ通信量を減少させることで、第1優先順位及び第2優先順位との間で、優先順位の低い第2優先順位の定期データがいつまでも送信されないという状態を防止し、各ECUからのデータが均等に送信されるようにすることができる。さらに、定期フレームのみの送信周期を長くすることで、イベントフレームやエラーフレームは確実に送信されることとなり、車両の走行安定性は確保することができる。
さらに、エンジンECU2は、比較的重要でない第3優先順位のECUには制御停止信号を送信し、第3優先順位のECUを制御停止モードに移行させることで、比較的重要な優先順位の高いデータを確実に送信できるようにすることができる。
これらのことから、車両に多数の制御ユニットを搭載した場合でも、ゲートウェイECU等を設けたり、通信線の通信速度を上げることなく、適切に車載ネットワーク1の通信量の増加を抑えることができる。
これにより、本発明に係る車載ネットワークの通信管理装置では、コストアップを抑制しつつ、車載ネットワーク1において安定した通信を実現させることができる。
以上で本発明に係る車載ネットワークの通信管理装置の実施形態についての説明を終えるが、実施形態は上記実施形態に限られるものではない。
例えば、上記実施形態における車載ネットワーク1の構成に限られるものでない。上記実施形態におけるECUは例示的なものであり、ECUの数や種類はこれに限られるものではない。
また、上記実施形態ではエンジンECU2が通信管理を行っているが、通信管理を行うECUはこれに限られるものではなく、車載ネットワーク1に設けられているECUであれば他のECUであっても構わない。
また、上記実施形態では優先順位を3段階に設定しているが、優先順位は何段階に設定しても構わない。また、上記実施形態ではECU毎に優先順位を設定しているが、各データフレーム毎に優先順位を設定しても構わない。
また、図2のステップS3では、エンジンECU2がエマージェンシ信号及び制御停止信号を送信するための条件として標準偏差σの所定値3σを用いているが、当該所定値は3σに限られるものではない。
また、上記実施形態では、エンジンECU2は図2のステップS6において、第1、2優先順位のECUへエマージェンシ信号を送信するとともに、第3優先順位のECUへ制御停止信号を送信しているが、エマージェンシ信号及び制御停止信号を送信するECUはこれに限られるものではなく、例えば、制御停止信号は送信せずに全てのECUへエマージェンシ信号を送信する設定でもよい。
また、上記実施形態では、エンジンECU2は制御モードが特に変わらない構成をなしているが、例えば当該エンジンECU2自体にも優先順位を設定し、当該優先順位に対応して、リンプホームモードまたは制御停止モードに移行するものとしても構わない。
本発明に係る車載ネットワークの通信管理装置の車載ネットワークの概略構成図である。 本発明に係る車載ネットワークの通信管理装置において実行される通信管理制御ルーチンを示すフローチャートである。
符号の説明
1 車載ネットワーク
2 エンジンECU(第1の制御ユニット)
4 制動系ECU(第2の制御ユニット)
6 駆動系ECU(第2の制御ユニット)
8 ボデー系ECU(第2の制御ユニット)
20 CAN(通信線)

Claims (4)

  1. 車両に設けられた複数の制御ユニットが通信線を介して接続されて形成された車載ネットワークの通信管理装置であって、
    前記複数の制御ユニットのうちの所定の制御ユニットであり、前記通信線に送信されているデータの送信周期を検出するとともに、該送信周期の標準偏差を算出し、所定のデータの送信周期が該標準偏差における所定値以上であった場合には、第1の所定信号を送信する第1の制御ユニットと、
    前記複数の制御ユニットのうち前記第1の制御ユニット以外の制御ユニットであり、前記第1の所定信号を受信すると、データ通信量を減少させる第1の制御モードに移行する第2の制御ユニットと、
    を備えることを特徴とする車載ネットワークの通信管理装置。
  2. 前記第2の制御ユニットは複数あり、
    前記第1の制御ユニットは、前記第2の制御ユニットに優先順位を設定し、所定の優先順位以上の前記第2の制御ユニットから送信されたデータの送信周期が前記標準偏差における所定値以上であった場合に、前記第1の所定信号を送信することを特徴とする請求項1記載の車載ネットワークの通信管理装置。
  3. 前記第2の制御ユニットは、前記第1の制御モードでは、定期的に送信するデータの送信周期を、エラーが生じない範囲で、長くすることでデータ通信量を減少させることを特徴とする請求項1または2記載の車載ネットワークの通信管理装置。
  4. 前記第2の制御ユニットは複数あり、
    前記第1の制御ユニットは、前記第2の制御ユニットに優先順位を設定し、前記所定のデータの送信周期が前記標準偏差における所定値以上であった場合に、特定の優先順位以下の前記第2の制御ユニットには第2の所定信号を送信し、
    前記第2の制御ユニットは、前記第2の所定信号を受信すると、データの送信を停止する第2の制御モードに移行することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか記載の車載ネットワークの通信管理装置。
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