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JP2010009107A - メールシステム、クライアント装置、メールサーバ装置、および生産設備と、メールアカウント情報の設定方法 - Google Patents

メールシステム、クライアント装置、メールサーバ装置、および生産設備と、メールアカウント情報の設定方法 Download PDF

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JP2010009107A JP2008164310A JP2008164310A JP2010009107A JP 2010009107 A JP2010009107 A JP 2010009107A JP 2008164310 A JP2008164310 A JP 2008164310A JP 2008164310 A JP2008164310 A JP 2008164310A JP 2010009107 A JP2010009107 A JP 2010009107A
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Abstract

【課題】メールシステムにおけるメールアカウント情報の設定効率が悪い。
【解決手段】第一のメールアカウント情報生成設定部10は、ユニークな識別情報から第一のメールアカウント情報を生成し、生成された第一のメールアカウント情報を第一の記憶部11に設定する。メールクライアント機能制御部12は、第一の記憶部11における第一のメールアカウント情報を用いてメールサーバ装置2とメール送受信を行う。第二のメールアカウント情報生成設定部20は、上記ユニークな識別情報から第二のメールアカウント情報を生成し、生成された第二のメールアカウント情報を第二の記憶部21に設定する。メールサーバ機能制御部22は、第二の記憶部21における第二のメールアカウント情報を用いてクライアント装置1とメール送受信を行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、メールシステム、およびメールシステムにおけるメールアカウント情報の設定方法、クライアント装置、クライアント装置におけるメールアカウント情報の設定方法、メールサーバ装置、メールサーバ装置におけるメールアカウント情報の設定方法、生産設備、および生産設備におけるメールアカウント情報設定方法に関する。
関連するメールシステムの一例が特許文献1に紹介されている。
図14は、該公報に基づくメールシステムの構成図である。
図14を参照すると、メールシステムは、クライアント装置1P、メールサーバ装置2P、インターネット3Pを有する。
なお、クライアント装置とは、メーラ(電子メールを送受信し管理するためのアプリケーションであり、電子メールソフトウエア)を搭載した装置である。
クライアント装置1Pは、主制御部11Pと、操作部12Pと、表示部13Pと、第一の記憶部14Pと、LAN(Local Area Network)コントローラ15Pと、ネットワークプロトコル制御部16Pを有する。メールクライアント装置1Pは、さらに、メールクライアント機能制御部17Pと、ROM(Read Only Memory)18Pと、RAM(Random Accsess Memory)19Pとを有する。
また、メールサーバ装置2Pは、主制御部21Pと、操作部22Pと、表示部23Pと、第二の記憶部24Pと、LANコントローラ25Pと、ネットワークプロトコル制御部26Pを有する。メールサーバ装置2Pは、さらに、メールサーバ機能制御部27Pと、ROM28Pと、RAM29Pと、メール保存部30Pとを有する。
上述した、構成において、主制御部11P、21Pは、システム全体を制御する。操作部12P、22Pは、システムにデータやコマンドを入力するための装置であり、マウスやキーボードなどである。表示部13P、23Pは、出力情報を表示したり、データ入力メニューを表示するためのものであり、液晶ディスプレイなどが使用される。ROM18P、28Pは、オペレーティングシステムなど、出荷時に設定されなければならないプログラム等を格納する。RAM19P、29Pは、演算や、データの一時的保存に使用されるワークエリアである。また、LANコントローラ15P、25Pは、LANにおけるルータアクセスを制御する。ネットワークプロトコル制御部16P、26Pは、TCP(Transfer Control Protocol)/IP(Internet Protocol)やUDP(User Datagram Protocol)/IPのパケットを処理する。メール保存部30Pは、クライアント装置1Pが相手に送信するメールデータや、クライアント装置1Pのメールボックスを保持する。
メールクライアント機能制御部17Pは、LANコントローラ15P、ネットワークプロトコル制御部16Pを用いて、メールサーバ装置2Pとの間にセッションを形成した後、SMTPやPOP3のメール送受信を行う。尚、SMTPは、Simple Mail Trnsfer Protocol、POPは、Post Office Protocolの略称である。メールサーバ機能制御部27Pは、LANコントローラ25P、ネットワークプロトコル制御部26Pを用いて、クライアント装置1Pとの間にセッションを形成した後、SMTPやPOP3のメール送受信を行う。
以下、メールクライアント装置1Pのメールクライアント機能制御部17Pが、メールサーバ装置2Pのメールサーバ機能制御部27Pとの間で行う、SMTPによるメール送信処理や、POP3によりメールのダウンロード処理を説明する。
尚、SMTPによるメール送信処理や、POP3によるメールのダウンロード処理の関連技術が、特許文献2に紹介されている。
特許文献2を参照して、SMTPによるメール送信処理や、POP3によりメールのダウンロード処理を説明する。
(SMTPによるメール送信の流れ)
まず、メールエディタ機能を使用してメール本文が作成されているものとする。
メールクライアント機能制御部17Pは、サーバのSMTPポート(通常はTCP25番)に接続してセッションを確立後、HELOコマンドで、通信開始をメールサーバ機能制御部27Pに通知する。次に、メールクライアント機能制御部17Pは、メールサーバ機能制御部27PにMAILコマンドとRCPTコマンドでそれぞれ送信者と受信者のメールアドレスを送る。メールクライアント機能制御部17Pは、メールサーバ機能制御部27Pからの認証許可メッセージを受けると、DATAコマンドでメールデータの送信を開始する。メールクライアント機能制御部17Pは、メールサーバ機能制御部27Pからのメールデータ受信完了メッセージを受けると、QUITコマンドで通信終了を通知する。
(POP3によるメール受信の流れ)
まず、メールクライアント機能制御部17Pは、サーバのPOP3ポート(通常はTCP110番)に接続してセッションを確立する。次に、メールクライアント機能制御部17Pは、メールサーバ機能制御部27Pに、USERコマンドとPASSコマンドでメールボックスのアカウントIDとパスワードを送る。メールクライアント機能制御部17Pは、メールサーバ機能制御部27Pからの認証許可メッセージを受け取ると、着信メール数が1以上の場合は、RETRコマンドを繰り返して全てのメールをダウンロードする。メールクライアント機能制御部17Pは、ダウンロードが終了すると、メールサーバ機能制御部27PにQUITコマンドで通信終了を通知する。
以上のようなメール送受信動作において、クライアント装置(メーラを有する端末)および、メールサーバ装置は、SMTPおよびPOP3の実行時に必要なメールアカウント情報を予め自身の所定のエリアに設定しておく必要がある。
ここで、所定のエリアとは、クライアント装置の場合は、第一の記憶部14Pであり、メールサーバ装置の場合は、第二の記憶部24Pである。
メールアカウント情報は、クライアント装置であれば、電子メールアドレス、POP3ユーザ名(アカウントID)、POP3パスワード、SMTPサーバ名、SMTP待ち受けポート番号、POP3サーバ名、POP3待ち受けポート番号等がある。
電子メールアドレスは、自身の装置の電子メールアドレスであり、SMTP通信に必要である。電子メールアドレスは、ユーザ名とドメイン名から構成され、ユーザ名はユーザが任意に決定することができる。POP3ユーザ名、POP3パスワードは、クライアント装置が、POP3によってメールボックスを読み出すときの、認証情報として必要であり、それぞれユーザが任意に決定し、メールサーバ装置に登録する必要がある。SMTPサーバ名は、SMTPサーバのドメイン名であり、また、POP3サーバ名は、POP3サーバのドメイン名である。SMTP待ち受けポート番号、POP3待ち受けポート番号はそれぞれ、クライアント装置が、メールサーバ装置とSMTPおよびPOP3によるセッションを確立する時のポート番号であり、固定値である。SMTPサーバ名、POP3サーバ名、SMTP待ち受けポート番号、POP3待ち受けポート番号はそれぞれ、メールサーバ装置にアクセスする際に必要であり、サーバの運用者から通知される。
一方、メールサーバ装置は、メールアカウント情報としてユーザのユーザ名(アカウントID)、電子メールアドレス、POP3パスワードなどがあり、ユーザ管理情報として管理する。
電子メールアドレスは、SMTP通信に必要であり、POP3ユーザ名、POP3パスワードは、端末装置が、POP3によってメールボックスを読み出すときの、認証情報として必要である。
以上説明したメールアカウント情報は、ユーザのメールサービスを利用開始する前に、クライアント装置であれば、ユーザにより手動等により第一の記憶部14Pの第一のメールアカウント情報格納部14P−1に設定しておかねばならない。また、メールサーバ装置であれば、サービス提供者により手動等により第二の記憶部24Pの第二のメールアカウント情報格納部24P−1に設定しておかねばならない。
図15は、ユーザがメールサービスを利用する場合の、メールアカウント情報の設定手順を示すフロー図である。
まず、メールサービスを利用したい者がメールサービスの提供者に利用申請を行う(SU1)。これを受けたメールサービスの提供者がユーザ登録を行った上(SS1)、該当ユーザに関するメールアカウント情報をメールサービス利用者に通知する(SS2)。通知を受けたメールサービス利用者は、該当ユーザに関するメールアカウント情報を、クライアント装置に手動で設定する(SU2)。これによりメールサービスの利用者は、メールサービスが利用できる状態になる。
ここで、利用申請は、メールサービスのユーザが、所定の用紙に記載し、メールサービスの提供者に郵送等により送付するか、あるいは、WEB経由などにより行う。
また、メールサービスの提供者によるユーザ登録は、メールサーバ装置のメールアカウント情報が、サービス提供者によって手動等で第二のメールアカウント情報格納部P24−1に設定されることを意味する。
一方、メールサービスの利用者によるクライアント装置へのユーザに関する情報の登録は、クライアント装置のメールアカウント情報が、ユーザによって手動等で第一のメールアカウント情報格納部14P−1に設定されることを意味する。
特開平11−341043号公開公報 特開2000−92115号公開公報
しかしながら、上述した関連するメールシステムにおけるメールアカウント情報の設定方法は、効率が悪いという問題があった。
なぜなら、メールサービスの利用者がメールサービスの提供者に利用申請を行い、これを受けたメールサービスの提供者からメールアカウント情報の通知を受け、通知を受けたメールアカウント情報の設定を手動で行わなければならないからである。
さらに、メールアカウント情報のメールクライアント装置に対する設定は、メールサービス利用者が自身でこれを行えないほど、一般的に難解かつ煩雑であるからである。
本発明の目的は、上述した「メールシステムにおけるメールアカウント情報の設定方法は、効率が悪い」という課題を解決するメールシステム、クライアント装置、メールサーバ装置、および生産設備と、メールアカウント情報の設定方法を提供することにある。
本発明のメールシステムは、第一の記憶部と、ユニークな識別情報から第一のメールアカウント情報を生成し、生成された前記第一のメールアカウント情報を前記第一の記憶部に設定する第一のメールアカウント情報生成設定部と、前記第一の記憶部における前記第一のメールアカウント情報を用いてメールサーバ装置とネットワークを介してメール送受信を行うメールクライアント機能制御部とを含むクライアント装置と、
第二の記憶部と、前記ユニークな識別情報から第二のメールアカウント情報を生成し、生成された前記第二のメールアカウント情報を前記第二の記憶部に設定する第二のメールアカウント情報生成設定部と、前記第二の記憶部における前記第二のメールアカウント情報を用いて前記クライアント装置と前記ネットワークを介してメール送受信を行うメールサーバ機能制御部を含むメールサーバ装置と、
を含んで構成される。
本発明のメールアカウント情報の設定方法は、クライアント装置は、ユニークな識別情報から第一のメールアカウント情報を生成し、生成された前記第一のメールアカウント情報をあらかじめ備える第一の記憶部に設定し、前記第一の記憶部における前記第一のメールアカウント情報を用いてネットワークを介してメールサーバ装置とメール送受信を行い、
メールサーバ装置は、前記ユニークな識別情報から第二のメールアカウント情報を生成し、生成された前記第二のメールアカウント情報をあらかじめ備える第二の記憶部に設定し、前記第二の記憶部における前記第二のメールアカウント情報を用いて前記ネットワークを介して前記クライアント装置とメール送受信を行うことを特徴とする。
本発明のクライアント装置は、記憶部と、ユニークな識別情報からメールアカウント情報を生成し、生成された前記メールアカウント情報を前記記憶部に設定するメールアカウント情報生成設定部と、前記記憶部における前記メールアカウント情報を用いてネットワークを介してメールサーバ装置とメール送受信を行うメールクライアント機能制御部とを含んで構成される。
本発明のメールアカウント情報の設定方法は、ユニークな識別情報からメールアカウント情報を生成し、生成された前記メールアカウント情報をあらかじめ備える記憶部に設定し、前記記憶部における前記メールアカウント情報を用いてネットワークを介してメールサーバ装置とメール送受信を行うことを特徴とする。
本発明のメールサーバ装置は、記憶部と、ユニークな識別情報からメールアカウント情報を生成し、生成された前記メールアカウント情報を前記記憶部に設定するメールアカウント情報生成設定部と前記記憶部における前記メールアカウント情報を用いてネットワークを介してクライアント装置とメール送受信を行うメールサーバ機能制御部を含んで構成される。
本発明のメールアカウント情報の設定方法は、ユニークな識別情報からメールアカウント情報を生成し、生成された前記メールアカウント情報をあらかじめ備える記憶部に設定し、前記記憶部における前記メールアカウント情報を用いてネットワークを介してクライアント装置とメール送受信を行うことを特徴とする。
本発明の生産設備は、ユニークな識別情報を発生するユニークな識別情報発生部と、前記ユニークな識別情報からメールアカウント情報を生成するメールアカウント情報生成部と、
予め用意された不揮発性メモリに前記メールアカウント情報を書き込むメールアカウント情報設定部と、
を含んで構成される。
本発明のメールアカウント情報の設定方法は、ユニークな識別情報を発生し、前記ユニークな識別情報からメールアカウント情報を生成し、予め用意された不揮発性メモリに前記メールアカウント情報を書き込むことを特徴とする。
以上説明したように、本発明は、メールシステムにおけるメールアカウント情報の設定効率が向上するという効果がある。
なぜなら、クライアント装置およびメールサーバ装置が、ともに、同一のユニークな識別情報から同一のメールアカウント情報を生成し、各々の装置に自動で設定するようにしたからである。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
(第一の実施形態)
図1は、本発明の第一の実施形態におけるメールシステムの構成を示すブロック図である。
図1を参照すると、本実施の形態のメールシステムは、クライアント装置1、メールサーバ装置2、インターネット3から構成される。
なお、クライアント装置とは、メールクライアント(電子メールソフトウェア)を搭載した装置を意味する。クライアント装置は、PC(Personal Computer)や、携帯電話機などの携帯端末など、メーラを有する情報処理装置全てを含む。
本実施の形態のクライアント装置1は、第一のメールアカウント情報生成設定部10と、第一の記憶部11と、メールクライアント機能制御部12を有する。
クライアント装置1は、図14のクライアント装置1Pと同様、主制御部、操作部、表示部、LANコントローラ、ネットワークプロトコル制御部、ROM、RAM等を含むが、本発明と直接関係しないため、図面と説明を省略する。
第一の記憶部11は、不揮発性メモリで構成され、第一のメールアカウント情報を記憶する第一のメールアカウント情報格納部11−1を含む。この第一の記憶部11は、電子メールソフトウェアによるメール実行時にも、図示しない主制御部により読み出されるものである。
尚、第一のメールアカウント情報には、電子メールアドレス、POP3ユーザ名、POP3パスワード、SMTPサーバ名、SMTP待ち受けポート番号、POP3サーバ名、POP3待ち受けポート番号等がある。詳細は、「背景技術」を参照されたい。
第一のメールアカウント情報生成設定部10は、メールアカウント情報生成部10−1とメールアカウント情報書き込み部10−2とを有する。
メールアカウント情報生成部10−1は、ユニークな識別情報から所定のアルゴリズムにより上述した第一のメールアカウント情報を生成する。
尚、ユニークな識別情報については、詳細を後述する。
メールアカウント情報書き込み部10−2は、生成された第一のメールアカウント情報を第一のメールアカウント情報格納部11−1に書き込む。
尚、第一のメールアカウント情報生成設定部10は、システム初期設定時に、図示しない主制御部から起動されるようにしても良い。
メールクライアント機能制御部12は、第一のメールアカウント情報格納部11−1の第一のメールアカウント情報を用いて、メールサーバ装置2と、SMTPによるメール送信、POP3によるメールボックスの読み出しを行う。
ユニークな識別情報は、予め生産過程で不揮発性メモリの第一の記憶部11に書き込んでおき、メールアカウント情報生成部10−1はこれを読み出すようにしても良い。あるいは、ユニークな識別情報は、装置組み立て後に、予め用意されたコマンド入力により入力し、メールアカウント情報生成部10−1はこれを取得するようにしても良い。
また、アルゴリズムは、それにより生成される第一のメールアカウント情報がユニークであり、ハッキングを防止できるなどのセキュリティに優れていれば、どんな方法であっても良い。
アルゴリズムは、クライアント装置を供給するベンダ(メーカ)が、利用者の便宜とともに製品の差別化を図るための仕掛けであるから、企業秘密の対象となる。具体例は、後述する。
次に、メールサーバ装置2は、第二のメールアカウント情報生成設定部20と、第二の記憶部21と、メールサーバ機能制御部22とを有する。メールサーバ装置2も、図14のメールサーバ装置2Pと同様、主制御部、操作部、表示部、LANコントローラ、ネットワークプロトコル制御部、ROM、RAM、メール保存部等含むが、本発明と直接関係しないため、図面と説明を省略する。
第二の記憶部21は、不揮発性メモリで構成され、第二のメールアカウント情報を記憶する第二のメールアカウント情報格納部21−1を有する。この第二の記憶部21は、電子メールソフトウェアによるメール実行時にも、図示しない主制御部により読み出されるものである。
尚、第二のメールアカウント情報には、ユーザ名(アカウントID)、電子メールアドレス、POP3パスワード等があり、第一のメールアカウント情報における値と同一である。詳細は、「背景技術」を参照されたい。第二のメールアカウント情報は、メールサーバ装置におけるユーザ管理情報であり、メール送受信時のユーザ認証や、図示しないメールボックスの管理に用いられる。
第二のメールアカウント情報生成設定部20は、メールアカウント情報生成部20−1とメールアカウント情報書き込み部20−2とを有する。
メールアカウント情報生成部20−1は、上述したユニークな識別情報から所定のアルゴリズムにより上述した第二のメールアカウント情報を生成する。
メールアカウント情報書き込み部20−2は、生成された第二のメールアカウント情報を第二のメールアカウント情報格納部21−1に書き込む。
メールサーバ機能制御部22は、第二のメールアカウント情報格納部21−1の第二のメールアカウント情報を用いて、クライアント装置1と、SMTPによるメール送信、POP3によるメールボックスの送信を行う。
ユニークな識別情報は、クライアント装置1の運用者からメールサーバ装置2の運用者に何らかの方法で通知される。通知方法は、電話、FAX、メールなど何であっても良い。
ユニークな識別情報は、メールサーバ装置2に予めコマンドを用意しておき、このコマンドにより手入力で入力する方法であっても良いし、何らかの媒体経由で入力しても良い。
アルゴリズムは、メール情報生成部10−1が使用するアルゴリズムと同じである。アルゴリズムは、メール情報生成部10−1が使用するアルゴリズムと違っていても良い。しかし、この場合、生成される第二のメールアカウント情報の値が、第一のメールアカウント情報の対応する項目の値と同一になる方法でなければならない。
ユニークな識別情報は、文字通り唯一無二な値である。しかし、ユニークな識別情報は、全世界で唯一無二な値である必要はない。ユニークな識別情報は、メールサーバ装置2と同じ(あるいは同じ効果を有する)アルゴリズムを使用するクライアント装置の製品の種類の範囲内で唯一無二な値であればよい。例えば、同じアルゴリズムを使用するクライアント装置が、PCとファクシミリ装置であれば、ユニークな識別情報は、PCとファクシミリ装置の範囲で、唯一無二な値であればよい。あるいは、クライアント装置に、アルゴリズムの使用を許可された他のベンダの製品があるならば、ユニークな識別情報は、その製品も含めた範囲で、唯一無二な値であればよい。
逆に、メールサーバ装置2と同じアルゴリズムを使用するクライアント装置1が、1ベンダの1品種であるならば、ユニークな識別情報として、ロット番号(シリアル番号)を使用しても良い。なぜなら、クライアント装置1が、1ベンダの1品種であるため、ロット番号(シリアル番号)を使用しても、ユニークな識別情報として重複することがないからである。
図2は、本実施の形態によるクライアント装置1とメールサーバ装置2の接続例を図示した図である。
クライアント装置1とメールサーバ装置2はインターネット3を介して接続されていて、メールサーバ装置2はSMTPサーバとPOP3サーバを有している。SMTPサーバのドメイン名として「smtp.mail.abcde.fg」、SMTPサーバの待ち受けポートとして「25」が割り当てられている。同様にPOP3サーバのドメイン名として「pop.mail.abcde.fg」、POP3サーバの待ち受けポートとして「110」が割り当てられている。
次に図3は、本実施の形態におけるクライアント装置1およびメールサーバ装置2の動作の流れを示すフロー図である。
尚、前提として、ユニークな識別情報は、予め決定され、サーバ側の運用者に何らかの方法で通知されているものとする。通知方法は、電話、メール、或いは、郵送など、いかなる方法であっても良い。
〈クライアント装置の動作フロー〉
ST1(ステップT1);図1のメールアカウント情報生成部10−1は、ユニークな識別情報から後述する所定のアルゴリズムにより上述した第一のメールアカウント情報を生成する。
ST2(ステップT2);メールアカウント情報書き込み部10−2は、生成された第一のメールアカウント情報を第一のメールアカウント情報格納部11−1に書き込む。
ST3(ステップT3);メールクライアント機能制御部12は、第一のメールアカウント情報格納部11−1の第一のメールアカウント情報を用いて、インターネット3を介してメールサーバ装置2とメールの送受信を行う。
〈メールサーバ装置2の動作フロー〉
SM1(ステップM1);図1のメールアカウント情報生成部20−1は、入力されたユニークな識別情報から上述のアルゴリズムにより上述した第二のメールアカウント情報を生成する。
SM2(ステップM2);メールアカウント情報書き込み部20−2は、生成された第二のメールアカウント情報を第二のメールアカウント情報格納部21−1に書き込む。
SM3(ステップM3);メールサーバ機能制御部22は、第二のメールアカウント情報格納部21−1の第二のメールアカウント情報を用いて、インターネット3を介してクライアント装置1とメールの送受信を行う。
尚、上述したSM1〜SM3の処理は、クライアント装置1の出荷前に行うことが望ましい。なぜなら、この場合、クライアント装置1の購入者は、すぐに、メールの送受信が行えるからである。
次に、図4は、メールクライアント装置1内のメールアカウント情報生成部10−1が、ユニークな識別情報から第一のメールアカウント情報を生成するアルゴリズムの一例を示す動作フロー図である。なお、メールサーバ装置2が第二のメールアカウント情報を生成する場合のアルゴリズムは、このアルゴリズムと同じである。このアルゴリズムは、異なっていても良いが、第二のメールアカウント情報における各項目の値が、第一のメールアカウント情報の同じ項目の値と同一になるアルゴリズムでなければならない。
SR1(ステップR1);メールアカウント情報生成部10−1は、ユニークな識別子を、ある所定の方法で各桁ごとにアナグラム(文字の順序を入れ換えるつづり換え)処理する。
SR2(ステップR2);メールアカウント情報生成部10−1は、アナグラムされた各桁を各桁ごとに用意された文字列変換テーブルで変換をかけ、無作為かつユニークな文字列を生成する。
SR3(ステップR3);メールアカウント情報生成部10−1は、生成された文字列を結合する。
SR4(ステップR4);メールアカウント情報生成部10−1は、結合された文字列を、POP3ユーザ名、POP3パスワードとし、ドメイン名をつけてメールアドレスを生成する。
なお、POP3パスワードは、同じユニークな識別子から、POP3ユーザ名として書き込んだ文字列とは別のアナグラム方式かつ別のテーブル群から生成するのが望ましい。
また、メールアドレスは、POP3ユーザ名と一意的に決定されるドメイン名(メールアドレスの@以降)で構成する。
図5は、0x00〜0x0fまでの数値を無作為な文字列に変換する文字列変換テーブル例を示したものである。この図では、0x00という値が”Abg”という文字列に、0x0cという値が”BJh”という文字列に変換される様を示している。
図6は、ユニークな識別子を無作為な文字列に変換する具体例を示す図である。
この例では、ユニークな識別子が“000102ABCDEF”であることを示している。ユニークな識別子は、ある所定の方法で各桁ごとにアナグラムされる。これを図5で例示されるような方式の各桁ごとの別個のテーブルで変換をかけ(この例におけるユニークな識別子は各桁が0x00〜0x0fまでの値を取ることとする)、無作為かつユニークな文字列を生成する。生成された文字列を結合する。
図7は、メールアカウント情報書き込み部10−2が、クライアント装置1内の第一のメールアカウント情報格納部11−1に書き込んだ第一のメールアカウント情報を図示したものである。
まず、図6で示される方式で作成された文字列をPOP3ユーザ名として書き込む。同様に図6で示される方式で作成された文字列をPOP3パスワードとして書き込む。(このときPOP3ユーザ名として書き込んだ文字列とは、別のアナグラム方式かつ別のテーブル群でPOP3パスワードを生成する。)
SMTPサーバ名、SMTP待ち受けポート番号、POP3サーバ名、POP3待ち受けポート番号は、図2で示されるように既に一意的に決定されている。メールアカウント情報書き込み部10−2は、これを第一のメールアカウント情報格納部11−1の各該当部位に書き込む。メールアドレスは、先に生成したメールユーザID(POP3ユーザ名)と一意的に決定されるドメイン名(メールアドレスの@以降)で構成される。メールアカウント情報書き込み部10−2は、構成されたメールアドレスを、同様に該当部位に書き込む。
以上、クライアント装置1内のメールアカウント情報生成部10−1について説明したが、メールサーバ装置2内のメールアカウント情報生成部20−1についても同様の機能及び動作を有する。すなわち、メールアカウント情報生成部20−1は、同一のユニークな識別子により、第一のメールアカウント情報と同一のユーザ名(アカウントID)、電子メールアドレス、POP3パスワードを含む第二のメールアカウント情報を発生する。
以上説明したように、本実施の形態は、メールシステムにおけるメールアカウント情報の設定効率が向上する効果がある。
なぜなら、クライアント装置およびメールサーバ装置が、ともに、同一のユニークな識別情報から同一のメールアカウント情報を生成し、各々の装置に自動で設定するようにしたからである。
さらに、クライアント装置側およびメールサーバ装置側での運用者の情報管理が容易になる効果がある。
なぜなら、クライアント装置側およびメールサーバ装置側ともに、ユニークな識別情報のみを管理すればよいからである。
さらに、本実施の形態は、メールシステムのセキュリティが向上する効果がある。
なぜなら、メールアドレス、メールユーザID、メールパスワードは、アナグラムおよびテーブル変換で元のユニーク識別子が類推不可な形まで隠蔽されているからである。
さらに、本実施の形態は、保守コストを低減できる効果がある。
なぜなら、メールサービス提供者やメールクライアント装置の出荷元は、メールサービス利用者からの、難解なメールアカウント情報の設定に関する問い合わせに対応したり、出張対応を行ったりする必要がなくなるからである。
(第二の実施形態)
次に、図8は、本発明の第二の実施形態におけるメールシステムのクライアント装置を示す構成のブロック図である。本実施形態のクライアント装置は、図1のメールシステムにおいて、クライアント装置1の第一の記憶部11にユニークな識別情報格納部11A−2を設けた場合に相当する。図1と同じ機能ブロックには、同じ符号を付けている。
クライアント装置1Aは、第一のメールアカウント情報生成設定部10Aと、第一の記憶部11Aと、メールクライアント機能制御部12を有する。
クライアント装置1Aは、図14のクライアント装置1Pと同様、主制御部、操作部、表示部、LANコントローラ、ネットワークプロトコル制御部、ROM、RAM等を含むが、本発明と直接関係しないため、図面と説明を省略する。
第一の記憶部11Aは、不揮発性メモリで構成される。そして、第一の記憶部11Aは、第一のメールアカウント情報を記憶する第一のメールアカウント情報格納部11−1と、ユニークな識別情報を格納するユニークな識別情報格納部11A−2を含む。
第一のメールアカウント情報格納部11−1は、図1のそれと同じであり、メールアカウント情報書き込み部10−2のよって書き込まれる第一のメールアカウント情報を格納する。
ユニークな識別情報格納部11A−2は、予め書き込まれたユニークな識別情報が格納されている。図8では、ユニークな識別情報は、生産設備1Jによって書き込まれる場合を示している。
尚、第一のメールアカウント情報には、電子メールアドレス、POP3ユーザ名、POP3パスワード、SMTPサーバ名、SMTP待ち受けポート番号、POP3サーバ名、POP3待ち受けポート番号等がある。詳細は、「背景技術」を参照されたい。
第一のメールアカウント情報生成設定部10Aは、メールアカウント情報生成部10A−1とメールアカウント情報書き込み部10−2とを有する。
メールアカウント情報生成部10A−1は、ユニークな識別情報格納部11A−2のユニークな識別情報から所定のアルゴリズムにより上述した第一のメールアカウント情報を生成する。メールアカウント情報を生成するアルゴリズムは、図1のメールアカウント情報生成部10−1と同じである。
メールアカウント情報書き込み部10−2は、図1のそれと同じであり、生成された第一のメールアカウント情報を第一のメールアカウント情報格納部11−1に書き込む。
尚、第一のメールアカウント情報生成設定部10Aは、システム初期設定時に、図示しない主制御部から起動されるようにしても良い。
メールクライアント機能制御部12は、図1のメールクライアント機能制御部12と同じである。メールクライアント機能制御部12は、第一のメールアカウント情報格納部11−1の第一のメールアカウント情報を用いて、メールサーバ装置2と、インターネット3を介してSMTPによるメール送信、POP3によるメールボックスの読み出しを行う。
メールサーバ装置2は、図1のメールサーバ装置2と同一であるため、説明を省略する。
次に図9は、クライアント装置1Aの動作の流れを示すフロー図である。
メールサーバ装置2の動作フローは、図3と同じであるので、図3を参照されたい。
〈クライアント装置の動作フロー〉
STA1(ステップTA1);図1のメールアカウント情報生成部10A−1は、ユニークな識別情報格納部11A−2のユニークな識別情報から所定のアルゴリズムにより第一のメールアカウント情報を生成する。
ST2(ステップT2);図3と同じであり、メールアカウント情報書き込み部10−2は、生成された第一のメールアカウント情報を第一のメールアカウント情報格納部11−1に書き込む。
ST3(ステップT3);図3と同じであり、メールクライアント機能制御部12は、第一のメールアカウント情報格納部11−1の第一のメールアカウント情報を用いて、メールサーバ装置2とメールの送受信を行う。
図10は、生産設備(不揮発性メモリ書き込み器)1Jの一実施の形態を示すブロック図である。
生産設備1Jは、ユニークな識別情報発生部11Jとユニークな識別情報書き込み部12Jとから構成される。
ユニークな識別情報発生部11Jは、メールクライアント装置1に割り当てるユニークな識別情報を決定する。ユニークな識別情報とは、他のクライアント装置とは重複しない識別子(例えばロット番号等)であることとする。ユニークな識別情報については、第一の実施形態で詳細に説明しているので、そちらを参照されたい。
ユニークな識別情報書き込み部12Jは、決定されたユニークな識別情報13J−1を不揮発性メモリチップ13Jの所定のエリアに書き込む。
不揮発性メモリチップ13Jは、メールクライアント装置1Aに搭載されると、図8のユニークな識別情報格納部11A−2として使用されるメモリチップである。
尚、ユニークな識別情報格納部11A−2は、第一のメールアカウント情報格納部11−1と同じチップであっても良いし、異なっていても良い。
また、生産設備1Jは、ユニークな識別情報を同時に複数発生させ、複数のチップに、各々異なるユニークな識別情報を書き込むようにしても良い。
図11は、生産設備1Jの動作フロー図である。
SJ1(ステップJ1);ユニークな識別情報発生部11Jにより、メールクライアント装置1Aに割り当てるユニークな識別情報を決定する。
SJ2(ステップJ2);決定されたユニークな識別情報を不揮発性メモリチップ13Jの所定のエリアに書き込む。
本実施の形態では、ユニークな識別情報格納部11A−2を設けたことにより、さらに、メールシステムにおけるメールアカウント情報の設定効率が向上する効果がある。
なぜなら、メールアカウント情報生成部10A−1は、ユニークな識別情報格納部11A−2からユニークな識別情報を読み出すため、生産設備1Jにより、不揮発性メモリチップにユニークな識別情報を予め書き込んでおくことができるからである。生産設備1Jが、複数の不揮発性メモリチップにユニークな識別情報を同時に書き込むようにすれば、より効果的である。即ち、不揮発性メモリチップをクライアント装置に搭載するだけで、ユニークな識別情報格納部11A−2が形成されるため、運用者がクライアント装置1台毎に操作部からユニークな識別情報を手動で入力設定する必要がないからである。
(第三の実施形態)
図12は、本発明の第三の実施形態における生産設備の一実施の形態を示すブロック図である。
生産設備1Qは、ユニークな識別情報発生部11Q、メールアカウント情報生成部12Q、メールアカウント情報設定部13Qを含む。
ユニークな識別情報発生部11Qは、ユニークな識別情報を発生する。ユニークな識別情報については、第一の実施形態で詳細に説明しているので、そちらを参照されたい。メールアカウント情報生成部12Qは、ユニークな識別情報から予め定められたアルゴリズムにより、メールアカウント情報を生成する。メールアカウント情報生成部12Qは、生成されたメールアカウント情報を出力部14Qに出力する。出力部14Qは、メールアカウント情報をメールサーバの運用者がユーザ登録に使用できる形態で出力できるものであれば何でも良い。例えば、プリントアウトでも良いし、メモリ媒体であっても良い。メールアカウント情報は、生産設備1Qの運用者からメールサーバ装置の運用者に何らかの方法で通知される。通知方法は、電話、FAX、メールなど何であっても良い。
アルゴリズムは、第一の実施形態の図1のメール情報生成部10−1が使用するアルゴリズムと同じであって良い。
メールアカウント情報設定部13Qは、予め用意された不揮発性メモリチップ2Qにメールアカウント情報21Qを書き込む。
図13は、生産設備1Qの動作フロー図である。
SQ1(ステップQ1);ユニークな識別情報発生部11Qにより、ユニークな識別情報を発生する。
SQ2(ステップQ2);メールアカウント情報生成部12Qにより、ユニークな識別情報からメールアカウント情報を生成し、出力部14Qに出力する。
尚、出力部14Qに出力されたメールアカウント情報は、生産設備1Qの運用者からメールサーバ装置2の運用者に何らかの方法で通知される。通知方法は、電話、FAX、メールなど何であっても良い。
SQ3(ステップQ3);メールアカウント情報設定部13Qにより、生成されたメールアカウント情報21Qを不揮発性メモリチップ2Qに書き込む。
不揮発性メモリチップ2Qは、図14のクライアント装置1Pの第一の記憶部14Pに搭載されると、第一のメールアカウント情報が書き込まれた第一のメールアカウント情報格納部14P−1として機能する。従って、クライアント装置1Pは不揮発性メモリチップ2Qを第一の記憶部14Pに搭載するだけで良い。
また、図14に示すメールサーバ装置2Pの運用者は、生産設備1Qの生成するメールアカウント情報を生産設備1Qの運用者から通知されると、手入力または、メモリ媒体を通して第二のメールアカウント情報格納部24P−1に入力するだけで良い。
即ち、クライアント装置およびメールサーバ装置は、各々、図14に示す関連するクライアント装置1Pとメールサーバ装置2Pがそのまま使用できる。
以上説明したように、本実施の形態は、第一の実施形態の効果に加え、クライアント装置とメールサーバ装置における、メールアカウント情報の設定コストを低減できる効果がある。
なぜなら、本実施の形態では、クライアント装置、メールサーバ装置ともに、「背景技術」で説明した、図14に示す装置のままでよいからである。
その他の実施形態として、第三の実施形態の生産設備1Qは、メールアカウント情報の代わりに、ユニークな識別情報発生部11Qが発生したユニークな識別情報を出力するようにしても良い。この場合、生産設備1Q側は、メールサーバ装置の運用者にユニークな識別情報を通知し、メールサーバ装置として、第一の実施形態及び第二の実施形態で説明したメールサーバ装置2を使用すればよい。
本実施形態により、第一の実施形態の効果に加え、クライアント装置における、メールアカウント情報の設定コストを低減できる効果がある。
なぜなら、本実施の形態では、クライアント装置は、「背景技術」で説明した、図14に示すクライアント装置1Pのままでよいからである。
上述した第一の実施の形態においては、メール送受信のプロトコルとして、SMTPとPOP3を用いて説明したが、これはメール送受信のプロトコルであればなんでも構わない。例えば、メール送信プロトコルとしてはSMTP−AUTH(Authentication)の採用の代替が考えられる。あるいは、POP3であればAPOP(Authenticated Post Office Protocol)との代替が考えられる。特にこれらを実施すれば、ネットワーク上を流れるパケット上の個人情報が隠蔽されるためセキュリティが高まることはいうまでもない。またPOP3の代替としてIMAP(Internet Message Accsess Protocol)の採用も考えられることを補足しておく。
メールアカウント情報の生成例として、アナグラムおよびテーブル変換を用いる方法を説明したが、アルゴリズムはこれに限らない。ユニークな情報を生成するアルゴリズムであればなんでも良い。
また、メールアカウント情報の生成アルゴリズムは装置固定であるかのように説明したが、例えば生産1000台単位で変換アルゴリズムを変えるようにするようなことも可能である。このとき、メール設定情報が重複しないように考慮する必要があるが、メール情報の生成アルゴリズムをハッキングされるリスクをさらに低減できるため、セキュリティ上有効性が向上する。
本発明の第一の実施形態におけるメールシステムの構成を示すブロック図である。 第一の実施形態におけるメールクライアント装置とメールサーバ装置の接続例を図示した図である。 第一の実施形態におけるクライアント装置およびメールサーバ装置の動作の流れを示すフロー図である。 第一の実施形態におけるメールアカウント情報生成部が、ユニークな識別情報から第一のメールアカウント情報を生成するアルゴリズムの一例を示す動作フロー図である。 0x00〜0x0fまでの数値を無作為な文字列に変換する文字列変換テーブル例を示したものである。 ユニークな識別子を無作為な文字列に変換する具体例を示す図である。 第一のメールアカウント情報格納部に書き込まれた第一のメールアカウント情報の具体例を示す図である。 本発明の第二の実施形態におけるメールシステムのクライアント装置を示す構成のブロック図である。 第二の実施形態におけるクライアント装置の動作の流れを示すフロー図である。 第二の実施形態における生産設備の構成を示すブロック図である。 図10の生産設備の動作を示すフロー図である。 本発明の第三の実施形態における生産設備の構成を示すブロック図である。 図12の生産設備の動作の流れを示すフロー図である。 関連するメールシステムの一例を示すシステム構成図である。 関連するメールシステムにおいて、ユーザがメールサービスを利用する場合の、メールアカウント情報の設定手順を示すフロー図である。
符号の説明
1 クライアント装置
2 メールサーバ装置
10 第一のメールアカウント情報生成設定部
10−1 メールアカウント情報生成部
10−2 メールアカウント情報書き込み部
11 第一の記憶部
11−1 第一のメールアカウント情報格納部
12 メールクライアント機能制御部
20 第二のメールアカウント情報生成設定部
20−1 メールアカウント情報生成部
20−2 メールアカウント情報書き込み部
21 第二の記憶部
21−1 第二のメールアカウント情報格納部
22 メールサーバ機能制御部
3 インターネット
1A クライアント装置
10A 第一のメールアカウント情報生成設定部
10A−1 メールアカウント情報生成部
11A 第一の記憶部
11A−2 ユニークな識別情報格納部
1J 生産設備
11J ユニークな識別情報発生部
12J ユニークな識別情報書き込み部
13J 不揮発性メモリチップ
13J−1 ユニークな識別情報
1Q 生産設備
11Q ユニークな識別情報発生部
12Q メールアカウント情報生成部
13Q メールアカウント情報設定部
14Q 出力部
2Q 不揮発性メモリチップ
21Q メールアカウント情報
1P クライアント装置
11P 主制御部
12P 操作部
13P 表示部
14P 第一の記憶部
14P−1 第一のメールアカウント情報格納部
15P LANコントローラ
16P ネットワークプロトコル制御部
17P メールクライアント機能制御部
18P ROM
19P RAM
2P メールサーバ装置
21P 主制御部
22P 操作部
23P 表示部
24P 第二の記憶部
24P−1 第二のメールアカウント情報格納部
25P LANコントローラ
26P ネットワークプロトコル制御部
27P メールサーバ機能制御部
28P ROM
29P RAM
30P メール保存部
3P インターネット

Claims (28)

  1. 第一の記憶部と、ユニークな識別情報から第一のメールアカウント情報を生成し、生成された前記第一のメールアカウント情報を前記第一の記憶部に設定する第一のメールアカウント情報生成設定部と、前記第一の記憶部における前記第一のメールアカウント情報を用いてメールサーバ装置とネットワークを介してメール送受信を行うメールクライアント機能制御部とを含むクライアント装置と、
    第二の記憶部と、前記ユニークな識別情報から第二のメールアカウント情報を生成し、生成された前記第二のメールアカウント情報を前記第二の記憶部に設定する第二のメールアカウント情報生成設定部と、前記第二の記憶部における前記第二のメールアカウント情報を用いて前記クライアント装置と前記ネットワークを介してメール送受信を行うメールサーバ機能制御部を含むメールサーバ装置と、
    を含むメールシステム。
  2. 前記クライアント装置は、前記ユニークな識別情報を格納する識別情報格納部を前記第一の記憶部に備え、前記第一のメールアカウント情報生成設定部は、前記識別情報格納部に格納された前記ユニークな識別情報から前記第一のメールアカウント情報を生成することを特徴とする請求項1に記載のメールシステム。
  3. 前記第一の記憶部は、不揮発性メモリで構成され、
    さらに、前記メールシステムは、前記ユニークな識別情報を前記不揮発性メモリのメモリチップ単体に書き込む生産設備を含む請求項1乃至2のいずれかに記載のメールシステム。
  4. 前記第一のメールアカウント情報生成設定部は、前記ユニークな識別情報から、予め定められたアルゴリズムに基づいて前記第一のメールアカウント情報を生成するアカウント情報生成部を含む請求項1乃至3のいずれかに記載のメールシステム。
  5. 前記第二のメールアカウント情報生成設定部は、前記ユニークな識別情報から、予め定められたアルゴリズムに基づいて前記第二のメールアカウント情報を生成するアカウント情報生成部を含む請求項4に記載のメールシステム。
  6. 前記アルゴリズムは、前記ユニークな識別情報をアナグラム処理し、アナグラム処理された情報をランダムな文字に文字変換し、変換された文字を結合する処理を含むことを特徴とする請求項4又は5に記載のメールシステム。
  7. 前記ユニークな識別子は、前記クライアント装置のロット番号であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載のメールシステム。
  8. 前記第一のメールアカウント情報は、少なくともメールアドレス、SMTPサーバ名、SMTPポート番号、POPサーバ名、POPポート番号、POP3ユーザ名、POP3パスワードを含むことを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載のメールシステム。
  9. 前記第二のメールアカウント情報は、少なくともメールアドレス、POP3パスワード、POP3ユーザ名を含むことを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載のメールシステム。
  10. クライアント装置は、ユニークな識別情報から第一のメールアカウント情報を生成し、生成された前記第一のメールアカウント情報をあらかじめ備える第一の記憶部に設定し、前記第一の記憶部における前記第一のメールアカウント情報を用いてネットワークを介してメールサーバ装置とメール送受信を行い、
    メールサーバ装置は、前記ユニークな識別情報から第二のメールアカウント情報を生成し、生成された前記第二のメールアカウント情報をあらかじめ備える第二の記憶部に設定し、前記第二の記憶部における前記第二のメールアカウント情報を用いて前記ネットワークを介して前記クライアント装置とメール送受信を行う、
    ことを特徴とするメールアカウント情報の設定方法。
  11. 前記クライアント装置は、前記ユニークな識別情報を格納する識別情報格納部を前記第一の記憶部に備え、前記識別情報格納部に格納された前記ユニークな識別情報から前記第一のメールアカウント情報を生成することを特徴とする請求項10に記載のメールアカウント情報の設定方法。
  12. 前記第一の記憶部は、不揮発性メモリで構成され、生産設備により、前記ユニークな識別情報を前記不揮発性メモリのメモリチップ単体に書き込むことを特徴とする請求項10乃至11のいずれかに記載のメールアカウント情報の設定方法。
  13. 前記第一のメールアカウント情報は、予め定められたアルゴリズムにより前記ユニークな識別情報から生成されることを特徴とする請求項10乃至12のいずれかに記載のメールアカウント情報の設定方法。
  14. 前記第二のメールアカウント情報は、前記アルゴリズムにより前記ユニークな識別情報から生成されることを特徴とする請求項13に記載のメールアカウント情報の設定方法。
  15. 前記アルゴリズムは、前記ユニークな識別情報をアナグラム処理し、アナグラム処理された情報をランダムな文字に文字変換し、変換された文字を結合する処理を含むことを特徴とする請求項13又は14に記載のメールアカウント情報の設定方法。
  16. 前記ユニークな識別子は、前記クライアント装置のロット番号であることを特徴とする請求項10乃至15のいずれかに記載のメールアカウント情報の設定方法。
  17. 前記第一のメールアカウント情報は、少なくともメールアドレス、SMTPサーバ名、SMTPポート番号、POPサーバ名、POPポート番号、POP3ユーザ名、POP3パスワードを含むことを特徴とする請求項10乃至16のいずれかに記載のメールアカウント情報の設定方法。
  18. 前記第二のメールアカウント情報は、少なくともメールアドレス、POP3パスワード、POP3ユーザ名を含むことを特徴とする請求項10乃至17のいずれかに記載のメールアカウント情報の設定方法。
  19. 記憶部と、ユニークな識別情報からメールアカウント情報を生成し、生成された前記メールアカウント情報を前記記憶部に設定するメールアカウント情報生成設定部と、前記記憶部における前記メールアカウント情報を用いてネットワークを介してメールサーバ装置とメール送受信を行うメールクライアント機能制御部とを含むクライアント装置。
  20. 前記ユニークな識別情報を格納する識別情報格納部を前記記憶部に備え、前記メールアカウント情報生成設定部は、前記識別情報格納部に格納された前記ユニークな識別情報から前記メールアカウント情報を生成することを特徴とする請求項19に記載のクライアント装置。
  21. ユニークな識別情報からメールアカウント情報を生成し、生成された前記メールアカウント情報をあらかじめ備える記憶部に設定し、前記記憶部における前記メールアカウント情報を用いてネットワークを介してメールサーバ装置とメール送受信を行うことを特徴とするメールアカウント情報の設定方法。
  22. 前記ユニークな識別情報を格納する識別情報格納部を前記記憶部に備え、前記識別情報格納部に格納された前記ユニークな識別情報から前記メールアカウント情報を生成することを特徴とする請求項21に記載のメールアカウント情報の設定方法。
  23. 記憶部と、ユニークな識別情報からメールアカウント情報を生成し、生成された前記メールアカウント情報を前記記憶部に設定するメールアカウント情報生成設定部と前記記憶部における前記メールアカウント情報を用いてネットワークを介してクライアント装置とメール送受信を行うメールサーバ機能制御部を含むメールサーバ装置。
  24. 前記メールアカウント情報生成設定部は、前記ユニークな識別情報から、予め定められたアルゴリズムに基づいて前記メールアカウント情報を生成するアカウント情報生成部を含む請求項23に記載のメールサーバ装置。
  25. ユニークな識別情報からメールアカウント情報を生成し、生成された前記メールアカウント情報をあらかじめ備える記憶部に設定し、前記記憶部における前記メールアカウント情報を用いてネットワークを介してクライアント装置とメール送受信を行うことを特徴とするメールアカウント情報の設定方法。
  26. 前記メールアカウント情報は、予め定められたアルゴリズムにより前記ユニークな識別情報から生成されることを特徴とする請求項25に記載のメールアカウント情報の設定方法。
  27. ユニークな識別情報を発生するユニークな識別情報発生部と、前記ユニークな識別情報からメールアカウント情報を生成するメールアカウント情報生成部と、
    予め用意された不揮発性メモリに前記メールアカウント情報を書き込むメールアカウント情報設定部と、
    を含む生産設備。
  28. ユニークな識別情報を発生し、前記ユニークな識別情報からメールアカウント情報を生成し、予め用意された不揮発性メモリに前記メールアカウント情報を書き込むことを特徴とするメールアカウント情報設定方法。
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